JP2018095200A - 台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来より製造コストを抑えることが可能な台車を提供する。【解決手段】本発明の台車10では、台盤40には、後端部から後方に突出する後側係合突部50が備えられ、保持部材35は、後側係合突部50の側方で回動する1対のアーム部37,37の下端部間を下側支持部36で連絡した構造となっている。これにより、金属製の保持部材35を簡素な構造にして製造コストを抑えることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、下面にキャスターを有する支持フレーム上に台盤を取り付けてなる台車に関する。
従来、この種の台車として、支持フレームの平面形状が後方に向かって徐々に拡開する門形構造をなしかつ、台盤が支持フレームの前端部にヒンジにて連結されたものが知られている。また、この台車は、不使用時に台盤を傾斜姿勢にして支持フレームの内側に他の台車の支持フレームを受容することができ、これにより、複数の台車をコンパクトに一列に纏めることができる。その台盤を傾斜姿勢に保持するために、支持フレームの後端両側部からは1対の支柱が起立していて、それら支柱の間に差し渡された架橋部に保持部材が取り付けられている。保持部材には、側方から見て深く湾曲した略C字状の1対のヒンジアームが備えられ、それら1対のヒンジアームの下端部同士の間が下側支持部で連絡されると共に、1対のヒンジアームの上端部が架橋部材にヒンジ連結されている。そして、保持部材は、傾斜姿勢となった台盤の後端部をヒンジアームの略C字状の湾曲部分の内側に受容することで下側支持部を台盤の後端部の下側に潜り込ませて、台盤を傾斜姿勢に保持する(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3039549号公報(図1、図5)
しかしながら、上記した従来の台車は、保持部材が煩雑な形状をなしているため、製造コストが高くなることが問題になっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来より製造コストを抑えることが可能な台車の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、樹脂製の台盤を下方から支持しかつ下面にキャスターを有する支持フレームを備え、その支持フレームの平面形状が後方に向かって徐々に拡開する門形構造をなすと共に、前記台盤が前記支持フレームの前端部にヒンジにて連結され、前記台盤を傾斜姿勢にして前記支持フレームの内側に他の台車の前記支持フレームを受容可能な台車であって、前記支持フレームの後端両側部から1対の支柱が起立し、それら支柱の間に差し渡された架橋部に、前記台盤を前記傾斜姿勢に保持する金属製の保持部材を備える台車において、前記台盤には、後端部から後方に突出する後側係合突部が備えられ、前記保持部材には、上端部を前記架橋部にヒンジ連結され、前記後側係合突部の側方で回動するヒンジアームと、前記ヒンジアームの下端部から側方に延びるか又は突出し、前記後側係合突部を下方から支持する下側支持部とが備えられている台車である。
請求項2の発明は、前記後側係合突部には、前記台盤が水平姿勢から上方に回動したときに、前記下側支持部に下方から当接して摺接し、前記保持部材を後方に回動させる後方ガイド部と、前記台盤が前記傾斜姿勢から下方に回動したときに、前記下側支持部に上方から当接して摺接し、前記保持部材を前方に回動させる前方ガイド部とが備えられている請求項1に記載の台車である。
請求項3の発明は、前記台盤が水平姿勢であるときに、前記保持部材の全体が側方から見て前記支柱の陰に隠れる請求項1又は2に記載の台車である。
請求項4の発明は、前記台盤が水平姿勢であるときに、前記保持部材の前方への回動を規制するストッパ部を備える請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の台車である。
請求項5の発明は、前記台盤に後端面から前方に切れ込んだ1対の切り込み部が形成され、それら1対の切り込み部の間が前記後側係合突部になっている請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の台車である。
請求項6の発明は、前記台盤の後部を上下に貫通し、手を挿入することが可能な持ち手孔を備える請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の台車である。
