JP4722020B2 - 電磁誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、本体内に収容された調理物を加熱調理する電磁誘導加熱調理器に関するものである。
この種の電磁誘導加熱調理器として、蓋体を閉じたときに内蓋が内釜内の炊飯面まで下降して,炊飯物を覆うようにした炊飯器がある。この炊飯器の内蓋は,断熱材等で構成され,放熱と蒸気の発生とを抑えて省エネを実現している。また、その内蓋は回転可能で、内釜内の炊飯物を攪拌して温度むらが少なくなるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−140573号公報
前述した従来の電磁誘導加熱調理器では,炊飯面を内蓋で覆って放熱と蒸気の発生とを抑えているが、加熱コイルが内釜の下方のみに設けられているため、内釜の底部側と内蓋側との間に温度差が生じていた。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で上方からの加熱も行うことができ、温度ムラを低減して均一な加熱を行うことが可能な電磁誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、インバータ回路からの高周波電流により磁界を発生する電磁誘導体と、電磁誘導体によって発生した磁界による渦電流により発熱し、内部の調理物を加熱する調理容器と、調理容器内に着脱可能に収納され、調理容器内に収納される調理物のうち水面に浮くように構成された発熱体とを備え、調理容器の厚みは、電磁誘導体によって発生した磁界中の磁力線が通過するように、渦電流の浸透深さ以下に形成され、発熱体は、調理容器を通過した磁力線による渦電流により発熱し、調理容器内の調理物を加熱する。
本発明によれば、調理容器内に収納される調理物のうち水面に浮く発熱体を設けたので、調理容器の下方に位置する電磁誘導体による下からの加熱に加えて調理容器内の上方からの加熱も可能になり、そのため、調理容器内の下部から上部までの調理物を均一に加熱することができる。また、水の蒸気化によって水位が低下するにつれ発熱体から発せられる熱が徐々に高くなり、調理物への加熱を効率的に行うことができる。
以下、本発明に係る電磁誘導加熱調理器の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電磁誘導加熱調理器の一例である炊飯器の構成を示す断面図、図2は実施の形態1における炊飯器の駆動回路を示す図である。
炊飯器の本体1内に固着された容器カバー2は、底部側の外面に電磁誘導体である加熱コイル3が配設され、底部中央に形成された孔部には温度センサ4が貫通して設けられている。また、容器カバー2のフランジ部には、例えば3箇所に凸状に形成された支持部材6が取り付けられている。この支持部材6は、後述する調理容器5を係止するためのものである。加熱コイル3は、容器カバー2の底部の外面に設けられた第1の加熱コイル3aと、コーナー部の外面に設けられた第2の加熱コイル3bとでなり、各々の加熱コイル3a、3bは、スパイラル状に旋回されて直列に接続され、炊飯時に高周波電流が流れる。温度センサ4は、本体1の底部に固着された圧縮バネ4aにより下方から支持されている。
鍋状の調理容器5(カーボン焼結体)は、容器カバー2に着脱可能に収納され、前述した第1および第2の加熱コイル3a、3bの高周波電流による高周波磁界によって誘導電流(渦電流)が生じ発熱する。本体1に開閉自在に係止された外蓋9は、係止材10で連結された内蓋7を備え、上面に操作/表示部12が設けられている。内蓋7は、調理容器5を覆うためのもので、周縁部に配置されたシール材の蓋パッキン8により、調理容器5のフランジ部との密閉性を得ている。外蓋9の中央部に設けられた蒸気口11は、外蓋9および内蓋7を貫通し、内蓋7側に設けられた内弁11aと外蓋9側に設けられた外弁11bとによって構成されている。
前述した加熱コイル3は、図2に示すようにインバータ回路21と接続され、温度センサ4は、制御部22と接続されている。インバータ回路21の入力側には、商用電源の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路20が接続されている。また、外蓋9の上面に設けられた操作/表示部12は、図示していないが、制御部22と接続されている。
次に、実施の形態1の動作について図1、2を用いて説明する。調理物である所定量の米と米量に応じた水の入った調理容器5を容器カバー2内に収納して外蓋9を閉めると、内蓋7の蓋パッキン8が調理容器5のフランジ部に圧接され、調理容器5を密閉シールする。そして、操作/表示部12の例えば炊飯スイッチ(図示せず)をオンして炊飯工程をスタートさせると、制御部22は、インバータ回路21を駆動して高周波電流を加熱コイル3a,3bに供給し、加熱コイル3a,3bに高周波磁界を発生させる。
