JP2002303684A - 多光軸光電センサ、その表示制御方法及び表示装置並びに多光軸光電センサシステム - Google Patents

多光軸光電センサ、その表示制御方法及び表示装置並びに多光軸光電センサシステム

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JP2002303684A
JP2002303684A JP2001105938A JP2001105938A JP2002303684A JP 2002303684 A JP2002303684 A JP 2002303684A JP 2001105938 A JP2001105938 A JP 2001105938A JP 2001105938 A JP2001105938 A JP 2001105938A JP 2002303684 A JP2002303684 A JP 2002303684A
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axis photoelectric
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の多光軸光電センサユニットで防護フェ
ンスを作る場合に、出力状態の確認と遮光が生じている
ユニットの特定が容易な多光軸光電センサの表示制御方
法を提供する。 【解決手段】 互いに直列に接続した3つの投光器と、
この3つの投光器と対をなす3つの受光器には、夫々、
光軸調整表示部及び出力表示灯が設けられている。第2
ユニットL2に遮光が生じると、この第2ユニットL2
に属する投光器及び受光器の光軸調整表示部は遮光状態
を表示する。他方、他のユニットL1、L3の光軸調整
表示部は入光状態を表示する。更に、直列に接続された
全ての投光器及び受光器の出力表示灯は、オフ出力状態
であることを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、複数の投光素子
を備えた投光器と、投光素子と同じ数の受光素子を備え
た受光器とを有する多光軸光電センサに関し、より詳し
くは、多光軸光電センサ、その表示制御方法及び表示装
置並びに多光軸光電センサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から広い検出エリアで物体の有無を
検出するのに、投光器と受光器とを1ユニットとした多
光軸光電センサが用いられている。多光軸光電センサの
典型的な使用例を説明すると、工作機械、パンチ機、プ
レス機、鋳造機、自動制御機など作業エリアを多光軸光
電センサで防護フェンスを作り、オペレータの指先など
身体の一部が作業エリアに侵入すると、これを多光軸光
電センサで検知して、オペレータを保護するために、直
ちに機械の動作を停止する及び/又は警報を発するのに
用いられる。
【0003】特開平11−345548号公報には、投
光器又は受光器に1つの赤及び緑に点灯する表示灯を設
け、この表示灯によって、全ての光軸が一致したときに
表示灯を緑色点灯し、少なくとも1つの光軸が遮光した
ときに赤色点灯して出力OFFを表示するのに用いる多
光軸光電センサが記載されている。また、この公報は、
一個の表示灯を点滅表示し、入光数が1光軸のときには
3/10秒間隔で点灯させ、入光数が4光軸の場合には
1/10秒間隔で点灯させ、入光数が7光軸のときには
1/20秒間隔で点灯させるというように、入光光軸数
の割合に応じて点灯速度を変化させることが記載されて
いる。
【0004】また、同公報には、投光器の各投光素子毎
に、これに隣接して一個づつ表示灯を設けた多光軸光電
センサが記載されている。
【0005】同公報は、また、投光器と受光器の双方
に、複数の緑色発光ダイオード(LED)セグメントを
並置した第1の列と、複数の赤色発光ダイオードセグメ
ントを並置した第2の列とを互いに隣接して配置して赤
色又は緑色のバーグラフ表示するための表示器を備えた
多光軸光電センサを開示している。
【0006】このバーグラフ表示形式の表示器は、全
光軸入光のときには緑色LEDの全てを点灯させる、
一部遮光のときには入光光軸の割合に応じて赤色LED
を点灯する数を変える、投光器の異常が検出されたと
きには投光器側の全ての赤色LEDを点滅させる、受
光器の異常が検出されたときには受光器側の全ての赤色
LEDを点滅させる、他の異常が検出されたときには
投光器及び受光器の全ての赤色LEDを点滅させるなど
により、遮光及び異常の双方に対する情報を表示できる
ようになっている。
【0007】この種の多光軸光電センサにあっては、防
護フェンスを作るのに複数のユニットが用いられ、これ
らのユニットは、互いに電気的に接続されて、一つの端
ユニットから警報器などに信号が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の多光軸光電セン
サにあっては、例えば、3つのユニットを用いて防護フ
ェンスを作った場合、第1ユニットの投光器と受光器と
の間で遮光が生じると、この情報は、当該第1ユニット
の表示器に表示される。すなわち、遮光が生じると、こ
の遮光が生じたユニットの表示器によって出力オフ表示
が行われるが他のユニットでは出力オフ表示が行われな
いため、この他のユニットを見ただけでは、出力状態を
把握することができない。
【0009】この問題を解消するために、全てのユニッ
トで出力オフ表示を行うようにした場合、今度は、どの
ユニットが遮光状態であるのかを知ることができなくな
ってしまう、という新たな問題が発生することになる。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記の技術的な
問題を解消することのできる多光軸光電センサ、その表
示制御方法及び表示装置並びに多光軸光電センサシステ
ムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題は、本
発明の一つの観点によれば、光軸調整表示手段が複数の
投光素子を備えた投光器及び/又は複数の受光素子を備
えた受光器に設けられ且つ出力表示手段が前記投光器及
び受光器の少なくともいすれか一方に設けられた多光軸
光電センサユニットを複数用意する工程と、前記複数の
多光軸光電センサユニットの投光器同士を互いに直列に
接続する工程と、前記複数の多光軸光電センサユニット
の受光器同士を互いに直列に接続する工程と、前記直列
に接続された多光軸光電センサユニットの投光器及び/
又は前記受光器に含まれる前記光軸調整表示手段を各ユ
ニット毎に独立して点灯制御する工程と、前記直列に接
続された全て多光軸光電センサユニットの投光器及び/
又は前記受光器に含まれる前記出力表示手段を統一して
点灯制御する工程とを有することを特徴とする多光軸光
電センサの表示制御方法を提供することによって達成さ
れる。
【0012】本発明の他の観点によれば、上記の技術的
課題は、本発明の方法発明にかかる方法の実施に用いら
れる、光軸調整手段と出力表示手段を備えた投光器と、
光軸調整手段と出力表示手段を備えた受光器とを含む多
光軸光電センサを提供することによって達成される。
【0013】本発明の別の観点によれば、上述した技術
的課題は、複数の投光素子を有する投光器と、複数の受
光素子を有する受光器とを含む複数の多光軸光電センサ
ユニットを互いに接続して使用するための多光軸光電セ
ンサシステムであって、前記多光軸光電センサユニット
の投光器又は受光器の少なくともいずれか一方に設けら
れた光軸調整表示手段と、前記多光軸光電センサユニッ
トの投光器又は受光器の少なくともいずれか一方に設け
られた出力表示手段と、前記複数の多光軸光電センサユ
ニットの投光器同士を直列に接続すると共に受光器同士
を直列に接続するための接続手段と、該直列に接続され
た複数の多光軸光電センサユニットの前記光軸調整表示
手段の表示を各センサユニット毎に独立して制御する光
軸調整表示状態制御手段と、前記直列に接続された複数
の多光軸光電センサユニットの前記出力表示手段の表示
を、前記直列に接続された複数の多光軸光電センサユニ
ットの群において統一して制御する出力表示状態制御手
段とを有することを特徴とする多光軸光電センサシステ
ムを提供することによって達成される。
【0014】本発明の更に別の観点によれば、上述した
技術的課題は、複数の投光素子を有する投光器と、該投
光器の複数の投光素子の各々からの光を受光するための
複数の受光素子を有する受光器とかならなる多光軸光電
センサユニットであって、前記投光器と受光器の少なく
ともいずれか一方に設けられ、多光軸光電センサユニッ
トでの光軸の調整度合いを表示する光軸調整表示手段
と、前記投光器と受光器の少なくともいずれか一方に設
けられ、少なくとも多光軸光電センサユニットにおける
出力状態を表示する出力表示手段とを含む多光軸光電セ
ンサユニットと、複数の前記多光軸光電センサユニット
を接続した際、その接続状態のなかで直列的に接続され
た多光軸光電センサユニット群においては、これに含ま
れる各センサユニットに設けられた前記光軸調整表示手
段の表示状態を各センサユニットを単位にして他のセン
サユニットから独立して制御する光軸調整表示状態制御
手段と、複数の前記多光軸光電センサユニットを接続し
た際、その接続状態のなかで直列的に接続された多光軸
光電センサユニット群においては、これに含まれる各セ
ンサユニットに設けられた前記出力表示手段の表示状態
を、前記直列的に接続された多光軸光電センサユニット
の群を単位にして、これに含まれる全ての多光軸光電セ
ンサユニットの前記出力表示手段を統一して制御する出
力表示状態制御手段とを含むことを特徴とする多光軸光
電センサの表示装置を提供することにより達成される。
【0015】すなわち、本発明によれば、出力表示手段
は、一つの群を構成する直列に接続された全てのユニッ
ト間で統一的に制御され、他方、光軸調整表示手段は、
各ユニットで個別的に制御される。したがって、直列に
接続された複数のユニットのいずれかで遮光が発生した
ときに、直列に接続された全てのユニットのいずれかの
ユニットを見ることで、外部機器に向けたオフ出力の状
態を確認することができる。他方、光軸調整表示手段は
個別的に制御されるため、各ユニットの光軸調整表示手
段を確認することで、遮光が発生したユニットを特定す
ることができる。
【0016】本発明の適用可能なユニットとしては、複
数の投光素子を備えた投光器と複数の受光素子を備えた
受光器とを含む多光軸光電センサユニットであって、前
記投光器又は受光器に設けられ、前記多光軸光電センサ
ユニットの光軸の調整度合いを表示するための光軸調整
表示手段と、前記投光器又は受光器に設けられ、前記多
光軸光電センサユニットの出力状態を表示するための出
力表示手段と、前記光軸調整表示手段を制御するための
光軸調整表示制御手段と、前記出力表示手段を制御する
ための出力表示制御手段と、前記出力表示手段を含む前
記投光器又は受光器に設けられ、隣接する多光軸光電セ
ンサユニットとの間で前記出力表示手段の表示情報の授
受を行うための通信線を接続するための接続ポートとを
有し、複数の前記多光軸光電センサユニットを接続した
ときに、前記光軸調整表示手段による表示を各センサユ
ニット毎に独立して制御可能であると共に、前記出力表
示手段による表示を前記複数のセンサユニット間で統一
して制御可能であることを特徴とする多光軸光電センサ
ユニットであってもよく、本発明は、このような特徴を
含む投光器又は受光器を含むことができる。
【0017】本発明の適用可能な他のユニットとして
は、複数の投光素子を備えた投光器と複数の受光素子を
