JP5592227B2 - 先行手すりおよび仮設足場 - Google Patents

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本発明は、仮設足場を構築する先行手すりおよびその先行手すりが採用された仮設足場に関する。
従来、隣接配置された支柱間に架渡される水平部材と、前記水平部材の長手方向両端に取り付けられた斜材とを備え、前記水平部材に、前記支柱に形成されたポケットに挿し込む挿入部分と、該挿入部分を両側から挟むように配置された案内部分とを有する仮設部材が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−169883
しかしながら、この仮設部材は、挿入部分に対して両側から挟むように案内部分が配置されているため、斜材を水平部材に沿わすように仮設部材を折り畳むと、一方の案内部分と斜材との前後位置が同じになるため、案内部分が斜材と干渉し、仮設部材を平行になるようにコンパクトに折り畳むことができなかった。
また仮設部材を支柱に設置する際には、この仮設部材は、挿入部分に対して両側から挟むように案内部分が配置されているため、支柱のポケットの側面側から挿入部分をポケットに挿し込めないから、挿入部分と案内部分とがポケットよりも上方にくるように、この挿入部分と案内部分とを完全に持ち上げ、さらに挿入部分がポケットの真上にくるように移動さてから挿入部分をポケットに挿し込む必要があり、仮設部材を設置しにくかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送性および収納性を向上させながら、容易に設置可能な先行手すりを提供することにある。
[1]隣接配置された支柱間に架渡される水平材と、上端が前記水平材の長手方向の両側に回動自在に取り付けられ、下端に前記支柱に係止する係止手段が取り付けられた斜材と、を備え、前記水平材の両端には、前記支柱に形成されたポケットに挿し込まれるフック部が形成され、前記フック部を中心とする片側には、前記フック部より下方に突出するガイド部が形成された先行手すり。
[2]前記ガイド部は、水平材の長手方向内側へ屈曲するように形成された前項1に記載の先行手すり。
[3]前記ガイド部は、前記フック部側の先端側面が、前記フック部から離間するように形成されている前項1または2に記載の先行手すり。
[4]前記ガイド部は、前記水平材の両端で前後方向の異なる側に形成され、前記斜材は、前記水平材の両端で前記ガイド部と前後方向の同じ側に取り付けられている前項1〜3に記載の先行手すり。
[5]前項1〜4に記載の先行手すりを備えた仮設足場。
前項[1]の発明によると、水平材の両端には、ポケットに挿し込まれるフック部を形成し、フック部を中心とする片側のみには、フック部より下方に突出するガイド部を形成したため、フック部を中心とするガイド部が形成された側とは反対側にはガイド部がなく、水平材に沿うように斜材を移動させた際に、ガイド部が形成されていない側に、斜材を位置させることでガイド部を斜材の前後位置を異ならせて、斜材とフック部との干渉を避けることができ、これにより、先行手すりを略平行になるようにコンパクトに折り畳むことができる。
さらに、フック部を中心とする片側には、フック部より下方に突出するガイド部を形成したため、ガイド部をポケットの側面に押し当てながら水平材を下方に移動させることにより、フック部が、ガイド部に案内されながらポケット内に挿し込まれるので、フック部とガイド部とがポケットより上方にくるように持ち上げてからピンポイントにガイド部をポケット内に挿し込む必要がなく、先行手すりを容易に設置することができる。
前項[2]の発明によると、ガイド部を、水平材の長手方向内側へ屈曲するように形成したため、作業員は、作業員よりも高い位置にある支柱のポケット対して、水平材を斜め上方に傾けて作業するので、このときに傾いた水平材のガイド部の先端が略鉛直方向に向くため、ガイド部をポケットの側面に沿わせながらフック部をポケットに案内することが容易になる。
前項[3]の発明によると、ガイド部を、フック部側の先端側面が前記フック部から離間するように形成したため、ガイド部の先端とフック部の先端の間隔が奥行き方向に広がることにより、ガイド部とフック部との間にポケットの側壁が入り込みやすくなるため、ガイド部の先端がポケットの側面に当接させやすくなり、さらにフック部をポケット内に案内しやすくなり、容易にフック部をポケットに挿し込むことができる。
前項[4]の発明によると、ガイド部を水平材の両端で前後方向の異なる側に形成し、斜材を水平材の両端でガイド部と前後方向の同じ側に取り付けたため、先行手すりを折り畳んだ際に、折り畳んだ斜材の下端の先にガイド部が存在しないため、斜材がガイド部に衝突することがなく、さらに2本の斜材の前後位置が異なるため、2本の斜材同士も衝突することがなく、ひいてはより確実に先行手すりを略平行になるようにコンパクトに折り畳むことができる。
