JP2009221786A - 仮設足場における足場部材の連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フック10、10’を受け具5に挿入するだけで、手摺り2等を縦柱1に簡単に固定し得るとともに、その固定状態を確実に維持する。
【解決手段】縦柱の受け具に手摺り及び足場板支持杆3の端の下向きフックが挿し込まれ、そのフックは、受け具に挿し込まれる柱状部13と下方に伸びる弾性爪14を有する。フック(柱状部)を受け具5に挿し込む際、弾性爪14の弾性片16は受け具の外面を摺動してその折曲部18aが受け具の下端に係止し、波状部18bが圧接する。その圧接及び係止によって、手摺り2等は縦柱1に連結固定され、弾性爪の受け具の下縁への係止によって、受け具に対するフックの上方への移動が阻止されて、その連結係止が確実に維持される。弾性爪14は、柱状部13のウエブ片12に沿う固定片17を有し、その固定片はピン19a、19bによって柱状部13に固定されている。ピンを引抜くことによって弾性爪14は取換え得る。
【選択図】図3

Description

この発明は、建築物などの構造体の外側に構築される仮設足場を構成する足場部材、すなわち、手摺り、足場板用支持杆を縦柱に連結する構造に関する。
この種の仮設足場は、H型又は門型の建枠を建築物の壁面等に沿って適当間隔置きに並列して立設し、相互に連接する建枠同士を連結部材で連結し、さらに、これを上方に多段に連設して組立てられ、隣接する建枠の梁部の間に足場板(踏板)を架け渡すことにより構築される(特許文献1 段落0002、図13参照)。
特開平10−183982号公報
その様な仮設足場において、例えば、図13に示すように、支柱となる縦柱1を所要の間隔で立て、その各縦柱1、1の間に手摺り2を架け渡して各縦柱1、1をその手摺り2でもって連結し、手摺り2の下部の前後の縦柱1、1の間に支持杆3を架け渡し、その左右の支持杆3、3の間に足場板4を掛け渡して構築されるものがある(特許文献2 図2〜図4参照)。
その手摺り2には、図14に示すように、水平材21の両端に斜材22、22をその一端でもって回転自在に連結したもの(先行手摺筋交い)がある。この手摺り2は、同図(a)に示すように、対の斜材22、22を持って、その水平材21の両端を左右の縦柱1、1に連結した後(同図(b))、まず、一方の斜材22の下端を縦柱1に連結し(同図c))、つぎに、他方の斜材22の下端を縦柱1に連結して(同図d))、縦柱1、1の間に取付けられる(特許文献2 図1〜図4参照)。
また、その対の斜材22、22の下端連結部において、上記の支持杆3が前後の縦柱1、1の間に架け渡され、その左右の支持杆3、3の間に足場板4を掛け渡す。
特開2002−317552号公報
その手摺り2、支持杆3と縦柱1との連結手段として、例えば、縦柱1の受け具5に各部材21、22、3のフック2aを嵌め込んで係止し、そのフック2aと受け具5の間等に楔を打ち込んで抜け止めをする(固定離脱を防止した)ものがある(例えば、特許文献2 図9、図15、特許文献3図1等参照)。
実開平07−4683号公報
しかし、上記の手摺り2や支持杆3の縦柱1への連結固定は、フック2aを受け具5に挿入した後、ハンマー等で楔を打ち込む必要があるので、その作業に手間がかかっていた。
この発明が解決しようとする課題は、以上の点に鑑み、楔に代えて、フックを受け具に挿入するだけで、手摺り2や支持杆3を縦柱1に簡単に固定し得るとともに、その固定状態を確実に維持するようにすることである。
上記課題を解決するために、この発明は、上記楔に代えて、フックの受け具への嵌め込み係止とともに、フックに設けた弾性爪をその受け具の外面から受け具の下縁に係止するようにしたのである。
このようにすれば、フックの受け具への嵌め込み係止によって、手摺りや支持杆は縦柱に連結固定され、弾性爪の受け具の下端への係止によって、縦柱(受け具)に対するフックの上方への移動が阻止されて、その連結固定が確実に維持される。
