JP2018121011A - 積層セラミック電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】長手方向における抗折強度を確保可能な低背型の積層セラミック電子部品を提供する。【解決手段】積層セラミック電子部品10は、セラミック素体11と、第1外部電極14と、第2外部電極15と、を具備する。上記セラミック素体11は、第1軸方向を向いた第1及び第2主面と、上記第1軸に直交する第2軸方向を向いた第1及び第2端面と、上記第1端面に引き出された第1内部電極と、上記第1内部電極に対向し、上記第2端面に引き出された第2内部電極と、を有し、上記第1及び第2軸に直交する第3軸方向に長尺に形成され、上記第1軸方向の寸法が80μm以下である。上記第1外部電極14は、上記第1端面を覆い、上記第1端面から上記第1及び第2主面に延出する。上記第2外部電極15は、上記第2端面を覆い、上記第2端面から上記第1及び第2主面に延出する。【選択図】図1

Description

本発明は、低背型の積層セラミック電子部品に関する。
電子機器の小型化に伴って、積層セラミック電子部品の低背化が求められている。特許文献1には、低背型の積層セラミックコンデンサが開示されている。この積層セラミックコンデンサでは、外部電極を薄くした分、セラミック素体を厚くすることによって、厚さ方向の強度を確保している。
特開2014−130999号公報
しかしながら、積層セラミックコンデンサでは、外部電極を薄くしすぎると、実装時に外部電極における半田喰われが発生することがある。このため、外部電極の厚さは、ある程度確保されている必要がある。したがって、外部電極を薄くすることなく、積層セラミックコンデンサの強度を確保可能な技術が求められる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、長手方向における抗折強度を確保可能な低背型の積層セラミック電子部品を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る積層セラミック電子部品は、セラミック素体と、第1外部電極と、第2外部電極と、を具備する。
上記セラミック素体は、第1軸方向を向いた第1及び第2主面と、上記第1軸に直交する第2軸方向を向いた第1及び第2端面と、上記第1端面に引き出された第1内部電極と、上記第1内部電極に対向し、上記第2端面に引き出された第2内部電極と、を有し、上記第1及び第2軸に直交する第3軸方向に長尺に形成され、上記第1軸方向の寸法が80μm以下である。
上記第1外部電極は、上記第1端面を覆い、上記第1端面から上記第1及び第2主面に延出する。
上記第2外部電極は、上記第2端面を覆い、上記第2端面から上記第1及び第2主面に延出する。
この構成では、セラミック素体の厚さが非常に小さいため、セラミック素体単体としての厚さ方向の強度が低くなる。しかし、セラミック素体の長手方向に沿って第1及び第2外部電極が設けられ、第1及び第2外部電極によってセラミック素体が補強されている。これにより、この積層セラミック電子部品では、セラミック素体及び外部電極の全体として長手方向における抗折強度を確保することができる。
上記第1及び第2外部電極の上記第1及び第2主面上における厚さが2μm以上であってもよい。
この構成では、積層セラミック電子部品の実装時に第1及び第2外部電極における半田喰われを効果的に防止することができる。
上記セラミック素体の上記第1軸方向の寸法が上記セラミック素体の上記第3軸方向の寸法の5分の1以下であってもよい。
この構成では、セラミック素体の厚さ方向の強度が更に低くなるため、外部電極によってセラミック素体を補強する構成が特に有効である。
長手方向における抗折強度を確保可能な低背型の積層セラミック電子部品を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサの斜視図である。 上記積層セラミックコンデンサのA−A'線に沿った断面図である。 上記積層セラミックコンデンサのB−B'線に沿った断面図である。 上記積層セラミックコンデンサのセラミック素体の分解斜視図である。 比較例に係る積層セラミックコンデンサの斜視図である。 実施例及び比較例に係る積層セラミックコンデンサの抗折強度測定について説明するための模式図である。 実施例及び比較例に係る積層セラミックコンデンサの抗折強度の測定結果を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図面には、適宜相互に直交するX軸、Y軸、及びZ軸が示されている。X軸、Y軸、及びZ軸は全図において共通である。
[積層セラミックコンデンサ10の構成]
