JP2018121843A - Ih調理器用発熱シート - Google Patents

Ih調理器用発熱シート Download PDF

Info

Publication number
JP2018121843A
JP2018121843A JP2017015844A JP2017015844A JP2018121843A JP 2018121843 A JP2018121843 A JP 2018121843A JP 2017015844 A JP2017015844 A JP 2017015844A JP 2017015844 A JP2017015844 A JP 2017015844A JP 2018121843 A JP2018121843 A JP 2018121843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
silicone
cooker
container
heat generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017015844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6839441B2 (ja
Inventor
萩乃 藤田
Hagino Fujita
萩乃 藤田
充由 斉藤
Mitsuyoshi Saito
充由 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Group Holdings Ltd filed Critical Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Priority to JP2017015844A priority Critical patent/JP6839441B2/ja
Priority to PCT/JP2018/001182 priority patent/WO2018142934A1/ja
Priority to TW107102622A priority patent/TW201838569A/zh
Publication of JP2018121843A publication Critical patent/JP2018121843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6839441B2 publication Critical patent/JP6839441B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/12Cooking devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】誘導加熱により発熱する導電シートを含み、この導電シートの発熱を利用して加熱調理を行うIH調理器用発熱シートであって、加熱調理に際しての食材の焦げが有効に防止されたるIH調理器用発熱シートを提供する。【解決手段】IH調理器用発熱シートであって、導電シート3と、該導電シート3の一方の面にシリコーンシート5が積層され、他方の面に塗料層6が形成されており、前記シリコーンシート5及び塗料層6がいずれも放射材を含有していることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、IH調理器による加熱調理に使用されるIH調理器用発熱シートに関する。
近年において、電磁調理器と称される加熱調理器が、ガスコンロなどに代わって広く普及するようになった。この電磁調理器は、IH調理器とも呼ばれ、内部に設けられた電磁誘導加熱コイルにより高周波磁界を発生させ、該調理器の上に置かれた調理用容器に誘起された渦電流によるジュール熱により、調理用容器内に収容された食材、或いは水等の被加熱物を加熱するものである。
このような電磁調理器は、炎を使わずに加熱調理できるため、安全性が高く、さらに汚れの払拭が容易であり、清潔性に優れ、さらに経済性の面でも従来の加熱調理器よりも優れている。
しかしながら、電磁調理器は、その原理上、使用できる調理用器具が限られてしまい、鉄に代表される磁性材料からなる専用器具を使用しなければならない。このため、最近では、磁性材料以外の材料からなる調理用器具、或いは調理用容器が多く提案され、実用化もされている。例えば、特許文献1には、アルミ箔等の金属箔からなる発熱シートをプラスチック製の容器に装着したIH調理器用の加熱調理器が開示されており、この発熱シートとして、アルミ箔等の金属箔にオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂の層を積層した積層発熱シートも提案されている。
前記の発熱シートは、プラスチック製容器の底部に載せただけでは固定されず、加熱調理(煮炊き)に際して、発熱シートが動いてしまうなどの不都合を生じるため、プラスチック製容器の内部の底部にヒートシールにより固定される。従って、金属箔に積層される熱可塑性樹脂の層は、プラスチック製容器の底部に対してヒートシール性を有していることが必要である。
