JP2018101420A - 情報処理システムおよび情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】顔認証を用いた利便性の高い情報処理システムを提供する。【解決手段】情報処理システムは、来店者の顔を含む画像を取得する第1のインターフェースと、第1のプロセッサと、第2のインターフェースと、第2のプロセッサとを有する。第1のプロセッサは、第1のインターフェースにより取得した画像から抽出する来店者の顔情報と会員データベースに登録済みの各会員の登録顔情報とを顔認証し、来店者の顔情報との認証が成功した登録顔情報に対応する会員の登録情報を来店者の顔情報に対応づけて来店者データベースに記憶する。第2のプロセッサは、第2のインターフェースにより取得した画像から抽出する決済対象者の顔情報と来店者データベースが記憶する来店者の顔情報とを顔認証し、決済対象者の顔情報との認証が成功した来店者の顔情報に対応する会員の登録情報を用いて決済処理を行う。【選択図】図11
Description
本実施形態は、情報処理システムおよび情報処理プログラムに関する。
従来、顧客管理などの情報処理システムには、顔認証を用いるものがある。顔認証処理は、顔照合の対象となる登録情報が多ければ多いほど、処理時間がかかる。また、顔認証を用いた情報処理システムは、人為的な操作によって、顔認証の誤認識率(FRR(本人拒否率)、FAR(他人許容率))を補うものがある。しかしながら、人為的な操作を前提する顔認証処理は、セルフPOSレジなどによる決済処理を含む情報処理システムに適用し難い。
本発明は、顔認証を用いた利便性の高い情報処理システムおよび情報処理プログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、情報処理システムは、来店者の顔を含む画像を取得する第1のインターフェースと、第1のプロセッサと、第2のインターフェースと、第2のプロセッサとを有する。第1のインターフェースは、来店者の顔を含む画像を取得する。第1のプロセッサは、第1のインターフェースにより取得した画像から抽出する来店者の顔情報と会員データベースに登録済みの各会員の登録顔情報とを顔認証し、来店者の顔情報との認証が成功した登録顔情報に対応する会員の登録情報を来店者の顔情報に対応づけて来店者データベースに記憶する。第2のインターフェースは、決済対象者の顔を含む画像を取得する。第2のプロセッサは、第2のインターフェースにより取得した画像から抽出する決済対象者の顔情報と来店者データベースが記憶する来店者の顔情報とを顔認証し、決済対象者の顔情報との認証が成功した来店者の顔情報に対応する会員の登録情報を用いて決済処理を行う。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)
第1の実施形態は、顧客の情報を会員として登録する仕組みが導入された運用を想定する。第1の実施形態は、会員登録した顧客が店舗に来店し、購入した商品の決済を行って退店することを想定する。また、第1の実施形態に係る情報処理システムは、顔認証によって顧客(会員)を特定し、特定した顧客の会員情報を用いて商品の購入金額などの決済を行う。
第1の実施形態は、顧客の情報を会員として登録する仕組みが導入された運用を想定する。第1の実施形態は、会員登録した顧客が店舗に来店し、購入した商品の決済を行って退店することを想定する。また、第1の実施形態に係る情報処理システムは、顔認証によって顧客(会員)を特定し、特定した顧客の会員情報を用いて商品の購入金額などの決済を行う。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの構成例を概略的に示す図である。
第1の実施形態に係る情報処理システムは、センタサーバ101、店舗サーバ102、決済端末103、第1カメラ104、および、第2カメラ105などにより構成する。なお、情報処理システムは、図1に示す構成に限定されない。情報処理システムは、運用規模、運用条件あるいは設置環境などに応じて装置構成を変えて実現できる。例えば、センタサーバ101及び店舗サーバ102は一体化した装置で実現しても良い。また、店舗サーバ102および決済端末103は、一体化した装置で実現しても良い。また、第1カメラ104は店舗サーバ102に設けても良い。第2カメラ105は、決済端末103に設けても良い。また、センタサーバ101あるいは店舗サーバ102は、複数の装置で実現しても良い。
第1の実施形態に係る情報処理システムは、センタサーバ101、店舗サーバ102、決済端末103、第1カメラ104、および、第2カメラ105などにより構成する。なお、情報処理システムは、図1に示す構成に限定されない。情報処理システムは、運用規模、運用条件あるいは設置環境などに応じて装置構成を変えて実現できる。例えば、センタサーバ101及び店舗サーバ102は一体化した装置で実現しても良い。また、店舗サーバ102および決済端末103は、一体化した装置で実現しても良い。また、第1カメラ104は店舗サーバ102に設けても良い。第2カメラ105は、決済端末103に設けても良い。また、センタサーバ101あるいは店舗サーバ102は、複数の装置で実現しても良い。
センタサーバ101は、顧客情報を管理する装置である。センタサーバ101は、例えば、本情報処理システムにおける顧客情報を管理するためのセンタに設置する。センタサーバ101は、たとえば、本情報処理システムを運用する複数の店舗を統括する本社に設置しても良いし、クラウド上に設けても良い。
センタサーバ101は、会員情報データベース(会員DB)101aを有する。会員DB101aは、会員ごとの会員情報を記憶する。会員情報は、会員の顔認証用の登録情報(登録顔情報)および会員の登録情報を含む。センタサーバ101は、店舗サーバ102にネットワーク接続する。センタサーバ101と店舗サーバ102とは、地理的に離れていてよい。
店舗サーバ102は、店舗内の情報を管理する装置である。店舗サーバ102は、例えば、店舗内に設置する。店舗サーバ102は、店舗内の各機器と接続できれば、店舗外に設置しても良い。店舗サーバ102は、来店者情報データベース(来店者DB)102aを有する。来店者DB102aは、来店者ごとの来店者情報を記憶する。来店者情報は、来店者の顔情報および来店者の登録情報などを含む。
店舗サーバ102は、センタサーバ101、決済端末103および第1カメラ104に接続する。第1カメラ104は、入店した人物(来店者)の顔を撮影する。たとえば、第1カメラ104は、店舗の入口付近に設置し、入口から入店する人物の顔を撮影する。第1カメラ104は、顔認証に用いる顔画像として来店者の顔を撮影するものであれば良い。店舗サーバ102は、第1カメラ104が撮影した画像を取得する。店舗サーバ102は、第1カメラ104が撮影した画像から来店者の顔情報を抽出する。なお、第1カメラ104は、撮影した画像から来店者の顔を検出し、検出した来店者の顔を含む画像(顔画像)データを店舗サーバ102へ供給しても良い。
また、店舗サーバ102は、決済端末103にも接続する。店舗サーバ102と複数の決済端末103とは、例えば、店舗内のネットワークを介して接続する。決済端末103は、店舗内に1台であっても良いし、複数あっても良い。図1に示す構成例では、決済コーナーは、店舗の出口の手前にある。入口から入店した利用者は、売場で商品を選択した後、売場から決済コーナーへ入る。決済コーナーに入った利用者は、決済端末103を用いて商品の購入決済を行う。決済を終了した利用者は、出口から退店するレイアウトとなっている。
決済端末103は、商品の購入代金などの金額の決済を行う装置である。決済端末103は、第2カメラ105に接続する。第2カメラ105は、金額の決済を行う人物(決済対象者)の顔を撮影する。たとえば、第2カメラ105は、決済コーナーの入口付近に設置する。決済端末103は、第2カメラ105が撮影した画像を取得する。決済端末103は、第2カメラ105が撮影した画像から決済対象者の顔を検出し、検出した決済対象者の顔画像から顔情報を抽出する。
次に、図2は、第1の実施形態に係る情報処理システムを構成する各装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。
センタサーバ101は、プロセッサ111、メモリ112、ネットワーク(NW)I/F113、および、記憶部114を有する。プロセッサ111は、プログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。メモリ112は、ROMなどのプログラムメモリ、RAMなどのワーキングメモリなどを含む。プロセッサ111は、メモリ112が記憶するプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。
センタサーバ101は、プロセッサ111、メモリ112、ネットワーク(NW)I/F113、および、記憶部114を有する。プロセッサ111は、プログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。メモリ112は、ROMなどのプログラムメモリ、RAMなどのワーキングメモリなどを含む。プロセッサ111は、メモリ112が記憶するプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。
ネットワークI/F113は、ネットワークを介して店舗サーバ102と接続するためのインターフェースである。例えば、ネットワークI/F113は、店舗外の広域ネットワークを介して店舗サーバ102と通信する。記憶部114は、大容量の不揮発性メモリである。例えば、記憶部114は、ハードディスクドライブ(HDD)あるいはソリッドステートドライブ(SSD)などの記憶装置で構成する。記憶部114は、会員DB101aを有する。
店舗サーバ102は、プロセッサ121、メモリ122、ネットワーク(NW)I/F123、カメラI/F124.決済端末I/F125、および、記憶部126を有する。プロセッサ121は、プログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。メモリ122は、ROMなどのプログラムメモリ、RAMなどのワーキングメモリなどを含む。プロセッサ121は、メモリ122が記憶するプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。
ネットワークI/F123は、ネットワークを介してセンタサーバ101と接続するためのインターフェースである。例えば、ネットワークI/F123は、店外の広域ネットワークを介してセンタサーバ101と通信する。
カメラI/F124は、第1カメラ104と接続するためのインターフェースである。カメラI/F124は、専用ケーブルを介して第1カメラ104と接続するインターフェースであっても良い。また、カメラI/F124は、無線通信を介して第1カメラ104と接続するインターフェースであっても良い。また、カメラI/F124は、第1カメラ104が接続された店内のローカルエリアネットワーク(LAN)に接続するLANインターフェースであっても良い。
決済端末I/F125は、店内の決済端末103と接続するためのインターフェースである。決済端末I/F125は、たとえば、店内のLANに接続するLANインターフェースであっても良い。
記憶部126は、大容量の不揮発性メモリである。例えば、記憶部126は、HDDあるいはSSDなどの記憶装置で構成する。記憶部126は、来店者情報を記憶する来店者DB102aを有する。
記憶部126は、大容量の不揮発性メモリである。例えば、記憶部126は、HDDあるいはSSDなどの記憶装置で構成する。記憶部126は、来店者情報を記憶する来店者DB102aを有する。
決済端末103は、プロセッサ131、メモリ132、店舗サーバI/F133、カメラI/F134、操作部135、表示部136、商品識別部137、および決済部138を有する。プロセッサ131は、プログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。メモリ132は、ROMなどのプログラムメモリ、RAMなどのワーキングメモリなどを含む。プロセッサ131は、メモリ132が記憶するプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。たとえば、プロセッサ131は、決済部138を用いて購入代金を決済する決済処理を行う機能を有する。
店舗サーバI/F133は、店舗サーバ102と接続するためのインターフェースである。店舗サーバI/F133は、たとえば、店舗サーバ102が接続されたLANに接続するLANインターフェースで実現できる。
カメラI/F134は、第2カメラ105と接続するためのインターフェースである。カメラI/F134は、たとえば、専用ケーブルあるいは無線通信を介して第2カメラ105と接続するインターフェースで実現できる。また、カメラI/F134は、第2カメラ105が接続されたLANに接続するLANインターフェースであっても良い。
操作部135は、決済処理に係る操作を入力する操作装置である。表示部136は、表示装置である。たとえば、表示部136は、購入商品名や決済金額などを表示する。商品識別部137は、決済する商品を識別する。決済部138は、購入金額を決済する。決済部138は、例えば、キャッシャー、カード処理装置などを含む。
