JP2021123266A - 台車用メッシュ枠 - Google Patents

台車用メッシュ枠 Download PDF

Info

Publication number
JP2021123266A
JP2021123266A JP2020019109A JP2020019109A JP2021123266A JP 2021123266 A JP2021123266 A JP 2021123266A JP 2020019109 A JP2020019109 A JP 2020019109A JP 2020019109 A JP2020019109 A JP 2020019109A JP 2021123266 A JP2021123266 A JP 2021123266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh frame
single pipe
flat
trolley
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020019109A
Other languages
English (en)
Inventor
克則 浅井
Katsunori Asai
克則 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOOTEKKUSU KK
Original Assignee
TOOTEKKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOOTEKKUSU KK filed Critical TOOTEKKUSU KK
Priority to JP2020019109A priority Critical patent/JP2021123266A/ja
Publication of JP2021123266A publication Critical patent/JP2021123266A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】平台車の上部にメッシュ枠を着脱自在とすることで、用途に応じて平台車やメッシュ枠台車として使用できる台車用メッシュ枠を提供する。
【解決手段】平台車の下部四隅に設けられたキャスターと、平台車の四隅に設けられた直方体の単管パイプ挿入部と、平台車の長手方向の側面を形成する第一メッシュ枠と、平台車の短手方向の側面を形成する第二メッシュ枠と、を備え、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠は、両側端上端に単管パイプを挿入する挿通金具と、両側端下端に単管パイプ挿入部に差し込む差込金具と、を有し、単管パイプ挿入部に単管パイプの下端を挿入することで、当該単管パイプを平台車の四隅上部に垂直に立設し、挿通金具を単管パイプに挿通し、差込金具を単管パイプ挿入部に差し込むことで、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠により平台車の上部に網かごを構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷物を載置して運搬するときに、台車上から荷物の落下を防止するためのメッシュ枠を着脱自在とした台車用メッシュ枠に関する。
従来、工場などの作業現場において、荷物を載置して運搬するために、下部の四隅に車輪(4輪又は6輪キャスター)が付いた台車が用いられている。このような台車には、平台車、手押し台車(手押し用のハンドルが片側(片袖)又は両側(両袖)に付設された台車等)、荷物の運搬時に台車から荷物が落下しないように、台車の上部の四側端縁に金籠や金網(メッシュ枠)を立設した台車(かご台車、金網台車(以下、メッシュ枠台車という))等の複数種類の台車がその用途に応じて使用されている。
上記のような複数種類の台車のうち、平台車等は重ねて保管できるため、未使用時に限られた収納スペースに重ねて収納できる。しかしながら、かご台車やメッシュ枠台車では、台車上部に設置されたかごや金網により、未使用時に重ねて収納することができず収納スペースが広大となる。
このため、収納時(未使用時)には折り畳んで保管でき、使用時に組立容易な運搬用かご台車が開示されている(特許文献1参照)。
特開2011−183932号公報