そして、前記のような発熱シートは、容器の底部に固定する必要があるため、使い捨て用途には適していない。また、プラスチック製容器の底部に固定する製造工程を必要としているため、安価に製造することが難しいという問題がある。
本出願人は、前記の発熱シートの機能をさらに発展させ、導電シート(金属箔)とオレフィン系樹脂などにより形成された樹脂シートとの積層シートからなるIH調理器用発熱シートを先に提案しており、かかる発熱シートは特許されている(特許文献2)。この発熱シートは、容器形状に折り込み可能となっており、該発熱シートの折り込みにより形成された容器(発熱容器)を、容器形状の熱可塑性樹脂製の保持具の内部に挿入し、該発熱容器の内部に水や煮炊きする食材を入れ、この状態でIH調理器による加熱調理が行われる。
前記のような発熱シートは、容器形状の熱可塑性樹脂製の保持具にヒートシールにより固定するものではなく、使い捨て用途に適しているという利点があり、このシートの折り込みにより、煮炊き等の加熱調理に適した容器が形成され、これをIH調理器の誘導加熱部に置き、誘導加熱により発熱させて加熱調理が行われる。
そして、かかる発熱シートはある程度の耐熱性を有するが、例えば、被加熱物が食油である揚げ物調理などの高温で調理を行う場合は、より耐熱性の高い樹脂シートを金属箔の一方の面に設けることが必要となる。
そこで、本出願人は、発熱シートに高い耐熱性を付与するため、導電シートと該導電シートの一方の面に形成された厚みが20μm以上のシリコーン樹脂層からなる耐熱性積層シートであって、前記シリコーン樹脂層がシリコーンシートとシリコーン塗料層からなり、該シリコーン塗料層が前記導電シート側に形成されており、IH調理器用の発熱シートとして使用される耐熱性積層シートを提案しており、かかる耐熱性積層シートも同様に特許されている(特許文献3)。
しかしながら、前記のような発熱シートの折り込みにより形成された容器(折り込み発熱容器と呼ぶことがある)を、IH調理器の誘導加熱部に置かれた熱可塑性樹脂製の保持具に保持して、揚げ物調理などの加熱調理を行ったときに、導電シートによる直接伝熱によって食材が部分的に焦げてしまうという問題があった。また、導電シートの発熱上昇がIH調理器の誘導加熱部に設けられているセンサに感知され、IH調理器による温度コントロールが高温となり、その温度コントロールが困難になるという問題もあった。
特開2014−239852号 特許第5788557号 特許第5989846号
従って、本発明の目的は、誘導加熱により発熱する導電シートを含み、この導電シートの発熱を利用して加熱調理を行うIH調理器用発熱シートであって、揚げ物調理などの加熱調理を行ったときに食材の部分的な焦げが有効に防止され、また、IH調理器による温度コントロールが適性になされるIH調理器用発熱シートを提供することにある。
本発明によれば、IH調理器用発熱シートであって、導電シートと、該導電シートの一方の面にシリコーンシートが積層され、他方の面に塗料層が形成されており、前記シリコーンシート及び塗料層がいずれも放射材を含有することを特徴とするIH調理器用発熱シートが提供される。
本発明のIH調理器用発熱シートにおいては、
(1)前記塗料層がシリコーン塗料層であること、
(2)前記放射材が黒色顔料であること、
(3)前記黒色顔料が炭素系顔料であること、
(4)前記シリコーンシート及び前記塗料層を用いた前記IH調理器用発熱シートの300℃における波長5μmでの塗料層側の放射発散度が380W・m−2・μm−1以上であること、
(5)前記シリコーンシートの前記導電シートと反対側の表面に、該シリコーンシートよりも高強度の補強用誘電体片が、該シリコーンシートの表面の一部が露出するように貼り付けられていること、
が好適である。
本発明のIH調理器用発熱シートによれば、IH調理器の誘導加熱部上に配置され、発熱シート上の食材の揚げ物調理などの加熱調理が行われる際に、放射体の放射を食材の加熱に寄与させることにより、導電シートの直接伝熱による食材の部分的な加熱が緩和され、食材の部分的な焦げの発生を有効に回避することができる。
また、上述した加熱調理が行われる際に、導電シートの発熱上昇が放射体の放射によって緩和され、IH調理器の誘導加熱部に設けられているセンサによる温度コントロールが適性になされる。
本発明のIH調理器用発熱シートの断面構造を示す概略図。 図1の発熱シートの平面図。 図1の発熱シートの底面図。 図1の発熱シートにおける補強用誘電体片の貼り付けに用いるブランクシートを示す平面図。 図1の発熱シートを載置する保持部材の半斜視図。 図1の発熱シートを保持部材に載置する手順を示す概略断面図。 図1の発熱シートの300℃における塗料層側の黒体放射束の分布を示す図。
図1〜3に示されているように、本発明のIH調理器用発熱シート(全体として1で示し、以下発熱シートと称す)は、誘導加熱による発熱体として導電シート3を有し、この導電シート3の一方の面には、シリコーンシート5が積層され、導電シート3の他方の面には、塗料層6が形成され、いずれも放射材を含有している。また、シリコーンシート5の導電シート3とは反対側の面には、補強用誘電体片7が貼り付けられている。この発熱シート1は、後述する図5に示されているように、補強用誘電体片7を外面側として容器Aの形態に折り込まれ、誘電体製の保持部材30上に載置された状態でIH調理器の誘導加熱部に置かれるものである。
