JP2007222402A - 加熱容器及び中皿並びに電磁調理器による加熱方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体と固体からなる内容物を適切に加熱すると共に汎用性を高める加熱容器及びその中皿並びに電磁調理器による加熱方法を提供する。
【解決手段】1〜100μmのアルミ箔10を備えた非磁性材の容器本体2と、アルミ箔10に非接触で容器本体2に配置される中皿3とを備え、液体と固体からなる内容物を容器本体2内に入れて加熱する際には、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔10を発熱させると共に、内容物のうち固体を中皿3によってアルミ箔10に対し非接触にするように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】1〜100μmのアルミ箔10を備えた非磁性材の容器本体2と、アルミ箔10に非接触で容器本体2に配置される中皿3とを備え、液体と固体からなる内容物を容器本体2内に入れて加熱する際には、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔10を発熱させると共に、内容物のうち固体を中皿3によってアルミ箔10に対し非接触にするように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電磁調理器を用いて内容物等を加熱する加熱容器及び中皿並びに電磁調理器による加熱方法に関するものである。
ガス等の火のない場所では、近年、電磁調理器が使用されるようになっている。而して、電磁調理器は、載置面の下方に設けた磁力発生コイル部に高周波を流して磁力線を発生させることにより載置面上の加熱容器に渦電流を発生させ、加熱容器の電気抵抗によりジュール熱で加熱容器を加熱するものであり、最終的には加熱容器に入れた内容物を電磁作用によって加熱するものである。
このため、電磁調理器を使用できる加熱容器は、容器を表皮抵抗の大きい磁性のステンレスや鉄の素材で構成したもの、又は、非磁性体の容器本体にアルミ箔を備えたものが存在している(例えば、特許文献1参照)。
ここで、アルミ箔を備えた容器本体を用いて水等の液体を加熱する際には、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させ、水等の液体を加熱している。
特開2003−325327号公報
しかしながら、アルミ箔を備えた樹脂性の容器本体を用いて、おでん等の煮込み物、肉じゃが等の煮物、麺類等の茹で物、雑炊等の粥物のように、液体と固体からなる内容物を加熱調理する場合には、内容物のうち固体の素材が発熱状態のアルミ箔に所定時間接触して内容物の固体の素材を焦がすと共に、耐熱温度を超えて容器本体が溶けてしまうという問題があった。又、容器本体にアルミ箔を配してラミネート加工したものであっても、液体と固体からなる内容物を加熱調理する場合には、内容物の固体の素材がラミネートを介し発熱状態のアルミ箔に所定時間接触して内容物の固体の素材を焦がすと共に、耐熱温度を超えて容器本体及びラミネートが溶けてしまうという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、液体と固体からなる内容物を適切に加熱すると共に汎用性を高める加熱容器及びその中皿並びに電磁調理器による加熱方法を提供することを目的としている。
本発明は、1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体と、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される中皿とを備え、液体と固体からなる内容物を容器本体内に入れて加熱する際には、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させると共に、内容物のうち固体を中皿によってアルミ箔に対し非接触にするように構成したことを特徴とする加熱容器、に係るものである。
本発明において、容器本体の底面の一部を露出させるようアルミ箔を本体の底部に備え、中皿に、容器本体の露出した底面に載置し得る載置部を備えることが好ましい。
本発明において、容器本体の周囲面を露出させるようアルミ箔を容器本体の底部に備え、中皿に、容器本体の露出した周囲面に係止し得る対応部を備えることが好ましい。
本発明において、容器本体の外部にアルミ箔が露出しないように構成することが好ましい。