次に、第1の実施形態に係る情報処理システムにおける各装置の処理機能について概略的に説明する。
図3Aは、第1の実施形態に係る情報処理システムによる処理機能を説明するための図である。なお、図3Aに示す各部は、各装置内のプロセッサがメモリに記憶したプログラムを実行することにより実現する処理機能である。
また、以下に説明する第1の実施形態では、情報処理システムを利用する各顧客は、通常、予め会員登録しておくことを前提とする。センタサーバ101は、顧客の会員情報を会員DB101aに登録する登録部201を有する。登録部201は、プロセッサ111がメモリ112に記憶した登録処理用のプログラムを実行することにより実現する処理機能である。登録部201は、会員ごとの会員登録情報を取得し、取得した会員登録情報の全てあるいは一部を会員情報として会員DB101aに登録する。
図3Aは、第1の実施形態に係る情報処理システムによる処理機能を説明するための図である。なお、図3Aに示す各部は、各装置内のプロセッサがメモリに記憶したプログラムを実行することにより実現する処理機能である。
また、以下に説明する第1の実施形態では、情報処理システムを利用する各顧客は、通常、予め会員登録しておくことを前提とする。センタサーバ101は、顧客の会員情報を会員DB101aに登録する登録部201を有する。登録部201は、プロセッサ111がメモリ112に記憶した登録処理用のプログラムを実行することにより実現する処理機能である。登録部201は、会員ごとの会員登録情報を取得し、取得した会員登録情報の全てあるいは一部を会員情報として会員DB101aに登録する。
会員情報は、当該会員の登録用の顔情報(登録顔情報)Rf、および、当該会員の登録個人情報(登録情報)Riを含む。登録顔情報Rfは、顔認証処理に用いる情報である。登録顔情報Rfは、当該会員の顔画像そのものであっても良いし、顔認証処理に用いる当該会員の顔の特徴量であっても良い。また、登録情報Riは、当該会員の氏名、性別、年齢、住所、電話番号、メールアドレス、会員ID、および、決済情報などの個人情報を含む。決済情報は、たとえば、金額の決済に利用可能なクレジット決済情報あるいは金額の決済に利用可能な会員ポイント情報などの情報である。
センタサーバ101は、会員情報を登録した会員DB101aを管理する。センタサーバ101は、店舗サーバ102から要求に応じて会員DB101aが保持する情報を提供する。たとえば、センタサーバ101は、店舗サーバ102からの問合せに対して会員DB101aに登録した登録顔情報Rfを提供する。また、センタサーバ101は、店舗サーバ102からの会員の登録情報Riの問合せに対して登録情報Riを提供する。また、センタサーバ101は、店舗サーバ102からの要求を受けて会員DB101aにおける会員情報の更新、又は、会員情報への新たな情報の追記などを行うようにしても良い。
店舗において、来店確認部211は、顧客の入店を確認する。来店確認部211は、処理の開始、即ち、顔画像の撮影を行うタイミングを与えるトリガーを発生する。来店確認部211は、店舗の入口に設け、入店する人物を検知するゲート(入館ゲート)で構成しても良い。また、来店確認部211は、第1カメラ104を明示的に設置し、来店した顧客自身が押す撮影ボタンで構成しても良い。また、来店確認部211は、入口付近に設置したカメラが継続的に撮影する画像から画像認識処理により人物あるいは顔を検出するものであっても良い。
第1カメラ104は、来店確認部211が来店を確認すると、撮影部221により入店する顧客(来店者)の顔を含む画像を撮影する。第1カメラ104は、来店者の顔を撮影した画像(撮影画像)データを店舗サーバ102へ供給する。第1カメラ104は、撮影した画像のうち顔が含まれる画像データのみを店舗サーバ102へ供給しても良い。また、第1カメラ104は、撮影した画像のうち顔領域の画像を切り出した顔画像データを店舗サーバ102へ供給しても良い。なお、顔情報は、撮影画像から抽出される情報である。このため、第1カメラ104が店舗サーバ102へ供給する情報は、顔情報を含む情報である。
店舗サーバ102は、画像取得部230により、カメラI/F124を介して第1カメラ104が撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する。画像取得部230は、プロセッサ121に制御されるカメラI/F124により実現する。また、顔抽出部231は、画像取得部230により取得した第1カメラ104の撮影画像から来店者の顔情報Cfを抽出する。顔抽出部231は、プロセッサ121がプログラムを実行することにより実現する。顔抽出部231は、第1カメラ104の撮影画像から抽出した来店者の顔情報Cfを顔認証部232へ供給するとともに、来店者DB102aに記憶する。
たとえば、顔抽出部231は、取得した撮影画像から顔領域の画像を抽出し、抽出した顔領域の画像から顔認証に用いる顔情報としての顔の特徴量を抽出しても良い。この場合、顔抽出部231は、顔の特徴量を来店者の顔情報Cfとして顔認証部232へ供給し、来店者DB102aに記憶する。また、顔抽出部231は、顔領域の画像を所定のサイズに切り出した顔画像データを来店者の顔情報Cfとして顔認証部232へ供給し、来店者DB102aに記憶しても良い。
登録顔情報取得部234は、会員DB101aが記憶する登録顔情報Rfをセンタサーバ101から取得する。登録顔情報取得部234は、プロセッサ121がネットワークI/F123を介してセンタサーバ101と通信することにより実現する処理機能である。登録顔情報取得部234は、センタサーバ101から登録顔情報Rfを取得し、顔認証部232へ供給する。例えば、登録顔情報取得部234は、センタサーバ101へ登録顔情報Rfを問い合わせ、問合せに対する応答としてセンタサーバ101から顔認証の対象とする登録顔情報Rfを取得する。
顔認証部232は、顔抽出部231から供給される来店者の顔情報Cfと登録顔情報取得部234が取得する会員の顔情報(登録顔情報)Rfとの顔照合による顔認証処理を行う。顔認証部232は、プロセッサ121がメモリ122に記憶した顔認証用のプログラムを実行することにより実現する処理機能である。顔認証部232の顔認証処理は、特定のアルゴリズムに限定されるものではない。
また、第1の実施形態では、決済を開始するまでの間(決済コーナーへ行くまでの間)に顔認証の結果が得られればよい。このため、来店者の顔情報Cfと会員の顔情報Rfとの顔認証処理には、十分な処理時間が見込める。従って、顔認証部232は、会員DB101aの登録顔情報Rfが多い場合であっても、処理時間がかかる高度なアルゴリズムによる顔認証処理が行える。
例えば、顔認証処理は、複数の顔の特徴的な部位(例えば、目、鼻、口などの特徴点)の相対的な位置を示す特徴量(顔の特徴量)を顔情報として照合するものであっても良い。顔の特徴量を用いて顔認証を行う場合、会員DB101a及び来店者DB102aは、会員の顔情報Rf及び来店者の顔情報Cfとして顔の特徴量を記憶しても良い。顔の特徴量は、人間が一瞥して個人を特定できる情報ではない。このため、顔情報として顔の特徴量をDBに登録することにより、個人情報保護などのセキュリティ性が向上できる。
なお、来店者の顔情報Cfと登録顔情報Rfとの顔認証処理は、センタサーバ101が実施しても良い。この場合、顔認証部232と登録顔情報取得部234とは、来店者の顔情報Cfと登録顔情報Rfとの顔認証をセンタサーバ101へ依頼し、その顔認証の結果を取得するものとすればよい。センタサーバ101は、店舗サーバ102からの依頼に応じて顔認証処理を実施し、その顔認証の処理結果を店舗サーバ102へ返すようにすれば良い。
登録情報取得部235は、センタサーバ101から特定の会員の登録情報Riを取得する。登録情報取得部235は、プロセッサ121がネットワークI/F123を介してセンタサーバ101と通信することにより実現する処理機能である。登録情報取得部235は、顔認証部232の顔認証処理によって来店者の顔画像と一致した(同定した)登録顔情報Rfに対応する会員の登録情報Riを取得する。登録情報取得部235は、取得した会員(来店者と同定した会員)の登録情報Riと当該来店者の顔情報Cfとを1人の来店者情報として来店者DB102aに記憶する。これにより、来店者DB102aは、来店者ごとの来店者情報として、来店者の顔情報Cfと当該来店者と同定した会員の登録情報Riとを記憶する。
また、店舗内の決済コーナーにおいて、決済開始部241は、決済対象者を検出する。決済開始部241は、決済処理の開始、即ち、決済対象者の顔を撮影するタイミングを与えるトリガーを発生する。決済開始部241は、決済コーナーの入口あるいは決済端末103の手前に設けたゲートにより、決済しようとする人物を検知するように構成しても良い。また、決済開始部241は、第2カメラ105を明示的に設置し、決済を行いたい顧客自身が押す撮影ボタンで構成しても良い。また、決済開始部241は、決済コーナーの入口あるいは決済端末103付近に設置したカメラが撮影した画像から決済対象者を検出するものであっても良い。
第2カメラ105は、撮影部251により商品等の購入代金を精算する利用者(決済対象者)の顔を撮影する。第2カメラ105は、たとえば、決済開始部241が決済対象者を検知すると、決済対象者の顔を含む画像を撮影する。第2カメラ105は、決済対象者の顔を撮影した画像(撮影画像)データを決済端末103へ供給する。第2カメラ105は、撮影した画像のうち顔が含まれる画像のみを決済端末103へ供給しても良い。また、第2カメラ105は、撮影した画像のうち顔領域の画像を所定のサイズに切り出した画像データを決済端末103へ供給しても良い。なお、顔情報は、撮影画像から抽出される情報である。このため、第2カメラ105が決済端末103へ供給する情報は、顔情報を含む情報である。 決済端末103は、画像取得部260により第2カメラ105が撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する。画像取得部260は、プロセッサ131が制御するカメラI/F134により実現する。顔抽出部261は、画像取得部260が取得した画像から顔情報を抽出し、抽出した顔情報を顔認証部262へ供給する。顔抽出部261は、プロセッサ131がプログラムを実行することにより実現する機能である。また、顔抽出部261は、取得した画像に含まれる顔画像から算出する顔の特徴量(顔認証に用いる特徴量)を決済対象者の顔情報として顔認証部262へ供給しても良い。
顔認証部262は、顔抽出部261から供給される決済対象者の顔情報と来店者DB102aが記憶する来店者の顔情報Cfとの顔照合による顔認証処理を行う。顔認証部262は、プロセッサ131がメモリ132に記憶した顔認証用のプログラムを実行することにより実現する処理機能である。顔認証部262の顔認証処理は、特定のアルゴリズムに限定されるものではない。ただし、店舗サーバ102の顔認証部232と決済端末103の顔認証部262は、原則として同じアルゴリズムで顔認証を行うものである。
来店者DB102aが記憶する来店者の顔情報の数は、会員DB101aが記憶する会員の顔情報の数よりも少ない。従って、顔認証部262の顔認証処理は、決済対象者の顔情報と照合する顔情報を来店者の顔情報Cfに絞り込めるため、高速な顔認証が行える。また、顔認証部262は、第2カメラ105が撮影した画像(決済時の顔画像)から抽出した顔情報と第1カメラ104が撮影した顔画像(来店時の顔画像)から抽出した顔情報Cfとを照合する。このため、顔認証部262は、経時変化の影響が少ない顔画像同士での高精度な顔認証が行える。
なお、第2カメラ105が撮影した画像から抽出した決済対象者の顔情報と来店者の顔情報Cfとの顔認証処理は、店舗サーバ102が実施しても良い。この場合、顔認証部262は、決済対象者の顔情報と来店者情報の顔情報Cfとの顔認証を店舗サーバ102へ依頼し、その顔認証の結果を取得するものとすればよい。店舗サーバ102は、決済端末103からの依頼に応じて顔認証処理を実施し、その顔認証の処理結果を決済端末103へ返すようにすれば良い。
決済部263は、第2カメラ105が撮影した購入者に対して決済処理を行う。決済部263は、顔認証部262から顔認証の結果を取得する。決済部263は、顔認証部262の顔認証によって決済対象者が特定の来店者であることが認証できた場合、当該来店者の来店者情報の登録情報Riを取得する。決済部263は、取得した登録情報Riを用いて通常処理として決済処理を実行する。
たとえば、登録情報Riを用いた決済処理は、登録情報Riに含まれるクレジット決済情報による決済が適用できる。この場合、センタサーバ101は、クレジット決済情報を登録情報Riの一部として会員DB101aに登録する。決済部263は、登録情報Riに含まれるクレジット決済情報をクレジット信販会社に照会し、購入金額の課金処理を行う。また、登録情報Riを用いた決済処理は、予め貯めた会員ポイントによる購入金額の支払い手続きであってもよい。これらの決済処理によれば、利用者は、顔認証による得られる会員の登録情報Riを用いて自動的に購入金額の決済が可能となる。
また、決済部263は、決済対象者の顔情報がどの来店者の顔情報Cfとも一致しなかった場合、予め定めた例外処理によって決済処理を行う。また、例外処理による決済処理は、店員の居る決済端末に顧客を誘導し、店員を介した購入決済手続きにより商品の購入を完了させるもので良い。また、例外処理による決済処理は、顧客が所持しているクレジットカードを利用したセルフレジ方式により購入決済を行うことでも良い。これらの例外処理によれば、顔認証が失敗した場合であっても、商品の購入などの金額の決済処理を完了させることが可能である。
