JP2021135591A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021135591A
JP2021135591A JP2020029564A JP2020029564A JP2021135591A JP 2021135591 A JP2021135591 A JP 2021135591A JP 2020029564 A JP2020029564 A JP 2020029564A JP 2020029564 A JP2020029564 A JP 2020029564A JP 2021135591 A JP2021135591 A JP 2021135591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
unit
information
identification information
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020029564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7583528B2 (ja
Inventor
隆博 安田
Takahiro Yasuda
隆博 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2020029564A priority Critical patent/JP7583528B2/ja
Publication of JP2021135591A publication Critical patent/JP2021135591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7583528B2 publication Critical patent/JP7583528B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

【課題】顧客が会員コードを示す媒体を所持していなくとも、決済時に該顧客の会員コードを特定可能な情報処理システムを提供する。【解決手段】実施形態の情報処理システムは、認証装置と情報処理装置を備える。認証装置は、第1の取得部と読取部と第1の送信部を備える。第1の取得部は、顧客の顔画像または生体情報を取得する。読取部は、顧客が買い物時に持ち歩き可能な物体に付された識別情報を読み取る。第1の送信部は、顔画像または生体情報と識別情報とを対応付けて情報処理装置に送信する。情報処理装置は、第2の取得部と特定部と第2の送信部とを備える。第2の取得部は、顔画像または生体情報と識別情報を認証装置から取得する。特定部は、顔画像または生体情報から顧客の会員コードを特定し、該会員コードと識別情報とを対応付ける。第2の送信部は、決済装置から送信された識別情報に対応付けられた会員コードを決済装置に送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理システムに関する。
従来、スーパーマーケット等の店舗では、顧客は商品の購入の際に会員カードを店員に提示したり、セルフPOS(Point of Sales)端末に会員カードを読み取らせたりすることにより、ポイント等の恩恵を受けることができる制度があった。
しかしながら、一般に1人の顧客が利用する店舗は多数に渡るため、従来技術においては、顧客は多数の店舗の会員カードを所持することになり、不便な場合があった。
実施形態の情報処理システムは、認証装置と、情報処理装置とを備える。認証装置は、第1の取得部と、読取部と、第1の送信部とを備える。第1の取得部は、顧客の顔画像または生体情報を取得する。読取部は、顧客が買い物時に持ち歩き可能な物体に付された識別情報を読み取る。第1の送信部は、顔画像または生体情報と、識別情報とを対応付けて情報処理装置に送信する。情報処理装置は、第2の取得部と、特定部と、第2の送信部とを備える。第2の取得部は、顔画像または生体情報と、識別情報とを認証装置から取得する。特定部は、取得した顔画像または生体情報から顧客の会員コードを特定し、該会員コードと識別情報とを対応付ける。第2の送信部は、顧客の取引の決済を行う決済装置から識別情報が送信された場合に、該識別情報に対応付けられた会員コードを決済装置に送信する。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る認証装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る認証装置の機能の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るサーバの機能の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る顔画像データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る会員情報データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る会員コード変換テーブルの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る顧客と買物カゴに付されたバーコードとの対応付けの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る会計処理時における会員コードの特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る情報処理システムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態により、この発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る情報処理システムSの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システムSは、スーパーマーケット等の店舗7で使用される。情報処理システムSは、認証装置1と、サーバ5とを備える。認証装置1と、サーバ5とは、LAN(Local Area Network)等のネットワークによって相互に通信可能に接続している。また、サーバ5は、店舗7に設置されたPOS(Point of Sales)端末31〜33と、LAN等のネットワークによって相互に通信可能に接続している。