請求項1の台車では、台盤の後端部から後方に突出する後側係合突部を設けたことにより、保持部材のヒンジアームを、後側係合突部の側方で回動させて保持部材の下側支持部を後側係合突部の下方に潜り込ませることができる。即ち、本発明によれば、従来のように、保持部材の下側支持部を台盤の下方に潜り込ませるために、保持部材のヒンジアームを側方から見て深く湾曲した略C字状に形成しなくて済み、金属製の保持部材を簡素な構造にして製造コストを抑えることができる。また、台盤は樹脂製であるので後側係合突部を設ける等の形状変更による製造コストの増加は量産により抑えることができる。これらにより、台盤と保持部材とを含む台車の全体の製造コストを従来より抑えることができる。
請求項2の台車では、水平姿勢の台盤の後端部を持ち上げるだけで台盤の後側係合突部における後方ガイド部が、保持部材の下側支持部に摺接して保持部材が後方に回動する。これにより、台盤の後側係合突部を保持部材の下側支持部より上方となる位置まで簡単に移動することができる。また、保持部材の下側支持部を台盤の後側係合突部の下方に潜り込ませる位置が浅くても、台盤の自重により、台盤の後側係合突部における前方ガイド部が、保持部材の下側支持部に摺接して保持部材が前方に回動するので、保持部材の下側支持部が台盤の後側係合突部の下方へ深い位置まで潜り込み、台盤の傾斜姿勢の保持が安定する。
請求項3の台車では、荷物を搬送する際に、保持部材の全体が側方から見て支柱の陰に隠れて、荷物の搬送作業の妨げになることが防がれる。
請求項4の台車では、荷物を搬送する際に、ストッパ部により保持部材の前方への回動が規制され、荷物の搬送作業の妨げになることが防がれる。
請求項5の構成により、後側係合突部に側方から障害物が当接することが防がれ、後側係合突部の破損・変形を防ぐことができる。
請求項6の構成によれば、持ち手孔に手を差し込んで容易に台盤の姿勢変更を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る台車の斜視図 台車のフレームの斜視図 (A)ヒンジの斜視図,(B)保持部材の斜視図 台車の前端部の側断面図 背面フレームの側断面図 台盤の下側斜視図 台盤の後端部の下側斜視図 台盤の後端部の側断面図 台盤の後端部の上側斜視図 台盤の前端部の下側斜視図 台盤の後側角部近傍の下側斜視図 台車の下側斜視図 台盤が水平姿勢の台車の側断面図 台盤が傾斜姿勢の台車の側断面図 (A)台盤が水平姿勢の台車の前端部の側断面図,(B)台盤が傾斜姿勢の台車の前端部の側断面図 (A)後側係合突部の上面に保持部材が当接した状態の側断面図、(B)後側係合突部に保持部材が係合した状態の側断面図 台盤が傾斜姿勢の台車の斜視面 複数の台車を重ねた状態の斜視図 複数の台車を重ねた状態の側断図 (A)第2実施形態の保持部材の斜視図,(B)台盤の後端部の斜視図 (A)第3実施形態の保持部材の斜視図,(B)台盤の後端部の斜視図 (A)第4実施形態の保持部材の斜視図,(B)第5実施形態の保持部材の斜視図
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図19に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の台車10は、キャスター11を下面に備える金属製のフレーム12に樹脂製の台盤40を取り付けてなる。
先ずは、フレーム12の構造について説明する。フレーム12は、台盤40を下方から支持する支持フレーム13の後端部から背面フレーム30が起立した構造をなしている。また、図2に示すように、支持フレーム13は、後方に向かって徐々に拡開する門形構造をなしている。具体的には、支持フレーム13は、断面が縦長の長方形の角材を略角U字形の門形状に折り曲げてなるフレーム主体部14を備え、そのフレーム主体部14の前記角U字の底辺に相当する前端ビーム15が支持フレーム13の前端部で横方向に直線状に延び、前記角U字の両側辺に相当する1対のサイドビーム16,16が前端ビーム15の両端部から後方に直線状に延びて後方に向かうに従って互いに離間するように開脚している。
また、1対のサイドビーム16,16の前端寄り位置の間には、横梁17が差し渡されて溶接され、その横梁17の長手方向の中央部と前端ビーム15の長手方向の中央部との間には、縦梁18が差し渡されて溶接されている。これら横梁17及び縦梁18は、フレーム主体部14を構成する角材と同じ高さで幅が略2倍となった断面略正方形の角材で構成され、横梁17及び縦梁18の上面及び下面は、フレーム主体部14の上面及び下面と面一になっている。
横梁17の両端部とサイドビーム16,16とが交差する部分の下面には、四角形の前側キャスター取付板19,19が溶接されている。また、各前側キャスター取付板19の四隅には、螺子孔19Aが形成されている。そして、キャスター11の支持金具11Aの上面四隅に形成された貫通孔に下方から図示しないボルトが通され、それらボルトが螺子孔19Aに締め付けられて、キャスター11が前側キャスター取付板19に取り付けられている。