また、決済部263は、決済処理が完了した後、決済内容などを店舗サーバ102に通知しても良い。決済内容の通知を受けた店舗サーバ102は、決済内容をセンタサーバ101へ通知しても良い。決済内容の通知を受けたセンタサーバ101は、決済内容に基づいて会員DB101aの会員情報を更新したり、決済内容を会員情報に対応づけて記憶したりしても良い。
退店確認部271は、顧客の退店を確認する。退店確認部271は、店舗の出口に設け、顧客の退店を検知するゲート(退館ゲート)で構成しても良い。また、退店確認部271は、退店する顧客を一意に識別するため、レシートなどの購入決済情報履歴との照合を行うものでも良い。また、退店確認部271は、店舗の出口付近に設けたカメラが撮影する画像から顧客の退店を認識するものでも良い。また、出口経路のレイアウトなどにより、決済処理後の顧客が退店することを前提とする運用である場合、退店確認部271は、省略しても良い。
店舗サーバ102の後処理部281は、退店確認の通知を受けると、当該顧客の来店者情報を来店者DB102aから削除する。また、決済完了後の顧客が退店することを前提とする運用である場合、後処理部281は、決済部263からの決済完了の通知を受けて当該顧客の来店者情報を削除しても良い。また、後処理部281は、所定時間以上が経過した来店者情報を抽出して削除するようにしても良い。
図3Bは、図3Aに示す第1の実施形態に係る情報処理システムによる処理機能の構成の変形例を示す図である。なお、図3Bは、図3Aと同一の構成箇所には同一符号を付して詳細な説明するものする。
図3Bに示す第1カメラ104´は、図3Aに示す第1カメラ104の構成に加えて、顔抽出部222を有する。図3Bに示す第2カメラ105´は、図3Aに示す第2カメラ105の構成に加えて顔抽出部252を有する。また、図3Bに示す店舗サーバ102´は、図3Aに示す店舗サーバ102の画像取得部230及び顔抽出部231に代えて、顔情報取得部231´を有する。また、図3Bに示す決済端末103´は、図3Aに示す決済端末103の画像取得部260及び顔抽出部261に代えて、顔情報取得部261´を有する。
第1カメラ104´の顔抽出部222は、撮影部221が撮影した画像から顔情報を抽出する。顔抽出部222は、撮影した画像から抽出した顔情報を店舗サーバ102´の顔情報取得部231´へ供給する。すなわち、図3Bに示す情報処理システムは、第1カメラ104´が撮影した画像そのものではなく、撮影した画像から抽出した顔情報(少なくとも顔情報を含む情報)を店舗サーバ102´へ供給する。店舗サーバ102´の顔情報取得部231´は、撮影した画像から抽出した顔情報(少なくとも顔情報を含む情報)を第1カメラ104´から取得する。顔情報取得部231´は、取得した顔情報を顔認証部232へ供給するとともに、来店者DB102aに記憶する。
なお、第1カメラ104´は、撮影した画像とともに、撮影した画像から抽出した顔情報を店舗サーバ102´へ供給するようにしても良い。この場合、店舗サーバ102´の顔情報取得部231´は、来店者DBに撮影画像を記憶するようにしても良い。
第2カメラ105´の顔抽出部252は、撮影部251が撮影した画像から顔情報を抽出する。顔抽出部252は、撮影した画像から抽出した顔情報を決済端末103´の顔情報取得部261´へ供給する。すなわち、図3Bに示す情報システムは、第2カメラ105´が撮影した画像そのものではなく、撮影した画像から抽出した顔情報(少なくとも顔情報を含む情報)を決済端末103´へ供給する。決済端末103´の顔情報取得部261´は、撮影した画像から抽出した顔情報(少なくとも顔情報を含む情報)を第2カメラ105´から取得する。顔情報取得部261´は、取得した顔情報を顔認証部262へ供給する。
なお、第1の実施形態に係る情報処理システムは、図3Aに示す構成と図3Bに示す構成とを組み合わせて実現しても良い。たとえば、情報処理システムは、第1カメラおよび店舗サーバを図3Aの構成とし、第2カメラ及び決済端末を図3Bの構成としても良い。また、情報処理システムは、第1カメラおよび店舗サーバを図3Bの構成とし、第2カメラ及び決済端末を図3Aの構成としても良い。
また、図3A及び図3Bに示す各部は、情報処理システム内のどの装置が実現しても良い。たとえば、店舗サーバ102の各部は、一部又は全部を決済端末103に設けても良い。また、決済端末103の各部は、一部又は全部を店舗サーバ102に設けても良い。たとえば、小規模の店舗であれば、店舗サーバ102と決済端末103を一体的に構成した装置で情報処理システムを実現しても良い。また、センタサーバ101の各部も、一部又は全部を店舗サーバ102に設けても良い。
また、以下の説明は、主に、図3Aに示す構成例を想定する。
また、以下の説明は、主に、図3Aに示す構成例を想定する。
次に、第1の実施形態に係る情報処理システムにおいて、来店者情報を来店者DB102aに記憶する情報記憶処理について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る情報処理システムにおける情報記憶処理の流れを説明するためのフローチャートである。
顧客が店舗に来店すると、来店確認部211は、顧客の入店を検出する(ACT100)。来店確認部211は、顧客の入店を検出すると、顧客が入店したこと(或いは顔画像の撮影開始)を第1カメラ104に通知する。第1カメラ104は、来店確認部211から顧客が入店した事を通知されると、入店した顧客(来店者)の顔を撮影する(ACT101)。第1カメラ104は、来店者の顔を含む画像を撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を店舗サーバ102へ供給する。
図4は、第1の実施形態に係る情報処理システムにおける情報記憶処理の流れを説明するためのフローチャートである。
顧客が店舗に来店すると、来店確認部211は、顧客の入店を検出する(ACT100)。来店確認部211は、顧客の入店を検出すると、顧客が入店したこと(或いは顔画像の撮影開始)を第1カメラ104に通知する。第1カメラ104は、来店確認部211から顧客が入店した事を通知されると、入店した顧客(来店者)の顔を撮影する(ACT101)。第1カメラ104は、来店者の顔を含む画像を撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を店舗サーバ102へ供給する。
店舗サーバ102のプロセッサ121は、カメラI/F124を介して第1カメラ104から撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する(ACT102)。プロセッサ121は、取得した撮影画像から来店者の顔情報Cfを抽出する(ACT103)。プロセッサ121は、第1カメラ104の撮影画像から来店者の顔情報Cfが抽出できた場合、抽出した来店者の顔情報Cfを来店者DB102aに記憶する(ACT104)。来店者の顔情報Cfは、顔画像から抽出する顔照合に用いる顔の特徴量であっても良いし、撮影画像から顔領域の画像を抽出した顔画像データであっても良い。
なお、図3Bに示す構成であれば、店舗サーバ102´は、撮影画像から抽出した顔情報を第1カメラ104´から取得するものとなる。 また、プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfが得られると、来店者の顔情報Cfと一致する会員DB101aの登録顔情報Rfを検索する顔認証処理を行う。たとえば、プロセッサ121は、センタサーバ101の会員DB101aから顔認証(照合)の対象となる複数の登録顔情報Rfを取得する(ACT105)。プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfとセンタサーバ101から取得した各登録顔情報Rfとの顔認証(1:Nの顔照合)を行う(ACT106)。
たとえば、プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfと同定(同一人物であると判断)できる登録顔情報Rfが有るか否かにより、顔認証が成功したか否かを判断する(ACT107)。たとえば、プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfと特定の登録顔情報Rfとが同定(同一人物であると判断)すると、顔認証が成功したものとする。また、プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfがどの登録顔情報Rfとも同定しなかった場合、顔認証が失敗したものとする。
顔認証が成功した場合(ACT107、YES)、プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfと同定した登録顔情報Rfに対応する登録情報Riを取得する(ACT108)。プロセッサ121は、登録情報Riを取得すると、取得した登録情報Riを当該来店者の顔情報Cfと対応づけて来店者情報として来店者DB102aに記憶する(ACT109)。なお、プロセッサ121は、登録顔情報Rfとともに登録情報Riを取得するようにしても良い。
また、顔認証が失敗した場合(ACT107、NO)、プロセッサ121は、来店者が会員登録されていないと見做し、例外処理(非会員処理)を行う。たとえば、プロセッサ121は、顔認証が失敗した場合、当該来店者に対して非会員用の情報を生成する(ACT110)。プロセッサ121は、非会員の情報に対応づけて当該来店者の顔情報Cfを非会員の来店者情報として来店者DB102aに記憶する(ACT109)。
なお、来店者の顔情報Cfと登録顔情報Rfとの顔認証処理は、センタサーバ101が実施しても良い。この場合、店舗サーバ102のプロセッサ121は、ACT105−108に代わる処理として、センタサーバ101へ顔認証を依頼し、その結果を取得する処理を行う。例えば、プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfと登録顔情報Rfとの顔認証の依頼とをセンタサーバ101へ送信する。プロセッサ121は、顔認証を依頼した後、来店者の顔情報Cfと同定した登録顔情報Rfに対応する登録情報Ri、又は、顔認証の失敗の通知をセンタサーバ101から取得する。
上記のような情報記憶処理によれば、店舗サーバは、実際に来店した来店者の顔情報と来店者の会員としての登録情報とを来店者情報として来店者DBに記憶することができる。また、来店者の顔情報と登録済みの会員の登録顔情報との顔認証処理は、顧客が決済を行うまでの期間で実施できる。このため、会員数が非常に多い運用形態であっても、顧客が買い物などで売場にいる時間を有効に活用して時間のかかる顔認証処理を実施できる。この結果、入店時に顔認証処理の完了待ちで入店を待たされるなどのサービス低下を回避することが可能となる。
次に、第1の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理の流れを説明するためのフローチャートである。
決済開始部241は、決済対象者を検出することにより決済開始を検知する(ACT200)。決済開始部241は、例えば、顧客が決済コーナーの入口を通過した場合、又は、顧客が所定のボタン(撮影ボタンあるいは決済開始ボタン)を押した場合、決済開始を検知しても良い。また、決済開始部241は、カメラが撮影した画像から決済対象者が検出された場合、決済開始を判断しても良い。決済開始部241は、決済開始を判断すると、決済開始を第2カメラ105へ通知する。
図5は、第1の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理の流れを説明するためのフローチャートである。
決済開始部241は、決済対象者を検出することにより決済開始を検知する(ACT200)。決済開始部241は、例えば、顧客が決済コーナーの入口を通過した場合、又は、顧客が所定のボタン(撮影ボタンあるいは決済開始ボタン)を押した場合、決済開始を検知しても良い。また、決済開始部241は、カメラが撮影した画像から決済対象者が検出された場合、決済開始を判断しても良い。決済開始部241は、決済開始を判断すると、決済開始を第2カメラ105へ通知する。
第2カメラ105は、決済開始の通知を受けると、決済対象者(購入者)の顔画像を撮影する(ACT201)。第2カメラ105は、撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を決済端末103へ供給する。
決済端末103のプロセッサ131は、カメラI/F134を介して第2カメラ105から撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する(ACT202)。プロセッサ131は、撮影画像を取得すると、取得した撮影画像から決済対象者の顔情報を抽出する(ACT203)。
決済端末103のプロセッサ131は、カメラI/F134を介して第2カメラ105から撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する(ACT202)。プロセッサ131は、撮影画像を取得すると、取得した撮影画像から決済対象者の顔情報を抽出する(ACT203)。
