JP2018111608A - 情報提供装置、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステム - Google Patents

情報提供装置、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータの利用者に応じた情報を提供可能な情報通信端末、プログラム、及び情報提供システムを提供する。【解決手段】情報通信端末の制御部は、エレベータの利用者が号機に乗車する前に当該利用者の所持する当該情報通信端末で行先階の登録操作を行うことで、複数台のエレベータの中から当該利用者に割り当てられたエレベータを示す割当号機情報と、行先階の登録操作に関する行先階と出発階とのうちの少なくとも一方を含む階床情報に基づいて所定装置によって選択されたクーポンデータとを受信し、表示部に、割当号機情報が示す割当号機名とクーポンデータが示すクーポンとを同時に表示させる。【選択図】図19

Description

本発明は、情報提供装置、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステムに関する。
特許文献1は、セキュリティゲート(フラッパーゲート)のリーダ(命令装置)に、専用の呼び登録アプリケーションを導入したスマートフォン等の情報通信端末をかざすことにより利用者の行先階を登録し、利用者に対して割り当てたエレベータを示す情報を情報通信端末に送信して表示させるエレベータシステムを開示している。
特開2014−156356号公報
本発明は、エレベータの利用者に応じた情報を提供可能な情報提供装置、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステムを提供する。
本発明の第1の態様に係る情報提供装置は、複数台のエレベータの中から、行先階の登録操作を行った利用者に割り当てられたエレベータを示す割当号機情報を、当該利用者の所持する情報通信端末に送信する。
情報提供装置は、
利用者に提供する複数の提供情報を記憶する記憶部と、
制御部と、を備える。
制御部には、
割当号機情報と、
利用者の出発階を示す出発階情報と行先階を示す行先階情報とのうちの少なくとも一方を含む階床情報と、が入力される。
制御部は、
入力された階床情報に基づいて記憶部から少なくとも1つの提供情報を読み出し、
入力された割当号機情報と読み出した提供情報とを情報通信端末に送信する。
本発明の第2の態様に係るエレベータの群管理システムは、
本発明の第1の態様に係る情報提供装置と、
複数台のエレベータの運行を制御するエレベータの群管理制御装置と、を備える。
群管理制御装置は、利用者の行先階を示す行先階情報と出発階を示す出発階情報とを入力し、入力した行先階情報及び出発階情報に基づいて、複数台のエレベータのうちのいずれかのエレベータに利用者を割り当てて、割り当てたエレベータを示す情報を情報提供装置に出力する。
本発明の第3の態様に係るエレベータシステムは、
複数台のエレベータと、
本発明の第2の態様に係るエレベータの群管理システムと、を備える。
本発明によれば、エレベータの利用時に、利用者の所持する情報通信端末に、当該利用者を割り当てたエレベータを示す情報と、当該利用者の行先階や出発階に応じた提供情報を送信することができる。
実施形態1におけるエレベータシステムが適用されるビルの特定階における機器配置を示す概略平面図である。 実施形態1におけるエレベータシステムが適用されるビルの特定階以外の階における機器配置を示す概略平面図である。 実施形態1におけるエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図である。 実施形態1における群管理制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1における行先階登録装置の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1における行先階登録装置の表示部の表示例を示す図である。 実施形態1におけるエレベータ制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1におけるセキュリティゲートの外観を示す斜視図である。 実施形態1におけるセキュリティゲートの電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1におけるゲート表示器の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1におけるゲート表示器の表示例を示す図である。 実施形態1におけるセキュリティサーバの電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1におけるセキュリティサーバの記憶部に格納されている利用者DBの構成を示す図である。 実施形態1におけるクーポン管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1におけるクーポン管理サーバの記憶部に格納されているクーポン管理DBの構成を示す図である。 実施形態1におけるエレベータシステムが適用されるビルの各階床の利用例を説明する図である。 実施形態1におけるクーポン登録装置の表示部の表示例を示す図である。 実施形態1におけるクーポン登録装置での登録操作の一例を示すフローチャートである。 実施形態1における情報通信端末の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1における情報通信端末の表示部の表示例を示す図である。 実施形態1におけるセキュリティサーバの動作を示すフローチャートである。 実施形態1における行先階登録装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態1における群管理制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態1におけるクーポン管理サーバの動作を示すフローチャートである。 他の実施形態におけるゲート表示器の表示例を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
1.構成
1−1.エレベータシステムの概要
本実施形態におけるエレベータシステムの概要について説明する。図1Aは、実施形態1におけるエレベータシステムが適用されるビル(建物)の特定階における機器配置を示す概略平面図である。図1Bは、実施形態1におけるエレベータシステムが適用されるビルの特定階以外の階における機器配置を示す概略平面図である。ここで、特定階とは例えば当該ビルの外部につながるロビー階である。ビルに入場の際、ビルの利用者は特定階を経由して他の階に移動することとなる。
本実施形態に係るエレベータシステムは、複数台のエレベータ(以下適宜「号機」という)60A〜60Fと、群管理システムとを含む。エレベータの群管理システムは、エレベータ(A号機〜F号機。以下適宜「号機」という)60A〜60Fの走行および運行を統合的に制御する。本実施形態では、一例としてA号機からF号機の6台のエレベータ60A〜60Fが設けられている。各エレベータ60A〜60Fの乗車用開口がエレベータホール(エレベータ乗場)側に設けられており、利用者はエレベータホールからエレベータ60A〜60Fに乗車する。なお、複数台のエレベータ60A〜60Fは互いに同一の構成を有する。そのため、構成等の説明において区別する必要がない場合、適宜、各エレベータを「エレベータ60」という。
本実施形態では、ビルのロビー階等の特定階において、複数台のセキュリティゲート20A〜20Cが、エントランス(エントランスホール)からエレベータホールに至る経路上に配置されている。なお、複数台のセキュリティゲート20A〜20Cは互いに同一の構成を有する。そのため、構成等の説明において区別する必要がない場合、適宜、各セキュリティゲートを「セキュリティゲート20」という。利用者は、エントランス側からいずれかのセキュリティゲート20を通過してエレベータホールに進入する。
ビル(建物)において、セキュリティゲート20A〜20Cよりもエレベータホール側の領域を、以下適宜「特定領域」という場合がある。特定領域は、ビル(建物)において、エントランス側からセキュリティゲート20A〜20Cを通過しないと入れない領域である。そのため、特定領域には、エレベータホールだけでなく、各エレベータ60のかご内のスペースや、エレベータ60を利用して移動可能な各階床のスペース等を含んでもよい。
また、特定階のエレベータホール(エレベータ乗場)の近傍には、行先階登録装置30A及び通信装置200Aが配置されている。
図1Bに示すように、特定階以外の各階のエレベータホールの近傍には、行先階登録装置30B(〜30Z)及び通信装置200B(〜200Z)が配置されている。複数台の行先階登録装置30A〜30Zは互いに同一の構成を有する。そのため、構成等の説明において区別する必要がない場合、適宜、各行先階登録装置を「行先階登録装置30」という。また、複数台の通信装置200B〜200Zは互いに同一の構成を有する。そのため、構成等の説明において区別する必要がない場合、適宜、各行先階登録装置を「通信装置200」という。
本実施形態におけるエレベータの群管理システムでは、利用者がエレベータ60のかごに乗車する前にセキュリティゲート20や行先階登録装置30を利用して行先階を予め登録する行先階登録方式が採用されている。そして、群管理システムは、このようにして予め登録された行先階についての呼び(行先階呼び)を、複数台のエレベータ60のいずれかの号機に割り当てて、割り当てた号機を示す情報を利用者に報知し、割り当てた号機に利用者を乗車させるように構成されている。
また、本実施形態におけるエレベータの群管理システムでは、行先階の登録を、ビル内で勤務している利用者が所持しているビル入館認証用のIDカードや情報通信端末500−1〜500―n(以下適宜、区別せず「情報通信端末500」という)を利用して行うことが可能に構成されている。具体的な制御については、後述する。
なお、特定階の行先階登録装置30Aは、エレベータホール内に進入した利用者が、指定されたエレベータ60に乗り遅れたとき、あるいはIDカードまたは情報通信端末500に登録されている利用者IDに対応付けられていないフロアに移動するときなどに、任意の行先階を登録可能とするために設けられている。
1−2.エレベータの群管理システムの構成
1−2−1.概要
本実施形態におけるエレベータの群管理システムの構成を説明する。図2は、実施形態1におけるエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図である。本実施形態におけるエレベータの群管理システムは、群管理制御装置10と、複数台の行先階登録装置30A〜30Zと、複数台のエレベータ制御装置40A〜40Fと、複数台のゲート表示器70と、複数台の通信装置200A〜200Zと、クーポン管理サーバ300とを有する。ゲート表示器70は、セキュリティゲート20に設けられている。クーポン管理サーバ300には、インターネット等を介して、ビルに入居している店舗に配置されているクーポン登録装置400−1〜400−m(以下適宜、区別せず「クーポン登録装置400」という)が接続可能である。なお、本実施形態でのクーポンは、後に詳述するように、電子的に送信され、情報通信端末等の電子機器の表示部等に電子的に表示される電子クーポンである。以下では便宜上適宜「クーポン」という。
