JP2021077017A - 支払状態提示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】決済済みの客と決済が済んでいない客が混在する店舗内において、店員が客毎の支払いの状態を容易に確認できるように支援する支払状態提示システムを提供する。【解決手段】店舗を訪れる客の支払の状態を提示する支払状態提示システム1であって、店舗から提供されるサービス又は商品に関する決済を事前に行う事前決済装置10と、店舗内システム20において、事前に決済を行った客の位置を特定する位置特定装置と、位置特定装置により特定された客の位置と客の決済の情報とに応じた出力を行う出力装置と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、支払状態提示システムに関する。
飲食店における決済は、基本的に、飲食前の決済と飲食後の決済とに分類される。前者には、客が券売機でチケットを購入する方法があり、後者には、客が実際に飲食した料理の代金をレジ端末で支払う方法がある。いずれにしても現在の決済は、店舗内での決済の実行が主流である。もっとも、昨今では、来店前にインターネット上で注文と決済を完了させることも可能になっている。
特開2016−129324号公報
飲食前に決済するか飲食後に決済するかは、多くの場合、店舗毎に定まっているが、今後は、複数の決済方法が1つの店舗内で混在する可能性がある。例えば朝食や昼食の時間帯は券売機による決済方法を採用するが、夕食や飲酒を伴う時間帯では有人レジやセルフレジを用いる決済方法を採用する可能性がある。
ところが、決済方法の切り替わりに合わせて店内の客が入れ替わらない限り、同じ店舗内に、決済方法が異なる客が混在することになる。すなわち、既に支払いが完了している客と、退出時に代金を支払う客とが同じ店舗内に混在することになる。しかも、今日の飲食店は、少ない店員で多くの客に対応することが求められる。このような状況で、時間帯で決済方法を変更する運用を始めると、決済が完了している客に誤って会計を促して感情を損なうリスクや決済が完了していない客を見逃すリスクが生じてしまう。
なお、決済方法が異なる客が同じ店舗内に混在する状況は、決済方法が多様化する今日、飲食店以外の業種でも生じる可能性がある。
本発明は、決済済みの客と決済が済んでいない客が混在する店舗内において、店員が客毎の支払いの状態を容易に確認できるように支援することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、店舗を訪れる客の支払の状態を提示する支払状態提示システムであって、前記店舗から提供されるサービス又は商品に関する決済を事前に行う事前決済装置と、事前に決済を行った前記客の位置を特定する位置特定装置と、前記位置特定装置により特定された前記客の位置と当該客の決済の情報とに応じた出力を行う出力装置と、を有することを特徴とする支払状態提示システムである。
請求項2に記載の発明は、管理装置及び通信装置を更に有し、前記事前決済装置は、前記客が保有する携帯端末であって、前記管理装置は、前記通信装置を介して前記携帯端末と通信し、前記携帯端末には、前記店舗から提供されるサービス又は商品に関する決済を事前に行うアプリケーションプログラムがインストールされていることを特徴とする請求項1に記載の支払状態提示システムである。
請求項3に記載の発明は、前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗内を撮像する撮像装置であって、前記携帯端末は、撮像部を有しており、前記携帯端末は、決済に対応して前記撮像部によって撮像された前記客の顔画像に関する情報を前記管理装置に送信し、前記管理装置は、受信した前記顔画像に関する情報と前記撮像装置が撮像した前記店舗内の画像とに基づいて、当該店舗内における前記客の位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システムである。
請求項4に記載の発明は、前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗内を撮像する撮像装置であって、前記携帯端末は、位置測定部を有しており、前記携帯端末は、前記位置測定部により自端末が前記店舗の入り口に対応する位置の範囲内にあることを検出した場合、前記管理装置にその旨を伝える信号を送信し、前記管理装置は、前記携帯端末から前記信号を受信した場合、前記撮像装置に前記店舗の入り口を撮像させ、撮像された前記客の顔画像に関する情報と当該撮像装置が撮像した当該店舗内の画像とに基づいて、当該店舗内における当該客の位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システムである。
請求項5に記載の発明は、前記位置特定装置は、前記携帯端末であって、前記管理装置は、前記通信装置が受信する前記携帯端末からの電波に応じて、前記店舗内における前記客の位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システムである。
請求項6に記載の発明は、前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗の複数の座席の各々に対応して設けられた読取装置であって、前記管理装置は、前記携帯端末から前記決済の情報を読み取った前記読取装置に紐付けられている位置の情報に応じて、前記店舗内における前記客の位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システムである。
請求項7に記載の発明は、前記携帯端末は、撮像部を有しており、前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗の複数の座席の各々に対応して設けられた読取コードであって、前記撮像部は、一つの前記読取コードを読み取り、読み取られた当該読取コードに対応する位置の情報に応じて、前記店舗内における前記客の位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システムである。
請求項8に記載の発明は、前記事前決済装置は、前記店舗が提供するサービス又は商品に関するチケットを販売する券売装置であることを特徴とする請求項1に記載の支払状態提示システムである。
請求項9に記載の発明は、管理装置を更に有し、前記位置特定装置は、前記券売装置が備える撮像部及び前記店舗内を撮像する撮像装置であって、前記券売装置の前記撮像部は、当該券売装置における決済に応じて前記客の顔を撮像し、前記管理装置は、前記撮像装置が撮像した前記店舗内の画像と前記客の顔画像に関する情報とに基づいて、当該店舗内における当該客の位置を特定することを特徴とする請求項8に記載の支払状態提示システムである。
請求項10に記載の発明は、前記出力装置は、前記位置特定装置で特定された前記客の位置と前記決済の情報とを表示する表示装置であることを特徴とする請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の支払状態提示システムである。
請求項11に記載の発明は、前記表示装置は、前記位置特定装置で特定された前記客の位置の表示の形態を、当該位置特定装置で特定された当該客以外の客の位置の表示の形態と区別する、請求項10に記載の支払状態提示システムである。
請求項12に記載の発明は、事前に決済を行った前記客に対応する前記決済の情報に、決済が終わっていない他のサービス又は他の商品が追加された場合、前記表示装置は、当該客の位置の表示を他の客の位置の表示と区別する、請求項11に記載の支払状態提示システムである。
請求項13に記載の発明は、前記出力装置は、前記位置特定装置で特定された客以外の客が決済せずに前記店舗から出ようとした場合に警報を出力する警報装置であることを特徴とする請求項3、4及び9のうちのいずれか1項に記載の支払状態提示システムである。
請求項14に記載の発明は、前記出力装置からの前記出力を受信するドア装置を更に有し、前記出力装置は、前記位置特定装置で特定された客以外の客が決済せずに前記店舗から出ようとした場合、前記ドア装置を閉状態に維持する信号を出力する信号出力装置であることを特徴とする請求項3、4及び9のうちのいずれか1項に記載の支払状態提示システムである。
本発明によれば、決済済みの客と決済が済んでいない客が混在する店舗内において、店員が客毎の支払いの状態を容易に確認できるように支援できる。