なお、図3Bに示す構成であれば、決済端末103´は、撮影画像から抽出した顔情報を第2カメラ105´から取得するものとなる。 プロセッサ131は、決済対象者の顔情報が抽出できた場合、顔認証部262の機能により決済対象者の顔情報と来店者の顔情報Cfとの顔認証を行う(ACT204)。プロセッサ131は、決済対象者の顔情報と同定(同一人物であると判断)できる来店者の顔情報Cfが有るか否かにより、顔認証が成功したか否かを判断する(ACT205)。たとえば、プロセッサ131は、決済対象者の顔情報と同定する来店者の顔情報Cfが存在する場合、顔認証が成功したものとする。また、プロセッサ131は、決済対象者の顔情報がどの来店者の顔情報Cfとも同定しなかった場合、顔認証が失敗したものとする。
顔認証が成功した場合(ACT205、YES)、プロセッサ131は、決済部263の機能により決済対象者の顔情報と同定した来店者の顔情報Cfに対応する登録情報Riを取得する(ACT206)。プロセッサ131は、登録情報Riを取得すると、取得した登録情報Riを用いて決済処理を行う(ACT207)。例えば、登録情報Riには、決済に使用できる決済情報としてクレジット決済情報あるいは会員ポイント情報が含まれるものとする。この場合、プロセッサ131は、取得した登録情報Riに含まれる決済情報によって商品の購入代金などの金額を決済すればよい。
ここで、登録情報Riを用いた決済処理は、例えば、登録情報Riに含まれるクレジット決済情報を用いて金額の決済を行う。また、登録情報Riを用いた決済処理は、予め貯めてあった会員ポイントによる支払い手続きによるものであっても良い。何れの決済処理の場合であっても、登録情報Riを用いて決済を行うことにより、顧客の手を煩わせることなく自動的に商品購入などに伴う決済手続きを済ませることが可能となる。
なお、プロセッサ131は、決済処理において、決済内容を示すレシートをプリントしても良い。また、プロセッサ131は、決済処理が完了すると、決済内容を示す情報を記憶部に記憶したり、決済内容などの情報をセンタサーバ101へ通知したりするようにしても良い。
退店確認部271は、顧客が退店したことを確認する(ACT208)。たとえば、退店確認部271は、決済処理が完了した顧客が出口から退店することを確認する。退店確認部271は、顧客が退店したことを確認すると、退店した顧客を示す情報(例えば、会員IDなどの来店者情報の識別情報の一部で良い)を店舗サーバ102へ通知する。
店舗サーバ102のプロセッサ121は、退店確認部271からの退店の確認情報を受けると、後処理部281の機能により退店した顧客の来店者情報を来店者DB102aから削除する(ACT209)。
なお、決済処理を終えた顧客が必ず退店することを前提とする運用であれば、ACT208の退店確認処理は省略して良い。また、プロセッサ121は、退店確認部271が退店を確認できなかった顧客の来店者情報を削除するため、所定の期間以上が経過した来店者情報を削除しても良い。例えば、プロセッサ121は、店舗が閉店した後、来店者DB102aの来店者情報を削除しても良い。
なお、決済処理を終えた顧客が必ず退店することを前提とする運用であれば、ACT208の退店確認処理は省略して良い。また、プロセッサ121は、退店確認部271が退店を確認できなかった顧客の来店者情報を削除するため、所定の期間以上が経過した来店者情報を削除しても良い。例えば、プロセッサ121は、店舗が閉店した後、来店者DB102aの来店者情報を削除しても良い。
また、顔認証が失敗した場合(ACT205、NO)、プロセッサ131は、当該決済対象者に対して、予め定めた例外処理による決済処理を行う(ACT210)。顔認証の失敗は、当該決済対象者が来店者情報の来店者であることを認証できなかった事を意味する。プロセッサ131は、顔認証が失敗した場合(決済対象者が来店者情報の来店者であることが認証できなかった場合)、決済処理に用いる決済情報を含む識別情報が確認できない。プロセッサ131は、顔認証が失敗した決済対象者に対して、会員情報として登録した識別情報を用いた決済処理ができないと判断し、例外処理による決済処理を行う。
例外処理による決済処理は、たとえば、店員を介した決済手続きでも良いし、セルフレジ方式により顧客が提示するクレジットカードあるいは現金による決済でも良い。また、プロセッサ131は、例外処理による決済処理を行うため、例外処理による決済処理が可能な決済端末103へ当該顧客を誘導するようにしても良い。本情報処理システムは、顔認証が失敗した顧客に対しても、例外処理による決済処理により商品の購入代金などの決済が可能となる。また、プロセッサ131は、決済対象者の顔情報が非会員の来店者情報の顔情報と認証された場合も、例外処理による決済処理を行うようにしても良い。
なお、上述した決済対象者の顔情報と来店者情報の顔情報との顔認証処理は、店舗サーバ102が実施しても良い。この場合、決済端末103のプロセッサ131は、ACT206−208に代わる処理として、店舗サーバ102へ顔認証を依頼し、顔認証の結果を取得する処理を行う。例えば、プロセッサ131は、決済対象者の顔情報とともに来店者の顔情報との顔認証の依頼を店舗サーバ102へ送信する。この場合、プロセッサ131は、顔認証の結果として、決済対象者の顔情報と同定した来店者の識別情報、又は、顔認証の失敗の通知を店舗サーバ102から取得する。
上記のように、本情報処理システムでは、決済処理における顔認証処理の対象となる登録情報は、情報記憶処理で来店者DB102aに記憶した来店者情報の顔情報となる。来店者DB102aは、実際に来店した顧客(来店者)の情報のみを記憶するものであるから、会員DBの会員情報に比べて小規模なデータベースである。従って、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、決済処理における顔認証処理が高速に実施できる。この結果、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、高速な顔認証処理により個人ができ、予め登録した決済情報を用いた決済処理が遅滞なく提供できる。
第1の実施形態に係る情報処理システムでは、決済処理において、来店時に撮影した顔画像と決済直前に撮影した顔画像とを用いて顔認証を行う。来店時と決済時とは、当該顧客の髪型および服装に変化が少ないことが期待できる。
また、第1の実施形態において、来店時の撮影と決済処理の直前の撮影とは撮影時差が実運用上数時間程度であることが予想される。このため、来店時と決済時とでは、当該顧客の顔自体に経時変化が少ないと考えられる。従って、決済処理の顔認証は、撮影時差が少ない来店時の顔画像との照合を行う事になる。これにより、第1の実施形態の決済処理における顔認証処理は、会員情報の顔情報に対する顔認証処理よりも、認証精度が高いことが期待できる。また、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、髪型或いは服装などの付帯的な情報の同一性を判定することにより、顔認証の結果を確認しても良い。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る情報処理システムは、顧客が入力(或いは予め設定)する顔情報以外の識別情報を取得する。第2の実施形態に係る情報処理システムは、第1の実施形態で説明したような顔情報による顔認証の他に、顔情報以外の識別情報で人物を認証する機能を有する。顔情報を用いた人物の認証は、顔を撮影した時期や撮影条件によって認証精度が変動する可能性がある。第2の実施形態に係る情報処理システムは、顔認証の精度の不足によって認証が失敗した場合に識別情報による認証で補うことが可能である。また、第2の実施形態に係る情報処理システムは、顔認証による認証に加えて、識別情報による認証を行うことにより厳格な認証を行うことも可能である。
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る情報処理システムは、顧客が入力(或いは予め設定)する顔情報以外の識別情報を取得する。第2の実施形態に係る情報処理システムは、第1の実施形態で説明したような顔情報による顔認証の他に、顔情報以外の識別情報で人物を認証する機能を有する。顔情報を用いた人物の認証は、顔を撮影した時期や撮影条件によって認証精度が変動する可能性がある。第2の実施形態に係る情報処理システムは、顔認証の精度の不足によって認証が失敗した場合に識別情報による認証で補うことが可能である。また、第2の実施形態に係る情報処理システムは、顔認証による認証に加えて、識別情報による認証を行うことにより厳格な認証を行うことも可能である。
図6は、第2の実施形態に係る情報処理システムのハードウエア構成例を示すブロック図である。
図6に示す第2の実施形態に係る情報処理システムは、センタサーバ101、店舗サーバ302、決済端末303、第1カメラ104、第2カメラ105、第1情報入力装置306、第2情報入力装置307を有する。
図6に示す第2の実施形態に係る情報処理システムは、センタサーバ101、店舗サーバ302、決済端末303、第1カメラ104、第2カメラ105、第1情報入力装置306、第2情報入力装置307を有する。
なお、図6に示すセンタサーバ101、第1カメラ104、第2カメラ105は、第1の実施形態で説明したものと同様な機能を有するもので実現できるため、同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、図6に示す店舗サーバ302及び決済端末303内の構成についても、図2に示すものと同様なもので実現できるものは、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ただし、図6に示すメモリ122、記憶部126、メモリ132が記憶する情報は、図2に示す第1実施形態とは異なる。また、プロセッサ121およびプロセッサ131がメモリ122およびメモリ132に記憶したプログラムを実行することにより実現する機能も、図2に示す第1実施形態とは異なる。
図6に示す店舗サーバ302は、図2に示す店舗サーバ102の構成に情報入力I/F321を追加した構成を有する。情報入力I/F321は、顔情報以外の顧客を特定するための情報を取得するためのインターフェースである。たとえば、情報入力I/F321は、第1カメラ104で顔が撮影される顧客(来店者)が第1情報入力装置306に入力する情報を取得する。第1情報入力装置306は、顧客を識別する顔情報以外の情報を入力できるものであれば良い。例えば、第1情報入力装置306は、顧客が所有する携帯端末であっても良いし、入口付近に設置したテンキーなどのキーボードであっても良い。
図6に示す決済端末303は、図2に示す決済端末303の構成に情報入力I/F331を追加した構成を有する。情報I/F331は、顔情報以外の顧客を特定するための情報を取得するためのインターフェースである。たとえば、情報入力I/F331は、第2カメラ105で顔が撮影される顧客(決済対象者)が第2情報入力装置307に入力する情報を取得する。第2情報入力装置307は、顧客を識別する顔情報以外の情報を入力できるものであれば良い。例えば、第2情報入力装置307は、顧客が所有する携帯端末であっても良いし、決済端末303の付近に設置したテンキーなどのキーボードであっても良い。
図7は、第2の実施形態に係る情報処理システムの第1の具体例を示す図である。
図7に示す例において、第1情報入力装置306および第2情報入力装置307は、顧客が所持するモバイル端末Mである。モバイル端末M(306、307)は、無線通信機能を有するものとする。モバイル端末Mの無線通信方式は、たとえば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)あるいはWiFi(登録商標)などである。情報入力I/F321および情報入力I/F331は、顧客が所持するモバイル端末Mの無線通信方式に対応する無線通信ターミナルTで構成する。
図7に示す例において、第1情報入力装置306および第2情報入力装置307は、顧客が所持するモバイル端末Mである。モバイル端末M(306、307)は、無線通信機能を有するものとする。モバイル端末Mの無線通信方式は、たとえば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)あるいはWiFi(登録商標)などである。情報入力I/F321および情報入力I/F331は、顧客が所持するモバイル端末Mの無線通信方式に対応する無線通信ターミナルTで構成する。
例えば、モバイル端末Mは、店舗内に設置した無線通信ターミナルTとの無線通信により、予め設定しておいた固有IDを店舗サーバ102へ通知できる。固有IDは、当該店舗の情報処理システムにおいて、当該顧客を識別できる情報であればよい。店舗サーバ102は、情報入力I/F321としての無線通信ターミナルTにより来店者のモバイル端末Mから固有IDを取得する。また、決済端末303は、情報入力I/F331としての無線通信ターミナルTにより決済対象者のモバイル端末Mから固有IDを取得する。
また、情報入力I/F321として機能する無線通信ターミナルTは、感度の調整により特定の範囲にモバイル端末Mが有ることを検知するセンサとしても利用できる。たとえば、無線通信ターミナルTは、第1カメラ104の撮影位置を通信範囲に設定することにより、モバイル端末Mを所持する顧客が撮影位置に存在するか否かを検知しても良い。同様に、情報入力I/F331として機能する無線通信ターミナルTは、モバイル端末Mを所持する顧客が第2カメラ105の撮影位置に存在することを検知しても良い。