エレベータの群管理システムは、セキュリティサーバ100或いは行先階登録装置30との間で通信を行いながら、各号機に対する新規の行先階呼びの割当制御を行う。各装置間は、情報伝送可能なネットワークNWを介して接続されている。ネットワークNWは、例えばEthernet(登録商標)等のLAN(Local Area Network)により構成され、各装置間での各種の情報の送受信は、TCP/IP等の各種のプロトコルにしたがって行われる。ネットワークNW上に接続されている前述の各装置は、装置間において、各装置が有する入出力インタフェースにより、TCP/IP等の各種のプロトコルにしたがった通信による信号伝送(情報伝送)が可能である。なお、群管理システムを構成する各装置間は、他の信号形式のネットワークや、専用の信号網を介して接続されてもよい。
各エレベータ(各号機)60A〜60Fは、かご、巻上機(モータ)、釣合おもり等を有する。
1−2−2.群管理制御装置
群管理制御装置10は、セキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置のリーダ36においてIDカードまたは情報通信端末500から読み取られた利用者ID(利用者情報)に対応する行先階、または行先階登録装置30において入力された行先階を、複数台のエレベータ60A〜60Fのうちのいずれかのエレベータ(号機)に割り当てる制御を行う。
また、本実施形態の群管理制御装置10は、割り当てた号機を示す割当号機情報と、クーポン発行依頼情報(出発階情報、行先階情報、端末情報、テナント情報)をクーポン管理サーバ300に送信する。後に詳述するが、本実施形態では、情報通信端末500を利用して行先階の登録操作を行った利用者の情報通信端末500に、クーポン管理サーバ300から、利用者の行先階や出発等に応じた商業施設のクーポンを送信するように構成されており、群管理制御装置10は、そのためのクーポン発行依頼情報(出発階情報、行先階情報、端末情報、テナント情報)をクーポン管理サーバ300に送信する。
図3は、実施形態1における群管理制御装置10の電気的構成を示すブロック図である。
群管理制御装置10は、コンピュータを利用して構成され、制御部11と、記憶部12と、入出力インタフェース13とを備える。
記憶部12は、例えばRAM、ROM、HDD、SSD等を利用して構成され、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態の群管理制御装置10の各種機能を実現するためのプログラムを含む。
制御部11は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部11は、記憶部12から読み出した上記プログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、群管理制御装置10における後述する各種の機能を実現する。
入出力インタフェース13は、例えばLANアダプタ等を利用して構成される。入出力インタフェース13は、群管理制御装置10と、セキュリティサーバ100、セキュリティゲート20のゲート表示器70、行先階登録装置30(30A〜30Z)、エレベータ制御装置40(40A〜40F)、及びクーポン管理サーバ300との間で各種信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース13は、制御部11から出力される信号を所定の形式の信号に変換してセキュリティサーバ100、セキュリティゲート20のゲート表示器70、行先階登録装置30、エレベータ制御装置40、及びクーポン管理サーバ300に出力する。また、入出力インタフェース13は、セキュリティサーバ100、セキュリティゲート20のゲート表示器70、行先階登録装置30、エレベータ制御装置40、及びクーポン管理サーバ300から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部11に出力する。
1−2−3.行先階登録装置
図4は、実施形態1における行先階登録装置30の電気的構成を示すブロック図である。行先階登録装置30は、利用者が行先階の登録を行うための装置である。行先階登録装置30は、制御部31と、記憶部32と、入出力インタフェース33と、表示部34と、操作部35と、リーダ36とを備える。
記憶部32は、例えばRAM、ROM、HDD、SSD等を利用して構成され、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態の行先階登録装置30の各種機能を実現するためのプログラムを含む。記憶部32には、データとして、例えば、行先階登録装置30の装置識別情報(以下適宜「デバイスID」という)が格納されている。
制御部31は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部31は、記憶部32から読み出した上記プログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、行先階登録装置30における後述する各種の機能を実現する。
入出力インタフェース33は、例えばLANアダプタ等を利用して構成される。入出力インタフェース33は、行先階登録装置30と、群管理制御装置10及びセキュリティサーバ100との間で各種信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース33は、制御部31から出力された信号を所定の形式の信号に変換して群管理制御装置10及びセキュリティサーバ100に出力する。また、入出力インタフェース33は、群管理制御装置10から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部31に出力する。
リーダ36は、行先階登録装置30の前面に配置されている。リーダ36は、例えば、非接触型のリーダであるNFC(Near Field Communication。近距離無線通信)リーダにより構成される。リーダ36は、例えば、NFCの諸規格(“Felica(登録商標)”、“Mifare(登録商標)”等)にしたがった通信を実行可能である。リーダ36は、所定距離以内に接近したIDカード等のICカードや、スマートフォン等の情報通信端末のNFCタグ(NFCモジュール)との間でNFCの諸規格にしたがった無線通信を行い、ICカードや情報通信端末のNFCタグに記録されている情報を読み取ることができる。本実施形態では、ICカードや情報通信端末のNFCタグには例えば利用者の識別情報(前述の「利用者ID」等)が格納されており、リーダ36は、利用者IDを読み取ると、読み取った利用者IDを制御部31に出力する。制御部31は、利用者IDと当該行先階登録装置30のデバイスIDとを、入出力インタフェース33を介してセキュリティサーバ100に出力する。また、リーダ36は、情報通信端末500がかざされた場合には、NFCタグに、情報通信端末500の記憶部502に記憶されている情報受信アプリケーションの起動を要求する起動要求信号を出力する。
操作部35は、利用者が行先階を入力するためのインタフェースである。操作部35は、操作部35の操作内容に対応する信号を制御部31に出力する。
表示部34は、制御部31から出力される表示信号に基づく表示を行う。
本実施形態では、表示部34及び操作部35は、例えば液晶ディスプレイパネルや有機ELディスプレイパネルを利用したタッチパネル式表示装置により一体的に構成されている。なお、表示部34と操作部35とは、異なる部品を利用して別々に構成されてもよい。
図5は、実施形態1におけるエレベータの群管理システムにおける行先階登録装置30の表示部34の表示例を示す図である。本例では、階数を指定するためのテンキーが表示されている。図5では、8階が指定され、A号機が割り当てられたことが示されている。なお、行先階登録装置30の制御部31は、操作部35に対して行先階の入力操作が行われた場合、入力された行先階を表示部34に表示させ、その後、群管理制御装置10から当該行先階登録装置30に対応する割当号機情報を受信すると、割当号機情報を、表示中の行先階に対応付けて図5に示すように表示部34に表示させる。また、行先階登録装置30の制御部31は、リーダ36に対してIDカードまたは情報通信端末500がかざされたことに対する応答として、群管理制御装置10から当該行先階登録装置30に対応する割当号機情報を受信すると、行先階と割当号機とを対応付けて前述の図5に示すように表示部34に表示させる。
1−2−4.エレベータ制御装置
エレベータ制御装置40A〜40Fは、群管理制御装置10からの制御信号にしたがって、対応するエレベータ60A〜60Fの巻上機(モータ)等の動作を制御することにより、各エレベータ60A〜60Fのかごの上昇、下降、停止等を制御する。また、エレベータ制御装置40A〜40Fはそれぞれ、対応するエレベータ60A〜60Fのかごの位置、走行方向、ドアの開閉状態、荷重等を含むかご状態を検知して、検知したかご状態を示す情報を含むかご状態信号を群管理制御装置10に出力する。なお、複数台のエレベータ制御装置40A〜40Fは互いに同一の構成を有する。そのため、構成等の説明において区別する必要がない場合、適宜、各エレベータ制御装置を「エレベータ制御装置40」という。
図6は、実施形態1におけるエレベータ制御装置40の電気的構成を示すブロック図である。各エレベータ制御装置40(エレベータ制御装置40A〜40F)は、制御部41と、記憶部42と、入出力インタフェース43と、を備える。
記憶部42は、例えばRAM、ROM、HDD、SSD等を利用して構成され、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態のエレベータ制御装置40の各種機能を実現するためのプログラムを含む。
制御部41は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部41は、記憶部42から読み出した上記プログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、エレベータ制御装置40における各種の機能を実現する。
入出力インタフェース43は、例えばLANアダプタ等を利用して構成される。入出力インタフェース43は、エレベータ制御装置40と群管理制御装置10との間で各種信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース43は、制御部41から出力された信号を所定の形式の信号に変換して群管理制御装置10に出力する。また、入出力インタフェース43は、群管理制御装置10から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部41に出力する。
1−2−5.セキュリティゲート
セキュリティゲート20は、特定領域内への利用者の進入を許可または規制するための装置である。セキュリティゲート20は、正規な利用者IDが登録されたIDカードまたは正規な利用者IDが登録された情報通信端末500(以下において適宜「正規な利用者IDが登録されたIDカードまたは情報通信端末500」という)を所持する利用者についてのみ特定領域への進入を許可する。
図7は、実施形態1におけるセキュリティゲート20の外観を示す斜視図である。なお、図7は、図1における最も左側のセキュリティゲート20A(20)の例を示している。セキュリティゲート20は、ゲート本体20aと、第1センサ26と、第2センサ27と、リーダ25と、ゲート表示器70と、ゲートフラッパ28とを備える。
ゲート本体20aの外面には、上記の第1センサ26と、第2センサ27と、リーダ25と、ゲート表示器70とが取り付けられている。ゲート本体20aは、後述する制御部21等を収納する筐体である。ゲート本体20aは、それぞれ利用者の進入方向に沿うように、配置されている。ゲート本体20aは、隣接するセキュリティゲート20のゲート本体に対して所定距離離間させて配置され、ゲート本体20aの側方には、利用者が通過可能な通路PAが形成されている。