サイドビーム16,16の後端部の下面には、後側キャスター取付板20,20が溶接されている。後側キャスター取付板20は、前後方向に長い長方形の平板における前側の両角部と、後側の内側角部とを斜めにカットした形状をなしている。また、後側キャスター取付板20にも前側キャスター取付板19と同様に螺子孔20Aが形成されて、キャスター11がボルトにて後側キャスター取付板20に取り付けられている。
両後側キャスター取付板20,20のうち互いに離れた側縁部からは側壁21,21が起立していて、各側壁21の後端部が後側キャスター取付板20の後縁部に沿うように直角に曲げられている。また、側壁21の前端から前端寄り位置までの間は後側に向かって徐々に高くなり、前端寄り位置より後側は均一高さになっている。さらに、後側キャスター取付板20の後端部上には、円筒状の支持スリーブ29が軸方向を上下方向に向けて載置されかつ、側壁21の後端屈曲部に内側から宛われた状態で溶接されている。
前端ビーム15のうち横梁17と対向する内側面には、1対のヒンジ22が取り付けられている。具体的には、前端ビーム15の内側面の両端寄り位置には、下縁部に沿って延びた断面四角形の支持部材23が溶接されている。そして、図3(A)に示すように、円筒状の1対の固定筒体24,24が各支持部材23の上面両端部と前端ビーム15の内側面とに当接した状態で溶接されている。また、1対の固定筒体24,24の間には、回動板25が配置されている。回動板25は、帯板状の板金の一端部を固定筒体24と同一径の円筒状に巻回して筒部26とした構造をなしている。また、回動板25の長手方向の2箇所には、1対の螺子孔25A,25Aが形成されている。そして、筒部26が1対の固定筒体24,24の同軸上に位置しかつ、図4に示すように回動板25を水平姿勢にしたときに、回動板25の上面と支持フレーム13全体の上面とが略面一となるように構成されている。そして、1対の固定筒体24,24と筒部26とにヒンジピン27が挿通され、ヒンジピン27の両端部に図示しない抜け止め用のカラーが溶接されている。これらによりヒンジ22が構成されている。
一方、背面フレーム30は、図2に示すように、パイプ材を門形に屈曲させてなるフレーム主体部30Mを備え、そのフレーム主体部30Mの1対の脚部に相当する1対の支柱32,32が前述の1対の支持スリーブ29(図2には、一方の側壁21の支持スリーブ29のみが示されている)に連結されている。具体的には、フレーム主体部30Mを構成するパイプ材と、支持スリーブ29とは同一の内外径をなしている。そして、各支持スリーブ29内に図示しないシャフトが挿入されて、それらシャフトを各支柱32に下方から挿入することで、各支柱32が支持スリーブ29上に起立しかつ側壁21の後端の屈曲部の内側に宛われた状態となり、その状態で各支柱32が側壁21及び支持スリーブ29に溶接されている。
なお、支柱32,32は、上端寄り位置で僅かに後方に曲げられている。これにより、支柱32,32の上端部間を連絡している上辺部33は、支持フレーム13の後端部より後方に位置している。
1対の支柱32,32の上端寄り位置の間には、架橋部34が差し渡されて溶接されている。架橋部34は、フレーム主体部30Mを構成するパイプ材より僅かに小径になっている。
架橋部34の長手方向の中央部には、保持部材35が取り付けられている。図3(B)に示すように、保持部材35は、例えば、断面円形の線材を折り曲げてなり、横方向に延びた本発明に係る下側支持部36の両端部から1対のアーム部37,37が上方に直角曲げされ、それら1対のアーム部37,37の上端部から1対の回動軸部37A,37Aが内側に直角曲げされた形状をなしている。また、下側支持部36、アーム部37,37及び回動軸部37A,37Aの中心軸は、同一平面内に収まっている。そして、回動軸部37A,37Aに嵌合されたスリーブ38,38が架橋部34の下面に溶接されている。これにより、保持部材35が架橋部34に回動可能に連結され、通常は、自重により架橋部34から真下に垂下した姿勢(以下、これを「原点姿勢」という)になっている。
なお、本実施形態では、保持部材35のアーム部37と回動軸部37Aとから本発明に係る「ヒンジアーム」が構成されている。後述する第2〜第5の実施形態においても同様である。