前項[5]の発明によると、仮設足場には、前項1〜4に記載の先行手すりを備えたため、この仮設足場について上述した先行手すりの発明の効果を奏することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを示す正面図である。 図2は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを示すものであり、(A)は平面拡大図、(B)は左側面拡大図、(C)は正面拡大図である。 図3は、本発明の一実施形態にかかる水平材を示すものであり、(A)は左側面図、(B)は正面図である。 図4は、本発明の一実施形態にかかる斜材を示すものであり、(A)は平面図、(B)は正面図である。 図5は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりの設置方法を説明するものであり、(A)は一方のフック部を挿し込む手順を説明する説明図、(B)は残りの他方のフック部をポケットに挿し込む手順を説明する説明図である。 図6は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりの折り畳み状態を示すものであり、(A)は平面図、(B)は正面図である。 図7は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを部分的に拡大したものであり、(A)折り畳み前を示す拡大斜視図、(B)折り畳み後を示す拡大斜視図である。 図8は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりの折り畳み状態を示す左側面図である。 図9は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを折り畳み状態にして複数並べた概略斜視図である。 図10は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを折り畳み状態にして複数並べた概略図であり、(A)は平面図、(B)はX−X矢視図である。
次に、本発明の一実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを示す正面図である。図2は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを示すものであり、(A)は平面拡大図、(B)は左側面拡大図、(C)は正面拡大図である。図3は、本発明の一実施形態にかかる水平材を示すものであり、(A)は左側面図、(B)は正面図である。図4は、本発明の一実施形態にかかる斜材を示すものであり、(A)は平面図、(B)は正面図である。図5は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりの設置方法を説明するものであり、(A)は一方のフック部を挿し込む手順を説明する説明図、(B)は残りの他方のフック部をポケットに挿し込む手順を説明する説明図である。図6は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりの折り畳み状態を示すものであり、(A)は平面図、(B)は正面図である。図7は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを部分的に拡大したものであり、(A)折り畳み前を示す拡大斜視図、(B)折り畳み後を示す拡大斜視図である。図8は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりの折り畳み状態を示す左側面図である。図9は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを折り畳み状態にして複数並べた概略斜視図である。図10は、本発明の一実施形態にかかる先行手すりを折り畳み状態にして複数並べた概略図であり、(A)は平面図、(B)はX−X矢視図である。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施形態にかかる仮設足場Tは、隣接配置された支柱7と、該支柱7間に設置された先行手すり1とから構成されている。この支柱7には、鉛直方向(高さ方向)に開口し、下方に向かうほど開口の幅が狭くなるポケット71が形成されている。先行手すり1は、水平材10と2本の斜材20とで構成されている。