認証装置1は、例えば、店舗7の入口71付近に設置される。認証装置1の近傍には撮像装置2が設置されている。撮像装置2は、撮像した画像を認証装置1に送信する。また、認証装置1の近傍には、買物カゴ61〜64が置かれている。買物カゴ61〜64には、それぞれ個別のバーコードが付されている。
買物カゴ61〜64は、本実施形態における顧客4が買い物時に持ち歩き可能な物体の一例である。以下、個々の買物カゴ61〜64を特に区別しない場合には、単に買物カゴ6という。
また、買物カゴ6に付されたバーコードは、識別情報の一例である。また、バーコードは、コードシンボルの一例でもある。なお、コードシンボルは2次元バーコード等であっても良い。また、バーコードが付される物体は、買物カゴ6に限定されるものではなく、例えば、買物用のカート、買物カゴ6に取り付け可能なタグ、または顧客4が持参したマイバッグであっても良い。例えば、認証装置1は、顧客4が持参したマイバッグに付することができるように、バーコードが印刷されたシールを発行しても良い。
また、識別情報を保持する媒体はバーコード等のコードシンボルに限定されるものではない。また、例えば、識別情報を発信するRFID(Radio Frequency Identification)タグ等の無線タグが買物カゴ6に付されていても良い。識別情報を保持する媒体はこれらの例に限定されるものではないが、通常のPOS端末3が読み取り可能な媒体であることが好ましい。
店舗7を訪れた顧客4は、認証装置1を操作して、撮像装置2によって撮像された自身の顔写真80と、自身が選択した買物カゴ61に付与されたバーコード81とを対応付けて登録する。なお、1人の顧客4が複数の買物カゴ6を所持する場合、少なくとも1つの買物カゴ6に付与されたバーコード81を登録すればよい。
認証装置1は、登録された顔写真80とバーコード81とを対応付けてサーバ5に送信する。顔写真80は、本実施形態における顔画像の一例である。また、認証装置1は、顧客4が店舗7の会員ではない場合、新規の会員登録を受け付けても良い。
撮像装置2は、認証装置1の近傍に設置され、認証装置1の前に立っている顧客4の顔写真80を撮像可能なカメラである。撮像装置2は、認証装置1と電気的に接続しており、撮像した顔写真80を認証装置1に送信する。なお、撮像装置2は、少なくとも顧客4の顔を撮像可能であれば良く、顧客4の全身を撮像するものであっても良い。
撮像装置2は、情報処理システムSに含まれないものとしても良いし、情報処理システムSに含まれても良い。また、図1では、撮像装置2は認証装置1の外部に設置されているものとしたが、認証装置1が撮像装置2を備えるものとしても良い。
また、認証装置1は、顔写真80以外の手法で顧客4を認証しても良い。例えば、認証装置1は、顧客4の指紋や光彩等による生体認証を実行しても良い。
サーバ5は、例えば、店舗7のバックヤード等に設置されストアコンピュータである。サーバ5は、POS端末31〜33から、顧客4が購入する商品に関する商品登録情報および代金の支払いに関する決済情報を取得し、集中管理する。商品登録情報は、例えば、顧客4が購入する商品の商品コード、数量、単価等を含む。また、決済情報は、顧客4が購入した商品の商品コード、数量、単価、顧客4が支払った金額、および取引によって発生したポイント等を含む。
また、サーバ5は、予め登録された会員の会員コードと顔写真とを対応付けて記憶している。また、サーバ5は、会員のポイント残高等の情報も記憶しているものとする。サーバ5は、認証装置1から取得した顔写真80に対応する会員コードと、バーコード81とを対応付けて保存する。顧客4がPOS端末31〜33で商品の登録処理および決済処理を行う場合に、POS端末31〜33が読み取った買物カゴ6のバーコード81に対応付けられた顧客4の会員コードを、POS端末31〜33に送信する。
サーバ5は、本実施形態における情報処理装置の一例である。なお、サーバ5は、店舗7の外に備えられても良い。例えば、複数の店舗間で会員情報を共有している場合、サーバ5は、複数の店舗を統括する本部に設置されても良い。また、サーバ5は、クラウド環境に設けられても良い。
また、店舗7には、顧客4が購入する商品の登録処理および決済処理が可能なPOS端末31〜33が設置されている。POS端末31〜33は、本実施形態における決済装置の一例である。なお、図1ではPOS端末31〜33は顧客4自身が操作可能なセルフPOS端末とするが、店員が操作する通常のPOS端末でも良いし、商品の登録処理を店員が行い、決済処理を顧客4自身が行うセルフPOS端末であっても良い。以下、個々のPOS端末31〜33を特に区別しない場合には、POS端末3という。また、以下、商品の登録処理および決済処理を総称する場合は会計処理という。
本実施形態においては、POS端末3は、顧客4が会計処理を行う場合に、買物カゴ61に付されたバーコード81を読み取る。例えばPOS端末3に備えられたハンドスキャナを顧客4または店員が買物カゴ61のバーコード81にかざすことにより、該バーコード81を読み取る。また、POS端末3が縦型スキャナ備える場合、例えば、顧客4が該縦型スキャナの前に買物カゴ61をおいた場合に、縦型スキャナが該バーコード81を読み取っても良い。また、買物カゴ6に無線タグが付されている場合は、POS端末3は、該無線タグから識別情報を受信する。
上述のように、顧客4が所持する買物カゴ61に付されたバーコード81と、顧客4の会員コードとが認証装置1によって対応付けられているため、POS端末3は、バーコード81から顧客4の会員コードを特定することができる。例えば、POS端末3は、読み取った識別情報をサーバ5に照会し、サーバ5からバーコード81に対応付けられた会員コードを取得する。
また、POS端末3は、取得した会員コードによって顧客4を会員として取り扱う。例えば、POS端末3は、顧客4の商品の購入に伴って発生するポイントを、取得した会員コードに付与する。なお、本実施形態では、会員が受けられる恩恵としてポイントの付与を例示しているが、会員が受けられる恩恵はこれに限定されるものではなく、割引サービス等であっても良い。