備えた受光器とを含む多光軸光電センサユニットであっ
て、前記投光器及び受光器に設けられ、前記多光軸光電
センサユニットの光軸の調整度合いを表示するための光
軸調整表示手段と、前記投光器又は受光器に設けられ、
前記多光軸光電センサユニットの出力状態を表示するた
めの出力表示手段と、前記光軸調整表示手段を制御する
ための光軸調整表示制御手段と、前記出力表示手段を制
御するための出力表示制御手段と、前記投光器及び受光
器に設けられ、これら投光器と受光器との光軸調整表示
情報を共通化させるために該情報の授受を行うための通
信線を接続するための光軸調整表示情報用接続ポート
と、前記出力表示手段を含む前記投光器又は受光器に設
けられ、隣接する多光軸光電センサユニットとの間で前
記出力表示情報を共通化させるために該情報の授受を行
うための通信線を接続するための出力表示情報用接続ポ
ートとを有し、複数の前記多光軸光電センサユニットを
接続したときに、前記光軸調整表示手段による表示を各
センサユニット毎に独立して制御可能であると共に、前
記出力表示手段による表示を前記複数のセンサユニット
間で統一して制御可能であることを特徴とする多光軸光
電センサユニットであってもよく、本発明は、このよう
な特徴を含む投光器又は受光器を含むことができる。
【0018】本発明の適用可能な別のユニットとして
は、複数の投光素子を備えた投光器と複数の受光素子を
備えた受光器とを含む多光軸光電センサユニットであっ
て、前記投光器及び受光器に設けられ、前記多光軸光電
センサユニットの光軸の調整度合いを表示するための光
軸調整表示手段と、前記投光器及び受光器に設けられ、
前記多光軸光電センサユニットの出力状態を表示するた
めの出力表示手段と、前記光軸調整表示手段を制御する
ための光軸調整表示制御手段と、前記出力表示手段を制
御するための出力表示制御手段と、前記投光器及び受光
器に設けられ、これら投光器と受光器との光軸調整表示
情報を共通化させるために該情報の授受を行うための通
信線を接続するための光軸調整表示情報用接続ポート
と、前記投光器及び受光器に設けられ、隣接する多光軸
光電センサユニットとの間で出力表示情報を共通化させ
るために該情報の授受を行うための通信線を接続するた
めの出力表示情報用接続ポートとを有し、複数の前記多
光軸光電センサユニットを接続したときに、前記光軸調
整表示手段による表示を各センサユニット毎に独立して
制御可能であると共に、前記出力表示手段による表示を
前記複数のセンサユニット間で統一して制御可能である
ことを特徴とする多光軸光電センサユニットであっても
よく、本発明は、このような特徴を含む投光器又は受光
器を含むことができる。本発明の上記の目的及び他の目
的や利点は以下の本発明の好ましい実施例の説明から明
らかになろう。
【0019】
【実施例】図1、図2は、本発明を適用可能な多光軸光
電センサユニット1を示すものである。図1は、対をな
す投光器2と受光器3とを信号線又は通信線4で連結し
たユニット1の斜視図である。図2は、投光器2及び受
光器3のブロック図である。
【0020】図1から理解できるように、投光器2及び
受光器3は細長い断面略矩形のケース5、6を備え、ケ
ース5、6は、夫々、その互いに対向する面に、等間隔
に離間した複数の投光素子7、受光素子8が配設されて
いる。
【0021】投光器2及び受光器3は、共に、ケース
5、6に、複数の発光ダイオード(LED)セグメント
を上下に並置した光軸調整表示部9が設けられ、LED
セグメントは例えば赤色又は緑色に発光する2色発光ダ
イオードが採用される。また、ケース5、6には、例え
ば通常時には緑色に発光し、他方、通常時以外の、予定
されていない光軸が遮光又は受光したような場合又はシ
ステムそのものがフェールしたような場合には赤色に発
光するLEDからなる出力表示灯つまりオン/オフ表示
灯10が設けられている。
【0022】複数の発光ダイオードセグメントからなる
光軸調整表示部9の表示形式としては、特に限定するも
のではないが、例えば、ユニット1における投光器2の
光軸が受光器3に全て入光しているときには、全てのL
EDセグメントが緑色に発色する。一部の光軸が遮光さ
れたときには、遮光された光軸の割合、換言すれば入光
した光軸の割合に応じた数のセグメントが下から赤色に
発光し、遮光された光軸に応じた数のセグメントが上か
ら消灯する。すなわち、入光率が大きくなるに従って又
は光軸調整の度合いに応じて赤色のバーが上方に延びる
バー形式の表示を行う。
【0023】図2を参照して、投光器2は、N個の発光
ダイオードなどからなる投光素子7を駆動するN個の投
光回路12と、これらの投光回路12を時分割でスキャ
ンする投光素子切替回路13と、投光器2を全体制御す
る投光器制御回路14とを備え、投光器制御回路14か
ら光軸調整表示部9及び出力表示灯10に制御信号が出
力される。
【0024】また、投光器制御回路14には、クロック
発生回路15からのクロック信号が入力され、N個の投
光素子7を順次発光させる投光タイミングを生成する。
すなわち、N個の投光素子7は、例えば、図1を参照し
て説明すれば、最下端の投光素子7から最上端に位置す
る投光素子7に向けて順次、所定のタイミングで発光す
る。
【0025】投光器2は、更に、受光器3との双方向の
信号の送受信を制御する第1投光器通信制御回路16
と、直列に接続した投光器(図2では図示せず)との間
の通信を制御する第2投光器通信制御回路17と、並列
的に接続した別ユニットの受光器(図2では図示せず)
との間でタイミング信号を受信するタイミング受信回路
18とを備えている。
【0026】他方、受光器3は、N個の発光ダイオード
などからなる受光素子8を駆動するN個の受光回路20
と、これらの受光回路20を時分割でスキャンする受光
素子切替回路21と、増幅回路22と、受光器3を全体
制御する受光器制御回路23とを備え、受光器制御回路
