JP6366276B2 - 光学素子、光学系、光学機器および光学膜の製造方法 - Google Patents

光学素子、光学系、光学機器および光学膜の製造方法 Download PDF

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本発明は、多層膜として形成され、反射防止機能等を有する光学素子に関する。
レンズ等の光学素子の表面には、不要な反射によるフレアやゴーストを防止するために、反射防止機能を有する誘電体多層膜が形成されることが多い。この多層膜は、屈折率が異なる薄膜(層)を蒸着等の方法によりそれぞれ適切な厚さで成膜して積層することで、各層の表面および界面で発生する反射波を相互に干渉させることで反射光を低減させる。また、反射防止膜は、一般に積層する層数が多いほど反射防止効果が高くなる。例えば、特許文献1には、7層構造による反射防止膜が開示されている。
一方、蒸着膜で使用される屈折率1.38のフッ化マグネシウムより低い屈折率を有する材料を反射防止膜の最表層に使用すれば、高性能な反射防止機能を得ることができる。屈折率の低い材料として、シリカやフッ化マグネシウム等の無機系材料、シリコン樹脂や非晶質のフッ素樹脂などの有機材料を用いることが知られている。これらの材料は、層内に空隙を形成することにより屈折率を下げることができる。特許文献2には、屈折率を1.27程度まで下げた多孔質シリカ膜を最上層とした5層構造の反射防止膜が開示されている。
特開平10−020102号公報 特開2009−168986号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された反射防止膜は、可視波長域の光に対する反射率が0.3%程度であり、可視波長域の光に対する反射防止性能としては不十分である。また、特許文献2にて開示された反射防止膜は、反射防止効果が得られる波長域が狭く、入射角特性も低い。さらに、可視波長域の光に対する屈折率が1.42から1.55までの基材上に形成された膜構成しか開示されておらず、屈折率が1.40から2.05という広範囲の基材に適用可能な膜構成は開示されていない。
本発明は、可視波長域の光に対する屈折率が広範囲の基材上に形成される高い反射防止性能等の優れた光学特性が得られる光学膜およびこれを用いた光学素子や光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学素子は、基材と、該基材側から順に該基材上に積層された第1層乃至第5層を有する。波長がλ=550nmである光に対する、基材の屈折率をns、第1層乃至第5層の屈折率をn1〜n5、第1層乃至第5層の光学膜厚をd1(nm)〜d5(nm)とするとき、以下の条件を満足することを特徴とする。
1.40≦ns≦2.05
1.3≦n1≦1.
1.8≦n2≦2.2
1.6≦n3≦1.70
1.3≦n4≦1.6
1.05≦n5≦1.25
0.02λ≦d1≦0.33λ
0.02λ≦d2≦0.10λ
0.02λ≦d3≦0.33λ
0.02λ≦d4≦0.16λ
0.14λ≦d5≦0.30λ
なお、上記光学素子を含む光学系、該光学系を有する光学機器、該光学素子の表面に形成される光学膜の製造方法も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、可視波長域の光に対する屈折率が広範囲の基材上に設けられる光学膜であって、高い反射防止性能等の優れた光学特性が得られる光学膜を実現することができる。そして、この光学膜が形成された光学素子を光学機器に用いることにより、ゴーストやフレアの発生を低減できる等、優れた光学特性を有する光学機器を実現することができる。
