JP2016181100A - 情報処理システム、商品登録装置、精算装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2には、POS(Point Of Sale)端末などの売上データを取引毎に登録処理する売上データ処理装置の一例が記載されている。特許文献2の装置は、商品バーコードを読み込み、レジ端末で締めキーが入力されたときに、顧客の顔を撮像し、撮影画像を生成する。この撮像タイミングは、顧客が支払い金額を確認するときであるため、正面から顧客の顔を撮像できる。そして、この顔画像から顧客を特定し、購買情報を紐づけ、顧客分析に活用することが記載されている。
第一の側面に係る情報処理システムは、
顧客の生体情報を取得する第1の生体情報取得手段と、
商品登録装置による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、前記第1の生体情報取得手段により取得された前記顧客の生体情報を、前記商品登録装置により前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する登録手段と、
精算装置の利用者の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、
前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、前記第2の生体情報取得手段により取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する精算情報取得手段と、
前記精算装置を用いて、取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う精算制御手段と、
を有する。
第二の側面に係る商品登録装置は、
顧客の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、前記生体情報取得手段により取得された前記顧客の生体情報を、前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する登録手段と、
を有する。
第三の側面に係る精算装置は、
利用者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
商品登録装置により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、前記生体情報取得手段により取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する精算情報取得手段と、
取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う精算制御手段と、
を有する。
第四の側面に係る情報処理方法は、
情報処理装置が、
顧客の生体情報を取得し、
商品登録装置による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された前記顧客の生体情報を、前記商品登録装置により前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録し、
精算装置の利用者の生体情報を取得し、
前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得し、
前記精算装置を用いて、取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う、
ことを含む。
このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、商品登録装置上で、その制御方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。さらに、このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、精算装置上で、その制御方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。さらに、このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、サーバ装置上で、その制御方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。
[システム構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システム1のハードウェア構成例を概念的に示す図である。
本実施形態の情報処理システム1は、レジ処理の一部である精算処理を商品登録装置とは別に設けられた精算装置で行うPOSレジシステムである。
本実施形態における情報処理システム1は、商品登録装置10および精算装置20を有する。商品登録装置10は、店員の操作に応じて精算対象の商品を登録する処理を行い、登録された商品の精算情報を精算装置20に送信する。精算装置20は、顧客の操作に伴い、商品登録装置10から受信した精算情報に基づく精算処理を行う。各装置の具体的な処理内容については後述する。
なお、本明細書の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
図2は、本実施形態における情報処理システム1の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
情報処理システム1は、第1生体情報取得部102と、登録部104と、第2生体情報取得部122と、精算情報取得部124と、精算制御部126と、を含む。
図2の情報処理システム1の各ユニットは、たとえば、図1の商品登録装置10または精算装置20の少なくともいずれかのCPU2によりメモリ3に格納されるプログラム(不図示)が実行されることにより実現される。また、当該プログラムは、たとえば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体やネットワーク上の他のコンピュータから通信ユニット4を介してインストールされ、メモリ3に格納されてもよい。また、情報処理システム1は、図2に示されていない他の処理部を有してもよい。
登録部104は、商品登録装置10による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、第1生体情報取得部102により取得された顧客の生体情報を、商品登録装置10により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する。
第2生体情報取得部122は、精算装置20の利用者の生体情報を取得する。
精算情報取得部124は、精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、第2生体情報取得部122により取得された利用者の生体情報を照合し、利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報を検出し、検出された顧客の生体情報に関連付けられている精算情報を取得する。