23から光軸調整表示部9及び出力表示灯10に制御信
号が出力される。
【0027】また、受光器制御回路23には、クロック
発生回路24からの信号が入力され、N個の受光素子8
を順次受光可能にし、選択された受光素子8以外は受光
不能にする。すなわち、N個の受光素子8は、例えば、
図1を参照して説明すれば、最下端の受光素子8から最
上端に位置する受光素子8に向けて順次、所定のタイミ
ングで受光可能な状態が生成される。
【0028】受光器3は、更に、投光器2との双方向の
信号の送受信を制御する第1受光器通信制御回路26
と、直列に接続した受光器(図2では図示せず)との間
の通信を制御する第2受光器通信制御回路27と、並列
的に接続した別ユニットの投光器(図2では図示せず)
にタイミング信号を送信するタイミング送信回路28と
を備えている。受光制御回路23で生成された遮光信号
は、出力回路29を介して、例えば、ユニット1で囲ま
れたプレス装置の制御ユニットや警報灯などの外部機器
(図示せず)に送出される。
【0029】ユニット1を利用して複数のユニット同士
を連結する例を図3に示す。図3の左下に位置するユニ
ット1を中心にして説明すると、この左下のユニット1
に対して、特に個数は制限されるものではないが、2つ
のユニット1が直列に増設されて、第1の直列ユニット
群が形成されている。また、図3の左下のユニット1に
対して右下のユニット1が並列に増設され、この右下の
ユニット1に対して、特に個数は制限されるものではな
いが、一つのユニット1が直列に増設されている。
【0030】図3に例示のシステムおいて、左側に位置
する第1の直列群のユニットには「L」を付し、並列に
増設した右側に位置する第2の直列群のユニットには
「R」を付してあり、各群に属するユニットには、下か
ら上に向けて順に番号を付記してこれらを識別してあ
る。
【0031】第1直列群の最も下のユニットL1は、こ
の第1直列群の増設ユニットL2、L3に対して親機と
して動作する。他方、増設第2直列群の最も下のユニッ
トR1は、この第2直列群の増設ユニットR2に対して
親機として動作する。
【0032】先ず、第1直列群の配線について説明する
と、第1群の親ユニットL1の投光器2と受光器3と
は、その各々に設けられた第1、第2接続ポート(図示
せず)を介してユニット間通信線CL1によって接続さ
れている。
【0033】第1群の親ユニットL1と、その上に図示
した第1番目の子ユニットである第2ユニットL2と
は、投光器2同士及び受光器3同士が、その各々に設け
られた第3(5)、第4(6)接続ポート(図示せず)
を介して直列増設用通信線CL2によって接続されてい
る。
【0034】第2ユニットL2と、その上に図示した第
2番目の子ユニットである第3ユニットL3とは、投光
器2同士及び受光器3同士が、その各々に設けられた第
3(5)、第5(6)接続ポートを介して直列増設用通
信線CL2によって接続されている。
【0035】次に、図3の右側の増設第2直列群につい
て説明すると、第1ユニット(この第2直列群の親ユニ
ット)R1の投光器2と受光器3とは、第1群の親ユニ
ットL1と同様に、その各々に設けられた第1、第2接
続ポート(図示せず)を介してユニット間通信線CL1
によって接続されている。
【0036】第2群の親ユニットR1と、その上に図示
した子ユニットである第2ユニットR2とは、投光器2
同士及び受光器3同士が、その各々に設けられた第3
(5)、第4(6)接続ポート(図示せず)を介して直
列増設用通信線CL2によって接続されている。
【0037】最後に、第1直列群と、この第1直列群に
対して並列的に増設した第2直列群との接続について説
明すると、各直列群の親ユニットL1、R1同士が次の
ようにして接続されている。すなわち、第1群の親ユニ
ットL1の受光器3と、第2群の親ユニットR1の投光
器2とが、その各々に設けられた第7、第8ポート(図
示せず)を介して並列接続用通信線CL3によって接続
されている。
【0038】これら複数のユニット1の接続関係は、図
4から最も良く理解することができる。すなわち、第1
直列群において、親ユニットL1と第2ユニットL2と
は、親ユニットL1の第2投光器通信制御回路17に接
続された第3ポートと、第2ユニットL2の第1投光器
通信制御回路16に接続された第4ポートとが、直列増
設用通信線CL2によって接続され、また、親ユニット
L1の第2受光器通信制御回路27に接続された第5ポ
ートと、第2ユニットL2の第1受光器通信制御回路2
6に接続された第6ポートとが、直列増設用通信線CL
2によって接続されている。
【0039】同様に、第2ユニットL2と第3ユニット
L3とは、第2ユニットL2の第2投光器通信制御回路
17に接続された第3ポートと、第3ユニットL3の第
1投光器通信制御回路16に接続された第4ポートと
が、直列増設用通信線CL2によって接続され、また、
第2ユニットL2の第2受光器通信制御回路27に接続
された第5ポートと、第3ユニットL3の第1受光器通
信制御回路26に接続された第6ポートとが、直列増設
用通信線CL2によって接続されている。
【0040】第2直列群においても同様であり、親ユニ
ットR1と増設ユニットR2は、親ユニットR1の第2
投光器通信制御回路17に接続された第3ポートと、第
2ユニットR2の第1投光器通信制御回路16に接続さ
れた第4ポートとが、直列増設用通信線CL2によって
接続され、また、第1ユニットR1の第2受光器通信制
御回路27に接続された第5ポートと、第2ユニットR
2の第1受光器通信制御回路26に接続された第6ポー
トとが、直列増設用通信線CL2によって接続されてい
る。
【0041】第1直列ユニット群と増設第2直列ユニッ
ト群とは、次のようにして接続されている。すなわち、
第1群の親ユニットL1の受光器3のタイミング送信回