実施の形態1で使用する支払状態提示システムの概略構成を例示する図である。 実施の形態1で使用する管理サーバの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 決済情報DBのデータ構造の一例を説明する図である。 実施の形態1で使用する携帯端末の構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態1で説明する支払状態提示システムで実行される処理動作の概要を説明する図である。 実施の形態1の表示装置に表示される店内マップの一例を説明する図である。 実施の形態1の表示装置に表示される情報の表示例を説明する図である。 後払いの客が代金を未払いのまま店の外に出ようとする場合の管理サーバの制御例を説明する図である。 実施の形態2で使用する支払状態提示システムの概略構成を例示する図である。 実施の形態2で使用する管理サーバの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態2で使用する携帯端末の構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 入店を通知する事例と入店を通知しない事例を説明する図である。 実施の形態2で説明する支払状態提示システムで実行される処理動作の概要を説明する図である。 実施の形態3で使用する支払状態提示システムの概略構成を例示する図である。 実施の形態3で使用する管理サーバの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態3で使用する携帯端末の構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態3で説明する支払状態提示システムで実行される処理動作の概要を説明する図である。 実施の形態4で使用する支払状態提示システムの概略構成を例示する図である。 端末情報リーダの配置例を説明する図である。 実施の形態4で使用する管理サーバの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態4で使用する携帯端末の構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態4で説明する支払状態提示システムで実行される処理動作の概要を説明する図である。 実施の形態5で使用する支払状態提示システムの概略構成を例示する図である。 店内の位置情報を示すQRコードの配置例を説明する図である。 実施の形態5で使用する管理サーバの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態5で使用する携帯端末の構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 実施の形態5で説明する支払状態提示システムで実行される処理動作の概要を説明する図である。 実施の形態6で使用する支払状態提示システムの概略構成を例示する図である。 券売機の外観構成の一例を説明する図である。 券売機の機能上の構成の一例を説明する図である。 実施の形態6で使用する管理サーバの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。 決済情報DBのデータ構造の一例を説明する図である。 実施の形態6で説明する支払状態提示システムで実行される処理動作の概要を説明する図である。 実施の形態6の表示装置に表示される店内マップの一例を説明する図である。 実施の形態6の表示装置に表示される情報の表示例を説明する図である。 実施の形態6の表示装置に表示される情報の他の表示例を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
<システムの構成>
図1は、実施の形態1で使用する支払状態提示システム1の概略構成を例示する図である。図1に示す支払状態提示システム1は、飲食店での使用を想定している。
飲食店では、店内での飲食に供される料理の提供の他、テイクアウト用の料理、飲食店の名称やロゴが印刷された物品も販売される。店内での飲食に供される料理の提供は、サービスの一例である。テイクアウト用の料理や飲食店の名称やロゴが印刷された物品は、商品の一例である。以下、料理や物品を総称して料理等ともいう。
もっとも、本実施の形態及び後述する各実施の形態におけるシステムを構築する場所は飲食店に限らない。
図1に示す支払状態提示システム1は、飲食店を利用する客が操作する携帯型の端末(以下「携帯端末」という)10と、飲食店に構築される店舗内システム20とで構成されている。携帯端末10と店舗内システム20は、インターネット30を介して接続されている。
本実施の形態の場合、客が操作する携帯端末10としてスマートフォンを使用する。なお、通信による電子決済の機能を備える端末であれば、スマートフォンに限らない。携帯端末10は、例えばタブレット端末でもよいし、スマートグラスやスマートウォッチ等のウェアラブルデバイスでもよい。
図1に示す客は、携帯端末10を通じ、飲食店を訪問する前に、店舗内で飲食する料理やテイクアウトする料理の代金を電子決済する。
飲食店を訪問する前に実行される電子決済は、事前決済の一例である。なお、事前決済には、飲食店に来店した後に、客の携帯端末10を通じて実行される電子決済も含まれる。
なお、事前決済に際して店舗内システム20とやり取りされる情報を、図1では「事前決済の情報」と表現する。本実施の形態における携帯端末10は、事前決済装置の一例である。
本実施の形態の場合、携帯端末10から店舗内システム20に送信される事前決済の情報には、注文する料理の内容と数量、支払金額、携帯端末10を物理的に特定するMAC(=Media Access Control)アドレス、注文時に携帯端末10を操作していた客の顔を撮像した顔画像等が含まれる。この他、携帯端末10から店舗内システム20に送信される事前決済の情報には、来店の予定時刻や来店人数、客の氏名等が含まれてもよい。
一方、店舗内システム20から携帯端末10に送信される事前決済の情報には、受け付けた注文の内容、電子決済の完了を通知する情報等が含まれる。
本実施の形態で使用する店舗内システム20は、システム全体を管理する管理サーバ21、来店した客からの注文の受け付けに用いられる注文受付端末22、店舗内に滞在している客毎に代金の支払いの状態等を店員に提示する表示装置23、店舗内における代金の支払いに使用するPOS(=Point Of Sale)端末24、注文票を印刷するキッチンプリンタ25、店舗内を撮影するカメラ26、代金を支払っていない客の出口への移動を知らせるブザー27、出入り口に設けられる自動ドア28で構成されている。
図1には、注文受付端末22、表示装置23、キッチンプリンタ25、カメラ26を1台だけ表しているが、いずれも複数台でもよい。
本実施の形態における注文受付端末22は、タブレット型の端末であり、接客を担当する店員の人数よりも多くの台数が用意される。もっとも、注文受付端末22が据え置き型であることを妨げない。
本実施の形態における表示装置23は、店内に滞在している客毎の代金の支払いの状態等の表示が可能であればよく、デバイスの形態は問わない。例えば注文受付端末22やPOS端末24との兼用も可能である。また、表示装置23は、いわゆるスマートグラスでもよい。スマートグラスは、ウェアラブルデバイスとして実用化され、既に幾つかの商品が存在する。本実施の形態におけるスマートグラスは、装着した店員に対し、代金の支払いの状態等を店内に実在する客に重ねて表示する機能を有している。
本実施の形態におけるPOS端末24は、店内で注文された料理の代金の決済に使用される。決済には現金の他、電子マネーも用いられる。ここでの料理には、店内で飲食される料理の他、テイクアウトされる料理も含まれる。
キッチンプリンタ25は、注文票を印刷するプリンタである。注文表には、注文の日時、注文番号、注文された料理名と個数、配膳するテーブルや座席の番号、決済の有無等が印字される。店内で注文を受け付けた場合には、注文を受け付けた店員の名前も印字される。なお、事前決済の場合には、カメラ26で撮像された店内の画像から特定された客の位置、すなわちテーブルや座席の番号が印字される。もっとも、店員が事前決済を確認して注文受付端末22に入力したテーブルや座席の番号が印字されてもよい。
カメラ26は、店舗内に滞在している客の顔を漏れなく撮像するために必要な台数が用意される。換言すると、カメラ26は、店舗内で客の顔を撮像できない死角が生じない位置に配置される。本実施の形態では、事前に決済が終了した客を、決済時に撮像した客の顔の画像を用いて特定するためである。カメラ26は、店舗内を撮像する撮像装置の一例である。
ブザー27は、特定の周波数の音を出力するスピーカである。もっとも、ブザー27として、広帯域の周波数に対応するスピーカを兼用してもよい。ブザー27は、警報装置の一例である。
自動ドア28は、人感センサと連動し、人の接近を検知すると、自動で開閉されるドアである。自動ドア28は、ドア装置の一例である。
<管理サーバの構成>
図2は、実施の形態1で使用する管理サーバ21の構成を説明するブロック図の一例を示す図である。
実施の形態1で用いる管理サーバ21は、サーバ全体の動作を制御する制御部210と、外部装置との通信に用いられる通信部220と、データ等の記憶に用いられる記憶部230とを備えている。
本実施の形態における管理サーバ21は、管理装置の一例である。
通信部220は、4G通信モジュール、5G通信モジュール、WiFiモジュール、LAN(=Local Area Network)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュールその他で構成される。通信部220は、これらのモジュールを使用してインターネット30に接続された携帯端末10(図1参照)や店舗内システム20を構成する各機器との通信を実現する。通信部220は、通信装置の一例である。
制御部210は、CPU(=Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)、ROM(=Read Only Memory)、RAM(=Random Access Memory)等で構成される。
制御部210のROMには、CPUやMPUにより実行される基本プログラム(オペレーションシステム)や各種の設定等が記憶されている。CPUやMPUは、RAMを作業エリアに使用し、ROMや記憶部230から読み出したアプリケーションプログラムを実行する。CPUやMPUがプログラムを実行することにより、以下に説明する機能が実現される。