精算制御部126は、精算装置20を用いて、取得した精算情報に基づく精算処理を行う。
本実施形態において、第1のコンピュータプログラムは、顧客の生体情報を取得する手順、商品登録装置10を実現させるためのコンピュータに、商品登録装置10による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された顧客の生体情報を、商品登録装置10により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する手順、を実行させるように記述されている。
本実施形態において、第2のコンピュータプログラムは、精算装置20を実現させるためのコンピュータに、精算装置20の利用者の生体情報を取得する手順、精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、取得された利用者の生体情報を照合し、利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報を検出し、検出された顧客の生体情報に関連付けられている精算情報を取得する手順、精算装置20を用いて、取得した精算情報に基づく精算処理を行う手順、を実行させるように記述されている。
商品登録装置10(本実施形態の情報処理システム1の各装置の配置の一例を示す図である。図では「POSレジ」と示す)と、精算装置20は、異なるエリアに配置される。商品登録装置10で商品登録された商品を持って顧客は精算装置20まで移動し、精算処理を行う。商品登録装置10と精算装置20は異なるエリアに配置されるが、顧客が商品登録装置10から精算装置20に移動がしやすいように配置されるのが好ましい。また、未精算のまま顧客が店外に出てしまわないように、商品登録装置10から精算装置20への移動ルートは、出口に進めないような工夫がなされているのが好ましい。この工夫の例については、後述する。
撮像範囲に適切に顧客または利用者を位置させて、撮像精度を上げるために、商品登録装置10または精算装置20の周囲の人物の立ち位置をガイドする方法は、特に限定されず、運用で定められてよい。たとえば、通路を区切ったり、通路の幅を調整したり、音声ガイダンス、掲示または表示等を行ったりして顧客または利用者を誘導すればよい。
人の進入が検知されたときに、カメラ8aまたはカメラ8bによる撮像動作を開始してもよい。また、カメラ8aまたはカメラ8bは、常時撮影を行っていてもよく、画像認識処理により、撮像画像内に人が検出され、所定の精度で人の顔を認識できたときに、撮像動作を行う構成としてもよい。
また、第1生体情報取得部102および第2生体情報取得部122は、カメラ8aおよびカメラ8bに対し、焦点合わせ、露出調整、または解像度の変更、あるいは、ライト等の制御を行ってもよい。
第2生体情報取得部122は、精算装置20の利用者が精算を行う前に、利用者の生体情報を取得する。たとえば、精算装置20の周囲の撮像範囲内に利用者が入ったときにその利用者の顔画像を撮像してもよい。
(1)商品情報の読み込みが終了した後、取引を確定し精算情報を生成するための合計ボタン等の操作をオペレータが行ったことを示す情報
(2)各商品の商品情報をバーコードリーダで読み込み、商品情報が生成されたことを示す情報(または生成された商品情報)
(3)重量センサによりカゴの重さを計測し、登録済みの商品が他のカゴに移されて、元のカゴから全ての商品がなくなったことをカゴの重さで検知したときに生成される情報
本実施形態において、精算情報130は、対応する顧客の生体情報と関連付けて生成される。
なお、精算情報の実体は、上述したように、精算に関する様々な情報が含まれたデータの集合である。また、生体情報の実体も、画像データ、または特徴情報の少なくともいずれか一方を含むデータの集合である。本実施形態における登録部104による、精算情報と生体情報の関連付けは、たとえば、それぞれの情報に付与される識別情報(たとえば、データの集合の配列名等)を少なくとも紐付けて1レコードとすればよい。
登録部104により生成される精算情報130は、図1の通信ユニット4を介して、商品登録装置10から精算装置20に送信される。その間、顧客は、精算装置20に移動する。
精算処理は、合計金額を顧客に提示する処理、支払い方法を顧客に選択させる処理、選択された支払い方法での支払いを受け付ける処理、釣銭を払い出す処理、レシートを出力する処理、精算完了を提示する処理を含む。当該精算処理は、レシートの要否を顧客に選択させる処理、領収書の発行の要否を顧客に選択させる処理、領収書出力処理、会員カードの読み取り処理等、一般的な精算の流れに沿う他の処理を含んでもよい。
一方、精算装置20において、精算情報取得部124が、いずれかの顧客の生体情報が利用者の生体情報と一致した時に、一致した顧客の生体情報に関連付けられている精算情報を取得する。
以下、本実施形態における情報処理システム1の動作例について図5および図6を用いて説明する。図5は、本実施形態における情報処理システム1の商品登録装置10側の動作例を示すフローチャートである。図6は、本実施形態における情報処理システム1の精算装置20側の動作例を示すフローチャートである。図示される各ステップは、たとえば、図1の各処理ユニットにより実行される。図5の商品登録装置10と図6の精算装置20の処理手順の分担は、一例であり、これらに限定されず、これらの手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。さらに、後述する実施形態では、本実施形態の情報処理方法の処理手順の少なくとも一部を、サーバ装置が実現してもよい。
本実施形態の情報処理方法は、情報処理装置(商品登録装置10または精算装置20)が、顧客の生体情報を取得し(図5のステップS101)、商品登録装置10による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで(図5のステップS103のYES)、取得された顧客の生体情報を、商品登録装置10により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録し(図5のステップS105)、精算装置20の利用者の生体情報を取得し(図6のステップS123)、精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、取得された利用者の生体情報を照合し(図6のステップS125)、利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し(図6のステップS127のYES)、検出された顧客の生体情報に関連付けられている精算情報を取得し(図6のステップS128)、精算装置20を用いて、取得した精算情報に基づく精算処理を行う(図6のステップS129)、ことを含む。
図5において、まず、店員は、商品登録装置10を操作して、顧客がレジに持ってきた商品を登録する作業を行う。このとき、商品登録装置10は、商品登録処理を行う。商品登録処理については、特に限定されず、本明細書では詳細な説明は省略する。商品登録処理が行われている間、第1生体情報取得部102が、顧客の生体情報を取得する(ステップS101)。上述したように、生体情報は、撮像装置による顧客の顔画像でもよいし、生体情報リーダ8により読み取られた他の生体情報でもよい。