路28に接続された第7ポートと、第2群の親ユニット
R1の投光器2のタイミング受信回路18に接続された
第8ポートとが、並列増設用通信線CL3によって接続
されている。
【0042】上記のようにして互いに接続された複数の
ユニット1は、各群毎に親ユニットL1、増設親ユニッ
トR1の出力回路29に接続された出力線30によって
外部機器に向けて信号が出力される(図4)。
【0043】第1群の親ユニットL1において、先ず、
投光器制御回路14で同期タイミングが生成され、この
同期タイミングはユニット間通信線CL1を介して、受
光器通信制御回路26を通じて受光器制御回路23に送
られ、この第1群の親ユニットL1の投光器2及び受光
器3のN個の投光回路7及び受光回路20が順に動作す
る。また、受光器制御回路23で受光状態及び出力(遮
光)状態を光軸調整表示部9及び出力表示灯10によっ
て表示すると共に、この表示データは通信線4を介して
投光器制御回路14に入力され、投光器2においても、
対応する受光器3と同一の表示を行う。
【0044】複数のユニットにおける投受光に関し、第
1群の親ユニットL1から先ず第1直列群のユニットに
投光及び受光のタイミング信号が各子ユニットL2、L
3に供給される。すなわち、第1直列ユニット群の全て
の投光素子7における投光完了信号が、親ユニットL1
の投光器2の第1通信制御回路16から、親ユニットL
1の受光器3の第1通信制御回路26を介して受光器制
御回路23に入力される。一方、第1直列ユニット群の
全受光素子8における受光完了信号が、受光器制御回路
23に入力される。このことにより、親ユニットL1の
受光器制御回路23において、投光器2の第1通信制御
回路16からの投光完了信号と、全受光素子8における
受光完了信号とにより正常な投受光動作を確認したら、
タイミング信号発生命令信号をタイミング送信回路28
に送信する。このタイミング送信回路28は、この命令
信号を受け、並列増設用通信線CL3を介して、第2直
列ユニット群の増設親ユニットR1の投光器2のタイミ
ング受信回路に向けてタイミング信号を送信する。これ
により、第1直列群のユニットの投光が完了すると、第
2直列群に属するユニットの投光が開始される。
【0045】すなわち、第1群の親ユニットL1からの
指示によって、先ず、並列的な増設親ユニットR1の投
受光が開始され、この親ユニットR1のN個の投光回路
7及び受光回路20が順に動作し、この第1ユニットR
1の受光が全て完了すると、この情報は第2直列ユニッ
ト群の親ユニットR1の投光器2並びに受光器3に設け
られた第2投光器通信制御回路17と第2受光器通信制
御回路27に夫々送信される。増設親ユニットR1の投
光完了信号並びに受光完了信号を各々受けた第2投光器
通信制御回路17と第2受光器通信制御回路27は、こ
の信号を受けて、第2直列ユニット群の子ユニットR2
の投光器2の第1通信制御回路16と受光器3の第1通
信制御回路26に夫々タイミング信号を送信する。タイ
ミング信号を子ユニットR2の投光器2の第1通信制御
回路16と受光器3の第1通信制御回路26が受け取る
ことにより、この子ユニットR2のN個の投光回路12
及び受光回路20が順に動作する。このようにして第2
直列ユニット群の投受光が全て完了すると、再び、第1
直列ユニット群の投受光が開始される。
【0046】ここに、再び、第1直列ユニット群の投受
光を開始させるための方法としては、第2直列ユニット
群における全ての投受光の完了を並列的な増設親ユニッ
トR1の受光素子制御回路23に認識させ、それに基づ
いて親ユニットR1の第1受光器通信制御回路26並び
に第1通信制御回路16を介して、第1直列ユニット群
の親ユニットL1にタイミング信号を返送してもよく、
或いは第1直列ユニット群にタイマを設定し、第1直列
ユニット群から第2直列ユニット群へタイミング信号を
発信した後、第2直列ユニット群の全ての投受光動作に
必要な時間が経過した後、第1直列ユニット群の投受光
を開始させてもよい。このように、複数の直列ユニット
群が並列的に接続されているようなシステムにおいて、
順次、上流側の直列ユニット群の投受光動作が完了した
後に、下流側の直列ユニット群の動作を開始させるよう
にしているので、一つのユニットの投光が他のユニット
に影響を及ぼすことを防止することができる。
【0047】全てのユニット1に含まれる光軸調整表示
部9及び出力表示灯10が設けられ、その表示は、各ユ
ニット1の制御手段つまり受光素子制御回路23によっ
て制御される。そして、これらの表示に関する表示デー
タは、直列増設用通信線CL2を介して各群毎に親ユニ
ットL1、R1に供給される。すなわち、各群の親ユニ
ットL1、R1は、親ユニットL1、R1に含まれる投
光器2と受光器3との間の表示を統一するために通信す
るだけでなく、直列的に増設した子ユニットとの間にお
いても直列増設通信線CL2を介して光軸調整表示部9
及び出力表示灯10の表示を実質的に制御することがで
きるように、予め決められた通信周期内で各ユニット1
のための時間を割り振りして、順番に他のユニットとの
データの授受を行うようになっている。
【0048】例えば、図3の左上のユニットつまり第1
直列群の第3ユニットL3の受光器3における表示デー
タは、順に、第2ユニットL2の受光器3、親ユニット
L1の受光器3、親ユニットL1の投光器2、第2ユニ
ットL2の投光器2、第3ユニットL3の投光器2に伝
達される。これにより、第3ユニットL3の投光器2及
び受光器3の表示の統一が行われる。すなわち、第3ユ
ニットL3の光軸調整表示部9に関して、この第3ユニ
ットL3で遮光が発生したときには、この遮光の状態
が、第3ユニットL3の投光器2及び受光器3の両者に
夫々設けられた光軸調整表示部9によって表示される。
【0049】また、第1群の第3ユニットL3の出力表