図1〜3は、本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10を示す図である。図1は、積層セラミックコンデンサ10の斜視図である。図2は、積層セラミックコンデンサ10の図1のA−A'線に沿った断面図である。図3は、積層セラミックコンデンサ10の図1のB−B'線に沿った断面図である。
積層セラミックコンデンサ10は、低背型に構成され、例えば厚さ(Z軸方向の寸法)を100μm以下とすることができる。また、積層セラミックコンデンサ10では、例えば、長手方向(X軸方向)の寸法を0.5mm〜2.0mmとすることができ、短手方向(Y軸方向)の寸法を0.2mm〜1.0mmとすることができる。
より具体的に、積層セラミックコンデンサ10のサイズは、例えば、0.6mm×0.3mm×50μm、1.0mm×0.5mm×80μm、1.6mm×0.8mm×100μmなどとすることができる。勿論、積層セラミックコンデンサ10は、これら以外にも様々なサイズとすることができる。
積層セラミックコンデンサ10は、セラミック素体11と、第1外部電極14と、第2外部電極15と、を具備する。セラミック素体11は、積層セラミックコンデンサ10の本体として構成され、X軸方向に長尺に形成されている。外部電極14,15はそれぞれ、セラミック素体11の表面を部分的に覆っている。
セラミック素体11は、X軸方向を向いた2つの側面と、Y軸方向を向いた2つの端面と、Z軸方向を向いた2つの主面と、を含む6面体形状を有する。なお、セラミック素体11は厳密に6面体形状でなくてもよく、例えば、セラミック素体11の各面が曲面であってもよく、セラミック素体11が全体として丸みを帯びた形状であってもよい。
セラミック素体11のZ軸方向の寸法である厚さTは、80μm以下である。このようにセラミック素体11の厚さTを非常に小さくすることにより、外部電極14,15の厚さをある程度確保した場合にも、積層セラミックコンデンサ10の厚さを100μm以下とすることが可能となる。
この一方で、セラミック素体11の厚さTを非常に小さくすると、セラミック素体11における厚さTに対する長手方向の寸法の比率(アスペクト比)が大きくなる。これにより、セラミック素体11では、長手方向における抗折強度が小さくなるため、長手方向の中央部に加わる厚さ方向の応力によって亀裂などの機械的損傷が発生しやすくなる。
セラミック素体11では、厚さTが長手方向の寸法の5分の1以下である場合に、特に機械的損傷が発生しやすくなる。セラミック素体11には、様々なタイミングで厚さ方向の応力が加わることが考えられるが、特に、積層セラミックコンデンサ10の実装時に加わる厚さ方向の応力に耐えることが求められる。
つまり、積層セラミックコンデンサ10は、セラミック素体11の一方の主面の中央部を吸着保持するチップマウンタによって基板に実装される。このとき、チップマウンタからセラミック素体11の主面に厚さ方向の応力が加わる。セラミック素体11単体では、この応力に耐える抗折強度が得られない場合がある。
第1外部電極14はセラミック素体11の一方の端面を覆い、第2外部電極15はセラミック素体11の他方の端面を覆っている。外部電極14,15は、セラミック素体11の各端面から両主面に延出し、両主面においてY軸方向に相互に離間している。外部電極14,15は、セラミック素体11の長手方向の全範囲にわたって設けられている。
つまり、セラミック素体11の短手方向の両端部は、U字状の断面を有する外部電極14,15によって覆われている。これにより、セラミック素体11が外部電極14,15によって長手方向に沿って補強される。このため、積層セラミックコンデンサ10では、セラミック素体11及び外部電極14,15の全体として抗折強度を確保できる。
積層セラミックコンデンサ10では、外部電極14,15における半田喰われを防止するために、外部電極14,15の厚さがある程度確保されている必要がある。具体的に、セラミック素体11の主面上における外部電極14,15のZ軸方向の寸法である厚さTは、2μm以上であることが好ましく、5μm以上であることが更に好ましい。
また、積層セラミックコンデンサ10では、セラミック素体11の主面上における外部電極14,15の厚さTが大きいほど、セラミック素体11の厚さTを小さくする必要がある。このため、セラミック素体11の主面上における外部電極14,15の厚さTは、20μm以下であることが好ましく、10μm以下であることが更に好ましい。
なお、セラミック素体11の端面上における外部電極14,15のY軸方向の寸法である厚さTも、厚さTと同様に、2μm以上であることが好ましく、5μm以上であることが更に好ましく、また20μm以下であることが好ましく、10μm以下であることが更に好ましい。