本発明は、1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体に使用する中皿であって、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される構成を備え、液体と固体からなる内容物を容器本体内に入れて電磁調理器により加熱する際には、内容物のうち固体をアルミ箔に対し非接触にするように構成したことを特徴とする中皿、に係るものである。
本発明は、容器本体の下方空間と上方空間で気体や液体を流通させる流通孔を備えることが好ましい。
本発明は、1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体と、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される中皿とを用いる電磁調理器による加熱方法であって、前記容器本体内に中皿を配置し、液体と固体からなる内容物を容器本体に中皿が浸るように入れ、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させ、内容物のうち固体を中皿によってアルミ箔に対し非接触にするように内容物を加熱することを特徴とする電磁調理器による加熱方法、に係るものである。
本発明は、1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体と、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される中皿とを用いる電磁調理器による加熱方法であって、前記容器本体内に中皿を配置し、中皿に蒸し材料を配置すると共に容器本体の底部に液体を入れ、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させ、蒸し材料を蒸すことを特徴とする電磁調理器による加熱方法、に係るものである。
本発明によれば、液体と固体からなる内容物を容器本体内に入れ、アルミ箔の発熱により加熱する場合であっても、内容物のうち固体を中皿によってアルミ箔に対し非接触にするので、内容物の固体や容器本体を焦がすことなく、液体と固体からなる内容物を適切に加熱することができる。又、中皿は、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される構成を備えるので、中皿や容器本体を焦がすことなく、液体と固体からなる内容物を適切に加熱することができる。更に、中皿に蒸し材料を配置すると共に容器本体の底部に液体を入れ、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させると、蒸し材料を蒸すので、様々な用途に利用することができる。
以上、述べたように、本発明の加熱容器及び中皿並びに電磁調理器による加熱方法によれば、内容物のうち固体を中皿によってアルミ箔に対し非接触にするので、液体と固体からなる内容物を適切に加熱することができると共に、汎用性を高めるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図11は本発明を実施する形態の加熱容器及びその中皿並びに電磁調理器による加熱方法を示すものである。
加熱容器1は、電磁調理器Aの配置面aに配置するものであって、おでん等の煮込み物、肉じゃが等の煮物、麺類等の茹で物、雑炊等の粥物のように、液体S1と固体S2からなる内容物を内部に溜める容器本体2と、容器本体2の内部に配置される中皿3とを備えている。
容器本体2は、底面4を形成する底部5と、底部5より延在して周囲面6及び水平な支持面7を形成する周囲部8と、周囲部8の支持面7から外方に位置する縁部9とを備え、ポリプロピレン系、PET系、スチレン系の合成樹脂等のプラスチック容器のような非磁性の材質で構成されている。ここで、容器本体2は、底部5の厚さを、0.1mm〜12.0mm、好ましくは1.0mm〜7.0mmで構成すると共に、周囲部8の厚さを、底部5と略同様な厚さで形成している。なお、容器本体2は、合成樹脂等のプラスチック容器に限らず、紙の容器、銅の容器、セラミックスの容器、非磁性のステンレスの容器、土鍋、陶磁器等でも良く、非磁性の素材ならば特に限定されるものではない。又、容器本体2に対するアルミ箔の着接は、内容物に影響を与えないならば、接着剤による着接、アルミニウム蒸着、容器本体2の突起による掛止、絞り加工等どのようなものでも良い。
容器本体2の内面には、1〜100μm、好ましくは1〜70μm、特に好ましくは15μm〜50μmの厚さのアルミ箔10を着接している。ここで、アルミ箔10は、100%アルミニウム、アルミニウム99.3%以上のアルミニウム合金(日本工業規格の合金番号1N30)、アルミ箔10の厚さの範囲内で100%アルミニウム(もしくはアルミニウム合金)の側面もしくは両面に、耐熱ポリプロピレン(PP)、耐熱ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂フィルムを備えたもののいずれかが好ましい。