例えば制御部210は、決済情報を処理する機能(決済情報処理部211)、携帯端末10(図1参照)から通知される客の顔画像を登録する機能(顔画像登録部212)、カメラ26(図1参照)で撮像された店内の画像を取得する機能(店内画像取得部213)、店内における客の位置を特定する機能(客位置特定部214)、注文データを処理する機能(注文データ処理部215)、客毎の料理の代金の支払いの状態の表示装置23(図1参照)への提示を制御する機能(支払状態提示制御部216)、未払金がある客(以下「未払い客」ともいう)の店からの退出を通知する機能(未払い客退出通知部217)、自動ドア28(図1参照)の開閉を制御する機能(自動ドア開閉制御部218)を、プログラムの実行を通じて実行する。
本実施の形態における決済情報処理部211は、携帯端末10との間で事前決済を実行すると共に、注文受付端末22やPOS端末24との間でも決済に関する情報を共有する。決済情報処理部211は、店内のテーブルや座席の番号と紐付けて料理等の決済を処理する。事前決済の場合、決済情報処理部211は、注文された料理の内容と数量、対象の料理に対する支払済みの記録、支払金額、事前決済に用いた携帯端末10のMACアドレス、事前決済を行った客の顔画像等を記憶部230に記録する。
本実施の形態における顔画像登録部212は、事前決済の操作中に携帯端末10で撮像された客の顔画像を記憶部230に登録する処理を実行する。前述したように、客の顔画像は事前決済の情報の一部として携帯端末10から通知される。顔画像登録部212は、顔画像から特徴量を抽出する処理も実行する。抽出された特徴量は、事前決済済みの客に紐付けられて記憶部230に記録される。ここでの特徴量は、顔画像に関する情報の一例である。
本実施の形態における店内画像取得部213は、店内に配置されているカメラ26(図1参照)から出力される画像を記憶部230に記憶する。
本実施の形態における客位置特定部214は、顔画像から抽出された特徴量と店内を撮像した画像との照合を通じ、事前決済済みの客の店内における位置を特定する。店内の位置は、テーブルの番号や座席の番号により特定される。客位置特定部214は、客の位置を特定する位置特定装置の一例である。
本実施の形態における注文データ処理部215は、事前決済や注文受付端末22を通じて受け付けた注文データの進捗を処理する。例えば注文受付端末22を通じて受け付けた注文データは、即座にキッチンプリンタ25に送信される。一方、事前決済により受け付けた注文データは、事前決済を行った客の店内における位置が特定された段階でキッチンプリンタ25に送信される。
本実施の形態における支払状態提示制御部216は、事前決済済みの客、事前決済済みであるが注文受付端末22を通じて追加の注文を行った客、事前決済していない客を区別した情報を店内の客に紐付けた画像を生成して表示装置23等に出力する。支払状態提示制御部216は、客の位置と客の決済の情報とに応じた出力を行う出力装置の一例である。
表示装置23等に表示される画像は、店員による客毎の支払いの状態の確認を容易にする。例えば表示装置23が据え置き型の装置やタブレット型の端末である場合、客毎の支払いの状態が、店内の客の位置に合わせて表示される。従って、客が店内を移動している場合に、客の移動に合わせて表示も移動する。
客が着席している場合、客毎の支払いの状態が、例えばテーブルの番号又は座席に紐付けた状態で表示される。もっとも、客が店内を移動している場合には、移動に伴って支払いの状態を示す表示も移動する。また、表示装置23がスマートグラスである場合、スマートグラスを装着している店員の視野に含まれる客に重なるように支払いの状態の画像が表示される。
本実施の形態の場合、支払いの状態を示す情報として、POS端末24(図1参照)での支払うべき代金が残っているか否かの情報を想定するが、各客が注文した料理等、支払い金額、過去の来店回数等の履歴を含んでもよい。
本実施の形態における未払い客退出通知部217は、代金の支払いが済んでいない客が自動ドア28(図1参照)から店外に退出する前に該当する客の存在を店員に通知する。通知の方法として、本実施の形態では、ブザー音の出力を採用する。もっとも、注文受付端末22や表示装置23等へのメッセージの表示や警報ランプの点灯等と組み合わせてもよい。また、「お支払いはお済みですか?」等の音声の出力を採用してもよい。
本実施の形態における自動ドア開閉制御部218は、自動ドア28(図1参照)の開閉を制御する。自動ドア28の開閉は、基本的には、人感センサの出力に基づいて自動的に実行されるが、未払い客の店外への退出の推定されている場合、自動ドア開閉制御部218は、自動ドア28を強制的に閉状態に制御する。自動ドア28が開かないことで、支払いを忘れた客に声を掛ける機会が設けられる。自動ドア開閉制御部218は、信号出力装置の一例である。
記憶部230は、半導体メモリやHDD(=Hard Disk Drive)等の記憶装置で構成される。本実施の形態の場合、記憶部230には、事前決済を行った客が操作する携帯端末10から受信された顔画像が記録される領域(顔画像DB231)、顔画像から抽出された特徴量が記録される領域(顔画像特徴量DB232)、カメラ26で撮像された店内画像が記録される領域(店内画像DB233)、決済に関する情報が記録される領域(決済情報DB234)、決済済みの店内の位置が記録される領域(決済済み客位置DB235)が設けられる。
なお、決済済み客の位置は、テーブルの番号や座席の番号に限らず、顔画像との照合により特定された客の店内での位置に連動する。
図3は、決済情報DB234のデータ構造の一例を説明する図である。
図3に示す決済情報DB234には、注文毎に、決済方法、携帯端末10(図1参照)のMACアドレス、注文メニュー、支払い済みの客の顔画像、支払い済み金額、座席番号が記録される。
例えば1行目の注文は、事前決済の事例である。決済に用いた携帯端末10のMACアドレスは「123456」である。また、注文メニューはカレーライスであり、男性の顔画像が登録されている。また、支払済み金額は800円である。なお、座席番号は#1であるが、この番号は、管理サーバ21が特定した番号である。
なお、2行目の注文も、事前決済の事例である。
3行目の注文は、後払いの事例である。図3の場合、MACアドレスは空欄であるが、注文に使用した注文受付端末22(図1参照)のMACアドレスを登録してもよい。注文メニューはラーメンである。なお、3行目の注文の場合、顔画像の登録はなく、支払い済み金額もない。3行目の注文は、座席番号の#6に紐付けられている。この座席番号は、注文受付端末22から入力される。
4行目の注文も、後払いの事例である。注文メニューはコーヒーである。なお、注文受付端末22から入力された座席番号は#1である。座席番号が#1の客が店内から退出していない場合、コーヒーは、追加の注文であることが分かる。
<携帯端末の構成>
図4は、実施の形態1で使用する携帯端末10の構成を説明するブロック図の一例を示す図である。
実施の形態1で用いる携帯端末10は、端末全体の動作を制御する制御部110と、外部装置との通信に用いられる通信部120と、事前決済中のユーザ(すなわち客)の顔画像の撮像に用いられるカメラ130と、表示部と操作部が一体化された表示操作部140と、データ等の記憶に用いられる記憶部150とを備えている。
ここでの制御部110も、CPUやMPU、ROM、RAM等で構成される。
制御部110のROMには、CPUやMPUにより実行される基本プログラムや各種の設定等が記憶されている。CPUやMPUは、RAMを作業エリアに使用し、ROMや記憶部150から読み出したアプリケーションプログラムを実行する。CPUやMPUがプログラムを実行することにより、以下に説明する機能が実現される。
例えば制御部110は、指定した飲食店との間で事前決済を実行する機能(事前決済処理部111)、事前決済中に撮像されたユーザ(すわなち客)の顔画像を飲食店側の管理サーバ21(図1参照)に登録する機能(顔画像登録部112)を、プログラムの実行を通じて実行する。
本実施の形態における事前決済処理部111は、管理サーバ21との通信を通じ、事前決済を実行する。事前決済処理部111は、表示操作部140に表示される操作画面を通じて事前決済に必要な事項を受け付け、管理サーバ21に送信する。事前決済処理部111に対応するアプリケーションプログラムは、携帯端末10にインストールされている。以下では、事前決済に使用するアプリケーションプログラムを「決済アプリ」ともいう。
本実施の形態における顔画像登録部112は、事前決済中に撮像したユーザの顔画像を管理サーバ21に送信する。ここでの顔画像登録部112は、管理サーバ21側の客位置特定部214との連携により、位置特定装置として機能する。
本実施の形態における通信部120は、4G通信モジュール、5G通信モジュール、WiFiモジュール、Bluethoothモジュール等で構成される。
本実施の形態におけるカメラ130は、表示操作部140と同じ面に配置される。このため、カメラ130は、表示操作部140に事前決済に必要な事項を入力するユーザの顔画像の撮像が可能である。なお、表示操作部140と反対面側に別のカメラが設けられることを妨げない。
本実施の形態における表示操作部140は、いわゆるタッチパネルである。タッチパネルは、ディスプレイパネルの表面に透明なタッチセンサを積層した構造を有している。
本実施の形態における記憶部150は、半導体メモリで構成される。記憶部150には、カメラ130で撮像されたユーザの顔画像データ151が記録される。