図8は、第2の実施形態に係る情報処理システムの第2の具体例を示す図である。
図8に示す例において、第1情報入力装置306および第2情報入力装置307は、顧客が情報を入力するキー入力ターミナルK(K1、K2)である。情報入力I/F321は、第1情報入力装置306としてのキー入力ターミナルK1に入力された情報を取得する。情報入力I/F331は、第2情報入力装置307としてのキー入力ターミナルK2に入力された情報を取得する。
図8に示す例において、第1情報入力装置306および第2情報入力装置307は、顧客が情報を入力するキー入力ターミナルK(K1、K2)である。情報入力I/F321は、第1情報入力装置306としてのキー入力ターミナルK1に入力された情報を取得する。情報入力I/F331は、第2情報入力装置307としてのキー入力ターミナルK2に入力された情報を取得する。
たとえば、来店した顧客(来店者)は、第1カメラ104で顔が撮影される場合、キー入力ターミナルK1に識別情報としての任意のパスワードを入力する。また、キー入力ターミナルK2は、決済時に顧客(決済対象者)がキー入力ターミナルK1に入力したパスワードを再び入力される。
第1情報入力装置306としてのキー入力ターミナルK1は、第1カメラ104の撮影位置付近に設置する。例えば、キー入力ターミナルK1は、第1カメラ104で顔が撮影される顧客(来店者)がキー入力し易い位置に設置する。また、第2情報入力装置307としてのキー入力ターミナルK2は、第2カメラ105の撮影位置付近に設置する。例えば、キー入力ターミナルK2は、決済端末303において、決済対象者がキー入力し易い位置に設置する。
なお、キー入力ターミナルK1は、第1カメラ104が顧客の顔を撮影するタイミングとほぼ同時期にキー入力を求めるのが、顧客の利便性を鑑みて合理的である。ただし、決済処理において、キー入力ターミナルK1は、必ずしも第2カメラ105が決済対象者の顔を撮影するタイミングで、キー入力を求める必要は無い。たとえば、第2カメラ105を決済コーナーの入口付近に設置し、キー入力ターミナルK2は、決済端末303に一体化して設置しても良い。
また、第1情報入力装置306、第2情報入力装置307としては、キー入力ターミナルK1,K2の代わりに、顔情報以外の顧客の生体情報を識別情報として入力する生体情報入力装置を設けても良い。個人認証に利用可能な顔情報以外の生体情報としては、指紋、静脈、虹彩、音声、心拍などがある。これらの生体情報のうち何れかの生体情報を入力する装置を、第1情報入力装置306、第2情報入力装置307として設けても良い。
次に、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける各装置の処理機能について概略的に説明する。
図9Aは、第2の実施形態に係る情報処理システムによる処理機能を説明するための図である。
なお、図9Aは、図3Aに示す処理機能と同様なものには、同一符号を付している。図9Aにおいて、図3Bと同一符号を付した処理機能については詳細な説明を省略する。
店舗サーバ302は、第1情報入力装置306からの情報を来店者情報の一部として来店者DB102aに記憶する情報取得部431を有する。たとえば、情報取得部431は、第1情報入力装置306がモバイル端末Mであれば、情報入力I/F321による無線通信でモバイル端末Mから識別情報(例えば固有ID)を受信する。情報取得部431は、モバイル端末Mから固有IDを受信すると、受信した固有IDを来店者DB102aに記憶する。また、情報取得部431は、情報入力I/F321により第1情報入力装置306としてのキー入力ターミナルK1に入力された情報(例えばパスワード)を取得する。情報取得部431は、キー入力ターミナルK1に入力されたパスワードを取得すると、取得したパスワードを来店者DB102aに記憶する。
図9Aは、第2の実施形態に係る情報処理システムによる処理機能を説明するための図である。
なお、図9Aは、図3Aに示す処理機能と同様なものには、同一符号を付している。図9Aにおいて、図3Bと同一符号を付した処理機能については詳細な説明を省略する。
店舗サーバ302は、第1情報入力装置306からの情報を来店者情報の一部として来店者DB102aに記憶する情報取得部431を有する。たとえば、情報取得部431は、第1情報入力装置306がモバイル端末Mであれば、情報入力I/F321による無線通信でモバイル端末Mから識別情報(例えば固有ID)を受信する。情報取得部431は、モバイル端末Mから固有IDを受信すると、受信した固有IDを来店者DB102aに記憶する。また、情報取得部431は、情報入力I/F321により第1情報入力装置306としてのキー入力ターミナルK1に入力された情報(例えばパスワード)を取得する。情報取得部431は、キー入力ターミナルK1に入力されたパスワードを取得すると、取得したパスワードを来店者DB102aに記憶する。
また、決済端末303は、情報取得部461と照合部462とを有する。情報取得部461は、第2情報入力装置307に入力された来店者を識別するための顔情報以外の識別情報を取得する。たとえば、情報取得部461は、第2情報入力装置307がモバイル端末Mであれば、情報入力I/F331による無線通信でモバイル端末Mから識別情報(例えば固有ID)を受信する。情報取得部461は、モバイル端末Mから固有IDを受信すると、受信した固有IDを照合部462へ供給する。また、情報取得部461は、第2情報入力装置307がキー入力ターミナルK2であれば、情報入力I/F331によりキー入力ターミナルK2に入力された情報(例えばパスワード)を取得する。情報取得部461は、キー入力ターミナルK2に入力されたパスワードを取得すると、取得したパスワードを照合部462へ供給する。
また、照合部462は、情報取得部461が取得する識別情報と来店者DB102aが記憶する来店者の識別情報とを照合する。照合部462は、情報取得部461から識別情報が供給されると、供給された識別情報と一致する来店者の識別情報を来店者DB102aから検索する。
図9Bは、図9Aに示す第2の実施形態に係る情報処理システムによる処理機能の構成の変形例を示す図である。なお、図9Bは、図9Aと同一の構成箇所には同一符号を付して詳細な説明するものする。
図9Bに示す第1カメラ104´は、図9Aに示す第1カメラ104の構成に加えて、顔抽出部222を有する。図9Bに示す第2カメラ105´は、図9Aに示す第2カメラ105の構成に加えて顔抽出部252を有する。また、図9Bに示す店舗サーバ302´は、図9Aに示す店舗サーバ302の画像取得部230及び顔抽出部231に代えて、顔情報取得部231´を有する。また、図9Bに示す決済端末303´は、図9Aに示す決済端末303の画像取得部260及び顔抽出部261に代えて、顔情報取得部261´を有する。
なお、図9Bに示す顔抽出部222、顔抽出部252、顔情報取得部231´および顔情報取得部261´は、図3Bと同一の構成で実現できるものである。
また、第2の実施形態に係る情報システムは、図9Aに示す構成と図9Bに示す構成とを組み合わせて実現しても良い。たとえば、情報処理システムは、第1カメラおよび店舗サーバを図9Aの構成とし、第2カメラ及び決済端末を図9Bの構成としても良い。また、情報処理システムは、第1カメラおよび店舗サーバを図9Bの構成とし、第2カメラ及び決済端末を図9Aの構成としても良い。
また、以下の説明は、主に、図9Aに示す構成例を想定するものとする。
また、第2の実施形態に係る情報システムは、図9Aに示す構成と図9Bに示す構成とを組み合わせて実現しても良い。たとえば、情報処理システムは、第1カメラおよび店舗サーバを図9Aの構成とし、第2カメラ及び決済端末を図9Bの構成としても良い。また、情報処理システムは、第1カメラおよび店舗サーバを図9Bの構成とし、第2カメラ及び決済端末を図9Aの構成としても良い。
また、以下の説明は、主に、図9Aに示す構成例を想定するものとする。
次に、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける情報記憶処理の流れについて説明する。
図10は、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける情報記憶処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図10に示す情報記憶処理の例では、情報処理システムは、来店者の顔情報を記憶する処理と来店者が入力する識別情報を記憶する処理とを並行して実施する。すなわち、第1カメラ104は、来店確認部211から顧客が入店した通知を受けると、入店した顧客(来店者)の顔画像を撮影する(ACT301)。第1カメラ104は、来店者の顔を撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を店舗サーバ302へ供給する。また、第1情報入力装置306は、第1カメラ104による撮影と並行して、来店者からの識別情報Ciの入力を受け付ける(ACT311)。第1情報入力装置306は、来店者が入力する識別情報Ci或いは来店者が予め設定した識別情報Ciを店舗サーバ302へ供給する。
図10は、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける情報記憶処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図10に示す情報記憶処理の例では、情報処理システムは、来店者の顔情報を記憶する処理と来店者が入力する識別情報を記憶する処理とを並行して実施する。すなわち、第1カメラ104は、来店確認部211から顧客が入店した通知を受けると、入店した顧客(来店者)の顔画像を撮影する(ACT301)。第1カメラ104は、来店者の顔を撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を店舗サーバ302へ供給する。また、第1情報入力装置306は、第1カメラ104による撮影と並行して、来店者からの識別情報Ciの入力を受け付ける(ACT311)。第1情報入力装置306は、来店者が入力する識別情報Ci或いは来店者が予め設定した識別情報Ciを店舗サーバ302へ供給する。
店舗サーバ302のプロセッサ121は、第1カメラ104から撮影画像を取得する処理(ACT302)と第1情報入力装置306から識別情報を取得する処理(ACT312)とを並行して実行する。
すなわち、店舗サーバ302のプロセッサ121は、顔抽出部231の機能によりカメラI/F124を介して第1カメラ104から撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する(ACT302)。プロセッサ121は、顔抽出部231の機能により取得した撮影画像から来店者の顔情報Cfを抽出する(ACT303)。プロセッサ121は、第1カメラ104の撮影画像から来店者の顔情報Cfが抽出できた場合、抽出した顔情報Cfを来店者DB102aに記憶する(ACT304)。
なお、図9Bに示す構成であれば、店舗サーバ302´は、撮影画像から抽出した顔情報を第1カメラ104´から取得するものとなる。
すなわち、店舗サーバ302のプロセッサ121は、顔抽出部231の機能によりカメラI/F124を介して第1カメラ104から撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する(ACT302)。プロセッサ121は、顔抽出部231の機能により取得した撮影画像から来店者の顔情報Cfを抽出する(ACT303)。プロセッサ121は、第1カメラ104の撮影画像から来店者の顔情報Cfが抽出できた場合、抽出した顔情報Cfを来店者DB102aに記憶する(ACT304)。
なお、図9Bに示す構成であれば、店舗サーバ302´は、撮影画像から抽出した顔情報を第1カメラ104´から取得するものとなる。
また、店舗サーバ302のプロセッサ121は、情報取得部431の機能により情報入力I/F321を介して第1情報入力装置306から来店者の識別情報Ciを取得する(ACT312)。来店者の識別情報Ciは、第1情報入力装置306としてのモバイル端末Mから受信する固有IDであっても良いし、キー入力ターミナルK1に来店者自身が入力するパスワードであっても良い。プロセッサ121は、第1情報入力装置306から来店者の識別情報Ciが取得できた場合、取得した識別情報Ciを来店者DB102aに記憶する(ACT313)。
また、プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfが得られると、顔認証部232および登録顔情報取得部234の機能により、来店者の顔情報Cfと会員DB101aの登録顔情報Rfとの顔認証処理を行う。たとえば、プロセッサ121は、登録顔情報取得部234の機能によりセンタサーバ101の会員DB101aから顔照合の対象となる複数の登録顔情報Rfを取得する(ACT305)。プロセッサ121は、顔認証部232の機能により、来店者の顔情報Cfと取得した各登録顔情報Rfとの顔認証(1:Nの顔照合)を行う(ACT306)。プロセッサ121は、来店者の顔情報Cfと同定(同一人物であると判断)できる登録顔情報Rfが有るか否かにより、顔認証が成功したか否かを判断する(ACT307)。
