JP2018100528A - 分解型作業機械 - Google Patents
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Abstract
Description
1.分解型作業機械
図1は本実施形態の分解型作業機械の外観を表す側面図である。以降、運転席に座ったオペレータの前側(同図中左側)、後側(同図中右側)、左側(同図中の紙面直交方向手前側)、右側(同図中の紙面直交方向奥側)を分解型作業機械の前、後、左、右とし、それぞれ単に前側、後側、左側、右側と記載する。
図2−図5は本実施形態に係る分解型作業機械を構成する旋回体の要部の外観構造を表す図であり、図2は側面図、図3は平面図、図4は前面図、図5は斜視図である。これらの図においては、作業機20及び運転室14の建屋カバー15や作動油タンク等、及び旋回フレーム31におけるそれら建屋カバー等を支持する後側及び右側の部分を取り付けていない状態を図示している。図2−図5に示した旋回体12は、旋回フレーム31を含むフレームユニット30及び運転席61を含む運転室ユニット60に分解可能な構成である。本願明細書にいう分解可能な構成とは、単に分解することができる構成ではなく、フレームユニット30と運転室ユニット60の連結及び切り離しの際にケーブル類の脱着がし易く電装部品の養生の必要性が低いように配慮された構成である。次にフレームユニット30及び運転室ユニット60の構成について説明する。
図6−図9はフレームユニットの要部の外観構造を表す図であり、図6は側面図、図7は平面図、図8は前面図、図9は斜視図である。フレームユニット30は、旋回フレーム31、旋回モータ32、コントロールバルブ33、複数の油圧管路34(図7、図19にのみ図示)等を含んでいる。
センターフレーム35は、前述した旋回輪13(図1)を介して走行体11のトラックフレームの上部に設けられており、旋回中心Cを中心にして走行体11に対して旋回可能である。センターフレーム35は旋回輪13を取り外すことで走行体11から取り外すことができる。特に図示していないが、旋回輪13の内側にはスイベルジョイント(不図示)が配置されており、旋回体12に這い回した油圧管路等のケーブルと走行体11に這い回したケーブルとがスイベルジョイントで接続される。センターフレーム35には、旋回輪13の付近に上記旋回モータ32が搭載されていて、旋回モータ32の出力軸が旋回輪13に設けた歯車と噛み合うことで、走行体11に対して旋回体12が旋回する。
左側のサイドフレーム36は旋回フレーム31における運転室14を取り付ける運転室取り付け部であり、第1フレーム42,43、第2フレーム44,45、第3フレーム46、底板47を備えている。第1フレーム42,43、第3フレーム46が横根太、第2フレーム44,45が縦根太を構成する。
図10−図12は運転室ユニットの要部の外観構造を表す図であり、図10は側面図、図11は前面図、図12は斜視図である。運転室ユニット60は旋回フレーム31のサイドフレーム36の上部に支持され、旋回フレーム31の旋回中心Cの左右方向の一方側(本例では旋回中心Cよりも左側)に位置している。但し、運転室ユニット60の配置は機体の右側であっても構わない。運転室ユニット60は、運転室14及びベースフレーム(キャブベッド)64を備えている。
図13は運転室の内部構造物を抜き出して表した側面図、図14はその平面図である。図13及び図14に示したように、運転室14は、ボディ65(図10等)、運転席61、操作装置62,63、コンソールボックス66、ゲートロックレバー67等を備えている。ボディ65は運転席61を包囲する運転室14の外殻であり、ベースフレーム64に固定されている。本実施形態ではボディ65の左側壁に開閉扉65aが設けられており、オペレータは開閉扉65aを介して運転室14に対して乗降する。運転席61はオペレータが座る座席であり、床板68上に固定されている。床板68はベースフレーム64上に固定される。操作装置62は前後左右に傾斜操作する油圧パイロット操作式で十字操作式のレバー装置であり、運転席61の左右に配置されている。左右の操作装置62によって作業機20及び旋回体12の動作が指示される。操作装置63は前後に傾斜操作するパイロット操作式のレバー装置であり、運転席61の前側に左右に並べて配置されている。これら操作装置63は走行操作用である。
図15はベースフレームの側面図、図16はその平面図、図17はフレームユニットにベースフレームを載せた状態を表す平面図、図18は図17中のA矢視断面図である。また、図19はフレームユニットにベースフレームを載せた状態を油圧管路を合わせて表した側面図である。図15−図19に示したように、ベースフレーム64は中空の箱型に形成されており、前後の座部71,72と凸部73を備えている。座部71,72は、ベースフレーム64のうちフレームユニット30の第1フレーム42、第3フレーム46でそれぞれ支持される部分である。座部71,72はベースフレーム64の左右方向の全幅に延在している。また、図15等に示したように、後側の座部71の下面には、下向きに延びるピン74が設けられている。ピン74はテーパピンであり、少なくとも1つ(本例ではサイドフレーム36のピン穴50に対応する位置に各1つ)設けられている。また、前側の座部72の下面には、有底状で下向きに開口したピン穴75(図16)が設けられている。ピン穴75はテーパ穴であり、少なくとも1つ(本例ではサイドフレーム36のピン51に対応する位置に各1つ)設けられている。運転室ユニット60のベースフレーム64及びフレームユニット30のピンが対応するピン穴に挿し込まれてボルト等で固定され、フレームユニット30に対して運転室ユニット60が精度良く位置決めされる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