<処理動作>
図5は、実施の形態1で説明する支払状態提示システム1で実行される処理動作の概要を説明する図である。なお、図中のSはステップの意味である。
以下では、事前決済を前提に説明する。
支払状態提示システム1を構成する飲食店での飲食に際し、事前決済を希望するユーザ(すなわち客)は、携帯端末10の決済アプリを起動する(ステップ1)。
次に、携帯端末10は、事前決済に必要な情報を受け付けるとともに顔画像の撮像を実行する(ステップ2)。
続いて、携帯端末10は、管理サーバ21に顔画像等を送信する(ステップ3)。管理サーバ21に送信される情報には、事前決済に必要な情報も含まれる。
管理サーバ21は、受信した情報に基づいて決済処理を実行し、注文を受け付ける(ステップ4)。また、管理サーバ21は、受信した顔画像を登録する(ステップ5)。顔画像が登録されるのは、決済済みの客の顔画像だけである。なお、顔画像に付随して、顔画像の特徴量も登録される。
店舗内システム20のカメラ26は、管理サーバ21に対し、常に店内の画像(以下「店内画像」という)を送信している。
管理サーバ21は、登録された顔画像の特徴量と店内画像を照合する(ステップ6)。照合は、繰り返し実行される。
管理サーバ21は、顔画像の特徴量が一致する客が見つかった位置により、決済済みの客の店内における位置を特定する(ステップ7)。
次に、管理サーバ21は、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面を生成する(ステップ8)。本実施の形態の場合、生成された画像は表示装置23に出力される。
表示装置23は、店内の客毎に決済の情報を提示する(ステップ9)。この提示により、店内の店員は、事前決済の客と後払いの客が混在する場合でも、どの客が決済済みかどの客が後払いかを知ることができる。この結果、店員は、誤った声掛けを行わずに済む。この結果、支払い済みの客の気分を害する可能性が低減される。
なお、管理サーバ21は、未払いの客の店からの退出を検出した場合、未払い者の退出を通知する(ステップ10)。通知には、ブザー27(図1参照)の鳴動等が用いられる。また、管理サーバ21は、自動ドア28(図1参照)を閉状態に制御する(ステップ11)。この制御により、店員が気づかないうちに、未払いの客が店外に出る事態が回避される。
<画面例等>
以下では、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面の例や関連する制御の例を説明する。
図6は、実施の形態1の表示装置23に表示される店内マップ23Aの一例を説明する図である。図6に示す画面の例は、店内マップ23Aを、例えばタブレット型の表示装置23に表示する場合に用いられる。
図6の場合、店内には、7個のテーブルがあり、それぞれに4つの座席が設けられている。図6では、テーブル番号としてA〜Gが用いられている。また、座席番号として#1〜#28が用いられている。なお、図中、客の位置は丸印で表されている。
図6の場合、出入り口の近くにはレジカウンタがあり、その近くには、事前決済済みの客が1名、後払いの客が1名いる。
また、店内マップ23Aからは、テーブル番号Aには後払いの客が2名いること、テーブル番号Bには、事前決済済みの客が3名いることが分かる。なお、グループの客については、グループ内の1名が事前決済すると、同じグループ内の他の客の表示も事前決済済みに変更されるようにしてもよい。
また、店内マップ23Aでは、店内を歩いている客についても、事前決済済みか後払いかが区別されている。
図7は、実施の形態1の表示装置23に表示される情報の表示例を説明する図である。図7に示す情報の表示は、表示装置23がスマートグラスの場合に用いられる。
図7の吹き出し内の表示は、スマートグラスを装着している店員に見えている店内の様子を表している。図7の場合、各客の決済に関する情報の違いは、対応する客に重ねて表示される記号31〜33で表される。
記号31は、事前決済済みの客であることを示している。記号31の表示には、例えば赤色が用いられる。
記号32は、事前決済済みの客であるが、追加注文分は未払いであることを示している。記号32の表示には、例えば青色が用いられる。
記号33は、後払いの客であることを示している。記号33の表示には、例えば赤色が用いられる。
なお、レジカウンタでの支払いがある客であるか否かによって表示色を変更してもよい。例えば事前決済済みの客は一様に青色の記号で表示し、レジカウンタでの支払いが残っている客は一様に赤色の記号で表示してもよい。
図8は、後払いの客が代金を未払いのまま店の外に出ようとする場合の管理サーバ21の制御例を説明する図である。図8には図1との対応部分に対応する符号を付して示している。
図8の場合、後払いの客が自動ドア28から出て行こうとしているのか否かを判定するための領域35が自動ドア28の内側に設定されている。領域35の範囲は、店毎に設定される。
図8の場合、後払いの2名の客が領域35の中を自動ドア28に向かって移動している。自動ドア28の向こう側は店の外であるので、この2名は、代金を支払わずに店外に出ようとしている。このため、管理サーバ21は、ブザー27を鳴動させるとともに、自動ドア28を閉状態に制御する閉信号を出力している。
この機能により、店員が気づかないうちに、事前決済済みの客と後払いの客が混在する店内から代金を未払いの客が出ていくことを未然に防ぐことができるようになる。
<実施の形態2>
<システムの構成>
図9は、実施の形態2で使用する支払状態提示システム1Aの概略構成を例示する図である。図9には、図1との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態における支払状態提示システム1Aでは、事前決済済みの客の顔画像を、飲食店側に設けられているカメラ26の撮像画像を用いて登録する点で、実施の形態1と異なっている。
なお、支払状態提示システム1Aは、携帯端末10Aと店舗内システム20Aとで構成され、携帯端末10Aと店舗内システム20Aはインターネット30を介して接続される。
本実施の形態の場合、携帯端末10Aには、飲食店に対する入店を店舗内システム20Aに通知する機能が追加される。
店舗内システム20Aの構成は、実施の形態1と同様であるが、顔画像を登録するための機能が管理サーバ21Aに追加されている。
<管理サーバの構成>
図10は、実施の形態2で使用する管理サーバ21Aの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図10には、図2との対応部分に対応する符号を付して示している。
図10に示す管理サーバ21Aの場合、実施の形態1で用いた制御部210の機能に、携帯端末10Aから事前決済済みの客の入店の通知を受け付ける機能(入店通知受付部221)と入店した客の顔画像を撮像するようにカメラ26(図9参照)を制御する機能(入店客撮像制御部222)が追加される点で実施の形態1と相違する。
本実施の形態における入店通知受付部221は、事前決済した客が操作する携帯端末10Aからの飲食店への入店を示す通知を受信する。本実施の形態の場合、入店の通知を送信する携帯端末10Aは、事前決済済みの客が操作する携帯端末10Aに限られる。本実施の形態における入店通知受付部221は、入店を示す通知の携帯端末10AのMACアドレスと事前決済時に受信した携帯端末10AのMACアドレスとの照合により、入店した客を特定する。
本実施の形態における入店客撮像制御部222は、入店の通知が受信された場合、出入り口から入店する客の顔画像を撮像するようにカメラ26が撮像する向きを制御する。この制御により、入店を通知した携帯端末10Aを所持する客の顔画像が撮像される。
なお、入店する客の顔画像を撮像する専用カメラがある場合、入店客撮像制御部222は、入店の通知を受けた時点に該当する専用カメラが撮像した顔画像の取り込みを指示する。
店内のカメラ26で撮像された顔画像は、顔画像登録部212により記憶部230に記憶される。
<携帯端末の構成>
図11は、実施の形態2で使用する携帯端末10Aの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図11には、図4との対応部分に対応する符号を付して示している。
実施の形態2で用いる携帯端末10Aは、端末全体の動作を制御する制御部110と、外部装置との通信に用いられる通信部120と、事前決済中のユーザ(すなわち客)の顔画像の撮像に用いられるカメラ130と、表示部と操作部が一体化された表示操作部140と、データ等の記憶に用いられる記憶部150と、GPS受信機160とを備えている。
図11の場合、GPS受信機160が追加の構成である。GPS受信機160は、GPS衛星が発するGPS電波を屋外で受信するデバイスである。もっとも、GPS受信機160による測位は、基本的に屋外でしか使用できない。このため、GPS受信機160による測位は、事前決済した飲食店が郊外にある場合に主に用いられる。
図11に示す携帯端末10Aを構成する制御部110で実行される機能の一部は、実施の形態1と異なっている。
図11に示す制御部110には、顔画像登録部112(図4参照)に代えて、自端末の位置を測定する機能(位置測定部113)と事前決済を行った飲食店への入店を店側に通知する機能(入店通知部114)が設けられる点で実施の形態1と相違する。