又、アルミ箔10は、容器本体2の底部5の中央及び容器本体2の周囲面6を樹脂面として露出させ、且つ電磁調理器Aの渦電流が作用するよう、容器本体2の底面4に所定幅の環状(ドーナツ形状)で形成されている。ここで、アルミ箔10の形状は、中皿3を非接触にする配置を備え、且つ電磁調理器Aの渦電流が作用するならば特に形状は限定されるものではないが、底部5の中央を樹脂面として露出させる中抜けの多角形状、底部5の周囲のみを樹脂面として露出させる円盤形状及び多角形状、底面の中途位置を樹脂面として露出させるライン形状及びスポット形状でも良い。更に、アルミ箔10の組成及び構成等は上記のものに限定されるものではない。
容器本体2の内面には、アルミ箔10をラミネート11で覆うように全面にラミネート加工が施されており、ラミネート11及び容器本体2の樹脂自体は、アルミ箔10の発熱に耐える耐熱性を備えている。又、容器本体2の外面には、アルミ箔10が露出しないように構成されている。なお、アルミ箔10の形状や構成によっては、図5に示す如く、ラミネート加工を無しにしても良い。
一方、中皿3は、略水平な平板面12を形成する平面部13と、平面部13の中央で下方へ突出する凸状の載置部14と、平面部13から延在する壁面状の第一対応部15と、第一対応部15の上端から外方へ水平に延在する縁状の第二対応部16とを備え、ポリプロピレン系、PET系、スチレン系の合成樹脂等のプラスチック容器のような非磁性の材質で一体成形されている。なお、中皿3の厚さは特に限定されるものでなく、材質も合成樹脂等のプラスチック容器に限らず、紙、銅、セラミックス、非磁性のステンレス、陶磁器等でも良く、非磁性の素材ならば特に限定されるものではない。
平面部13は、平板面12に、上方と下方で気体や液体S1を流通させる複数の流通孔17を形成している。ここで、流通孔17の径や形状は、内容物の固体S2の素材が通過できない大きさや形状ならば、特に限定されるものではない。
凸状の載置部14は、平面部13の平板面12から下方に延在する円柱部18と、円柱部18の下端で所定の面積を有して形成される水平な載置面19とを備え、中皿3を容器本体2に配置した際に、容器本体2の底面4の中央で露出した樹脂面へ、載置面19を接地させるようになっている。ここで、容器本体2の底面で露出した樹脂面が他の位置にある場合には、凸状の載置部14を樹脂面へ対応させるように他の位置で形成されている。
壁面状の第一対応部15は、容器本体2の内側の周囲面6に合致して係止し得るようになっており、又、縁状の第二対応部16は、容器本体2の内側の支持面7に載置するようになっている。ここで、第一対応部15と第二対応部16の両方が、容器本体2に対応して中皿3を支持するようにしても良いし、第一対応部15と第二対応部16のいずれか一方が、容器本体2に対応して中皿3を支持するようにしても良い。
又、中皿3は、図8に示す如く、第一対応部15及び第二対応部16を無くし、平面部13と、複数の載置部14,14aで構成されても良く、更に、図9に示す如く、載置部14を無くし、平面部13と、第一対応部15と、第二対応部16とで構成されても良い。更に又、中皿3は、容器本体2に配置されるならば、載置部14を無くし、平面部13と、第一対応部15の第二対応部16いずれか一方との構成でも良いし、平面部13のみの構成でも良い。
以下、本発明の電磁調理器による加熱方法を実施する形態例を説明する。
本発明の形態例の一例としては、図10に示す如く、おでん等の煮込み物、肉じゃが等の煮物、麺類等の茹で物、雑炊等の粥物のように、液体S1と固体S2からなる内容物を電磁調理器Aにより加熱するものがある。具体的には、予め、容器本体2内に中皿3をアルミ箔10と非接触で配置し、次に、中皿3を配置した容器本体2に、液体S1と固体S2からなる内容物を入れて、固体S2を中皿3の上方(容器本体2の上方空間)に位置させ、且つ液体S1を中皿3の上下(容器本体2の上下空間)に存在させるようにし、続いて、内容物を入れた容器本体2を、電磁調理器Aの配置面aに載置し、電磁調理器Aの磁力線で生じる渦電流により容器本体2のアルミ箔10を発熱させ、液体S1と固体S2からなる内容物を加熱するものである。
この時、内容物のうち液体S1の素材は、アルミ箔10により加熱されて中皿3の流通孔17を介し容器本体2の上下空間を循環し、他方の固体S2の素材は、中皿3によってアルミ箔10と非接触になると共に、循環する液体S1により加熱される。