外部電極14,15の厚さT,Tは、均一でなくてもよい。この場合、外部電極14,15の厚さT,Tは、セラミック素体11の各面上における外部電極14,15の厚さの最大値として規定することができる。外部電極14,15における厚さTと厚さTとは、同程度であっても、異なっていてもよい。
外部電極14,15はそれぞれ、電気の良導体により形成され、積層セラミックコンデンサ10の端子として機能する。外部電極14,15を形成する電気の良導体としては、例えば、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、金(Au)などを主成分とする金属や合金を用いることができる。
外部電極14,15は、特定の構成に限定されない。例えば、外部電極14,15は、単層構造であっても複層構造であってもよい。複層構造の外部電極14,15は、例えば、下地膜と表面膜との2層構造や、下地膜と中間膜と表面膜との3層構造として構成されていてもよい。
下地膜は、例えば、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、金(Au)などを主成分として形成することができる。本実施形態では、スパッタリング法によって下地膜を形成する。しかし、下地膜は、スパッタリング法以外に、例えば、ディップ法、スプレー法、印刷法などでも形成することもできる。
中間膜は、例えば、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、金(Au)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)などを主成分として形成することができる。表面膜は、例えば、銅(Cu)、錫(Sn)、パラジウム(Pd)、金(Au)、亜鉛(Zn)などを主成分として形成することができる。中間膜及び表面膜は、例えば、メッキ法などで形成することができる。
セラミック素体11は、容量形成部16と、カバー部17と、サイドマージン部18と、を有する。容量形成部16は、セラミック素体11のX軸及びZ軸方向における中央部に配置されている。カバー部17は容量形成部16をZ軸方向から覆い、サイドマージン部18は容量形成部16をX軸方向から覆っている。
より詳細に、カバー部17は、容量形成部16のZ軸方向両側にそれぞれ配置されている。サイドマージン部18は、容量形成部16のY軸方向両側にそれぞれ配置されている。カバー部17及びサイドマージン部18は、主に、容量形成部16を保護するとともに、容量形成部16の周囲の絶縁性を確保する機能を有する。
容量形成部16には、複数の第1内部電極12と、複数の第2内部電極13と、が設けられている。内部電極12,13は、いずれもX−Y平面に沿って延びるシート状であり、Z軸方向に沿って交互に配置されている。内部電極12,13は、容量形成部16においてZ軸方向に相互に対向している。
図4は、セラミック素体11の分解斜視図である。セラミック素体11は、図4に示すようなシートが積層された構造を有している。容量形成部16及びサイドマージン部18は、内部電極12,13が印刷されたシートで構成することができる。カバー部17は、内部電極12,13が印刷されていないシートで構成することができる。
図3に示すように、第1内部電極12は、第1外部電極14側のセラミック素体11の端面に引き出され、第1外部電極14に接続されている。第2内部電極13は、第2外部電極15側のセラミック素体11の端面に引き出され、第2外部電極15に接続されている。これにより、内部電極12,13が外部電極14,15と導通している。
また、第1内部電極12は、第2外部電極15との間に間隔をあけて配置され、第2外部電極15から絶縁されている。第2内部電極13は、第1外部電極14との間に間隔をあけて配置され、第1外部電極14から絶縁されている。つまり、第1内部電極12は第1外部電極14のみと導通し、第2内部電極13は第2外部電極15のみと導通している。
内部電極12,13はそれぞれ、電気の良導体により形成され、積層セラミックコンデンサ10の内部電極として機能する。内部電極12,13を形成する電気の良導体としては、例えばニッケル(Ni)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、金(Au)などを主成分とする金属や合金が用いられる。
容量形成部16は、誘電体セラミックスによって形成されている。積層セラミックコンデンサ10では、内部電極12,13間の各誘電体セラミック層の容量を大きくするため、容量形成部16を形成する材料として高誘電率の誘電体セラミックスが用いられる。高誘電率の誘電体セラミックスとしては、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO)に代表される、バリウム(Ba)及びチタン(Ti)を含むペロブスカイト構造の材料が挙げられる。