そして、精算情報取得部124が、ステップS121で受信した精算情報130に関連付けられた顧客の生体情報と、ステップS123で取得した利用者の生体情報を照合する(ステップS125)。利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報が検出された場合(ステップS127のYES)、精算制御部126が、検出された顧客の生体情報に関連付けられている精算情報を取得し(ステップS128)、精算装置20を用いて、取得した精算情報に基づく精算処理を実行する(ステップS129)。ステップS127で、一致する生体情報が見つからなかった場合(ステップS127のNO)、精算処理を行わず本処理を終了してもよい。
従来技術では、商品登録装置10で商品登録処理後に、顧客に精算情報の識別情報を記録した媒体(たとえば、レシート)を渡し、顧客がその媒体を持って精算装置20まで移動し、精算装置20に媒体に記録された識別情報を読み取らせて精算処理を行っていた。そのため、レシートの紛失の恐れや、精算処理時の取り扱いに煩雑さがあった。
この構成によれば、複数フレームを利用することで、顧客の認識精度が向上する。
この構成によれば、商品情報の読込終了のタイミングで、それ以前に取得してある顧客の生体情報を精算情報に関連付けることができるので、関連付けのための操作が不要なため、オペレータへの負担がないとともに、商品情報の読み込み作業以外の作業で顧客を待たせずに済む。
この構成によれば、商品登録装置10側で複数の顧客が存在した場合に、誰かを選択して精算情報に関連付けて登録するのではなく、全員の生体情報を取得して精算情報に関連付けて登録するので、第一にオペレータに負荷がかからない。第二に、登録された複数の顧客の生体情報のうち、少なくともいずれかが精算装置20の利用者の生体情報と一致すれば、対応する顧客の生体情報の精算情報を取得でき、精算を行うことができるので、連れの中で誰でも精算処理を行うことができ、利便性が高い。
本発明の実施の形態に係る情報処理システム1は、上記実施形態とは、さらに、未精算で退出する顧客を検知する構成を有している点で相違する。
以下、本実施形態における情報処理システム1について、上記実施形態と異なる内容を中心に説明する。以下の説明では、上記実施形態と同様の内容については適宜省略する。
図7は、本実施形態における情報処理システム1の要部構成例を概念的に示す機能ブロック図である。
図7では、図2の上記実施形態の情報処理システム1の構成のうち、説明に必要な構成のみ図示してある。
情報処理システム1は、図2の情報処理システム1の構成に加え、さらに、第3生体情報取得部202と、出力部204と、を備える。
本実施形態では、上記実施形態と組み合わせた構成例について説明するが、後述する他の実施形態の構成と矛盾のない範囲で組み合わせることもできる。
本図の各処理ユニットについても、他の処理ユニットと同様に、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。プログラムについて上述したとおりである。
本実施形態の情報処理システム1は、図7の構成要素の機能を、商品登録装置10または精算装置20で分担して実現してもよいし、図示されないサーバ装置が、少なくとも一部の機能を実現してもよく、特に限定されない。
出力部204は、未精算の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、第3生体情報取得部202により取得された退出者の生体情報を照合し、一致した場合に出力を行う。
たとえば、顧客は、図のIN方向から商品登録装置10に並び、商品登録処理が済んだ後、精算装置20の方に移動して並ぶ。このとき、顧客が未精算のまま商品を持って店外へ出てしまわないように、商品登録装置10と精算装置20が設置されているエリアは、たとえば、2つのパーティションP1、P2によって他のエリアと区別され、顧客の移動ルートが形成される。さらに、このエリアからの退出方向(OUT)には、このエリアと他のエリアを隔絶するゲートGが設けられている。
出力部204は、退出者の退出経路を閉鎖する制御信号を出力してもよい。
たとえば、通常、ゲートGは開放状態にあり、未精算のままの退出者が検知された場合に、ゲートGを閉鎖するように制御されてもよい。逆に、通常、ゲートGは閉鎖状態にあり、精算済みの利用者がゲートGから退出する場合にのみ、ゲートGが開放されるように制御されてもよい。また、条件により、制御方法を替えてもよい。
商品登録装置10と精算装置20が設置されるエリアからの退出者の退出経路には、ゲートGが開閉制御可能に設置される。ゲートGの制御を出力部204により出力信号に従って行ってもよい。
本実施形態において、精算情報230は、上記実施形態で登録部104により生成された精算情報130の、対応する顧客の生体情報に、さらに、精算済みフラグが関連付けされる。
精算装置20を用いて精算処理が終了した顧客の精算情報に、精算制御部126が精算済みフラグをセットして関連付ける。商品登録装置10で生成される精算情報は、図4の構造とし、精算制御部126がさらに、精算済みフラグをセットして関連付けてもよいし、図9の構造とし、商品登録装置10で、精算済みフラグをリセットし、精算制御部126が精算済みフラグを精算後にセットしてもよい。
出力部204は、図9の精算情報に関連付けられている精算済みフラグがセットされていない未精算の精算情報に関連付けられている生体情報と、第3生体情報取得部202により取得した生体情報を照合する。そして、一致する生体情報が検出された場合、ゲートGを閉鎖する信号を出力する。
本実施形態によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、顧客が故意に、またはうっかり未精算のまま退出することを防止できる。
以下、本発明の第3の実施の形態に係る商品登録装置およびその情報処理方法について説明する。また、本実施形態は、この情報処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録した当該少なくとも1つのコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本実施形態の商品登録装置300は、顧客の生体情報を取得する生体情報取得部302と、商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、生体情報取得部302により取得された前記顧客の生体情報を、前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する登録部304と、を備える。
本発明の生体情報は、撮像装置により撮像される、顧客の顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む。さらに、生体情報は、生体情報リーダ8により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む。
