JP2018115071A - 自走式搬送台車を用いた保管設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】棚設備に対する物品の搬入/搬出を先入れ先出しで行う際における複数の自走式搬送台車の衝突を防止すると共に、保管設備の構造を簡素化する。【解決手段】物品収納スペースSは、先入れ先出し型の収納棚30を前後方向に並設してなる収納庫S1,…を、左右方向に離間させて、少なくとも3つ有する。隣り合う前記収納庫において、一方の搬送方向T1と他方の搬送方向T2とは、逆方向であり、搬送方向T1,T2の上流側/下流側に、前後方向の入庫レーンV1,…/出庫レーンV2,…を有する。自走式搬送台車Aは、棚設備2内を左右方向及び前後方向へ自走可能すると共に、パレットPを載置する昇降テーブル8を有する。物品Wを搬入/搬出する際には、搬送台車Aが、入庫レーンV1を通って所定搬入/搬出箇所まで移動して搬入/搬出した後、出庫レーンV2を経由して移動する。【選択図】図1

Description

本発明は、棚設備に対して物品の搬入及び搬出を行う自走式搬送台車を用いた保管設備に関する。
上下複数段の階層を備えた立体的な物品収納スペースを有する棚設備に対し、スタッカークレーン、又は入庫用昇降機及び出庫用昇降機、並びに物品を搬送する自走式搬送台車等を組み合わせて構成される、自走式搬送台車を用いた保管設備がある(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1の自走式搬送台車を用いた保管設備は、収納部(1a)を上下左右に備えた収納棚(1)、走行路(1b)を走行してパレット(2a)上の物品(2)をパレット(2a)ごと搬出入する搬送台車(3)、搬送台車(3)を所定の収納部(1a)の走行路(1b)に案内するスタッカークレーン(5)、入庫用ローラコンベア(7a)及び入庫用チェーンコンベア(8a)、出庫用ローラコンベア(7b)及び出庫用チェーンコンベア(8b)、並びに入出庫用ローラコンベア(7c)等を備える。
ここで、搬送台車(3)は、走行車輪(3a)を駆動する走行用電動モータ(3b)、並びに、物品(2)及びパレット(2a)が載置される載置台(3e)を昇降させる昇降用電動モータ(3f)等を備え、収納部(1a)の走行路(1b)を前後方向へ自走するものである。搬送台車(3)は、収容棚(1)内とスタッカークレーン(5)内のみを走行して物品(2)を搬送する。
特許文献2の自走式搬送台車を用いた保管設備は、縦横に等間隔で立設された垂直柱(12)に対して水平方向に縦横に取り付けられた走行用レール(8)により構成され、搬送用レーンを除く上下左右の間口が荷物(16)を格納する格納スペースとして使用される格納棚(ラック)、搬送用レーンの入庫側に付設された、垂直コンベア又はスタッカークレーン等である入庫用昇降機(7)、及び搬送用レーンの出庫側に付設された、垂直コンベア又はスタッカークレーン等である出庫用昇降機(9)、走行用レール(8)上を走行し、昇降機(7,9)との間で荷物(16)を移載可能な縦横走行搬送台車(30)、並びに入庫用昇降機(7)に接続するコンベア等である入庫ライン(6)、及び出庫用昇降機(9)に接続するコンベア等である出庫ライン(10)等を備える。
ここで、縦横走行搬送台車(30)は、旋回自在の車輪(32a,32b,32c,32d)を駆動するモータ(33a,33b,33c,33d)、及び各車輪を旋回させるために伸縮する旋回用シリンダ35a,35b,35c,35d、並びに、荷物(16)を載置する昇降テーブル(41)を昇降させる昇降用モータ(40)等を備え、格納棚内の格納スペースを走行用レール(8)に沿って縦方向(前後方向)及び横方向(左右方向)の二方向へ自走するものである。縦横走行搬送台車(30)は、格納棚内と入庫用昇降機(7)及び出庫用昇降機(9)内のみを走行して荷物(16)を搬送する。
棚設備に対する物品の搬入及び搬出は、先入れ先出し(First In First Out)が基本ルールであり(例えば、特許文献3参照)、それにより品質を維持するとともに運搬の無駄を無くして能率を高めることができる。
特開平10−087020号公報 特開平08−157016号公報 特許第4067095号公報
特許文献1及び2のような自走式搬送台車を用いた保管設備において、棚設備に対して物品の搬入及び搬出を先入れ先出しで行うべく自走式搬送台車を走行させる場合、棚設備内の複数の自走式搬送台車が衝突するおそれがある。
また、特許文献1及び2のような自走式搬送台車を用いた保管設備では、保管設備の構造が複雑になっている。
すなわち、特許文献1の自走式搬送台車を用いた保管設備では、入庫時には、入庫用ローラコンベア(7a)から入庫用チェーンコンベア(8a)、及び入庫用チェーンコンベア(8a)からスタッカークレーン(5)への物品(2)の載せ替えが必要になり、出庫時は、スタッカークレーン(5)から出庫用チェーンコンベア(8b)、及び出庫用チェーンコンベア(8b)から出庫用ローラコンベア(7b)への物品(2)の載せ替えが必要になるので、保管設備の構造が複雑である。
その上、入出庫する物品(2)は入出庫コンベア(7c)により搬送されるが、遠方の入荷場から収容棚(1)への搬送や、収容棚(1)から遠方の出荷場への搬送のためには、長い入出庫コンベア(7c)若しくは無人搬送車等の搬送手段、又は作業者が運転するフォークリフトが必要になる。
特許文献2の自走式搬送台車を用いた保管設備では、入庫ライン(6)のコンベア等、及び出庫ライン(10)のコンベア等は縦横走行搬送台車(30)に対応していない別形式のコンベアであり、昇降機(7,9)内の搬送台車(30)と入出庫ライン(6,10)のコンベア等との間で荷物(16)を移し替えるための複雑な移載装置が必要となるので、保管設備の構造が複雑である。
その上、入庫する荷物(16)は入庫ライン(6)のコンベア等により搬送され、出庫する荷物(16)は出庫ライン(10)のコンベア等により搬送されるが、遠方の入荷場から格納棚への搬送や、格納棚から遠方の出荷場への搬送のためには、入庫ライン(6)及び出庫ライン(10)を構成する長いコンベア等、若しくは無人搬送車等の搬送手段、又は作業者が運転するフォークリフトが必要になる。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、棚設備に対する物品の搬入及び搬出を先入れ先出しで行う際における複数の自走式搬送台車の衝突を防止するとともに、保管設備の構造を簡素化できる自走式搬送台車を用いた保管設備を提供する点にある。