導電シート3は、アルミ箔等に代表される金属箔から形成されており、この発熱シート1を、シリコーンシート5が下側となるようにIH調理器の誘導加熱部に置き、IH調理器を作動させると、高周波磁界による誘起された渦電流によって導電シート3が発熱する。
また、シリコーンシート5は耐熱性に優れた誘電体であり、導電シート3とIH調理器との直接の接触を防止し、導電シート3の発熱を適度なものとするために形成されるものである。かかるシリコーンシート5は、例えばシリコーンゴムなどからなり、アクリルアルコキシシランやその他のアルコキシシラン等をモノマー成分として含む液状シリコーンなどからなるシリコーンプライマーを用いて、導電シート3、後述する補強用誘電体片7に貼着され、シリコーンプライマーと一体化されている。
上記のようなシリコーンプライマーと一体化されているシリコーンシート5は、この発熱シート1の大きさ等によっても異なるが、一般に、導電シート3上、或いは補強用誘電体片7に塗布するシリコーンプライマーの厚みは、乾燥膜厚で0.05〜2.0μm程度とし、シリコーンゴム層と積層一体化したシリコーンシート5の厚みが20μm以上、好ましくは20〜1000μm、より好ましくは50〜200μmの厚みを有していればよい。
本発明において、上述したシリコーンシート5には、放射材が分散されており、導電シート3が発熱したときにその温度上昇を緩和し、IH調理器の誘導加熱部に設けられているセンサによる温度コントロールが適性になされる。
また、塗料層6は、導電シート3が発熱したときに、放射体の放射を食材の加熱に寄与させ、導電シート3の直接伝熱による食材の部分的な加熱を緩和するため放射材が分散されている。
このような塗料層6は、導電シート3との密着性や耐熱性の観点から、シリコーン塗料により形成されていることが好ましい。このシリコーン塗料は、ビヒクルとして、前述したシリコーンプライマーと同様の液状シリコーンを含む塗料であり、シリコーン塗膜を形成する塗料である。
このような放射材が分散されている塗料層6の厚みは、通常、1〜50μmの範囲にある。この厚みが薄すぎると、放射による食材加熱が不十分となり、焦げを生じ易くなる。また、過度に厚いと、塗料層6が発熱シート1から剥離しやすくなるおそれがある。
上述したシリコーンシート5及び塗料層6に配合されている放射材としては、特に制限されないが、炭素系黒色顔料、酸化物系黒色顔料など、公知の黒色顔料を使用することが好ましい。
例えば、炭素系黒色顔料としては、カーボンブラック、ランプブラック、植物黒、骨黒、黒鉛等を挙げることができ、酸化物系黒色顔料としては、マグネタイト、銅−クロム複合酸化物、銅−クロム−亜鉛複合酸化物などを挙げることができる。本発明においては、特に食品用途に使用されるという観点から、炭素系黒色顔料、特にカーボンブラックが好適に使用される。
上記のようなシリコーンシート5に配合される放射材の量は、発熱シート1の導電シート3の発熱上昇を緩和するように設定され、また、塗料層6に配合される放射材の量は、放射体の放射を食材の加熱に寄与させて、導電シート3の直接伝熱による食材の部分的な加熱を緩和が効果的に行われるように設定することが好ましい。
図7は、発熱シート1の300℃における塗料層6側の黒体放射束の分布を示し、上記のシリコーンシート5及び塗料層6を用いて形成された発熱シート1について、300℃での放射発散度(単位面積当たりの放射束)の分布を示す図であるが、300℃、波長5μmでの放射発散度が380W・m−2・μm−1以上となる量で黒色顔料(カーボンブラック)が配合することにより、食材の部分的な焦げが防止された。
尚、図7において、黒体の放射発散度は、プランクの放射則にしたがって、下記式により求めた理論値である。
E(λ、T)=(2πc/λ)/(ehc/λkT−1)
式中、E:エネルギー密度(W/m・μm)
T:黒体の温度(ケルビン[K])
λ:波長(m)
h:プランク定数(6.625×10−34[J/s])
k:ボルツマン定数(1.38×10−23[J/K])
c:光速(2.9979×10[m/s])
さらに、本発明においては、導電シート3には、IH調理器の動作による誘導加熱によって誘起される渦電流を調整するために、種々の形態のカットラインX1,X2,X3が形成されている。即ち、これらのカットラインは、導電シート3に誘起される渦電流が完全に分断されるように、導電シート3を貫通しシリコーンシート5を残すように線状に形成されるものであり(図1、2参照)、レーザ加工等の公知の手段によって形成される。
この発熱シート1は、通常、全体として円形であるが、折り込みにより、導電シート3側を内面とし、中央円形領域が底部10となり、その周縁の環状領域が周状側壁部13となる形態の容器A(後述する図5参照)を形成し得るようになっている。即ち、このようにして形成される容器Aの大きさは、通常、家庭で煮炊きに使用される鍋と同程度である。