顔認証が成功した場合(ACT307、YES)、プロセッサ121は、登録情報取得部235の機能により来店者の顔情報Cfと同定した登録顔情報Rfに対応する会員の登録情報Riを取得する(ACT308)。プロセッサ121は、会員の登録情報Riを取得すると、取得した登録情報Riを当該来店者の識別情報Ciと共に、来店者の顔情報Cfに対応づけて来店者情報として来店者DB102aに記憶する(ACT309)。
また、顔認証が失敗した場合(ACT307、NO)、プロセッサ121は、来店者が会員登録されていないと見做し、例外処理(非会員処理)を行う。たとえば、プロセッサ121は、顔認証が失敗した場合、当該来店者に対して非会員用の登録情報を生成する(ACT310)。プロセッサ121は、非会員の登録情報を来店者の識別情報Ciと共に、当該来店者の顔情報Cfに対応づけて非会員の来店者情報として来店者DB102aに記憶する(ACT309)。
なお、来店者の顔情報Cfと登録顔情報Rfとの顔認証処理は、センタサーバ101が実施しても良い。この場合、店舗サーバ302のプロセッサ121は、ACT305−308に代わる処理として、センタサーバ101へ顔認証を依頼し、その結果を取得する処理を行う。例えば、プロセッサ121は、登録顔情報Rfとの顔認証の依頼とともに来店者の顔情報Cfをセンタサーバ101へ送信する。プロセッサ121は、顔認証を依頼した後、来店者の顔情報Cfと同定した登録顔情報Rfに対応する登録情報Ri、又は、顔認証の失敗の通知をセンタサーバ101から取得する。
上記のような情報記憶処理によれば、店舗サーバは、実際に来店した顧客の顔情報と顧客が指定する識別情報と顧客の登録情報とを来店者情報として来店者DBに記憶することができる。また、来店者の顔情報と登録済みの会員の登録顔情報との顔認証処理は、顧客が決済を行うまでの期間で実施できる。このため、会員数も多く顔認証処理に時間がかかることが予想される運用形態であっても、顧客が買い物などで売場にいる時間を有効に活用して処理を実施できる。この結果、入店時に顔認証処理の完了待ちによって入店を待たされるなどのサービス低下を回避できる。
次に、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理について説明する。
図11は、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理としての第1の処理例の流れを説明するためのフローチャートである。
図11に示す決済処理の例では、情報処理システムは、決済対象者の顔情報による顔認証と決済対象者が入力する識別情報による認証(照合)処理とを並行して実施する。すなわち、第2カメラ105は、決済開始部241が決済開始を検出すると(ACT400)、決済対象者の顔を撮影する(ACT401)。第2カメラ105は、決済対象者の顔を撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を店舗サーバ302へ供給する。また、第2情報入力装置307は、第2カメラ105による撮影と並行して、決済対象者からの識別情報の入力を受け付ける(ACT411)。第2情報入力装置307は、決済対象者が入力する識別情報を決済端末303へ供給する。
図11は、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理としての第1の処理例の流れを説明するためのフローチャートである。
図11に示す決済処理の例では、情報処理システムは、決済対象者の顔情報による顔認証と決済対象者が入力する識別情報による認証(照合)処理とを並行して実施する。すなわち、第2カメラ105は、決済開始部241が決済開始を検出すると(ACT400)、決済対象者の顔を撮影する(ACT401)。第2カメラ105は、決済対象者の顔を撮影した撮影画像(顔情報を含む情報)を店舗サーバ302へ供給する。また、第2情報入力装置307は、第2カメラ105による撮影と並行して、決済対象者からの識別情報の入力を受け付ける(ACT411)。第2情報入力装置307は、決済対象者が入力する識別情報を決済端末303へ供給する。
決済端末303のプロセッサ131は、カメラI/F134を介して第2カメラ105から撮影画像(顔情報を含む情報)を取得する(ACT402)。プロセッサ131は、撮影画像を取得すると、取得した撮影画像から決済対象者の顔情報を抽出する(ACT403)。なお、図9Bに示す構成であれば、決済端末303´は、撮影画像から抽出した顔情報を第2カメラ105´から取得するものとなる。
プロセッサ131は、決済対象者の顔情報が抽出できた場合、決済対象者の顔情報と来店者の顔情報Cfとの顔認証を行う(ACT404)。プロセッサ131は、決済対象者の顔情報と同定(同一人物であると判断)できる来店者の顔情報Cfが有るか否かにより、顔認証が成功したか否かを判断する(ACT405)。
顔認証が成功した場合(ACT405、YES)、プロセッサ131は、決済部263の機能により決済対象者の顔情報と同定した来店者の顔情報Cfに対応する登録情報Riを取得する(ACT406)。プロセッサ131は、登録情報Riを取得すると、取得した登録情報Riを用いて通常の決済処理を行う(ACT407)。通常の決済処理は、第1の実施形態において図5のACT207の決済処理として説明した処理が実施可能である。
退店確認部271は、顧客が退店したことを確認する(ACT408)。店舗サーバ302のプロセッサ121は、退店確認部271からの退店の確認情報を受けると、退店した顧客の来店者情報を来店者DB102aから削除する(ACT409)。
また、決済端末303のプロセッサ131は、情報取得部461の機能により情報入力I/F331を介して第2情報入力装置307から決済対象者の識別情報を取得する(ACT412)。決済対象者の識別情報は、第2情報入力装置307としてのモバイル端末Mから受信する固有IDであっても良いし、キー入力ターミナルK2に決済対象者自身が入力するパスワードであっても良い。プロセッサ131は、第2情報入力装置307から識別情報を取得すると、取得した識別情報と来店者DB102aが記憶する来店者の識別情報Ciとを照合する(ACT413)。上記ACT411−413の処理は、ACT401−407の処理と並行して実施される。
顔認証が失敗した場合(ACT405、NO)、プロセッサ131は、識別情報の照合結果を確認する(ACT414)。識別情報の照合が成功した場合(ACT414、YES)、プロセッサ131は、取得した識別情報と一致した来店者の識別情報Ciに対応する登録情報Riを取得する(ACT406)。プロセッサ131は、登録情報Riを取得すると、取得した登録情報Riを用いて通常の決済処理を行う(ACT407)。
また、顔認証が失敗し、かつ、識別情報の照合にも失敗した場合(ACT414、NO)、プロセッサ131は、当該決済対象者に対して、予め定めた例外処理による決済処理を行う(ACT410)。例外処理による決済処理は、ACT210で説明した処理が適用できる。
なお、上述した決済対象者が入力する識別情報の照合処理は、店舗サーバ302が実施しても良い。この場合、決済端末303のプロセッサ131は、ACT411−414に代わる処理として、店舗サーバ302へ識別情報の照合を依頼し、その結果を取得する処理を行う。例えば、プロセッサ131は、取得した識別情報と来店者情報として記憶している識別情報との照合の依頼を店舗サーバ302へ送信する。プロセッサ131は、識別情報の照合結果として、識別情報が一致した来店者の登録情報、又は、識別情報の照合が失敗した旨の通知を店舗サーバ302から取得すればよい。
図12は、第2の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理としての第2の処理例の流れを説明するためのフローチャートである。
図12に示す決済処理の例では、情報処理システムは、決済対象者の顔情報による顔認証に続いて決済対象者が入力する識別情報による認証(照合)処理を実施する。
図12に示す決済処理の例では、情報処理システムは、決済対象者の顔情報による顔認証に続いて決済対象者が入力する識別情報による認証(照合)処理を実施する。
すなわち、第2カメラ105は、決済開始部241が決済開始を検出すると(ACT400)、決済対象者の顔を撮影する(ACT401)。第2カメラ105は、決済対象者の顔を撮影した撮影画像を店舗サーバ302へ供給する。
決済端末303のプロセッサ131は、カメラI/F134を介して第2カメラ105から撮影画像を取得する(ACT402)。プロセッサ131は、撮影画像を取得すると、取得した撮影画像から決済対象者の顔情報を抽出する(ACT403)。
プロセッサ131は、決済対象者の顔情報が抽出できた場合、決済対象者の顔情報と来店者の顔情報Cfとの顔認証を行う(ACT404)。プロセッサ131は、決済対象者の顔情報と同定(同一人物であると判断)できる来店者の顔情報Cfが有るか否かにより、顔認証が成功したか否かを判断する(ACT405)。
顔認証が成功した場合(ACT405、YES)、第2情報入力装置307は、決済対象者からの識別情報の入力を受け付ける(ACT411)。第2情報入力装置307は、決済対象者が入力する識別情報を決済端末303へ供給する。決済端末303のプロセッサ131は、情報取得部461の機能により情報入力I/F331を介して第2情報入力装置307から決済対象者の識別情報を取得する(ACT412)。プロセッサ131は、第2情報入力装置307から識別情報を取得すると、取得した識別情報と来店者DB102aが記憶する来店者の識別情報Ciとを照合する(ACT413)。
なお、上記ACT411−413の処理は、ACT401−407の処理と並行して実施して良い。この場合、第2情報入力装置307は、第2カメラ105による撮影と並行して識別情報の入力を受け付ける。決済端末303のプロセッサ131は、顔認証が失敗した場合(ACT405、NO)、識別情報の照合結果を確認する(ACT414)。
識別情報の照合が成功した場合(ACT414、YES)、プロセッサ131は、取得した識別情報と一致した来店者の識別情報Ciに対応する登録情報Riを取得する(ACT406)。プロセッサ131は、登録情報Riを取得すると、取得した登録情報Riを用いて通常の決済処理を行う(ACT407)。通常の決済処理は、第1の実施形態において図5のACT207の決済処理として説明した処理が実施可能である。
退店確認部271は、顧客が退店したことを確認する(ACT408)。店舗サーバ302のプロセッサ121は、退店確認部271からの退店の確認情報を受けると、退店した顧客の来店者情報を来店者DB102aから削除する(ACT409)。
また、顔認証が失敗した場合(ACT405、NO)、あるいは、識別情報の照合が失敗した場合(ACT414、NO)、プロセッサ131は、当該決済対象者に対して、予め定めた例外処理による決済処理を行う(ACT410)。例外処理による決済処理は、ACT210で説明した処理が適用できる。
上述した第2の実施形態において、決済処理の第1の処理例は、決済対象者の顔の撮影と並行して、第2情報入力装置による決済対象者からの識別情報の入力を行う。決済端末は、決済対象者の顔情報による顔認証と決済対象者の識別情報による照合処理とを並行して実施する。決済端末は、顔認証が成功した場合に通常の決済処理を実行し、顔認証が失敗した場合であっても識別情報による照合処理が成功すれば、通常の決済処理を行う。情報処理システムは、図11に示す決済処理により、顔認証の精度が不足した場合であっても、識別情報による照合処理によって通常の決済処理を提供できる。
上述した第2の実施形態における決済処理の第2の処理例は、決済対象者の顔情報による顔認証と決済対象者が入力する識別情報の照合とをシーケンシャルに実施する。すなわち、情報処理システムは、顔認証処理の後段に識別情報による照合処理を行うことにより、厳格な顧客の認証処理を可能とする。
すなわち、図12に示す処理において、決済端末は、顔認証が成功し、かつ、識別情報による照合の成功した場合にのみ、登録情報を用いた通常の決済処理を行う。また、決済端末は、顔認証が失敗した場合、或いは、識別情報による照合が失敗した場合、会員の登録情報を用いることなく、例外処理としての決済処理を行う。このような処理フローとすることにより、商品の購入などの決済処理を厳格にし、商品の購入処理代金を顧客口座から引き落とす直接決済処理が可能となる。
なお、図12に示す処理において、ACT401−405の処理とACT411−414の処理とは、処理順序を入れ替えても良い。また、ACT401−405の処理とACT411−414の処理とは並列して実施しても良い。ACT401−405の処理とACT411−414の処理とを並行して実施する場合、決済端末は、顔認証の結果と識別情報の照合結果とに基づき処理内容を決定すれば良い。
また、決済対象者が入力する識別情報の照合処理は、店舗サーバ302が実施しても良い。この場合、決済端末303のプロセッサ131は、ACT411−414に代わる処理として、店舗サーバ302へ識別情報の照合を依頼し、その結果を取得する処理を行う。例えば、プロセッサ131は、取得した識別情報と来店者情報として記憶している識別情報との照合の依頼を店舗サーバ302へ送信する。プロセッサ131は、識別情報の照合結果として、識別情報が一致した来店者の登録情報、又は、識別情報の照合が失敗した旨の通知を店舗サーバ302から取得できる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