本発明の代表的な実施例の反射防止膜の構成を示す概略図。 本発明の実施例1である反射防止膜の反射率特性を示す図。 本発明の実施例2である反射防止膜の反射率特性を示す図。 本発明の実施例3である反射防止膜の反射率特性を示す図。 本発明の実施例4である反射防止膜の反射率特性を示す図。 本発明の実施例5である反射防止膜の反射率特性を示す図。 本発明の実施例6である反射防止膜の反射率特性を示す図。 本発明の実施例7である反射防止膜の反射率特性を示す図。 本発明の実施例8である光学機器の概略図。 実施例8の光学機器の光学系の構成を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の代表的な実施例である光学膜としての反射防止膜の概略構成を示している。反射防止膜7は、基材6上に形成された5層構造の多層膜であり、基材側から順に、それぞれ薄膜である第1層1、第2層2、第3層、第4層4および第5層5が積層されて構成されている。なお、以下の説明において、屈折率および光学膜厚の値はすべて、この反射防止膜7に入射する中心波長λ=550nmの光に対する屈折率および光学膜厚である。
基材6の屈折率nsは、
1.40≦ns≦2.05 (1)
第1層1の屈折率n1は、
1.3≦n1≦1.8 (2)
第2層2の屈折率n2は、
1.8≦n2≦2.2 (3)
第3層3の屈折率n3は、
1.6≦n3≦1.8 (4)
第4層目の屈折率n4は、
1.3≦n4≦1.6 (5)
第5層5の屈折率n5は、
1.05≦n5≦1.30 (6)
をそれぞれ満足する。
なお、上記条件(1)〜(6)のうちいずれかの数値範囲の上限値または下限値を以下のようにすると、より望ましい。
1.50≦ns≦2.00 (1a)
1.6≦n1≦1.7 (2a)
2.00≦n2≦2.15 (3a)
1.65≦n3≦1.70 (4a)
1.35≦n4≦1.50 (5a)
1.15≦n5≦1.25 (6a)
第1層1は基材6と接しており、該基材6の屈折率の影響を受ける。第1層1の屈折率n1が基材6の屈折率nsよりも小さい場合、第1層1の光学膜厚d1は、λ/16(≒0.0625λ)近傍が好ましい。光学膜厚d1がλ/16近傍から離れた値であると、反射防止性能が高い波長域が狭くなる。一方、屈折率n1が基材6の屈折率nsよりも高い場合、光学膜厚d1は、5λ/16(0.3125λ)近傍が好ましい。光学膜厚d1が5λ/16近傍から離れた値であると、反射防止性能が高い波長域が狭くなる。さらに、第1層1の屈折率n1と基材6の屈折率nsとが同じ(同じとみなせる程度に近い場合を含む)場合は、光学膜厚d1は、第2層2から第5層5までの膜構成に応じて異なるが、λ/16近傍もしくは5λ/16近傍が好ましい。光学膜厚d1がこれらの値から離れた値であると、反射防止性能が高い波長域が狭くなる。
以上のことから、
第1層1の光学膜厚d1は、
0.02λ≦d1≦0.33λ (7)
を満足する必要がある。なお、第1層1の屈折率n1が基材6の屈折率nsよりも小さいか同じである場合は、
0.02λ≦d1≦0.16λ (7a)
を満足することが望ましい。また、第1層1の屈折率n1が基材6の屈折率nsよりも大きいか同じである場合は、
0.21λ≦d1≦0.33λ (7b)
を満足することが望ましい。
第2層の光学膜厚d2は、
0.02λ≦d2≦0.10λ (8)
を満足する必要がある。光学膜厚d2が0.02λより小さいと膜厚の制御が難しく、設計値通りに成膜することができない可能性がある。また、光学膜厚d2が0.10λより大きいと、短波長側の反射率性能が低下する。
第3層の光学膜厚d3は、
0.02λ≦d3≦0.33λ (9)
を満足するものとする。第3層の光学膜厚d3は、第1、第2、第4および第5層の膜構成に依存しており、膜厚として採用可能な範囲が広い。
第4層の膜厚d4は、
0.02λ≦d4≦0.16λ (10)
を満足する必要がある。光学膜厚d4が0.02λより小さいと膜厚の制御が難しく、設計値通りに成膜することができない可能性がある。また、光学膜厚d4が0.16λより大きいと、反射防止性能が高い波長域が狭くなる。
第5層は、反射防止膜7の最上層(最も基材6から離れた層)である。一般に、反射防止膜の最上層の膜厚は、1/4λ近傍である。このため、本実施例でも、第5層の膜厚d5は、
0.14λ≦d5≦0.30λ (11)
を満足するものとする。
なお、上記条件(7)〜(11)のうちいずれかの数値範囲の上限値または下限値を以下のようにすると、より望ましい。
0.025λ≦d1≦0.310λ (7c)
0.029λ≦d2≦0.060λ (8a)
0.021λ≦d3≦0.310λ (9a)
0.025λ≦d4≦0.13λ (10a)