本発明に係る自走式搬送台車を用いた保管設備は、前記課題解決のために、物品収納スペースを有する棚設備に対して物品の搬入及び搬出を行う自走式搬送台車を用いた保管設備であって、
前記物品収納スペースは、先入れ先出し型の収納棚を水平方向に並設してなる収納庫を、前記先入れ先出し型の収納棚の搬送方向に沿う方向に離間させて、少なくとも3つ有し、
隣り合う前記収納庫において、一方の前記収納庫の前記収納棚の搬送方向と他方の前記収納庫の前記収納棚の搬送方向とは、逆方向であり、
前記収納棚の搬送方向の上流側に、前記収納棚の搬送方向に直交する水平方向の入庫レーンを有するとともに、前記収納棚の搬送方向の下流側に、前記収納棚の搬送方向に直交する水平方向の出庫レーンを有し、
前記自走式搬送台車は、前記棚設備内を前記収納棚の搬送方向と平行な方向及び当該方向に直交する水平方向へ自走可能であるとともに、物品を載置したパレット又は空パレットを載置する昇降テーブルを有し、
前記棚設備に物品を搬入する際には、
物品を載置したパレットを前記昇降テーブルに載置した前記自走式搬送台車が、
前記入庫レーンを通って前記物品を収納する前記収納棚の搬送方向の上流側まで移動し、
移動方向を変え、当該収納棚の後尾に、又は当該収納棚に在庫がない場合には当該収納棚の先頭に前記パレットを収納した後に当該収納棚の下方を移動して当該収納棚の搬送方向の下流側の前記出庫レーンに入り、
前記棚設備から物品を搬出する際には、
空荷の前記自走式搬送台車が、
前記入庫レーンを通って搬出する物品を収納している前記収納棚の搬送方向の上流側まで移動し、
移動方向を変え、当該収納棚の下方を移動して先頭のパレットを前記昇降テーブルに載置して当該収納棚の搬送方向の下流側の前記出庫レーンに入る
ことを特徴とする(請求項1)。
このような構成によれば、棚設備の物品収納スペースが、先入れ先出し型の収納棚を水平方向に並設してなる収納庫を、前記先入れ先出し型の収納棚の搬送方向に沿う方向に離間させて、少なくとも3つ有し、隣り合う前記収納庫において、一方の前記収納庫の前記収納棚の搬送方向と他方の前記収納庫の前記収納棚の搬送方向とは、逆方向であり、前記先入れ先出し型の収納棚の搬送方向の上流側に、前記収納棚の搬送方向に直交する入庫レーンを有するとともに、前記先入れ先出し型の収納棚の搬送方向の下流側に、前記収納棚の搬送方向に直交する出庫レーンを有する。
よって、自走式搬送台車が棚設備外から先入れ先出し型の収納棚の所定搬入箇所又は所定搬出箇所に入る際には専用の入庫レーンを通り、自走式搬送台車が前記所定搬入箇所又は前記所定搬出箇所から棚設備外へ出る際には専用の出庫レーンを通るので、棚設備内の複数の自走式搬送台車の衝突を抑制できる。
その上、自走式搬送台車が、棚設備内を先入れ先出し型の収納棚の搬送方向と平行な方向及び当該方向に直交する水平方向へ自走可能であるとともに、物品を載置したパレット又は空パレットを載置する昇降テーブルを有する。
よって、自走式搬送台車が直交方向へ方向を変えて移動できる搬送機能を有するとともに、パレットを載置する昇降テーブルを昇降させることによりストレージ機能を有するので、前記構成の棚設備内を自走式搬送台車が効率的に走行しながら、棚設備に対して物品の搬入及び搬出を行うことができる。
ここで、前記入庫レーン及び前記出庫レーンにおいて、前記自走式搬送台車の移動方向は一方向であるのが好ましい実施態様である(請求項2)。
このような構成によれば、専用の入庫レーン及び出庫レーンにおける自走式搬送台車の移動方向が一方向であるので、棚設備内の複数の自走式搬送台車の衝突を確実に防止できる。
また、前記物品収納スペースが上下複数段の階層を備えたものであり、
前記階層の所望のものの高さ位置と地上側との間で前記自走式搬送台車を受け渡すための昇降装置を、前記棚設備に添わせて前記棚設備外の地上側に設けてなるのがより好ましい実施態様である(請求項3)。
このような構成によれば、昇降装置を備えるだけで立体的な物品収納スペースを有する棚設備に対応できるので、保管設備の構造を簡素化できるという特長を活かしながら、棚設備の収納スペースの効率が高くなる。
また、棚設備外の地上側に、棚設備に添わせて昇降装置を設けることにより、棚設備から昇降装置の部分が出っ張ることになる。しかしながら、地上側には棚設備のまわりに昇降装置を設けるスペースを確保しやすく、昇降装置を棚設備外の地上側に設けることにより、昇降装置を設けるスペースを棚設備内に確保する必要がなくなり、昇降装置の配置位置の自由度が高くなるとともに、棚設備及び昇降装置の全体として省スペース化を図ることができる。
さらに、前記棚設備内における物品の搬送及び前記棚設備外の地上における物品の搬送に前記自走式搬送台車を共用するのが一層好ましい実施態様である(請求項4)。
このような構成によれば、棚設備内における物品の搬送及び棚設備外の地上における物品の搬送に自走式搬送台車を共用することから、棚設備の出入口において物品の載せ替えを行う移載装置が不要になるので、保管設備の構造を簡素化できる。
その上、自走式搬送台車が特定経路に沿って棚設備外の地上を自走できるので、遠方の入荷場から棚設備への搬送、及び棚設備から遠方の出荷場への搬送のための、コンベアや無人搬送車等の搬送手段、又は作業者が運転するフォークリフトを不要にできる。
さらにまた、前記棚設備外の地上に、入荷品置場及び入荷用荷捌き場、並びに出荷品置場及び出荷用荷捌き場を有し、
前記自走式搬送台車が、前記入荷品置場から前記入荷用荷捌き場へ物品を載置したパレットを搬送するとともに、前記出荷用荷捌き場から前記出荷品置場へ物品を載置したパレットを搬送するのがより一層好ましい実施態様である(請求項5)。
このような構成によれば、入荷品置場から入荷用荷捌き場への物品の搬送、及び出荷用荷捌き場から出荷品置場への物品の搬送を、前記物品を載置したパレットを自走式搬送台車により搬送することにより行うので、フォークリフトによる前記パレットの搬送が不要になる。
また、前記先頭のパレットを前記棚設備から搬出した後に、当該パレットを前記収納棚の元の位置に戻す際には、
当該パレットを前記昇降テーブルに載置した前記自走式搬送台車が、
前記収納棚の元の位置の前記搬送方向の下流側の前記出庫レーンを通って当該収納棚の搬送方向の下流側まで移動し、
