JP6645863B2 - 運搬用台車 - Google Patents
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Description
また、運搬用台車を保管する際に、運搬用台車が占有する空間を小さくするために、略水平状態の載置体を略鉛直状態まで回動させた状態で隣接する運搬用台車に一部を重ねて保管するネスティングと呼ばれる保管形態を採るものもある。ネスティングを実現するために、フレームを、一方の旋回車輪が取り付けられた前車輪保持部材と、他方の旋回車輪と中間車輪とが取り付けられた連結フレームとの2つの部材に分け、連結フレームが前車輪保持部材側において、相対的に上下動可能な構成として、載置体の略水平状態から略鉛直状態への回動に連動させて連結フレームを上方に移動させて中間車輪の位置を持ち上げるものも提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2に記載された運搬用台車は、中間車輪の上下動とパレット102の回動との連動を、L字状の回動部材110,110と板状の連結部115,115から構成されるリンク機構により実現しているため、すなわち軸支部111と軸支部113,113間の距離は一定であるため、パレット102の持ち上げ動作に伴って懸架部114から略一定の力が連結フレーム105に作用し、パレット102の持ち上げ動作に伴う連結フレーム105の動作の設計自由度が低く操作の円滑性等について改善の余地があった。
前車輪と、
前記前車輪が取り付けられた前車輪側支持部材と、
後車輪と、
前記前車輪と前記後車輪との中間部に配置される中間車輪と、
前記後車輪及び前記中間車輪が取り付けられ、前記前車輪側支持部材に対して相対的に上下方向に移動可能な連結フレームと、
前記連結フレーム上に支持される載置体とを備え、
前記載置体を略水平状態から略鉛直状態に回動させる動作に応じて前記中間車輪を、前記前車輪よりも上方に位置させる昇降機構を備える運搬用台車であって、
前記昇降機構は、
前記前車輪側支持部材の左右方向から突出する枢動ピンと、
前記連結フレームの左右方向から突出するガイドピンと、
前記載置体から延出する回動プレートとから構成され、
前記回動プレートには、
前記枢動ピンを軸支する被枢動部と、
前記ガイドピンをガイドするガイド溝とが形成されている
ことを特徴としている。
この特徴によれば、載置体は、回動時に、前車輪側支持部材に対して相対的に枢動させられるとともに、載置体は連結フレームに相対的にガイドされるため、ガイド溝の形状を変えることで載置体の回動に伴う連結フレームの上下動の移動軌跡を変えることができ、載置体の持ち上げ動作に伴う連結フレームの上下動の設計自由度が高い運搬用台車を提供することができる。
前車輪2,2及び後車輪3,3は、前車輪側支持部材5及び連結フレーム6にそれぞれ略水平方向に旋回可能に軸支された旋回車輪(図3参照。)であり、中間車輪4,4は長手方向に向いて連結フレーム6に固定的に取り付けられた中間車輪である。
図2(A)、図5(A)に示される荷物等を載置する運搬用台車1の使用状態では、載置体8は地面に略平行状態とされている。この状態では、前車輪2,2は地面から僅かに離間し、後車輪3,3と中間車輪4,4とが地面に接地する。言い換えると、後車輪3,3の下と中間車輪4,4の下とを結ぶ線よりも前車輪2,2の下が上方に位置することを意味する。以下、単に、地面との接地乃至離間として説明する。また、前方側に荷物が多く載置されたときには、前車輪2,2と中間車輪4,4とが地面に接地している。いずれのときにも、固定的に取り付けられた中間車輪4,4が接地しているため、運搬用台車1の直進性が担保されている。このときガイドピン67は長孔84の後端に位置している。また、枢動ピン54は長孔68の上端に位置している。
一方、運搬用台車1を収容した状態から載置体8を略鉛直状態から略水平状態に回動させることにより運搬用台車1を使用状態とすることができる。この載置体8を略鉛直状態から略水平状態に回動させる動作に応じて中間車輪4,4を、前車輪2,2よりも下方に位置させることができる。
また、長孔84とガイドピン67によるガイドであるため、リンク機構のように、回動時に外部に露出して移動する部位がほとんどないため、回動時に昇降機構9に他の物を巻き込む虞がない。さらに、昇降機構9は台板81の前方側の切り欠き凹部81Aの壁が左右両側に対向しているため、回動時に昇降機構9が他の物を巻き込む虞を少なくしている。
さらに、長孔84の湾曲形状は、載置体8が略水平状態において下方に凸であるため、載置体8が略鉛直状態において、ガイドピン67の上方の部位67aが長孔84の斜め下方と接するため、略鉛直状態において載置体8の位置が安定する(図5(D)参照。)。
実施例1では、枢動ピン54が支柱52に設けられ、かつ、枢動ピン54を軸支する開口83,83が回動プレート82,82に設けられる例について説明したが、枢動ピンが回動プレート82,82間を左右方向に連結して設けられ、かつ、該枢動ピンを軸支する開口が支柱52の左右の壁部に設けられるものであってもよい。