折り込みにより形成される容器の周状側壁部13となる部分(環状領域)の導電シート3には、底部10(中央円形領域)の中心Oとなる部分を起点とする放射状に延びている第1のカットラインX1が等間隔に多数形成されている(図2参照)。この第1のカットラインX1により、折り込みによって形成された容器の周状側壁部13の導電シート3を流れる渦電流の誘起を低減、或いは遮断し、周状側壁部13の過度の発熱を防止し、適温で加熱調理(煮炊き)を行うことが可能となるばかりか、周状側壁部13に接触している誘電体製の保持部材30(後述する図5及び図6参照)の加熱による損傷を有効に防止することができる。
このような第1のカットラインX1は、折り込みにより形成される容器サイズに応じて、加熱調理に際して高周波磁界により誘起される渦電流を低減、或いは遮断できる本数を適宜選択すればよい。一般には、2本以上、好ましくは3本〜40本である。また、図2において、第1のカットラインX1は、放射状に延びているが、渦電流を低減、或いは遮断できる限りにおいて、曲線状、或いは他の形状に形成されていてもよい。
また、図2に示すように、このように形成される容器の底部10となる領域には、底部中心Oを中心とする同心円状の第2のカットラインX2を複数本形成することが好適である。即ち、このカットラインX2は、折り込みによって形成された容器Aの底部10に相当する導電シート3に流れる渦電流を各領域ごとに分断し、底部10の過度な発熱を防止するため、適温で煮炊き等の加熱調理を行う上で効果的である。このような第2のカットラインX2の数は、特に制限されないが、通常、数本でよい。
さらに、図2に示されているように、前記第2のカットラインX2の最小径カットラインで囲まれる領域には、該第2のカットラインX2の最小径カットラインに延びる第3のカットラインX3が形成されている。即ち、この第3のカットラインX3は、底部10の中心部分に誘起される渦電流を低減、或いは遮断し、加熱調理(煮炊き)に際して、底部10の中心部分の部分的な加熱による突沸を有効に防止するものである。
このような第3のカットラインX3は、誘起される渦電流を低減、或いは遮断する方向、即ち、第2のカットラインX2の最小径カットラインに延びていればよく、例えば、図2では、弧状に形成されているが、直線状に形成されていてもよく、さらに、その本数も制限されない。
そして、第1のカットラインX1は、第2のカットラインX2の最大径カットラインと接触しておらず、且つ、第2のカットラインX2は何れも有端状、即ち円弧状に形成することができ、さらに、第3のカットラインX3は第2のカットラインX2に接触していない。このようなパターンは、特にカットラインを形成する際に生じるシリコーンシート5の破損を確実に防止できるという利点がある。
具体的に説明すると、第1のカットラインX1は、第2のカットラインX2の最大径カットラインの位置まで延びておらず、第1のカットラインX1の端部X1aと第2のカットラインX2の最大径カットラインとの間にクリアランスαが存在している。また、この第2のカットラインX2の最大径カットラインは、完全な無端状となっておらず、一部が欠落した円弧状で端部X2a,X2aが形成されており、この端部間にクリアランスαが存在している。同様に、第3のカットラインX3は、第2のカットラインX2の最小径カットラインの位置まで延びておらず、第3のカットラインX3の端部X3aと第2のカットラインX2の最小径カットラインとの間にクリアランスαが存在している。
即ち、導電シート3を貫通するカットラインX1〜X3は、レーザ照射による加工(レーザ加工)により形成されるが、これらのカットライン同士が接触する部分では、レーザ加工が重ねて行われるため、被加熱物(導電シート:アルミ箔等の金属箔)による熱によって、この部分で下地のシリコーンシート5が破損し、穴が開いてしまうなどの不都合を生じ易い。これは、第2のカットラインX2のように、ラインが完全な円形(無端状)に形成されている場合も同様である。完全に無端状とするためには、レーザ加工により形成されるラインの終端部でレーザ加工が重ねて行われることとなるからである。
しかしながら、図2の態様では、第1〜第3のカットラインX1〜X3は、互いに接触しておらず、その間には一定のクリアランスαが形成されており、また、第2のカットラインX2も一部が切欠かれてクリアランスαが形成されている。これにより、レーザ加工が重ねて行われることによる過度の加熱を防止することができ、レーザ加工によるシリコーンシート5の破損を有効に防止することができる。
上記のようなクリアランスαは、これが大きくなると、カットラインX1〜X3による上述した効果が低下する。従って、このクリアランスαは、適度な大きさとすべきであり、一般に、0.5〜1.0mm程度とするのがよい。
さらに、上記の第2のカットラインX2の最大径カットラインにおけるクリアランスαにおいては、カットラインの延長線上から外方に向かって短い漏洩防止カットラインYを形成する。これにより、最大径カットライン内の渦電流の低減(外周への漏洩)、或いは遮断効果の低下をより一層抑制することができる。一方、第2のカットラインX2の最小径カットラインにおけるクリアランスαにおいては、カットラインの延長線上から内方に向かって短い漏洩防止カットラインYを形成する。これにより、最小径カットライン内に誘起される渦電流を低減、或いは遮断し、加熱調理(煮炊き)に際して、中心部分の部分的な加熱による突沸をより一層有効に防止することができる。