図13は、第3の実施形態に係る情報処理システムのハードウエア構成例を示すブロック図である。
図13に示す第3の実施形態に係る情報処理システムは、センタサーバ101、店舗サーバ302、決済端末503、第1カメラ104、第1情報入力装置306を有する。また、図13に示す例では、第2カメラ105および第2情報入力装置307は、決済端末503に一体的に構成されるものとする。第2カメラ105および第2情報入力装置307は、インターフェースを介して決済端末503に接続される決済端末503とは独立した装置しても良い。
次に、第3の実施形態について説明する。
図13は、第3の実施形態に係る情報処理システムのハードウエア構成例を示すブロック図である。
図13に示す第3の実施形態に係る情報処理システムは、センタサーバ101、店舗サーバ302、決済端末503、第1カメラ104、第1情報入力装置306を有する。また、図13に示す例では、第2カメラ105および第2情報入力装置307は、決済端末503に一体的に構成されるものとする。第2カメラ105および第2情報入力装置307は、インターフェースを介して決済端末503に接続される決済端末503とは独立した装置しても良い。
図13に示すセンタサーバ101、店舗サーバ302、第1カメラ104、第2カメラ105、第1情報入力装置306および第2情報入力装置307は、第1或いは第2の実施形態で説明したものと同様な機能を有するもので実現できるため、同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、図13に示す決済端末503内の構成についても、図6に示すものと同様なもので実現できるものは、同一符号を付して詳細な説明を省略する。ただし、図13に示すメモリ132が記憶する情報は、図6に示すものとは異なる。また、図13に示すプロセッサ131がメモリ132に記憶したプログラムを実行することにより実現する機能も、図6に示すものとは異なる。
図13に示す決済端末503は、図6に示す決済端末303と第2カメラ105と第2情報入力装置307とを含む構成である。つまり、決済端末503は、第2カメラ105と第2情報入力装置307とを一体的に構成したものである。決済端末503は、カメラ531、カメラI/F532、および商品情報DB533を有する。カメラ531は、商品を撮影するためのカメラであり、カメラI/F532は、カメラ531を接続するためのインターフェースである。商品情報DB533は、商品に関する情報を記憶するメモリである。決済端末503において、カメラ531、カメラI/F532、商品情報DB533およびプロセッサ131は、商品識別部137として機能する。
図14は、決済端末503の構成例を示す図である。
図14に示すように、決済端末503は、プロセッサ131を有する本体を有する。第2カメラ105は、カメラI/F134を介して決済端末503の本体に接続する。また、第2情報入力装置307としてキー入力ターミナルK2は、情報入力I/F331としてのターミナルI/Fを介して決済端末503の本体に接続する。
図14に示すように、決済端末503は、プロセッサ131を有する本体を有する。第2カメラ105は、カメラI/F134を介して決済端末503の本体に接続する。また、第2情報入力装置307としてキー入力ターミナルK2は、情報入力I/F331としてのターミナルI/Fを介して決済端末503の本体に接続する。
商品を撮影するためのカメラ531は、カメラI/F532を介して決済端末503の本体に接続する。決済端末503は、商品カゴを載置する載置台を有する。カメラ531は、載置台上の所定位置に載置された商品カゴの中を撮影する。決済対象者は、購入したい商品を入れた商品カゴを載置台上の所定位置にセットする。
カメラI/F532は、カメラ531が撮影した商品カゴ内の画像を取得する。プロセッサ131は、商品カゴ内の画像から商品の画像、および、商品のバーコードの画像を検出する。プロセッサ131は、商品情報DB533の情報を参考にしつつ、商品のバーコードの画像および商品の画像により商品カゴ内の各商品を認識する。
図13及び図14に示す構成によれば、決済端末503は、顧客が提示する複数の商品を一括して認識する商品識別部137を有する。このため、決済端末503は、商品情報(金額など)を個別に入力したり、商品を個別にスキャンしたりする手間と時間を省くことができる。第3の実施形態に係る情報処理システムは、顔認証あるいは顔認証と入店時に入力される識別情報により、顧客の手間を省き短時間で認証できる本発明の利点を最大限に発揮することが可能となる。
なお、図13及び図14に示す構成例は、適宜変更可能である。たとえば、決済端末503は、第1カメラ104を省略したもの構成でも良い。この場合、第1カメラ104は、第1、第2の実施形態で説明したように決済コーナーの入口などに設置したものに置き換えてよい。また、決済端末503は、第2情報入力装置307を省略した構成でも良い。第2情報入力装置307は、決済端末503とは別に設置したキー入力ターミナルでも良いし、顧客が所持するモバイル端末でも良い。
上記のような第3の実施形態に係る情報処理システムは、第2の実施形態と同様な情報記憶処理が行える。このため、第3の実施形態に係る情報処理システムについては、情報記憶処理の説明を省略するものとする。
次に、第3の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理について説明する。
図15は、第3の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図15に示す決済処理は、図12に示す決済処理に商品認識処理を追加したものである。このため、図15において、図12に示す処理と同様な処理については、同一符号を付して詳細な説明を省略するものとする。たとえば、ACT400−405、ACT411−414、ACT406−410は、第2の実施形態で説明した図12に示す処理と同様な処理で実現できる。
図15は、第3の実施形態に係る情報処理システムにおける決済処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図15に示す決済処理は、図12に示す決済処理に商品認識処理を追加したものである。このため、図15において、図12に示す処理と同様な処理については、同一符号を付して詳細な説明を省略するものとする。たとえば、ACT400−405、ACT411−414、ACT406−410は、第2の実施形態で説明した図12に示す処理と同様な処理で実現できる。
図15に示す決済処理において、決済端末503のプロセッサ131は、顔認証が成功した場合に、商品認識処理を実行する(ACT501)。商品認識処理は、カメラ531が撮影する全商品を含む画像から精算の対象となる全ての商品を認識する処理である。プロセッサ131は、商品認識処理が終了すると、商品の認識が成功したか否かを判断する(ACT502)。プロセッサ131は、商品の認識が成功したと判断した場合(ACT502、YES)、決済対象者が入力する識別情報の照合による人物認証に進む。また、プロセッサ131は、商品の認識が失敗したと判断した場合(ACT502、NO)、例外処理による決済処理に進む。
次に、ACT501の商品認識処理について説明する。
図16は、商品認識処理を説明するためのフローチャートである。
プロセッサ131は、カメラ531により決済の対象となる全商品を含む画像を撮影する(ACT511)。たとえば、カメラ531は、所定位置にセットされた商品カゴ内を撮影する。プロセッサ131は、カメラ531が撮影した画像をカメラI/F532を介して取得する。
図16は、商品認識処理を説明するためのフローチャートである。
プロセッサ131は、カメラ531により決済の対象となる全商品を含む画像を撮影する(ACT511)。たとえば、カメラ531は、所定位置にセットされた商品カゴ内を撮影する。プロセッサ131は、カメラ531が撮影した画像をカメラI/F532を介して取得する。
プロセッサ131は、カメラ531が撮影した画像(商品画像)を取得すると、取得した商品画像から商品に印刷されたバーコードを探すバーコード領域抽出を行う(ACT521)。プロセッサ131は、バーコード領域を抽出すると、抽出したバーコード領域におけるバーコードをデコードする(ACT522)。プロセッサ131は、バーコードをデコードすると、デコードした結果を基に当該商品の商品情報を商品情報DB533から取得する(ACT523)。
プロセッサ131は、商品画像に含まれる全ての商品のバーコードについて、ACT521−523の処理を実施する。また、プロセッサ131は、ACT521−523の処理(バーコード認識処理)による商品認識の結果をメモリ132に保持する。
また、プロセッサ131は、ACT521−523の処理(バーコード認識処理)と並行して、オブジェクト認識処理を行う(ACT531−533)。プロセッサ131は、商品画像から商品形状の輪郭をオブジェクト情報として抽出する(ACT531)。プロセッサ131は、オブジェクト情報を抽出すると、個々の商品毎にオブジェクト切出しを行う(ACT532)。プロセッサ131は、商品毎にオブジェクトを切出すと、商品ごとのオブジェクト情報と商品情報DB533が記憶する商品情報とのマッチングにより各商品を認識する(ACT533)。プロセッサ131は、商品画像から切り出す全ての商品オブジェクトについてACT533の処理を実施する。プロセッサ131は、オブジェクト認識処理による商品認識の結果をメモリ132に保持する。
プロセッサ131は、バーコード認識による商品認識の結果と、オブジェクト認識による商品認識の結果とを照合する(ACT541)。プロセッサ131は、バーコード認識の結果とオブジェクト認識の結果とが一致すれば、商品認識処理が成功したものとする。また、プロセッサ131は、バーコード認識の結果とオブジェクト認識の結果とが一致しなければ、商品認識処理が失敗したものとする。
なお、図16に示す商品認識処理においては、ACT531−533の処理(商品オブジェクト認識)あるいはACT521−523の処理の何れか一方を省略しても良い。また、図15に示す決済処理においては、ACT411−414の処理(識別情報の照合)を省略しても良い。
図17は、第3の実施形態に係る情報処理システムの変形例を示す図である。
図17に示す情報処理システムは、商品にRFIDタグが取り付けられていることを前提する。決済端末603は、各商品のRFIDタグ情報を一括して読み取るRFIDリーダ631を有する。図17に示す決済端末603は、図14に示す構成において、カメラ531及びカメラI/F532を、RFIDリーダ631及びRFIDインターフェース632に置き換えたものある。
図17に示す情報処理システムは、商品にRFIDタグが取り付けられていることを前提する。決済端末603は、各商品のRFIDタグ情報を一括して読み取るRFIDリーダ631を有する。図17に示す決済端末603は、図14に示す構成において、カメラ531及びカメラI/F532を、RFIDリーダ631及びRFIDインターフェース632に置き換えたものある。
また、図17は、第2情報入力装置307として生体情報入力装置607を設けた例を示す。生体情報入力装置607は、顔情報以外の生体情報を入力するものである。第2情報入力装置307として生体情報入力装置607は、情報入力I/F331を介いて決済端末603の本体に接続する。なお、第2情報入力装置307を生体情報入力装置607とする場合、第1情報入力装置306も生体情報入力装置とする必要がある。
図17に示す構成の情報処理システムは、図15に示す決済処理における商品認識処理がRFIDリーダ631によるRFIDタグの読み取りに基づく商品認識処理となる。たとえば、RFIDリーダ631は、所定位置にセットされた商品カゴ内が通信範囲となるように設定される。プロセッサ131は、RFIDリーダ631により商品カゴ内の各商品に付けられたRFIDタグから情報を読み取る。プロセッサ131は、各RFIDタグから読み取った情報を基に各商品の商品情報を商品情報DB533から取得する。このような処理によって、図17に示す決済端末603は、決済対象者の商品カゴ内にある各商品を一括して認識することが可能となる。
また、図17に示す構成例は、第1情報入力装置306及び第2情報入力装置307として生体情報入力装置を用いる。これにより、図17に示す構成の情報処理システムは、顧客がパスワードなどの入力を行う手間も省くことができる。たとえば、指紋認証などの顔情報以外の生体認証によれば、生体情報入力装置で生体情報を読み取らせるだけで、顧客の認証を精度よく実施することが可能となる。
なお、第1及び第2情報入力装置が入力する識別情報を顧客の生体情報とする場合、入店する度に来店者の生体情報を入力する必要は無い。たとえば、会員情報の登録情報Riに顔以外の生体情報も登録しておけば、入店時に生体情報を入力する作業は不要となる。つまり、登録情報Riに顔以外の生体情報を登録しておけば、決済端末603は、生体情報入力装置607で入力された生体情報と登録情報Riの生体情報との照合ができる。
