JP2018099765A - 切断装置および加工手段の着脱方法 - Google Patents

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健 高野
芳昭 杉下
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Abstract

【課題】加工手段の着脱を自動で行う構成であっても、当該加工手段を支持する支持手段の大型化を抑制し、延いては当該支持手段を移動させる移動手段の大型化を防止することができる切断装置および加工手段の着脱方法を提供すること。【解決手段】切断対象物ASに切断線または切断予定線の基となる加工部を形成する加工手段20と、加工手段20を把持する把持部材34および、当該把持部材34に対して相対的に回転させることで当該把持部材34を加工手段20に離間接近させる調整部材35を備えた支持手段30と、加工手段20を支持した支持手段30を移動させて切断対象物ASに所定形状の切断線または切断予定線を形成する移動手段40とを有し、移動手段40における可動部の外部に配置され、把持部材34と調整部材35との相対回転を実施する調整部材回転手段50を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、切断装置および加工手段の着脱方法に関する。
従来、加工手段を支持した支持手段を移動手段で移動させ、切断対象物に所定形状の切断線を形成する切断装置において、当該加工手段の着脱を自動で行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−12614号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の切断装置では、移動部材37(把持部材)によるカッター刃21(加工手段)の取付け動作および取外し動作をカッター刃ホルダ22(支持手段)内に設けられた図示しない駆動機器が行う構成となっているため、支持手段の重量が重くなり、当該支持手段を移動させて保護シートS(切断対象物)を切断(所定形状の切断線を形成)するロボット本体20(移動手段)として大型のものを選定しなければならなくなるという不都合がある。
本発明の目的は、加工手段の着脱を自動で行う構成であっても、当該加工手段を支持する支持手段の大型化を抑制し、延いては当該支持手段を移動させる移動手段の大型化を防止することができる切断装置および加工手段の着脱方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、調整部材回転手段が移動手段における可動部の外部に配置されているので、加工手段の着脱を自動で行う構成であっても、当該加工手段を支持する支持手段の大型化を抑制し、延いては当該支持手段を移動させる移動手段の大型化を防止することができる。
また、調整部材回転手段が回転抑制部材と回転力付与部材とを備えれば、調整部材を確実に保持して把持部材と調整部材との相対回転を実施することができる。
さらに、嵌合部検知手段を備えれば、調整部材に形成された嵌合部を確実に被嵌合部に嵌合させることができる。
また、嵌合部検知手段が回転抑制部材に支持されれば、嵌合部と被嵌合部との位置合せ動作を簡略化することができる。
さらに、供給手段と回収手段との少なくとも一方を備えれば、支持手段に取り付ける加工手段の供給作業を簡素化したり、支持手段から取り外した加工手段の破棄作業を簡素化したりすることができる。
ここで、本発明でいう切断線とは、切断対象物を貫通する切込が連続的に続く完全な切断のことであり、切断予定線とは、切断対象物を完全に切断する切断線とは異なり、当該切断予定線が形成された切断対象物に、例えば、張力や振動等の外力を付与することで、当該切断予定線を境にして切断対象物を完全に切断することができる擬似的な切断のことである。このような切断予定線は、例えば、切断対象物を貫通する切込が断続的に続く擬似的な切断、切断対象物の厚み方向の途中までの深さであって当該切断対象物を貫通することのない切込が連続的または断続的に続く擬似的な切断、切断対象物の組成、特性、性質、材質、形状、組織等を変更させた改質層が連続的または断続的に続く擬似的な切断および、切断対象物を貫通する切込と当該切断対象物を貫通することのない切込と改質層との少なくとも2つが規則的または不規則的に、連続的または断続的に続く擬似的な切断等をも含むものとする。
(A)は、本発明の一実施形態に係る切断装置の概略斜視図。(B)は、(A)の部分拡大図。 図1の切断装置の動作説明図。 (A)〜(F)は、変形例の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1に示すBD方向から観た場合を基準とし、基準となる図を挙げることなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の切断装置10は、切断対象物としての接着シートASに切断線の基となる加工部を形成する加工手段としてのカッター刃20と、カッター刃20を把持する把持部材34および、当該把持部材34に対して相対的に回転させることで当該把持部材34をカッター刃20に離間接近させる調整部材35を備えた支持手段30と、カッター刃20を支持した支持手段30を移動させて接着シートASに所定形状の切断線を形成する移動手段40と、移動手段40における可動部としての第1〜第6アーム41A〜41Fの外部に配置され、把持部材34と調整部材35との相対回転を実施する調整部材回転手段50と、嵌合部としての側面35Cを検知する嵌合部検知手段60と、支持手段30に支持させるカッター刃20を供給する供給手段70と、支持手段30から取外したカッター刃20を回収する回収手段80とを備え、被着体WKに接着シートASが貼付された一体物WK1を支持する切断対象物支持手段A0および、カッター刃20の状態を検知するカッター刃検知手段B0の近傍に配置されている。