尚、この漏洩防止カットラインYの長さは、カットラインの延長線上から0.5〜2.0mm程度とするのがよい。
上記のような基本構造を有している発熱シート1において、本発明では、図1に示されているように、シリコーンシート5の表面(導電シート3とは反対側の面)に、補強用誘電体片7が貼り付けられていることが好適である。
即ち、前述した導電シート3とシリコーンシート5との2層構造により発熱シート1を形成した場合、これを折り込んで形成した容器Aに食材等を入れると、この容器が型崩れしてしまうという不都合がしばしば生じる。例えば、図6に示されているように、保持具30内に、発熱シート1の折り込みにより形成された容器Aを置いて食材を入れ、IH調理器により加熱調理を行う場合、容器Aを保持具30の形状に沿ってセット、或いは安定した状態にセットすることができず、加熱調理が困難となってしまうことがある。
しかるに、本発明においては、シリコーンシート5の表面に補強用誘電体片7が設けられているため、補強用誘電体片7を外面側とした折り込みにより、形態が安定した容器Aを形成することができる。即ち、ひだ折り等によって容器Aを形成したとき、隣同士のひだ面のそれぞれに補強用誘電体片7(後述する複数の突片23)を存在させることができ、これにより、上記容器Aの形態が安定的に保持される。
従って、本発明によれば、保持具30内に、折り込みにより形成された容器Aを置いて食材を入れ、IH調理器により加熱調理を行う場合、上記容器Aを保持具30の形状に沿ってセット、或いは安定した状態にセットすることでき、IH調理器による加熱調理を安定して行うことが可能となる。
上記の補強用誘電体片7は、シリコーンシート5と同様、通電しない材料から形成されるが、シリコーンシート5よりも強度が大きくなければならない。この補強用誘電体片7がシリコーンシート5よりも低強度の材料で形成されると、補強効果が不十分となり、折り込みにより形成される容器Aの形態保持性が不十分となってしまう。
従って、この補強用誘電体片7は、通電しない高強度の材料により形成され、シリコーンシート5の強度によっては、PETやPEN等のポリエステル樹脂などにより形成されていてもよいが、一般的には、安価であることなどから、紙製であることが最適である。
また、上記の補強用誘電体片7は、この発熱シート1の折り込みによって形成された容器AをIH調理器上に置いたとき、導電シート3とIH調理器との間に位置することになる。従って、この補強用誘電体片7は、IH調理器7による導電シート3の発電(或いはセンサによる過熱時の発電停止など)を阻害せず、且つ容器形状への折り込みを阻害するようなものであってはならない。
従って、かかる補強用誘電体片7の厚みは、例えば0.1〜5mm程度の厚みであると同時に、シリコーンシート5の全面を被覆せず、図3に示されているように、その一部を露出しておくことが必要である。
例えば、図3に示されているように、この補強用誘電体片7は、リング状基部21と、リング状基部21の外側において、放射状に延びている複数の突片23とから構成されており、このような形態でシリコーンシート5の裏面(導電シート3とは反対側の面)に貼り付けられている。
リング状基部21は、発熱シート1を折り込んで容器A(図5及び図6参照)を形成した時、この容器Aの底部10を画定するものであり、複数の突片23は、容器Aの側壁部13に対応する部分に位置しており、中心O(底部10の中心に相当)を起点として放射状に延びているが、リング状基部21の内側には形成されていない。
図3から理解されるように、リング状基部21で囲まれる領域では、シリコーンシート5の表面が露出しており、これにより、容器AがIH調理器上に置かれたとき、IH調理器の作動により、シリコーンシート5を介して導電シート3が発熱し、また、加熱調理中に、容器Aの底部10が異常に高温になったとき、IH調理器に設けられているセンサが検知してIH調理器の可動が停止する。
また、容器Aの側壁部13に対応する部分(即ち、リング状基部21の外側)に位置している補強用誘電体片7の複数の突片23は、互いに間隔を置いて設けられている。これにより、図5(b)に示されているように、ひだ折り等により折り込んで容器Aを形成した時、ひだ折りされた側壁部13の各面のそれぞれに、突片23が存在し、隣り合う突片23同士が重なり、この発熱シート1により形成された容器Aの形状を安定に保持することができる。
尚、補強用誘電体片7の複数の突片23が互いに連なっていると、容器Aの形状に折り込むことが困難となるため、前述したように互いに間隔を置いて設けることが重要である。
補強用誘電体片7の突片23の数は、容器Aへの折り込み易さと形態保持性とを考慮して決定される。例えば、突片23の数が多すぎると、隣り合う突片23の間隔が狭くなってしまうため、容器Aの形状に折り込み難くなってしまい、突片23の数が少なすぎると、補強効果が希薄となり、形態保持性が損なわれてしまうおそれがある。具体的な突片23の数は、折り込みにより形成する容器Aの大きさ(発熱シート1の大きさ)等によっても異なり、一概に規定することはできないが、容器Aの大きさを一般家庭で使用する鍋と同程度の大きさとする場合では、通常、9〜27本程度である。