リーダ25は、ゲート本体20aの上面の入口20i側に配置されており、利用者の所持するIDカードやスマートフォン等の情報通信端末からNFCにより利用者情報を取得する。リーダ25の詳細な構成については後述する。
ゲート表示器70は、割当号機情報等を表示する。ゲート表示器70の詳細な構成については後述する。
第1センサ26は、セキュリティゲート20の通路PAの入口20i側における利用者の移動を検知する。第1センサ26及び第2センサ27は、利用者の移動を検知すると、検知信号を出力する。
第2センサ27は、セキュリティゲート20の通路PAの出口20e側における利用者の移動を検知する。第1センサ26及び第2センサ27は、利用者の移動を検知すると、検知信号を出力する。
ゲートフラッパ28は、開閉自在の扉である。ゲートフラッパ28は、開いた状態において、利用者がセキュリティゲート20を通過することを可能とする。ゲートフラッパ28は、閉じた状態において、利用者がセキュリティゲート20を通過することを妨げる。
図8は、実施形態1におけるセキュリティゲート20の電気的構成を示すブロック図である。セキュリティゲート20は、上述の構成要素に加えてさらに、制御部21と、記憶部22と、入出力インタフェース23とを備える。
記憶部22は、例えばRAM、ROM、HDD、SSD等を利用して構成され、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態におけるセキュリティゲート20の各種機能を実現するためのプログラムを含む。
制御部21は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部21は、記憶部22に格納されたプログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、セキュリティゲート20における後述する各種の機能を実現する。
制御部21は、第1センサ26及び第2センサ27からの検知信号、及びセキュリティサーバ100からのゲートOPEN信号、ゲートCLOSE信号等に基づいて、ゲートフラッパ28を開閉する。
入出力インタフェース23は、例えばLANアダプタ等を利用して構成される。入出力インタフェース23は、セキュリティゲート20とセキュリティサーバ100との間で各種信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース23は、制御部21から出力された信号を所定の形式の信号に変換してセキュリティサーバ100に出力する。また、入出力インタフェース23は、セキュリティサーバ100から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部21に出力する。
リーダ25は、行先階登録装置30のリーダ36同様、非接触型のリーダであるNFCリーダにより構成される。リーダ25は、所定距離以内に接近したIDカード等のICカードや、スマートフォン等の情報通信端末のNFCタグ(NFCモジュール)との間でNFCの諸規格にしたがった無線通信を行い、ICカードのICタグや情報通信端末のNFCタグに記録されている情報を読み取ることができる。また、リーダ25は、ICカードまたは情報通信端末に格納されている利用者IDをNFCタグから読み取ると、読み取った利用者IDを制御部21に出力する。制御部21は、利用者IDとセキュリティサーバ100のデバイスIDとを、入出力インタフェース23を介してセキュリティサーバ100に出力する。また、リーダ25は、情報通信端末500がかざされた場合には、NFCタグに、情報通信端末500の記憶部502に記憶されている情報受信アプリケーションの起動を要求する起動要求信号を出力する。
1−2−6.ゲート表示器
ゲート表示器70は、セキュリティゲート20に設置され、群管理制御装置10が割り当てた割当号機を示す情報や、割当に関するその他の情報を利用者へ案内するための表示器である。ゲート表示器70はセキュリティゲート20に設置されるが、群管理制御装置10との間で割当号機情報等の信号の授受を直接行う。
図9は、実施形態1におけるゲート表示器70の電気的構成を示すブロック図である。ゲート表示器70は、群管理制御装置10から受信した情報に基づく表示制御が可能なように、コンピュータを利用して構成されている。ゲート表示器70は、図9に示すように、制御部71と、記憶部72と、入出力インタフェース73と、表示部74とを備える。
記憶部72は、例えばRAM、ROM、HDD、SSD等を利用して構成され、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態のゲート表示器70の後述する各種機能を実現するためのプログラムを含む。
制御部71は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部71は、記憶部72から読み出した上記プログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、ゲート表示器70における後述する各種の機能を実現する。
入出力インタフェース73は、例えばLANアダプタ等を利用して構成される。入出力インタフェース73は、ゲート表示器70と群管理制御装置10との間で各種信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース73は、制御部71から出力された信号を所定の形式の信号に変換して群管理制御装置10に出力する。また、入出力インタフェース73は、群管理制御装置10から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部71に出力する。
表示部74は、例えば液晶ディスプレイパネルや有機ELディスプレイパネルを利用して構成されている。
図10は、実施形態1におけるゲート表示器70の表示例を示す図である。図10に示す例では、ゲート表示器70は、A号機が割り当てられたことを示す情報を表示している。
1−2−7.セキュリティサーバ
セキュリティサーバ100は、セキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36で読み取られた利用者IDに基づく認証を行う。セキュリティサーバ100は、セキュリティゲート20のリーダ25で利用者IDが読み取られた場合、認証結果に基づいてゲートOPEN信号あるいはゲートCLOSE信号をセキュリティゲート20の制御部21に送信する。また、セキュリティサーバ100は、利用者ID等に基づいて、エレベータ60の割当依頼情報を生成し、群管理制御装置10に出力する。
図11は、実施形態1におけるセキュリティサーバ100の電気的構成を示すブロック図である。セキュリティサーバ100は、コンピュータを利用して構成され、制御部101と、記憶部102と、入出力インタフェース103と、を備える。
記憶部102は、例えばRAM、ROM、HDD、SSD等を利用して構成され、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態のセキュリティサーバ100の後述する各種機能を実現するためのプログラムを含む。記憶部102は、データとして、利用者データベース(以下「利用者DB」という)を格納している。利用者DBの構成については後述する。
また、記憶部102は、データとして、セキュリティゲート20の設置階を示す設置階情報を記憶している。設置階情報は、セキュリティゲート20を通過した利用者の出発階情報として利用される。なお、セキュリティゲート20が複数の階に設置されている場合、記憶部102に、例えば、セキュリティゲート20のデバイスIDと設置階情報とを対応付けて記録した設置階情報テーブルを格納しておいてもよい。この場合、セキュリティゲート20からデバイスIDを受信したときに、設置階情報テーブルからデバイスIDに対応する設置階情報を取得し、取得した設置階情報を出発階情報として利用すればよい。
また、記憶部102は、データとして、行先階登録装置30(30A〜30Z)の設置階を示す設置階情報を記憶している。設置階情報は、行先階登録装置30のリーダ36で行先階登録を行った利用者の出発階情報として利用される。なお、行先階登録装置30は複数の階に設置されているため、記憶部102に、例えば、行先階登録装置30(30A〜30Z)のデバイスIDと設置階情報とを対応付けて記録した設置階情報テーブルを格納しておいてもよい。この場合、行先階登録装置30(30A〜30Z)からデバイスIDを受信したときに、設置階情報テーブルからデバイスIDに対応する設置階情報を取得し、取得した設置階情報を出発階情報として利用すればよい。
制御部101は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部101は、記憶部102から読み出した上記プログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、セキュリティサーバ100における後述する各種の機能を実現する。
入出力インタフェース103は、例えばLANアダプタ等を利用して構成される。入出力インタフェース103は、セキュリティサーバ100と、群管理制御装置10、行先階登録装置30、及びセキュリティゲート20との間で各種信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース103は、制御部101から出力された信号を所定の形式の信号に変換して群管理制御装置10、行先階登録装置30、及びセキュリティゲート20に出力する。また、入出力インタフェース103は、群管理制御装置10、行先階登録装置30、及びセキュリティゲート20から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部101に出力する。
図12は、実施形態1におけるセキュリティサーバ100の記憶部102に格納されている利用者DBの構成を示す図である。利用者DBは、利用者IDに対応付けて、行先階情報と、テナント情報と、情報通信端末500の端末情報とを記録している。行先階情報及びテナント情報は、例えばビル管理者等により予め設定されている。
利用者IDは、エレベータの利用者のそれぞれに対して一意に設定された、利用者を識別するための情報である。
行先階情報は、利用者が主として利用する行先階を示す情報である。例えば、ビルがオフィスビルである場合には、利用者が属するテナント(企業等)の存在する階床が設定される。
テナント情報は、利用者が属するテナントを示す情報である。
端末情報は、当該情報通信端末500を識別するための情報である。端末情報は、割当号機情報及び後述するクーポンデータを当該情報通信端末500に送信するために用いられる。端末情報としては、例えばIMEI(International Mobile Equipment Identity)やIMSI(International Mobile Subscriber Identity)等が利用可能である。端末情報は、後述する情報受信アプリケーションを利用者が情報通信端末500に導入(インストール)したときに、情報受信アプリケーションにより情報通信端末500からセキュリティサーバ100に送信され、利用者DBに登録される。
図12に示す例では、利用者ID“00001”に対応付けて行先階情報、テナント情報、及び端末情報として“8階”、“R社オフィス”、及び“Ax”が記録されている。利用者ID“00002”に対応付けて行先階情報、テナント情報、及び端末情報として“6階”、“Q社オフィス”、及び“Ay”が記録されている。利用者ID“00003”に対応付けて行先階情報、テナント情報、及び端末情報として“5階”、“P社オフィス”、及び“Ab”が記録されている。それ以外の利用者IDについても、対応する行先階情報等が同様に記録されている。上記の“Ax”、“Ay”、“Ab”は、例えばIMEIを意味する。
1−2−8.クーポン管理サーバ