移動方向を変え、当該収納棚の先頭に当該パレットを収納するのがさらに一層好ましい実施態様である(請求項6)。
このような構成によれば、先入れ先出し型の収納棚において、先頭のパレットから物品の一部を搬出して残りを前記収納棚に戻す際に、基本ルールである先入れ先出しを守るように収納棚の先頭に戻す作業が容易になる。
さらに、前記先入れ先出し型の収納棚をフリーローラコンベアとし、
前記自走式搬送台車は、昇降可能な突片を有し、
前記収納棚内の前記パレットを前詰めする際には、
前記自走式搬送台車の前記突片を上昇させた状態として、
前記突片により、当該収納棚内の後尾の前記パレットを後押し駆動するのも好ましい実施態様である(請求項7)。
このような構成によれば、自走式搬送台車による後押し駆動により収納棚内の複数のパレットを一括して前詰めできることから、自走式搬送台車によりパレットを一つずつ移動させて前詰めする必要がなくなるので、収納棚内の複数のパレットの前詰め作業を効率的に行うことができる。
以上のように、本発明に係る自走式搬送台車を用いた保管設備によれば、主に以下のような効果を奏する。
(1)自走式搬送台車が棚設備外から先入れ先出し型の収納棚の所定搬入箇所又は所定搬出箇所に入る際には専用の入庫レーンを通り、自走式搬送台車が前記所定搬入箇所又は前記所定搬出箇所から棚設備外へ出る際には専用の出庫レーンを通るので、棚設備内の複数の自走式搬送台車の衝突を抑制できる。
(2)自走式搬送台車が直交方向へ方向を変えて移動できる搬送機能を有するとともに、パレットを載置する昇降テーブルを昇降させることによりストレージ機能を有するので、前記構成の棚設備内を自走式搬送台車が効率的に走行しながら、棚設備に対して物品の搬入及び搬出を行うことができる。
(3)棚設備内における物品の搬送及び棚設備外の地上における物品の搬送に自走式搬送台車を共用することにより、棚設備の出入口において物品の載せ替えを行う移載装置が不要になるので、保管設備の構造を簡素化できる。
(4)自走式搬送台車が特定経路に沿って棚設備外の地上を自走できるので、遠方の入荷場から棚設備への搬送、及び棚設備から遠方の出荷場への搬送のための、コンベアや無人搬送車等の搬送手段、又は作業者が運転するフォークリフトを不要にできる。
本発明の実施の形態に係る自走式搬送台車を用いた保管設備の概略平面図である。 棚設備の概略正面図である。 収納棚の所定搬入箇所へ物品載置パレットを搬入する自走式搬送台車の経路の例を示す概略平面図である。 棚設備内において自走式搬送台車が直交方向へ走行する場合の一例を示す要部拡大概略平面図であり、(a)は入庫レーンの移動方向X1を走行してきた自走式搬送台車が直交方向へ移動する交差点で停止した状態、(b)は自走式搬送台車が移動方向X1に直交する搬送方向T1を走行している状態を示している。 自走式搬送台車が棚設備内の所定搬入箇所に物品載置パレットを搬入する動作を示す要部拡大縦断面右側面図であり、(a)は昇降テーブルを上昇させて所定搬入箇所に到達した状態、(b)は昇降テーブルを下降させて載置部に前記パレットを載置した状態を示している。 収納棚の所定搬出箇所から物品載置パレットを搬出する自走式搬送台車の経路の例を示す概略平面図である。 自走式搬送台車の斜視図である。 メインフレーム及びサブフレームの分解斜視図である。 メインフレーム及び昇降テーブルの分解斜視図である。 自走式搬送台車の駆動系の主要構成部品を示す概略平面図であり、昇降テーブル及びカバーを外した状態を示している。 切替手段により第2走行車輪を浮かせて第1走行車輪を接地させた状態を示す右側面図である。 切替手段により第1走行車輪を浮かせて第2走行車輪を接地させた状態を示す右側面図である。 昇降テーブルを下降させた状態を示す正面図である。 昇降テーブルを上昇させた状態を示す正面図である。 収納棚の所定搬出箇所から物品載置パレットを搬出した後の状態を示す概略平面図である。 収納棚をフリーローラコンベアとして自走式搬送台車により後尾のパレットを突片により後押し駆動して前詰めする構成を示す概略正面図であり、(a)は前詰めする前の状態、(b)は前詰めした後の状態を示している。 (a)は自走式搬送台車により後尾のパレットを突片により後押し駆動している状態を示す要部拡大縦断面右側面図、(b)は突片を下降させた状態を示す要部拡大縦断面右側面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
本明細書において、棚設備については、入庫レーンの移動方向(例えば,図1の矢印X1)へ向かった状態で前後左右を定義し、後方から前方へ向かって見た図を正面図とする。
また、自走式搬送台車については、図8〜図10の矢印F,B,L,Rを、前後左右とし、後方から前方へ向かって見た図を正面図とする。
<自走式搬送台車を用いた保管設備>
図1の保管設備の概略平面図、及び図2の棚設備の概略正面図に示すように、本発明の実施の形態に係る自走式搬送台車Aを用いた保管設備1は、スペース効率が高い、上下複数段の階層を備えた立体的な物品収納スペースSを有する棚設備2に対して、物品Wの搬入及び搬出を自走式搬送台車Aにより行うものである。
保管設備1は、棚設備2外の地上に、自走式搬送台車Aを充電するための充電ステーション28,29、並びに、入荷品置場31A及び入荷用荷捌き場32A、並びに出荷品置場31B及び出荷用荷捌き場32Bを備える。
また、保管設備1は、棚設備2内における物品Wの搬送及び棚設備2外の地上における物品Wの搬送に対して、共通の自走式搬送台車Aを用いる。
さらに、保管設備1は、物品収納スペースSの前記階層の所望のものの高さ位置と地上側との間で自走式搬送台車Aを受け渡すための昇降装置4,3を、棚設備2に添わせて棚設備2外の地上側に備える。昇降装置4,3は、棚設備2の左右の端部に、すなわち収納棚30の搬送方向T1,T2と平行な方向において棚設備2の前端部及び後端部に備える。
昇降装置は、地上における設備(入荷品置場31A及び入荷用荷捌き場32A、並びに出荷品置場31B及び出荷用荷捌き場32B等)側に設けるのが好ましい。
その理由は、昇降装置を設けると棚設備2から昇降装置の部分が出っ張るが、地上における設備側には設備を設けるスペースが確保されており、前記スペースに昇降装置を収容できるため、わざわざ昇降装置のスペースを確保する必要がなく、省スペース化できるためである。