支持手段30は、移動手段40との接続を許容する嵌合穴31Aが形成された嵌合部材31と、嵌合部材31にブラケット32を介して支持され、外面に雄ねじ33Aが形成された基台33と、基台33の下面に弾性変形可能な弾性変形部34Aによって相互に離間するように支持され、カッター刃20を把持する把持部材34と、雄ねじ33Aに螺合する雌ねじ35Aが形成され、把持部材34に対して相対的に回転させることで、当該把持部材34をカッター刃20に離間接近させ、カッター刃20の取付けおよび取外しが可能な調整部材35とを備えている。把持部材34は、その外面の一部に傾斜部34Bが形成され、調整部材35が雄ねじ33Aに沿って回転することで、調整部材35の内円端部35Bが傾斜部34B上を摺動し、弾性変形部34Aの弾性復元力を利用して把持部材34同士が離間接近する構成となっている。
ここで、カッター刃20の延出方向に沿う当該カッター刃20の中心軸をカッター刃中心軸CCとする。また、基台33、雄ねじ33Aおよび把持部材34それぞれの延出方向に沿うそれらの中心軸は同一線上にあり、その同一線を把持部材中心軸HCとする。さらに、調整部材35の延出方向に沿う当該調整部材35の中心軸を調整部材中心軸ACとする。そして、調整部材35は、雌ねじ35Aが雄ねじ33Aに螺合することで、調整部材中心軸ACが把持部材中心軸HCと合致し、把持部材中心軸HCを回転中心として基台33に対して回転または支持されるようになっている。
なお、双方の把持部材34におけるカッター刃20を挟み込むそれぞれの挟込面34Cには、カッター刃中心軸CCが把持部材中心軸HCと合致した状態で当該カッター刃20を嵌め込んで支持可能な溝34Dが形成されている。また、調整部材35には、調整部材中心軸AC方向に直交する断面形状(以下、単に「断面形状」という)が6角形となる側面35Cが設けられている。
移動手段40は、第1〜第6アーム41A〜41Fによって構成され、その作業範囲内において、作業部である第6アーム41Fで支持した支持手段30を何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット41を備えている。なお、第6アーム41Fの先端部には、嵌合穴31Aに嵌り込んで当該第6アーム41Fに対する支持手段30の移動を規制するチャック41Gを駆動する駆動機器としてのチャックモータ41Hが支持されている。
調整部材回転手段50は、本体フレーム51と、本体フレーム51の上面に支持され、調整部材35との相対回転が抑制される回転抑制部材52と、当該回転抑制部材52に回転力を付与する回転力付与部材53とを備え、支持手段30へカッター刃20を取付ける動作および、支持手段30からカッター刃20を取外す動作の両方の動作を行うようになっている。本実施形態の場合、調整部材回転手段50は、多関節ロボット41を構成する第1〜第6アーム41A〜41Fの何れにも支持されていない。
本体フレーム51は、上壁51Aに第1貫通孔51B(図2参照)が形成され、前壁51Cに第2貫通孔51Dが形成され、左壁51E(図2参照)に第3貫通孔51Fが形成され、右壁51Gに第4貫通孔51Hが形成された筐体で構成されている。
回転抑制部材52は、本体フレーム51の上壁51A上に支持され、上方から見下ろした上面視(以下、単に「上面視」という)円環状のボールベアリング52Aの外輪52Bをスナップリング52Cとで支持する上面視円環状の外輪支持部材52Dと、ボールベアリング52Aの内輪52Eをスナップリング52Fとで支持する上面視円環状の内輪支持部材52Gと、内輪支持部材52Gに支持され、第1貫通孔51Bの中心を通るZ軸と平行な軸である回動中心軸DCを中心として本体フレーム51に対して相対回転可能に設けられた従動タイミングプーリ52Jとを備えている。なお、従動タイミングプーリ52Jには、回動中心軸DCを中心とし、調整部材35の側面35Cに嵌合する上面視6角形の内側面を有する被嵌合部としての嵌合孔52Hが設けられている。
回転力付与部材53は、本体フレーム51の上壁51A上に支持された駆動機器としての回動モータ53Aと、その出力軸53Bに支持された駆動タイミングプーリ53Cと、従動タイミングプーリ52Jおよび駆動タイミングプーリ53Cに掛け回されたタイミングベルト53Dとを備えている。
嵌合部検知手段60は、従動タイミングプーリ52Jの上面にスタンド61を介して支持されたカメラ等の撮像手段や光学センサ等の調整部材検知手段62を備え、調整部材35の側面35Cを構成する6つの面の面方向を検知するようになっている。
