JP2018101132A - 反射防止膜及びこれを有する光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性が良好で、種々の屈折率の基板に対して可視光の広い波長範囲において低反射の反射防止膜を提供する。【解決手段】基板上に、前記基板側から第1層、第2層、第3層、第4層、第5層、第6層までこの順に積層してなる反射防止膜であって、第1層の光学膜厚が0.045λ以上、0.971λ以下の高屈折率材料であり、前記第2層の光学膜厚が0.025λ以上、0.166λ以下の低屈折率材料であり、前記第3層の光学膜厚が0.038λ以上、0.375λ以下の高屈折率材料であり、前記第4層の光学膜厚が0.048λ以上、0.152λ以下の低屈折率材料であり、前記第5層の光学膜厚が0.045λ以上、0.119λ以下の高屈折率材料であり、前記第6層の光学膜厚が0.228λ以上、0.331λ以下で屈折率が1.10以上、1.30以下の超低屈折率材料であることを特徴とする構成とした。【選択図】図1

Description

本発明はデジタルカメラ、ビデオカメラなどに用いられる撮影レンズに好適な、可視光帯域の反射防止膜及びこれを有する光学素子に関する。
デジタルカメラやビデオカメラなどに代表されるレンズ表面は、表面反射が原因で発生するゴーストが撮影画像へ影響するのを最小限に防ぐために、反射防止膜が形成されている。また、近年では撮像素子の高性能化や大型化に伴い、レンズの構成枚数が増加する傾向にあり、ズームレンズなどでは20〜30枚のレンズにより構成されているものも少なくない。しかしながら、構成するレンズ枚数が増えるとレンズ面が原因で発生するゴーストの組み合わせが指数関数的に増加するため、そのすべてに対策するのは困難であり、より高性能な反射防止膜が求められている。
一般的に基板表面の反射防止効果を高めるためには、反射防止膜を多層膜化することが知られているが、真空蒸着法で一般的な低屈折材料は、酸化ケイ素が1.46程度、フッ化マグネシウムが1.38程度であり、空気と低屈折率材料の界面による反射を除去しきれなかった。
そこで近年、反射防止膜を高性能化するために、反射防止膜の最上層に屈折率1.2程度の低屈折率材料を使用することにより、反射防止効果を向上させた膜構成が開示されている。
特開2014−174210号公報 特開2007−094150号公報
特許文献1は、基板の屈折率1.6〜2.05の範囲内で適用可能な6層の反射防止膜を開示している。このうちもっとも空気側の層に屈折率1,2〜1.3の酸化ケイ素からなる中空粒子を使用することで、可視光の広い範囲で低反射率を達成している。
しかしながら、入射角0度における可視光の反射率が0.1%〜0.2%であることから、より一層の低反射率化が求められる。さらに、実施例には屈折率1.6未満の基板に対する詳細な設計値が開示されていない。
特許文献2は、基板の屈折率1.35〜2.05の広い範囲で波長400〜700nmの波長の反射率0.05%以下を達成している、5層又は6層からなる反射防止膜を開示している。
しかしながら、特許文献2に記載の発明における6層からなる光学薄膜は、その内の第1層、第3層、及び第5層の膜厚範囲の下限値が薄すぎるため、制御性に問題があり、実際に安定的に製造することは困難である。また、前記第1層、第3層、及び第5層のすべての層が安定的に成膜できる膜厚範囲にある技術は開示されていない。
上記課題から本発明は、生産性が良好で、種々の屈折率の基板に対して可視光の広い波長範囲において低反射で高い反射防止効果を有し、ゴーストやフレアの発生を軽減できる反射防止膜及び、それを有する光学素子を提供することを目的とする。
請求項1に示す発明は、基板上に、前記基板側から第1層、第2層、第3層、第4層、第5層、第6層までこの順に積層してなる反射防止膜であって、基準波長λ=520nmにおいて前記基板の屈折率が1.40〜2.10であり、前記第1層の光学膜厚が0.045λ以上、0.971λ以下で屈折率が1.60以上、2.50以下の高屈折率材料であり、前記第2層の光学膜厚が0.025λ以上、0.166λ以下で屈折率が1.30以上、1.50以下の低屈折率材料であり、前記第3層の光学膜厚が0.038λ以上、0.375λ以下で屈折率が1.60以上、2.50以下の高屈折率材料であり、前記第4層の光学膜厚が0.048λ以上、0.152λ以下で屈折率が1.30以上、1.50以下の低屈折率材料であり、前記第5層の光学膜厚が0.045λ以上、0.119λ以下で屈折率が1.80以上、2.50以下の高屈折率材料であり、前記第6層の光学膜厚が0.228λ以上、0.331λ以下で屈折率が1.10以上、1.30以下の超低屈折率材料であることを特徴とする反射防止膜である。
請求項2に示す発明は、前記第6層の超低屈折率材料は、フッ化マグネシウム、酸化ケイ素、酸化アルミニウム及び樹脂材料のいずれか、又は混合物からなることを特徴とする請求項1に記載の反射防止膜である。
請求項3に示す発明は、前記第6層の超低屈折率材料は、多孔質シリカであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の反射防止膜である。
請求項4に示す発明は、前記第1層、前記第3層、前記第5層は、酸化セリウム、酸化ハフニウム、酸化インジウム、酸化ニオブ、酸化スズ,酸化タンタル、酸化チタン、酸化イットリウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化プラセオジム、酸化アルミニウムのいずれか、又は前記酸化物の混合物からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の反射防止膜である。