また、容量形成部16を構成する誘電体セラミックスは、チタン酸バリウム系以外にも、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)系、チタン酸カルシウム(CaTiO)系、チタン酸マグネシウム(MgTiO)系、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)系、チタン酸ジルコン酸カルシウム(Ca(Zr,Ti)O)系、ジルコン酸バリウム(BaZrO)系、酸化チタン(TiO)系などであってもよい。
カバー部17及びサイドマージン部18も、誘電体セラミックスによって形成されている。カバー部17及びサイドマージン部18を形成する材料は、絶縁性セラミックスであればよいが、容量形成部16と同様の組成系の材料を用いることより、製造効率が向上するとともに、セラミック素体11における内部応力が抑制される。
上記の構成により、積層セラミックコンデンサ10では、外部電極14,15の間に電圧が印加されると、容量形成部16において内部電極12,13の間の複数の誘電体セラミック層に電圧が加わる。これにより、積層セラミックコンデンサ10では、外部電極14,15の間の電圧に応じた電荷が蓄えられる。
なお、積層セラミックコンデンサ10の構成は、特定の構成に限定されず、積層セラミックコンデンサ10に求められるサイズや性能などに応じて、公知の構成を適宜採用可能である。例えば、各内部電極12,13の枚数や、内部電極12,13の間の誘電体セラミック層の厚さは、適宜決定可能である。
[積層セラミックコンデンサ10の作用効果]
図5は、比較例に係る積層セラミックコンデンサ110の斜視図である。積層セラミックコンデンサ110は、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10とは異なり、セラミック素体111の長手方向(X軸方向)の両端部に外部電極114,115が設けられた一般的な構成を有する。
比較例に係る積層セラミックコンデンサ110では、長手方向の中央部がセラミック素体111のみによって構成されている。したがって、積層セラミックコンデンサ110の長手方向における抗折強度は、セラミック素体111単体の長手方向における抗折強度と等しい。
このため、積層セラミックコンデンサ110では、セラミック素体111の厚さTを80μm以下とすると、長手方向における抗折強度が不充分となる。したがって、積層セラミックコンデンサ110では、実装時などにセラミック素体111の長手方向の中央部に厚さ方向の応力が加わると、亀裂などの機械的損傷が発生しやすい。
この一方で、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10では、上記のとおり、セラミック素体11が長手方向に沿って外部電極14,15によって補強されている。したがって、積層セラミックコンデンサ10では、比較例に係る積層セラミックコンデンサ10よりも、長手方向における高い抗折強度が得られる。
つまり、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10では、外部電極14,15の配置を一般的な構成から変更することによって、長手方向における抗折強度を向上させることができる。したがって、積層セラミックコンデンサ10では、新たな構成を加えることなく、機械的損傷を防止することが可能である。
更に、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10では、セラミック素体11の短手方向の両端部に外部電極14,15が設けられているため、外部電極14,15同士が近接している。このため、積層セラミックコンデンサ10では、等価直列インダクタンス(ESL:Equivalent Series Inductance)を低減することができる。
[実施例]
実施例に係る積層セラミックコンデンサ10及び比較例に係る積層セラミックコンデンサ110についてそれぞれ、セラミック素体11,111の厚さTが異なる7種類のサンプルを作製した。積層セラミックコンデンサ10,110のいずれのサンプルにおいても、X軸方向の寸法を1.0mmとし、Y軸方向の寸法を0.5mmとした。
各サンプルのセラミック素体11,111は、内部電極を形成するための導電性ペーストが適宜印刷された誘電体セラミックスのグリーンシートの積層体を切断して得られたチップを焼成することによって作製した。セラミック素体11,111の焼成温度は、1000℃〜1400℃とした。