本実施の形態における位置測定部113は、GPS受信機160による測位の結果と、携帯端末10Aの周囲に存在する複数のWiFiアクセスポイントからの電波を使用するWiFi測位の結果を使用して自装置の位置を測定する。複数のWiFiアクセスポイントからの電波の受信には、通信部120が使用される。なお、屋外では、WiFi測位の結果が、GPS電波による測位の補完に用いられる。一方、屋内では、WiFi測位の結果が自装置の位置として用いられる。
この他、位置測定部113による測位には、複数の発信源から送信されるBluethooth信号を用いる測位方法を使用してもよい。
いずれの場合も、三点測位により携帯端末10Aの位置を特定する。
本実施の形態における入店通知部114は、位置測定部113で測定された位置と事前決済された飲食店の位置との照合により該当する飲食店への入店を判定する。
図12は、入店を通知する事例と入店を通知しない事例を説明する図である。図12に示す矩形36は、事前決済した飲食店の外壁の位置を示している。なお、矩形36の内側には、7つのテーブルA〜Gとレジカウンタが配置されている。
また、図中に示す人形のアイコン37A及び37Bは、それぞれ事前決済を行った客を表している。
アイコン37Aは、出入り口に対して平行に移動している。この場合、客は、飲食店に入店するのではなく店先を通り過ぎている。このため、携帯端末10Aは、入店を店側に通知しない。
一方のアイコン37Bは、出入り口の方向に向かって移動している。このため、携帯端末10Aは、入店を店側に通知する。なお、飲食店の位置として、出入り口の位置が指定されていることが望ましい。出入り口の位置が不明確である場合には、入店後に、携帯端末10Aから入店を通知するビーコン等を予め定めた期間送信させ、ビーコンの発信源の位置をカメラ26で撮像させてもよい。
<処理動作>
図13は、実施の形態2で説明する支払状態提示システム1Aで実行される処理動作の概要を説明する図である。なお、図中のSはステップの意味である。
図13には、図5との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態の場合も、支払状態提示システム1Aを構成する飲食店での飲食に際し、事前決済を希望するユーザ(すなわち客)は、携帯端末10Aの決済アプリを起動する(ステップ1)。
次に、携帯端末10Aは、事前決済に必要な情報を受け付けて送信する(ステップ21)。
事前決済に必要な情報を受信した管理サーバ21Aは、決済処理を実行し、注文を受け付ける(ステップ4)。
一方、事前決済に必要な情報を送信した携帯端末10Aは、自装置の位置が事前決済した飲食店かを判定する(ステップ22)。自装置の位置が該当する飲食店にある場合、携帯端末10Aは、管理サーバ21Aに対して入店を通知する(ステップ23)。
入店の通知を受信すると、管理サーバ21Aは、カメラ26に対し、入店した客の顔画像の撮像を指示する(ステップ24)。
指定を受け付けたカメラ26は、入店した客の顔画像を撮像する(ステップ25)。撮像された顔画像は、カメラ26から管理サーバ21Aに送信される。
以後の処理動作は、実施の形態1と同様である。
すなわち、管理サーバ21Aは、受信した顔画像を登録する(ステップ5)。また、管理サーバ21Aは、顔画像に付随して、顔画像の特徴量も登録する。
続いて、管理サーバ21Aは、登録された顔画像の特徴量と店内画像を照合し(ステップ6)、決済済みの客の店内における位置を特定する(ステップ7)。
決済済みの客の店内における位置が特定されると、管理サーバ21Aは、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面を生成し(ステップ8)、表示装置23に出力する。
この結果、表示装置23は、店内の客毎に決済の情報を提示する(ステップ9)。
また、未払いの客の店からの退出を検出した場合、管理サーバ21Aは、未払い者の退出を通知する(ステップ10)とともに、自動ドア28(図9参照)を閉状態に制御する(ステップ11)。
<実施の形態3>
<システムの構成>
図14は、実施の形態3で使用する支払状態提示システム1Bの概略構成を例示する図である。図14には、図1との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態における支払状態提示システム1Bでは、客の顔画像を用いずに、事前決済済みの客の店内における位置を特定する点で、実施の形態1と異なっている。
なお、支払状態提示システム1Bは、携帯端末10Bと店舗内システム20Bとで構成され、携帯端末10Bと店舗内システム20Bはインターネット30を介して接続される。
図14に示す店舗内システム20Bには、カメラ26(図1参照)に代えて、複数の無線電波受信センサ29が配置されている。無線電波受信センサ29は、携帯端末10Bが送信するWiFi電波やBluethooth電波を受信するセンサであり、通信に使用される他、測位にも使用される。無線電波受信センサ29は、通信装置の一例である。
本実施の形態の場合、カメラ26の設置は任意である。
<管理サーバの構成>
図15は、実施の形態3で使用する管理サーバ21Bの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図15には、図2との対応部分に対応する符号を付して示している。
図15に示す管理サーバ21Bの場合、実施の形態1で用いた制御部210の機能に、携帯端末10Bから送信されるWiFi電波やBluethooth電波を受信する各無線電波受信センサ29の受信強度により、携帯端末10Bが存在する店内の位置を測定する機能(端末位置測位部231)が追加されている。一方で、管理サーバ21Bからは、実施の形態1で用いた制御部210の機能のうち、顔画像登録部212(図2参照)と店内画像取得部213(図2参照)が取り除かれている。
本実施の形態における端末位置測位部231は、複数の無線電波受信センサ29で受信されたWiFi電波やBluethooth電波に含まれる携帯端末10BのMACアドレスを使用して、店内における携帯端末10Bの位置を測位する。
端末位置測位部231による測位の対象には、事前決済済みの客の携帯端末10Bだけでなく、事前決済していない客の携帯端末10Bも含まれる。
端末位置測位部231は、MACアドレスに対応する位置情報を客位置特定部214に与える。
本実施の形態における客位置特定部214は、事前決済の際に取得したMACアドレスに対応する位置情報を事前決済済みの客の位置として特定する。
<携帯端末の構成>
図16は、実施の形態3で使用する携帯端末10Bの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図16には、図4との対応部分に対応する符号を付して示している。
実施の形態3で用いる携帯端末10Bは、端末全体の動作を制御する制御部110と、外部装置との通信に用いられる通信部120と、表示部と操作部が一体化された表示操作部140と、データ等の記憶に用いられる記憶部150とを備えている。
本実施の形態の場合、カメラ130(図4参照)は不要である。もっとも、事前決済済みの客の顔画像の登録に用いるためのカメラは不要という意味であり、携帯端末10Bにカメラを備えてもよい。
図16に示す携帯端末10Bの場合、制御部110で実行される機能は、事前決済処理部111だけでよい。すなわち、実施の形態1で用いた顔画像登録部112(図4参照)は不要である。
<処理動作>
図17は、実施の形態3で説明する支払状態提示システム1Bで実行される処理動作の概要を説明する図である。なお、図中のSはステップの意味である。
図17には、図5との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態の場合も、支払状態提示システム1Bを構成する飲食店での飲食に際し、事前決済を希望するユーザ(すなわち客)は、携帯端末10Bの決済アプリを起動する(ステップ1)。
次に、携帯端末10Bは、事前決済に必要な情報を受け付けて送信する(ステップ31)。
事前決済に必要な情報を受信した管理サーバ21Bは、決済処理を実行し、注文を受け付ける(ステップ4)。
なお、事前決済に必要な情報を送信した携帯端末10Bは、無線接続が可能なアクセスポイントを探索する目的や無線接続されたアクセスポイントとの通信のため、事前決済の処理とは関係なく無線電波を常に又は周期的に送信している。
店舗内システム20Bに配置された無線電波受信センサ29は、携帯端末が発する無線電波を受信すると(ステップ32)、MACアドレスを取得する(ステップ33)。取得されたMACアドレスや電波の強度は、無線電波受信センサ29から管理サーバ21Bに通知される。
管理サーバ21Bは、通知を受けたMACアドレス毎に携帯端末の店内の位置を特定する(ステップ34)。
この後、管理サーバ21Bは、事前決済の際に取得したMACアドレスとの照合により、決済済みの客の店内における位置を特定する(ステップ7)。
決済済みの客の店内における位置が特定されると、管理サーバ21Bは、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面を生成し(ステップ8)、表示装置23に出力する。
この結果、表示装置23は、店内の客毎に決済の情報を提示する(ステップ9)。
また、未払いの客の店からの退出を検出した場合、管理サーバ21Bは、未払い者の退出を通知する(ステップ10)とともに、自動ドア28(図9参照)を閉状態に制御する(ステップ11)。
<実施の形態4>
<システムの構成>
図18は、実施の形態4で使用する支払状態提示システム1Cの概略構成を例示する図である。図18には、図1との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態における支払状態提示システム1Cも、客の顔画像を用いずに、事前決済済みの客の店内における位置を特定する。