生体情報取得部302が生体情報として、顧客の顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む場合、生体情報取得部302は、図8のカメラ8aから商品情報の読み込みが行われている間に撮像される顔画像を複数フレーム取得してもよい。そして、複数フレームから、顧客の生体情報を生成するための顔画像を選択してもよい。また、複数フレームから抽出される特徴情報を組み合わせて人物の識別精度を上げてもよい。このように、複数フレームを利用することで、顧客の認識精度が向上する。
登録部304は、POSレジ端末から商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報を受信し、受信したことに呼応して、精算情報に顧客の生体情報を関連付けて登録してもよい。また、精算情報は、商品登録装置300が保持していなくてもよく、POSレジ端末が、商品情報を読み込んで生成された精算情報をメモリに記憶し、登録部304が、メモリにアクセスして精算情報に顧客の生体情報を関連付けて記憶してもよい。
上述したように、コンピュータは、POSレジ端末に含まれてもよいし、POSレジ端末に接続される情報処理装置によって実現されてもよい。
図11は、本実施形態における商品登録装置300の動作例を示すフローチャートである。図11に示されるように、本実施形態における情報処理方法は、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現する情報処理装置の情報処理方法であり、前記情報処理装置に相当する商品登録装置300のような少なくとも1つのコンピュータにより実行される。たとえば、図示される各手順は、図10の商品登録装置300が有する各処理ユニットにより実行される。
以下、本発明の第4の実施の形態に係る精算装置およびその情報処理方法について説明する。また、本実施形態は、この情報処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録した当該少なくとも1つのコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本実施形態の精算装置400は、利用者の生体情報を取得する生体情報取得部402と、商品登録装置により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、生体情報取得部402により取得された利用者の生体情報を照合し、利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報を検出し、検出された顧客の生体情報に関連付けられている精算情報を取得する精算情報取得部404と、取得した精算情報に基づく精算処理を行う精算制御部406と、を備える。
本発明の生体情報は、撮像装置により撮像される、顧客の顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む。さらに、生体情報は、生体情報リーダ8により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む。
また、上記実施形態と同様に、生体情報取得部402が生体情報として、顧客の顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む場合、生体情報取得部402は、図8のカメラ8bから、精算装置の前に利用者が立ったときから所定時間の間に撮像される顔画像を複数フレーム取得してもよい。そして、複数フレームから、利用者の生体情報を生成するための顔画像を選択してもよい。また、複数フレームから抽出される特徴情報を組み合わせて人物の識別精度を上げてもよい。このように、複数フレームを利用することで、利用者の認識精度が向上する。
上述したように、コンピュータは、POSレジシステムの精算処理端末に含まれてもよいし、精算処理端末に接続される情報処理装置によって実現されてもよい。
図13は、本実施形態における精算装置400の動作例を示すフローチャートである。図13に示されるように、本実施形態における情報処理方法は、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現する情報処理装置の情報処理方法であり、前記情報処理装置に相当する精算装置400のような少なくとも1つのコンピュータにより実行される。たとえば、図示される各手順は、図12の精算装置400が有する各処理ユニットにより実行される。
本実施形態のおける情報処理方法は、精算装置400が、利用者の生体情報を取得し(ステップS403)、商品登録装置により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、ステップS403で取得された利用者の生体情報を照合し(ステップS405)、利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報を検出し(ステップS407)、検出された顧客の生体情報に関連付けられている精算情報を取得し(ステップS408)、精算装置に、取得した精算情報に基づく精算処理を行わせる(ステップS409)、ことを含む。
ステップS407で、利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報が検出されなかった場合(ステップS407のNO)、ステップS408とステップS409の精算処理は行わずに本処理を終了する。
以下、本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置およびその情報処理方法について説明する。また、本実施形態は、この情報処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録した当該少なくとも1つのコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。
図15は、本実施形態の情報処理システム1のハードウェア構成例を概念的に示す図である。
図16は、本実施形態の情報処理システム1の各装置の配置の一例を示す図である。
図14に示すように、本実施形態の情報処理システム1は、第1生体情報取得部102と、登録部104とを有する商品登録装置10と、第2生体情報取得部122と、精算情報取得部124と、精算制御部126と、を有する精算装置20と、精算情報記憶部40に接続されるサーバ装置30と、を含む。
サーバ装置30は、いわゆるコンピュータであり、図15に示されるように、バスで相互に接続される、CPU2、メモリ3、通信ユニット4、入出力I/F5等を有する。図示されていないが、入出力I/F5には、表示装置や入出力装置が接続されていてもよい。
なお、サーバ装置30から精算装置20への精算情報の送信は、サーバ装置30から精算装置20に対して自動的に送信してもよいし、精算装置20からサーバ装置30にリクエストされた時に、サーバ装置30が精算装置20に送信してもよいし、これらを組み合わせてもよい。
<未精算経過時間で警報出力>