次に、認証装置1の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る認証装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、認証装置1は、CPU(Central Processing Unit)11などの制御装置と、RAM(Random Access Memory)12やROM(Read Only Memory)13などの記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)14と、ディスプレイ15と、タッチパネル16等の操作部と、通信インタフェース17と、デバイスインタフェース19と、スキャナ18とを備える。
なお、認証装置1は、HDD14の代わりに、フラッシュメモリ等の他の不揮発性の記憶装置を備えても良い。また、認証装置1は、顧客4の指紋や光彩等の生体情報を読み取り可能な不図示の専用のスキャナ等を備えても良い。また、認証装置1は、無線タグを読み取り可能な不図示のアンテナを備えても良い。
通信インタフェース17は、LAN等のネットワークに接続可能なインタフェースである。通信インタフェース17は、サーバ5との間で、ネットワークを介した情報の送受信を行う。
スキャナ18は、買物カゴ6に付されたバーコードを読み取る。スキャナ18は、顧客4が手で持って買物カゴ6にかざすことができるハンドスキャナでも良いし、縦型スキャナでも良い。
デバイスインタフェース19は、各種の装置と接続するインタフェースである。例えば、デバイスインタフェース19は、撮像装置2と接続し、撮像装置2によって撮像された顔写真80を取得する。
なお、撮像装置2は、デバイスインタフェース19ではなく、ネットワークを介して通信インタフェース17と接続しても良い。また、図2では撮像装置2は、認証装置1外の構成としているが、認証装置1に含まれても良い。
図3は、本実施形態に係る認証装置1の機能の一例を示す図である。図3に示すように、認証装置1は、表示制御部101と、受付部102と、第1の取得部103と、認証部104と、読取部105と、第1の送信部106とを備える。これらの機能は、例えば、CPU11がROM13に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
表示制御部101は、ディスプレイ15に操作画面等を表示する。例えば、表示制御部101は、顧客4が識別情報の登録を要求する操作を入力可能な操作画面を表示する。また、顧客4が会員登録されていない場合、表示制御部101は、新規会員登録をするか否かを顧客4が選択可能な選択画面をディスプレイ15に表示し、顧客4が新規会員登録を選択した場合、会員情報の入力画面をディスプレイ15に表示する。また、表示制御部101は、第1の取得部103取得した顔写真80をディスプレイ15に表示しても良い。
受付部102は、顧客4から識別情報の登録を要求する操作を受け付ける。例えば、受付部102は、タッチパネル16から、顧客4の操作内容を取得する。受付部102は、顧客4から識別情報の登録を要求する操作を受け付けた場合に、該操作を受け付けたことを、第1の取得部103および認証部104に送出する。
また、受付部102は、顧客4が新規会員登録をする場合に、入力された会員情報を受け付ける。受付部102は、受け付けた会員情報を第1の送信部106に送出する。
第1の取得部103は、撮像装置2から、デバイスインタフェース19または通信インタフェース17を介して顧客4の顔写真80を取得する。また、認証装置1が生体認証を実行可能な場合には、第1の取得部103は、顧客4の指紋や光彩等の生体情報を、専用のスキャナ等から取得しても良い。
例えば、第1の取得部103は受付部102が顧客4から識別情報の登録を要求する操作を受け付けた場合に、撮像装置2から顧客4の顔写真80を取得する。第1の取得部103は、取得した顔写真80を認証部104、第1の送信部106および表示制御部101に送出する。
認証部104は、サーバ5において顧客4が会員登録されている場合に、顧客4を会員として認証する。より詳細には、認証部104は、第1の取得部103が取得した顧客4の顔写真80が、サーバ5において会員コードと対応付けて登録されている場合に、顧客4を該会員コードの会員であると認証する。
読取部105は、顧客4が買い物時に持ち歩き可能な物体に付された識別情報を読み取る。より詳細には、読取部105は、受付部102が顧客4から識別情報の登録を要求する操作を受け付けた場合に識別情報の読み取りを実行する。例えば、読取部105は、買物カゴ6に付されたバーコード81によって示される識別情報を、スキャナ18を介して読み取る。また、買物カゴ6に無線タグが付されている場合は、読取部105は、不図示のアンテナから、買物カゴ6に付された無線タグから発信される識別情報を取得しても良い。
第1の送信部106は、顔写真80または生体情報と、識別情報とを対応付けてサーバ5に送信する。本実施形態では、第1の送信部106は、第1の取得部103によって取得された顔写真80と、読取部105によって読み取られたバーコード81によって示される識別情報を、対応付けてサーバ5に送信する。なお、第1の送信部106は、顔写真80とバーコード81によって示される識別情報とを対応付けていればよく、必ずしも同時に送信しなくとも良い。例えば、第1の送信部106は、顧客4の顔写真80から特定された会員コードと、バーコード81によって示される識別情報とを対応付けてサーバ5に送信しても良い。
また、第1の送信部106は、顧客4が新規会員登録をする場合に、受付部102が受け付けた顧客4の会員情報を、顧客4の顔写真80と対応付けてサーバ5に送信する。
次に、本実施形態のサーバ5について説明する。サーバ5は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
図4は、本実施形態に係るサーバ5の機能の一例を示す図である。図4に示すように、サーバ5は、第2の取得部501と、特定部502と、第2の送信部503と、登録部504と、記憶部506とを備える。第2の取得部501と、特定部502と、第2の送信部503とは、例えば、CPU11がROM13に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。記憶部506は、例えばHDD等によって実現される。