加熱コイル3a,3bと磁気結合された調理容器5の底部およびコーナ部が励磁され、渦電流が誘起される。この渦電流と調理容器5の持つ抵抗とによるジュール熱により発熱し、調理容器5内の米と水を加熱する。調理容器5は、非磁性のカーボンが使用されているため比透磁率が1であり、調理容器5への投入電力を上げるには、下記の(1)式より抵抗率ρ(Ωm)を高くする必要がある。
Figure 0004722020
抵抗率は、非磁性である18-8ステンレスの抵抗率(7.2×10-7 )以上を設定することにより、カーボンでも電磁誘導加熱が可能となる。そして、この調理容器5は、抵抗率略7.2 ×10-7以上の高抵抗を有している。カーボンで構成された調理容器5は、クラッド材(AL1.7mm、SUS0.5mm )の厚み方向の熱伝導率(87W/mK)に対して約1.3倍(113 W/mK )の高熱伝導特性を持つため、短時間に調理容器5の温度が均一に上昇し、その結果、米に対して均一に効率よく加熱が行われる。
一方、電磁誘導加熱の浸透深さは、下記の(2)式で表される。
Figure 0004722020
浸透深さは、周波数が20kHz のとき11mmとなり、調理容器5の厚みを浸透深さ以下にすることによって加熱コイル3a,3bの磁界中の磁力線が通り抜ける。
そこで、実施の形態1においては、図3に示すように、その磁力線で発熱する発熱体13を調理容器5内に入れて上方からも米と水を加熱させるようにしている。発熱体13は、SUS やカーボンといった磁性材で構成され,外形が調理容器5の形状に応じて例えば円形に形成されている。
例えば、SUS のクラッド材を用いた調理容器5内に水を張り、その中にSUS の磁性材からなる円形の発熱体13をプラスチック部材(図示せず)で底上げした状態で収納して、加熱コイル3a、3bに高周波電流を供給したときの発熱体13の温度と、炭素製(カーボン)の調理容器5内に水を張り、その中に前記の発熱体13をプラスチック部材で底上げした状態で収納して、加熱コイル3a、3bに高周波電流を供給したときの発熱体13の温度とをそれぞれ計測した場合、発熱体13は、図4に示すように、SUS のクラッド材の調理容器5内に設置したときよりも、カーボン製の調理容器5内に設置したときの温度上昇が早く、調理容器5を通り抜けた磁力線の影響で発熱していることを確認できた。
つまり、実施の形態1においては、調理容器5にカーボン製(カーボン焼結体)のものを使用し、その中にSUS の磁性材からなる発熱体13を入れて炊飯した場合、加熱コイル13a、13bからの高周波磁界による調理容器5の底部側の発熱と、その調理容器5を通過した磁力線による発熱体13からの発熱とにより、その間の水と米とが加熱される。
このような発熱体13によって,調理容器5の底部下方に位置する加熱コイル13a、13bによる下からの加熱に加えて,上方からの加熱も行えるので,下部から上部まで米と水を均一に加熱することが可能になり、このため、均一な炊き上がりを実現することができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、炊飯時に変化する調理物の水の深さに応じて発熱体13が変位するようにしたものである。その発熱体13は、例えば図5に示すように、SUS の磁性材からなる発熱部14と、その発熱部14の外周に縁部として設けられた水よりも比重の軽い浮子部15とからなっている。つまり、その浮子部15は、発熱部14を水面に浮かせる浮力を有している。
このように構成された発熱体13を米と水の入った調理容器5に収納すると、その発熱体13は、図10に示すように、浮子部15により水層17の上面(水面)に浮く。この状態で炊飯をスタートした場合は、調理容器5の底部側が加熱コイル13a、13bからの高周波磁界による渦電流により発熱し、発熱体13の発熱部14が調理容器5を通過した磁力線(高周波磁界)による渦電流により発熱し、調理物の米層16と水層17を下方と上方とから加熱する。この加熱により、調理容器5内の水層17が蒸気化して行くと、水位が低下し、これに伴って水面上の発熱体13も下がっていく。その際、調理容器5を通過した磁力線も強くなって発熱部14に生じる渦電流が当初よりも大きくなり、発熱体13の発熱部14に発生する熱が高くなっていく。
以上のように実施の形態2によれば、水よりも比重の軽い浮子部15を有する発熱体13を調理容器5内の水層17に浮かして炊飯するようにしたので、水層17の蒸気化による水位低下につれ発熱体13の発熱部14から発せられる熱が徐々に高くなり、このため、調理物への加熱を効率的に行うことができる。また、発熱体13で水層17の上面を覆っているため、加熱時の放熱を抑えることができ、省エネに繋がるという効果がある。
なお、発熱体13を水層17の上面に浮くようにしたが、例えば図11に示すように、水層17の中に発熱体13が浮くようにしてもよい。
このように発熱体13が水層17の中に浮くようにした場合、加熱時に最も温度差のある水層17の中央部分を発熱部14で加熱することができ、より効率よく均一に加熱することが可能になる。
実施の形態3.