クーポン管理サーバ300は、群管理制御装置10から受信した割当号機情報及びクーポン発行依頼情報(出発階情報、行先階情報、端末情報、テナント情報)等に基づいて、送信すべきクーポンデータを選択し、割当号機情報と選択したクーポンデータを、通信装置200を介して、端末情報に対応する情報通信端末500に出力する。
図13は、実施形態1におけるクーポン管理サーバ300の電気的構成を示すブロック図である。クーポン管理サーバ300は、コンピュータを利用して構成され、制御部301と、記憶部302と、入出力インタフェース303と、を備える。
記憶部302は、例えばRAM、ROM、HDD、SSD等を利用して構成され、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態のクーポン管理サーバ300の後述する各種機能を実現するためのプログラムを含む。記憶部302は、データとして、例えば、クーポン管理データベース(以下「クーポン管理DB」という)と、クーポン登録用のWebページデータを格納している。クーポン管理DB及びクーポン登録用Webページデータの構成については後述する。
制御部301は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部301は、記憶部302から読み出した上記プログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、クーポン管理サーバ300における後述する各種の機能を実現する。
入出力インタフェース303は、例えばLANアダプタ等を利用して構成される。入出力インタフェース303は、クーポン管理サーバ300と、群管理制御装置10、クーポン登録装置400、及び通信装置200との間で各種信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース303は、制御部301から出力された信号を所定の形式の信号に変換して群管理制御装置10、クーポン登録装置400、及び通信装置200に出力する。また、入出力インタフェース303は、群管理制御装置10、クーポン登録装置400、及び通信装置200から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部301に出力する。
図14は、実施形態1におけるクーポン管理サーバ300の記憶部302に格納されているクーポン管理DBの構成を示す図である。図15は、実施形態1におけるエレベータシステムが適用されるビルの各階床の利用例を説明する図である。
クーポン管理DBの構成を説明するにあたり、まず図15を参照してクーポン管理DBで管理される各種情報の前提となるビルの各階床の利用例を説明する。
このビルでは、1階(ロビー階)及び2階は、店舗が入居する店舗階であり、3階から8階はオフィス階である。例えば、1階(ロビー階)には、店舗A及び店舗Bが入居し、2階には店舗C及び店舗Dが入居している。また、3階には店舗Cのオフィスが入居し、4階及び5階にはP社のオフィスが入居し、6階及び7階にはQ社のオフィスが入居し、8階にはR社のオフィスが入居している。
クーポン管理DBは、店舗名に対応付けて、送信対象テナント情報と、送信開始日情報と、送信終了日情報と、送信曜日情報と、送信開始時刻情報と、送信終了時刻情報と、対象出発階情報と、対象行先階情報と、クーポンデータとを格納している。これらの情報及びクーポンデータは、各店舗に備えられているクーポン登録装置400を利用して、各店舗の従業員等が登録する。
送信対象テナント情報は、クーポンデータの送信対象テナントを示す情報である。
送信開始日情報は、クーポンデータの送信開始日を示す情報である。
送信終了日情報は、クーポンデータの送信終了日を示す情報である。
送信曜日情報は、クーポンデータの送信曜日を示す情報である。
送信開始時刻情報は、クーポンデータの送信開始時刻を示す情報である。
送信終了時刻情報は、クーポンデータの送信終了時刻を示す情報である。
対象出発階情報は、クーポンデータの送信対象の出発階を示す情報である。
対象行先階情報は、クーポンデータの送信対象の行先階を示す情報である。
クーポンデータは、情報通信端末500の画面に表示される電子クーポンのデータである。電子クーポンには、例えば、商品の割引内容や優待内容、店舗のリーダで読み取り可能なバーコードなどが表示される。クーポンデータは、クーポンの画像の画像データ(バイナリデータ)であってもよいし、クーポンの所在地のURLを示すテキストデータやHTML形式のデータ等であってもよい。URLを示すデータの場合、アプリによりURLに自動的にアクセスしクーポンの画像を表示部に表示させるようにしてもよいし、利用者によるURLを指定したブラウザ操作によりURLにアクセスし電子クーポンの画像を表示部に表示させるようにしてもよい。
図14に示す例の1番目のレコードでは、店舗名“C”に対応付けて、送信対象テナント情報として“P”、“Q”、“R”、送信開始日情報として“5/11”、送信終了日情報として“5/15”、送信曜日情報として“―”、送信開始時刻情報として“6:00”、送信終了時刻情報として“10:00”、対象出発階情報として“1”、対象行先階情報として“−“、クーポンデータとして“データ1”が登録されている。ここで、“―”は指定がないこと、つまり全てを対象とすることを意味する。この登録内容の場合、送信対象テナント“P”、“Q”、“R”に属するエレベータの利用者が、5月11日〜5月15日の6:00〜10:00の間に対象出発階の1階からエレベータに乗車するときに、店舗Cの“データ1”がクーポンデータとして送信される。
また、2番目のレコードでは、店舗名“A”に対応付けて、送信対象テナント情報として“C”、“P”、“Q”、“R”、送信開始日情報として“5/13”、送信終了日情報として“5/13”、送信曜日情報として“―”、送信開始時刻情報として“11:00”、送信終了時刻情報として“13:00”、対象出発階情報として“―”、対象行先階情報として“1”、クーポンデータとして“データ2”が登録されている。この登録内容の場合、送信対象テナント“C”、“P”、“Q”、“R”に属するエレベータの利用者が、5月13日の11:00〜13:00の間に対象行先階の1階に行くためにエレベータに乗車するときに、店舗Aの“データ2”がクーポンデータとして送信される。
また、3番目のレコードでは、店舗名“A”に対応付けて、送信対象テナント情報として、“P”、“Q”、送信開始日情報として“―”、送信終了日情報として“―”、送信曜日情報として“土”、“日”、送信開始時刻情報として“―”、送信終了時刻情報として“―”、対象出発階情報として“―”、対象行先階情報として“―”、クーポンデータとして“データ3”が登録されている。この登録内容では、送信対象テナント “P”、“Q”に属するエレベータの利用者が、土曜日または日曜日にエレベータに乗車するときに、店舗Aの“データ3”がクーポンデータとして送信される。
また、4番目のレコードでは、店舗名“B”に対応付けて、送信対象テナント情報として、“R”、送信開始日情報として“5/12”、送信終了日情報として“5/12”、送信曜日情報として“―”、送信開始時刻情報として“14:00”、送信終了時刻情報として“15:00”、対象出発階情報として“8”、対象行先階情報として“1”、クーポンデータとして“データ4”が登録されている。この登録内容では、送信対象テナント“R”に属するエレベータの利用者が、5月12日の14:00〜15:00の間に対象出発階の8階から対象行先階の1階に行くためにエレベータに乗車するときに、店舗Bの“データ4”がクーポンデータとして送信される。
また、5番目のレコードでは、店舗名“D”に対応付けて、送信対象テナント情報として、“―”、送信開始日情報として“5/1”、送信終了日情報として“―”、送信曜日情報として“―”、送信開始時刻情報として“18:00”、送信終了時刻情報として“―”、対象出発階情報として“―”、対象行先階情報として“2”、クーポンデータとして“データ5”が登録されている。この登録内容では、5月1日の18:00以後に、対象行先階の2階に行くためにエレベータに乗車する利用者の全てに対して、店舗Dの“データ5”がクーポンデータとして送信される。
1−2−9.通信装置
図1A、図1Bに戻り、通信装置200(200A〜200Z)は、例えば無線LANのアクセスポイントであり、各階床のエレベータホールあるいはその近傍に配置され、有線LANを介してクーポン管理サーバ300に接続されている。通信装置200(200A〜200Z)は、クーポン管理サーバ300と情報通信端末500との間の無線LANを介した通信を可能とする。情報通信端末500と無線アクセスポイントとの間の接続は、例えばWi―fi(登録商標)規格に基づく無線接続により行うことができる。
1−2−10.クーポン登録装置
クーポン登録装置400は、ビルに入居している店舗に配置されている。クーポン登録装置400は、店舗の店員等がクーポン送信条件やクーポンデータを、クーポン管理サーバ300に登録するための装置である。
クーポン登録装置400は、制御部、記憶部、入出力インタフェース、表示部、操作部等を備え、Webブラウザを実装した、インターネットに接続可能な一般的なデスクトップ型コンピュータ、ノートブック型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等で構成可能である。店舗の店員等は、クーポン登録装置400を利用してクーポン管理サーバ300が提供するクーポン登録用Webサイト(ページ)にアクセスし、電子クーポンの発行条件及びクーポンデータを登録する。
図16は、実施形態1におけるクーポン登録装置の表示部の表示例を示す図である。具体的に、図16は、クーポン登録用Webサイトにアクセスしたときに表示される画面の一例を示す。図17は、実施形態1におけるクーポン登録装置400での登録操作の一例を示すフローチャートである。
クーポンデータを新規に登録(追加)するとき、店員は、クーポン登録のためのWebページにアクセスし、所定のID及びパスワードを入力して、ログイン(Login)する(S101)。すると、図16に示す画面がクーポン登録装置400の表示部に表示される。
店員は、クーポン送信条件として、店舗名、送信対象テナント情報、送信開始日情報、送信終了日情報、送信曜日情報、送信開始時刻情報、送信終了時刻情報、対象出発階情報、対象行先階情報の各項目のうち必要な項目を入力し、クーポンデータを登録(添付)する(S102)。図16に示す例では、店舗名として“C”、クーポン送信条件の送信対象テナント情報として“P社”、“Q社”、“R社”、送信開始日情報として“5/11”、送信終了日情報として“5/15”、送信曜日情報として“―”、送信開始時刻情報として“6:00”、送信終了時刻情報として“10:00”、対象出発階情報として“1F”、対象行先階情報として“−“が入力され、クーポンデータとして“データ1”が登録されている。なお、図16に示す例は、図14のクーポン管理DBの1番目のレコードに対応している。
クーポン送信条件及びクーポンデータの入力を終えた場合、店員は、確定ボタンをクリックする(S103)。そうすると、クーポン管理サーバ300は、入力されたクーポン送信条件及びクーポンデータをクーポン管理DBに確定登録する。
登録を完了すると、クーポン管理サーバ300は、クーポン登録画面において、例えば「クーポンデータの登録が完了しました。」等の表示を行う。店員は、ログアウト(Logout)することにより登録操作を完了する(S104)。
登録操作の終了後、登録済のクーポン送信条件やクーポンデータの変更を行いたい場合、店員は、再度上記のWebサイトにアクセスして、クーポン管理サーバ300に、登録済クーポンの一覧表示画面を表示させる。利用者は、変更したい登録済クーポンを選択して、上記の図16に示す画面を表示させる。これにより、クーポン管理サーバ300は、選択された登録済クーポンのクーポン送信条件及びクーポンデータの変更を受け付ける。