0.17λ≦d5≦0.25λ (11a)
さらに、第1から第5層1〜5の屈折率は、以下の条件を満足することが望ましい。
n1<n2 (12)
n5<n4<n3<n2 (13)
最上層である第5層は、屈折率を下げる必要があるため、SiOやMgFのような屈折率が低い材料を用いることが好ましい。
また、第5層の主成分は、中空微粒子であることが好ましい。中空微粒子は、内部に空隙を有するため、空隙に含まれる空気(屈折率1.0)によって屈折率を下げることができる。さらに、中空微粒子の内部に空隙があることで、空隙に水分や不純物の吸着を防ぐことができる。このため、耐環境性が良くなり、屈折率の変化が少ない安定的な特性を得ることができる。中空微粒子としては、酸化シリコンまたはフッ化マグネシウムにより形成することが望ましい。
中空微粒子は、バインダーにより結合されるため、ゾルゲル法で作製することが好ましい。このような第5層の塗工方法としては、特に限定されず、ディップコート法、スピンコート法、スプレーコート法、ロールコート法等、塗工液の一般的な塗工方法を用いることができる。レンズのように曲面を有する基材に膜厚を均一に成膜できる点から、スピンコート法で成膜することが、より望ましい。なお、塗工後に、乾燥機、ホットプレート、電気炉等を用いた乾燥を行う。乾燥条件は、基材に影響を与えず、かつ中空微粒子内の有機溶媒を蒸発できる程度の温度と時間とする。一般的には300℃以下の温度を用いることが好ましい。また、塗工回数は通常1回であるが、乾燥と塗工を複数回繰り返してもよい。
第1層1から第4層4は無機系膜として形成される。成膜が簡単であることから、真空蒸着法やスパッタ法によって成膜されることが望ましい。また、第4層4はSiOを主成分とする膜であることが望ましい。最上層である第5層5がゾルゲル法により作製されるため、その直下層である第4層4には濡れ性の高いシリカを用いることで、第4層4と第5層5の密着性を高めることができる。
さらに、第2層2は、チタン、タンタル、ジルコニア、クロム、ニオブ、セリウム、ハフニウム、イットリウムの酸化物の単体またはこれらの混合物の層により形成することが望ましい。
以下に、具体的な実施例を示す。ただし、これらは例に過ぎず、本発明の実施例はこれらに限定されるものではない。
実施例1では、屈折率1.52のガラス基材上に、表1に示す膜構成を有する反射防止膜を形成した。第1層から第4層までは真空蒸着法により成膜した。また、第5層は、屈折率が1.24になるように、中空SiO含有の溶液にバインダー溶液を加え、混合調整した液をスピンコーターで塗工した後、100〜250℃のクリーンオーブンで1時間焼成した。
図2には、本実施例の反射防止膜の可視光波長域400nmから700nmにおける入射角0度、15度、30度および45度での反射率特性を示す。本実施例の反射防止膜は、上記波長域における入射角0度、15度および30度での反射率は0.2%以下であり、入射角45度においても0.8%以下である。このように、本実施例の反射防止膜は、広い波長域で高い反射防止性能が得られる。
実施例2では、屈折率1.60のガラス基材上に、表2に示す膜構成を有する反射防止膜を形成した。第1層から第4層までは真空蒸着法により成膜した。また、第5層は、屈折率が1.21になるように、中空MgF含有の溶液にバインダー溶液を加え、混合調整した液をスピンコーターで塗工し、100〜250℃のクリーンオーブンで1時間焼成した。
図3には、本実施例の反射防止膜の可視光波長域400nmから700nmにおける入射角0度、15度、30度および45度での反射率特性を示す。本実施例の反射防止膜は、上記波長域における入射角0度、15度および30度での反射率は0.6%以下であり、入射角45度においても1.4%以下である。このように、本実施例の反射防止膜は、広い波長域で高い反射防止性能が得られる。
実施例3では、屈折率1.70のガラス基材上に、表3に示す膜構成を有する反射防止膜を形成した。第1層から第4層までは真空蒸着法により成膜した。また、第5層は、屈折率が1.20になるように調整した中空SiOの混合調整液をスピンコーターで塗工した後、1時間の焼成により成膜した。