供給手段70は、本体フレーム51の左壁51Eの第3貫通孔51F下部に支持された支持プレート71と、支持プレート71の上面に支持された駆動機器としてのリニアモータ72と、そのスライダ72Aに支持された支持プレート73と、支持プレート73の上面に支持され、カッター刃20を位置決めして収容可能なカッター刃支持穴74Aが複数形成されたカッター刃支持部材74とを備えている。カッター刃支持部材74は、左壁51Eの左外側から第3貫通孔51Fを通り、第1貫通孔51Bの下方を通過し、その右端部が第4貫通孔51Hから抜け出るようになっている。
なお、カッター刃支持穴74Aは、カッター刃20の4つの側面または、カッター刃20の3つの側面と刃先20Bを形成する面とが摺動して挿入され、当該カッター刃20の切先20Aが底着きすると、当該カッター刃20の前後方向、左右方向および上下方向の位置決めが可能となっている。また、カッター刃支持穴74Aの最下部には、カッター刃20の切先20Aを検出するカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない切先検知手段が配置され、当該図示しない切先検知手段によって、カッター刃20の存在の確認と、当該カッター刃20の位置決めが完了していることの確認とが行えるようになっている。
回収手段80は、取手81Aが設けられ、本体フレーム51の第2貫通孔51Dを介して第1貫通孔51Bの下方に出し入れ可能な回収箱81を備えている。
切断対象物支持手段A0は、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって被着体WKを支持可能な支持面A1Aと、接着シートASを貫通したカッター刃20を受容する溝A1Bとを備えた支持テーブルA1を備えている。
カッター刃検知手段B0は、カメラ等の撮像手段や光学センサ等で構成され、カッター刃20の切先20Aの位置や刃先20Bの位置等を検知するとともに、カッター刃20の欠け、傷、曲がり、折れ等の変形や、カッター刃20の錆、腐食等による劣化や、カッター刃20に対する接着剤、その他物質等の異物の付着等のカッター刃異常が発生していることを検出できるようになっている。
以上の切断装置10の動作を説明する。
先ず、本発明の切断装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が左壁51Eの左外側に位置するカッター刃支持部材74のカッター刃支持穴74Aに複数のカッター刃20をセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、カッター刃20が取り付けられ、図示しない所定の格納位置に格納されている支持手段30の嵌合穴31Aにチャック41Gを差し込んだ後、チャックモータ41Hを駆動し、チャック41Gを相互に離間させて当該支持手段30を第6アーム41Fで保持する。次いで、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、図1(A)中二点鎖線で示すように、カッター刃検知手段B0の検出位置にカッター刃20を配置し、当該カッター刃検知手段B0が切先20Aの位置と、刃先20Bの位置と、カッター刃異常とを検知した状態で停止してスタンバイ状態となる(以下、この状態を単に「スタンバイ状態」という)。
なお、移動手段40は、カッター刃検知手段B0の検知結果を基にして、次に切断の対象となる接着シートASに対し、切先20Aを突き刺す位置や刃先20Bで切断する軌道等が所定の位置、所定の軌道等となるように多関節ロボット41の動作を自動で補正するようになっている。これにより、万が一、カッター刃20が位置ずれを起こして支持手段30に支持されていても、接着シートASを所定形状に切断することができるようになっている。
そして、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段によって、一体物WK1が支持面A1A上に載置されると、切断対象物支持手段A0が図示しない減圧手段を駆動し、当該一体物WK1の吸着保持を開始する。その後、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、カッター刃検知手段B0の検出結果を基にして切先20Aを接着シートASに突き刺し、当該切先20Aを溝A1B内に位置させることで、当該接着シートASに切断線の基となる加工部を形成する。次いで、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、支持手段30を所定の軌道に沿って移動させ、刃先20Bで接着シートASを切断することで、接着シートASに所定形状の切断線を形成する。これにより、接着シートASは、当該接着シートASを貫通する切断線が被着体WKの周りに連続的に形成されて完全に切断され、当該切断が完了すると、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、再びスタンバイ状態となる。次いで、切断対象物支持手段A0が図示しない減圧手段の駆動を停止した後、使用者または図示しない搬送手段が所定形状に切断された接着シートASが貼付された被着体WKを別の工程に搬送するとともに、支持面A1A上に残った接着シートAS部分を支持面A1A上から取り去り、以降上記同様の動作が繰り返される。