上記実施形態では、精算制御部126により精算済みフラグがセットされていない精算情報に関連付けられている生体情報と一致する生体情報を有する退出者を検知する構成について説明した。他の実施形態では、たとえば、商品登録装置10で商品登録処理が終了してから所定時間以上経過しても精算が行われたかった場合に警報出力する構成を有してもよい。
警報部は、アラームを出力するだけでなく、出力部204と同様な出力を行ってもよい。
たとえば、未精算の退出者、または、精算装置20に辿り着けない顧客が居る可能性を、周囲に報知するための警報音、または音声を出力してもよいし、退出経路を閉鎖する制御信号を出力してもよいし、ランプ等の点灯または点滅制御信号を出力してもよい、店員、警備員または警備室等への通報出力を行ってもよい。
警報部は、この商品登録時刻から、所定時間が経過しても未精算の精算情報のものがあるか否かを検出し、検出された場合、アラームを出力する。所定時間は、段階的に設け、アラームの出力もレベルに応じて段階的に変えてもよい。たとえば、経過時間が長くなる程、警報レベルが高くなってもよい。あるいは、混雑時と閑散期で所定時間の設定モードを切り替えられてもよく、混雑時モードの時間は、閑散期モードの時間よりも長く設定を変更できてもよい。
さらなる他の実施形態では、読込終了情報が生成されたタイミング毎に生成される複数の精算情報の順序を示す情報に基づいて、精算装置における精算処理の順序を監視する構成をさらに有する。
本実施形態の情報処理システム1において、登録部104は、読込終了情報が生成されたタイミング毎に生成される複数の精算情報の順序を示す情報を、精算情報毎に対応付けて登録する。
本実施形態の情報処理システム1は、さらに、商品登録装置10による複数の精算情報の生成順と、精算装置20による複数の精算情報の処理順が異なった場合に、アラームを処理する警報部(不図示)を備える。
また、精算装置20による複数の精算情報の処理順は、利用者の生体情報を取得した時刻の順序でもよいし、利用者の生体情報から取得された顧客の精算情報を取得した時刻の順序でもよいし、その精算情報に付与されるシリアル番号の順序であってもよいし、顧客の精算情報に基づく精算処理を行った時刻の順序でもよい。
商品登録装置10と精算装置20が複数対複数の構成の場合、時刻情報を用いるのがよい。
順序が飛んだ場合、その精算情報の利用者が精算せずに退出した可能性があるからである。
さらなる他の実施形態では、上記実施形態の少なくともいずれか1つと同様な構成を有するとともに、さらに、精算装置20で利用者に対応するとして取得された精算情報を、精算前に利用者に提示して承認操作を受け付けて場合に精算処理を行う構成を有する。
本実施形態の情報処理システム1は、さらに、精算処理の前に、精算情報取得部124により取得された精算情報を利用者に提示する提示部(不図示)と、提示した精算情報を承認する利用者の承認操作を受け付ける受付部(不図示)と、を有する。
そして、精算制御部126は、受付部により承認操作を受け付けた場合に、精算処理を行う。
利用者が表示された精算情報を見て、精算内容が自分のものであるか、また、セール品が正しい価格になっているか、個数が間違っていないか等の少なくともいずれかを確認できるとよい。
さらなる他の実施形態では、第1生体情報取得部102または第2生体情報取得部122において、取得される情報の精度を上げるために、顧客または利用者に対し、生体情報取得を再度行う指示や取得情報の精度を上げるためのガイダンスを出力する指示部(不図示)をさらに備えてもよい。
上記実施形態では、顧客または利用者の生体情報を用いて、各装置側の利用者を識別する構成について説明した。他の実施形態では、登録部は、生体情報に替えて、または、生体情報と組み合わせて、一意に定めた整理番号を識別情報として生成し、精算情報に識別情報を関連付けて登録してもよい。生成された整理番号(または一意に定められた識別情報)を、商品登録時に顧客の手などの皮膚に、所定の紫外線光等の照射により光かる無色の塗料のスタンプで、店員または顧客自身が押印し、精算装置20側で、第2生体情報取得部122が、光を照射してスタンプされた整理番号を画像として所定のリーダにより読み取り、さらに、OCR(Optical Character Reader)により画像から整理番号を取得してもよい。精算情報取得部124が、第2生体情報取得部122により読み取られた整理番号に対応する精算情報をしてもよい。
なお、本発明において利用者に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
1. 顧客の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、前記生体情報取得手段により取得された前記顧客の生体情報を、前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する登録手段と、
を備える、
商品登録装置。
2. 前記生体情報は、撮像装置を用いて撮像された顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む、
1.に記載の商品登録装置。
3. 前記生体情報取得手段は、
前記商品情報の読み込みを行っている間に、前記顔画像を複数フレーム取得し、前記読込終了情報が生成されたタイミングで、前記複数フレームから、前記顧客の生体情報を生成するための前記顔画像を選択する、
2.に記載の商品登録装置。
4. 前記生体情報は、生体情報取得装置により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む、
1.から3.いずれか1つに記載の商品登録装置。
5. 前記生体情報取得手段は、前記読込終了情報が生成される前に前記顧客の生体情報を生成しており、
前記登録手段は、前記読込終了情報が生成されたタイミングで前記顧客の生体情報を前記精算情報に関連付けて登録する、
1.から4.いずれか1つに記載の商品登録装置。
6. 前記生体情報取得手段は、複数の顧客の顔画像を前記生体情報として取得し、
前記登録手段は、取得した複数の顧客の顔画像を、前記精算情報に関連付けて登録する、
1.から5.いずれか1つに記載の商品登録装置。
商品登録装置により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、前記生体情報取得手段により取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する精算情報取得手段と、
取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う精算制御手段と、を備える、
精算装置。
8. 前記生体情報は、撮像装置を用いて撮像された顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む、
7.に記載の精算装置。
9. 前記生体情報は、生体情報取得装置により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む、
7.または8.に記載の精算装置。
10. 前記精算処理の前に、前記精算情報取得手段により取得された前記精算情報を前記利用者に提示する提示手段と、