しかしながら、特許文献1では、未使用時(収納時)には折り畳んで収納できるため、限られた収納スペースを有効に活用することはできるが、使用時には組み立てる必要がある。このため、いくら組み立てが容易とはいえ、折り畳み状態から使用時の状態に変更するための複雑な機構が必要となる。さらに、台車の種類としては運搬用かご台車に用途が限定されている。
本発明では、かかる課題を解消すべく、平台車の上部にメッシュ枠を着脱自在とすることで、用途に応じて平台車やメッシュ枠台車として使用できる台車用メッシュ枠を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、平台車の下部四隅に設けられたキャスターと、前記平台車の四隅に設けられた直方体の単管パイプ挿入部と、前記平台車の長手方向の両側端に側面を形成する格子状の第一メッシュ枠と、前記平台車の短手方向の両側端に側面を形成する格子状の第二メッシュ枠と、を備え、前記第一メッシュ枠及び前記第二メッシュ枠は、両側端上端に前記単管パイプを挿通する挿通金具と、両側端下端に前記単管パイプ挿入部に差し込む差込金具と、を有し、前記単管パイプ挿入部に前記単管パイプの下端を挿入することで、当該単管パイプを前記平台車の四隅上部に垂直に立設し、前記挿通金具を前記単管パイプに挿入し、前記差込金具を前記単管パイプ挿入部に差し込むことで、前記第一メッシュ枠及び前記第二メッシュ枠により前記平台車の上部に網かごを形成することを特徴とする台車用メッシュ枠とした。
また、前記単管パイプ、前記第一メッシュ枠及び前記第二メッシュ枠は、前記平台車の上部に着脱自在としたことを特徴とする。
本発明は、平台車の下部四隅に設けられたキャスターと、平台車の四隅に設けられた直方体の単管パイプ挿入部と、平台車の長手方向の両側端に側面を形成する格子状の第一メッシュ枠と、平台車の短手方向の両側端に側面を形成する格子状の第二メッシュ枠と、を備え、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠は、両側端上端に前記単管パイプを挿通する挿通金具と、両側端下端に単管パイプ挿入部に差し込む差込金具と、を有し、単管パイプ挿入部に単管パイプの下端を挿入することで、当該単管パイプを平台車の四隅上部に垂直に立設し、挿通金具を前記単管パイプに挿入し、差込金具を単管パイプ挿入部に差し込むことで、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠により平台車の上部に網かごを形成することを特徴とする。これにより、平台車の四側端上部に工具等を用いずに容易にメッシュ枠を構成できるため、運搬する荷物の種類や形状に応じて、平台車をメッシュ枠台車として使用することができる。
また、単管パイプ、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠は、平台車の上部に着脱自在としている。このため、上部に載置し運搬する荷物の種類や形状に応じて、平台車又はメッシュ枠台車として各用途で使用することとができる。また、未使用時には、上部の単管パイプ、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠を取り外すことで、平台車として収納・保管することができるので、限られた収納スペースに有効に収納することができる。また、平台車の四隅に設けられた直方体の単管パイプ挿入部に、手押し用のハンドルを片袖(又は両袖)に挿入することで、平台車を手押し台車として使用することもできる。
本実施形態のメッシュ枠の設置状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠の詳細図である。 本実施形態に係る挿通金具を説明する平面図である。 本実施形態に係るメッシュ枠台車の組み立て手順を表す斜視図である。 本実施形態に係るメッシュ枠台車の組み立て手順を表す斜視図である。 本実施形態に係るメッシュ枠台車の組み立て手順を表す斜視図である。 本実施形態に係る挿通金具の変形例を説明する平面図である。 本実施形態に係る挿通金具の変形例を説明する斜視図である。