請求項5に示す発明は、前記第2層、前記第4層は、酸化アルミニウム、フッ化マグネシウム、酸化ケイ素のいずれか、又は混合物からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の反射防止膜である。
請求項6に示す発明は、前記第1層、前記第2層、前記第3層、前記第4層、前記第5層は、真空蒸着法、スパッタ法、CVD法、ALD法のいずれかにより成膜され、前記第6層は、湿式成膜法により形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の反射防止膜である。
請求項7に示す発明は、入射角0度〜30度で波長400nm〜700nmにおける平均反射率が0.15%以下であることを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の反射防止膜である。
請求項8に示す発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の反射防止膜を有することを特徴とする光学素子である。
本発明によれば、生産性が良好で、種々の屈折率の基板に対して可視光の広い波長範囲において低反射で高い反射防止効果を有し、ゴーストやフレアの発生を軽減できる反射防止膜及び、それを有する光学素子を提供することができる。
本発明の実施形態に係る基板表面に形成された反射防止膜の略図である。 実施例1の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例2の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例3の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例4の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例5の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例6の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例7の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例8の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例9の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例10の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例11の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例12の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例13の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例14の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例15の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 比較例の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。
本発明の反射防止膜は、図1に示す略図からわかるように6層膜からなり、基板(7)側から順に第1層(1)、第2層(2)、第3層(3)、第4層(4)、第5層(5)、第6層(6)の順に薄膜が積層された構成となっており、基準波長λ=520nmとした時に、基板の屈折率が1.40〜2.10であり、第1層の光学膜厚が0.045λ以上、0.971λ以下で屈折率が1.60以上、2.50以下の高屈折率材料であり、第2層の光学膜厚が0.025λ以上、0.166λ以下で屈折率が1.30以上、1.50以下の低屈折率材料であり、第3層の光学膜厚が0.038λ以上、0.375λ以下で屈折率が1.60以上、2.50以下の高屈折率材料であり、第4層の光学膜厚が0.048λ以上、0.152λ以下で屈折率が1.30以上、1.50以下の低屈折率材料であり、第5層の光学膜厚が0.045λ以上、0.119λ以下で屈折率が1.80以上、2.50以下の高屈折率材料であり、第6層の光学膜厚が0.228λ以上、0.331λ以下で屈折率が1.10以上、1.30以下の超低屈折率材料であることを特徴とする。
第1層(1)は、第2層(2)、第3層(3)、第4層(4)及び第5層(5)の材料屈折率及び膜厚によるところが大きく、低屈折率層である第2層(2)より高い屈折率であればよい。また、膜厚に対しても比較的自由度が高いため、第1層(1)の光学膜厚は、成膜時の制御が容易な範囲で、0.045λ以上、0.971λ以下であることが好ましい。なお、上述した光学膜厚は、下限値を0.047λに、また、上限値を0.927λに限定することがより望ましい。
第2層(2)は、高屈折率層である第1層(1)及び第3層(3)よりも屈折率が低い低屈折材料であることが好ましい。屈折率差が範囲を超えて小さくなると、特に第1層(1)、又は第2層(2)の光学膜厚が制御可能な範囲を超えて薄くなるため問題となる。また、第2層(2)の光学膜厚は、0.025λ以上、0.166λ以下であることが好ましい。光学膜厚が範囲を超えて小さくなると、短波長側の反射率が上昇することに加え、膜厚が薄くなり成膜時の制御が難しくなるため問題となる。光学膜厚が範囲を超えて大きくなると低反射帯域が狭くなってしまう。なお、上述した光学膜厚は、下限値を0.026λに、また、上限値を0.159λに限定することがより望ましい。