ここで、スタンバイ状態となった際、支持手段30で支持されているカッター刃20にカッター刃異常が発生していることをカッター刃検知手段B0が検出すると、切断装置10は、カッター刃20を交換する動作を行う。この動作は、先ず、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、第6アーム41Fで支持している支持手段30を移動させ、図2(A)に示すように、調整部材35が嵌合孔52Hに入り込まずに、調整部材検知手段62が調整部材35の側面35Cを検知できる位置で、回動中心軸DCに把持部材中心軸HCを合致させ、かつ、双方の挟込面34CがX軸と平行となるように、支持手段30を位置決めして停止する。次いで、調整部材回転手段50が回動モータ53Aを駆動し、駆動タイミングプーリ53C、タイミングベルト53Dおよび従動タイミングプーリ52Jを介して、調整部材検知手段62を回動中心軸DC周りに1回転させ、調整部材35の側面35Cの面方向を検知する。次に、調整部材回転手段50が回動モータ53Aを駆動し、調整部材検知手段62の検知結果を基に、調整部材35の側面35Cを形成する各側面と、嵌合孔52Hを形成する各内側面とが平行となるように従動タイミングプーリ52Jを回転させて停止する。その後、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、調整部材35を回動中心軸DC周りに回転させることなく支持手段30を回動中心軸DCに沿って下降させ、図2(B)に示すように、調整部材35を嵌合孔52Hに嵌合させて停止する。このとき、把持部材34の下方には、カッター刃支持部材74は存在していない。
次いで、調整部材回転手段50が回動モータ53Aを駆動し、把持部材34によるカッター刃20の把持力が緩む方向(調整部材35が上昇する方向)に調整部材35を把持部材34に対して相対的に所定角度回転させると、把持部材34が弾性変形部34Aの弾性復元によって相互に離間し、図2(C)に示すように、カッター刃20が回収箱81内に落下して回収される。その後、供給手段70がリニアモータ72を駆動し、カッター刃支持部材74を右方へ移動させ、図2(D)に示すように、当該カッター刃支持部材74で支持している複数のカッター刃20のうち、右端に位置するカッター刃20のカッター刃中心軸CCを回動中心軸DCに合致させて停止すると、当該カッター刃20が相互に離間した把持部材34の溝34D間に配置される。なお、供給手段70は、図示しない切先検知手段の検知結果を基にして、カッター刃支持穴74Aに確実に位置決めされているカッター刃20を把持部材34間に配置させるようになっている。
次に、調整部材回転手段50が回動モータ53Aを駆動し、把持部材34がカッター刃20を把持する方向(調整部材35が下降する方向)に調整部材35を把持部材34に対して相対的に回転させると、調整部材35の内円端部35Bが傾斜部34Bを摺動し、弾性変形部34Aの弾性復元力に抗して把持部材34を相互に接近させ、当該把持部材34でカッター刃20を把持する(図2(A)参照)。そして、カッター刃20が把持部材34によって所定のトルクで締めつけられたことを回動モータ53Aに設けられた図示しないトルクセンサが検知すると、調整部材回転手段50が回動モータ53Aの駆動を停止する。これにより、カッター刃20が溝34Dに嵌り込んで支持手段30に位置決めされて支持され、その後、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、再びスタンバイ状態となる。なお、カッター刃20がカッター刃支持穴74Aから抜け出ると、供給手段70がリニアモータ72を駆動し、カッター刃支持部材74全体を左壁51Eの左外側に復帰させる。
その後、カッター刃支持部材74にセットされた全てのカッター刃20が支持手段30で支持され、調整部材回転手段50の外部に搬送されたことをカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しないカッター刃検知御手段が検知するか、全ての図示しない切先検知手段がカッター刃20の切先20Aを検出しなくなると、切断装置10は、例えば、光や音等のカッター刃供給要請信号を出力する図示しないカッター刃供給要請手段を駆動し、使用者にカッター刃20の供給を促すことができる。使用者は、カッター刃供給要請信号を確認すると、カッター刃支持穴74Aに複数のカッター刃20をセットする。また、回収箱81内に回収されたカッター刃20が所定量に達したことをカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない回収カッター刃検知御手段が検知すると、切断装置10は、例えば、光や音等のカッター刃廃棄要請信号を出力する図示しないカッター刃廃棄要請手段を駆動し、使用者にカッター刃20の廃棄を促すことができる。使用者は、カッター刃廃棄要請信号を確認すると、取手81Aを持って回収箱81を本体フレーム51から引き出し、使用済みのカッター刃20を廃棄した後、当該回収箱81を第2貫通孔51Dから差し込んでおく。
以上のような実施形態によれば、調整部材回転手段50が移動手段40における第1〜第6アーム41A〜41Fの外部に配置されているので、カッター刃20の着脱を自動で行う構成であっても、当該カッター刃20を支持する支持手段30の大型化を抑制し、延いては当該支持手段30を移動させる移動手段40の大型化を防止することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、加工手段は、切断対象物に切断線または切断予定線の基となる加工部を形成可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程も同様でありその説明は省略する)。