本発明の形態例の二例としては、図11に示す如く、茶碗蒸し等の蒸し物のように、蒸し材料S3を電磁調理器Aにより蒸すものがある。具体的には、予め、容器本体2内に中皿3をアルミ箔10と非接触で配置し、次に、中皿3に蒸し材料S3を配置すると共に、中皿3に液体S1が浸らないよう容器本体2の底部5に液体S1を入れ、蒸し材料S3及び液体S1を入れた容器本体2を、電磁調理器Aの配置面aに載置し、電磁調理器Aの磁力線で生じる渦電流により容器本体2のアルミ箔10を発熱させ、液体S1の蒸気を介して、蒸し材料S3を蒸すものである。
このように、本発明の形態例の容器本体2又は中皿3によれば、液体S1と固体S2からなる内容物を容器本体2内に入れ、アルミ箔10の発熱により加熱する場合であっても、内容物のうち固体S2の素材を中皿3によってアルミ箔10に対し非接触にするので、異常な発熱を抑制し、内容物の固体S2の素材、容器本体2、ラミネート11を焦がすことなく、液体S1と固体S2からなる内容物を適切に調理加熱することができる。又、中皿3は、アルミ箔10に非接触で容器本体2に配置される構成を備えるので、異常な発熱を抑制し、中皿3、容器本体2、ラミネート11を焦がすことなく、液体S1と固体S2からなる内容物を適切に調理加熱することができる。
本形態例において、容器本体2の底面の一部を露出させるようアルミ箔10を本体の底部5に備え、中皿3に、容器本体2の露出した底面4に載置し得る載置部14を備えると、中皿3をアルミ箔10に非接触で容器本体2に安定的に配置するので、液体S1の対流や沸騰による中皿3のズレや浮き上がりを抑制し、固体S2や中皿3がアルミ箔10に接触することを防ぎ、液体S1と固体S2からなる内容物を適切に調理加熱することができる。
本形態例において、容器本体2の周囲面6を露出させるようアルミ箔10を容器本体2の底部5に備え、中皿3に、容器本体2の露出した周囲面6に係止し得る第一対応部15及び第二対応部16を備えると、中皿3をアルミ箔10に非接触で容器本体2に安定的に配置するので、液体S1の対流や沸騰による中皿3のズレや浮き上がりを抑制し、固体S2や中皿3がアルミ箔10に接触することを防ぎ、液体S1と固体S2からなる内容物を適切に調理加熱することができる。
本形態例において、中皿3に、載置部14、第一対応部15、第二対応部16を備えると、中皿3をアルミ箔10に非接触で容器本体2に極めて安定的に配置するので、液体S1の対流や沸騰による中皿3のズレや浮き上がりを抑制し、固体S2や中皿3がアルミ箔10に接触することを防ぎ、液体S1と固体S2からなる内容物を最適に調理加熱することができる。
本形態例において、容器本体2の外部にアルミ箔10が露出しないように構成すると、内容物を入れた容器本体2を電子レンジで加熱可能にし得るので、電磁調理器Aのみならず、電子レンジでも使用可能にし、汎用性を高めることができる。なお、アルミ箔10が容器本体2の外部に露出する場合には電子レンジの加熱時にスパークする虞がある。
本形態例において、容器本体2の下方空間と上方空間で気体や液体S1を流通させる流通孔17を備えると、蒸気を容器本体2の上方空間へ放出したり、液体S1を容器本体2の下方空間と上方空間で循環させることが可能となるので、汎用性を高めることができる。
本形態例の電磁調理器による加熱方法において、容器本体2内に中皿3を配置し、液体S1と固体S2からなる内容物を容器本体2に中皿3が浸るように入れ、電磁調理器Aから生じる渦電流によりアルミ箔10を発熱させ、内容物のうち固体S2を中皿3によってアルミ箔10に対し非接触にするように内容物を加熱すると、おでん等の煮込み物、肉じゃが等の煮物、麺類等の茹で物、雑炊等の粥物のように、液体S1と固体S2からなる内容物を、焦がすことなく、適切に調理加熱し、結果的に汎用性を高めることができる。
本形態例の電磁調理器による加熱方法において、容器本体2内に中皿3を配置し、中皿3に蒸し材料S3を配置すると共に容器本体2の底部5に液体S1を入れ、電磁調理器Aから生じる渦電流によりアルミ箔10を発熱させ、蒸し材料S3を蒸すと、蒸し材料S3を容易に蒸し得るので、様々な用途に利用し、結果的に汎用性を高めることができる。
なお、本発明の加熱容器及び中皿並びに電磁調理器による加熱方法は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、内容物は食物に限定されるものではないこと、中皿は容器本体にアルミ箔と非接触で配置されるならば他の形状でも良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 加熱容器
2 容器本体
3 中皿
4 底面
5 底部
6 周囲面
10 アルミ箔
14 載置部
14a 載置部
15 第一対応部(対応部)
16 第二対応部(対応部)
17 流通孔