提示した前記精算情報を承認する前記利用者の承認操作を受け付ける受付手段と、をさらに備え、
前記精算制御手段は、前記受付手段により前記承認操作を受け付けた場合に、精算処理を行う、
7.から9.いずれか1つに記載の精算装置。
11. 商品登録装置により前記精算情報が生成された後、一定時間が経過しても前記精算処理が行われなかった場合に、アラームを出力する警報手段をさらに備える、
7.から10.いずれか1つに記載の精算装置。
12. 前記商品登録装置による複数の前記精算情報の生成順と、当該精算装置による複数の精算情報の処理順が異なった場合に、アラームを処理する警報手段をさらに備える、
7.から11.いずれか1つに記載の精算装置。
13. 前記精算情報取得手段は、複数の前記顧客の生体情報のうち、いずれかの前記顧客の生体情報が前記利用者の前記生体情報と一致した時に、一致した前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する、
7.から12.いずれか1つに記載の精算装置。
顧客の生体情報を取得し、
商品登録装置による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された前記顧客の生体情報を、前記商品登録装置により前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録し、
精算装置の利用者の生体情報を取得し、
前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得し、
前記精算装置を用いて、取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う、
情報処理装置の情報処理方法。
15. 前記生体情報は、撮像装置を用いて撮像された顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む、
14.に記載の情報処理方法。
16. 前記情報処理装置が、
前記商品登録装置で前記商品情報の読み込みを行っている間に、前記顔画像を複数フレーム取得し、前記読込終了情報が生成されたタイミングで、前記複数フレームから、前記顧客の生体情報を生成するための前記顔画像を選択する、
15.に記載の情報処理方法。
17. 前記情報処理装置が、
前記商品登録装置および前記精算装置が設置されるエリアからの退出者の生体情報を取得し、
未精算の前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、取得された前記退出者の生体情報を照合し、一致した場合に出力を行う、
14.から16.いずれか1つに記載の情報処理方法。
18. 前記情報処理装置が、
退出者の退出経路を閉鎖する制御信号を出力する、
17.に記載の情報処理方法。
19. 前記生体情報は、生体情報取得装置により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む、
14.から18.いずれか1つに記載の情報処理方法。
20. 前記情報処理装置が、
前記読込終了情報が生成される前に前記顧客の生体情報を生成しており、
前記読込終了情報が生成されたタイミングで前記顧客の生体情報を前記精算情報に関連付けて登録する、
14.から19.いずれか1つに記載の情報処理方法。
21. 前記情報処理装置が、
前記精算処理の前に、取得された前記精算情報を前記利用者に提示し、
提示した前記精算情報を承認する前記利用者の承認操作を受け付け、
前記承認操作を受け付けた場合に、精算処理を行う、
14.から20.いずれか1つに記載の情報処理方法。
22. 前記情報処理装置が、
前記商品登録装置により前記精算情報が生成された後、一定時間が経過しても前記精算装置で精算処理が行われなかった場合に、アラームを出力する、
14.から21.いずれか1つに記載の情報処理方法。
23. 前記情報処理装置が、
さらに、前記読込終了情報が生成されたタイミング毎に生成される複数の前記精算情報の順序を示す情報を、前記精算情報毎に対応付けて登録し、
前記商品登録装置による複数の前記精算情報の生成順と、前記精算装置による複数の精算情報の処理順が異なった場合に、アラームを処理する、
14.から22.いずれか1つに記載の情報処理方法。
24. 前記情報処理装置が、
複数の顧客の顔画像を前記生体情報として取得し、
取得した複数の顧客の顔画像を、前記精算情報に関連付けて登録し、
いずれかの前記顧客の生体情報が前記利用者の前記生体情報と一致した時に、一致した前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する、
14.から23.いずれか1つに記載の情報処理方法。
顧客の生体情報を取得する手順、
商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された前記顧客の生体情報を、前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する手順、
を実行させるためのプログラム。
26. 前記生体情報は、撮像装置を用いて撮像された顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む、
25.に記載のプログラム。
27. 前記商品情報の読み込みを行っている間に、前記顔画像を複数フレーム取得し、前記読込終了情報が生成されたタイミングで、前記複数フレームから、前記顧客の生体情報を生成するための前記顔画像を選択する手順をコンピュータに実行させるための、
26.に記載のプログラム。
28. 前記生体情報は、生体情報取得装置により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む、
25.から27.いずれか1つに記載のプログラム。
29. 前記読込終了情報が生成される前に前記顧客の生体情報を生成する手順、
前記読込終了情報が生成されたタイミングで前記顧客の生体情報を前記精算情報に関連付けて登録する手順をコンピュータに実行させるための、
25.から28.いずれか1つに記載のプログラム。
30. 複数の顧客の顔画像を前記生体情報として取得する手順、
取得した複数の顧客の顔画像を、前記精算情報に関連付けて登録する手順をコンピュータに実行させるための、
25.から29.いずれか1つに記載のプログラム。
利用者の生体情報を取得する手順、
商品登録装置により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する手順、
取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う手順、
を実行させるためのプログラム。
32. 前記生体情報は、撮像装置を用いて撮像された顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む、
31.に記載のプログラム。
33. 前記生体情報は、生体情報取得装置により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む、