支払状態提示システム1Cは、携帯端末10Cと店舗内システム20Cとで構成され、携帯端末10Cと店舗内システム20Cはインターネット30を介して接続される。
図18に示す店舗内システム20Cの場合、各テーブル又は各座席に、端末情報リーダ40が配置されている。端末情報リーダ40の通信方式には、NFC(=Near Field Communication)やBLE(=Bluetooth LE)を使用する。通信方式にBLEを採用する場合には、通信距離が隣の座席の端末情報リーダ40と重ならないように電波の強度を調整する。例えば通信距離は、数センチメートルから十数センチ程度に調整される。
本実施の形態の場合、携帯端末10Cとの間で近接通信が成立した端末情報リーダ40の位置が店内における客の位置として特定される。端末情報リーダ40は、読取装置の一例である。
図19は、端末情報リーダ40の配置例を説明する図である。図19に示す矩形36は、事前決済した飲食店の外壁に対応する。なお、矩形36の内側には、7つのテーブルA〜Gとレジカウンタが配置されている。また、各テーブルには4つずつ座席番号が割り振られている。従って、店内には28個の座席番号が割り振られている。
<管理サーバの構成>
図20は、実施の形態4で使用する管理サーバ21Cの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図20には、図2との対応部分に対応する符号を付して示している。
図20に示す管理サーバ21Cの場合、実施の形態1で用いた制御部210の機能に、携帯端末10C(=図18参照)からMACアドレスを読み出すことに成功した端末情報リーダ40の位置を携帯端末10Cの位置として特定する機能(端末位置特定部241)が追加されている。一方で、管理サーバ21Cからは、実施の形態1で用いた制御部210の機能のうち、顔画像登録部212(図2参照)と店内画像取得部213(図2参照)が取り除かれている。
本実施の形態における端末位置特定部241は、事前決済済みの客の携帯端末10Cだけでなく、事前決済していない客の携帯端末10Cとも通信し、通信が成立した携帯端末10CからMACアドレスを読み出す。
端末位置特定部241は、MACアドレスに対応する位置情報を客位置特定部214に与える。
本実施の形態における客位置特定部214は、事前決済の際に取得したMACアドレスに対応する位置情報を事前決済済みの客の位置として特定する。
<携帯端末の構成>
図21は、実施の形態4で使用する携帯端末10Cの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図21には、図4との対応部分に対応する符号を付して示している。
実施の形態4で用いる携帯端末10Cは、端末全体の動作を制御する制御部110と、外部装置との通信に用いられる通信部120と、表示部と操作部が一体化された表示操作部140と、データ等の記憶に用いられる記憶部150とを備えている。
本実施の形態の場合も、カメラ130(図4参照)は不要である。
図21に示す携帯端末10Cの場合、制御部110で実行される機能は、事前決済処理部111だけでよい。
なお、通信部120には、前述したように、NFCやBLEに対応する通信モジュールが用いられる。
<処理動作>
図22は、実施の形態4で説明する支払状態提示システム1Cで実行される処理動作の概要を説明する図である。なお、図中のSはステップの意味である。
図22には、図5との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態の場合も、支払状態提示システム1Cを構成する飲食店での飲食に際し、事前決済を希望するユーザ(すなわち客)は、携帯端末10Cの決済アプリを起動する(ステップ1)。
次に、携帯端末10Cは、事前決済に必要な情報を受け付けて送信する(ステップ41)。
事前決済に必要な情報を受信した管理サーバ21Cは、決済処理を実行し、注文を受け付ける(ステップ4)。
本実施の形態の場合、客が座席に着席すると、携帯端末10Cとの通信に成功した端末情報リーダ40が携帯端末10CのMACアドレスを取得する(ステップ42)。読み取られたMACアドレスは、端末情報リーダ40から管理サーバ21Cに与えられる。
管理サーバ21Cは、MACアドレスを読み取った端末情報リーダの位置を特定する(ステップ43)。
この後、管理サーバ21Cは、事前決済の際に取得したMACアドレスとの照合により、決済済みの客の店内における位置を特定する(ステップ7)。
決済済みの客の店内における位置が特定されると、管理サーバ21Cは、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面を生成し(ステップ8)、表示装置23に出力する。
この結果、表示装置23は、店内の客毎に決済の情報を提示する(ステップ9)。
また、未払いの客の店からの退出を検出した場合、管理サーバ21Cは、未払い者の退出を通知する(ステップ10)とともに、自動ドア28(図9参照)を閉状態に制御する(ステップ11)。
<実施の形態5>
<システムの構成>
図23は、実施の形態5で使用する支払状態提示システム1Dの概略構成を例示する図である。図23には、図1との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態における支払状態提示システム1Dも、客の顔画像を用いずに、事前決済済みの客の店内における位置を特定する。
支払状態提示システム1Dは、携帯端末10Dと店舗内システム20Dとで構成され、携帯端末10Dと店舗内システム20Dはインターネット30を介して接続される。
図23に示す店舗内システム20Dの場合、各テーブル又は各座席には、それぞれの位置情報を示すQRコード(登録商標)が配置されている。
本実施の形態の場合、入店した客が携帯端末10Dを用いて着席しているテーブル又は座席のQRコードを読み取ることで、着席しているテーブル又は座席の位置情報が携帯端末10Dに取り込まれる。本実施の形態における携帯端末10Dは、取り込んだ位置情報を無線通信により管理サーバ21Dに通知する。管理サーバ21は、通知された位置情報を用い、事前決済済みの客の位置を特定する。
図24は、店内の位置情報を示すQRコード41の配置例を説明する図である。ここでのQRコード41は、読取コードの一例である。
図24に示す矩形36は、事前決済した飲食店の外壁に対応する。なお、矩形36の内側には、7つのテーブルA〜Gとレジカウンタが配置されている。また、各テーブルには4つずつ座席番号が割り振られている。従って、店内には28個の座席番号が割り振られている。
図24の場合、QRコード41は、28個の座席について1つずつ配置される。
<管理サーバの構成>
図25は、実施の形態5で使用する管理サーバ21Dの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図25には、図2との対応部分に対応する符号を付して示している。
図25に示す管理サーバ21Dの場合、実施の形態1で用いた制御部210の機能に、座席のQRコードから読み取った位置情報を用いて携帯端末10Dの位置を特定する機能(端末位置特定部251)が追加されている。一方で、管理サーバ21Dからは、実施の形態1で用いた制御部210の機能のうち、顔画像登録部212(図2参照)と店内画像取得部213(図2参照)が取り除かれている。
本実施の形態における端末位置特定部251も、事前決済済みの客の携帯端末10Dだけでなく、事前決済していない客の携帯端末10Dとも通信し、通信が成立した携帯端末10DからMACアドレスを読み出す。なお、事前決済済みの客の携帯端末10Dには、事前決済時に、来店時にQRコード41を読み取るように案内が表示されるのに対し、
事前決済していない客の携帯端末10Dにはこの種の案内は表示されない。このため、来店時にQRコード41の読み取りに用いられるのは、事前決済済みの客の携帯端末10Dの可能性が高い。
端末位置特定部251は、MACアドレスに対応する位置情報を客位置特定部214に与える。
本実施の形態における客位置特定部214は、事前決済の際に取得したMACアドレスに対応する位置情報を事前決済済みの客の位置として特定する。
<携帯端末の構成>
図26は、実施の形態5で使用する携帯端末10Dの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図26には、図4との対応部分に対応する符号を付して示している。
実施の形態5で用いる携帯端末10Dは、端末全体の動作を制御する制御部110と、外部装置との通信に用いられる通信部120と、QRコードの読み取りに使用されるカメラ130と、表示部と操作部が一体化された表示操作部140と、データ等の記憶に用いられる記憶部150とを備えている。
もっとも、カメラ130は、QRコードの読み取り専用である必要はない。
図26に示す携帯端末10Dを構成する制御部110で実行される機能の一部は、実施の形態1と異なっている。
図26に示す制御部110には、顔画像登録部112(図4参照)に代えて、QRコード41(図24参照)から情報を読み取る機能(QRコードリーダ115)とQRコード41から読み取った位置情報を管理サーバ21D(図24参照)に送信する機能(読み取り位置送信部116)が設けられる点で実施の形態1と相違する。
<処理動作>
図27は、実施の形態5で説明する支払状態提示システム1Dで実行される処理動作の概要を説明する図である。なお、図中のSはステップの意味である。