さらに、容器Aの形態保持性をより強固なものとするためには、上記のような突片23の数を奇数とすることが望ましい(図3の例では、突片23の数は19本である)。即ち、図3に示されているように、中心Oを通って径方向に延びる仮想直線Lを想定すると、突片23の数を偶数に設定した場合、この直線Lは、突片23と非接触で延びてしまうが、突片23の数を奇数とした場合、この仮想直線Lは、必ず、突片23と接触する。このことから理解されるように、突片23の数が偶数の場合、この仮想直線Lを折れ線として、この積層発熱シート1が容易に2分断されるため、加熱調理前に、このような折れ線が偶発的に形成されてしまい、この結果、容器Aの形態保持性が低下する。一方、突片23の数を奇数に設定すると、仮想直線Lは、図3に示されているように、突片23と接触するため、この突片23が抵抗となり、仮想直線Lによる折れ線の形成を阻止することができ、容器Aの形態保持性をより高めることができる。
また、本発明においては、上記のような突片23は、リング状基部21と適宜の間隔Dを有していることが好ましく、1.0〜20mm程度の間隔に設定される。この間隔Dが小さ過ぎると、打ち抜き等によって補強用誘電体片7を作製した時或いはこの補強用誘電体片7をシリコーンシート5の表面に貼り付けるとき、破損や変形等を生じ易くなってしまう。また、この間隔Dが大き過ぎると、発熱シート1が座屈するなどの補強効果が低下するおそれがある。
また、発熱シート1の折り込み易さという点で、突片23は、リング状基部21の外周縁に連結していないことが望ましいが、全ての突片23がリング状基部21から分離していると、この補強用誘電体片7をシリコーンシート5の表面に貼り付ける場合、リング状基部21と複数の突片23をバラバラな状態で別々に貼り付け作業を行わなければならない。このため、一部の突片23がリング状基部21に細い連結部25により連結された構造とすることが好ましい。このような構造とすることにより、発熱シート1の容器Aへの折り込み易さ、容器Aの形態保持性を損なうことなく、突片23とリング状基部21とを一体としてシリコーンシート5の表面に貼り付けることができる。因みに、図3の例では、19本中、3本の突片23がリング状基部21に連結されている。
尚、シリコーンシート5の表面への補強用誘電体片7の貼り付けは、その材質に応じて、適宜接着剤を用いて行うことができるが、通常、シリコーンシート5の導電シート3への貼着と同様、シリコーンプライマー(硬化性シリコーン樹脂、特にアクリルシリコーン樹脂のオリゴマー)を接着剤として使用して一体化することが好適である。
本発明において、上記のような形態を有する発熱シート1は、例えば、図4に示す形態の補強用誘電体片7を形成するためのブランクシートBを作成しておき、このブランクシートBを用いて容易に製造することができる。
このブランクシートBは、図4に示されているように、紙等の誘電体シートを打ち抜いて作成されたものであり、打ち抜かれている部分27が、補強用誘電体片7を貼り付けたときに露出するシリコーンシート5の表面部分に対応するものである。この形態のブランクシートBでは、突片23の外側端部が周縁部29に連なって保持されており、リング状基部21は、一部の突片23に連結部25により連結されて保持されている。
即ち、長尺の誘電体シートを打ち抜き、上記のような打ち抜き部27を列状に多数形成してブランクシートBを形成しておく。
そして、長尺の導電シートをロールで巻き取りながら、その一方の面に、適宜、接着剤(例えばシリコーンプライマー)、他方の面に放射材(黒色顔料)を含有する塗料(黒色塗料)を順次塗布し、接着剤面に、長尺のシリコーンシート(例えばシリコーンゴムシート)を積層する。このようにして作製される長尺の積層体のシリコーンシート面に、上記のブランクシートBを連続して貼り付けるが、この際、ブランクシートBの貼り付け面には適宜シリコーンプライマー等の接着剤を塗布しておく。このようにしてブランクシートBが貼り付けられた長尺積層体を得、適宜加熱下に圧着して、シリコーンシート及びブランクシートBを強固に接着し、最後に、所定の大きさに切断し、目的とする発熱シート1を得ることができる。
尚、上記のようにして作製される発熱シート1において、打ち抜き部27の露出しているシリコーンシート5の表面部分は、その粘着力を低下させておくことが好ましい。この表面部分がべた付いていると、発熱シート1の容器Aへの折り込みがしづらく、或いは発熱シート1を積載したときに発熱シート1同士が接着してしまい、その保管や販売に支障を来す。
このような粘着力の低下は、例えば、ブラスト処理や粗面ロールの圧着などによる粗面化処理により行うことができ、また、シリカ粒子等のアンチブロッキング剤をシリコーンシート5中に配合しておくことにより粘着力を低下させることもできる。
図5及び図6を参照して、前述した積層発熱シート1は、容器Aの形態に折り込まれ(図5(b)参照)、例えば図5(a)に示されている誘電体製の保持部材30内に載置された状態で、IH調理器の誘導加熱部に置かれて使用される。