本実施形態においては、まず、旋回フレーム31のサイドフレーム36に、第1フレーム42、第2フレーム44及び第3フレーム46で囲われた有底状で上部が開放された凹部52を設けている。そして、第1フレーム42及び第3フレーム46で支持される座部71,72と座部71,72の間に位置し座部71,72よりも下側に突出して凸部73とで、運転室ユニット60のベースフレーム64の下部を段差構造にしている。これにより、運転室ユニット60のベースフレーム64の一部が旋回フレーム31に入り込み、旋回フレーム31とベースフレーム64とが高さ方向に一部重なっている。そして、コントロールバルブ33からの油圧管路34を第1フレーム42を通して旋回フレーム31の凹部52に導き、凹部52に挿し込まれた運転室ユニット60の凸部73内の継手78に接続している。このような緻密なレイアウトによって、旋回フレーム31とベースフレーム64とが高さ方向に一部重なった構成としつつ、運転室14をユニット化した場合に懸念される操作系の油圧配管の接続及び切り離しの問題にも巧みに対応している。
運転室ユニット60側に配管した操作系の油圧管路79と旋回フレーム31側に配管した油圧管路34とが、凸部73内で継手56,78によって接続される構造である。そのため、油圧系統の接続及び切り離しがユニットの連結部で行え、フレームユニット30と運転室ユニット60の分解組立の作業効率を向上させることができる。特に本実施形態の場合、運転室ユニット60のベースフレーム64の側面の蓋84を開けることで、運転室ユニット60をフレームユニット30に取り付けてから側部開口83を介して継手56,78の結線作業ができ、極めて効率的である。
本実施形態においては、運転室ユニット60の下側に設けた中空の凸部73,89,90が旋回フレーム31の凹部52,53,54に入り込む構造である。そのため、継手56,78のみならず、操作方式切換弁85やオプション部品その他を旋回フレーム31と高さが重なる位置に更に収容することができる。この点も、機体全高を抑えるのに不利な分解型作業機械にあって余裕のないスペースを有効に活用し、必要な仕様を確保しつつ機体寸法を抑えるのに大いに貢献し得る。
Claims (4)
- 走行体、前記走行体の上部に旋回可能に設けた旋回体、及び前記旋回体に連結した作業機を備えると共に、前記走行体、前記旋回体及び前記作業機に分解可能に構成され、かつ前記旋回体が、旋回フレームを含むフレームユニット及び運転席を含む運転室ユニットに分解可能であると共に、原動機、前記原動機で駆動される油圧ポンプ、前記油圧ポンプから対応する油圧アクチュエータへの圧油の流れを制御するコントロールバルブ、及び前記コントロールバルブを制御する油圧操作式の操作装置を備えた分解型作業機械において、
前記旋回フレームは、作業機取り付け部と運転室取り付け部を有し、
前記運転室取り付け部は、前記作業機取り付け部に支持されて左右方向の一方側に延びる第1フレームと、前記第1フレームに支持されて前方に延びる第2フレームと、左右に延びた姿勢で前記第2フレームに支持された第3フレームと、前記第1フレーム及び前記第3フレームの間を覆う底板とを有し、前記第1フレーム、前記第2フレーム及び前記第3フレームで囲われた有底状で上部が開放された凹部を有しており、
前記運転室ユニットのベースフレームは、中空の箱型に形成されており、前記第1フレーム及び前記第3フレームでそれぞれ支持される前後の座部と、前記前後の座部の間に位置し前記座部よりも下側に突出して前記運転室取り付け部の凹部に入り込んだ凸部とを有しており、
前記運転室ユニットのベースフレームには、前記操作装置に接続する油圧管路が配管され、前記油圧管路の端部に設けた一方の継手が前記凸部に収容されており、
前記一方の継手に接続する他方の継手から延びる油圧配管が、前記運転室取り付け部の凹部及び前記第1フレームの内部を通って前記コントロールバルブに接続していることを特徴とする分解型作業機械。 - 請求項1に記載の分解型作業機械において、
前記運転室ユニットのベースフレームの凸部の下面と前記運転室取り付け部の凹部の上面との間には、前記運転室取り付け部側の油圧管路を配管する空間が確保されており、
前記運転室ユニットのベースフレームの凸部の底部には、前記運転室取り付け部側の油圧管路を通す底部開口が設けられていることを特徴とする分解型作業機械。 - 請求項2に記載の分解型作業機械において、前記凸部の側面には、前記一方の継手に臨む側部開口と、前記側部開口を開閉する蓋が設けられていることを特徴とする分解型作業機械。
- 請求項3に記載の分解型作業機械において、前記運転室ユニットのベースフレームの凸部には、前記操作装置と前記コントロールバルブの接続関係を切り換える操作方式切換弁が更に収容されていることを特徴とする分解型作業機械。
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