また、登録済のクーポン送信条件及びクーポンデータを削除したい場合、店員は、再度上記のWebサイトにアクセスして、例えば登録済クーポンの一覧表示画面を表示させ、消去したい登録済クーポンを選択し、当該操作を確定する。これにより、クーポン管理サーバ300は、選択された登録済クーポンのクーポン送信条件及びクーポンデータを削除する。
1−2−11.情報通信端末
情報通信端末500は、利用者の所持するスマートフォン等の携帯型コンピュータに専用の情報受信アプリケーションが導入(インストール)されることにより構成されている。図18は、実施形態1における情報通信端末500の電気的構成を示すブロック図である。情報通信端末500は、制御部501、記憶部502、表示部504、操作部505、第1無線通信部506、第2無線通信部507、NFCタグ508を有する。
記憶部502は、例えばRAM、ROM等を利用して構成され、OS、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムとして、例えば、スマートフォン等の携帯型コンピュータを、割当号機情報及びクーポンデータを受信する装置としての情報通信端末500として機能させる情報受信アプリケーションが格納されている。情報受信アプリケーションは、情報通信端末500が行先階登録装置30のリーダ36またはセキュリティゲート20のリーダ25から近距離無線通信(NFC)により起動信号を受信したときに、起動するように構成されている。なお、情報受信アプリケーションは、常時動作させておいてもよい。
制御部501は、例えばCPU、MPU等を利用して構成される。制御部501は、記憶部502から読み出した上記プログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、情報通信端末500における後述する各種の機能を実現する。
第1無線通信部506は、例えばW−CDMA、GSM等の携帯通信用の諸規格に基づく無線通信を実行する。
第2無線通信部507は、Wi−fi(登録商標)等の無線LANの諸規格に基づく無線通信を実行する。
操作部505は、利用者が情報通信端末500を操作するためのインタフェースである。操作部505は、操作部505の操作内容に対応する信号を制御部501に出力する。
表示部504は、制御部501から出力される表示信号に基づく表示を行う。
表示部504及び操作部505は、例えば液晶ディスプレイパネルや有機ELディスプレイパネルを利用したタッチパネル式表示装置により一体的に構成されている。なお、表示部504と操作部505とは、異なる部品を利用して別々に構成されてもよい。
NFCタグ508は、例えば、NFC(Near Field Communication。近距離無線通信)の諸規格(“Felica(登録商標)”、“Mifare(登録商標)”等)にしたがった無線通信を実行可能なICタグであり、制御部及び記憶部等を有するICチップと、アンテナとを含む。NFCタグ508の記憶部には、例えば、セキュリティサーバ100で認証を行うための識別情報(前述の「利用者ID」等)が記録されている。NFCタグ508は、セキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36との間で無線通信フローが確立した後、利用者IDの送信要求信号を受信すると、利用者IDを送信する。また、リーダ25または36から情報受信アプリケーションの起動要求信号を受信すると、NFCタグ508の制御部は、情報通信端末500の制御部501に、情報受信アプリケーションの起動要求信号を送信する。情報通信端末500の制御部501は、記憶部502から、受信した起動要求信号が示す情報受信アプリケーションを読み出して起動させる。
情報受信アプリケーションが起動すると、情報通信端末500は、Wi−Fi無線通信機能をON状態とし、通信装置200を介してクーポン管理サーバ300に端末情報を送信する。送信に対する応答として、クーポン管理サーバ300から、端末情報に対応する割当号機情報及びクーポンデータを受信すると、情報通信端末500の制御部501は、受信した割当号機情報及びクーポンデータに基づき、表示部504に、割当号機名とクーポンとを表示させる。
図19は、実施形態1における情報通信端末500の表示部504の表示例を示す図である。図19の例では、8階に対してA号機が割り当てられたことが表示されている。また、レストランABCの10%割引券(電子クーポン)が表示されている。表示部の504の表示画面の右端には、表示領域を上下にスクロールするためのタブTBが配置されており、複数のクーポンが存在する場合、表示領域を上下にスクロールさせることにより、他のクーポンについても表示できる。
また、情報受信アプリケーションは、情報通信端末500において、受信したクーポンデータを記憶部502に記憶させる機能を実現する。また、情報受信アプリケーションは、情報通信端末500において、記憶されているクーポンデータを利用者の所定の操作に基づいて一覧表示させる機能を実現する。利用者がクーポンを利用する場合、一覧表示の中から所望のクーポンを選択して画面に表示させ、あるいは、クーポンデータの受信時に表示される図19に示す画面を画面メモとして保存しておいて表示させる。また、情報受信アプリケーションは、情報通信端末500において、クーポンデータを受信するか否かを利用者の所定の操作に基づいて設定可能とする機能を実現する。
2.動作
2−1.概要
2−1−1.セキュリティゲートのゲートフラッパの開閉制御
セキュリティゲート20のゲートフラッパ28の開閉制御について時系列的に説明する。利用者が、正規な利用者IDが登録されたIDカードまたは情報通信端末500をリーダ25に接触させあるいは近接させながらセキュリティゲート20(20A〜20C)に進入すると、リーダ25により、IDカードまたは情報通信端末500から利用者IDが読み取られ、読み取られた利用者IDと、セキュリティゲート20のデバイスIDとが、ID情報として、セキュリティゲート20の制御部21からセキュリティサーバ100に送信される。受信したID情報に含まれる利用者IDが正規なものである場合、セキュリティサーバ100は、ゲートOPEN信号を、当該デバイスIDに対応するセキュリティゲート20の制御部21に送信する。この場合、制御部21は、ゲートフラッパ28を開状態で維持する。これにより、利用者は、セキュリティゲート20を通過することができる。
一方、受信したID情報に含まれる利用者IDが正規なものでない場合、セキュリティサーバ100は、ゲートCLOSE信号を、当該デバイスIDのセキュリティゲート20の制御部21に送信する。この場合、制御部21は、ゲートフラッパ28を閉状態とする。そのため、利用者IDが正規でないIDカードまたは情報通信端末500を提示した利用者は、セキュリティゲート20を通過することができない。
また、ゲートOPEN信号をセキュリティサーバ100から受信していない状態で、第1センサ26からの信号を受信した場合、当該セキュリティゲート20の制御部21は、ゲートフラッパ28を閉状態に制御する。利用者IDが正規なIDカードまたは情報通信端末500を有していない非正規の利用者がセキュリティサーバ100を通過しようとしている可能性があり、これを阻止するためである。
このように、利用者IDが正規なIDカードまたは情報通信端末500を有する利用者はエレベータホール内に進入することができるが、利用者IDが正規なIDカードまたは情報通信端末500を有していない非正規の利用者はエレベータホール内に進入できない。よって、ビル内のセキュリティが確保される。
2−1−2.号機割当制御
号機の割当制御について時系列的に説明する。
2−1−2−1.セキュリティゲートまたは行先階登録装置のリーダにIDカードまたは情報通信端末が提示されたとき
セキュリティサーバ100は、セキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36にIDカードまたは情報通信端末500が提示され(かざされ)、利用者IDが正規なものであるとき、情報通信端末500による認証か否かを判断する。
情報通信端末500による認証でなく、IDカードによる認証である場合、セキュリティサーバ100は、利用者DBから、当該利用者IDに対応する行先階情報を読み込む。そして、セキュリティサーバ100は、出発階情報と、行先階情報と、セキュリティゲート20または行先階登録装置30のデバイスIDとを、割当依頼情報として、群管理制御装置10に送信する。
一方、情報通信端末500による認証である場合、セキュリティサーバ100は、利用者DBから、当該利用者IDに対応する行先階情報と、テナント情報と、端末情報とを読み込む。そして、セキュリティサーバ100は、出発階情報と、行先階情報と、テナント情報と、セキュリティゲート20または行先階登録装置30のデバイスIDと、端末情報とを、割当依頼情報として、群管理制御装置10に送信する。
群管理制御装置10は、端末情報を含む割当依頼情報(出発階情報、行先階情報、テナント情報、デバイスID、端末情報)を受信した場合、受信した割当依頼情報に基づいて割当号機を決定する。そして、群管理制御装置10は、決定した割当号機を示す割当号機情報を、デバイスIDが示すゲート表示器70または行先階登録装置30に送信するとともに、クーポン発行依頼情報(割当号機情報、出発階情報、行先階情報、テナント情報、端末情報)をクーポン管理サーバ300に送信する。
一方、群管理制御装置10は、端末情報を含まない割当依頼情報(出発階情報、行先階情報、デバイスID)を受信した場合、受信した割当依頼情報に基づいて割当号機を決定する。そして、群管理制御装置10は、決定した割当号機を示す割当号機情報を、デバイスIDが示すゲート表示器70または行先階登録装置30に送信する。この場合、群管理制御装置10は、クーポン発行依頼情報のクーポン管理サーバ300への送信は行わない。
ゲート表示器70または行先階登録装置30は、群管理制御装置10から割当号機情報または案内情報を受信すると、受信した割当号機情報をそれぞれの表示部74または34に表示する。
2−1−2−2.行先階登録装置の操作部で行先階の入力操作があったとき
利用者により、行先階登録装置30により行先階が指定された場合の群管理システムによる号機割当制御について時系列的に説明する。
行先階登録装置30は、操作部35に対して、行先階の入力操作があった場合、入力された行先階を示す行先階情報と、出発階情報と、当該行先階登録装置30のデバイスIDとを、割当依頼情報として、群管理制御装置10に送信する。なお、行先階登録装置30は、自装置の設置階情報を記憶しており、出発階情報として、記憶している自装置の設置階情報を利用する。
群管理制御装置10は、割当依頼情報(出発階情報、行先階情報、デバイスID)を受信すると、受信した割当依頼情報に含まれる行先階情報及び出発階情報に基づいて割当号機を決定する。そして、群管理制御装置10は、決定した割当号機を示す割当号機情報を、デバイスIDが示す行先階登録装置30に送信する。
行先階登録装置30は、群管理制御装置10から割当号機情報を受信すると、受信した割当号機情報を表示部34に表示する。
2−1−3.クーポン発行動作
クーポン管理サーバ300は、群管理制御装置10から、割当号機情報とクーポン発行依頼情報(出発階情報、行先階情報、端末情報、テナント情報)を受信すると、クーポン発行依頼情報に含まれる出発階情報、行先階情報、及びテナント情報と、現在の日時及び曜日とに基づいて、クーポン管理DBからクーポンデータを取得する。そして、クーポン管理サーバ300は、受信した割当号機情報と、取得したクーポンデータとを、端末情報に対応する情報通信端末500に通信装置200を介して送信する。
2−1−4.クーポン表示動作