第2の取得部501は、顔写真80または生体情報と、バーコード81によって示される識別情報とを認証装置1から取得する。より詳細には、第2の取得部501は、認証装置1から、顧客4の認証のために顔写真80が送信された場合に、該顔写真80を特定部502に送出する。また、第2の取得部501は、顧客4の認証後に、顔写真80または生体情報と、バーコード81によって示される識別情報とを取得した場合、取得した情報を特定部502に送出する。
また、第2の取得部501は、顧客4が新規会員登録をする場合に、認証装置1から、顧客4の顔写真80または生体情報と、顧客4の会員情報とを取得する。本実施形態においては、第2の取得部501は、顧客4の顔写真80と、顧客4の会員情報とを取得する。第2の取得部501は取得した顔写真80と会員情報とを、登録部504に送出する。
また、第2の取得部501は、顧客4の取引の決済を行うPOS端末3から、POS端末3が買物カゴ6から読み取ったバーコード81によって示される識別情報を取得する。第2の取得部501は、取得した識別情報を、特定部502に送出する。また、第2の取得部501は、顧客4の取引の決済を行うPOS端末3から取得した顧客4の会計処理にかかる決済情報に基づくポイントを、会員コードに対応付けて後述の会員情報データベースに保存する。
特定部502は、第2の取得部501が取得した顔写真80または生体情報と、予め記憶された会員の顔写真80または生体情報とに基づいて、顧客4が会員登録されているか否を判定する。例えば、本実施形態においては、特定部502は、記憶部506に記憶された顔画像データベースに登録された会員の顔写真のうち、第2の取得部501が取得した顔写真80と同一人物の写真を、画像処理によって特定する。
図5は、本実施形態に係る顔画像データベース91の一例を示す図である。図5に示すように、顔画像データベース91は、会員コードと、会員登録済みの顧客の顔写真とが対応付けられたデータベースである。顔画像データベース91は、記憶部506に保存される。特定部502は、第2の取得部501が取得した顔写真80が顔画像データベース91に登録されていたか否かを第2の送信部503に送出する。
また、図6は、本実施形態に係る会員情報データベース92の一例を示す図である。会員情報データベース92には、店舗7の会員として登録済みの顧客の情報である会員情報が登録される。図6に示すように、会員情報は、例えば、会員コードと、会員名と、性別と、年齢と、住所、ポイント残高等が対応付けられた情報である。なお、会員情報は、図6に示す例に限定されるものではなく、他の情報をさらに含んでも良いし、性別や住所等の個人情報を含まなくとも良い。
図5で説明した顔画像データベース91に登録された会員コードは、図6に示す会員情報データベース92に登録された会員コードである。なお、本実施形態では顔画像データベース91と会員情報データベース92とが分離している例を説明したが、会員情報の中に、顧客の顔写真がさらに含まれても良い。
また、特定部502は、第2の取得部501が取得した顔写真80または生体情報から顧客4の会員コードを特定し、該会員コードとバーコード81によって示される識別情報とを対応付けて記憶部506に保存する。本実施形態においては、会員コードとバーコード81によって示される識別情報とを対応付けた情報を、POS端末3によって買物カゴ6から読み取られたバーコード81を会員カードに変換する際に使用するため、会員コード変換テーブルという。
図7は、本実施形態に係る会員コード変換テーブル93の一例を示す図である。図7では、説明のために、会員コードとバーコードの画像とを直接的に対応付けている例を示すが、バーコードの画像ではなく、バーコード81によって示される識別情報、例えば番号などが会員コードと対応付けられても良い。
また、特定部502は、第2の取得部501によってPOS端末3から取得された識別情報を会員コード変換テーブル93から検索し、該識別情報に対応付けられた会員コードを第2の送信部503に送出する。
図4に戻り、第2の送信部503は、特定部502から、第2の取得部501が取得した顔写真80が顔画像データベース91に登録されていたか否かを取得し、認証装置1に送信する。また、顔写真80が顔画像データベース91に登録されていた場合、第2の送信部503は、顔写真80に対応付けられた会員コード、および該会員コードに対応する会員情報を認証装置1に送信しても良い。送信される情報は、会員情報データベース92に登録された会員情報の一部の項目、例えば会員名のみでも良い。
また、第2の送信部503は、顧客4の取引の決済を行うPOS端末3から識別情報が送信された場合に、該識別情報に対応付けられた会員コードをPOS端末3に送信する。より詳細には、第2の送信部503は、特定部502によって会員コード変換テーブル93から検索された会員コードを、バーコード81によって示される識別情報の送り元のPOS端末3に送信する。
登録部504は、第2の取得部501は、顧客4の新規会員登録を行う。例えば、登録部504は、第2の取得部501が認証装置1から取得した顧客4の会員情報を、会員情報データベース92に登録する。この際、登録部504は、顧客4の会員コードを生成し、生成した会員コードを会員情報と対応付けて会員情報データベース92に登録する。会員コードは連番でも良いし、予め定められた規則によって決定されても良い。
また、登録部504は、会員情報データベース92に登録した会員コードと、第2の取得部501が認証装置1から取得した顧客4の顔写真80とを対応付けて顔画像データベース91に登録する。
解除部505は、顧客4の取引の決済が終了した場合に、顧客4の会員コードとバーコード81との対応付けを解除する。より詳細には、解除部505は、第2の取得部501が顧客4の取引の決済を行うPOS端末3から、顧客4の会計処理にかかる決済情報を取得した場合、該顧客4の会員コードと、該会員コードに対応付けられたバーコードによって示される識別情報とを、会員コード変換テーブル93から削除する。