第3層(3)は、第1層(1)、第2層(2)、第4層(4)及び第5層(5)の材料屈折率及び膜厚によるところが大きく、低屈折率層である第2層(2)と第4層(4)より高い屈折率であればよい。また、膜厚に対しても比較的自由度が高いため、第3層(3)の光学膜厚は、成膜時の制御が容易な範囲で、0.038λ以上、0.375λ以下であることが好ましい。なお、上述した光学膜厚は、下限値を0.045λに、また、上限値を0.362λに限定することがより望ましい。
第4層(4)は、高屈折率材料である第3層(3)及び第5層(5)との屈折率差が大きい低屈折率材料であることが好ましい。屈折率差が小さくなると、400〜700nmの帯域で反射率を下げることができないことに加え、第5層(5)の膜厚が薄くなり成膜時の制御が難しくなるため問題となる。また、第4層(4)の光学膜厚は、0.048λ以上、0.152λ以下であることが望ましい。光学膜厚が範囲を超えて小さくなると、400〜700nmの帯域で反射率が上昇することに加え、膜厚が薄くなり、成膜時の制御が難しくなるため問題となる。光学膜厚が範囲を超えて大きくなると短波長側の反射率が上昇し、低反射帯域が狭くなってしまう。なお、上述した光学膜厚は、下限値を0.051λに、また、上限値を0.151λに限定することがより望ましい。
第5層(5)は、最終層の超低屈折率層との屈折率差を大きくすることにより、可視光の広い帯域で低反射率化を実現することができる。そのため、第5層(5)は高屈折率材料であることが好ましい。また光学膜厚は、0.045λ以上、0.119λ以下であることが好ましい。光学膜厚が範囲を超えて小さくなると、400〜700nmの帯域で反射率が上昇することに加え、膜厚が薄くなり、成膜時の制御が難しくなるため問題となる。光学膜厚が範囲を超えて大きくなると、低反射帯域が狭くなってしまう。なお、上述した光学膜厚は、下限値を0.047λに、また、上限値を0.113λに限定することがより望ましい。
第6層(6)は、一般的には大気(屈折率=1)と接している最終層となる。大気との屈折率差は、最終的な残存反射率として残るため、第6層(6)の屈折率は、低屈折材料であるフッ化マグネシウム、酸化ケイ素、酸化アルミニウム及び樹脂材料のいずれか、又は混合物からなるとよい。さらに前述の酸化ケイ素やフッ化マグネシウムは、微粒子かつ粒子中に微細な穴が無数に空いている多孔質材料であることが好ましい。特に多孔質酸化ケイ素(多孔質シリカ)は、第5層との密着性をより強固にすることができるため、より望ましい。さらに多孔質シリカは、微細な穴の中に存在する空気が材料の屈折率を下げることができ、より大気の屈折率に近づけることができる。しかしながら、あまりに多くの微細孔が存在すると、膜強度が著しく低下するため、耐久性や耐候性が問題となってくる。そのため、第6層(6)の屈折率の下限は1.15以上であることがより望ましい。また、第6層(6)は最終層なので、光学膜厚は0.25λに付近することが一般的である。そのため、0.228λ以上0.331λ以下であることが好ましい。なお、上述した光学膜厚は、下限値を0.254λに、また、上限値を0.316λに限定することがより望ましい。
また、多孔質シリカは、大気中の水分を吸着しやすく、屈折率の変動が大きいことが多い。そのため、大気の流動を防げる面(たとえば、多孔質シリカ成膜面の物体側・像側ともレンズに挟まれていて空気の流動がない面)に加工したり、表面の多孔質シリカのOH基をCH3基などに置換して表面を疎水化処理したりすると良い。疎水化することにより、大気の流動がある面に使用しても屈折率は一定になり、所望の反射防止効果を維持することができる。
また、第1層、第3層、第5層は、屈折率が1.60〜2.50の高屈折率材料であることが好ましい。前述の高屈折率材料として、例えば酸化セリウム、酸化ハフニウム、酸化インジウム、酸化ニオブ、酸化スズ,酸化タンタル、酸化チタン、酸化イットリウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化プラセオジム、酸化アルミニウムのいずれか、又はこれらの酸化物の混合物を適用することができる。
また、第2層、第4層は、屈折率が1.30〜1.50の低屈折率材料であることが好ましい。前述の低屈折率材料として、例えば酸化アルミニウム、フッ化マグネシウム、酸化ケイ素のいずれか、又はこれらの混合物を適用することができる。
また、第1層、第2層、第3層、第4層、第5層は、真空成膜法にて形成されることが好ましい。特に、真空成膜法として、物理的蒸着法の真空蒸着法やスパッタ法、化学的蒸着法のCVD法、ALD法により形成されることがより望ましい。さらに最終層の第6層は、湿式成膜法により形成されることが好ましい。特に、浸漬法、スピンコート法、スプレーコート法、スリットコート法により形成されることがより望ましい。
また、湿式成膜法による膜形成直前の基板表面は、十分に清浄で濡れ性を有していると良い。レンズにパーティクルなどが付着して清浄度が低い基板では、膜ムラや膜ヌケの原因となる他、十分な濡れ性を有することにより、成膜時の面内の膜厚分布が一定になり、良好な外観及び反射率特性を得られる。さらに、真空成膜法の最上層の第5層と湿式成膜法の第6層の密着性も向上し、膜浮きなどの不良を防ぎつつ、耐久性や耐候性に優れた反射防止膜となる。一方濡れ性が不十分の場合、面内の膜厚分布が一定にならず反射率ムラが生じる。反射率ムラはゴースト、フレアに対して問題となるため、濡れ性が不十分な場合は、UVオゾン洗浄機やプラズマ洗浄機などにより予め十分に濡れ性を確保しておくことが望ましい。照射時間は数秒から数十秒程度で基板への着色や表面劣化が起こらない範囲で行うことが良い。前述の湿式成膜法による膜形成後は、電気炉や乾燥機などに投入し乾燥を行う。乾燥条件は、材料によって異なるが、基板材料への影響を考えて摂氏300度以下の温度で行うことが好ましい。さらに、接合レンズや樹脂レンズにも本技術を適用することができる摂氏50℃以下の温度で乾燥させるとより好ましい。低温で処理する場合、加湿雰囲気にて乾燥処理を行うと、塗布した多孔質シリカ微粒子層がより短時間で処理を終えることができる上、十分な密着強度を得ることができる。