示灯10に関して、その出力表示に関するデータは、第
1直列群の全てのユニットで統一的な表示が行われる。
すなわち、この第3ユニットL3で遮光が発生したとき
には、この第3ユニットL3だけでなく、親ユニットL
1と第2ユニットL2の全ての投光器2及び受光器3に
設けられた出力表示灯10は赤色に発光して、オフ出力
状態を表示する。
【0050】図5は、直列に配置した複数のユニットL
1〜L3の各々に含まれる対の投光器2及び受光器3が
正規に位置決めされ、光軸調整が完了した状態を示す。
この状態では、全ての光軸調整表示部9が緑色に点灯
し、また、出力表示灯10が緑色に点灯する。親ユニッ
トL1の受光器3からは出力線30を介して外部機器
(図示せず)にオン信号(遮蔽物無しの信号)が出力さ
れる。
【0051】図6は、直列に配置した第1群の複数のユ
ニットL1〜L3のうち、第2ユニットL2が遮蔽物I
Sを検出した状態を示す。この遮蔽物ISの存在は、第
2ユニットL2の光軸調整表示部9の一部が赤色に変化
することによって表示される(表示部9にハッチングを
付して図示したのは表示部9が状態変化したことを示す
ためである)。また、全てのユニットL1〜L3の出力
表示灯10は赤色に点灯される(図6で表示灯10にハ
ッチングを付して図示したのは表示灯10が赤色点灯し
たことを示すためにである)。親ユニットL1の受光器
3からは出力線30を介して外部機器にオフ信号(遮蔽
物有りの信号)が出力される。以上の状態変化及び表示
は図7のタイミングチャートから最も良く理解すること
ができる。
【0052】図6では、第1直列ユニット群に対して並
列的に接続された第2直列ユニット群の図示を省いてあ
るが、この第2直列ユニット群R1、R2にあっても同
様であり、仮に第2群の子ユニットR2が遮蔽物ISを
検出すると、この情報が増設親ユニットR1に供給さ
れ、この親ユニットR1から第2群の全ての投光器2及
び受光器3に伝達される。
【0053】これにより、第2直列群に属する投光器2
及び受光器3の光軸調整表示部9及び出力表示灯10が
実質的に制御され、光軸調整表示部9に関しては、第2
ユニットR2の遮光状態に応じて、この第2ユニットR
2の投光器2及び受光器3が統一的に表示される。
【0054】他方、第2直列群に属する投光器2及び受
光器3の出力表示灯10に関しては、第2群の第2ユニ
ットR2の遮光が検出されると、第1直列ユニット群か
ら独立して、この第2直列群に属する全ての投光器2及
び受光器3の出力表示灯10が赤色に発光して、オフ出
力状態を表示する。これに加えて、増設親ユニットR1
から出力線30を介して外部機器にオフ信号が出力され
る。
【0055】すなわち、第1直列群と第2直列群の表示
は、夫々、各群の親ユニットL1、R1によって制御さ
れる。或るユニットで遮光を検出したときには、この遮
光が発生したユニットの投光器2及び受光器3の光軸調
整表示部9は、ユニット単位で、共通した遮光状態を表
示する、と共に遮光状態のユニットの属する直列群の投
光器2及び受光器3の全ての出力表示灯10に関しては
全てオフ出力を表示する。換言すれば、出力表示灯10
に関し、第1直列群と第2直列群とは独立して制御され
る。なお、必要であれば、出力表示灯10に関し、第
1、第2直列ユニット群を全て統一的に表示するように
してもよい。
【0056】以上の説明から理解できるように、出力表
示灯10が全てユニット1の投光器2及び受光器3に設
けられ、各直列ユニット群で統一した表示が行われるの
で出力状態を容易に把握することができる。また、光軸
調整表示部9にあっては各ユニット1毎に独立して制御
されるため、遮蔽物ISによって光軸が遮光されたユニ
ット1を特定するのが容易である。
【0057】光軸調整表示部9及び出力表示灯10が全
てのユニット1の投光器2及び受光器3に設けられてい
るので、例えば受光器3がオペレータから見え難い箇所
に設置されている、投光器2と受光器3との間の離間距
離が大きい場合などであったとしても、オペレータは投
光器、受光器を意識することなく、光軸調整表示部9及
び出力表示灯10によって表示される状態を確認するこ
とができる。
【0058】また、各々の子ユニットの投光器2及び受
光器3での表示が親ユニットとの通信によって実質的に
制御されるため、各ユニット1毎の投光器2と受光器3
との間での配線は不要であることから、複数のユニット
1間の配線を簡素化することができる。
【0059】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、直列に接続した各群のユニットの数は制限されるも
のでなく、更に増設するのであれば、第2ユニットL2
と第3ユニットL3とを直列増設用通信線CL2を用い
て接続したのと同じ方法で、増設ユニットを接続すれば
よい。また、第1直列群に並列的に接続した第2直列群
に加えて、第3、第4の直列ユニット群を同様に増設す
ることができる。
【0060】第1直列群及び第2直列群に分けて、各群
を単位に統一的に出力灯10を制御することに関し、例
えば、エラー状態でユニット1が動作を停止していると
き、及び/又はブランキングでのティーチング中やこの
ティーチングが完了したときに点灯させるようにしても
よく、これらを表示するための別の表示手段を全ての投
光器2、受光器3の少なくともいずれか一方に設けるよ
うにしてもよい。
【0061】各ユニット1毎に独立して表示する光軸調
整表示部9にあっては、ユニット1が故障したときに、
このことを、故障したユニット1の光軸調整表示部9を
用いて表示するようにしてもよい。また、1光軸だけ遮
光されたときに、遮光されたユニット1の光軸調整表示
部9で1光軸遮光を表示するようにしてもよい。また、
投光素子7や受光素子8に付設されるレンズに例えばご
みが付着して光量が不足したような場合に、この光量が