次に、以上のように構成された認証装置1で実行される入店時の顧客4と買物カゴ6に付されたバーコード81との対応付けの処理の流れについて説明する。
図8は、本実施形態に係る顧客4と買物カゴ6に付されたバーコード81との対応付けの処理の流れの一例を示すフローチャートである。この処理が実行される前に、認証装置1の表示制御部101は、ディスプレイ15に、顧客4が識別情報の登録を要求する操作(以下、登録開始操作という)を入力可能な操作画面を表示しているものとする。
まず、認証装置1の受付部102は、顧客4から登録開始操作を受け付けたか否かを判定する(S1)。受付部102は、録開始操作を受け付けていないと判定した場合(S1“No”)、S1の処理を繰り返す。
また、受付部102が登録開始操作を受け付けたと判定した場合(S1“Yes”)、第1の取得部103は、撮像装置2から顧客4の顔写真80を取得する(S2)。
そして、第1の送信部106は、第1の取得部103が取得した顔写真80をサーバ5に送信する(S3)。顔写真80がサーバ5の顔画像データベース91に登録されている場合、サーバ5から認証装置1に、顔写真80が顔画像データベース91に登録されていたという結果が送信される。
認証部104は、顧客4の顔写真80が顔画像データベース91に登録されていたか否かによって、顧客4が会員登録済みであるか否かを判定する(S4)。
例えば、認証部104は、顧客4の顔写真80がサーバ5の顔画像データベース91に登録されていたという結果をサーバ5から受信した場合、顧客4が会員登録済みであると判定する(S4“Yes”)。この際、サーバ5から認証装置1に、顧客4の会員コード、および会員名が送信されても良い。顧客4の会員名がサーバ5から認証装置1に送信された場合、認証装置1の表示制御部101は、ディスプレイ15に、顧客4の会員名を表示しても良い。
次に、読取部105は、買物カゴ6に付されたバーコード81を、スキャナ18を介して読み取る(S5)。
そして、第1の送信部106は、顧客4の顔写真80から特定された会員コードとバーコード81によって示される識別情報とを対応付けてサーバ5に送信する(S6)。サーバ5において、顧客4の会員コードと買物カゴ6に付されたバーコード81によって示される識別情報とが対応付けられて会員コード変換テーブル93に登録される。なお、第1の送信部106は、顧客4の顔写真80とバーコード81によって示される識別情報とを対応付けてサーバ5に送信しても良い。
また、認証部104は、顧客4の顔写真80がサーバ5の顔画像データベース91に登録されていないという結果をサーバ5から受信した場合、顧客4が会員登録済みではないと判定する(S4“No”)。
この場合、受付部102は、顧客4が新規会員登録をする操作を受け付けたか否かを判定する(S7)。例えば、表示制御部101がディスプレイ15に、新規会員登録をするか否かを顧客4が選択可能な選択画面を表示し、該選択画面において顧客4が新規会員登録をすることを選択した場合、受付部102は、顧客4が新規会員登録をする操作を受け付けたと判定する(S7“Yes”)。
受付部102は、顧客4が新規会員登録をする操作を受け付けた場合、顧客4の会員情報の入力を受け付ける。この場合、例えば、表示制御部101は、ディスプレイ15に、会員情報の入力画面をディスプレイ15に表示する。受付部102は、該入力画面に入力された顧客4の会員情報を受け付ける(S8)。
そして、第1の送信部106は、顧客4の顔写真80と、受付部102が受け付けた顧客4の会員情報とを対応付けてサーバ5に送信する(S9)。サーバ5において、顧客4の顔写真80および会員情報が会員情報データベース92および顔画像データベース91に登録される。以降は、顧客4は登録済みの会員となるため、認証装置1は通常の会員と同様に上述のS5およびS6の処理を実行する。
また、受付部102が、顧客4から新規会員登録をしない操作を受け付けたと判定した場合(S7“No”)、顧客4の顔写真80と買物カゴ6に付されたバーコード81とは対応付けされず、このフローチャートの処理は終了する。
なお、この図8では、認証装置1は、先に顧客4の会員コードを特定し、その後に特定した会員コードとバーコード81によって示される識別情報とを対応付けてサーバ5に送信したが、処理の流れはこれに限定されるものではない。例えば、認証装置1は、顧客4の顔写真80とバーコード81によって示される識別情報とを同時にサーバ5に送信し、その後、サーバ5側で、顔写真80から特定した会員コードとバーコード81によって示される識別情報とを対応付けても良い。
次に、顧客4が会計処理を行う場合の処理の流れについて説明する。図9は、本実施形態に係る会計処理時における会員コードの特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、サーバ5で実行される。
サーバ5の第2の取得部501は、顧客4の取引の決済を行うPOS端末3から、買物カゴ6のバーコード81を受信したか否かを判定する(S21)。より詳細には、POS端末3から、POS端末3が買物カゴ6から読み取ったバーコード81によって示される識別情報を取得したか否かを判定する。
第2の取得部501は、バーコード81によって示される識別情報を取得していないと判定した場合は(S21“No”)、S21の処理を繰り返す。
また、第2の取得部501は、バーコード81によって示される識別情報を取得したと判定した場合は(S21“Yes”)、取得したバーコード81によって示される識別情報を特定部502に送出する。
特定部502は、第2の取得部501が取得したバーコード81によって示される識別情報に対応する会員コードを、会員コード変換テーブル93から特定する(S22)。当該会員コードにより、POS端末3は、顧客4を会員として特定し、商品登録処理および決済処理を行う。
そして、第2の送信部503は、特定部502によって会員コード変換テーブル93から特定された会員コードを、バーコード81によって示される識別情報の送り元のPOS端末3に送信する(S23)。
また、第2の取得部501は、POS端末3から、顧客4の会計処理にかかる決済情報を受信する(S24)。