保持部材35には、原点姿勢から前方への回動可能を規制するストッパ部39が設けられている。ストッパ部39は、上下に延びるパイプ片を一方のアーム部37の上端部に溶接してなる。そして、保持部材35が原点姿勢になったときに、ストッパ部39の上端部が架橋部34に当接することで、保持部材35の原点姿勢から前方への回動が規制される。また、図5に示すように、架橋部34の軸方向から見た場合に、原点姿勢の保持部材35(ストッパ部39を含む)の全体が、支柱32と重なり、支柱32より前方及び後方に突出しない構成になっている。なお、ストッパ部39は、架橋部34側に設けられていてもよい。具体的には、架橋部34にパイプ片やブロック等を溶接して原点姿勢の保持部材35の一部と当接するストッパ部39としてもよい。
次に、台盤40の構造について説明する。図1に示すように、台盤40全体の平面形状は、長方形をなし、その横幅は背面フレーム30の支柱32,32同士の間隔と略同一で、縦幅は支持フレーム13と前後方向の全長と略同一になっている。また、台盤40の四隅は円弧状に湾曲していて、前側の両角部の円弧の曲率半径の方が、後側の両角部の円弧の曲率半径より大きくなっている。
図6に示すように、台盤40の上面全体には平板体41が備えられ、その平板体41の外縁部から外縁リブ42が垂下し、外縁リブ42の内側には格子リブが張り巡らされている。また、格子リブは、台盤40の下面の外縁部に配置された外縁格子リブ44と、外縁格子リブ44の内側で、台盤40の前端部に配置された前側格子リブ45と、外縁格子リブ44の内側で台盤40の後端部に配置された後側格子リブ46と、前側格子リブ45と後側格子リブ46との間の長方形の範囲に配置された中間格子リブ47とからなる。
外縁格子リブ44は、他の格子リブに比べて格子の升目が最も細かい。また、外縁格子リブ44の升目は、台盤40の両サイドから前側の湾曲した角部までは2列に並び、台盤40の前端の外縁部では1列に並び、後端の外縁部では3列に並んでいる。また、台盤40の湾曲した角部においては外縁格子リブ44の升目は扇形になっている。さらに、台盤40の後端部には、横方向の両端寄り位置に1対の持ち手孔48,48が形成され、それら各持ち手孔48は、図7に示すように、外縁格子リブ44の幅方向の中央部分を横長の長円形に除去しかつその内面を長円形の筒形リブ48Aで覆った構造をなしている。
図6に示すように、中間格子リブ47の升目は横長の菱形をなし、他の格子リブに比べて最も大きくなっている。また、中間格子リブ47の1つの升目の前後方向の大きさは、両サイドの外縁格子リブ44における升目2つ分と同じ大きさをなし、左右方向の大きさは、後端の外縁格子リブ44における升目4つ分と同じになっている。また、中間格子リブ47の菱形の両横の頂点部分は、外縁格子リブ44の升目同士の境界部分に接続されている。なお、平板体41には、中間格子リブ47の各升目の中央に相当する位置にそれぞれ横長の長孔41A(図1参照)が形成されている。
図6に示すように、後側格子リブ46の升目は、横方向が台盤40の後端の外縁格子リブ44の升目2つ分と同じ大きさをなし、前後方向が台盤40の両サイドの外縁格子リブ44の升目1つ分と同じ大きさになっている。また、後側格子リブ46には、横方向の中央部分を後方に1列多く形成してなる後方拡張部46Aが備えられている。そして、図7に示すように、後方拡張部46Aの両端部を除き、後方拡張部46Aより後方の外縁格子リブ44が切除されて台盤40の後面中央に後端凹部49Aが形成され、その後端凹部49Aの奥面中央から後側係合突部50が後方に突出している。換言すれば、台盤40の後部の中央寄り位置の2箇所に切り込み部49,49が形成されて、それら切り込み部49,49の間が後側係合突部50になっている。
図8に示すように、後側係合突部50は、平板体41から後方に向かって下るように傾斜して張り出した上部傾斜壁51の下面に複数のリブを備えてなる。また、図9に示すように、後側係合突部50は、前端から前端寄り位置に向かって徐々に横幅が狭くなり、前端寄り位置から後端まで均一な横幅をなしている。また、後側係合突部50の前端寄り位置から後端までの幅は、図17に示すように前述の保持部材35の内側に丁度収まる大きさになっている。
図7に示すように、後側係合突部50の後端縁からは下面突部52が下方に突出している。下面突部52は、上部傾斜壁51の後端縁から鉛直下方に垂下した横リブ53と、上部傾斜壁51の後端寄り位置から鉛直下方に垂下した横リブ54との間を複数の縦リブ55で連絡してなる。また、その下面突部52と後端凹部49Aの奥面との間は、下面突部52の横リブ54よりも上部傾斜壁51からの突出量が小さい複数の縦リブ57によって連絡され、それら縦リブ57と、下面突部52の複数の縦リブ55とが同一直線上に配置されている。また、下面突部52の左右両端の縦リブ55と同一直線上に配置された縦リブ57は、上部傾斜壁51の基端部の外縁形状に沿って途中で横方向に屈曲している。
