JP2018119777A5 - - Google Patents
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Description
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
第1圧縮機の吐出側に設けられ、第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
第2通路の途中に設けられ、第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吐出側の部位と第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
第3通路の途中に設けられ、第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
第3通路のうち第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吸入側の部位と、第3通路のうち中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
第4通路のうち中間熱交換器の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
第4通路のうち第2膨張弁の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒と冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、
切替部を制御する制御装置(20)と、を備え、
制御装置は、第1圧縮機から吐出された冷媒が第1通路に流れるように切替部を制御し、且つ、第1圧縮機と第2圧縮機を駆動している場合、冷却対象空間の空気温度が設定温度以下(Tset−t2)になるまでその状態を継続した後、第1圧縮機と第2圧縮機の駆動を停止する。
また、請求項2に係る発明は、
冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
第1圧縮機の吐出側に設けられ、第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
第2通路の途中に設けられ、第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吐出側の部位と第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
第3通路の途中に設けられ、第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
第3通路のうち第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吸入側の部位と、第3通路のうち中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
第4通路のうち中間熱交換器の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
第4通路のうち第2膨張弁の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒と冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、を備え、
第1圧縮機と第2圧縮機の少なくとも一方は、
円筒状の内壁を有するシリンダ(41)、シリンダの内側に設けられるローラ(42)、および、シリンダの内壁とローラの外壁との間に形成されるポンプ室(45)を仕切るベーン(43)を有し、シリンダの内壁とローラの外壁との摺接箇所(44)が周方向に移動するようにローラが動作するロータリ式の圧縮機(40)であり、
切替部を制御する制御装置(20)と、
ロータリ式の圧縮機にベーン飛びが発生したことを検知するベーン飛び検知部(60)と、をさらに備え、
制御装置は、ロータリ式の圧縮機にベーン飛びが発生したことがベーン飛び検知部により検知された場合、第1圧縮機から吐出された冷媒が第1通路に流れるように切替部を制御する。
また、請求項3に係る発明は、
冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
第1圧縮機の吐出側に設けられ、第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
第2通路の途中に設けられ、第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吐出側の部位と第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
第3通路の途中に設けられ、第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
第3通路のうち第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吸入側の部位と、第3通路のうち中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
第4通路のうち中間熱交換器の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
第4通路のうち第2膨張弁の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒と冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、
切替部を制御する制御装置(20)と、
第2圧縮機の吐出側から第2膨張弁までの冷媒の圧力を検出する第1圧力センサ(31)と、
第2膨張弁の下流側から第1圧縮機までの冷媒の圧力を検出する第2圧力センサ(32)と、を備え、
制御装置は、
第1圧力センサにより検出された圧力と第2圧力センサにより検出された圧力との差(ΔP)が所定圧力(Pth)より大きいとき、第1圧縮機から吐出された冷媒が第2通路に流れるように切替部を制御し、
第1圧力センサにより検出された圧力と第2圧力センサにより検出された圧力との差が所定圧力より小さいとき、第1圧縮機から吐出された冷媒が第1通路に流れるように切替部を制御するものであり、
所定圧力は、第1圧縮機の回転速度に基づいて定められた第1必要差圧(Pth1)と、第2圧縮機の回転速度に基づいて定められた第2必要差圧(Pth2)との和であり、
第1必要差圧は、第1圧縮機の回転数が大きいほど大きい値に設定され、
第2必要差圧も、第2圧縮機の回転数が大きいほど大きい値に設定されるものである。
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
第1圧縮機の吐出側に設けられ、第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
第2通路の途中に設けられ、第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吐出側の部位と第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
第3通路の途中に設けられ、第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