また、波長400nm〜700nmで、入射角30°以内の平均反射率は0.15%以下であることが好ましい。このことにより、一般的なレンズ面によるゴーストやフレアを軽減することができる。また、面に対する入射角が大きくなっても反射率が低く維持できることから、広角レンズの前側の面でも良好な性能を有することができる。
以下に、本発明の反射防止膜に係る実施例の一例について説明する。ただし、本発明の実施例は以下に限定されるものではない。
実施例1は、屈折率1.50のガラス基板上に成膜した表1に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、及び第3層は酸化アルミニウムと酸化ジルコニウムの混合物からなる屈折率1.69の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、多孔質シリカからなる屈折率1.20の低屈折率層である。なお、多孔質シリカ層は、スピンコート法などの湿式成膜法により成膜することができる。
Figure 2018101132
図2には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図2及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.04%で、30度においても0.08%と、性能は非常に良好であった。
実施例2は、屈折率1.60のガラス基板上に成膜した表2に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例1同様に屈折率1.20の多孔質シリカ微粒子層である。
Figure 2018101132
図3には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図3及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.09%と、性能は非常に良好であった。
実施例3は、屈折率1.65のガラス基板上に成膜した表3に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層は酸化アルミニウムと酸化ジルコニウムの混合物からなる屈折率1.69の高屈折率材料、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例1同様に屈折率1.20の多孔質シリカ微粒子層である。
Figure 2018101132
図4には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図4及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0〜30度の範囲では入射角0度、15度の平均反射率は0.05%で、30度の平均反射率においても0.10%と、性能は非常に良好であった。
実施例4は、屈折率1.70のガラス基板上に成膜した表4に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例1同様に屈折率1.20の多孔質シリカ微粒子層である。
Figure 2018101132
図5には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図5及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.03%で、30度の平均反射率においても0.07%と、性能は非常に良好であった。
実施例5は、屈折率1.80のガラス基板上に成膜した表5に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例1同様に屈折率1.20の多孔質シリカ微粒子層である。
Figure 2018101132
図6には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図6及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.08%と、性能は非常に良好であった。
実施例6は、屈折率1.95のガラス基板上に成膜した表6に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例1同様に屈折率1.20の多孔質シリカ微粒子層である。
Figure 2018101132
図7には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図7及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度の平均反射率は0.03%、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.09%と、性能は非常に良好であった。
実施例7は、屈折率2.00のガラス基板上に成膜した表7に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例1同様に屈折率1.20の多孔質シリカ微粒子層である。
Figure 2018101132
図8には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図8及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.03%で、30度の平均反射率においても0.07%と、性能は非常に良好であった。