加工手段は、カッター刃20に代えてまたは併用して、ロータリカッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等を採用してもよいし、切断対象物を貫通する切込を形成することで、当該切断対象物に切断線の基となる加工部を形成するものでもよいし、切断対象物を貫通することのない切込を形成することで、当該切断対象物に切断予定線の基となる加工部を形成するものでもよいし、例えば、ミシン目ロータリカッター刃等を採用し、切断対象物を貫通または貫通することのない切込が断続的に続くような切断予定線の基となる加工部を形成するものでもよいし、切断対象物にレーザ光線やエネルギー線等を照射し、当該切断対象物の組成、特性、性質、材質、形状、組織等を変更させた改質層を形成することで、当該切断対象物に切断予定線の基となる加工部を形成するものでもよい。
支持手段30は、第6アーム41Fの延出方向に沿う中心軸である第6アーム中心軸TCと把持部材中心軸HCとが合致するように基台33を支持するブラケット32を採用してもよいし、ブラケット32を介することなく、嵌合部材31で直接基台33を支持してもよいし、チャックモータ41Hのチャック41Gで直接基台33を直接支持してもよい。
把持部材34は、溝34Dが一方の挟込面34Cのみに形成されていてもよいし、両方の挟込面34Cに形成されていなくてもよいし、カッター刃中心軸CCが把持部材中心軸HCと合致した状態でカッター刃20を支持しなくてもよいし、弾性変形部34Aとして金属材、板ばね、巻きばね、樹脂、ゴム、スポンジ等何を採用してもよいし、1体でもよいし、3体以上でもよく、把持部材34が1体の場合、例えば、調整部材35と当該把持部材34とでカッター刃20を把持すればよい。
支持手段30は、例えば、図3(A)に示すような5角形以下の多角形(同図では四角形)の断面形状を備えた調整部材35(A)を採用してもよいし、図3(B)に示すような7角形以上の多角形(同図では8角形)の断面形状を備えた調整部材35(B)を採用してもよいし、図3(C)に示すような星形の断面形状を備えた調整部材35(C)を採用してもよいし、図3(D)に示すような不定形な断面形状を備えた調整部材35(D)を採用してもよいし、図3(E)に示すように、嵌合孔52Hに形成された出っ張り52Kが入り込む調整部材中心軸AC方向に延びる溝35Dが形成された調整部材35(E)を採用してもよいし、嵌合孔52Hに形成された図示しない溝に入り込む調整部材中心軸AC方向に延びる図示しない凸状の桟が形成された図示しない調整部材を採用してもよいし、図3(F)に示すように、2つの直線部が形成された調整部材35(F)を採用してもよいし、その他、台形、楕円形、D形等の断面形状を備えた調整部材を採用してもよく、調整部材回転手段50との相対回転が抑制できればどのような形状の調整部材を採用してもよい。
前記実施形態では、調整部材35を凸とし、凹としての嵌合孔52Hに嵌合させる構成を示したが、調整部材35に凹部を設け、回転抑制部材52に凸部を設けてそれらを嵌合させる構成でもよい。
基台33、雄ねじ33Aおよび把持部材34それぞれの延出方向に沿うそれぞれの中心軸は、全て異なる軸上にあってもよいし、それらのうち何れか2つが同じ軸上にあってもよく、調整部材35の調整部材中心軸ACが少なくとも雄ねじ33Aの延出方向に沿う中心軸に合致して基台33に対して回転または支持されるようになっていればよい。
移動手段40は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、6軸以下の多関節ロボット、7軸以上の多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用してもよいし、被着体WKの外縁と同形状となるように接着シートASに切断線または切断予定線を形成してもよいし、被着体WKの外縁よりも内側で接着シートASに切断線または切断予定線を形成してもよいし、被着体WKの外縁よりも外側で接着シートASに切断線または切断予定線を形成してもよいし、被着体WKの外縁とは関係なく接着シートASに切断線または切断予定線を形成してもよい。
移動手段40は、接着シートASを貫通する切込が断続的に続くように、接着シートASに対して支持手段30を離間接近させながら移動させ、接着シートASに切断予定線を形成してもよいし、接着シートASを貫通することのない切込が連続的に続くように支持手段30を移動させ、接着シートASに切断予定線を形成してもよいし、接着シートASを貫通することのない切込が断続的に続くように、接着シートASに対して支持手段30を離間接近させながら移動させ、接着シートASに切断予定線を形成してもよいし、例えば、加工手段としてミシン目ロータリカッター刃を採用し、接着シートASを貫通または貫通することのない切込が断続的に続くように支持手段30を移動させ、接着シートASに切断予定線を形成してもよいし、例えば、加工手段として上述のようにレーザ光線やエネルギー線等を照射して改質層を形成するものを採用し、当該改質層が連続的または断続的に続くように支持手段30を移動させ、接着シートASに切断予定線を形成してもよいし、接着シートASを貫通する切込と当該接着シートASを貫通することのない切込と改質層との少なくとも2つが規則的または不規則的に、連続的または断続的に続くようにして当該接着シートASに切断予定線を形成してもよい。