水平材10は、所定の長さを有する棒状に形成されている。水平材10の両端周面の下面には、下方へ垂れ下がるように形成されたフック本体11が溶接により固定されている。例えば図5の(B)に示すように、このフック本体11には、下方に突出したフック部12が、水平材10の長手方向外側に形成されている。水平材10におけるフック本体11には、後述する斜材20の取り付け用の孔部13が形成されている。
水平材10の両先端縁には、平板状のガイド本体15が溶接固定されている。このガイド部16は、水平材10の両端で前後方向の異なる側に形成されている。すなわち、図3の(B)に示す正面図において、水平材10の長手方向左側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも後方に形成され、水平材10の長手方向右側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも前方に形成されている。
また、このガイド部16は、フック部12側の先端側面が、フック部12から離間するように形成されている。すなわち、例えば図3の(A)に示す左側面視において、ガイド部16は、フック部12側の先端部が、上方から下方に向かって狭幅になるように形成されている。また、例えば図3の(B)に示すように、このガイド部16は、水平材10の長手方向内側へ屈曲するように折り曲げ形成されている。
ガイド本体15は、このガイド本体15の離間する方向に出っ張り、反対側のガイド本体15のガイド部16よりも出っ張る当接部17が形成されている。すなわち、例えば図3の(A)に示す左側面視において、手前側の固定されたガイド本体15は、このガイド本体15の反対側(奥側)に固定されたガイド本体15に形成されたガイド部16よりも出っ張るように形成されている。これに対して奥側の固定されたガイド本体15は、このガイド本体15の反対側(手前)に固定されたガイド本体15に形成されたガイド部16よりも出っ張るように形成されている。
斜材20は、所定の長さを有する棒状に形成され、その各先端近傍が先端に向かって厚さが薄くなるように形成されており、その先端には、平たく延ばされた板状の薄板部21が形成されている。この薄板部21は、斜材20の中心軸に対して外周側(中心軸から離れる方向)に形成されている。この各薄板部21には孔部22が形成されている。
2本の斜材20は、ガイド部16と前後方向の同じ側になるように、水平材10の長手方向の両端にそれぞれ取り付けられる。すなわち、この各斜材20は、例えば図6の(A)に示す平面視において、ガイド部16が存する側のフック本体11の側面に、薄板部21の側面が当接され、その薄板部21の孔部22とフック本体11の孔部13とにヒンジピン41を挿入して回動自在に固定されている。
各斜材20の下端に形成された薄板部21には、支柱7のポケット71に係止する係止手段30が溶接により固定されている。この係止手段30は、本実施形態では公知のクサビを採用している。
次に、先行手すり1の設置方法および収納方法について説明する。
図5の(A)に示すように、所定の間隔をあけて配置された支柱7間に水平材10を架け渡すため、作業員は、2本ある斜材20をそれぞれ片手で持ち、水平材10が斜め上方に傾くように先行手すり1を持ち上げる。そして、フック部12を一方の支柱7のポケット71に挿し込むため、作業員は、水平材10のフック部12を支柱7のポケット71の側面に、フック部12を押し当てながら水平材10を上方に持ち上げ、フック部12の先端がポケット71より上方に位置したところで、フック部12を押し当てている方向に力が加わるため、フック部12よりも下方に突出するガイド部16の先端が、ポケット71の側面に当接する。そして、先端が略鉛直方向に向いているガイド部16をポケット71の側面に押し当てながら、水平材10を下方に移動させることにより、フック部12が、ガイド部16に案内されながらポケット71内に挿し込まれる。
次に、図5の(B)に示すように、既に挿し込んだフック部12とは反対側のフック部12を、他方の支柱7のポケット71に挿し込むため、作業員は、既に挿し込まれたフック部12の他方側に取り付けられた斜材20(まだ挿し込まれていないフック部12側の斜材20)を操作して、水平材10を持ち上げ、一方の支柱7と同様に、逆側のフック部12も他方の支柱7のポケット71に挿し込んで、水平材10を隣接する支柱7間に架け渡す。
最後に、各斜材20を支柱7に固定するため、作業員は、交差するように各斜材20を斜めに移動させ、各斜材20の各係止手段30を支柱7のポケット71に係止して、斜材20を支柱7に固定する。以上のようにして先行手すり1を支柱7に設置する。
また、図6〜図8に示すように、先行手すり1の収納する際は、作業員は、各斜材20を水平材10に沿うように移動させることで、先行手すり1をコンパクトに折り畳むことができる。