図8に示すように、後側係合突部50の後端面は、その両隣に位置する台盤40の後端面と面一になっている。また、下面突部52の下面の後側半分は、その両隣の台盤40の後端部の下面と面一でかつ水平になっている。一方、下面突部52の下面の前側半分は、前上がりに傾斜した本発明に係る前方ガイド部52Aになっている。そして、下面突部52と後端凹部49Aの奥面との間が、前述の保持部材35と係合する係合凹部50Aをなし、その係合凹部50A内に位置する下面突部52の前面が係合面52Bになっている。
また、上部傾斜壁51の上面は、本発明に係る後方ガイド部51Aをなしていて、その後方ガイド部51Aと前述の前方ガイド部52Aは、共に水平方向に対して前上がり(後ろ下がり)に傾斜している。そして、それら後方ガイド部51Aと前方ガイド部52Aの傾斜角は、後述するように図16(A)の如く台盤40を傾斜姿勢にしたときに、依然として共に水平方向に対して前上がり(後ろ下がり)に傾斜した状態となる角度に設定されている。つまり、水平方向に対する台盤40の傾斜姿勢の傾斜角より、台盤40の上面に対する後方ガイド部51A及び前方ガイド部52Aの傾斜角の方向が大きくなっている。
図6に示すように、前側格子リブ45は、種々の大きさの升目を有する。また、前側格子リブ45の横方向の2箇所には、前側格子リブ45の縦リブが密集してなる強化部60,60が備えられて、中間格子リブ47と前端の外縁格子リブ44の間を連絡するように前後方向に延びている。また、図10に示すように、各強化部60のうち前側格子リブ45の横リブと交差する前後の2箇所に円筒体61,61が備えられている。さらに、図4に示すように、各円筒体61の内側の貫通孔62の上端部には、座ぐり部62Aが設けられている。そして、各強化部60の下面に支持フレーム13のヒンジ22における回動板25が宛われ、ボルトBが各貫通孔62に上方から通されて回動板25の螺子孔25Aに締め付けられている。このようにして、図12に示すように、台盤40が支持フレーム13の先端部に回動可能に連結されている。
図4及び図13に示すように、通常は、台盤40の回動中心(つまり、ヒンジピン27の中心)より後側は支持フレーム13の上面全体(即ち、横梁17,縦梁18、サイドビーム16の上面全体)に当接し、これにより台盤40が水平姿勢になる。また、図15(A)に示すように、台盤40が水平姿勢になった状態で台盤40の回動中心より前側部分と支持フレーム13の上面との間には、傾動許容空間40Eが形成される。そのために、図10に示すように、台盤40の前端部分における外縁格子リブ44の下面を上方に段付き状にずらしてオフセット部40Dが形成されている。そして、前記傾動許容空間40Eを利用して、図15(B)に示すように、台盤40を支持フレーム13に干渉させずに前下がりの傾斜姿勢にすることができる。また、図15(A)に示すように、水平姿勢の台盤40の前端面に対し、支持フレーム13の前端面は前方にずれている。これにより、台車10が前進して壁等に衝突したときに、ヒンジ22への衝撃を抑えることができる。
図12に示すように、台盤40の前端部には、縦梁18を間に挟んで対向する1対のずれ規制突部63,63が設けられている。図10に示すように、これらずれ規制突部63,63は、前後方向に長い断面長方形の直方体状をなしている。詳細には、ずれ規制突部63の前壁63Aは、前側格子リブ45と前端の外縁格子リブ44との境界の横リブ45Aの一部を下方に延長してなり、ずれ規制突部63の後壁63Bは、前側格子リブ45の前後方向の略中央の横リブ45Bの一部を下方に延長してなる。また、それら横リブ45A,45Bの間の別の横リブ45Cの一部を下方に延長して、ずれ規制突部63内を前後に仕切る内部壁63Cが形成されている。また、前側格子リブ45の横方向の中心には、前後方向に延びた縦リブ45Dが備えられ、その縦リブ45Dの両隣の縦リブ45Eの一部を下方に延長してずれ規制突部63の外側の側壁63Dが構成されている。一方、各ずれ規制突部63の内側の側壁63Eは、両縦リブ45D,45Eの間に配置されて台盤40の平板体41から垂下されている。そして、1対のずれ規制突部63,63の側壁63E,63E同士の間隔が縦梁18の横幅と略同一になっている。また、ずれ規制突部63の外側の側壁63Dの外面には、横リブ45A,45B,45Cから延長された三角リブ64が備えられている。なお、図15(A)に示すように、台盤40を水平姿勢にした状態でずれ規制突部63の下面は、縦梁18の下面より僅かに上方に位置するようになっている。