不足しているユニット1の光軸調整表示部9だけを用い
て表示するようにしてもよい。
【0062】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明はこれに限定されることなく、以下の変形例
を包含するものである。 (1)上記の実施例では、各ユニット1の投光器2及び
受光器3に、夫々、光軸調整表示部9及び出力表示灯1
0を設けるようにしたが、光軸調整表示部9を投光器2
又は受光器3のいずれか一方に設け、また、出力表示灯
10を投光器2又は受光器3のいずれか一方に設けるよ
うにしてもよい。この場合、出力表示灯10に関してだ
け、親ユニットL1で実質的に制御するようにすればよ
く、光軸調整表示部9に関しては、各ユニット1で制御
するようにすれば足りる。
【0063】(2)上記の実施例では、親ユニット及び
子ユニットとを区別することなく投光器2及び受光器3
を作ってあるが、これらを親ユニット用と子ユニット用
とに夫々専用器として作る場合には、子ユニットにシフ
トレジスタなどの制御器を設け、この制御器によって子
ユニットの光軸調整表示部9の表示を制御させるように
してもよい。
【0064】(3)上記実施例では、親ユニットL1の
制御手段つまり投光及び受光素子制御回路14、23に
よって、直列に増設した全てのユニットの光軸調整表示
部9及び出力表示灯10の表示を実質的に制御するよう
にしたが、独立した別のコントローラを用意し、この独
立したコントローラによって各直列群の全てのユニット
の光軸調整表示灯9及び出力表示灯10を制御するよう
にしてもよい。
【0065】(4)親ユニットと子ユニットとの区別
は、例えば各ユニットに設けた機能切替スイッチ(親ユ
ニットと子ユニットとの切替)を設けることにより行う
ようにしてもよく、或いは、電源投入時のイニシャルチ
ェックによって親ユニット又は子ユニットを確認して、
内蔵したCPUなどの制御器が、親ユニット又は子ユニ
ットとして割り当てられた役割を判断するようにしても
よい。
【0066】(5)親ユニットと子ユニットとの区別
は、隣接するユニットとの接続のために使用した接続ポ
ートの違いによって確認するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用することのできる多光軸光電セン
サのユニットの斜視図である。
【図2】図1に示すユニットを構成する投光器及び受光
器の内部ブロック図である。
【図3】本発明を適用したユニットの接続方法を説明す
るための図である。
【図4】図3に対応したブロック図である。
【図5】直列に接続した3つのユニットが正常に動作し
ているときの表示状態を説明するための図である。
【図6】直列に接続した3つのユニットのうち第2ユニ
ットの光軸の一部が遮光されたときの表示状態を説明す
るための図である。
【図7】図6に対応したタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 多光軸光電センサユニット 2 投光器 3 受光器 4 通信線 9 光軸調整表示部 10 出力表示灯
フロントページの続き Fターム(参考) 5G055 AA10 AB01 AC02 AD08 AE25 AE32 AE49 AG18 5J050 AA36 BB16 DD03 FF04 FF08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸調整表示手段が複数の投光素子を備
    えた投光器及び/又は複数の受光素子を備えた受光器に
    設けられ且つ出力表示手段が前記投光器及び受光器の少
    なくともいすれか一方に設けられた多光軸光電センサユ
    ニットを複数用意する工程と、 前記複数の多光軸光電センサユニットの投光器同士を互
    いに直列に接続する工程と、 前記複数の多光軸光電センサユニットの受光器同士を互
    いに直列に接続する工程と、 前記直列に接続された多光軸光電センサユニットの投光
    器及び/又は前記受光器に含まれる前記光軸調整表示手
    段を各ユニット毎に独立して点灯制御する工程と、 前記直列に接続された全て多光軸光電センサユニットの
    投光器及び/又は前記受光器に含まれる前記出力表示手
    段を統一して点灯制御する工程とを有することを特徴と
    する多光軸光電センサの表示制御方法。
  2. 【請求項2】 前記直列に接続された第1群の多光軸光
    電センサユニットの他に、この第1群の多光軸光電セン
    サユニットと並列に接続される多光軸光電センサユニッ
    トを用意する工程を更に有し、 該並列に接続された多光軸光電センサユニットの投光器
    及び受光器の少なくとも一方が光軸調整表示手段と出力
    表示手段を備え、また、 該並列に接続された多光軸光電センサユニットの投光器
    及び/又は受光器に含まれる前記光軸調整表示手段を独
    立して点灯制御する工程と、 前記並列に接続された多光軸光電センサユニットの投光
    器及び/又は受光器に含まれる前記出力表示手段を、前
    記直列に接続された第1群の多光軸光電センサユニット
    から独立して点灯制御する工程とを更に有することを特
    徴とする請求項1の多光軸光電センサの表示制御方法。
  3. 【請求項3】前記並列に接続される多光軸光電センサユ
    ニットを複数用意する工程と、 該複数の多光軸光電センサユニットの投光器同士を互い
    に直列に接続すると共に、受光器同士を互いに直列に接
    続して、互いに直列に接続された第2の群を形成する工
    程と、 前記第2の群の多光軸光電センサユニットの投光器及び
    /又は前記受光器に含まれる前記光軸調整表示手段を各
    ユニット毎に独立して点灯制御する工程と、 前記第2の群の多光軸光電センサユニットの投光器及び