第3通路のうち第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吸入側の部位と、第3通路のうち中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
第4通路のうち中間熱交換器の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
第4通路のうち第2膨張弁の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒と冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、
切替部を制御する制御装置(20)と、を備え、
制御装置は、第1圧縮機から吐出された冷媒が第1通路に流れるように切替部を制御し、且つ、第1圧縮機と第2圧縮機を駆動している場合、冷却対象空間の空気温度が設定温度以下(Tset−t2)になるまでその状態を継続した後、第1圧縮機と第2圧縮機の駆動を停止する。
また、請求項2に係る発明は、
冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
第1圧縮機の吐出側に設けられ、第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
第2通路の途中に設けられ、第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吐出側の部位と第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
第3通路の途中に設けられ、第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
第3通路のうち第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吸入側の部位と、第3通路のうち中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
第4通路のうち中間熱交換器の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
第4通路のうち第2膨張弁の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒と冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、を備え、
第1圧縮機と第2圧縮機の少なくとも一方は、
円筒状の内壁を有するシリンダ(41)、シリンダの内側に設けられるローラ(42)、および、シリンダの内壁とローラの外壁との間に形成されるポンプ室(45)を仕切るベーン(43)を有し、シリンダの内壁とローラの外壁との摺接箇所(44)が周方向に移動するようにローラが動作するロータリ式の圧縮機(40)であり、
切替部を制御する制御装置(20)と、
ロータリ式の圧縮機にベーン飛びが発生したことを検知するベーン飛び検知部(60)と、をさらに備え、
制御装置は、ロータリ式の圧縮機にベーン飛びが発生したことがベーン飛び検知部により検知された場合、第1圧縮機から吐出された冷媒が第1通路に流れるように切替部を制御する。
また、請求項3に係る発明は、
冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
第1圧縮機の吐出側に設けられ、第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
第2通路の途中に設けられ、第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吐出側の部位と第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
第3通路の途中に設けられ、第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
第3通路のうち第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
第2通路のうち第2圧縮機の吸入側の部位と、第3通路のうち中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
第4通路のうち中間熱交換器の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
第4通路のうち第2膨張弁の下流側に設けられ、第4通路を流れる冷媒と冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、
切替部を制御する制御装置(20)と、
第2圧縮機の吐出側から第2膨張弁までの冷媒の圧力を検出する第1圧力センサ(31)と、
第2膨張弁の下流側から第1圧縮機までの冷媒の圧力を検出する第2圧力センサ(32)と、を備え、
制御装置は、
第1圧力センサにより検出された圧力と第2圧力センサにより検出された圧力との差(ΔP)が所定圧力(Pth)より大きいとき、第1圧縮機から吐出された冷媒が第2通路に流れるように切替部を制御し、
第1圧力センサにより検出された圧力と第2圧力センサにより検出された圧力との差が所定圧力より小さいとき、第1圧縮機から吐出された冷媒が第1通路に流れるように切替部を制御するものであり、
所定圧力は、第1圧縮機の回転速度に基づいて定められた第1必要差圧(Pth1)と、第2圧縮機の回転速度に基づいて定められた第2必要差圧(Pth2)との和であり、
第1必要差圧は、第1圧縮機の回転数が大きいほど大きい値に設定され、
第2必要差圧も、第2圧縮機の回転数が大きいほど大きい値に設定されるものである。
Claims (5)
- 冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
前記第1圧縮機の吐出側に設けられ、前記第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
前記第2通路の途中に設けられ、前記第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
前記第2通路のうち前記第2圧縮機の吐出側の部位と前記第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
前記第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
前記コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
前記第3通路の途中に設けられ、前記第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
前記第3通路のうち前記第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と前記第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
前記第2通路のうち前記第2圧縮機の吸入側の部位と、前記第3通路のうち前記中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
前記第4通路のうち前記中間熱交換器の下流側に設けられ、前記第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