台盤40の後端部の横ずれを規制するために、図11に示すように、台盤40の後端部におけるサイドの外縁格子リブ44の横リブには、段差部44Dが形成され、その段差部44Dより内側の外縁格子リブ44及び後側格子リブ46の横リブが段付き状に下方に突出して下面係合突部44Fを構成している。そして、下面係合突部44Fが、支持フレーム13のサイドビーム16,16の内側面に係合することで、台盤40の後端部の横ずれが規制されると共に、台盤40の前方への移動も規制される。また、図1に示すように、台盤40が水平姿勢になると台盤40の後端部が背面フレーム30の支柱32,32の間に収まり、このことによっても台盤40の後端部の横ずれが規制される。
本実施形態の台車10の構成に関する説明は以上である。次に、この台車10の作用効果について説明する。台車10は、台盤40を水平姿勢にしてその上に荷物を載せて使用される。その台車10の使用時に、台盤40が衝撃を受ける最も多いケースとしては、台車10の車幅感覚と実際の車幅との不一致や、台車10の操作ミス等により、図1に示すように、台盤40の前側角部が障害物に衝突することが挙げられる。このような場合、従来の台車10では、台盤40と支持フレーム13とを引き離そうとする多大な負荷Fがヒンジ22にかかって破損又は変形することが問題になっていた。
これに対し、本実施形態の台車10では、図12に示すように、ヒンジ22の近傍においてずれ規制突部63,63と支持フレーム13の縦梁18とが水平方向で対向しているので、これらの当接により負荷を受け止めて、ヒンジ22への負荷を抑えることができる。詳細には、図1に示すように、台盤40の前側角部が障害物に衝突した場合の負荷Fには、横向成分Fxと縦向成分Fyとが含まれ、横向成分Fxが縦向成分Fyより大きくなることもしばしばある。そして、その負荷Fの横向成分Fxは、図12に示されたずれ規制突部63と縦梁18との当接によって受け止められ、ヒンジ22には付与されないか又は極めて小さくなる。つまり、本実施形態の台車10の構成によれば、従来に比べ、ヒンジ22が受ける負荷を抑えることができ、台車10の耐久性が向上する。
また、台車10が障害物に対して正面衝突した場合に台車10が受ける負荷Fには横向成分Fxは含まれず、縦向成分Fyのみとなるが、本実施形態の台車10では、図4に示すように、支持フレーム13の前端面が台盤40の前端面より前方に位置しているので、負荷Fを支持フレーム13のみで受け止めることができ、その負荷Fが支持フレーム13と台盤40とを引き離す作用を抑えることができる。しかも、ヒンジ22は、支持フレーム13の内側面に配置されているので、ヒンジ22自体が障害物に衝突することも防がれる。これらによっても、ヒンジ22が受ける負荷を抑えることができ、台車10の耐久性が向上する。
台車10は、不使用時には、図14及び図17に示すように、台盤40の後側係合突部50を背面フレーム30の保持部材35に係止して台盤40を傾斜姿勢に保持し、そのような状態の複数の台車10を、図18及び図19に示すように一列に並べて、前側の台車10の支持フレーム13の内側に後側の台車10の支持フレーム13を受容して(即ち、ネスティングして)纏めることができる。
また、台盤40が傾斜姿勢になった状態でも障害物に衝突し得る。これに対し、本実施形態の台車10では、図15(B)に示すように、台盤40が傾斜姿勢になってもずれ規制突部63と支持フレーム13の縦梁18とが水平方向で互いに対向した状態が維持されるので、ヒンジ22への衝撃を軽減することができる。これにより、従来、特に問題になっていた台盤40が傾斜姿勢になっている状態での台車10の耐久性を向上させることが可能になる。
ところで、台盤40を傾斜姿勢にするためには、台盤40の持ち手孔48(図1参照)に手をかけて持ち上げればよい。すると、後側係合突部50の後方ガイド部51Aが図5に示された原点姿勢の保持部材35の下側支持部36に当接する。このとき、後方ガイド部51Aは、図16(A)に示すように、水平方向に対して後ろ下がりに傾斜した状態で下側支持部36に当接するので、保持部材35を手で直接回動操作しなくても後方ガイド部51Aと下側支持部36との摺接によって保持部材35が後方に回動する。これにより、台盤40の後側係合突部50を下側支持部36より上方となる位置まで簡単に移動することができる。そして、後側係合突部50が下側支持部36より上方まで持ち上げられたところで、図16(B)に示すように、保持部材35が自重によって原点姿勢に戻り、下側支持部36が後側係合突部50の下方に潜り込んで、後側係合突部50の係合凹部50Aに係合する。
このとき、保持部材35のストッパ部39(図5参照)が架橋部34に衝突して跳ね返り、保持部材35の下側支持部36が下面突部52の下面に当接する事態も起こり得る。