第2の取得部501は、取得した決済情報に含まれるポイントを、会員コードに対応付けて会員情報データベース92に保存する(S25)。例えば、第2の取得部501は、会員情報データベース92に登録済みのポイントに取得した決済情報に含まれるポイントを加算することにより、最新の状態のポイントを会員情報データベース92に保存する。また、顧客4が貯蓄されていたポイントを使用して決済した場合、第2の取得部501は、顧客4が使用したポイントを会員情報データベース92に登録されたポイントから減算する。なお、当該ポイントの付与および使用の手法は一例であり、これに限定されるものではない。
そして、解除部505は、顧客4が使用した買物カゴ6のバーコード81と、顧客4の会員コードの対応付けを解除する(S26)。ここで、このフローチャートの処理は終了する。
このように、本実施形態の情報処理システムSでは、認証装置1が顧客4の顔写真80または生体情報と、買物カゴ6に付されたバーコード81によって示される識別情報とを対応付けてサーバ5に送信する。また、サーバ5は、認証装置1から取得した顧客4の顔写真80または生体情報から顧客4の会員コードを特定し、顧客4の取引の決済を行うPOS端末3から買物カゴ6に付されたバーコード81によって示される識別情報が送信された場合に、該識別情報に対応付けられた会員コードをPOS端末3に送信する。このような構成により、本実施形態の情報処理システムSでは、買物カゴ6のバーコード81を読み取ったPOS端末3に、該バーコード81に対応付けられた顧客4の会員コードを提供する。本実施形態の情報処理システムSでは、顧客4の会員コードと顧客4が所持する買物カゴ6のバーコード81との対応付けは顔認証等によって実行されるため、顧客4が会員カード等の会員コードを示す媒体を所持していなくとも、決済時に該顧客4の会員コードを特定することができる。
また、本実施形態の情報処理システムSでは、POS端末3ではなく、認証装置1およびサーバ5によって顧客4の会員コードを買物カゴ6のバーコード81の対応付けが行われるため、POS端末3が顔認証または生体認証の機能を有していなくとも、決済時に該顧客4の会員コードを特定することができる。本実施形態の情報処理システムSでは、また、買物カゴ6に付されたバーコード81によって顧客4の会員コードが特定可能になるため、個々のPOS端末3ごとに認証装置1を設置しなくともよい。このため、顔認証または生体認証の機能を有する認証装置1の台数を、POS端末3の台数よりも少なくすることができる。
また、本実施形態の情報処理システムSでは、会員カードが不要となるため、会員カードの発行費用および消費する資源量を低減することができる。また、顧客4が会員カードを紛失した場合の再発行等の作業負荷等を低減することができる。
また、本実施形態の情報処理システムSでは、認証装置1は、顧客4から識別情報の登録を要求する操作を受け付けた場合に、買物カゴ6に付されたバーコード81の識別情報の読み取りを実行する。つまり、本実施形態の情報処理システムSでは、顧客4が自身の会員コードと買物カゴ6に付されたバーコード81の識別情報との対応付けを所望した場合にのみ、対応付けを行う。このため、例えば、家族や友人等の複数人の顧客4がそれぞれ買物カゴ6を持って一緒に買い物をする場合に、会計処理を行う顧客4が所持する買物カゴ6のみを該顧客4の会員コードと対応付ければよい。
また、本実施形態の情報処理システムSでは、顧客4の決済が終了した場合に、顧客4の会員コードと識別情報との対応付けを解除する。このため、顧客4が決済をした後に、他の顧客が該買物カゴ6を使用した場合に、誤って前回の使用者である顧客4の会員コードに他の顧客の決済が紐付けられることを低減することができる。
また、本実施形態の情報処理システムSでは、認証装置1は、買物カゴ6に付されたコードシンボルまたは無線タグから、識別情報を読み取る。つまり、本実施形態では、買物カゴ6に付された識別情報は、バーコード81等のコードシンボルまたは無線タグから読み取り可能である。このため、本実施形態の情報処理システムSによれば、通常のPOS端末3が読み取り可能な媒体を、会員コードと対応付けるための識別情報を保持するための媒体として使用することができる。
なお、本実施形態の認証装置1またはサーバ5で実行されるプログラムは、ROM13等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の認証装置1またはサーバ5で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の認証装置1またはサーバ5で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の認証装置1またはサーバ5で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の認証装置1で実行されるプログラムは、上述した各部(表示制御部、受付部、第1の取得部、認証部、読取部、第1の送信部)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体から〜プログラムを読み出して、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、表示制御部、受付部、第1の取得部、認証部、読取部、第1の送信部が、主記憶装置上に生成される。
本実施形態のサーバ5で実行されるプログラムは、上述した各部(第2の取得部、特定部、第2の送信部、登録部、解除部)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体から〜プログラムを読み出して、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、第2の取得部、特定部、第2の送信部、登録部、解除部が、主記憶装置上に生成される。
なお、本実施形態では、認証装置1の表示制御部101と、受付部102と、第1の取得部103と、認証部104と、読取部105と、第1の送信部106とをCPU11によって実現される機能として説明したが、これらの機能がハードウェアによって実現されても良い。また、タッチパネル16を受付部の一例、デバイスインタフェース19または通信インタフェース17を第1の取得部の一例、スキャナ18を読取部の一例、通信インタフェース17を第1の送信部の一例としても良い。