本発明においては、前記の保持部材30も、前述したシリコーンシート5や補強用誘電体片7と同様、誘電体材料により形成される。特に、成形性等の観点から、熱可塑性樹脂から形成され、特にオレフィン系樹脂から形成され、最も好ましくはポリプロピレンにより形成される。
かかる保持部材30は、図5(a)及び図6に示すとおり、上端の径が大きく、下方に向かって小径となるテーパー形状を有する環状壁31から形成されており、環状壁31の下端には、内方に突出した周状フランジ33が形成されており、その上端には把手34が形成されている。
本発明の発熱シート1から形成される容器Aは、前記のような保持部材30の環状壁31の内部に収容され、安定的に保持された状態でIH調理器による加熱調理に付されるが、この環状壁31は、その内部に容器Aを収容し得る大きさに設定される。
特に図6に示されているように、発熱シート1の折り込みにより形成される容器Aは、発熱シート1を保持部材30の環状壁31の内部に挿入することにより、補強用誘電体片7の突片23がリング状基部21から立ち上がり、導電シート3、シリコーンシート5及び補強用誘電体片7から成る発熱シート1を折り込んだ容器Aが保持部材30の環状壁31の内部に形成、収容される。
次いで、熱媒や食材50を容器Aに入れ、この状態でIH調理器による加熱調理が行われる。
以上、本発明の発熱シート1の形状は円形を例にとって説明したが、容器の形態に折り込むことが可能である限りにおいて、この形状は矩形状であってもよいし、補強用誘電体片7のリング状基部21、或いは導電シート3に形成される無端状の第2のカットラインX2の形状も矩形状であってよく、さらに、保持部材30の環状壁31の平面形状も矩形状であってよい。
1:発熱シート
3:導電シート
5:シリコーンシート
6:塗料層
7:補強用誘電体片
10:底部
13:周状側壁部
21:リング状基部
23:突片
25:連結部
27:打ち抜き部
30:保持部材
31:環状壁
33:内方フランジ
35:周状段差部
A:容器
B:ブランクシート
X1:第1のカットライン
X2:第2のカットライン
X3:第3のカットライン

Claims (6)

  1. IH調理器用発熱シートであって、
    導電シートと、該導電シートの一方の面にシリコーンシートが積層され、他方の面に塗料層が形成されており、
    前記シリコーンシート及び塗料層がいずれも放射材を含有することを特徴とするIH調理器用発熱シート。
  2. 前記塗料層がシリコーン塗料層である請求項1に記載のIH調理器用発熱シート。
  3. 前記放射材が黒色顔料である請求項1または2に記載のIH調理器用発熱シート。
  4. 前記黒色顔料が炭素系顔料である請求項1〜3の何れかに記載のIH調理器用発熱シート。
  5. 前記シリコーンシート及び前記塗料層を用いた前記IH調理器用発熱シートの300℃における波長5μmでの塗料層側の放射発散度が380W・m−2・μm−1以上である請求項3または4に記載のIH調理器用発熱シート。
  6. 前記シリコーンシートの前記導電シートと反対側の表面に、該シリコーンシートよりも高強度の補強用誘電体片が、該シリコーンシートの表面の一部が露出するように貼り付けられている請求項1〜5の何れかに記載のIH調理器用発熱シート。
JP2017015844A 2017-01-31 2017-01-31 Ih調理器用発熱シート Active JP6839441B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017015844A JP6839441B2 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 Ih調理器用発熱シート
PCT/JP2018/001182 WO2018142934A1 (ja) 2017-01-31 2018-01-17 Ih調理器用発熱シート
TW107102622A TW201838569A (zh) 2017-01-31 2018-01-25 感應加熱烹調器用發熱片

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017015844A JP6839441B2 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 Ih調理器用発熱シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018121843A true JP2018121843A (ja) 2018-08-09
JP6839441B2 JP6839441B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=63040494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017015844A Active JP6839441B2 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 Ih調理器用発熱シート