また、地上側から前記階層の所望のものの高さ位置まで自走式搬送台車Aを上昇させる昇降装置(以下において、「上昇側昇降装置」という)と、前記階層の所望のものの高さ位置から地上側まで自走式搬送台車Aを下降させる昇降装置(以下において、「下降側昇降装置」という)とを分けて、左右の一方及び他方に設けるのが好ましい。それにより、地上側で物品Wの搬送を行うとともに棚設備2に対して物品Wの搬入及び搬出を行う自走式搬送台車Aの流れがよりスムーズになるためである。
よって、本実施の形態では、下降側昇降装置4を棚設備2の左端部後方(図1における棚設備2の左手前側)に、上昇側昇降装置3を棚設備2の右端部後方(図1における棚設備2の右手前側)に設けている。
昇降装置を設ける位置は、本実施の形態の図1の位置に限定されるものではなく、下降側昇降装置4を棚設備2の左端部前方又は後方に、上昇側昇降装置3を棚設備2の右端部後方又は前方に、すなわち昇降装置4,3を平面視矩形状の棚設備2の対角位置に設けてもよい。
なお、上昇側昇降装置及び下降側昇降装置の2つの昇降装置において、それらの左右の配置位置を入れ替えてもよい。
これらのような昇降装置を備えた構成によれば、昇降装置を備えるだけで立体的な物品収納スペースSを有する棚設備2に対応できるので、保管設備1の構造を簡素化できるという特長を活かしながら、棚設備2の収納スペースの効率が高くなる。
また、棚設備2外の地上側に、棚設備2に添わせて昇降装置を設けることにより、棚設備2から昇降装置の部分が出っ張ることになる。しかしながら、地上側には棚設備2のまわりに昇降装置を設けるスペースを確保しやすく、昇降装置を棚設備2外の地上側に設けることにより、昇降装置を設けるスペースを棚設備2内に確保する必要がなくなり、昇降装置の配置位置の自由度が高くなるとともに、棚設備2及び昇降装置の全体として省スペース化を図ることができる。
図1に示すように、物品収納スペースSの各階層は、先入れ先出し型の収納棚30を前後方向に並設してなる、6個の収納庫S1〜S6を左右方向に離間させて設置している。
なお、収納庫S1,…の数は6個に限定されるものではなく、3個以上、すなわち少なくとも3つの収納庫を備えればよい。
そして、隣り合う収納庫(例えばS1,S2)において、一方の収納庫(例えばS1)の収納棚30の左右方向の搬送方向(左方である搬送方向T1)と他方の収納庫(例えばS2)の収納棚30の左右方向の搬送方向(右方である搬送方向T2)とは、逆方向である。
物品収納スペースSの各階層は、収納棚30の搬送方向T1,T2の上流側に、前後方向の入庫レーンV1,…を有するとともに、収納棚30の搬送方向T1,T2の下流側に、前後方向の出庫レーンV2,…を有する。
入庫レーンV1,…における自走式搬送台車Aの移動方向は、図中矢印X1のように後方から前方への一方向である。
また、出庫レーンV2,…における自走式搬送台車Aの移動方向は、図中矢印X2のように後方から前方、又は図中矢印X3のように前方から後方であり、何れも一方向である。
<自走式搬送台車の機能>
自走式搬送台車Aは、棚設備2内を前後方向及び左右方向へ自走可能であるとともに、物品Wを載置したパレット(以下、「物品載置パレット」という)P又は空パレットPを載置する昇降テーブル8を有する。
よって、自走式搬送台車Aが直交方向へ方向を変えて移動できる搬送機能を有するとともに、パレットPを載置する昇降テーブル8を昇降させることによりストレージ機能を有するので、棚設備2内を自走式搬送台車Aが効率的に走行しながら、棚設備2に対して物品Wの搬入及び搬出を行うことができる。
自走式搬送台車Aは、収納棚30内では、走行レールに沿って左右方向へ自走し、収納棚30以外の棚設備2内では、走行レールに沿って、又は磁気テープ等の誘導ライン又は誘導マーク等により定められた特定経路に沿って走行する。
また、自走式搬送台車Aは、棚設備2外の地上では、床上に設置された前記誘導ライン又は誘導マーク等により定められた特定経路に沿って走行する。
あるいは、自走式搬送台車Aは、前記誘導ライン又は誘導マーク等により定められた特定経路に沿ってではなく、自らが記憶している特定経路を含む地図に基づいて、測域センサ、カメラ、GPS等の各種センサから得られる画像や位置情報を基に自律走行するものであってもよい。
<棚設備に物品を搬入する動作の例>
(1)図1の保管設備1において、自走式搬送台車Aは、入荷品置場31A又は入荷用荷捌き場32Aまで地上の特定経路に沿って走行し、物品載置パレットPを、昇降テーブル8に載置する。
(2)自走式搬送台車Aは、地上の特定経路に沿って走行して上昇側昇降装置3内に進入する。
(3)上昇側昇降装置3は、自走式搬送台車Aを、図2の上昇経路H1のように所望の階層の高さまで上昇させる。
(4)自走式搬送台車Aは、走行して上昇側昇降装置3から退出し、自走式搬送台車Aが備えている昇降駆動装置により昇降テーブル8及び物品載置パレットPを上昇させた状態で、図3の概略平面図に示す経路Q1のように棚設備2内を走行し、入庫レーンV1を後方である移動方向X1へ走行し、経路Q1の途中で、物品Wを収納する収納棚30の搬送方向T1の上流側に停止する。その状態を拡大して図4(a)の要部拡大概略平面図に示す。
(5)自走式搬送台車Aは、移動方向を、物品Wを収納する収納棚30の搬送方向T1、すなわち左方に変え、前後の走行レールG,G上を移動する。その状態の例を、図4(b)の要部拡大概略平面図、及び図5(a)の要部拡大縦断面右側面図に示す。このとき、図5(a)に示すように、自走式搬送台車Aの前後のガイドローラGR,GR,…が前後のガイド面U1,U2によりガイドされるため、自走式搬送台車Aの前後方向のずれが規制される。
(6)経路Q1を走行して図3の所定搬入箇所Y1に到達した自走式搬送台車Aは、図5(a)の要部拡大概略右側面図に示すように昇降テーブル8を上昇させた状態から、昇降駆動装置により昇降テーブル8を下降させることにより、図5(b)の要部拡大概略右側面図に示すように載置部N1,N2に物品載置パレットPを載置し、当該収納棚30の後尾に物品載置パレットPを収納する。なお、収納棚30に予め在庫が無い場合は、自走式搬送台車Aにより当該収納棚の先頭に物品載置パレットPを載置する。
(7)自走式搬送台車Aは、当該収納棚30の下方を移動して当該収納棚30の搬送方向T1の下流側の出庫レーンV2に入る。
(8)出庫レーンV2に入った空荷の自走式搬送台車Aは、図3の経路Q2のように棚設備2内を走行して下降側昇降装置4内に進入する。