また、本実施形態では、サーバ5のHDD等を記憶部の一例としたが、記憶部は、サーバ5外に設けられた記憶装置等であっても良い。
(変形例1)
上述の実施形態では、サーバ5が顔画像データベース91を記憶しているものとしたが、認証装置1が顔画像データベース91を記憶していても良い。また、認証装置1とサーバ5とは別個の装置でなくとも良く、例えば、認証装置1がサーバ5の機能を備えても良い。
また、上述の実施形態では、情報処理システムSは、認証装置1と、サーバ5とを備えるものとしたが、情報処理システムSはさらにPOS端末3を含むものとしても良い。
(変形例2)
また、上述の実施形態では、顔写真80とバーコード81とは別々に取得または読み取りされるものとしたが、これらが一度に取得または読み取りされても良い。例えば、撮像装置2が買物カゴ6と顧客4の顔とを同時に撮像できる場合は、認証装置1は、1枚の撮像画像から、画像処理によって、顧客4の顔画像を取得すると共にバーコード81を読み取っても良い。当該構成を採用する場合、第1の取得部103と、読取部105とは統合されても良い。
(変形例3)
上述の実施形態では、認証装置1は、顧客4から識別情報の登録を要求する操作を受け付けた場合に、買物カゴ6に付されたバーコード81の識別情報の読み取りを実行するものとしたが、顧客4の登録を要求する操作に関わらず、自動的に買物カゴ6に付されたバーコード81と会員コードを対応付ける構成を採用しても良い。
例えば、店舗7内に設置された撮像装置2が撮像した画像に、顧客4が買物カゴ6を所持している状態が描出された場合に、認証装置1は、変形例2と同様に、画像処理によって、該画像から顧客4の顔画像を取得すると共に、バーコード81を読み取っても良い。当該構成を採用する場合、撮像装置2は、店舗7内に設置された監視カメラを兼ねても良い。
また、当該構成を採用する場合において、複数の顧客4がそれぞれ買物カゴ6を所持して一緒に買い物をする場合、POS端末3は、決済を行う顧客4がいずれの買物カゴ6に対応付けられた識別情報を選択するかを指定可能な画面を表示しても良い。また、POS端末3は、複数の買物カゴ6のうち、最初にスキャンされた買物カゴ6に付されたバーコード81のみをサーバ5に送信しても良い。
(変形例4)
上述の実施形態では、サーバ5は、顧客4の会員コードに会員情報を対応付けて記憶していたが、会員コードにさらにクレジットカードやその他のキャッシュレス決済等の決済手段の情報を対応付けて記憶していても良い。あるいは、サーバ5またはPOS端末3はクレジット会社のコンピュータに対して、顧客4の会員コードまたは顧客4の顔写真80を送信することにより、クレジットカード等の決済手段の情報を取得し、該情報を使用して顧客4が購入する商品の決済を行っても良い。この場合、顧客4は、会員カードだけではなく、支払い用のクレジットカード等を所持しなくとも、店舗7で商品を購入することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 認証装置
2 撮像装置
3,31〜33 POS端末
4 顧客
5 サーバ
6,61〜64 買物カゴ
7 店舗
15 ディスプレイ
16 タッチパネル
18 スキャナ
71 入口
80 顔写真
81 バーコード
91 顔画像データベース
92 会員情報データベース
93 会員コード変換テーブル
101 表示制御部
102 受付部
103 第1の取得部
104 認証部
105 読取部
106 第1の送信部
501 第2の取得部
502 特定部
503 第2の送信部
504 登録部
505 解除部
506 記憶部
S 情報処理システム
特開2014−194732号公報

Claims (5)

  1. 認証装置と、情報処理装置とを備え、
    前記認証装置は、
    顧客の顔画像または生体情報を取得する第1の取得部と、
    顧客が買い物時に持ち歩き可能な物体に付された識別情報を読み取る読取部と、
    前記顔画像または前記生体情報と、前記識別情報とを対応付けて前記情報処理装置に送信する第1の送信部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記顔画像または前記生体情報と、前記識別情報とを前記認証装置から取得する第2の取得部と、
    取得した前記顔画像または前記生体情報から前記顧客の会員コードを特定し、該会員コードと前記識別情報とを対応付ける特定部と、
    前記顧客の取引の決済を行う決済装置から前記識別情報が送信された場合に、該識別情報に対応付けられた前記会員コードを前記決済装置に送信する第2の送信部と、
    情報処理システム。
  2. 前記認証装置は、
    前記顧客から前記識別情報の登録を要求する操作を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記読取部は、前記受付部が前記顧客から前記操作を受け付けた場合に、前記識別情報の読み取りを実行する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の送信部は、取得した前記顔画像または前記生体情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記特定部は、取得した前記顔画像または前記生体情報と、予め記憶された会員の顔画像または生体情報とに基づいて、前記顧客が会員登録されているか否を判定し、
    前記認証装置は、前記情報処理装置において前記顧客が会員登録されている場合に、前記顧客を会員として認証する認証部、をさらに備える、
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記顧客の決済が終了した場合に、前記顧客の前記会員コードと前記識別情報との対応付けを解除する解除部、をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記読取部は、前記物体に付されたコードシンボルまたは無線タグから、前記識別情報を読み取る、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