この発明の構成としては、所定の間隔をおいて配置した縦柱の間に、手摺りをその端を前記縦柱に連結して架け渡すとともに、足場板をその支持杆の端を縦柱に連結して架け渡し、前記手摺り及び足場板からなる足場部材を縦柱の間に掛け渡した仮設足場において、前記縦柱の受け具に、手摺りの端又は足場板支持杆の端の下向きフックが挿し込まれ、そのフックは、前記受け具の上縁からその外面側を下方に伸びる弾性爪を有し、その弾性爪は、前記受け具の下縁に至った後、内側に折れ曲がる折曲部を有し、その折曲部の端から、さらに外側に折れ曲がって、前記折曲部が受け具の下縁に係止して前記フックの受け具からの抜け止めを行っているとともに、前記フックを受け具に挿し込む際、前記折曲部の端からさらに外側に折れ曲がった下端は前記受け具の外面よりも外側に位置するようになっている構成を採用できる。
この構成においては、上記フックを受け具に挿し入れる際、上記弾性爪の下端(折曲部の端からさらに外側に折れ曲がった下端)が受け具の外面より外側に位置するため、弾性爪が、そのフックを受け具に挿し入れる際の邪魔とならず、フックの挿し込みにつれて、弾性爪(折曲部及びその端からさらに外側に折れ曲がった部分)は受け具によりその外方に押されつつその受け具の外面を下り、やがて、折曲部が受け具の下縁に係止してフックの受け具からの抜け止めを行う。
その弾性爪のフックに対する取付け位置は、上記受け具の上縁からその外面を下方に伸びる態様なら何れでもよく、例えば、縦柱の径方向の外面であったり(実施形態の図3参照)、その径方向に対する直角方向であったりしてもよい。要は、フックの挿し込みとともに、受け具の下端に係止する位置であれば良い。
上記弾性爪の形状は、上記の機能を発揮し得るものであれば、何れでも良いが、例えば、上記受け具の上縁から下縁に至る間に、その受け具に向う方向に折れ曲がり、さらにその端から、受け具から遠ざかる方向に折れ曲がる波状部を有して、上記フックが受け具に挿し込まれた際、その波状部が受け具の外面に圧接するようにすれば、その波状部の圧接によって、弾性爪の折曲部の係止がしっかりしたものとなり、フックの抜け止め作用が向上する。
上記受け具の形状は、フックが挿し込まれる孔を有し、かつ、弾性爪が受け具の下端に係止し得るものであれば、四角筒状、円筒、菱形筒状等と任意であるが、例えば、平面視断面コ字状のホルダーとして、その向かい合う側壁の側縁を縦柱に固定して四角筒状とした場合、前記フックを、その受け具の断面コ字状のホルダー内の孔に嵌る柱状(筒状含む)とし、前記弾性爪はその上端でもって、そのフックの上面に固定されている構成を採用できる。
この受け具とフックの構成の場合、そのフックは、対の側片とその側片の間のウエブ片とからなる平面視断面コ字状部材とし、上記弾性爪は、その対の側片の間に位置して、その上端が前記ウエブ片の上端に固定されて前記フックの上面に固定された後、そのフックの開放面側に延びて受け具の上縁から下方に曲がっているものとすれば、弾性爪がフック内に入り得るため、弾性爪の係止作用が円滑である。因みに、フックの形状が平面視断面コ字状でないと、弾性爪の起伏用スペースをフックに設ける必要がある。
上記弾性爪をフックに取付ける態様としては、ねじ止め、溶接等の周知の手段を採用できるが、この手摺りは使用頻度が高いため、弾性爪の耐久性は勢い短くなるため、早期に交換する必要がある。
このため、例えば、弾性爪を、上記ウエブ片の上端に固定された上端からそのウエブ片に沿って下方に至る固定片を有するものとして、その固定片の下端は横方向の筒状部とされて、その筒状部に上記フックの側片を貫通した固定ピンが挿し込まれ、前記フックの開放面側に延びる基部内側には前記フックの側片を貫通した固定ピンが当てがわれて、その両固定ピンは、側片から抜き差し可能である取付け構造とすれば、固定ピンを引抜くことによってフックから弾性爪を取り外しすることができる。これにより、弾性爪の交換作業を容易にすることができる。
以上のように、この発明は、弾性爪でもって、手摺りや足場板支持杆の縦柱への連結固定状態を確実に維持するようにしたので、その作業が簡単となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1〜図11にその一実施形態を示し、この実施形態の仮設足場は、図13に示した従来と同様に、支柱となる縦柱1を建造物の側壁等に沿って前後左右に所要の間隔で立て、その各縦柱1、1の間に手摺り2を架け渡して各縦柱1、1をその手摺り2でもって連結し、手摺り2の下部の前後の縦柱1、1の間に支持杆3を架け渡し、その左右の支持杆3、3の間に足場板4を掛け渡して構築される。
各縦柱1は、図2、図5に示すように、その長さ方向(上下方向)に所要間隔に周囲等間隔で4つの受け具(ホルダー)5を有する。この受け具5は、対の側壁7、7とその側壁7、7の間を連結する端壁8とからなる平面視断面コ字状であり、金属板をコ字状に折り曲げて形成され、その向かい合う側壁7、7の側縁が縦柱1に溶接して固定される。