(9)下降側昇降装置4は、自走式搬送台車Aを、図2の下降経路H2のように所望の階層の高さから地上まで下降させる。
(10)自走式搬送台車Aは、走行して下降側昇降装置4から退出し、地上の特定経路に沿って自走し、所定の待機位置(例えば、図1の充電ステーション28,29)で待機する。
なお、棚設備2に物品Wを搬入した空荷の自走式搬送台車Aを、先入れ先出し型の収納棚30におけるパレットP,…の前詰め作業に用いてもよい。
<棚設備から物品を搬出する動作の例>
(1)図1の保管設備1において、空荷の自走式搬送台車Aは、地上の特定経路に沿って走行して上昇側昇降装置3内に進入する。
(2)上昇側昇降装置3は、自走式搬送台車Aを、図2の上昇経路H1のように所望の階層の高さまで上昇させる。
(3)自走式搬送台車Aは、走行して上昇側昇降装置3から退出し、昇降駆動装置により昇降テーブル8を下降させた状態で、図6の概略平面図に示す経路Q3のように棚設備2内を走行し、入庫レーンV1を後方である移動方向X1へ走行し、経路Q3の途中で、物品Wを搬出する収納棚30の搬送方向T1の上流側で停止する。
(4)自走式搬送台車Aは、移動方向を収納棚30の搬送方向T1、すなわち左方に変え、前後の走行レールG,G上を移動する。
(5)当該収納棚30の先頭のパレットPの下方である所定搬出箇所Y2に到達した自走式搬送台車Aは、昇降駆動装置により昇降テーブル8を上昇させることにより物品載置パレットPを昇降テーブル8上に載置する。
(6)自走式搬送台車Aは、当該収納棚30の下方を移動して当該収納棚30の搬送方向T1の下流側の出庫レーンV2に入る。
(7)出庫レーンV2に入った、物品載置パレットPを昇降テーブル8上に載置した自走式搬送台車Aは、図6の経路Q4のように棚設備2内を走行して下降側昇降装置4内に進入する。
(9)下降側昇降装置4は、自走式搬送台車Aを、図2の下降経路H2のように所望の階層の高さから地上まで下降させる。
(10)自走式搬送台車Aは、走行して下降側昇降装置4から退出し、地上の特定経路に沿って走行し、出荷用荷捌き場32B又は出荷品置場31Bに物品載置パレットPを置く。
なお、棚設備2から搬出した物品載置パレットPにおいて、残った物品を棚設備2内に戻す必要がある場合は、残った物品を載置したパレットPを、自走式搬送台車Aにより棚設備2に搬入する。
その場合には、当該パレットPを昇降テーブル8に載置した自走式搬送台車Aを、当該パレットPを搬出した収納棚30の搬送方向T1又はT2の下流側の出庫レーンV2を通って当該収納棚30の搬送方向T1又はT2の下流側まで移動させ、移動方向を変え、当該収納棚30の先頭に当該パレットPを収納するのが好ましい実施態様である。
それにより、先入れ先出し型の収納棚30において、先頭のパレットPから物品Wの一部を搬出して残りを元の収納棚30に戻す際に、基本ルールである先入れ先出しを守るように収納棚30の先頭に戻す作業が容易になる。
<自走式搬送台車の構成例>
図7の斜視図に示すように、自走式搬送台車Aは、メインフレーム5、サブフレーム6,7、昇降テーブル8、及びカバー9,10を備える。
図8の分解斜視図に示すように、メインフレーム5のリニアブッシュD1,D1,…に、サブフレーム6,7のピンD2,D2,…が挿入される。よって、サブフレーム6,7は、メインフレーム5により昇降可能に支持される。
図9の分解斜視図に示すように、メインフレーム5のガイドブロックE1,E1に、昇降テーブル8のガイドローラE2,E2が係合される。よって、昇降テーブル8は、メインフレーム5により昇降可能に支持される。
図8に示すように、メインフレーム5には、その前左、前右、後右、後左に、第1走行車輪11A,11B,11C,11Dが軸支される。
また、左側のサブフレーム6には、その前後に、第2走行車輪12A,12Dが軸支され、右側のサブフレーム7には、その前後に、第2走行車輪12B,12Cが軸支され、第2走行車輪12A〜12Dは、その回転軸方向が第1走行車輪11A〜11Dの回転軸方向と直交する。
なお、第2走行車輪12C,12Dは、鉛直軸まわりに回転自在なキャスターであり、走行駆動装置により駆動されない。
また、サブフレーム6,7には水平ローラであるガイドローラGR,GR,…が軸支される。よって、自走式搬送台車Aが棚設備2内の収納棚30等を走行する際には、左右のガイド面(例えば、図5(a)及び図5(b)に示すガイド面U1,U2参照)によりガイドローラGR,GR,…がガイドされる。
メインフレーム5には、その左前、右前、右後、左後に、切替用カム17A,17B,17C,17Dが軸支され、切替用カム17A,17B,17C,17Dの左右方向内面側には、ローラ18A,18B,18C,18Dが突設される。
また、左側のサブフレーム6には、その前後に、メインフレーム5の切替用カム17A,17Dに下方から当接するカムフォロワ20A,20Dが軸支されるとともに、メインフレーム5に対してサブフレーム6を相対的に上昇させる際にローラ18A,18Dにより押し上げられる左右方向視門型のハンガー21A,21Dが設けられる。
さらに、右側のサブフレーム7には、その前後に、メインフレーム5の切替用カム17B,17Cに下方から当接するカムフォロワ20B,20Cが軸支されるとともに、メインフレーム5に対してサブフレーム7を相対的に上昇させる際にローラ18B,18Cにより押し上げられる左右方向視門型のハンガー21B,21Cが設けられる。
図9に示すように、メインフレーム5には、その前左、前右、後右、後左に、昇降用カム24A,24B,24C,24Dが軸支される。
また、昇降テーブル8には、その下面の前左、前右、後右、後左に、メインフレーム5の昇降用カム24A,24B,24C,24Dに上方から当接するカムフォロワ25A,25B,25C,25Dが設けられる。
昇降テーブル8、及びカバー9,10を外した状態を示す図10の概略平面図により、駆動系を構成する主要構成部品について説明する。
バッテリIにより電源を供給し、駆動制御装置Jにより、第1走行駆動装置M1、第2走行駆動装置M2、切替駆動装置M3、及び昇降駆動装置M4を駆動制御する。
なお、これらの駆動装置M1,M2,M3,M4は、減速機付きモータである。
(第1走行駆動装置M1の駆動系)