移動手段40は、第6アーム41Fに対して着脱不能な状態で支持手段30を支持する構成としてもよく、この場合、第6アーム41Fにチャックモータ41Hを設けなくてもよい。
移動手段40は、調整部材35の側面35Cと嵌合孔52Hの内側面とを位置合せする際、多関節ロボット41を駆動し、調整部材検知手段62の検知結果を基に、調整部材35の側面35Cの各側面と、嵌合孔52Hの各内側面とが平行となるように把持部材中心軸HCを中心として調整部材35を回転させてもよい。この場合、移動手段40は、相互に離間した把持部材34間にカッター刃20を配置する前に、多関節ロボット41を駆動し、双方の挟込面34CがX軸と平行となるように、支持手段30を位置決めすればよい。
調整部材回転手段50は、把持部材34と調整部材35との相対回転を実施できればどのような構成でもよく、例えば、図3(C)中二点鎖線で示すように、駆動機器としての回動モータ54Aの出力軸54Bに支持された駆動プーリ54Cと、フリー回転する従動プーリ54Dと、駆動プーリ54Cおよび従動プーリ54Dに掛け回されたベルト部材54Eとを備えたものを採用してもよいし、図3(E)中二点鎖線で示すように、駆動機器としての回動モータ55Aの出力軸55Bに支持されたローラ55Cを備えたものでもよい。これらの場合、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、ベルト部材54Eやローラ55Cに調整部材35(C)、35(E)等の調整部材を押し当てた後、調整部材回転手段50が回動モータ54Aや55Aを駆動し、把持部材34と調整部材35との相対回転を実施することができる。これらの場合、回転抑制部材52が必要なくなり、嵌合部検知手段60はあってもよいし、なくてもよくなる。
調整部材回転手段50は、多関節ロボット41の第1〜第6アーム41A〜41F以外の場所であって、当該多関節ロボット41の作業範囲内であれば何れの位置に配置されてもよく、例えば、多関節ロボット41の可動部でない台座部(第1アーム41Aが支持されている部分)に配置されてもよいし、本体フレーム51として筐体でないものを採用してもよいし、第1貫通孔51Bの中心が回動中心軸DCからずれていてもよいし、支持手段30へカッター刃20を取付ける動作および、支持手段30からカッター刃20を取外す動作のうち一方の動作のみを行うようにしてもよく、この場合、それら動作のうち他方の動作は、使用者が行ったり、他の装置や他の駆動機器が行ったりすればよい。
嵌合孔52Hの上面視の形状は、例えば、図3(A)に示すような5角形以下の多角形(同図では四角形)でもよいし、7角形以上の多角形でもよいし、図3(C)に示すような星形でもよいし、図3(D)に示すような不定形な形状でもよいし、その他、台形、楕円形、D形等、調整部材35との相対回転が抑制できればどのような形状でもよい。
嵌合孔52Hは、図3(E)に示すように、調整部材35に形成された調整部材中心軸AC方向に延びる溝35Dに入り込む出っ張り52Kが形成されたものでもよいし、調整部材35に形成された調整部材中心軸AC方向に延びる図示しない凸状の桟が入り込む図示しない溝が形成されたものでもよいし、図3(B)に示すように、断面形状が8角形の調整部材35(B)を上面視4角形の嵌合孔52Hで相対回転を抑制したり、図3(A)に示すような断面形状が4角形の調整部材35(A)を図3(C)に示すような上面視星形の嵌合孔52Hで相対回転を抑制したりする等、調整部材35の断面形状と同様でない上面視形状を有する嵌合孔52Hで調整部材35との相対回転を抑制してもよい。
調整部材回転手段50は、嵌合孔52Hの代わりに、図3(F)に示すように、調整部材35(F)と嵌合することのない貫通孔52Lが形成された従動タイミングプーリ52Jを採用し、当該従動タイミングプーリ52J上に支持された挟み込み部材52Mで調整部材35(F)を挟み込む駆動機器52Nを備えていてもよいし、従動タイミングプーリ52J、駆動タイミングプーリ53Cおよびタイミングベルト53Dの代わりに、直接的または、他の歯車を介して間接的に相互に噛みあう歯車を採用したり、複数のスプロケットおよびそれらに適合するチェーンを採用したり、タイミングベルト53Dの代わりに丸ベルトを採用し、従動タイミングプーリ52Jおよび駆動タイミングプーリ53Cの代わりに当該丸ベルトを回行可能な複数の丸ベルトプーリを採用したりしてもよい。