31.または32.に記載のプログラム。
34. 前記精算処理の前に、取得された前記精算情報を前記利用者に提示する手順、
提示した前記精算情報を承認する前記利用者の承認操作を受け付ける手順、
前記承認操作を受け付けた場合に、精算処理を行う手順、をコンピュータに実行させるための、
31.から33.いずれか1つに記載のプログラム。
35. 商品登録装置により前記精算情報が生成された後、一定時間が経過しても前記精算処理が行われなかった場合に、アラームを出力する手順をコンピュータに実行させるための、
31.から34.いずれか1つに記載のプログラム。
36. 前記商品登録装置による複数の前記精算情報の生成順と、精算装置による複数の精算情報の処理順が異なった場合に、アラームを処理する手順をコンピュータに実行させるための、
31.から35.いずれか1つに記載のプログラム。
37. 複数の前記顧客の生体情報のうち、いずれかの前記顧客の生体情報が前記利用者の前記生体情報と一致した時に、一致した前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する手順をコンピュータに実行させるための、
31.から36.いずれか1つに記載のプログラム。
顧客の生体情報を取得する手順、
商品登録装置による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された前記顧客の生体情報を、前記商品登録装置により前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する手順、
精算装置の利用者の生体情報を取得する手順、
前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する手順、
前記精算装置を用いて、取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う手順、
を実行させるためのプログラム。
39. 前記生体情報は、撮像装置を用いて撮像された顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む、
38.に記載のプログラム。
40. 前記商品登録装置で前記商品情報の読み込みを行っている間に、前記顔画像を複数フレーム取得し、前記読込終了情報が生成されたタイミングで、前記複数フレームから、前記顧客の生体情報を生成するための前記顔画像を選択する手順をコンピュータに実行させるための、
39.に記載のプログラム。
41. 前記商品登録装置および前記精算装置が設置されるエリアからの退出者の生体情報を取得する手順、
未精算の前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、取得された前記退出者の生体情報を照合し、一致した場合に出力を行う手順をコンピュータに実行させるための、
38.から40.いずれか1つに記載のプログラム。
42. 退出者の退出経路を閉鎖する制御信号を出力する手順をコンピュータに実行させるための、
41.に記載のプログラム。
43. 前記生体情報は、生体情報取得装置により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む、
38.から42.いずれか1つに記載のプログラム。
44. 前記読込終了情報が生成される前に前記顧客の生体情報を生成する手順、
前記読込終了情報が生成されたタイミングで前記顧客の生体情報を前記精算情報に関連付けて登録する手順をコンピュータに実行させるための、
38.から43.いずれか1つに記載のプログラム。
45. 前記精算処理の前に、取得された前記精算情報を前記利用者に提示する手順、
提示した前記精算情報を承認する前記利用者の承認操作を受け付ける手順、
前記承認操作を受け付けた場合に、精算処理を行う手順をコンピュータに実行させるための、
38.から44.いずれか1つに記載のプログラム。
46. 前記商品登録装置により前記精算情報が生成された後、一定時間が経過しても前記精算装置で精算処理が行われなかった場合に、アラームを出力する手順をコンピュータに実行させるための、
38.から45.いずれか1つに記載のプログラム。
47. さらに、前記読込終了情報が生成されたタイミング毎に生成される複数の前記精算情報の順序を示す情報を、前記精算情報毎に対応付けて登録する手順、
前記商品登録装置による複数の前記精算情報の生成順と、前記精算装置による複数の精算情報の処理順が異なった場合に、アラームを処理する手順をコンピュータに実行させるための、
38.から46.いずれか1つに記載のプログラム。
48. 複数の顧客の顔画像を前記生体情報として取得する手順、
取得した複数の顧客の顔画像を、前記精算情報に関連付けて登録する手順、
いずれかの前記顧客の生体情報が前記利用者の前記生体情報と一致した時に、一致した前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する手順をコンピュータに実行させるための、
38.から47.いずれか1つに記載のプログラム。
2 CPU
3 メモリ
4 通信ユニット
6 表示装置
6 出力表示装置
7 入出力装置
8 生体情報リーダ
8a、8b、8c カメラ
10 商品登録装置
20 精算装置
30 サーバ装置
40 精算情報記憶部
102 第1生体情報取得部
104 登録部
122 第2生体情報取得部
124 精算情報取得部
126 精算制御部
130 精算情報
202 第3生体情報取得部
204 出力部
230 精算情報
300 商品登録装置
302 生体情報取得部
304 登録部
330 精算情報
400 精算装置
402 生体情報取得部
404 精算情報取得部
406 精算制御部
630 精算情報
640 生体情報
Claims (17)
- 顧客の生体情報を取得する第1の生体情報取得手段と、
商品登録装置による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、前記第1の生体情報取得手段により取得された前記顧客の生体情報を、前記商品登録装置により前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する登録手段と、
精算装置の利用者の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、
前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、前記第2の生体情報取得手段により取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する精算情報取得手段と、
前記精算装置を用いて、取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う精算制御手段と、を備える、
情報処理システム。 - 前記生体情報は、撮像装置を用いて撮像された顔画像に基づいて生成された特徴情報を含む、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記第1の生体情報取得手段は、