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6839441B2 (ja)
TW (1) TW201838569A (ja)
WO (1) WO2018142934A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021029574A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 石川県公立大学法人 Ih/直火両用の調理容器
JP2021030732A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 株式会社関西セイブン シリコン成形体及びその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3889414B2 (ja) * 2004-06-16 2007-03-07 株式会社三輝商事 誘導加熱用調理鍋
JP4830658B2 (ja) * 2006-06-15 2011-12-07 パナソニック株式会社 加熱調理器
JP6090155B2 (ja) * 2011-03-30 2017-03-08 東洋製罐グループホールディングス株式会社 誘導加熱発熱体、及び誘導加熱容器
JP5989846B1 (ja) * 2015-04-10 2016-09-07 東洋製罐グループホールディングス株式会社 耐熱性積層シート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021030732A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 株式会社関西セイブン シリコン成形体及びその製造方法
JP2021029574A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 石川県公立大学法人 Ih/直火両用の調理容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6839441B2 (ja) 2021-03-10
TW201838569A (zh) 2018-11-01
WO2018142934A1 (ja) 2018-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6127593B2 (ja) 誘導加熱容器
JP5788557B2 (ja) Ih調理器用発熱シート及びih調理器用加熱調理セット
WO2018142934A1 (ja) Ih調理器用発熱シート
ES2661103T3 (es) Recipiente provisto de elementos calefactores
JP4826345B2 (ja) 包装容器
JP2007296040A (ja) 電磁加熱調理可能なスタンディングパウチ
JP2006000275A (ja) 誘導加熱用調理鍋
WO2018116704A1 (ja) Ih調理器用発熱シート
KR20170045935A (ko) 유도가열부재가 구비된 인덕션조리용 종이용기
JP5138468B2 (ja) 誘導加熱発熱体及び誘導加熱容器
JP6150029B1 (ja) Ih調理器用積層発熱シート
JP2009045255A (ja) 電磁調理器用容器
JP4799860B2 (ja) 電磁調理器用容器の評価方法
WO2017119297A1 (ja) Ih調理器用積層発熱シート
JP5253938B2 (ja) 誘導加熱容器
JP2006087912A (ja) 被加熱具
JP5737360B2 (ja) 誘導加熱発熱体、及び誘導加熱容器
JP2007222402A (ja) 加熱容器及び中皿並びに電磁調理器による加熱方法
JP5954482B1 (ja) 誘導加熱発熱体、及び誘導加熱容器
JP4807151B2 (ja) 誘導加熱調理容器
JP2008000361A (ja) 誘導加熱調理用容器
JP2021029574A (ja) Ih/直火両用の調理容器
WO2015059900A1 (ja) 誘導加熱発熱体、及び誘導加熱容器
JP2016171979A (ja) 誘導加熱発熱体、及び誘導加熱容器
JP6481470B2 (ja) 誘導加熱発熱体、及び誘導加熱容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200130

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20200130

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200307

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200612

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6839441

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250