図4には、本実施例の反射防止膜の可視光波長域400nmから700nmにおける入射角0度、15度、30度および45度での反射率特性を示す。本実施例の反射防止膜は、上記波長域における入射角0度、15度および30度での反射率は0.6%以下であり、入射角45度においても1.6%以下である。このように、本実施例の反射防止膜は、広い波長域で高い反射防止性能が得られる。
実施例4では、屈折率1.80のガラス基材上に、表4に示す膜構成を有する反射防止膜を形成した。第1層から第4層までは真空蒸着法により成膜した。また、第5層は、屈折率が1.20になるように調整した中空SiOの混合調整液をスピンコーターで塗工した後、1時間の焼成により成膜した。
図5には、本実施例の反射防止膜の可視光波長域400nmから700nmにおける入射角0度、15度、30度および45度での反射率特性を示す。本実施例の反射防止膜は、上記波長域における入射角0度、15度および30度での反射率は0.5%以下であり、入射角45度においても1.3%以下である。このように、本実施例の反射防止膜は、広い波長域で高い反射防止性能が得られる。
実施例5では、屈折率1.89のガラス基材上に、表5に示す膜構成を有する反射防止膜を形成した。第1層から第4層までは真空蒸着法により成膜した。また、第5層は、屈折率が1.20になるように調整した中空SiOの混合調整液をスピンコーターで塗工した後、1時間の焼成により成膜した。
図6には、本実施例の反射防止膜の可視光波長域400nmから700nmにおける入射角0度、15度、30度および45度での反射率特性を示す。本実施例の反射防止膜は、上記波長域における入射角0度、15度および30度での反射率は0.4%以下であり、入射角45度においても1.2%以下である。このように、本実施例の反射防止膜は、広い波長域で高い反射防止性能が得られる。
実施例6では、屈折率2.80のガラス基材上に、表6に示す膜構成を有する反射防止膜を形成した。第1層から第4層までは真空蒸着法により成膜した。また、第5層は、屈折率が1.24になるように調整した中空MgFの混合調整液をスピンコーターで塗工後、1時間の焼成により成膜した。
図7には、本実施例の反射防止膜の可視光波長域400nmから700nmにおける入射角0度、15度、30度および45度での反射率特性を示す。本実施例の反射防止膜は、上記波長域における入射角0度、15度および30度での反射率は0.6%以下であり、入射角45度においても1.4%以下である。このように、本実施例の反射防止膜は、広い波長域で高い反射防止性能が得られる。

実施例7では、屈折率2.00のガラス基材上に、表7に示す膜構成を有する反射防止膜を形成した。第1層から第4層までは真空蒸着法により成膜した。また、第5層は、屈折率が1.22になるように調整した中空SiOの混合調整液をスピンコーターで塗工した後、1時間の焼成により成膜した。
図8には、本実施例の反射防止膜の可視光波長域400nmから700nmにおける入射角0度、15度、30度および45度での反射率特性を示す。本実施例の反射防止膜は、上記波長域における入射角0度、15度および30度での反射率は0.5%以下であり、入射角45度においても1.3%以下である。このように、本実施例の反射防止膜は、広い波長域で高い反射防止性能が得られる。
図9には、本発明の実施例8である光学機器としての撮像装置を示している。図10において、101は撮像装置としてのデジタルカメラであり、102は光学部材であるレンズの表面に実施例1〜7のうちいずれかの反射防止膜が形成された光学素子を用いて構成された撮像光学系102である。撮像光学系102は、複数のレンズによって構成されており、これらのレンズ面のうち少なくとも1面に実施例1〜7のうちいずれかの反射防止膜が形成されている。
このため、本実施例のデジタルカメラ101は、フレアやゴースト等の有害な反射光の発生を抑えることができ、良好な画質の画像が得られる。
図10には、撮像光学系102の具体的な構成を示している。IPは像面であり、CCDセンサ又はCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)が配置される。STは絞りである。G101からG111は光学素子としてのレンズである。これらのレンズのうち少なくとも1つのレンズの入射面および射出面の少なくとも一方に、は実施例1〜7のうちいずれかの反射防止膜が形成される。