前記商品登録装置で前記商品情報の読み込みを行っている間に、前記顔画像を複数フレーム取得し、前記読込終了情報が生成されたタイミングで、前記複数フレームから、前記顧客の生体情報を生成するための前記顔画像を選択する、
請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記商品登録装置および前記精算装置が設置されるエリアからの退出者の生体情報を取得する第3の生体情報取得手段と、
未精算の前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、前記第3の生体情報取得手段により取得された前記退出者の生体情報を照合し、一致した場合に出力を行う出力手段をさらに備える、
請求項1から3いずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記出力手段は、退出者の退出経路を閉鎖する制御信号を出力する、
請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記生体情報は、生体情報取得装置により取得される、掌紋、指紋、網膜、および静脈の少なくともいずれか一つに基づいて生成された特徴情報を含む、
請求項1から5いずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1の生体情報取得手段は、前記読込終了情報が生成される前に前記顧客の生体情報を生成しており、
前記登録手段は、前記読込終了情報が生成されたタイミングで前記顧客の生体情報を前記精算情報に関連付けて登録する、
請求項1から6いずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記精算処理の前に、前記精算情報取得手段により取得された前記精算情報を前記利用者に提示する提示手段と、
提示した前記精算情報を承認する前記利用者の承認操作を受け付ける受付手段と、をさらに備え、
前記精算制御手段は、前記受付手段により前記承認操作を受け付けた場合に、精算処理を行う、
請求項1から7いずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記商品登録装置により前記精算情報が生成された後、一定時間が経過しても前記精算装置で精算処理が行われなかった場合に、アラームを出力する警報手段をさらに備える、
請求項1から8いずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記登録手段は、さらに、前記読込終了情報が生成されたタイミング毎に生成される複数の前記精算情報の順序を示す情報を、前記精算情報毎に対応付けて登録し、
前記商品登録装置による複数の前記精算情報の生成順と、前記精算装置による複数の精算情報の処理順が異なった場合に、アラームを処理する警報手段をさらに備える、
請求項1から9いずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1の生体情報取得手段は、複数の顧客の顔画像を前記生体情報として取得し、
前記登録手段は、取得した複数の顧客の顔画像を、前記精算情報に関連付けて登録し、
前記精算情報取得手段は、いずれかの前記顧客の生体情報が前記利用者の前記生体情報と一致した時に、一致した前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する、
請求項1から10いずれか1項に記載の情報処理システム。 - 顧客の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、前記生体情報取得手段により取得された前記顧客の生体情報を、前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する登録手段と、
を備える、
商品登録装置。 - 利用者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
商品登録装置により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、前記生体情報取得手段により取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する精算情報取得手段と、
取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う精算制御手段と、を備える、
精算装置。 - 情報処理装置が、
顧客の生体情報を取得し、
商品登録装置による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された前記顧客の生体情報を、前記商品登録装置により前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録し、
精算装置の利用者の生体情報を取得し、
前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得し、
前記精算装置を用いて、取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う、
情報処理装置の情報処理方法。 - コンピュータに、
顧客の生体情報を取得する手順、
商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された前記顧客の生体情報を、前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する手順、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
利用者の生体情報を取得する手順、
商品登録装置により商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けられた顧客の生体情報と、取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する手順、
取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う手順、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
顧客の生体情報を取得する手順、
商品登録装置による商品情報の読み込みが終了したことを示す読込終了情報が生成されたタイミングで、取得された前記顧客の生体情報を、前記商品登録装置により前記商品情報が読み込まれた商品の精算情報に関連付けて登録する手順、
精算装置の利用者の生体情報を取得する手順、
前記精算情報に関連付けられた前記顧客の生体情報と、取得された前記利用者の生体情報を照合し、前記利用者の生体情報に対応する前記顧客の生体情報を検出し、検出された前記顧客の生体情報に関連付けられている前記精算情報を取得する手順、
前記精算装置を用いて、取得した前記精算情報に基づく精算処理を行う手順、
を実行させるためのプログラム。
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