実施の形態3は、例えば、図6に示すように外形が円板状に形成され、その内部が空洞になっている発熱体13を備えたものである(図7参照)。この発熱体13は、SUS の磁性材からなり、内部の空洞により発熱体13そのものが水に浮くようになっている。
このように構成された発熱体13を米と水の入った調理容器5に収納すると、発熱体13は、内部の空洞により調理容器13内の水層17の上面に浮く。この状態で炊飯をスタートした場合は、調理容器5の底部側が加熱コイル13a、13bからの高周波磁界による渦電流により発熱し、発熱体13が調理容器5を通過した磁力線による渦電流により発熱し、調理物の米層16と水層17を下方と上方とから加熱する。この加熱により、調理容器5内の水層17が蒸気化して行くと、水位が低下し、これに伴って水面上の発熱体13も下がっていく。その際、調理容器5を通過した磁力線も強くなって渦電流が当初よりも大きくなり、発熱体13に発生する熱が高くなっていく。
以上のように実施の形態3によれば、内部が空洞の発熱体13を調理容器5内の水層17に浮かして炊飯するようにしたので、水層17の蒸気化による水位低下につれ発熱体13から発せられる熱が徐々に高くなり、このため、調理物への加熱を効率的に行うことができる。また、発熱体13で水層17の上面を覆っているため、加熱時の放熱を抑えることができ、省エネに繋がるという効果がある。
なお、発熱体13を水層17の上面に浮くようにしたが、例えば図11に示すように、水層17の中に発熱体13が浮くようにしてもよい。
このように発熱体13が水層17の中に浮くようにした場合、加熱時に最も温度差のある水層17の中央部分を発熱体13で加熱することができ、より効率よく均一に加熱することが可能になる。
実施の形態4.
実施の形態4は、発熱体13の中央部の厚みを外周縁部よりも厚く形成したものである。例えば図8に示すように、一方の面が凸状に形成され、SUS の磁性材からなる円形状の発熱部14と、発熱部14の外周に縁部として設けられた浮子部15とからなっている。その浮子部15は、発熱部14を水面に浮かせる浮力を有している。
このように構成された発熱体13を米と水の入った調理容器5に収納する際、凸状側を米層16に向けて入れる。発熱部14を凸状に形成した場合、平らな発熱部14(実施の形態2)と比べ熱容量が大きくなるので、より効率的に均一に加熱することができる。また、発熱体13で水層17の上面を覆っているため、加熱時の放熱を抑えることができ、省エネに繋がるという効果がある。
なお、発熱体13を水層17の上面に浮くようにしたが、図11に示すように、水層17の中に発熱体13が浮くようにしてもよい。
このように発熱体13が水層17の中に浮くようにした場合、加熱時に最も温度差のある水層17の中央部分を発熱部14で加熱することができ、より効率よく均一に加熱することが可能になる。
また、発熱部14の一方の面を凸状にしたことを述べたが、両面を凸状にして水層17の上面に、又はその中に浮くようにしてもよい。この構成により、一方の面のみを凸状にした発熱部14と比べ、さらに熱容量が大きくなるので、より効率的に均一に加熱することができる。
実施の形態5.
実施の形態4では、一方の面が凸状に形成された発熱部14を浮子部15で水層17の上面に浮かせるようにしたが、実施の形態5は、浮子部15を用いることなく断面形状を図8と同じように形成し、その中を空洞にして水層17の上面に浮くようにした発熱体13(SUS の磁性材)を備えたものである。このように構成した場合、平らな発熱体13(実施の形態3)と比べ、凸状の発熱体13からの熱伝達がよくなるので、より効率的に均一に加熱することができる。
なお、発熱体13を水層17の上面に浮くようにしたが、図11に示すように、水層17の中に発熱体13が浮くようにしてもよい。
このように、一方の面が凸状に形成された発熱体13を水層17の中に浮くようにした場合、加熱時に最も温度差のある水層17の中央部分を発熱体13で加熱することができ、より効率よく均一に加熱することが可能になる。
また、発熱体13の一方の面を凸状に形成したことを述べたが、両面を凸状にして水層17の上面に、又はその中に浮くようにしてもよい。この構成により、一方の面のみを凸状にした発熱体13と比べ、さらに熱容量が大きくなるので、より効率的に均一に加熱することができる。
実施の形態6.