実施例1では、ガイドピン67が連結フレーム6に設けられ、かつ、長孔84,84が回動プレート82,82に設けられる例について説明したが、ガイドピンが回動プレート82,82間を左右方向に連結して設けられ、かつ、長孔が連結フレーム6(例えば連結杆65)の左右の壁部に設けられるものであってもよい。
実施例2では、枢動ピン71,71が筒状部70に設けられ、かつ、枢動ピン71,71を軸支する開口86,86が回動プレート85,85に設けられる例について説明したが、枢動ピンが回動プレート82,82間を左右方向に連結して設けられ、かつ、該枢動ピンを軸支する開口が筒状部70の左右の壁部に設けられるものであってもよい。なお、この場合には、枢動ピンが支柱に干渉しないように配置構成する必要があることは言うまでもない。
実施例2では、ガイドピン57が支柱52に設けられ、かつ、長孔87,87が回動プレート85,85に設けられる例について説明したが、ガイドピンが回動プレート82,82間を左右方向に連結して設けられ、かつ、長孔が支柱52の左右の壁部に設けられるものであってもよい。この場合には、ガイドピンが支柱に干渉しないように配置構成する必要があることは言うまでもない。
また、運搬用台車1の使用時に前車輪2,2が地面から僅かに離れる例について説明したが、少なくとも載置体8を略鉛直状態としたときに中間車輪4,4が地面から僅かに離れるものであればよく、載置体8を略水平態とした時に前車輪2,2、後車輪3,3、中間車輪4,4の全てが接地するものであってもよい。
2 前車輪
3 後車輪
4 中間車輪
5、5’ 前車輪側支持部材
6、6’ 連結フレーム
8、8’ 載置体
9、9’ 昇降機構
52 支柱
54 枢動ピン
57 ガイドピン
65 連結杆
66 筒状部(案内部)
67 ガイドピン
68 長孔
70 筒状部
71 枢動ピン
81 台板
82 回動プレート
83 開口(被枢動部)
84 長孔(ガイド溝)
85 回動プレート
86 開口(被枢動部)
87 長孔(ガイド溝)
Claims (1)
- 前車輪と、
前記前車輪が取り付けられた前車輪側支持部材と、
後車輪と、
前記前車輪と前記後車輪との中間部に配置される中間車輪と、
前記後車輪及び前記中間車輪が取り付けられ、前記前車輪側支持部材に対して相対的に上下方向に移動可能な連結フレームと、
前記連結フレーム上に支持される載置体とを備え、
前記載置体を略水平状態から略鉛直状態に回動させる動作に応じて前記中間車輪を、前記前車輪よりも上方に位置させる昇降機構を備える運搬用台車であって、
前記昇降機構は、
前記前車輪側支持部材の左右方向から突出する枢動ピンと、
前記連結フレームの左右方向から突出するガイドピンと、
前記載置体から延出する回動プレートとから構成され、
前記回動プレートには、
前記枢動ピンを軸支する被枢動部と、
前記ガイドピンをガイドするガイド溝とが形成されている
ことを特徴とする運搬用台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016028844A JP6645863B2 (ja) | 2016-02-18 | 2016-02-18 | 運搬用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016028844A JP6645863B2 (ja) | 2016-02-18 | 2016-02-18 | 運搬用台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017144912A JP2017144912A (ja) | 2017-08-24 |
JP6645863B2 true JP6645863B2 (ja) | 2020-02-14 |
Family
ID=59680557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016028844A Expired - Fee Related JP6645863B2 (ja) | 2016-02-18 | 2016-02-18 | 運搬用台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6645863B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11453427B2 (en) * | 2020-03-27 | 2022-09-27 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Handling device for transporting components of a checkout station |
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2016
- 2016-02-18 JP JP2016028844A patent/JP6645863B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017144912A (ja) | 2017-08-24 |
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