JP2020029564A 2020-02-25 2020-02-25 情報処理システム Active JP7583528B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020029564A JP7583528B2 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020029564A JP7583528B2 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021135591A true JP2021135591A (ja) 2021-09-13
JP7583528B2 JP7583528B2 (ja) 2024-11-14

Family

ID=77661196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020029564A Active JP7583528B2 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7583528B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002279038A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Toshiba Tec Corp 商品配送システム
JP2015026130A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 東芝テック株式会社 チェックアウトシステム及び撮像装置
JP2016126749A (ja) * 2014-12-29 2016-07-11 東芝テック株式会社 情報処理システムおよび情報処理プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002279038A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Toshiba Tec Corp 商品配送システム
JP2015026130A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 東芝テック株式会社 チェックアウトシステム及び撮像装置
JP2016126749A (ja) * 2014-12-29 2016-07-11 東芝テック株式会社 情報処理システムおよび情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7583528B2 (ja) 2024-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240242506A1 (en) Computing device installed in or mountable on a shopping cart
JP6891228B2 (ja) 商品販売処理システム、商品販売処理装置及び商品販売処理方法
JP6322383B2 (ja) 決済支援システム、決済支援装置、決済支援プログラム、決済支援方法
JP2007299104A (ja) クーポン発行システム、プログラム、ネットワークシステムのクーポン発行方法
JP7618756B2 (ja) ユーザ端末及び買物支援プログラム
US11721182B2 (en) Mobile registration terminal and method for registering an age-restricted commodity
WO2022079990A1 (ja) 注文システム及び決済システム
JP2024028307A (ja) チェックアウトシステム
JP7350566B2 (ja) 商品販売処理システム、商品販売処理装置及び方法、制御プログラム
JP2022141481A (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理システム
JP7068092B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
US11580588B2 (en) Sales system, server, and processing method for sales system
JP7583528B2 (ja) 情報処理システム
JP2020135565A (ja) 決済管理システム、決済管理方法及びコンピュータープログラム
JP2021043692A (ja) 店舗管理装置、店舗管理システム、店舗管理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2021051499A (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JP7477664B2 (ja) 商品データ処理システム、及び商品データ処理方法
JP6992149B2 (ja) 携帯型通信端末及びそのプログラム、制御方法
JP2020009318A (ja) ナンバープレートによる決済方法、システム、およびプログラム
JP2022008316A (ja) チェック装置、及びチェックプログラム
JP2025004266A (ja) 精算装置、精算方法、およびプログラム
JP2024111409A (ja) 販売データ処理装置、プログラム、及び付与システム
JP2023024001A (ja) 店舗端末装置、情報出力方法、およびプログラム
JP2020187776A (ja) 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法
JP2022083820A (ja) サーバおよびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20241008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20241101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7583528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150