表8には、図10の撮影光学系の数値例を示す。ri(i=01,02,03,…)は物体側から数えてi番目のレンズ面の曲率半径を示し、diはi番目のレンズ厚または空気間隔を示す。また、niとνiはi番目のレンズの材料の550nmの光に対する屈折率とアッベ数を示す。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。
なお、本実施例では光学機器の一例としてデジタルカメラについて説明したが、実施例1〜7のうちいずれかの反射防止膜が形成された光学素子を交換レンズ、双眼鏡および画像投射装置等の各種光学機器の光学系に用いてもよい。
また、上記各実施例では、反射防止膜について説明したが、本発明の光学膜は、反射防止機能とともに又は反射防止機能とは別に、反射防止機能以外の光学機能を有していてもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
優れた光学特性を有する光学膜を提供でき、各種光学機器に利用できる。
1 第1層
2 第2層
3 第3層
4 第4層
5 第5層
6 基材
7 反射防止膜

Claims (8)

  1. 基材と、該基材側から順に該基材上に積層された第1層乃至第5層を有する光学素子であって、
    波長がλ=550nmである光に対する、前記基材の屈折率をns、前記第1層乃至第5層の屈折率をn1〜n5、前記第1層乃至第5層の光学膜厚をd1(nm)〜d5(nm)とするとき、
    以下の条件を満足することを特徴とする光学素子
    1.40≦ns≦2.05
    1.3≦n1≦1.
    1.8≦n2≦2.2
    1.6≦n3≦1.70
    1.3≦n4≦1.6
    1.05≦n5≦1.25
    0.02λ≦d1≦0.33λ
    0.02λ≦d2≦0.10λ
    0.02λ≦d3≦0.33λ
    0.02λ≦d4≦0.16λ
    0.14λ≦d5≦0.30λ
  2. 前記第5層は、中空微粒子を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学素子
  3. 前記中空微粒子は、酸化シリコンまたはフッ化マグネシウムで構成されることを特徴とする請求項に記載の光学素子
  4. 前記第4層は、酸化シリコンを含むことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の光学素子
  5. 前記第2層は、チタン、タンタル、ジルコニア、クロム、ニオブ、セリウム、ハフニウム、イットリウムのいずれかの酸化物の単体またはこれらの混合物で構成されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の光学素子
  6. 複数の光学素子を有し、該複数の光学素子のうち少なくとも一つは請求項1から5のいずれか一項に記載の光学素子であることを特徴とする光学系。
  7. 請求項に記載の光学系を有することを特徴とする光学機器。
  8. 基材上に、該基材の側から順に積層された第1層乃至第5層を有する光学膜の製造方法であって、
    波長がλ=550nmである光に対する、前記基材の屈折率をns、前記第1層乃至第5層の屈折率をn1〜n5、前記第1層乃至第5層の光学膜厚をd1(nm)〜d5(nm)とするとき、
    以下の条件を満足し、
    1.40≦ns≦2.05
    1.3≦n1≦1.7
    1.8≦n2≦2.2
    1.65≦n3≦1.70
    1.3≦n4≦1.6
    1.05≦n5≦1.25
    0.02λ≦d1≦0.33λ
    0.02λ≦d2≦0.10λ
    0.02λ≦d3≦0.33λ
    0.02λ≦d4≦0.16λ
    0.14λ≦d5≦0.30λ
    前記第1層から第4層を真空蒸着法またはスパッタ法により形成し、
    前記第5層をゾルゲル法により形成することを特徴とする光学膜の製造方法。
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