調整部材回転手段50は、回収するカッター刃20を回収箱81の上方で強制的に把持部材34から取り外す図示しないカッター刃強制取外し手段を採用してもよい。そして、カッター刃20を回収箱81内に落下させる際、カッター刃20が溝34Dに嵌り込んでいたり、挟込面34Cに貼り付いていたりする場合、カッター刃強制取外し手段が電磁石や吸着保持手段等を駆動し、当該カッター刃20を保持する。次いで、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、支持手段30を上方へ移動させて嵌り込みや貼り付きを解除した後、カッター刃強制取外し手段が電磁石や吸着保持手段の駆動を停止し、カッター刃20を回収箱81内に落下させる。また、カッター刃20が溝34Dに嵌り込んでいたり、挟込面34Cに貼り付いていたりする場合、カッター刃強制取外し手段がエア吹付け手段を駆動し、気体を吹き付けてカッター刃20の嵌り込みや貼り付きを解除することができる。なお、吸着保持手段は、減圧ポンプや真空エジェクタ等によって吸着保持する吸着パッドが例示でき、エア吹付け手段は、加圧ポンプやタービン等によって気体を吹き付けるノズルが例示できる。また、カッター刃強制取外し手段は、カッター刃20が溝34Dに嵌り込んでいない場合や、挟込面34Cに貼り付いていない場合にでも、上記と同様の動作を行ってもよい。
嵌合部検知手段60は、従動タイミングプーリ52Jの上面に支持されることなく他の部材に支持されていてもよいし、回動中心軸DC周りに1回転でなく、例えば、半回転や4分の1回転することで調整部材35の側面35Cを検知してもよいし、調整部材検知手段62の移動を停止させた状態で、移動手段40が把持部材中心軸HCを回転中心として調整部材35を回転させ、当該調整部材35の側面35Cを検知してもよいし、把持部材中心軸HCを回転中心として調整部材検知手段62を回転させながら、把持部材中心軸HCを回転中心として調整部材35を回転させ、当該調整部材35の側面35Cを検知してもよいし、嵌合部として調整部材35の断面形状6角形を形成する6つの面の面方向以外を検知するようにしてもよく、例えば、図3(A)〜(C)に示した調整部材35(A)〜35(C)の各面や各角部等を検知するようにしてもよいし、図3(D)、(F)に示した調整部材35(D)、35(F)の平坦部、円弧部、角部等を検知するようにしてもよいし、図3(E)に示した調整部材35(E)の溝35Dや図示しない凸状の桟等を検知するようにしてもよいし、調整部材に形成した印刷部、穴、出っ張り等の所定の印や、調整部材に支持させた磁気発生部材やRFID等の非接触検知部材等を検知してもよいし、本発明の切断装置10に備わっていなくてもよい。
供給手段70は、カッター刃20を1個だけセットできるカッター刃支持部材74を採用してもよいし、カッター刃20を2個以上セットできるカッター刃支持部材74を採用してもよいし、カッター刃支持部材74で支持しているカッター刃20を清掃する図示しない刃清掃手段を備えていてもよいし、図示しない切先検知手段が設けられていなくてもよいし、カッター刃20を位置決めする機構がなくてもよいし、他の装置や他の部材でカッター刃20を供給する場合、本発明の切断装置10に備わっていなくてもよい。
回収手段80は、カッター刃20を1個ずつ回収する構成でもよいし、本体フレーム51に対してスライドレールで支持された回収箱81を採用してもよいし、本体フレーム51と一体的に形成されてもよいし、他の装置や他の部材でカッター刃20を回収する場合、本発明の切断装置10に備わっていなくてもよい。
切断対象物支持手段A0は、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で接着シートASを支持する構成を採用してもよいし、例えば、被着体WKに接着シートASを貼付するシート貼付装置の被着体支持手段や、被着体WKを検査して不要な部分を切断する検査装置の被着体支持手段等どんなものであってもよいし、一体物WK1におけるウエハWF側から当該一体物WK1を支持してもよいし、一体物WK1における接着シートAS側から当該一体物WK1を支持してもよいし、被着体WKのある位置のみを吸着保持してもよいし、被着体WKのない位置のみを吸着保持してもよいし、それら両方の位置を吸着保持してもよいし、ウエハWFのみからなる切断対象物を直接支持してもよいし、他の装置や他の部材で切断対象物を支持する場合、本発明の切断装置10に備わっていなくてもよい。
カッター刃検知手段B0は、カッター刃20の切先20Aの位置、刃先20Bの位置およびカッター刃異常のうち少なくとも1つを検知する構成でもよいし、カッター刃異常を検知する場合、カッター刃20の変形、劣化および異物の付着のうち少なくとも1つを検知する構成でもよいし、本発明の切断装置10に備わっていなくてもよい。
切断装置10は、天地反転して配置したり横向きに配置したりして、接着シートASに切断線または切断予定線を形成してもよいし、カッター刃検知手段B0によってカッター刃異常が発生していることが検知されたカッター刃20を、当該カッター刃20がセットされていたカッター刃支持穴74Aに戻して回収するようにしてもよいし(この場合、供給手段70が回収手段として機能する)、所定時間が経過した時点でカッター刃20の交換を行ってもよいし、所定枚数の接着シートASに切断線または切断予定線を形成した時点でカッター刃20の交換を行ってもよいし、所定の長さ以上の切断線または切断予定線を形成した時点でカッター刃20の交換を行ってもよい。
切断装置10は、切断予定線が形成された切断対象物に、例えば張力や振動等の外力を付与して当該切断対象物を完全に切断する張力付与手段や振動付与手段を備えていてもよく、このような、張力付与手段としては、例えば、切断対象物を引っ張るエキスパンド装置や、切断対象物を繰り出す繰出装置等が例示でき、振動付与手段としては、例えば、切断対象物に所定波長の振動を付与するバイブレータや、切断対象物を研削するグラインダ等が例示できる。