情報通信端末500は、情報受信アプリケーションが実行されている状態において、通信装置200から割当号機情報及びクーポンデータを受信すると、受信した割当号機情報及びクーポンデータに基づいて表示部504に前述の図19に示すような画面を表示する。
2−2.具体的動作
2−2−1.セキュリティサーバの具体的動作
群管理システムの具体的動作について説明する。まず、セキュリティサーバ100の具体的動作について説明する。図20は、実施形態1におけるセキュリティサーバ100の動作を示すフローチャートである。
セキュリティサーバ100の制御部101は、ID情報(利用者ID、デバイスID)を受信したか否かを判断する(S11)。
ID情報(利用者ID、デバイスID)を受信していない場合(S11でNO)、セキュリティサーバ100(制御部101)は、本ステップS11の判断を再度実行する。
ID情報(利用者ID、デバイスID)を受信した場合(S11でYES)、セキュリティサーバ100は、受信したID情報に含まれる利用者IDが正規なものか否かの判断(認証)を行う(S12)。例えば、セキュリティサーバ100の制御部101は、記憶部102に記憶されている利用者DBを参照して、受信したID情報に含まれる利用者IDが、利用者DBの利用者IDとして登録されているか等の判断を行う。
利用者IDが正規であると判断した場合(S12でYES)、つまり認証が成功した場合、セキュリティサーバ100の制御部101は、情報通信端末500での認証か否かを判断する(S13)。セキュリティサーバ100の制御部101は、情報通信端末500での認証か否かを、例えば、利用者IDを構成する文字列中に識別媒体が情報通信端末500であることを示すフラグが含まれているか否かに基づいて判断する。
情報通信端末500での認証でない場合(S13でNO)、セキュリティサーバ100の制御部101は、記憶部102に記憶されている利用者DBを参照して利用者IDに対応する行先階情報を取得する。また、セキュリティサーバ100の制御部101は、受信したID情報に含まれるデバイスIDに対応する出発階情報を、例えば設置階情報テーブルを参照することにより取得する(S14)。
セキュリティサーバ100の制御部101は、取得した出発階情報と、行先階情報と、受信したID情報に含まれるデバイスIDとを、割当依頼情報として、群管理制御装置10に送信する(S15)。
情報通信端末500での認証である場合(S13でYES)、セキュリティサーバ100の制御部101は、記憶部102に記憶されている利用者DBを参照して、当該利用者IDに対応する行先階情報と、テナント情報と、端末情報とを取得する。また、セキュリティサーバ100の制御部101は、受信したID情報に含まれるデバイスIDに対応する出発階情報を、例えば設置階情報テーブルを参照することにより取得する(S16)。
セキュリティサーバ100の制御部101は、取得した出発階情報と、行先階情報と、テナント情報と、端末情報と、受信したID情報に含まれるデバイスIDとを、割当依頼情報として、群管理制御装置10に送信する(S17)。
セキュリティサーバ100の制御部101は、割当依頼情報を送信すると(S15またはS17)、ID情報のデバイスIDからID情報の送信元がセキュリティゲート20であるか行先階登録装置30であるかを判断する(S18)。
ID情報の送信元がセキュリティゲート20である場合(S18でYES)、セキュリティサーバ100の制御部101は、セキュリティゲート20に、ゲートOPEN信号を送信して(S19)、ステップS11に戻る。セキュリティゲート20の制御部21はゲートOPEN信号を受信すると、ゲートフラッパ28を開いた状態に制御し、利用者がセキュリティゲート20を通過することを可能とする。
ID情報の送信元がセキュリティゲート20でない場合(S18でNO)、つまり行先階登録装置30である場合、セキュリティサーバ100の制御部101は、ステップS11に戻る。
一方、上記ステップS12で、利用者IDが正規でないと判断した場合(S12でNO)、すなわち認証が成立しなかった場合、セキュリティサーバ100の制御部101は、ID情報のデバイスIDからID情報の送信元がセキュリティゲート20であるか行先階登録装置30であるかを判断する(S20)。
ID情報の送信元がセキュリティゲート20である場合(S20でYES)、セキュリティサーバ100の制御部101は、セキュリティゲート20に、ゲートCLOSE信号を送信して(S21)、ステップS11に戻る。セキュリティゲート20の制御部21はゲートCLOSE信号を受信すると、ゲートフラッパ28を閉じた状態に制御し、利用者がセキュリティゲート20を通過することを規制する。
ID情報の送信元がセキュリティゲート20でない場合(S20でNO)、つまり行先階登録装置30である場合、セキュリティサーバ100の制御部101は、ステップS11に戻る。ここで、本ステップS20でNOの場合、セキュリティサーバ100の制御部101は、認証が成立しなかったことを示す情報を行先階登録装置30に送信し、行先階登録装置30の表示部34に“認証NG”を表示させてもよい。
2−2−2.行先階登録装置の具体的動作
行先階登録装置30で行先階の登録操作が行われたときの行先階登録装置30の動作について説明する。図21は、実施形態1における行先階登録装置30の動作を示すフローチャートである。
行先階登録装置30の制御部31は、操作部35で行先階の登録操作がなされたか否かを判断する(S31)。例えば、行先階登録装置30の制御部31は、操作部35で行先階の入力が行われ、入力した行先階を確定する操作が行われたか否かを判断する。
操作部35で行先階の登録操作がなされたと判断した場合(S31でYES)、行先階登録装置30の制御部31は、入力された行先階情報と、出発階情報と、当該行先階登録装置30のデバイスIDとを、割当依頼情報として、群管理制御装置10に送信する(S32)。出発階情報としては、記憶部32に格納されている自己の行先階登録装置30の設置階を示す情報が用いられる。
行先階登録装置30の制御部31は、割当依頼情報に対する応答として、群管理制御装置10から割当号機情報を受信したか否かを判断する(S33)。
割当号機情報を受信していないと判断した場合(S33でNO)、行先階登録装置30の制御部31は、当該ステップS33の判断を再度実行し、割当号機情報を受信したと判断した場合(S33でYES)、割当号機を示す情報を表示部34に表示させる(S34)。
上記のステップS31において、操作部35で行先階の登録操作がなされていないと判断した場合(S31でNO)、行先階登録装置30の制御部31は、リーダ36に情報通信端末500がかざされた(提示された)か否か(情報通信端末500を利用して行先階の登録操作が行われたか否か)を判断する(S35)。例えば、行先階登録装置30の制御部31は、リーダ36から利用者IDを受信したか否かを判断し、利用者IDを受信したときは、リーダ36で行先階の登録操作がなされたと判断する。
リーダ36に情報通信端末500がかざされていないと判断した場合(S35でNO)、行先階登録装置30の制御部31は、ステップS31に戻る。
リーダ36に情報通信端末500がかざされたと判断した場合(S35でYES)、行先階登録装置30の制御部31は、利用者IDと、当該行先階登録装置30のデバイスIDとを、ID情報として、セキュリティサーバ100に送信(S36)し、前述のステップS33の判断を実行する。
2−2−3.群管理制御装置の具体的動作
群管理制御装置10による割当号機の決定処理について説明する。図22は、実施形態1における群管理制御装置10の動作を示すフローチャートである。
群管理制御装置10の制御部11は、セキュリティサーバ100または行先階登録装置30から割当依頼情報を受信したか否かを判断する(S41)。
受信していない場合(S41でNO)、群管理制御装置10の制御部11は、ステップS41の処理を再度実行する。
受信した場合(S41でYES)、群管理制御装置10の制御部11は、割当号機を決定する(S42)。
割当号機の決定は例えば以下のように行われる。群管理制御装置10の制御部11は、まず、各エレベータの運行情報に基づいて、行先階呼びに係る行先階を割り当てるべきエレベータ(割当号機)を選択するための評価値を、エレベータ(号機)毎に算出する。ここで、各エレベータの運行情報は、例えば、各エレベータのかご状態(かごの位置、走行方向、ドアの開閉状態、荷重等を含む)、予測される待ち時間(行先階呼びが発生してから割当号機が出発階に到着するまでの時間)、予測されるサービス完了時間(行先階呼びが発生してから割当号機が行先階に到着するまでの時間)、かごの予定される停止回数(サービス完了までの間に予定されるエレベータの停止回数)などを示す情報を含む。上記評価値の算出後、群管理制御装置10は、エレベータ60A〜60Fのうちから例えば最も小さい評価値を有するエレベータを選択し、行先階を、選択したエレベータに割り当てる。なお、群管理制御装置10は、この方法以外に、一般的に知られている他の方法を用いて行先階をいずれかのエレベータに割り当ててもよい。
割当号機を決定すると、群管理制御装置10の制御部11は、決定した割当号機を示す割当号機情報を、受信したデバイスIDに対応するセキュリティゲート20のゲート表示器70または行先階登録装置30に送信して、ゲート表示器70または行先階登録装置30の表示部34に表示させる(S43)。
群管理制御装置10の制御部11は、受信した割当依頼情報に端末情報が含まれているか否かを判断する(S44)。
割当依頼情報に端末情報が含まれている場合(S44でYES)、群管理制御装置10の制御部11は、決定した割当号機を示す割当号機情報と、クーポン発行依頼情報をクーポン管理サーバ300に送信し(S45)、ステップS41の処理に戻る。
割当依頼情報に端末情報が含まれていない場合(S44でNO)、群管理制御装置10の制御部11は、ステップS41の処理に戻る。
2−2−4.クーポン管理サーバの具体的動作
クーポン管理サーバ300の制御部301は、群管理制御装置10から割当号機情報及びクーポン発行依頼情報(出発階情報、行先階情報、端末情報、テナント情報)を受信したか否かを判断する(S51)。
群管理制御装置10から割当号機情報及びクーポン発行依頼情報を受信していない場合(S51でNO)、クーポン管理サーバ300の制御部301は、ステップS51の判断を再度実行する。
群管理制御装置10から割当号機情報及びクーポン発行依頼情報を受信した場合(S51でYES)、クーポン管理サーバ300の制御部301は、読み込み対象のレコードの番号iとして1を設定する(S52)。
クーポン管理サーバ300の制御部301は、番号iのレコードを読み込む(S53)。
クーポン管理サーバ300の制御部301は、ステップS54〜S61において、クーポン発行依頼情報に含まれる各種の情報に基づいて、番号iのレコードに係るクーポンデータが、情報通信端末500に送信すべきクーポンデータであるか否かを判断する。
具体的に、ステップS54では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、クーポン発行依頼情報に含まれる送信対象テナント情報の示すテナントが、番号iのレコードの送信対象テナントに含まれているか否かを判断する。なお、クーポン管理DBにおいて送信対象テナント情報として「―」が登録されていることは、全てのテナントを送信対象テナントとすることを意味しており、この場合、本ステップ54では送信対象テナント情報の示すテナントが送信対象テナントに含まれているとの判断がなされる。
ステップS55では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、今日の日付が、番号iのレコードの送信開始日以後の日付であるか否かを判断する。なお、クーポン管理DBにおいて送信開始日として「―」が登録されていることは、送信開始日の指定はなく、全ての日付を送信対象日とすることを意味しており、「―」である場合、本ステップ55では今日の日付が送信終了日以後の日付であるとの判断がなされる。