実施例8は、屈折率1.43のガラス基板上に成膜した表8に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層は酸化ケイ素からなる屈折率1.46の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、屈折率1.25の多孔質シリカ微粒子層である。
Figure 2018101132
図9には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図9及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.10%と、性能は非常に良好であった。
実施例9は、屈折率1.50のガラス基板上に成膜した表9に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化チタンからなる屈折率2.31の高屈折率材料、第2層と第4層は酸化ケイ素からなる屈折率1.46の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例8同様に多孔質シリカからなる屈折率1.25の低屈折率層である。
Figure 2018101132
図10には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図10及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度の平均反射率は0.05%、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.08%と、性能は非常に良好であった。
実施例10は、屈折率1.60のガラス基板上に成膜した表10に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例8同様に多孔質シリカからなる屈折率1.25の低屈折率層である。
Figure 2018101132
図11には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図11及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.10%と、性能は非常に良好であった。
実施例11は、屈折率1.70のガラス基板上に成膜した表11に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1層、第3層、第5層は酸化チタンをからなる屈折率2.38の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例8同様に多孔質シリカからなる屈折率1.25の低屈折率層である。
Figure 2018101132
図12には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図12及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度の平均反射率は0.03%、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.09%と、性能は非常に良好であった。
実施例12は、屈折率1.80のガラス基板上に成膜した表12に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1、第3、第5層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料、第2層と第4層は酸化ケイ素からなる屈折率1.46の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例8同様に多孔質シリカからなる屈折率1.25の低屈折率層である。
Figure 2018101132
図13には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図13及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度の平均反射率は0.03%、15度の平均反射率は0.04%で、30度の平均反射率においても0.10%と、性能は非常に良好であった。
実施例13は、屈折率1.90のガラス基板上に成膜した表13に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1、第3、第5層は酸化チタンからなる屈折率2.31の高屈折率材料、第2層と第4層は酸化ケイ素からなる屈折率1.46の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例8同様に多孔質シリカからなる屈折率1.25の低屈折率層である。
Figure 2018101132
図14には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図14及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.03%で、30度の平均反射率においても0.09%と、性能は非常に良好であった。
実施例14は、屈折率2.00のガラス基板上に成膜した表14に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1、第3、第5層は酸化チタンからなる屈折率2.31の高屈折率材料、第2層と第4層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例8同様に多孔質シリカからなる屈折率1.25の低屈折率層である。
Figure 2018101132