図10に示す第1走行駆動装置M1の出力軸は、カップリング13Aに繋がり、第1走行駆動装置M1の駆動トルクが、シャフト13B、ユニバーサルジョイント13C、及びシャフト13Dに伝達されるため、第1走行駆動装置M1により第1走行車輪11Aが駆動される。
また、スプロケット13E、チェーン13F、及びスプロケット13Gにより第1走行駆動装置M1の駆動トルクが伝達されるため、第1走行駆動装置M1により第1走行車輪11Bが駆動される。
なお、アイドラースプロケット13H,13Iによりチェーン13Fの張力調整を行うことができる。
さらに、傘歯車14A,14B、シャフト14C、スプロケット14D、チェーン14E、及びスプロケット14Fにより第1走行駆動装置M1の駆動トルクが伝達されるため、第1走行駆動装置M1により第2走行車輪12Aが駆動される。
なお、アイドラースプロケット14Gによりチェーン14Eの張力調整を行うことができる。
(第2走行駆動装置M2の駆動系)
図10に示す第2走行駆動装置M2の出力軸は、スプロケット15Aに繋がり、第2走行駆動装置M2の駆動トルクがチェーン15B、スプロケット15C、及びシャフト15Dに伝達されるため、第2行駆動装置M2により第1走行車輪11Cが駆動される。
また、スプロケット15E、チェーン15F、及びスプロケット15Gにより第2走行駆動装置M2の駆動トルクが伝達されるため、第2走行駆動装置M2により第1走行車輪11Dが駆動される。
なお、アイドラースプロケット15H,15Iによりチェーン15Fの張力調整を行うことができる。
さらに、シャフト15Dは、カップリング16A、傘歯車16B,16C、シャフト16D、スプロケット16E、チェーン16F、及びスプロケット16Gに繋がるため、第2走行駆動装置M2により第2走行車輪12Bが駆動される。
なお、アイドラースプロケット16Hによりチェーン16Fの張力調整を行うことができる。
以上のように、第1走行駆動装置M1の駆動トルクは、第1走行車輪11A,11B、及び第2走行車輪12Aに伝達され、第2走行駆動装置M2の駆動トルクは、第1走行車輪11C,11D、及び第2走行車輪12Bに伝達される。
このように、2つの走行駆動装置M1,M2により、第1走行車輪11A〜11Dの4輪、並びに第2走行車輪12A及び12Bの2輪を駆動することから、走行駆動装置の数を減らすことができるので、省スペース化を図れるとともに、製造コストを低減できる。
(切替駆動装置M3の駆動系)
図10に示す切替駆動装置M3の出力軸は、平歯車22Aに繋がり、切替駆動装置M3の駆動トルクが、平歯車22B、及びシャフト22Cに伝達されるため、切替駆動装置M3により切替用カム17Aが駆動される。
また、スプロケット22D、チェーン22E、及びスプロケット22Fにより切替駆動装置M3の駆動トルクが伝達されるため、切替駆動装置M3により切替用カム17Dが駆動される。
なお、アイドラースプロケット22Gによりチェーン22Eの張力調整を行うことができる。
さらに、シャフト22C、ユニバーサルジョイント23A、シャフト23B、ユニバーサルジョイント23C、及びシャフト23Dにより切替駆動装置M3の駆動トルクが伝達されるため、切替駆動装置M3により切替用カム17Bが駆動される。
さらにまた、スプロケット23E、チェーン23F、及びスプロケット23Gにより切替駆動装置M3の駆動トルクが伝達されるため、切替駆動装置M3により切替用カム17Cが駆動される。
なお、アイドラースプロケット23Hによりチェーン23Fの張力調整を行うことができる。
以上のように、切替駆動装置M3を駆動することにより切替用カム17A〜17Dを回動させることができる。
図11の右側面図に示す切替用カム17B,17Cの回動位置(切替用カム17A,17Dの回動位置も同様)では、ローラ18A〜18Dによりハンガー21A〜21Dが押し上げられるので、第2走行車輪12A〜12Dを浮かせて第1走行車輪11A〜11Dを接地させた状態になる。
それに対して図12の右側面図に示す切替用カム17B,17Cの回動位置(切替用カム17A,17Dの回動位置も同様)では、切替用カム17A〜17Dによりカムフォロワ20A〜20Dが押し下げられるので、第1走行車輪11A〜11Dを浮かせて第2走行車輪12A〜12Dを接地させた状態になる。
以上のような切替駆動装置M3、及びその駆動系の構成、切替用カム17A〜17D、及びローラ18A〜18D、並びにハンガー21A〜21D、カムフォロワ20A〜20Dが、メインフレーム5に対してサブフレーム6,7を昇降させることにより、第1走行車輪11A〜11Dを接地させて第2走行車輪12A〜12Dを浮かせた状態と、第2走行車輪12A〜12Dを接地させて第1走行車輪11A〜11Dを浮かせた状態とを切り替える切替手段Cを構成する。
このような簡易で動作が確実な構造である切替手段Cにより、第1走行車輪11A〜11Dを接地させた状態と、第2走行車輪12A〜12Dを接地させた状態とを容易に切り替えることができる。
切替手段Cにより第1走行車輪11A〜11Dの4輪を接地させて第2走行車輪12A〜12Dの4輪を浮かせた状態では、第1走行車輪11A〜11Dの4輪の全てが駆動されるので、図10の左方L又は右方Rへの安定した直進走行が可能になる。
また、切替手段Cにより第2走行車輪12A〜12Dの4輪を接地させて第1走行車輪11A〜11Dの4輪を浮かせた状態では、第2走行車輪12A,12Bが駆動され、キャスターである第2走行車輪12C,12Dは駆動されない。この状態では、図10の前方F又は後方Bへの直進走行が可能であるとともに、別個の走行駆動装置M1,M2により第2走行車輪12Aと第2走行車輪12Bの速度を変えて速度差を付ければ、曲線状経路の走行が可能になる。
このように、別個の走行駆動装置M1,M2により駆動される左右の走行車輪の速度を変えることにより、自走式搬送台車Aの曲線状経路走行を容易に実現できるので、地上の特定経路に沿って自走式搬送台車Aを走行させる際の経路設定の自由度が高くなる。
(昇降駆動装置M4の駆動系)
図10に示す昇降駆動装置M4の出力軸は、平歯車26Aに繋がり、昇降駆動装置M4の駆動トルクが、平歯車26B、シャフト26C、ユニバーサルジョイント26D、シャフト26E、ユニバーサルジョイント26F、及びシャフト26Gに伝達されるため、昇降駆動装置M4により昇降用カム24Aが駆動される。
また、スプロケット26H、チェーン26I、及びスプロケット26Jにより昇降駆動装置M4の駆動トルクが伝達されるため、昇降駆動装置M4により昇降用カム24Bが駆動される。