ステップS56では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、今日の日付が、番号iのレコードの送信終了日以前の日付であるか否かを判断する。なお、クーポン管理DBにおいて送信終了日として「―」が登録されていることは、送信終了日の指定はなく、全ての日付を送信対象日とすることを意味しており、「―」である場合、本ステップ56では今日の日付が送信終了日以前の日付であるとの判断がなされる。
ステップS57では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、今日の曜日が、番号iのレコードの送信曜日に該当するか否かを判断する。なお、クーポン管理DBにおいて送信曜日として「―」が登録されていることは、全ての曜日を送信曜日とすることを意味しており、「―」である場合、本ステップ57では今日の曜日が送信曜日に該当するとの判断がなされる。
ステップS58では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、現在時刻が、番号iのレコードの送信開始時刻以後であるか否かを判断する。なお、クーポン管理DBにおいて送信開始時刻として「―」が登録されていることは、送信開始時刻について特に指定はなく、0時から送信開始することを意味しており、「―」である場合、本ステップS58では現在時刻が送信開始時刻以後であるとの判断がなされる。
ステップS59では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、現在時刻が、番号iのレコードの送信終了時刻以前であるか否かを判断する。なお、クーポン管理DBにおいて送信終了時刻として「―」が登録されていることは、送信開始時刻について特に指定はなく、24時に送信終了することを意味しており、「―」である場合、本ステップS59では現在時刻が送信終了時刻以前であるとの判断がなされる。
ステップS60では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、クーポン発行依頼情報に含まれる出発階情報が示す出発階が、番号iのレコードの対象出発階と同じか否かを判断する。なお、クーポン管理DBの出発階情報として「―」が登録されていることは、全ての出発階を送信対象とすることを意味しており、「―」である場合、本ステップS60では、クーポン発行依頼情報に含まれる出発階情報が示す出発階が対象出発階と同じであるとの判断がなされる。
ステップS61では、クーポン管理サーバ300の制御部301は、クーポン発行依頼情報に含まれる行先階情報が示す行先階が、番号iのレコードの対象行先階と同じか否かを判断する。なお、クーポン管理DBの行先階情報として「―」が登録されていることは、全ての行先階を送信対象とすることを意味しており、「―」である場合、本ステップS61では、クーポン発行依頼情報に含まれる行先階情報が示す行先階が対象行先階と同じであるとの判断がなされる。
そして、ステップS54〜S61の条件が全て満たされた場合(全てYESの場合)、クーポン管理サーバ300の制御部301は、番号iのレコードに係るクーポンデータが、クーポン発行依頼情報に含まれる端末情報が示す情報通信端末500に送信すべきクーポンデータであると判断し、番号iのレコードに含まれるクーポンデータを、送信すべきクーポンデータとして記憶部302に記憶する(S62)。
クーポン管理サーバ300の制御部301は、クーポン管理DBに含まれる全てのレコードに対するステップS53〜S62の処理が終了したか否かを判断する(S63)。
処理が終了していない場合(S63でNO)、クーポン管理サーバ300の制御部301は、番号iに1を加算し(S64)、ステップS53以後の処理を再度実行する。
処理が終了した場合(S63でYES)、クーポン管理サーバ300の制御部301は、送信すべきクーポンデータとして記憶部302に記憶されているクーポンデータと、群管理制御装置10から受信した割当号機情報とを、端末情報が示す情報通信端末500に送信する(S65)。
なお、ステップS54〜S61の判断の順番は適宜入れ替えてもよい。
2.本実施形態の作用
本実施形態によると、エレベータの利用者がセキュリティゲート20を通過する際に情報通信端末500をリーダ25にかざし、あるいは行先階登録装置30のリーダ36に情報通信端末500をかざすと、利用者の行先階及び出発階に基づいて、利用者が乗車すべきエレベータが割り当てられる。また、利用者の行先階、出発階、利用者の属するテナント等に応じたクーポンデータが選択される。そして、割り当てられたエレベータを示す割当号機情報とともに、選択されたクーポンデータが利用者の情報通信端末500に送信され、情報通信端末500の表示部504に図19に示すような情報が表示される。これにより、利用者は、自己が乗車すべきエレベータを示す割当号機情報とともに、店舗のクーポンを得ることができる。その場合において、クーポンは、利用者の行先階、出発階、利用者の属するテナント等に応じて選択されているので、エレベータの利用者にとって有用である可能性が高い。また、クーポンの送信が、エレベータの利用時、例えば昼食時や出勤時や帰宅時等にタイムリーに行われることとなる。そのため、エレベータの利用者にとって、タイムリーにクーポンを取得することができるとともに、クーポン提供者にとっても、やみくもにクーポンを発行する場合よりも、高い販売促進効果が得られる。このように、本実施形態のエレベータの群管理システムは、ビルのオフィス階等に入居するテナントと店舗階に入居する店舗等の商業施設との両方に対して当該ビルに入居することによるメリットを提供することができる。
(実施形態についてのまとめ)
(1)実施形態1のクーポン管理サーバ300(情報提供装置)は、複数台のエレベータ60の中から、行先階の登録操作を行った利用者に割り当てられたエレベータを示す割当号機情報を、当該利用者の所持する情報通信端末500に送信する。
クーポン管理サーバ300(情報提供装置)は、
利用者に提供する複数のクーポンデータ(提供情報)を記憶する記憶部302と、
制御部301と、を備える。
制御部301には、
割当号機情報と、
利用者の出発階を示す出発階情報と行先階を示す行先階情報とのうちの少なくとも一方を含む階床情報と、が入力される。
制御部301は、
入力された階床情報に基づいて記憶部302から少なくとも1つのクーポンデータ(提供情報)を読み出し、
入力された割当号機情報と読み出したクーポンデータ(提供情報)とを情報通信端末500に送信する。
本実施形態によれば、エレベータ60の利用時に、利用者の所持する情報通信端末500に、割当号機情報と、当該利用者の行先階や出発階に応じたクーポンデータ(提供情報)を送信することができる。
(2)実施形態1のクーポン管理サーバ300(情報提供装置)において、
制御部301には、さらに、行先階の登録操作を行った利用者の属するテナントを示すテナント情報が入力される。
制御部301は、
入力された階床情報とテナント情報とに基づいて、記憶部302から少なくとも1つのクーポンデータ(提供情報)を読み出し、
入力された割当号機情報と読み出したクーポンデータ(提供情報)とを情報通信端末500に送信する。
これにより、エレベータ60の利用時に、利用者の所持する情報通信端末500に、割当号機情報と、当該利用者の行先階や出発階及び属するテナントに応じたクーポンデータ(提供情報)を送信することができる。
(3)実施形態1のクーポン管理サーバ300(情報提供装置)において、
記憶部302は、さらに、各クーポンデータ(提供情報)を、送信すべき日付と、時刻と、曜日とのうちの少なくとも1つを含む日時に関する情報に対応付けて記憶している。
制御部301は、
入力された階床情報と日時に関する情報とに基づいて、記憶部302から少なくとも1つのクーポンデータ(提供情報)を読み出し、
入力された割当号機情報と読み出したクーポンデータ(提供情報)とを情報通信端末500に送信する。
これにより、エレベータ60の利用時に、利用者の所持する情報通信端末500に、割当号機情報と、当該利用者の行先階や出発階及び属するテナント、並びに日時に応じたクーポンデータ(提供情報)を送信することができる。
(4)実施形態1のクーポン管理サーバ300(情報提供装置)において、
提供情報は、クーポンデータである。
これにより、提供情報として、利用者に取って有用であるクーポンデータを利用者に送信することができる。
(5)実施形態1のエレベータの群管理システムは、
クーポン管理サーバ300(情報提供装置)と、
複数台のエレベータ60の運行を制御するエレベータの群管理制御装置10と、を備える。
群管理制御装置10は、利用者の行先階を示す行先階情報と出発階を示す出発階情報とを入力し、入力した行先階情報及び出発階情報に基づいて、複数台のエレベータ60のうちのいずれかのエレベータに利用者を割り当てて、割り当てたエレベータを示す情報をクーポン管理サーバ300(情報提供装置)に出力する。
これにより、クーポン管理サーバ300(情報提供装置)と、エレベータの群管理制御装置10とを有するエレベータの群管理システムにおいて上述の作用及び効果が得られる。
(6−1)実施形態1のエレベータの群管理システムは、
利用者の行先階を示す行先階情報をエレベータ乗場またはその近傍で取得し、群管理制御装置10に出力する行先階登録装置30及びセキュリティサーバ100(行先階情報取得装置)をさらに備える。
これにより、クーポン管理サーバ300(情報提供装置)と、エレベータの群管理制御装置10と、行先階登録装置30及びセキュリティサーバ100(行先階情報取得装置)とを有する群管理システムにおいて上述の作用及び効果が得られる。
(6−2)実施形態1のエレベータの群管理システムは、
利用者の行先階を示す行先階情報をエレベータ乗場またはその近傍で取得し、群管理制御装置10に出力するセキュリティゲート20及びセキュリティサーバ100(行先階情報取得装置)をさらに備える。
これにより、クーポン管理サーバ300(情報提供装置)と、エレベータの群管理制御装置10と、セキュリティゲート20及びセキュリティサーバ100(行先階情報取得装置)とを有する群管理システムにおいて上述の作用及び効果が得られる。
(7−1)実施形態1のエレベータの群管理システムにおいて、
行先階登録装置30及びセキュリティサーバ100(行先階情報取得装置)は、
利用者ID(利用者情報)に対応付けて行先階情報を記憶する記憶部102(行先階記憶部)と、
利用者の所持する情報通信端末500のNFCタグ508(識別媒体)から利用者ID(利用者情報)を取得するリーダ36(情報取得部)と、
制御部101(取得制御部)と、を備える。
制御部101(取得制御部)は、
リーダ36(情報取得部)で取得された利用者ID(利用者情報)に対応する行先階情報を記憶部102(行先階記憶部)から読み出し、
読み出した行先階情報を群管理制御装置10に出力する。
これにより、利用者の所持する情報通信端末500を利用して行先階を登録可能なエレベータの群管理システムにおいて、上述の効果が得られる。
(7−2)実施形態1のエレベータの群管理システムにおいて、
セキュリティゲート20及びセキュリティサーバ100(行先階情報取得装置)は、
利用者ID(利用者情報)に対応付けて行先階情報を記憶する記憶部102(行先階記憶部)と、
利用者の所持する情報通信端末500のNFCタグ508(識別媒体)から利用者ID(利用者情報)を取得するリーダ25(情報取得部)と、
制御部101(取得制御部)と、を備える。
制御部101(取得制御部)は、
リーダ25(情報取得部)で取得された利用者ID(利用者情報)に対応する行先階情報を記憶部102(行先階記憶部)から読み出し、
読み出した行先階情報を群管理制御装置10に出力する。