図15には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図15及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.03%で、30度の平均反射率においても0.09%と、性能は非常に良好であった。
実施例15は、屈折率2.05のガラス基板上に成膜した表15に示す膜構成の反射防止膜である。基板側から順に第1層から第5層は真空蒸着法により成膜し、第1、第3、第5層は酸化チタンからなる屈折率2.31の高屈折率材料、第2層と第4層は酸化ケイ素からなる屈折率1.46の低屈折率材料の構成となっている。最表面の第6層は、実施例8同様に多孔質シリカからなる屈折率1.25の低屈折率層である。
Figure 2018101132
図16には、本実施例に係る反射防止膜の波長400nm〜700nmにおける入射角0度、15度、30度の分光反射率データを示した。図16及び表17に示した平均反射率の通り、入射角0度、15度の平均反射率は0.03%で、30度の平均反射率においても0.08%と、性能は非常に良好であった。
比較例
図17には、超屈折率材料を使用しなかった場合の比較例を示した。表16に示す通り7層からなる反射防止膜のすべての層は真空蒸着法で成膜されている。膜構成は、第1層、第3層、第5層、第7層はフッ化マグネシウムからなる屈折率1.38の低屈折率材料、第2層、第4層、第6層は酸化ジルコニウムと酸化チタンの混合物からなる屈折率2.08の高屈折率材料を使用した。
Figure 2018101132
図17及び表17に示した平均反射率の通り、波長400nm〜700nmにおける反射率は、入射角0度、15度における平均反射率は約0.10%であるものの、最大反射率は約0.30%まで上昇しており十分に反射率が低いとは言えない。さらに、入射角30度における平均反射率は0.24%となっており、また図17からも、波形が大きく波打ち、入射角の上昇とともに反射率が急激に上昇していることがわかる。以上より、実施例1〜15は、比較例に対して層数が1層少ない6層でありつつ、入射角が0〜30度の範囲において平均反射率が0.15%以下と反射防止効果が非常に高いことがわかる。
Figure 2018101132
以上のように、本発明に係る反射防止膜によれば、生産性が良好で、種々の屈折率の基板に対して可視光の広い波長範囲において低反射で高い反射防止効果を有し、ゴーストやフレアの発生を軽減できる反射防止膜及び、それを有する光学素子を提供することができる。
1 第1層
2 第2層
3 第3層
4 第4層
5 第5層
6 第6層
7 基板

Claims (8)

  1. 基板上に、前記基板側から第1層、第2層、第3層、第4層、第5層、第6層までこの順に積層してなる反射防止膜であって、
    基準波長λ=520nmにおいて
    前記基板の屈折率が1.40〜2.10であり、
    前記第1層の光学膜厚が0.045λ以上、0.971λ以下で屈折率が1.60以上、2.50以下の高屈折率材料であり、
    前記第2層の光学膜厚が0.025λ以上、0.166λ以下で屈折率が1.30以上、1.50以下の低屈折率材料であり、
    前記第3層の光学膜厚が0.038λ以上、0.375λ以下で屈折率が1.60以上、2.50以下の高屈折率材料であり、
    前記第4層の光学膜厚が0.048λ以上、0.152λ以下で屈折率が1.30以上、1.50以下の低屈折率材料であり、
    前記第5層の光学膜厚が0.045λ以上、0.119λ以下で屈折率が1.80以上、2.50以下の高屈折率材料であり、
    前記第6層の光学膜厚が0.228λ以上、0.331λ以下で屈折率が1.10以上、1.30以下の超低屈折率材料であることを特徴とする反射防止膜。
  2. 前記第6層の超低屈折率材料は、フッ化マグネシウム、酸化ケイ素、酸化アルミニウム及び樹脂材料のいずれか、又は混合物からなることを特徴とする請求項1に記載の反射防止膜。
  3. 前記第6層の超低屈折率材料は、多孔質シリカであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の反射防止膜。
  4. 前記第1層、前記第3層、前記第5層は、酸化セリウム、酸化ハフニウム、酸化インジウム、酸化ニオブ、酸化スズ,酸化タンタル、酸化チタン、酸化イットリウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化プラセオジム、酸化アルミニウムのいずれか、又は前記酸化物の混合物からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の反射防止膜。
  5. 前記第2層、前記第4層は、酸化アルミニウム、フッ化マグネシウム、酸化ケイ素のいずれか、又は混合物からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の反射防止膜。
  6. 前記第1層、前記第2層、前記第3層、前記第4層、前記第5層は、真空蒸着法、スパッタ法、CVD法、ALD法のいずれかにより成膜され、
    前記第6層は、湿式成膜法により形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の反射防止膜。
  7. 入射角0度〜30度で波長400nm〜700nmにおける平均反射率が0.15%以下であることを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の反射防止膜。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の反射防止膜を有することを特徴とする光学素子。
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