前記第4通路のうち前記第2膨張弁の下流側に設けられ、前記第4通路を流れる冷媒と前記冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を前記第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、
前記切替部を制御する制御装置(20)と、を備え、
前記制御装置は、前記第1圧縮機から吐出された冷媒が前記第1通路に流れるように前記切替部を制御し、且つ、前記第1圧縮機と前記第2圧縮機を駆動している場合、前記冷却対象空間の空気温度が前記設定温度以下(Tset−t2)になるまでその状態を継続した後、前記第1圧縮機と前記第2圧縮機の駆動を停止する、冷凍サイクル装置。 - 冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
前記第1圧縮機の吐出側に設けられ、前記第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
前記第2通路の途中に設けられ、前記第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
前記第2通路のうち前記第2圧縮機の吐出側の部位と前記第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
前記第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
前記コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
前記第3通路の途中に設けられ、前記第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
前記第3通路のうち前記第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と前記第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
前記第2通路のうち前記第2圧縮機の吸入側の部位と、前記第3通路のうち前記中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
前記第4通路のうち前記中間熱交換器の下流側に設けられ、前記第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
前記第4通路のうち前記第2膨張弁の下流側に設けられ、前記第4通路を流れる冷媒と前記冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を前記第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、を備え、
前記第1圧縮機と前記第2圧縮機の少なくとも一方は、
円筒状の内壁を有するシリンダ(41)、前記シリンダの内側に設けられるローラ(42)、および、前記シリンダの内壁と前記ローラの外壁との間に形成されるポンプ室(45)を仕切るベーン(43)を有し、前記シリンダの内壁と前記ローラの外壁との摺接箇所(44)が周方向に移動するように前記ローラが動作するロータリ式の圧縮機(40)であり、
前記切替部を制御する制御装置(20)と、
前記ロータリ式の圧縮機にベーン飛びが発生したことを検知するベーン飛び検知部(60)と、をさらに備え、
前記制御装置は、前記ロータリ式の圧縮機にベーン飛びが発生したことが前記ベーン飛び検知部により検知された場合、前記第1圧縮機から吐出された冷媒が前記第1通路に流れるように前記切替部を制御する、冷凍サイクル装置。 - 冷却対象空間の空気を冷却する冷凍サイクル装置において、
冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機(11)と、
前記第1圧縮機の吐出側に設けられ、前記第1圧縮機から吐出された冷媒の流れを第1通路(21)または第2通路(22)に切り替える切替部(13)と、
前記第2通路の途中に設けられ、前記第2通路を流れる冷媒を圧縮して吐出する第2圧縮機(12)と、
前記第2通路のうち前記第2圧縮機の吐出側の部位と前記第1通路とを接続する第1接続部(25)と、
前記第1接続部から流入する冷媒と外気とを熱交換させるコンデンサ(14)と、
前記コンデンサの出口側の流路を第3通路(23)と第4通路(24)に分岐する分岐部(27)と、
前記第3通路の途中に設けられ、前記第3通路を流れる冷媒を減圧する第1膨張弁(15)と、
前記第3通路のうち前記第1膨張弁の下流側を流れる冷媒と前記第4通路を流れる冷媒とを熱交換させる中間熱交換器(16)と、
前記第2通路のうち前記第2圧縮機の吸入側の部位と、前記第3通路のうち前記中間熱交換器の下流側の部位とを接続する第2接続部(26)と、
前記第4通路のうち前記中間熱交換器の下流側に設けられ、前記第4通路を流れる冷媒を減圧する第2膨張弁(17)と、
前記第4通路のうち前記第2膨張弁の下流側に設けられ、前記第4通路を流れる冷媒と前記冷却対象空間の空気とを熱交換させ、冷媒を前記第1圧縮機の吸入側に向けて流出するエバポレータ(18)と、
前記切替部を制御する制御装置(20)と、
前記第2圧縮機の吐出側から前記第2膨張弁までの冷媒の圧力を検出する第1圧力センサ(31)と、
前記第2膨張弁の下流側から前記第1圧縮機までの冷媒の圧力を検出する第2圧力センサ(32)と、を備え、
前記制御装置は、
前記第1圧力センサにより検出された圧力と前記第2圧力センサにより検出された圧力との差(ΔP)が所定圧力(Pth)より大きいとき、前記第1圧縮機から吐出された冷媒が前記第2通路に流れるように前記切替部を制御し、
前記第1圧力センサにより検出された圧力と前記第2圧力センサにより検出された圧力との差が前記所定圧力より小さいとき、前記第1圧縮機から吐出された冷媒が前記第1通路に流れるように前記切替部を制御するものであり、
前記所定圧力は、前記第1圧縮機の回転速度に基づいて定められた第1必要差圧(Pth1)と、前記第2圧縮機の回転速度に基づいて定められた第2必要差圧(Pth2)との和であり、
第1必要差圧は、前記第1圧縮機の回転数が大きいほど大きい値に設定され、
第2必要差圧も、前記第2圧縮機の回転数が大きいほど大きい値に設定されるものである、冷凍サイクル装置。 - 前記制御装置は、
前記冷却対象空間の空気温度(Tfr)を冷却する目標値として設定された設定温度(Tset)と前記冷却対象空間の空気温度との差が所定温度(Tth)より小さいとき、前記第1圧縮機から吐出された冷媒が前記第2通路に流れるように前記切替部を制御し、
前記冷却対象空間の空気温度と前記設定温度との差が前記所定温度より大きいとき、前記第1圧縮機から吐出された冷媒が前記第1通路に流れるように前記切替部を制御する、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置。 - 前記第1圧縮機と前記第2圧縮機の少なくとも一方は、
渦巻き状の固定スクロール(51)、および、前記固定スクロールの壁面同士の間に設けられる渦巻き状の旋回スクロール(52)を有し、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとの摺接箇所(53)が周方向に移動するように前記旋回スクロールが動作するスクロール式の圧縮機(50)である、請求項1または3に記載の冷凍サイクル装置。
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