また、手摺り2も、図1に示すように、水平材21の両端に斜材22、22をその一端でもってヒンジ26を介して回転自在に連結したものであり、その両端は蓋6で塞がれている。
以上は従来と同様であって、この発明は、手摺り2と足場用支持杆3の端のフック10、10’の構造に特徴がある。
その手摺り水平材21のフック10は、図6に示すように、下方に伸びる対の側片11、11とその側片11、11の間を連結するウエブ片12とからなる平面視断面コ字状に形成されて、受け具5の孔5aに嵌まり込む柱状部13と、対の側片11、11の間に設けられる弾性爪14とを有している。柱状部13は、金属板をコ字状に折り曲げて形成され、蓋6の下端部に形成された突出片6aにウエブ片12の上端部が溶接により固定される。この固定によって、フック10が手摺り2の水平材21と一体になる。
弾性爪14は、図4、6に示すように、柱状部13のコ字状上端縁に沿う上板15の前後に下方に延びる弾性片16、17を有している。その前側の下方に延びる弾性片16は、波状部18bを経て内側に折れ曲がる折曲部18aとなり、さらに外側に向かって折れ曲がっている。
一方、後側(ウエブ片12に沿う)の下方に延びる弾性片17の下端は、ウエブ片12側に折れ曲がる横方向の筒状部19が形成され、この筒状部19に対の側片11、11の下端部を貫通した固定ピン19aが挿し込まれている。また、対の側片11、11の上端部を貫通した固定ピン19bが弾性片17の内側を通っており、この両ピン19a、19bにより、弾性爪14は、フック柱状部13に固定されて対の側片11、11の間から抜け落ちない。固定ピン19a、19bは一端をカシメること等によって抜け止めする。
なお、両固定ピン19a、19bは、抜け止めを解除することによって対の側片11,11から抜き差し可能であり、これにより、弾性爪14の交換作業を容易にすることができる。
手摺り斜材22のフック10’も、上記の手摺り水平材21のフック10と同様に、図8、図10に示すように、下方に伸びる対の側片11、11とその側片11、11の間を連結するウエブ片12とからなる平面視断面コ字状に形成されて、受け具5の孔5aに嵌まり込む柱状部13と、対の側片11、11の間に設けられる弾性爪14とを有している。これまでの構成は、両フック10、10’ともに同一である。
斜材22側のフック10’が異なる点は、その柱状部13の下方への長さは短くなっている。この短くしたのは、斜材22のフック10’は縦柱1の受け具5に対して斜めに入り込む(嵌合する)ため、その際の下記回動範囲を少なくするためである。
その柱状部13の両側片11、11は弾性爪14の上板15より上方に延び、その両側片11a、11aの間に斜材22の蓋6側面の支軸23が嵌って、この支軸23に対の側片11a、11aを貫通した固定ピン24が通っている。このピン24によって、斜材22に対してフック10’はリブ状ストッパー25a、25bの間を回動自在となっている。ストッパー25a、25bは、支軸23の側面に設けられて、側片11aの縁に当接することによってフック10’(柱状部13)のそれ以上の回転を阻止する(図11(a)、(b)参照)。
上記足場板支持杆3の両端には、水平材21と同様のフック10が設けられ、そのフック10を前後の縦柱1、1の向かい合う受け具5、5に挿し入れる(嵌める)ことによって、その支持杆3は縦柱1、1の間に架け渡される。
この実施形態の手摺り2等は以上の構成であり、その縦柱1への取付けは、図14と同様であり、同図(a)に示すように、対の斜材22、22を持って、その水平材21の両端を左右の縦柱1、1に連結した後(同図(b))、まず、一方の斜材22の下端を縦柱1に連結し(同図c))、つぎに、他方の斜材22の下端を縦柱1に連結して(同図d))、縦柱1、1の間に取付けられる(特許文献2 図1〜図4参照)。
その手摺り2の各端はフック10、10’を縦柱1の受け具5に嵌めることによって縦柱1に連結する。その水平材21の両端のフック10は、図5の鎖線で示すように受け具5に挿し込む。すなわち、図7(a)に示すように、まず、フック柱状部13下部を受け具5に挿し込み、つづいて、同図(b)に示すように、水平材21(フック10)を押し下げると、その押し下げにつれて柱状部13は受け具5内に入り込み、やがて弾性爪14(弾性片16)の下端16aが受け具5上端に至る。このとき、その弾性片16の下端16aは受け具5の端壁8より外側に位置するため、柱状部13の挿し込みにつれて弾性片16は受け具端壁8の外面を摺動し、やがて、図4に示すように、その弾性片16の折曲部18aが受け具5の下縁に係止するとともに、波状部18bが端壁8上面に圧接する。この圧接及び前記係止によって、フック10が受け具5に容易に抜けない状態で係止して、水平材21の端が縦柱1に確実に連結される。