本発明の要旨は、平台車の下部四隅に設けられたキャスターと、平台車の四隅に設けられた直方体の単管パイプ挿入部と、平台車の長手方向の両側端に側面を形成する格子状の第一メッシュ枠と、平台車の短手方向の両側端に側面を形成する格子状の第二メッシュ枠と、を備え、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠は、両側端上端に前記単管パイプを挿通する挿通金具と、両側端下端に単管パイプ挿入部に差し込む差込金具と、を有し、単管パイプ挿入部に単管パイプの下端を挿入することで、当該単管パイプを平台車の四隅上部に垂直に立設し、挿通金具を前記単管パイプに挿入し、差込金具を単管パイプ挿入部に差し込むことで、第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠により平台車の上部に網かごを形成するところにある。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき詳説する。図1は、本実施形態のメッシュ枠の設置状態を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る第一メッシュ枠及び第二メッシュ枠の詳細図である。図3は、本実施形態に係る挿通金具を説明する平面図である。図4は、本実施形態に係るメッシュ枠台車の組み立て手順を表す斜視図である。図5は、本実施形態に係るメッシュ枠台車の組み立て手順を表す斜視図である。図6は、本実施形態に係るメッシュ枠台車の組み立て手順を表す斜視図である。図7は、本実施形態に係る挿通金具の変形例を説明する平面図である。図8は、本実施形態に係る挿通金具の変形例を説明する斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るメッシュ枠台車1は、矩形状の平台車10と、この平台車10の上部に設けられた網かご2により構成される。網かご2は、平台車10の上部四隅に4本の単管パイプ20を垂直に立設し、平台車10の長手の2本の単管パイプ20間にそれぞれ第一メッシュ枠30を立設し、平台車10の短手の2本の単管パイプ20間にそれぞれ第二メッシュ枠40を立設することで形成される。すなわち、網かご2は、平台車10の四側端縁に立設された第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40により、上部を開口した網かご状態に形成される。これにより、網かご2内に、上部から荷崩れし易い形状の荷物を収容することで、運搬中に荷崩れを気にすることなく運搬することができるメッシュ枠台車1を容易に形成することを可能としている。
平台車10の四隅下部には、4個のキャスター11が設けられている。キャスター11は周知の自在キャスターが好適に用いられ、図示はしないが平台車10の移動を規制するブレーキ機能を備えたものが望ましい。
平台車10の四隅には、平面視正方形で上下端を開口した単管パイプ挿入部12が、平台車10を上下に貫通して4箇所設けられている。単管パイプ挿入部12は、周知のアルミ又は鋼管で形成された上下を開口した角パイプが好適に用いられる。単管パイプ挿入部12の上端開口部は、単管パイプ20の下部を挿入する単管パイプ挿入口12a(図4参照)となる。単管パイプ挿入部12の下端には、挿入した単管パイプ20が下方に抜け落ちないように、単管パイプ20の下端を支持するパイプ支持板13が設けられている。パイプ支持板13は、矩形の鋼板(又はアルミ板)を側面視でU字状に屈曲した状態で、単管パイプ挿入部12の下端に溶接(スポット溶接)されて連結されている。また、角パイプである単管パイプ挿入部12の高さ(単管パイプ挿入口12aからパイプ支持板13までの高さ)は、挿入した単管パイプ20を確実に垂直に立設可能とする高さ(例えば、150mm)が望ましい。
平台車10の四隅の側面には平面視L字状の緩衝材14がそれぞれ設けられている。この緩衝材14は樹脂製の素材が用いられており、平台車10の四隅が移動中に柱や壁、他の台車等と衝突した場合の衝撃を吸収することで、平台車10の四隅にそれぞれ設けられた単管パイプ挿入部12の変形等を防止している。
単管パイプ20は、周知のアルミ又は鋼管で形成された上下に開口部を有する丸パイプが好適に用いられる。単管パイプ20は、単管パイプ挿入部12の上端の単管パイプ挿入口12aに、平台車10の上方から挿入されて、単管パイプ挿入部12の下端に設けられたパイプ支持板13に支持されることで平台車10の四隅に垂直に立設される。
以下、本実施形態に係る第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40について、図2及び図3を参照して詳説する。図2(a)は、第一メッシュ枠30の三面図(正面図、側面図、平面図)である。図2(b)は、第二メッシュ枠40の三面図(正面図、側面図、平面図)である。図3は、第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40の両側端上端にそれぞれ連結される単管パイプ20を挿通するための挿通金具33及び挿通金具43の平面図である。