しかしながら、そのような事態が起きても、台盤40の自重により、台盤40の後側係合突部50における前方ガイド部52Aが、下側支持部36に摺接して保持部材35が前方に回動し、下側支持部36が台盤40の後側係合突部50の下方へ深い位置まで潜り込んで確実に係合凹部50Aと係合する。これにより、台盤40の傾斜姿勢の保持が安定し、台車10のネスティング作業をスムーズに行うことができる。また、下側支持部36が下面突部52の下面に当接してから保持部材35を前側に回動操作することも考えられる。そのような場合も、下側支持部36が前方ガイド部52Aによって係合凹部50Aまで案内されるので、前記回動操作を容易に行うことができる。
ところで、本実施形態の台車10では、台盤40の後端部から後方に後側係合突部50が突出している点が特徴の1つになっている。そしてこの特徴的な構成により、保持部材35のアーム部37を、後側係合突部50の側方で回動させて下側支持部36を後側係合突部50の下方に潜り込ませることができる。即ち、本実施形態の台車10によれば、従来のように、保持部材35の下側支持部36を台盤40の下方に潜り込ませるために、保持部材35のアーム部37を側方から見て深く湾曲した略C字状に形成しなくて済み、金属製の保持部材35を簡素な構造にして製造コストを抑えることができる。また、台盤40は樹脂製であるので後側係合突部50を設ける等の形状変更による製造コストの増加は量産により抑えることができる。これらにより、台盤40と保持部材35とを含む台車10の全体の製造コストを従来より抑えることができるという効果を奏する。
また、台盤40が水平姿勢であるときに、保持部材35は、図5に示すように、全体が側方から見て支柱32の陰に隠れ、しかも、ストッパ部39により前方への回動が規制されるので、保持部材35が荷物の搬送作業の妨げになることも少ない。さらには、図9に示すように、台盤40の後端部に1対の切り込み部49,49が形成され、それら1対の切り込み部49,49の間が後側係合突部50になっているので、後側係合突部50に側方から障害物が当接することが防がれ、後側係合突部50の破損・変形を防ぐことができる。また、台盤40の後部を上下に貫通した持ち手孔48,48を備えたので、台盤40の姿勢変更を容易に行うことができる。
[第2実施形態]
本実施形態は図20に示されており、保持部材35Vと、台盤40Vの後端部の構造とが第1実施形態と異なる。即ち、図20(A)に示すように、本実施形態の保持部材35Vでは、下側支持部36Vが1対のアーム部37,37の両側方まで延びている。具体的には、1対のアーム部37,37の下端部には、内側に直角曲げされた下端折曲部70,70が備えられ、それら下端折曲部70,70に、1対のアーム部37,37の間隔より長い丸棒を重ねて溶接することで下側支持部36Vが形成されている。
また、図20(B)に示すように、台盤40Vには、切り込み部49,49を挟んで後側係合突部50と横方向で対向する部分に、下面突部52、係合凹部50A等を有して後側係合突部50と同一断面形状をなした1対の後側係合突部80,80が備えられている。そして、下側支持部36Vのうちアーム部37,37に挟まれた中間部が、後側係合突部50の係合凹部50Aに係合し、下側支持部36Vのうちアーム部37,37から両側方に延びた部分が、1対の後側係合突部80,80の係合凹部50Aに係合して、台盤40Vが傾斜姿勢に保持される。
[第3実施形態]
本実施形態は図21に示されており、保持部材35W及び台盤40Wの後端部の構造が第1実施形態と異なる。即ち、図21(A)に示すように、本実施形態の保持部材35Wは、上下方向に延びた帯板状のアーム部37Wの後面上端部に横方向に延びたヒンジシャフト71が溶接されると共に、アーム部37Wの後面下端部にヒンジシャフト71より長く横方向に延びた丸棒状の下側支持部36Wが溶接された構造をなしている。そして、ヒンジシャフト71の両端部に嵌合されたスリーブ38,38が架橋部34の下面に溶接されて、保持部材35Wが回動可能に支持されている。また、アーム部37Wの上端部はストッパ部37Sをなし、そのストッパ部37Sが架橋部34に当接することで、保持部材35Wはアーム部37Wが鉛直方向と平行になった原点姿勢に位置決めされかつ、その原点姿勢より前方への回動が規制される。
図21(B)に示すように、台盤40Wは、前記第1実施形態の台盤40における後側係合突部50の両側の切り込み部49,49を廃止しかつ後側係合突部50を横方向に2分割して1対の後側係合突部81,81を備えた構造をなしている。そして、それら後側係合突部81,81の間の切り込み部49Bにアーム部37Wが進入して下側支持部36Wが後側係合突部81,81の下方に潜り込んで係合凹部50Aに係合し、台盤40Wが傾斜姿勢に保持される。
[第4実施形態]