これにより、利用者の所持する情報通信端末500を利用して行先階を登録可能なエレベータの群管理システムにおいて、上述の効果が得られる。
(8)実施形態1のエレベータシステムは、
複数台のエレベータ60と、
エレベータの群管理システムと、を備える。
これにより、複数台のエレベータ60と、エレベータの群管理システムとを備えるエレベータシステムにおいて上述の作用及び効果が得られる。
(その他の実施形態)
前記実施形態では、クーポン管理サーバ300は、利用者に送信すべきクーポンデータの選択を、図23に示すフローチャートに基づいて行う。しかし、このフローチャートに基づくクーポンデータの選択処理は一例であり、一般的なデータベースアプリケーション等を利用して行ってもよい。
前記実施形態では、クーポン管理DBにおいてクーポン送信条件として、送信対象テナント情報の項目を設けた。しかし、送信対象は個人単位としてもよい。例えば、個人の属性、例えば性別、年齢等の項目をクーポン管理DBにおけるクーポン送信条件として設定可能とし、利用者の行先階及び/または出発階、個人の属性等に応じてクーポンデータを送信可能としてもよい。
前記実施形態では、クーポン登録装置400におけるクーポン送信条件及びクーポンデータの登録は、クーポン登録装置400を利用してクーポン登録用Webサイト(ページ)にアクセスすることにより行われる。しかし、クーポン送信条件及びクーポンデータの登録は、クーポン登録装置400に、クーポン送信条件及びクーポンデータの登録用の専用のアプリケーション(プログラム)をインストールしておき、当該アプリケーションを利用して行うようにしてもよい。
前記実施形態では、企業のオフィスや店舗が入居する複合ビルを例として説明した。しかし、本発明は、住居と店舗とを有する複合ビルにも適用可能である。この場合、例えば、住居の住人をテナントとして設定することが考えられる。
前記実施形態では、提供情報は、ビルに入居している店舗のクーポンデータである。しかし、本発明において、提供情報は、これに限定されない。提供情報は、例えば、ビルのオフィス階に入居している企業に関する情報であってもよい。この場合、クーポン登録装置400(情報提供装置)は、オフィス階に設置され、例えば、オフィス階の企業等の社員の出勤時等に、提供情報として、当該企業に関する情報を送信する。
また、提供情報は、ビルに入居していない店舗や企業等に関する情報であってもよい。本発明は、エレベータの利用者の行先階や出発階等に基づいて、利用者に応じた提供情報を送信するものであり、提供情報の提供者がビルに入居していることは必須ではない。
前記実施形態では、セキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36に対してIDカードまたは情報通信端末500がかざされた場合、ゲート表示器70の表示部74または行先階登録装置30の表示部34に、図5や図10に示すように、割当号機が表示される。しかし、セキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36に対して情報通信端末500がかざされた場合には、割当号機を表示せず、図24に示すように、「割当号機は、スマートフォンでご確認ください」というような案内情報をゲート表示器70の表示部74または行先階登録装置30の表示部34に表示させてもよい。この場合、情報通信端末500で行先階登録を行った利用者は必ず情報通信端末500の表示部504で割当号機を確認することとなるため、確認の際にクーポンデータも目に入ることとなる。よって、商業店舗にとってより高い販売促進効果が得られる。
前記実施形態では、ロビー階(特定階)には、リーダ25を有するセキュリティゲート20と、リーダ36を有する行先階登録装置30との両方が設けられている。しかし、本発明では、リーダ25を有するセキュリティゲート20と、リーダ36を有する行先階登録装置30とのいずれか一方が設けられているだけでもよい。
前記実施形態では、情報通信端末500は、例えばW−CDMA、GSM等の携帯通信用の諸規格に基づく無線通信を実行する第1無線通信部506を有する。しかし、本発明において情報通信端末はW−CDMA、GSM等の携帯通信用の諸規格に基づく無線通信を実行するための無線通信部を有していることは必須ではない。
前記実施形態では、割当号機情報及びクーポンデータを、Wi−Fi規格にしたがった無線LANにより送信する。しかし、割当号機情報及びクーポンデータの送信方法はこれに限定されない。例えば、割当号機情報を記載し、クーポンデータを添付した電子メール、あるいは割当号機情報及びクーポンデータをHTML形式で表示する電子メールをクーポン管理サーバ300で生成して送信してもよい。この場合、情報通信端末500に上記情報受信アプリケーションを導入しておく必要はなく、一般的なメーラが導入されていればよい。また、この場合、利用者DBの端末情報としてメールアドレスを登録しておき、情報通信端末500がセキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36にかざされたときに、セキュリティサーバ100から当該メールアドレスを群管理制御装置10に送信し、さらに群管理制御装置10から割当号機情報及びクーポンデータとともにメールアドレスをクーポン管理サーバ300に送信するようにしてもよい。この場合のクーポンデータの形式は、前述したように、クーポンの画像の画像データ(バイナリデータ)、クーポンの所在地のURLを記載したHTMLデータ等どのような形式のデータでもよい。
前記実施形態では、セキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36に対して情報通信端末500がかざされた場合にのみ、情報通信端末500に割当号機情報及びクーポンデータが送信される。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、利用者DBに端末情報が登録されている利用者については、情報通信端末500でなくビル入館認証用のIDカードがセキュリティゲート20のリーダ25または行先階登録装置30のリーダ36に対してかざされた場合にも、情報通信端末500に割当号機情報及びクーポンデータを送信するようにしてもよい。この場合、情報通信端末500の情報受信アプリケーションは常時動作するように構成しておくことが好ましい。または、割当号機情報及びクーポンデータを電子メールで情報通信端末500に送信する。この場合、利用者DBに端末情報としてさらにメールアドレスを登録しておく。
前記実施形態では、制御部11、21、31、41、71、101、301、501は、CPU、MPU等を利用して構成され、記憶部12、22、32、42、72、102、302、502から読み出したプログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、各種の機能を実現している。つまり、各制御部11、21、31、41、71、101、301、501は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現されている。しかし、各制御部11、21、31、41、71、101、301、501は、例えば、ハードウェア(電子回路)のみ、FPGA、ASIC等を利用して構成してもよい。
前記実施形態では、ネットワークNWはEthernet(登録商標)であり、入出力インタフェース13、23、33、43、73、103、303はLANアダプタ等を利用して構成されている。しかし、ネットワークNWは、例えばIEEE規格に準拠した無線LANであり、入出力インタフェース13、23、33、43、73、103、303は無線LANアダプタ等を利用して構成されてもよい。
10 群管理制御装置
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
20、20A、20B、20C セキュリティゲート
20a ゲート本体
20i 入口
20e 出口
21 制御部
22 記憶部
23 入出力インタフェース
25 リーダ
26 第1センサ
27 第2センサ
28 ゲートフラッパ
30、30A〜30Z 行先階登録装置
31 制御部
32 記憶部
33 入出力インタフェース
34 表示部
35 操作部
36 リーダ
40、40A〜40F エレベータ制御装置
41 制御部
42 記憶部
43 入出力インタフェース
60、60A〜60F エレベータ
70 ゲート表示器
71 制御部
72 記憶部
73 入出力インタフェース
74 表示部
100 セキュリティサーバ
101 制御部
102 記憶部
103 入出力インタフェース
200 通信装置
300 クーポン管理サーバ
301 制御部
302 記憶部
303 入出力インタフェース
400、400−1〜400−m クーポン登録装置
500、500−1〜500−n 情報通信端末
501 制御部
502 記憶部
504 表示部
505 操作部
506 第1無線通信部
507 第2無線通信部
508 NFCタグ

Claims (3)

  1. 画像を表示する表示部と、
    制御部と、を備えた情報通信端末であって、
    前記制御部は、
    エレベータの利用者が号機に乗車する前に当該利用者の所持する当該情報通信端末で行先階の登録操作を行うことで、複数台のエレベータの中から当該利用者に割り当てられたエレベータを示す割当号機情報と、前記行先階の登録操作に関する行先階と出発階とのうちの少なくとも一方を含む階床情報に基づいて所定装置によって選択されたクーポンデータとを受信し、
    前記表示部に、前記割当号機情報が示す割当号機名と前記クーポンデータが示すクーポンとを同時に表示させる、
    情報通信端末。
  2. 画像を表示する表示部を有するコンピュータに、
    エレベータの利用者が号機に乗車する前に当該利用者の所持する当該コンピュータで行先階の登録操作を行うことで、複数台のエレベータの中から当該利用者に割り当てられたエレベータを示す割当号機情報と、前記行先階の登録操作に関する行先階と出発階とのうちの少なくとも一方を含む階床情報に基づいて所定装置によって選択されたクーポンデータとを受信する機能、及び
    前記表示部に、前記割当号機情報が示す割当号機名と前記クーポンデータが示すクーポンとを同時に表示させる機能、を実現させる、
    プログラム。
  3. エレベータの利用者が号機に乗車する前に当該利用者の所持する情報通信端末で行先階の登録操作を行うことで、複数台のエレベータの中から当該利用者に割り当てられたエレベータを示す割当号機情報を、当該利用者の所持する情報通信端末に送信する情報提供装置と、前記情報通信端末とを含む情報提供システムであって、
    前記情報提供装置は、
    前記利用者の情報通信端末を用いて店舗で使用可能なクーポンのクーポンデータと、前記クーポンデータの送信条件とを記憶する記憶部と、
    第1制御部と、を備え、
    前記第1制御部には、
    前記割当号機情報と、
    前記利用者の出発階を示す出発階情報と行先階を示す行先階情報とのうちの少なくとも一方を含む階床情報と、が入力され、
    前記第1制御部は、
    入力された前記階床情報と前記送信条件に基づいて前記記憶部から少なくとも1つのクーポンデータを読み出し、
    入力された前記割当号機情報と読み出した前記クーポンデータとを前記利用者の情報通信端末に送信し、
    前記情報通信端末は、
    画像を表示する表示部と、
    第2制御部と、を備え、
    前記第2制御部は、
    前記割当号機情報と前記クーポンデータとを前記情報提供装置から受信し、
    前記表示部に、前記割当号機情報が示す割当号機名と前記クーポンデータが示すクーポンとを同時に表示させる、
    情報提供システム。
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