図2に示すように、第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40は、所定径(例えば、直径6mm)の丸鋼の縦棒Kaと横棒Kbを格子状(例えば、幅100mm、高さ110mm)に連結(例えば、スポット溶接等)して形成されている。図1に示すように、第一メッシュ枠30の幅は、平台車10の長手方向の両側端の長さに対応し、第二メッシュ枠40の幅は、平台車10の短手方向の両側端の長さに対応した長さとしている。第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40の高さは、平台車10の四隅の単管パイプ挿入部12に挿入される単管パイプ20の高さに対応した高さ(つまり、平台車10の上部に垂直に立設した単管パイプ20の上部に係止可能な高さ)としている。
図2(a)に示すように、第一メッシュ枠30の両側端の縦棒Kaの上端の連結部31には、挿通金具33が第一メッシュ枠30と一体に連結(例えば、溶接)されている。挿通金具33は、第一メッシュ枠30の両側端の縦棒Kaの上端の連結部31から両外側に、第一メッシュ枠30の上端の横棒Kbを水平に延長するように連結されている。また、挿通金具33は、平台車10の四隅に垂直に立設された長手方向の2本の単管パイプ20の上部を挿入して、第一メッシュ枠30の上部を長手方向の2本の単管パイプ20間に係止する(図5参照)ためのものである。
同様に、図2(b)に示すように、第二メッシュ枠40の左右両側端の縦棒Kaの上端の連結部41には、単管パイプ20の上端近傍を挿通する挿通金具34が溶接(スポット溶接)により第二メッシュ枠40と一体に連結されている。挿通金具43は、第二メッシュ枠40の左右両側端の縦棒Kaの上端の連結部41から両外側に、第二メッシュ枠40の上端の横棒Kbを水平に延長するように連結されている。また、挿通金具43は、平台車10の四隅に垂直に立設された短手方向の2本の単管パイプ20の上部を挿入して、第二メッシュ枠40の上部を短手方向の2本の単管パイプ20間に係止する(図6参照)ためのものである。
図3に示すように、挿通金具33及び挿通金具43は、薄板状の鋼板(又は、アルミ板)を平面視でP字状に形成されている。挿通金具33及び挿通金具43は、同形状であり略中央部に単管パイプ20の上部を挿通して係止する挿通口33a(挿通口43a)と、P字状の一端に第一メッシュ枠30の連結部31及び第二メッシュ枠40の連結部41と連結する連結口33b(連結口43b)が設けられている。この連結口33b(連結口43b)に第一メッシュ枠30の連結部31及び第二メッシュ枠40の連結部41を挿入して溶接(例えば、スポット溶接)することにより、第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40と一体にそれぞれ連結される。
図2(a)に示すように、第一メッシュ枠30を正面視した場合に、第一メッシュ枠30の両側端の縦棒Kaの下端外側面には、それぞれ差込金具32a及び差込金具32bが溶接(スポット溶接)により第一メッシュ枠30と一体に連結されている。差込金具32a及び差込金具32bは、角パイプの単管パイプ挿入部12に丸パイプの単管パイプ20を挿入した場合に生じる単管パイプ20と単管パイプ挿入部12との四隅の隙間12b(図5参照)に、差込金具32a及び差込金具32bの下端部を差し込んで、第一メッシュ枠30の左右両側端下端を単管パイプ挿入部12に係止する(図5参照)ためのものである。このため、第一メッシュ枠30と一体に連結されている差込金具32a及び差込金具32bの下端部は、所定長さ(例えば、30〜40mm)以上、第一メッシュ枠30の下端の横棒Kbよりも下方に垂直に突出して設けられている。