本実施形態は、図22(A)に示されており、保持部材35Xの下端部の構造が第3実施形態と異なる。即ち、本実施形態の保持部材35Xは、第3実施形態のアーム部37Wの下端部に下側支持部36Xが一体形成されてなる。その下側支持部36Xは、アーム部37Wから両側方に対称に張り出した突片の先端下角部を斜めにカットした形状をなしている。また、図示しないが下側支持部36Xの上面74及び上述の斜めにカットされた傾斜面72,72のエッジ部分は円弧状の面取りされている。
本実施形態の保持部材35Xの構造であっても、前記第3実施形態の台盤40Wの後側係合突部81,81に係合して台盤40Wを傾斜姿勢に保持することができる。なお、1対の後側係合突部81,81における互いの対向面の上縁部81J,81J(図21(B)参照)を後方に向かうに従って互いに離れるように拡開した構造とすれば、それら1対の上縁部81J,81Jに保持部材35Xの傾斜面72,72を摺接させることによって保持部材35Xを後方に回動させることができる。つまり、1対の後側係合突部81,81の上縁部81J,81Jを本発明に係る「後方ガイド部」として利用することができる。
[第5実施形態]
本実施形態は、図22(B)に示されており、保持部材35Yは、第1実施形態の保持部材35を横方向の中央で分割して、1対のアーム部37,37を背中合わせに溶接してアーム部37Yとした構造をなしている。アーム部37Yの上端部から両側方に延びる回動軸部37A,37Aにスリーブ38,38が嵌合されかつそれらが架橋部34の下面に溶接されている。このような保持部材35Yであっても、アーム部37Yの下端部から両側方に延びる下側支持部36Y,36Yを、第3実施形態の台盤40Wの後側係合突部81,81に係合して台盤40Wを傾斜姿勢に保持することができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
10 台車
11 キャスター
13 支持フレーム
32 支柱
34 架橋部
35,35V,35W,35X,35Y 保持部材
36,36V,36W,36X,36Y 下側支持部
37,37W,37Y アーム部
37A 回動軸部
37S,39 ストッパ部
40,40V,40W 台盤
48 持ち手孔
49,49B 切り込み部
50,80,81 後側係合突部
50A 係合凹部
51A 後方ガイド部
52A 前方ガイド部

Claims (6)

  1. 樹脂製の台盤を下方から支持しかつ下面にキャスターを有する支持フレームを備え、その支持フレームの平面形状が後方に向かって徐々に拡開する門形構造をなすと共に、前記台盤が前記支持フレームの前端部にヒンジにて連結され、前記台盤を傾斜姿勢にして前記支持フレームの内側に他の台車の前記支持フレームを受容可能な台車であって、
    前記支持フレームの後端両側部から1対の支柱が起立し、それら支柱の間に差し渡された架橋部に、前記台盤を前記傾斜姿勢に保持する金属製の保持部材を備える台車において、
    前記台盤には、後端部から後方に突出する後側係合突部が備えられ、
    前記保持部材には、上端部を前記架橋部にヒンジ連結され、前記後側係合突部の側方で回動するヒンジアームと、前記ヒンジアームの下端部から側方に延びるか又は突出し、前記後側係合突部を下方から支持する下側支持部とが備えられている台車。
  2. 前記後側係合突部には、
    前記台盤が水平姿勢から上方に回動したときに、前記下側支持部に下方から当接して摺接し、前記保持部材を後方に回動させる後方ガイド部と、
    前記台盤が前記傾斜姿勢から下方に回動したときに、前記下側支持部に上方から当接して摺接し、前記保持部材を前方に回動させる前方ガイド部とが備えられている請求項1に記載の台車。
  3. 前記台盤が水平姿勢であるときに、前記保持部材の全体が側方から見て前記支柱の陰に隠れる請求項1又は2に記載の台車。
  4. 前記台盤が水平姿勢であるときに、前記保持部材の前方への回動を規制するストッパ部を備える請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の台車。
  5. 前記台盤に後端面から前方に切れ込んだ1対の切り込み部が形成され、それら1対の切り込み部の間が前記後側係合突部になっている請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の台車。
  6. 前記台盤の後部を上下に貫通し、手を挿入することが可能な持ち手孔を備える請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の台車。
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