上記のような第3の実施形態に係る情報処理システムによれば、複数の商品を一括して認識できる商品認識処理を含む決済処理が提供できる。これにより、第3の実施形態よれば、情報処理システムは、顔認証で特定する会員の登録情報を用いて高速な一括の商品認識処理で認識する商品をセルフ決済できるシステムを提供できる。
上記のように、各実施形態の情報処理システムは、顔認証により会員DBの会員情報から顧客を特定する処理を顧客が買い物をしている間に実施することができる。この結果、情報処理システムは、決済処理において、顧客の顔認証の処理に係る処理時間を削減でき、迅速な決済処理ができる。
また、各実施形態の情報処理システムは、来店時に取得する来店者の顔情報と会員の顔情報との顔認証で特定した会員の顧客情報を来店者DBに記憶する。各実施形態に係る情報処理システムは、決済処理において決済対象者の顔情報と来店者DBの顔情報とを照合することにより、顔照合処理の対象(母集団)を会員登録数から来店者数へ削減できる。この結果として、各実施形態の情報処理システムは、決済処理における処理時間の削減、および、精度の向上が可能となる。
更に、各実施形態の情報処理システムは、来店者の顔情報に対応づけて顔認証で特定した会員の顧客情報を来店者DBに記憶する。情報処理システムは、決済時の顔情報は、会員登録時の顔情報に比べて、来店時の顔情報との時差が少ないため、高い精度で顔認証が行える。
上述した各実施形態に係る情報処理システムにおける基本的な構成例について以下に纏める。 [1]
実施形態に係る情報処理システムは、第1の顔情報入手部と、登録顔情報入手部と、第1の顔認証部と、登録情報入手部と、来店者情報記憶部と、第2の顔情報入手部と、第2の顔認証部と、決済部と、削除部とを有する。第1の顔情報入手部は、来店者の顔情報を第1の顔情報として入手する。登録顔情報入手部は、前記第1の顔情報と照合する会員の登録顔情報を入手する。第1の顔認証部は、前記第1の顔情報と各会員の登録顔情報との照合により第1の顔情報の来店者がどの会員かを認証する。登録情報入手部は、第1の顔情報との認証が成功した登録顔情報に対応する会員の登録情報を入手する。来店者情報記憶部は、前記第1の顔情報と前記登録情報入手部により入手した登録情報と対応づけた来店者情報を記憶部に記憶する。第2の顔情報入手部は、決済対象者の顔情報を第2の顔情報として入手する。第2の顔認証部は、前記記憶部に記憶した第1の顔情報と前記第2の顔情報入手部により入手した第2の顔情報との照合により第2の顔情報の決済対象者がどの来店者であるかを認証する。決済部は、第2の顔情報との認証が成功した第1の顔情報に対応する前記登録情報に基づいて前記決済対象者が決済すべき金額を決済する。削除部は、決済部により決済が完了した来店者情報を前記記憶部から削除する。[2]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、来店者の顔を撮影する第1の撮影部を備え、前記第1の顔情報入手部は第1の撮影部が撮影した画像を取得する。[3]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、決済対象者の顔を撮影する第2の撮影部を備え、前記第2の顔情報入手部は第2の撮影部が撮影した画像を取得する。[4]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、第1の識別情報入手部と、第2の識別情報入手部と、照合部とを備え、第1の識別情報入手部は、前記第1の顔情報の来店者を特定するための第1の識別情報を入手する。第2の識別情報入手部は、前記第2の顔情報の決済対象者を特定するための第2の識別情報を入手する。照合部は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを照合する。[5]
上記[4]の情報処理システムは、前記第1の識別情報入手部が、無線通信により無線通信機器から前記第1の識別情報を受信し、前記第2の識別情報入手部が、無線通信により無線通信機器から前記第2の識別情報を受信する。[6]
上記[4]の情報処理システムは、前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報が、前記顧客が定める暗証番号である。[7]
上記[4]の情報処理システムは、前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報が、前記顧客の顔情報以外の生体認証情報である。[8]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、前記顧客が購入する商品を一括して認識する商品認識部を備え、前記決済部は、前記商品認識部により認識した商品の購入代金を決済する。[9]
上記[8]の情報処理システムは、前記商品認識部が、購入対象の全商品を含む画像を撮影した商品画像から抽出した各商品に付与されたバーコードをデコードする。
実施形態に係る情報処理システムは、第1の顔情報入手部と、登録顔情報入手部と、第1の顔認証部と、登録情報入手部と、来店者情報記憶部と、第2の顔情報入手部と、第2の顔認証部と、決済部と、削除部とを有する。第1の顔情報入手部は、来店者の顔情報を第1の顔情報として入手する。登録顔情報入手部は、前記第1の顔情報と照合する会員の登録顔情報を入手する。第1の顔認証部は、前記第1の顔情報と各会員の登録顔情報との照合により第1の顔情報の来店者がどの会員かを認証する。登録情報入手部は、第1の顔情報との認証が成功した登録顔情報に対応する会員の登録情報を入手する。来店者情報記憶部は、前記第1の顔情報と前記登録情報入手部により入手した登録情報と対応づけた来店者情報を記憶部に記憶する。第2の顔情報入手部は、決済対象者の顔情報を第2の顔情報として入手する。第2の顔認証部は、前記記憶部に記憶した第1の顔情報と前記第2の顔情報入手部により入手した第2の顔情報との照合により第2の顔情報の決済対象者がどの来店者であるかを認証する。決済部は、第2の顔情報との認証が成功した第1の顔情報に対応する前記登録情報に基づいて前記決済対象者が決済すべき金額を決済する。削除部は、決済部により決済が完了した来店者情報を前記記憶部から削除する。[2]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、来店者の顔を撮影する第1の撮影部を備え、前記第1の顔情報入手部は第1の撮影部が撮影した画像を取得する。[3]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、決済対象者の顔を撮影する第2の撮影部を備え、前記第2の顔情報入手部は第2の撮影部が撮影した画像を取得する。[4]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、第1の識別情報入手部と、第2の識別情報入手部と、照合部とを備え、第1の識別情報入手部は、前記第1の顔情報の来店者を特定するための第1の識別情報を入手する。第2の識別情報入手部は、前記第2の顔情報の決済対象者を特定するための第2の識別情報を入手する。照合部は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを照合する。[5]
上記[4]の情報処理システムは、前記第1の識別情報入手部が、無線通信により無線通信機器から前記第1の識別情報を受信し、前記第2の識別情報入手部が、無線通信により無線通信機器から前記第2の識別情報を受信する。[6]
上記[4]の情報処理システムは、前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報が、前記顧客が定める暗証番号である。[7]
上記[4]の情報処理システムは、前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報が、前記顧客の顔情報以外の生体認証情報である。[8]
上記[1]の情報処理システムは、さらに、前記顧客が購入する商品を一括して認識する商品認識部を備え、前記決済部は、前記商品認識部により認識した商品の購入代金を決済する。[9]
上記[8]の情報処理システムは、前記商品認識部が、購入対象の全商品を含む画像を撮影した商品画像から抽出した各商品に付与されたバーコードをデコードする。
なお、上述した各実施形態では、装置内のメモリにプロセッサが実行するプログラムが予め記憶されている場合で説明をした。しかし、プロセッサが実行するプログラムは、ネットワークから装置にダウンロードしても良いし、記憶媒体から装置にインストールしてもよい。記憶媒体としては、CD−ROM等のプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記憶媒体であれば良い。また、予めインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働して実現させるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101…センタサーバ、101a…会員情報データベース、102、302…店舗サーバ、102a…来店者情報データベース、103、303、503、603…決済端末、104…第1カメラ、105…第2カメラ、111…プロセッサ、112…メモリ、114…記憶部、121…プロセッサ、122…メモリ、126…記憶部、131…プロセッサ、132…メモリ、135…操作部、136…表示部、137…商品識別部、138…決済部。
実施形態によれば、情報処理システムは、第1のインターフェースと、第1のプロセッサと、第2のインターフェースと、第2のプロセッサとを有する。第1のインターフェースと、来店者の顔情報を第1のカメラから取得する。第1のプロセッサは、前記第1のインターフェースにより取得した情報に含まれる来店者の顔情報と会員データベースに登録済みの各会員の登録顔情報とを顔認証し、前記来店者の顔情報との認証が成功した登録顔情報に対応する会員の登録情報を前記来店者の顔情報に対応づけて来店者データベースに記憶する。第2のインターフェースは、決済対象者の顔情報を前記第1のカメラとは異なる位置に設置された第2のカメラから取得する。第2のプロセッサは、前記第2のインターフェースにより取得した情報に含まれる決済対象者の顔情報と前記来店者データベースが記憶する来店者の顔情報とを顔認証し、前記決済対象者の顔情報との認証が成功した来店者の顔情報に対応する前記会員の登録情報を用いて決済処理を行う。
Claims (6)
- 来店者の顔情報を含む情報を取得する第1のインターフェースと、
前記第1のインターフェースにより取得した情報に含まれる来店者の顔情報と会員データベースに登録済みの各会員の登録顔情報とを顔認証し、前記来店者の顔情報との認証が成功した登録顔情報に対応する会員の登録情報を前記来店者の顔情報に対応づけて来店者データベースに記憶する第1のプロセッサと、
決済対象者の顔情報を含む情報を取得する第2のインターフェースと、
前記第2のインターフェースにより取得した情報に含まれる決済対象者の顔情報と前記来店者データベースが記憶する来店者の顔情報とを顔認証し、前記決済対象者の顔情報との認証が成功した来店者の顔情報に対応する前記会員の登録情報を用いて決済処理を行う第2のプロセッサと、
を有する情報処理システム。 - 前記第2のプロセッサは、決済が完了した来店者の顔情報と前記来店者の顔情報に対応する情報とを前記来店者データベースから削除させる、
請求項1に記載の情報処理システム。 - さらに、来店者の顔を含む画像を撮影し、撮影した画像から顔情報を抽出する第1カメラを有し、
前記第1のプロセッサは、前記第1カメラが撮影した画像から抽出した前記来店者の顔情報と登録顔情報とを顔認証する、
請求項1又は2の何れかに記載の情報処理システム。 - さらに、決済対象者の顔を含む画像を撮影し、撮影した画像から顔情報を抽出する第2カメラを有し、
前記第2のプロセッサは、前記第2カメラが撮影した画像から抽出した前記決済対象者の顔情報と登録顔情報とを顔認証する、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理システム。 - さらに、前記来店者を特定する第1の識別情報を取得する第1の情報入力インターフェースと、
前記決済対象者を特定する第2の識別情報を取得する第2の情報入力インターフェースと、
前記第2のプロセッサは、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報との照合により前記来店者と前記決済対象者とが同一人物であることを確認する、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理システム。 - コンピュータに、
来店者の顔情報を含む情報を取得する第1のインターフェースにより取得した情報に含まれる来店者の顔情報と会員データベースに登録済みの各会員の登録顔情報とを顔認証させ、
前記来店者の顔情報との認証が成功した登録顔情報に対応する会員の登録情報を前記来店者の顔情報に対応づけて来店者データベースに記憶させ、
決済対象者の顔情報を含む情報を取得する第2のインターフェースにより取得した情報に含まれる決済対象者の顔情報と前記来店者データベースが記憶する来店者の顔情報とを顔認証させ、
前記決済対象者の顔情報との認証が成功した来店者の顔情報に対応する前記会員の登録情報を用いて決済処理を実行させる、
情報処理プログラム。
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