図27には、図5との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態の場合も、支払状態提示システム1Dを構成する飲食店での飲食に際し、事前決済を希望するユーザ(すなわち客)は、携帯端末10Dの決済アプリを起動する(ステップ1)。
次に、携帯端末10Dは、事前決済に必要な情報を受け付けて送信する(ステップ51)。
事前決済に必要な情報を受信した管理サーバ21Dは、決済処理を実行し、注文を受け付ける(ステップ4)。
本実施の形態の場合、客が座席に着席した後に、座席に配置されているQRコード41をカメラ130(図26参照)で撮像する。撮像されたQRコード41の画像は、QRコードリーダ115(図26参照)に与えられる。
続いて、携帯端末10Dでは、QRコードリーダ115が座席のQRコード41から位置情報を読み取る(ステップ52)。
その後、携帯端末10Dは、管理サーバ21Dに対し、読み取った位置情報とMACアドレスを送信する(ステップ53)。
一方、管理サーバ21Dは、受信した位置情報により、QRコード41を読み取った客が着席している位置を特定する(ステップ54)。この時点で特定される客の位置は、事前決済済みの客の位置とは限らない。
この後、管理サーバ21Dは、受信したMACアドレスを用い、決済済みの客の店内の位置を特定する(ステップ7)。
決済済みの客の店内における位置が特定されると、管理サーバ21Dは、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面を生成し(ステップ8)、表示装置23に出力する。
この結果、表示装置23は、店内の客毎に決済の情報を提示する(ステップ9)。
また、未払いの客の店からの退出を検出した場合、管理サーバ21Dは、未払い者の退出を通知する(ステップ10)とともに、自動ドア28(図9参照)を閉状態に制御する(ステップ11)。
<実施の形態6>
<システムの構成>
図28は、実施の形態6で使用する支払状態提示システム1Eの概略構成を例示する図である。図28には、図1との対応部分に対応する符号を付して示している。
支払状態提示システム1Eは、店舗内システム20Eで構成されている。
本実施の形態における支払状態提示システム1Eは、実施の形態2と同じく、客の顔画像を入店時に登録し、事前決済済みの客の店内における位置を特定する。
ただし、本実施の形態の場合、携帯端末10(図1参照)による事前決済は行わず、店の出入り口に設けられる券売機50による購入時に客の顔画像を撮像する。もっとも、実施の形態1の場合のように、携帯端末10を用いた事前決済の際に顔画像を撮像して管理サーバ21Eに送信することも可能である。
以下の説明では、券売機50でのみ顔画像を撮像する場合について説明する。
なお、本実施の形態は、券売機50によるチケットの購入が前提となる時間帯と座席での注文を受け付ける時間帯とが混在する場合を想定している。券売機50は、券売装置の一例である。
<券売機の構成>
図29は、券売機50の外観構成の一例を説明する図である。図29に示す券売機50は、縦長のボックス形状であり、その正面の上部には、表示操作部501が配置されている。
表示操作部501は、例えばタッチパネルで構成される。表示操作部501には、注文が可能な料理の画像や名称、注文する料理を選択するためのボタン等が表示される。
図29に示す券売機50の場合、表示操作部501に表示部と操作部が統合されているが、表示部と操作部は別々に設けることも可能である。
表示操作部501の下部には、硬貨投入口502と、紙幣投入口503と、取消ボタン504と、レシートやチケットの取出口505と、紙幣出金口506と、硬貨返却口507と、カードリーダ508とが設けられている。
また、表示操作部501の上部には、表示操作部501を操作する客を撮像するためのカメラ509が設置されている。図29の場合、カメラ509は、表示操作部501の上部に設置されているが、表示操作部501の周辺に取り付けることも可能である。
図30は、券売機50の機能上の構成の一例を説明する図である。
図30に示す券売機50は、表示操作部501と、取消ボタン504と、カードリーダ508と、カメラ509と、スピーカ510と、プリンタ511と、貨幣処理部512と、通信部513と、記憶部514と、制御部515とを有している。
因みに、取消ボタン504は、入金の取消に用いられる。
カードリーダ508は、電子マネーの情報を記録したカードやクレジットカードを用いた電子決済に用いられる。本実施の形態におけるカードリーダ508は、スマートフォンを用いた決済にも対応する。
スピーカ510は、音声案内の出力等に用いられる。
プリンタ511は、決済の控えであるレシートや購入した料理のチケットの印刷に使用される。プリンタ511で印刷されたレシートやチケット等は取出口505(図29参照)から排出される。
貨幣処理部512は、硬貨投入口502と、紙幣投入口503と、紙幣出金口506と、硬貨返却口507の動きを管理する。
通信部513は、管理サーバ21E(図28参照)との通信に用いられる。
記憶部514は、例えばハードディスク装置や不揮発性の半導体メモリで構成される。記憶部514には、決済処理に関するデータ等が記憶される。
制御部515は、券売機50の全体を制御するコンピュータであり、不図示のCPU、ROM、RAMで構成される。制御部515は、プログラムの実行を通じて、決済処理部515A及び顔画像撮像制御部515Bとして機能する。
決済処理部515Aは、現金による決済や電子決済を実行する。具体的には、決済が終了した場合、決済処理部515Bは、プリンタ511を通じて、レシートやチケットを出力させる。
顔画像撮像制御部515Bは、購入する料理のボタンを操作する客の顔画像の撮像をカメラ509に指示する。撮像された顔画像は、通信部513を通じて管理サーバ21E(図28参照)に送信される。
<管理サーバの構成>
図31は、実施の形態6で使用する管理サーバ21Eの構成を説明するブロック図の一例を示す図である。図26には、図2との対応部分に対応する符号を付して示している。
図31に示す管理サーバ21Eの内部構成は、実施の形態1で用いた管理サーバ21(図2参照)と基本的に同じである。
違いは、顔画像登録部212が登録する顔画像が券売機50(図28参照)で撮像され与えられる点だけである。
図32は、決済情報DB234のデータ構造の一例を説明する図である。図32には、図3との対応部分に対応する符号を付して示している。
図32に示す決済情報DB234には、注文毎に、決済方法、注文メニュー、支払い済みの客の顔画像、支払い済み金額、座席番号が記録される。本実施の形態の場合、注文に券売機50(図28参照)を用いるため、図3の場合のようにMACアドレスの欄は設けられていない。
例えば1行目の注文は、事前決済の事例である。この注文の決済方法は券売機であり、注文メニューはカレーライスである。また、注文に対応付けて、男性の顔画像が登録されている。また、支払済み金額は800円である。なお、座席番号は#1であるが、この番号は、管理サーバ21Eが特定した番号である。
なお、2行目の注文も、事前決済の事例である。
3行目の注文は、後払いの事例である。図32の場合、注文メニューはラーメンである。なお、3行目の注文の場合、顔画像の登録はなく、支払い済み金額もない。3行目の注文は、座席番号の#6に紐付けられている。この座席番号は、注文受付端末22から入力される。
4行目の注文も、後払いの事例である。注文メニューはコーヒーである。なお、注文受付端末22から入力された座席番号は#1である。座席番号が#1の客が店内から退出していない場合、コーヒーは、追加の注文であることが分かる。
<処理動作>
図33は、実施の形態6で説明する支払状態提示システム1Eで実行される処理動作の概要を説明する図である。なお、図中のSはステップの意味である。
図33には、図5との対応部分に対応する符号を付して示している。
本実施の形態の場合、券売機50は客による発券の操作を受け付ける(ステップ61)。
発券の操作を検知した券売機50は、顔画像の撮像を実行する(ステップ62)。顔画像を撮像するタイミングは、券売機50の前に客が立った時点、客が硬貨や紙幣を投入した時点、電子マネーで決済する時点のいずれでもよい。もっとも、他の時点でもよい。
顔画像を撮像すると、券売機50は、管理サーバ21Eに顔画像等を送信する(ステップ63)。管理サーバ21Eに送信される情報には、注文の情報が含まれてもよい。もっとも、購入時に出力されたチケットを店員に渡すことで注文を受け付ける場合には、券売機50から管理サーバ21Eに注文の情報を送信しなくてもよい。
本実施の形態の場合、管理サーバ21Eは、受信した顔画像を登録する(ステップ5)。顔画像が登録されるのは、決済済みの客の顔画像だけである。なお、顔画像に付随して、顔画像の特徴量も登録される。
店舗内システム20Eのカメラ26は、管理サーバ21Eに対し、常に店内の画像(以下「店内画像」という)を送信している。
管理サーバ21Eは、登録された顔画像の特徴量と店内画像を照合する(ステップ6)。照合は、繰り返し実行される。
管理サーバ21Eは、顔画像の特徴量が一致する客が見つかった位置により、決済済みの客の店内における位置を特定する(ステップ7)。
決済済みの客の店内における位置が特定されると、管理サーバ21Cは、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面を生成し(ステップ8)、表示装置23に出力する。