なお、アイドラースプロケット26K,26Lによりチェーン26Iの張力調整を行うことができる。
さらに、昇降駆動装置M4の駆動トルクがシャフト26Cに伝達されるため、昇降用カム24Dが駆動される。
さらにまた、スプロケット27A、チェーン27B、及びスプロケット27Cにより昇降駆動装置M4の駆動トルクが伝達されるため、昇降駆動装置M4により昇降用カム24Cが駆動される。
なお、アイドラースプロケット27D,27Eによりチェーン27Bの張力調整を行うことができる。
以上のように、昇降駆動装置M4を駆動することにより昇降用カム24A、24B、24C及び24Dを回動させることができる。
図13の正面図に示す昇降用カム24C,24Dの回動位置(昇降用カム24A,24Bの回動位置も同様)では、カムフォロワ25A〜25Dが当接する昇降用カム24A〜24Dの上面の高さが低いので昇降テーブル8を下降させた状態になる。
それに対して図14の正面図に示す昇降用カム24C,24Dの回動位置(昇降用カム24A,24Bの回動位置も同様)では、カムフォロワ25A〜25Dが当接する昇降用カム24A〜24Dの上面の高さが高いので昇降テーブル8を上昇させた状態(昇降ストロークK)になる。
<自走式搬送台車を用いた保管設備の作用効果>
以上のような自走式搬送台車Aを用いた保管設備1によれば、棚設備2の物品収納スペースSが、先入れ先出し型の収納棚30を水平方向に並設してなる収納庫S1,…を、先入れ先出し型の収納30棚の搬送方向T1又はT2に沿う方向に離間させて、少なくとも3つ有し、隣り合う収納庫S1,…において、一方の収納庫の収納棚30の搬送方向と他方の収納庫の収納棚の搬送方向とは、逆方向であり、先入れ先出し型の収納棚30の搬送方向T1又はT2の上流側に、収納棚30の搬送方向T1,T2に直交する入庫レーンV1,…を有するとともに、収納棚30の搬送方向T1,T2の下流側に、収納棚30の搬送方向T1,T2に直交する出庫レーンV2,…を有する。
よって、自走式搬送台車Aが棚設備2外から先入れ先出し型の収納棚30の所定搬入箇所Y1又は所定搬出箇所Y2に入る際には専用の入庫レーンV1,…を通り、自走式搬送台車Aが所定搬入箇所Y1又は所定搬出箇所Y2から棚設備2外へ出る際には専用の出庫レーンV2,…を通るので、棚設備2内の複数の自走式搬送台車A,A,…の衝突を抑制できる。
また、専用の入庫レーンV1,…、及び専用の出庫レーンV2,…において、自走式搬送台車Aの移動方向は一方向であるので、棚設備2内の複数の自走式搬送台車A,A,…の衝突を確実に防止できる。
さらに、棚設備2内における物品Wの搬送及び棚設備2外の地上における物品Wの搬送に自走式搬送台車Aを共用することにより、棚設備2の出入口において物品Wの載せ替えを行う移載装置が不要になるので、保管設備1の構造を簡素化できる。
さらにまた、自走式搬送台車Aが特定経路に沿って棚設備2外の地上を自走できるので、遠方の入荷場から棚設備2への搬送、及び棚設備2から遠方の出荷場への搬送のための、コンベアや無人搬送車等の搬送手段、又は作業者が運転するフォークリフトを不要にできる。
さらにまた、棚設備2外の地上に、入荷品置場31A及び入荷用荷捌き場32A、並びに出荷品置場31B及び出荷用荷捌き場32Bを有し、自走式搬送台車Aが、入荷品置場31Aから入荷用荷捌き場32Aへ物品載置レットPを搬送するとともに、出荷用荷捌き場32Bから出荷品置場31Bへ物品載置パレットPを搬送することにより、フォークリフトによる前記パレットの搬送が不要になる。
<自走式搬送台車による前詰め作業>
例えば、図6の概略平面図に示す経路Q3,Q4を含む搬送経路で自走式搬送台車Aを走行させて、収納棚30の所定搬出箇所Y2から物品載置パレットPを搬出した後の状態は、図15の概略平面図に示す状態になる。
この状態では、所定搬出箇所Y2から物品載置パレットPを搬出した、先入れ先出し型の収納棚30において、搬送方向T1の先頭が空いており、後尾が塞がっているので、当該収納棚30の物品載置パレットPを搬入できない。
よって、図15の状態から図3の状態まで、当該収納棚30の物品載置パレットP,…を前詰めする必要がある。
このような前詰め作業は、物品載置パレットP,…に対して、搬送方向前方のものから一つずつ、自走式搬送台車Aで順次前詰めすることにより行うことができる。
あるいは、図16(a)及び図16(b)の概略正面図、並びに図17(a)及び(b)の要部拡大縦断面右側面図に示すように、物品載置パレットP,…をフリーローラO,O,…に載せるように構成することにより、先入れ先出し型の収納棚30をフリーローラコンベアとしてもよい。
そして、自走式搬送台車Aには、昇降可能な突片33を設ける。
それにより、図16(a)及び図17(a)のように突片33を上昇させた状態とし、突片33により、収納棚30内の後尾の物品載置パレットPを後押し駆動することにより、図16(b)の位置まで、物品載置パレットP,…を一括して前詰めできる。
よって、自走式搬送台Aにより物品載置パレットPを一つずつ移動させて前詰めする必要がなくなるので、収納棚30内の複数のパレットP,…の前詰め作業を効率的に行うことができる。
このような前詰め作業を完了した自走式搬送台車Aは、図17(b)のように突片33を下降させた後、収納棚30の搬送方向の下流側の出庫レーンV2を経由して棚設備2の外に出る。
なお、自走式搬送台Aに備える昇降可能な突片33は、昇降テーブル8を駆動する昇降駆動装置と独立したアクチュエータにより昇降してもよいし、前記昇降駆動装置により昇降テーブル8と連動させて昇降してもよい。
1 保管設備 2 棚設備
3,4 昇降装置 5 メインフレーム
6,7 サブフレーム 8 昇降テーブル
9,10 カバー 11A〜11D 第1走行車輪
12A〜12D 第2走行車輪 13A カップリング
13B シャフト 13C ユニバーサルジョイント
13D シャフト 13E スプロケット
13F チェーン 13G スプロケット
13H,13I アイドラースプロケット 14A,14B 傘歯車
14C シャフト 14D スプロケット
14E チェーン 14F スプロケット
14G アイドラースプロケット 15A スプロケット
15B チェーン 15C スプロケット
15D シャフト 15E スプロケット
15F チェーン 15G スプロケット
15H,15I アイドラースプロケット 16A カップリング
