JP2018118742A - ガゼット袋 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係るガゼット袋1は、図1から図3に示す例のように、まち構造のフィルム壁13,15と、まち構造を有しないフィルム壁11,12と、を有している。まち構造のフィルム壁13,15は、対向する位置に設けられており、中央に形成された折目14,16を互いに接近させて折り込まれる構造になっている。まち構造を有しないフィルム壁11,12は平面状(平面構造)のフィルム材が用いられている。本発明に係るガゼット袋1は、内部に注入された液体の排出、空気の導入と排出を可能にする構造(排水及び通気構造という。)が少なくとも2面に形成されている。
袋本体部10は、例えば、図1及び図2に示すように、一対のまち構造を有しないフィルム壁11,12と、一対のまち構造を有するまち構造のフィルム壁13,15とにより構成されている。袋本体部10は、まち構造を有しないフィルム壁11,12の周縁とまち構造フィルム壁13,15の周縁とが接合されることにより形成されている。本明細書では、袋本体部10とは、注出ユニット20を除いたガゼット袋の構成要素を意味する。
まち構造を有しないフィルム壁11,12として用いられるフィルム材は、従来から一般的に使用されている積層フィルム材であり、単層のフィルム材や積層されたフィルム材が使用できる。単層フィルム材は、主にはシーラント層に用いられる樹脂単体でなるフィルム材が用いられる。これに対し、積層フィルム材は、基材層にシーラント層を積層してなるフィルム材が用いられている。基材層としては、例えば、二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル等からなるフィルム材が用いられる。シーラント層としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が用いられる。積層フィルム材を製造する方法としては、例えば、ドライラミネート法、押出ラミネート法、共押出法などを挙げることができる。また、基材層とシーラント層との間に接着剤やアンカー剤等を設けることによって、基材層とシーラント層との接着強度を向上させることができる。
注入ユニット20は、袋本体部10の内部に内容物を注入したり、水などの液体を注入したりするための構成要素である。注入ユニット20は、まち構造を有しない一方のフィルム壁11の中央部又は略中央部に設けられている。なお、注出ユニット20は、用途、目的等によって、適宜適切な位置に設けることができる。
まち構造のフィルム壁13,15は、本実施形態のガゼット袋1において、最も特徴を有する構成部である。
本発明に係るガゼット袋1では、まち構造を有しないフィルム壁11,12とまち構造のフィルム壁13,15との接合の方法は、特に限定されず、ガゼット袋を製造する際に用いられている一般的な方法で接合することができる。同様に、本体フィルム18,19とカバーフィルム40との接合もフィルム材にイージーピールフィルムを接合する際に一般的に行われている手法で接合することができる。以下では、まち構造を有しないフィルム壁11,12とまち構造のフィルム壁13,15との接合、及び本体フィルム18,19とカバーフィルム40との接合がヒートシールである場合について説明する。
図1に示すように、高強度シール部31a,32aは、まち構造を有しないフィルム壁11,12とまち構造のフィルム壁13,15とがシールされるシール部31,32において、まち構造のフィルム壁13,15の折目14,16がまち構造を有しないフィルム壁11,12と交わる交線の近傍に形成されている。この高強度シール部31a,32aは、のシール強度を他のシールされた部位のシール強度よりも高く形成した部分である。折目14,16が交わる交線の近傍は、応力が集中しやすくなっている。そのため、折目14,16が交わる交線の近傍は、シール強度を他のシールされた部位よりもシール強度を高くすることにより、破損の発生を抑制している。この高強度シール部31a,32aは、ヒートシールするときの温度を特に高くしてヒートシールして形成される。
次に、ガゼット袋の用途について説明する。このガゼット袋は、内部に粉体や粒体等の固体、例えば、穀物類、乾燥食品、植物の種子等を内部に収容することに用いることができる。図5〜図7を参照して植物の種子をガゼット袋1の内部に収容した場合を用途の一例として説明する。
1a 第1の辺
1b 第2の辺
1c 第3の辺
1d 第4の辺
10 袋本体部
11,12 まち構造を有しないフィルム壁
13,15 まち構造のフィルム壁
14,16 折目
18,19 本体フィルム
20 注入ユニット
21 注入部
22 筒体部
23 被着部
24 蓋部
25 ねじ部
31,32,33,34 ヒートシール部
40 カバーフィルム
41 摘まみ部
45,46,47 ヒートシール部
50 穴(排液及び通気構造)
Claims (9)
- 対向する位置に設けられ、中央又は略中央に形成された折目で折り込まれるまち構造のフィルム壁と、まち構造を有しないフィルム壁とがシールされてなるガゼット袋であって、
前記フィルム壁のうち少なくとも2面が排液及び通気構造を有することを特徴とするガゼット袋。 - 前記排液及び通気構造を有する前記フィルム壁は、排液及び通気構造が設けられた本体フィルムと、該本体フィルムの外側に設けられたカバーフィルムとを有する、請求項1に記載のガゼット袋。
- 前記まち構造のフィルム壁が、前記排液及び通気構造を有する、請求項1又は2に記載のガゼット袋。
- 前記排液及び通気構造は、前記本体フィルムの一面側と他面側とを連絡する隙間又は穴であり、前記本体フィルムが不織布、メッシュからなるフィルム材及び穴が形成されたフィルム材から選ばれた部材である、請求項2又は3に記載のガゼット袋。
- 前記まち構造のフィルム壁の折目が前記まち構造を有しないフィルム壁と交わる交線のシール部分の近傍には、前記まち構造のフィルム壁の一部が切り欠かれ、対向する前記まち構造を有しないフィルム同士がシールされている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガゼット袋。
- 前記まち構造を有しないフィルム壁と前記まち構造のフィルム壁を構成する前記本体フィルムのシール強度は、前記カバーフィルムと前記本体フィルムのシール強度よりも高く、且つ前記まち構造のフィルム壁の前記折目が前記まち構造を有しないフィルム壁と交わる交線の近傍におけるカバーフィルムとまち構造フィルムとのシール強度が該ガゼット袋における他のシールされた部位のシール強度よりも高い、請求項2〜5のいずれか1項に記載のガゼット袋。
- 前記カバーフィルムの周縁の少なくとも一部が前記本体フィルムの周縁から張り出している、請求項2〜6のいずれか1項に記載のガゼット袋。
- 前記収容物が、前記収容物が粉体又は粒体である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のガゼット袋。
- 液体を注入するための注入部が前記まち構造を有しないフィルム壁に設けられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載のガゼット袋。
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