また、斜材22のフック10’は、図10の鎖線で示すように受け具5に挿し込む。すなわち、図11(a)に示すように、まず、斜材22を受け具5の下側から、フック柱状部13下部が受け具5より上側になるように位置させた後、フック柱状部13を受け具5に挿し込む。このとき、フック10’はストッパー25a、25bによりその回動範囲を規制されながら挿し込まれる。
つづいて、同図(b)に示しように、斜材22の端(フック10’)をさらに押し下げると、その押し下げにつれて柱状部13は受け具5内に入り込み、やがて弾性片16の下端16aが受け具5上端に至る。このとき、上記と同様に、その弾性片16の下端16aは受け具5の端壁8より外側に位置するため(同図(b)参照))、柱状部13の挿し込みにつれて弾性片16は受け具端壁8の外面を摺動し、やがて、図9に示すように、その弾性片16の折曲部18aが受け具5の下縁に係止するとともに、波状部18bが端壁8上面に圧接する。この圧接及び前記係止によって、フック10’が受け具5に容易に抜けない状態で係止して、斜材22の端が縦柱1に確実に連結される。なお、この作用によって、斜材22のフック10’が受け具5に円滑に嵌るように、ストッパー25a、25bの間隔及び位置は適宜に設定する。
以上のようにして、手摺り2を各縦柱1、1の間の左右及び上下に亘って架け渡し、手摺り2の下部の前後の縦柱1、1の間に、支持杆3をそのフック10を水平材21のフック10と同様な作用によって受け具5に嵌め込むことによって架け渡し、その左右の支持杆3、3の間に足場板4をそのフック4aでもって掛け渡す(図8鎖線参照)。
この作用によって、建造物の側壁に沿う足場を構築する。この構築された仮設足場を外す(取り崩す)場合は、従来と同様に、上記の作用の逆作用によって行う。その際、各フック10、10’は水平材21、斜材22及び支持杆3を強く上側に押し上げれば(叩けば)、弾性爪14(弾性片16)は外側への撓みでもって受け具5から外れる。しかし、棒などによって、弾性片16の下端16aを外側に反らしてその折曲部18aと受け具5下縁との係止を外すことによって、円滑に各フック10,10’を受け具5から外すようにすることが好ましい。
この実施形態の斜材フック10’は、斜材22に対してストッパー25a、25bの規制範囲内において回動自在としたが、水平材フック10のように、斜材22に対して固定したものとし得る。その場合には、受け具5を縦柱1の径方向外側に(図11(a)右方向)大きくして(側壁7の幅を広くして)、フック10’の回動で吸収していたフック10’のその外側への移動(図11(a)から同(b))を吸収するようにする。また、固定ピン24の貫通する支軸23の孔を図示しないが長孔としてフック10’をその支軸23の軸方向に移動可能としてフック10’の受け具5への嵌り込みを円滑にし得る。
上記各実施形態では、弾性爪14(弾性片16)の折曲部18aを、受け具5の端壁8の下縁外面側から受け具5に向かって折れ曲がって端壁8の下縁に単に係止する形状としたが、図12(a)に示すように、弾性爪14の折曲部18aを、端壁8の下縁より僅かに上方に折れ曲がった形状として、端壁8の下縁との係止を鈎状として強固にすることもできる。また、同図(b)に示すように、波状部18bを省略することもできる。
上記フック10、10’は、折曲部18aが受け具5の端壁8の下縁に係止することにより、受け具5からの抜け止めをしたが、弾性爪14を受け具5の側壁7側に設けてその下縁に折曲部18aを係止するようにすることもできる。また、受け具5は、平面視断面コ字状に形成したが、フック10、10’が挿し込まれる孔5aを有し、かつ、弾性爪14(折曲部18a)が受け具5の何れかに係止して抜け止めがなされれば、その態様は、四角筒状、円筒、菱形筒状等と任意である。