    /又は受光器に含まれる前記出力表示手段を、前記第1
    の群の多光軸光電センサユニットから独立して点灯制御
    する工程とを更に有することを特徴とする請求項2の多
    光軸光電センサの表示制御方法。
  4. 【請求項4】 光軸調整手段と出力表示手段を備えた投
    光器と、光軸調整手段と出力表示手段を備えた受光器と
    を含む、請求項1〜3のいずれか一項の多光軸光電セン
    サの表示制御方法の実施に用いられる多光軸光電セン
    サ。
  5. 【請求項5】 前記投光器が、前記受光器との通信を制
    御する第1通信制御回路と、他の投光器との通信を制御
    する第2通信制御手段とを含み、また、 前記受光器が、前記投光器との通信を制御する第1通信
    制御回路と、他の受光器との通信を制御する第2通信制
    御手段とを含むことを特徴とする請求項4の多光軸光電
    センサ。
  6. 【請求項6】 複数の投光素子を有する投光器と、複数
    の受光素子を有する受光器とを含む複数の多光軸光電セ
    ンサユニットを互いに接続して使用するための多光軸光
    電センサシステムであって、 前記多光軸光電センサユニットの投光器又は受光器の少
    なくともいずれか一方に設けられた光軸調整表示手段
    と、 前記多光軸光電センサユニットの投光器又は受光器の少
    なくともいずれか一方に設けられた出力表示手段と、 前記複数の多光軸光電センサユニットの投光器同士を直
    列に接続すると共に受光器同士を直列に接続するための
    接続手段と、 該直列に接続された複数の多光軸光電センサユニットの
    前記光軸調整表示手段の表示を各センサユニット毎に独
    立して制御する光軸調整表示状態制御手段と、 前記直列に接続された複数の多光軸光電センサユニット
    の前記出力表示手段の表示を、前記直列に接続された複
    数の多光軸光電センサユニットの群において統一して制
    御する出力表示状態制御手段とを有することを特徴とす
    る多光軸光電センサシステム。
  7. 【請求項7】 前記直列に接続された複数の多光軸光電
    センサユニットのうち一つのユニットが親ユニットであ
    り、該親ユニットには制御手段が内蔵され、該制御手段
    によって、前記光軸調整表示状態制御手段及び前記出力
    表示状態制御手段が実質的に構成されていることを特徴
    とする請求項6の多光軸光電センサシステム。
  8. 【請求項8】 複数の投光素子を有する投光器と、複数
    の受光素子を有する受光器とを含む複数の多光軸光電セ
    ンサユニットを複数の群に分けて使用するための多光軸
    光電センサシステムであって、 前記多光軸光電センサユニットの投光器又は受光器の少
    なくともいずれか一方に設けられた光軸調整表示手段
    と、 前記多光軸光電センサユニットの投光器又は受光器の少
    なくともいずれか一方に設けられた出力表示手段と、 各群に属する多光軸光電センサユニットの投光器同士及
    び受光器同士を互いに直列に接続するための第1接続手
    段と、 各直列群同士を並列に接続するための第2接続手段と、 各群に属する多光軸光電センサユニットの前記光軸調整
    表示手段の表示を各センサユニット毎に独立して制御す
    る光軸調整表示状態制御手段と、 各群に属する多光軸光電センサユニットの前記出力表示
    手段の表示を、各群毎に統一して制御する出力表示状態
    制御手段とを有することを特徴とする多光軸光電センサ
    システム。
  9. 【請求項9】 前記直列接続された複数の群のうち、一
    つの群に含まれる複数の多光軸光電センサユニットの一
    つが親ユニットであり、該親ユニットには制御が内蔵さ
    れ、該制御手段によって、全ての群に含まれる多光軸構
    成ユニットの前記光軸調整表示状態制御手段及び前記出
    力表示状態制御手段が実質的に構成されていることを特
    徴とする請求項8の多光軸光電センサシステム。
  10. 【請求項10】 複数の投光素子を有する投光器と、該
    投光器の複数の投光素子の各々からの光を受光するため
    の複数の受光素子を有する受光器とかならなる多光軸光
    電センサユニットであって、前記投光器と受光器の少な
    くともいずれか一方に設けられ、多光軸光電センサユニ
    ットでの光軸の調整度合いを表示する光軸調整表示手段
    と、前記投光器と受光器の少なくともいずれか一方に設
    けられ、少なくとも多光軸光電センサユニットにおける
    出力状態を表示する出力表示手段とを含む多光軸光電セ
    ンサユニットと、 複数の前記多光軸光電センサユニットを接続した際、そ
    の接続状態のなかで直列的に接続された多光軸光電セン
    サユニット群においては、これに含まれる各センサユニ
    ットに設けられた前記光軸調整表示手段の表示状態を各
    センサユニットを単位にして他のセンサユニットから独
    立して制御する光軸調整表示状態制御手段と、 複数の前記多光軸光電センサユニットを接続した際、そ
    の接続状態のなかで直列的に接続された多光軸光電セン
    サユニット群においては、これに含まれる各センサユニ
    ットに設けられた前記出力表示手段の表示状態を、前記
    直列的に接続された多光軸光電センサユニットの群を単
    位にして、これに含まれる全ての多光軸光電センサユニ
    ットの前記出力表示手段を統一して制御する出力表示状
    態制御手段とを含むことを特徴とする多光軸光電センサ
    の表示装置。
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