実施の形態6における発熱体13は、SUS の磁性材からなり、例えば図9に示すように、外形が円板状に形成され、その面に多数の貫通孔13aが設けられている。これら貫通孔13aは、炊飯時に起こる底部からの熱水および気泡の対流によって形成される対流経路を確保するためのものである。
実施の形態6においては、米と水の入った調理容器5内に発熱体13を入れた場合、発熱体13は、図12に示すように水に沈んで米層16の上面で止まる。この状態で炊飯をスタートした場合、その発熱体13は、前述したように調理容器5を通過した磁力線による電磁誘導によって発熱するので、予熱工程において米の温度を素早く上昇させ、吸水を促す。そして、炊飯工程では、発熱体13に設けられた多数の貫通穴13aにより対流経路が確保されるので、炊き上がり時には、ご飯上に「かに穴」が作られる。
以上のように米層16と水層17との境目に発熱体13を配置するようにしたので、温度ムラの低減が可能になり、効率的に均一に加熱することができるという効果がある。
前記の実施の形態では、発熱体13を米層16の上面に配置したが、発熱体13を米層16の中に配置するようにしても良い。このように、発熱体13を米層16の中に配置した場合、予熱工程において米の温度を素早く上昇させて吸水を促すことができ、効率的に均一に加熱することが可能になる。
また、前述した各実施の形態では、発熱体13にSUS の磁性材を用いたことを述べたが、これに代えてカーボンの磁性材で発熱体13を構成するようにしてもよい。また、熱伝導を向上するため,SUS の磁性材とALの熱伝導の良い金属とでなるクラッド材で発熱体13を構成するようにしてもよい。
カーボンやクラッド材でなる発熱体13を用いた場合でも、前述したように調理容器5を通過した磁力線により発熱するので、下方からの加熱に加えて上方からの加熱を可能とし,温度ムラを低減して均一な加熱を行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る電磁誘導加熱調理器の一例である炊飯器の構成を示す断面図である。 実施の形態1における炊飯器の駆動回路を示す図である。 調理容器に発熱体を収納して示す外観斜視図である。 実施の形態1における発熱体の温度上昇特性図である。 実施の形態2における発熱体の外観を示す斜視図である。 実施の形態3における発熱体の外観を示す斜視図である。 図6におけるA−Aの断面図である。 実施の形態4における発熱体の断面図である。 実施の形態4における発熱体の外観を示す斜視図である。 調理容器内の水層面に発熱体を浮かして示す断面図である。 調理容器内の水層の中に発熱体を浮かして示す断面図である。 調理容器内の米層の上面に発熱体を配置して示す断面図である。
符号の説明
1 本体、2 容器カバー、3a,3b 加熱コイル、5 調理容器、7 内蓋、
9 外蓋、13 発熱体、13a 貫通穴、14 発熱部、15 浮子部、16 米層、17 水層。

Claims (7)

  1. インバータ回路からの高周波電流により磁界を発生する電磁誘導体と、
    前記電磁誘導体によって発生した磁界による渦電流により発熱し、内部の調理物を加熱する調理容器と、
    該調理容器内に着脱可能に収納され、該調理容器内に収納される調理物のうち水面に浮くように構成された発熱体とを備え、
    前記調理容器の厚みは、前記電磁誘導体によって発生した磁界中の磁力線が通過するように、渦電流の浸透深さ以下に形成され、
    前記発熱体は、前記調理容器を通過した磁力線による渦電流により発熱し、前記調理容器内の調理物を加熱することを特徴とする電磁誘導加熱調理器。
  2. 前記発熱体は、該発熱体の内部に空洞を形成したことを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱調理器。
  3. 前記発熱体は、該発熱体の外周縁部に水よりも比重の軽い部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱調理器。
  4. 前記発熱体は、ステンレスの磁性材からなっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電磁誘導加熱調理器。
  5. 前記発熱体は、カーボンを主体とする磁性材からなっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電磁誘導加熱調理器。
  6. 前記発熱体は、ステンレスの磁性材およびアルミの非磁性材からなるクラッド材で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電磁誘導加熱調理器。
  7. 前記発熱体は、中央部の厚みが外周縁部よりも厚く形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電磁誘導加熱調理器。
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