手摺り2の各端及び支持杆3の両端は、それらの全てに上記フック10、10’を設ける必要はなく、例えば、水平材21の両端のみに上記フック10を取付けたり、支持杆3の両端のみにフック10を取付けたり、斜材22の下端のみにフック10’を取付けたり、水平材21及び支持杆3のみにフック10を取付けたり等と、フック10、10’の取付け態様は任意である。このフック10、10’を取付けない端は、従来の楔用フック2aなどを取付ける。
手摺り2としては、斜材22がない水平材21のみのもの、斜材22が一方のみのもの等があり、それらのいずれにもこの発明を採用できることは勿論である。
この発明の一実施形態の手摺りの正面図 同実施形態の手摺りを縦柱に取付けた正面図 手摺りの水平材端の取付け状態斜視図 同取付け状態切断正面図 同取付け作用図 同水平材端のフックの分解斜視図 同取付け作用図 手摺りの斜材端の取付け状態斜視図 同取付け状態切断正面図 同取付け作用図 同取付け作用図 他の実施形態のフックを縦柱の受け具に嵌めた状態の切断正面図 仮設足場の概略斜視図 手摺りの取付け作用図
符号の説明
1 縦柱
2 柱
3 足場板支持杆
4 足場板
5 受け具
10、10’ フック
14 弾性爪
16、17 弾性片
18a 折曲部
18b 波状部
21 手摺りの水平材
22 手摺りの斜材

Claims (5)

  1. 所定の間隔をおいて配置した縦柱(1、1)の間に、手摺り(2)をその端を前記縦柱(1)に連結して架け渡すとともに、足場板(4)をその支持杆(3)の端を縦柱(1)に連結して架け渡して、前記手摺り(2)及び足場板(4)からなる足場部材(2、4)を縦柱(1、1)の間に掛け渡した仮設足場において、
    上記縦柱(1)の受け具(5)に、手摺り(2)の端又は足場板支持杆(3)の端の下向きフック(10、10’)が挿し込まれ、そのフック(10、10’)は、前記受け具(5)の上縁からその外面側を下方に伸びる弾性爪(14)を有し、その弾性爪(14)は、前記受け具(5)の下縁に至った後、内側に折れ曲がる折曲部(18a)を有し、その折曲部(18a)の端から、さらに外側に折れ曲がって、前記折曲部(18a)が受け具(5)の下縁に係止して前記フック(10、10’)の受け具(5)からの抜け止めを行っているとともに、前記フック(10、10’)を受け具(5)に挿し込む際、前記折曲部の端からさらに外側に折れ曲がった下端(16a)は前記受け具(5)の外面よりも外側に位置するようになっていることを特徴とする仮設足場における足場部材の連結構造。
  2. 上記弾性爪(14)は、上記受け具(5)の上縁から下縁に至る間にその受け具(5)に向かう方向に折れ曲がり、さらにその端から、受け具(5)から遠ざかる方向に折れ曲がる波状部(18b)を有して、上記フック(10、10’)が受け具(5)に挿し込まれた際、その波状部(18b)が受け具(5)の外面に圧接することを特徴とする請求項1に記載の仮設足場における足場部材の連結構造。
  3. 上記受け具(5)が平面視断面コ字状のホルダー、上記フック(10、10’)が前記受け具(5)内に嵌る柱状であって、上記弾性爪(14)はその上端でもって、上記柱状部(13)の上面に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の仮設足場における足場部材の連結構造。
  4. 上記フック(10、10’)は、対の側片(11、11)とその側片の間のウエブ片(12)とからなる平面視断面コ字状部材であり、上記弾性爪(14)は、その対の側片(11、11)の間に位置して、その上端が前記ウエブ片(12)の上端に固定されて前記フック(10,10’)の上端に固定された後、そのフック(10、10’)の開放面側に延びた後、下方に曲がっていることを特徴とする請求項3に記載の仮設足場における足場部材の連結構造。
  5. 上記弾性爪(14)は、上記ウエブ片(12)の上端に固定された上端からそのウエブ片(12)に沿って下方に至る固定片(17)を有し、その固定片(17)の下端は横方向の筒状部(19)とされて、その筒状部(19)に上記フック(10、10’)の側片(11)を貫通した固定ピン(19a)が挿し込まれ、上記フック(10,10’)の開放面側に延びる基部内側には上記フックの側片(11、11)を貫通した固定ピン(19b)が当てがわれて、その両固定ピン(19a,19b)は、側片(11、11)から抜き差し可能であることを特徴とする請求項4に記載の仮設足場における足場部材の連結構造。
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