さらに、図9、図10に示すように、作業員は、折り畳んだ状態にある複数の先行手すり1を、同一平面上に隣接配置し、当接部17の内面17a側に、隣接する他の先行手すり1のガイド部16が位置するように先行手すり1を移動させ、当接部17の内面17aとガイド本体15の外面15aとが当接するように配置させる。このようにして作業員は、複数の先行手すり1を整列させる。
本発明の一実施形態にかかる先行手すり1は、次の利点がある。
上記一実施形態の構成によると、水平材10の両先端縁には、平板状のガイド本体15が溶接固定されている。このガイド部は、水平材10の両端で前後方向の異なる側に形成されている。すなわち、図3の(B)に示す正面図において、水平材10の長手方向左側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも後方に形成され、水平材10の長手方向右側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも前方に形成されている。このため、フック部12を中心とするガイド部16が形成された側とは反対側にはガイド部16がなく、水平材10に沿うように斜材20を移動させた際に、ガイド部16が形成されていない側に、斜材20を位置させることでガイド部16を斜材20の前後位置を異ならせて、斜材20とフック部12との干渉を避けることができ、これにより、確実に先行手すり1を略平行になるようにコンパクトに折り畳むことができる。さらに、ガイド部16をポケット71の側面に押し当てながら水平材10を下方に移動させることにより、フック部12が、ガイド部16に案内されながらポケット71内に挿し込まれるので、フック部12とガイド部16とがポケット71より上方にくるように持ち上げてからピンポイントにガイド部16をポケット内に挿し込む必要がなく、先行手すり1をよりいっそう容易に設置することができる。
上記一実施形態の構成によると、ガイド部16は、水平材10の長手方向内側へ屈曲するように折り曲げ形成されている。このため、先行手すり1を設置する際に、作業員は、作業員よりも高い位置にある支柱7のポケット71対して、水平材10を斜め上方に傾けて作業するので、このときに傾いた水平材10のガイド部16の先端が鉛直方向に向くため、ガイド部16をポケット71の側面に沿わせながらフック部12をポケット71に案内することがよりいっそう容易になる。
上記一実施形態の構成によると、ガイド部16は、フック部12側の先端側面が、フック部12から離間するように形成されている。すなわち、例えば図3の(A)に示す左側面視において、ガイド部16は、フック部12側の先端部が、上方から下方に向かって狭幅になるように形成されている。このため、ガイド部16の先端とフック部12の先端の間隔が奥行き方向に広がることにより、ガイド部16とフック部12との間にポケット71の側壁が入り込みやすくなるため、ガイド部16の先端がポケット71の側面に当接させやすくなり、さらにフック部12をポケット71内に案内しやすくなり、よりいっそう容易にフック部12をポケット71に挿し込むことができる。
上記一実施形態の構成によると、ガイド本体15は、このガイド本体15の離間する方向に出っ張り、反対側のガイド本体15のガイド部16よりも出っ張る当接部17が形成されている。このため、作業員が、折り畳んだ状態にある複数の先行手すり1を、同一平面上に隣接配置し、当接部17の内面17a側に、隣接する他の先行手すり1のガイド部16が位置するように先行手すり1を移動させ、当接部17の内面17aとガイド本体15の外面15aとが当接するように配置させて複数の先行手すり1を整列させることにより、当接部17の内面17aとガイド本体15の外面15aとが当接するので、各先行手すり1の長手方向の動きに対してずれを抑制することができる。
上記一実施形態の構成によると、各斜材20は、例えば図6の(A)に示す平面視において、ガイド部16が存する側のフック本体11の側面に、薄板部21の側面が当接され、その薄板部21の孔部22とフック本体11の孔部13とにヒンジピン41を挿入して回動自在に固定されている。このため、ガイド部16が水平材10の両端で前後方向の異なる側に形成されるため、このガイド部16の存する側に斜材20を取り付けたから、ガイド部16が2本の斜材20を確実に異なる側に位置させることができる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、その発明の範囲で適宜変更可能であり、例えば以下のように構成しても良い。
(1)上記一実施形態では、斜材20は、薄板部21の孔部22とフック本体11の孔部13とにヒンジピン41を挿入して回動自在に固定されているとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、斜材20をフック部12が形成される部材以外に取り付けても良い。