この結果、表示装置23は、店内の客毎に決済の情報を提示する(ステップ9)。
また、未払いの客の店からの退出を検出した場合、管理サーバ21Eは、未払い者の退出を通知する(ステップ10)とともに、自動ドア28(図9参照)を閉状態に制御する(ステップ11)。
<画面例等>
以下では、決済済みの客の店内における位置等を提示する画面の例や関連する制御の例を説明する。
図34は、実施の形態6の表示装置23に表示される店内マップ23Bの一例を説明する図である。図34には、図6との対応部分に対応する符号を付して示している。
図34に示す画面の例は、店内マップ23Bを、例えばタブレット型の表示装置23に表示する場合に用いられる。
図34の場合も、店内には、7個のテーブルがあり、それぞれに4つの座席が設けられ、テーブル番号としてA〜Gが表示されている。また、座席番号として#1〜#28が表示されている。図中、客の位置は丸印で表されている。
店内マップ23Bの場合、出入り口の近くに券売機50が配置されている。また、店内マップ23Bでは、券売機で購入済みとの注釈が表示されている。
図35は、実施の形態6の表示装置23に表示される情報の表示例を説明する図である。図35には、図7との対応部分に対応する符号を付して示している。図35に示す情報の表示も、表示装置23がスマートグラスの場合に用いられる。
図35の吹き出し内の表示は、スマートグラスを装着している店員に見えている店内の様子を表している。見え方は、実施の形態1と同じである。
本実施の形態の場合、記号31Eは、券売機50で購入済みの客であることを示している。記号31Eの表示には、例えば赤色が用いられる。
記号32Eは、券売機50で購入済みの客であるが、追加注文分は未払いであることを示している。記号32Eの表示には、例えば青色が用いられる。
記号33Eは、後払いの客であることを示している。記号33Eの表示には、例えば赤色が用いられる。
なお、レジカウンタでの支払いがある客か否かで表示色を変更してもよい。
図36は、実施の形態6の表示装置23に表示される情報の他の表示例を説明する図である。図36には、図35との対応部分に対応する符号を付して示している。
図35に示す表示例では、携帯端末10(図1参照)による事前決済を想定していないが、実施の形態1と同様に携帯端末10による事前決済を本実施の形態の仕組みに組み合わせることも可能である。
なお、携帯端末10を用いた事前決済を本実施の形態の仕組みに組み合わせる場合には、携帯端末10による顔画像の登録が本実施の形態における処理と並行して実行される。
図36の場合、事前決済の情報の表示も追加されている。
記号34Eは、事前決済済みの客であることを示している。記号34Eの表示には、例えば青色が用いられる。
記号35Eは、事前決済済みの客であるが、追加注文分は未払いであることを示している。記号35Eの表示にも、例えば青色が用いられる。
記号の種類や表示に用いる色の種類は、店側が設定可能である。
なお、記号の種類や表示に用いる色の種類が増加すると、店員による判断も難しくなる。そこで、後払い又は未払いがある客の表示色を同じにしてもよい。
1、1A、1B、1C、1D、1E…支払状態提示システム、10、10A、10B、10C、10D…携帯端末、20、20A、20B、20C、20D、20E…店舗内システム、21、21A、21B、21C、21D、21E…管理サーバ、22…注文受付端末、23…表示装置、40…端末情報リーダ、50…券売機

Claims (14)

  1. 店舗を訪れる客の支払の状態を提示する支払状態提示システムであって、
    前記店舗から提供されるサービス又は商品に関する決済を事前に行う事前決済装置と、
    事前に決済を行った前記客の位置を特定する位置特定装置と、
    前記位置特定装置により特定された前記客の位置と当該客の決済の情報とに応じた出力を行う出力装置と、
    を有することを特徴とする支払状態提示システム。
  2. 管理装置及び通信装置を更に有し、
    前記事前決済装置は、前記客が保有する携帯端末であって、
    前記管理装置は、前記通信装置を介して前記携帯端末と通信し、
    前記携帯端末には、前記店舗から提供されるサービス又は商品に関する決済を事前に行うアプリケーションプログラムがインストールされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の支払状態提示システム。
  3. 前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗内を撮像する撮像装置であって、
    前記携帯端末は、撮像部を有しており、
    前記携帯端末は、決済に対応して前記撮像部によって撮像された前記客の顔画像に関する情報を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、受信した前記顔画像に関する情報と前記撮像装置が撮像した前記店舗内の画像とに基づいて、当該店舗内における前記客の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システム。
  4. 前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗内を撮像する撮像装置であって、
    前記携帯端末は、位置測定部を有しており、
    前記携帯端末は、前記位置測定部により自端末が前記店舗の入り口に対応する位置の範囲内にあることを検出した場合、前記管理装置にその旨を伝える信号を送信し、
    前記管理装置は、前記携帯端末から前記信号を受信した場合、前記撮像装置に前記店舗の入り口を撮像させ、撮像された前記客の顔画像に関する情報と当該撮像装置が撮像した当該店舗内の画像とに基づいて、当該店舗内における当該客の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システム。
  5. 前記位置特定装置は、前記携帯端末であって、
    前記管理装置は、前記通信装置が受信する前記携帯端末からの電波に応じて、前記店舗内における前記客の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システム。
  6. 前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗の複数の座席の各々に対応して設けられた読取装置であって、
    前記管理装置は、前記携帯端末から前記決済の情報を読み取った前記読取装置に紐付けられている位置の情報に応じて、前記店舗内における前記客の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システム。
  7. 前記携帯端末は、撮像部を有しており、
    前記位置特定装置は、前記携帯端末及び前記店舗の複数の座席の各々に対応して設けられた読取コードであって、
    前記撮像部は、一つの前記読取コードを読み取り、読み取られた当該読取コードに対応する位置の情報に応じて、前記店舗内における前記客の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の支払状態提示システム。
  8. 前記事前決済装置は、前記店舗が提供するサービス又は商品に関するチケットを販売する券売装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の支払状態提示システム。
  9. 管理装置を更に有し、
    前記位置特定装置は、前記券売装置が備える撮像部及び前記店舗内を撮像する撮像装置であって、
    前記券売装置の前記撮像部は、当該券売装置における決済に応じて前記客の顔を撮像し、
    前記管理装置は、前記撮像装置が撮像した前記店舗内の画像と前記客の顔画像に関する情報とに基づいて、当該店舗内における当該客の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の支払状態提示システム。
  10. 前記出力装置は、前記位置特定装置で特定された前記客の位置と前記決済の情報とを表示する表示装置である
    ことを特徴とする請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の支払状態提示システム。
  11. 前記表示装置は、前記位置特定装置で特定された前記客の位置の表示の形態を、当該位置特定装置で特定された当該客以外の客の位置の表示の形態と区別する、請求項10に記載の支払状態提示システム。
  12. 事前に決済を行った前記客に対応する前記決済の情報に、決済が終わっていない他のサービス又は他の商品が追加された場合、前記表示装置は、当該客の位置の表示を他の客の位置の表示と区別する、請求項11に記載の支払状態提示システム。
  13. 前記出力装置は、前記位置特定装置で特定された客以外の客が決済せずに前記店舗から出ようとした場合に警報を出力する警報装置である
    ことを特徴とする請求項3、4及び9のうちのいずれか1項に記載の支払状態提示システム。
  14. 前記出力装置からの前記出力を受信するドア装置を更に有し、
    前記出力装置は、前記位置特定装置で特定された客以外の客が決済せずに前記店舗から出ようとした場合、前記ドア装置を閉状態に維持する信号を出力する信号出力装置である
    ことを特徴とする請求項3、4及び9のうちのいずれか1項に記載の支払状態提示システム。
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