16B,16C 傘歯車 16D シャフト
16E スプロケット 16F チェーン
16G スプロケット 16H アイドラースプロケット
17A〜17D 切替用カム 18A〜18D ローラ
20A〜20D カムフォロワ 21A〜21D ハンガー
22A,22B 平歯車 22C シャフト
22D スプロケット 22E チェーン
22F スプロケット 22G アイドラースプロケット
23A ユニバーサルジョイント 23B シャフト
23C ユニバーサルジョイント 23D シャフト
23E スプロケット 23F チェーン
23G スプロケット 23H アイドラースプロケット
24A〜24D 昇降用カム 25A〜25D カムフォロワ
26A,26B 平歯車 26C シャフト
26D ユニバーサルジョイント 26E シャフト
26F ユニバーサルジョイント 26G シャフト
26H スプロケット 26I チェーン
26J スプロケット 26K,26L アイドラースプロケット
27A スプロケット 27B チェーン
27C スプロケット 27D,27E アイドラースプロケット
28,29 充電ステーション 30 先入れ先出し型の収納棚
31A 入荷品置場 31B 出荷品置場
32A 入荷用荷捌き場 32B 出荷用荷捌き場
33 突片
A 自走式搬送台車 B 後方
C 切替手段 D1 リニアブッシュ
D2 ピン E1 ガイドブロック
E2 ガイドローラ F 前方
G 走行レール GR ガイドローラ
H1 上昇経路 H2 下降経路
I バッテリ J 駆動制御装置
K 昇降ストローク L 左方
M1 第1走行駆動装置 M2 第2走行駆動装置
M3 切替駆動装置 M4 昇降駆動装置
N1,N2 載置部 O フリーローラ
P パレット Q1〜Q4 経路
R 右方 S 物品収納スペース
S1〜S6 収納庫 T1,T2 搬送方向
U1,U2 ガイド面 V1 入庫レーン
V2 出庫レーン W パレット上の物品
X1 入庫レーンの移動方向 X2,X3 出庫レーンの移動方向
Y1 所定搬入箇所 Y2 所定搬出箇所

Claims (7)

  1. 物品収納スペースを有する棚設備に対して物品の搬入及び搬出を行う自走式搬送台車を用いた保管設備であって、
    前記物品収納スペースは、先入れ先出し型の収納棚を水平方向に並設してなる収納庫を、前記先入れ先出し型の収納棚の搬送方向に沿う方向に離間させて、少なくとも3つ有し、
    隣り合う前記収納庫において、一方の前記収納庫の前記収納棚の搬送方向と他方の前記収納庫の前記収納棚の搬送方向とは、逆方向であり、
    前記収納棚の搬送方向の上流側に、前記収納棚の搬送方向に直交する水平方向の入庫レーンを有するとともに、前記収納棚の搬送方向の下流側に、前記収納棚の搬送方向に直交する水平方向の出庫レーンを有し、
    前記自走式搬送台車は、前記棚設備内を前記収納棚の搬送方向と平行な方向及び当該方向に直交する水平方向へ自走可能であるとともに、物品を載置したパレット又は空パレットを載置する昇降テーブルを有し、
    前記棚設備に物品を搬入する際には、
    物品を載置したパレットを前記昇降テーブルに載置した前記自走式搬送台車が、
    前記入庫レーンを通って前記物品を収納する前記収納棚の搬送方向の上流側まで移動し、
    移動方向を変え、当該収納棚の後尾に、又は当該収納棚に在庫がない場合には当該収納棚の先頭に前記パレットを収納した後に当該収納棚の下方を移動して当該収納棚の搬送方向の下流側の前記出庫レーンに入り、
    前記棚設備から物品を搬出する際には、
    空荷の前記自走式搬送台車が、
    前記入庫レーンを通って搬出する物品を収納している前記収納棚の搬送方向の上流側まで移動し、
    移動方向を変え、当該収納棚の下方を移動して先頭のパレットを前記昇降テーブルに載置して当該収納棚の搬送方向の下流側の前記出庫レーンに入る
    ことを特徴とする、
    自走式搬送台車を用いた保管設備。
  2. 前記入庫レーン及び前記出庫レーンにおいて、前記自走式搬送台車の移動方向は一方向である、
    請求項1記載の自走式搬送台車を用いた保管設備。
  3. 前記物品収納スペースが上下複数段の階層を備えたものであり、
    前記階層の所望のものの高さ位置と地上側との間で前記自走式搬送台車を受け渡すための昇降装置を、前記棚設備に添わせて前記棚設備外の地上側に設けてなる、
    請求項1又は2記載の自走式搬送台車を用いた保管設備。
  4. 前記棚設備内における物品の搬送及び前記棚設備外の地上における物品の搬送に前記自走式搬送台車を共用する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の自走式搬送台車を用いた保管設備。
  5. 前記棚設備外の地上に、入荷品置場及び入荷用荷捌き場、並びに出荷品置場及び出荷用荷捌き場を有し、
    前記自走式搬送台車が、前記入荷品置場から前記入荷用荷捌き場へ物品を載置したパレットを搬送するとともに、前記出荷用荷捌き場から前記出荷品置場へ物品を載置したパレットを搬送する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の自走式搬送台車を用いた保管設備。
  6. 前記先頭のパレットを前記棚設備から搬出した後に、当該パレットを前記収納棚の元の位置に戻す際には、
    当該パレットを前記昇降テーブルに載置した前記自走式搬送台車が、
    前記収納棚の元の位置の前記搬送方向の下流側の前記出庫レーンを通って当該収納棚の搬送方向の下流側まで移動し、
    移動方向を変え、当該収納棚の先頭に当該パレットを収納する、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の自走式搬送台車を用いた保管設備。
  7. 前記先入れ先出し型の収納棚をフリーローラコンベアとし、
    前記自走式搬送台車は、昇降可能な突片を有し、
    前記収納棚内の前記パレットを前詰めする際には、
    前記自走式搬送台車の前記突片を上昇させた状態として、
    前記突片により、当該収納棚内の後尾の前記パレットを後押し駆動する、
    請求項1〜6の何れか1項に記載の自走式搬送台車を用いた保管設備。
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