(2)上記一実施形態では、図3の(B)に示す正面図において、水平材10の長手方向左側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも後方に形成され、水平材10の長手方向右側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも前方に形成されているとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、図3の(B)に示す正面図において、水平材10の長手方向左側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも前方に形成され、水平材10の長手方向右側に係止されたガイド部16は、フック部12よりも後方に形成されていても良く、フック部12を中心として片側にのみにガイド部16が形成されていれば良い。
(3)上記一実施形態では、例えば図3の(B)に示すように、このガイド部16は、水平材10の長手方向内側へ屈曲するように折り曲げ形成されているとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、必ずしもガイド部16を屈曲するように折り曲げ形成する必要はない。
(4)上記一実施形態では、ガイド部16は、フック部12側の先端側面が、フック部12から離間するように形成されているとしたが、必ずしもガイド部16は、フック部12側の先端側面が、フック部12から離間するように形成しなくとも良い。
(5)上記一実施形態では、例えば図3の(A)に示す左側面視において、ガイド部16は、フック部12側の先端部が、上方から下方に向かって狭幅になるように形成されているとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、フック部12側の先端部が、同幅になるように形成しても良い。
(6)上記一実施形態では、ガイド本体15は、このガイド本体15の離間する方向に出っ張り、反対側のガイド本体15のガイド部16よりも出っ張る当接部17が形成されているが、本発明は、これに限定されるものではなく、必ずしもこのような当接部17を形成する必要はなく、当接部17のないガイド本体15として構成しても良い。
(7)上記一実施形態では、各斜材20は、例えば図6の(A)に示す平面視において、ガイド部16が存する側のフック本体11の側面に、薄板部21の側面が当接され、その薄板部21の孔部22とフック本体11の孔部13とにヒンジピン41を挿入して回動自在に固定されているとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、必ずしもこのような薄板部21を形成する必要はなく、各斜材20と水平材10が回動自在に取り付けられる構成であれば良い。
(8)上記一実施形態では、ヒンジピン41により回転自在に固定されているとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば薄板部21の孔部22とフック本体11の孔部13とにボルトを挿入しナットで締め付けて回動自在に取り付けても良い。
(9)上記一実施形態では、係止手段30にクサビを採用したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、公知のピンタイプ、その他の公知の係止手段を採用することができる。
T 仮設足場
1 先行手すり
10 水平材
12 フック部
16 ガイド部
20 斜材
30 係止手段
7 支柱
71 ポケット

Claims (4)

  1. 隣接配置された支柱間に架渡される水平材と、
    上端が前記水平材の長手方向の両側にそれぞれ回動自在に取り付けられ、下端に前記支柱に係止する係止手段が取り付けられた2本の斜材と、を備え、
    前記水平材の両端には、前記支柱に形成されたポケットに挿し込まれるフック部が形成され、
    前記フック部を中心とする片側にのみ、前記フック部より下方に突出するガイド部が形成され、
    前記ガイド部は、前記水平材の両端で前後方向の異なる側に形成され、
    前記斜材は、前記水平材の両端で前記ガイド部と前後方向の同じ側に取り付けられている先行手すり。
  2. 前記ガイド部は、水平材の長手方向内側へ屈曲するように形成された請求項1に記載の先行手すり。
  3. 前記ガイド部は、前記フック部側の先端側面が、前記フック部から離間するように形成されている請求項1または2に記載の先行手すり。
  4. 請求項1〜に記載の先行手すりを備えた仮設足場。
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