A 電磁調理器
S1 液体
S2 固体
S3 蒸し材料
2 容器本体
3 中皿
4 底面
5 底部
6 周囲面
10 アルミ箔
14 載置部
14a 載置部
15 第一対応部(対応部)
16 第二対応部(対応部)
17 流通孔
A 電磁調理器
S1 液体
S2 固体
S3 蒸し材料
Claims (8)
- 1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体と、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される中皿とを備え、液体と固体からなる内容物を容器本体内に入れて加熱する際には、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させると共に、内容物のうち固体を中皿によってアルミ箔に対し非接触にするように構成したことを特徴とする加熱容器。
- 容器本体の底面の一部を露出させるようアルミ箔を本体の底部に備え、中皿に、容器本体の露出した底面に載置し得る載置部を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱容器。
- 容器本体の周囲面を露出させるようアルミ箔を容器本体の底部に備え、中皿に、容器本体の露出した周囲面に係止し得る対応部を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱容器。
- 容器本体の外部にアルミ箔が露出しないように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加熱容器。
- 1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体に使用する中皿であって、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される構成を備え、液体と固体からなる内容物を容器本体内に入れて電磁調理器により加熱する際には、内容物のうち固体をアルミ箔に対し非接触にするように構成したことを特徴とする中皿。
- 容器本体の下方空間と上方空間で気体や液体を流通させる流通孔を備えたことを特徴とする請求項5記載の中皿。
- 1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体と、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される中皿とを用いる電磁調理器による加熱方法であって、前記容器本体内に中皿を配置し、液体と固体からなる内容物を容器本体に中皿が浸るように入れ、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させ、内容物のうち固体を中皿によってアルミ箔に対し非接触にするように内容物を加熱することを特徴とする電磁調理器による加熱方法。
- 1〜100μmのアルミ箔を備えた非磁性材の容器本体と、アルミ箔に非接触で容器本体に配置される中皿とを用いる電磁調理器による加熱方法であって、前記容器本体内に中皿を配置し、中皿に蒸し材料を配置すると共に容器本体の底部に液体を入れ、電磁調理器から生じる渦電流によりアルミ箔を発熱させ、蒸し材料を蒸すことを特徴とする電磁調理器による加熱方法。
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JP2006047052A JP2007222402A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 加熱容器及び中皿並びに電磁調理器による加熱方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009045255A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 電磁調理器用容器 |
JP2012065726A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Gunsho:Kk | 食品調理装置 |
JP2013062034A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
-
2006
- 2006-02-23 JP JP2006047052A patent/JP2007222402A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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