積層セラミックコンデンサ10,110について、セラミック素体11,111の焼成時における収縮量を考慮した上で、厚さ0.5〜3μmのグリーンシートの積層数を調整することによって、セラミック素体11,111の厚さTが10μm、20μm、30μm、40μm、50μm、60μm、70μmの7種類のサンプルを作製した。
各サンプルの外部電極14,15及び外部電極114,115は、スパッタリング法で成膜した下地膜にメッキ処理を施すことにより形成した。いずれのサンプルにおいても、外部電極14,15及び外部電極114,115の厚さTは、メッキ処理の条件(電流及び時間など)を調整することによって10μmとした。
以上により得られた積層セラミックコンデンサ10,110のサンプルについて、抗折強度測定を行った。図6は、抗折強度測定について説明するための模式図である。抗折強度測定には、Z軸方向下方に窪む凹部S1が設けられた架台Sと、架台Sの凹部S1のZ軸方向上方に配置された押圧子Pと、を用いる。
架台Sの凹部S1のX軸方向の寸法は、各サンプルの長手方向の寸法の0.6倍である。また、押圧子PのZ軸方向下端部は、半径500μmの円弧状の断面となるように形成されている。各サンプルは、長手方向において凹部S1を跨ぎ、押圧子Pがセラミック素体11,111の主面の中央部に対向するように、架台S上にセットされる。
図6(A)は、実施例に係る積層セラミックコンデンサ10のサンプルを架台S上にセットした状態を示す。図6(B)は、比較例に係る積層セラミックコンデンサ110のサンプルを架台S上にセットした状態を示す。この状態から、押圧子PをZ軸方向下方に移動させ、各サンプルに機械的損傷が発生するまでZ軸方向下方への応力を加える。
この抗折強度測定では、押圧子Pから各サンプルに加えている荷重を逐次測定し、各サンプルに機械的損傷が発生したときの荷重を各サンプルの抗折強度とした。図7は、各サンプルの抗折強度の測定結果を示すグラフである。図7の横軸は各サンプルのセラミック素体11,111の厚さTを示し、図7の縦軸は各サンプルの抗折強度を示している。
なお、図7に示す抗折強度は、荷重の測定値ではなく、比較例に係る積層セラミックコンデンサ110のうちセラミック素体111の厚さTが50μmのサンプルの抗折強度を「1」として、各サンプルの抗折強度を規格化した値で示している。つまり、図7に示す抗折強度は、各サンプルの抗折強度の相対値である。
図7を参照すると、いずれのセラミック素体11,111の厚さTにおいても、実施例に係る積層セラミックコンデンサ10では、比較例に係る積層セラミックコンデンサ110の1.5倍以上の高い抗折強度が得られている。このように、本実施形態の積層セラミックコンデンサ10では、高い抗折強度が得られることが実験的に確認された。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、積層セラミックコンデンサ10では、外部電極14,15がセラミック素体11の端面から主面のみならず側面にも延出していてもよい。つまり、積層セラミックコンデンサ10の外部電極14,15では、Y−Z平面に平行な断面のみならず、X−Y平面に沿った断面もU字状であってもよい。
また、上記実施形態では積層セラミック電子部品の一例として積層セラミックコンデンサ10について説明したが、本発明は一対の外部電極を有する積層セラミック電子部品全般に適用可能である。このような積層セラミック電子部品としては、例えば、チップバリスタ、チップサーミスタ、積層インダクタなどが挙げられる。
10…積層セラミックコンデンサ
11…セラミック素体
12,13…内部電極
14,15…外部電極
16…容量形成部
17…カバー部
18…サイドマージン部

Claims (3)

  1. 第1軸方向を向いた第1及び第2主面と、前記第1軸に直交する第2軸方向を向いた第1及び第2端面と、前記第1端面に引き出された第1内部電極と、前記第1内部電極に対向し、前記第2端面に引き出された第2内部電極と、を有し、前記第1及び第2軸に直交する第3軸方向に長尺に形成され、前記第1軸方向の寸法が80μm以下であるセラミック素体と、
    前記第1端面を覆い、前記第1端面から前記第1及び第2主面に延出する第1外部電極と、
    前記第2端面を覆い、前記第2端面から前記第1及び第2主面に延出する第2外部電極と、
    を具備する積層セラミック電子部品。
  2. 請求項1に記載の積層セラミック電子部品であって、
    前記第1及び第2外部電極の前記1及び第2主面上における厚さが2μm以上である
    積層セラミック電子部品。
  3. 請求項1又は2に記載の積層セラミック電子部品であって、
    前記セラミック素体の前記第1軸方向の寸法が前記セラミック素体の前記第3軸方向の寸法の5分の1以下である
    積層セラミック電子部品。
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