所定の格納位置に格納されている支持手段30は、カッター刃20が取り付けられていなくてもよく、この場合、移動手段40が多関節ロボット41を駆動し、支持手段30を第6アーム41Fで保持した後、前記実施形態と同様の動作で支持手段30でカッター刃20を支持してから、スタンバイ状態となるようにすればよい。
調整部材35の嵌合孔52Hへの挿入に関しては、少なくとも回動中心軸DCと調整部材中心軸ACとが合致していればよく、基台33や把持部材34の延出方向に沿うそれらの中心軸や、カッター刃中心軸CCは、回動中心軸DCからずれていてもよい。
カッター刃供給要請手段が出力するカッター刃供給要請信号と、カッター刃廃棄要請手段が出力するカッター刃廃棄要請信号とは、同じでもよいし、異なっていてもよいし、カッター刃供給要請手段およびカッター刃廃棄要請手段のうち少なくとも一方がなくてもよい。
本願で言う嵌合とは、嵌合しあうもの同士が摺動して嵌り合うものでもよいし、所定の間隔をもって嵌り合うものでもよく、それらが相対的に回転しなければどんな嵌め合い関係でもよい。
本発明における切断対象物および被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、切断対象物および被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、切断対象物が接着シートの場合、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。また、このような接着シートは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層とだけで構成されたもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、接着剤層の間に中間層を有するもの等、1層または2層以上のものであってよい。また、切断対象物や被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板、紙、ゴムまたは樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
10…切断装置
20…カッター刃(加工手段)
30…支持手段
34…把持部材
35…調整部材
35C…側面(嵌合部)
40…移動手段
41A〜41F…第1〜第6アーム(可動部)
50…調整部材回転手段
52…回転抑制部材
52H…嵌合孔(被嵌合部)
53…回転力付与部材
60…嵌合部検知手段
70…供給手段
80…回収手段
AS…接着シート(切断対象物)

Claims (6)

  1. 切断対象物に切断線または切断予定線の基となる加工部を形成する加工手段と、
    前記加工手段を把持する把持部材および、当該把持部材に対して相対的に回転させることで当該把持部材を前記加工手段に離間接近させる調整部材を備えた支持手段と、
    前記加工手段を支持した前記支持手段を移動させて前記切断対象物に所定形状の前記切断線または切断予定線を形成する移動手段とを有し、
    前記移動手段における可動部の外部に配置され、前記把持部材と前記調整部材との相対回転を実施する調整部材回転手段を備えていることを特徴とする切断装置。
  2. 前記調整部材回転手段は、前記調整部材との相対回転が抑制される回転抑制部材と、当該回転抑制部材に回転力を付与する回転力付与部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記調整部材には、嵌合部が設けられ、前記回転抑制部材には、前記嵌合部に嵌合する被嵌合部が設けられ、
    前記嵌合部を検知する嵌合部検知手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の切断装置。
  4. 前記嵌合部検知手段は、前記回転抑制部材に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の切断装置。
  5. 前記支持手段に支持させる前記加工手段を供給する供給手段と、前記支持手段から取外した前記加工手段を回収する回収手段との少なくとも一方を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の切断装置。
  6. 切断対象物に切断線または切断予定線の基となる加工部を形成する加工手段と、
    前記加工手段を把持する把持部材および、当該把持部材に対して相対的に回転させることで当該把持部材を前記加工手段に離間接近させる調整部材を備えた支持手段と、
    前記加工手段を支持した前記支持手段を移動させて前記切断対象物に所定形状の前記切断線または切断予定線を形成する移動手段とを備えた切断装置における加工手段の着脱方法において、
    前記把持部材と前記調整部材との相対回転を実施する調整部材回転手段を前記移動手段における可動部の外部に配置し、当該調整部材回転手段で前記支持手段へ前記加工手段を取付ける動作および、前記支持手段から前記加工手段を取外す動作のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする加工手段の着脱方法。
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