同様に、図2(b)に示すように、第二メッシュ枠40を正面視した場合に、第二メッシュ枠40の左右両側端の縦棒Kaの下端外側面には、それぞれ差込金具42a及び差込金具42bが溶接(スポット溶接)により第二メッシュ枠40と一体に連結されている。差込金具32a及び差込金具32bは、角パイプの単管パイプ挿入部12に丸パイプの単管パイプ20を挿入した場合に生じる単管パイプ20と単管パイプ挿入部12との四隅の隙間12b(図6参照)に、差込金具32a及び差込金具32bの下端部を差し込んで、第二メッシュ枠40の左右両側端下端を単管パイプ挿入部12に係止する(図6参照)ためのものである。このため、第二メッシュ枠40と一体に連結されている差込金具42a及び差込金具42bの下端部は、所定長さ(例えば、30〜40mm)以上、第二メッシュ枠40の下端の横棒Kbよりも下方に垂直に突出して設けられている。
また、図2に示すように、第一メッシュ枠30の両端側下部にそれぞれ連結された差込金具32a及び差込金具32bは、第一メッシュ枠30の両側端下部から下方に突出する長さが異なる。一例として、差込金具32aは差込金具32bと比較して相対的に一定長さ(例えば、30mm以上)下方に長く突出するように形成されている。これは、第二メッシュ枠40の両端下部にそれぞれ連結された差込金具42a及び差込金具42bも同様である。
これにより、差込金具32a及び差込金具32bと差込金具42a及び差込金具42bの下端を単管パイプ20と単管パイプ挿入部12との隙間12b(図5及び図6参照)に差し込む場合に、下方への突出する長さの長い差込金具32a(差込金具42a)を先に差し込み、その後、下方への突出する長さの短い差込金具32b(差込金具42b)を差し込むことで、第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40の両側端下部を単管パイプ挿入部12に容易に位置決めして係止することができる。
以下、図4〜図6を参照して、本実施形態に係るメッシュ枠台車1の組み立て手順について詳説する。
最初に、図4に示すように平台車10の四隅に設けた単管パイプ挿入部12の上端に開口した単管パイプ挿入口12aにそれぞれ単管パイプ20の下部を挿入する。4本の単管パイプ20は、単管パイプ挿入部12の下端に設けられたパイプ支持板13に支持されることで平台車10の四隅に垂直に立設される。
角パイプで構成された単管パイプ挿入部12の単管パイプ挿入口12aは、平面視で正方形に形成されている。また、単管パイプ挿入口12aの大きさは、挿入される丸パイプの単管パイプ20の外径と略同径(具体的には、単管パイプ20の外径よりも若干大きいサイズ(例えば、0.5〜1mm以下))としている。これにより、単管パイプ挿入部12に挿入される単管パイプ20は、単管パイプ挿入部12内で大きくがたつくことなく平台車10の四隅に垂直に立設される。
次に、図5に示すように、第一メッシュ枠30を平台車10の長手方向両側端縁に垂直に立設して取り付ける。具体的には、第一メッシュ枠30の両側端上端にそれぞれ連結された挿通金具33の挿通口33aに、平台車10の長手方向の両端に位置する単管パイプ20の上部を挿通する。これにより、第一メッシュ枠30の両側端上端が、平台車10の長手方向の2本の単管パイプ20間の上部に係止される。
そして、第一メッシュ枠30の両側端下部にそれぞれ連結された、差込金具32a及び差込金具32bの下端部を単管パイプ挿入部12と単管パイプ20との隙間12bに差し込む。上述したように、角パイプで構成された単管パイプ挿入部12(単管パイプ挿入口12a)は平面視で正方形である。一方、丸パイプの単管パイプは平面視で円形である。このため、正方形の単管パイプ挿入部12に円形の単管パイプ20を挿入すると、単管パイプ挿入部12の四隅に単管パイプ20との隙間12bが生じる。この隙間12bに差込金具32a及び差込金具32bの下端部を差し込むことで、第一メッシュ枠30の両側端下端が単管パイプ挿入部12と単管パイプ20との隙間12bに係止される。
この手順で、平台車10の向かい合う長手方向の両側端に第一メッシュ枠30を垂直に立設して取り付けることで、メッシュ枠台車1の長手方向の2側面が形成される。
最後に、図6に示すように、第二メッシュ枠40を平台車10の短手方向両側端縁に垂直に立設して取り付ける。具体的には、第二メッシュ枠40の両側端上端の挿通金具43の挿通口43aに、平台車10の短手方向の両端に位置する単管パイプ20の上部を挿通する。これにより、第二メッシュ枠40の両側端上端が単管パイプ20の上部に係止される。
そして、第二メッシュ枠40の両側端下部にそれぞれ連結された、差込金具42a及び差込金具42bの下端部を単管パイプ挿入部12と単管パイプ20との隙間12bに差し込む。このように、隙間12bに差込金具42a及び差込金具42bの下端部を差し込むことで、第二メッシュ枠40の両側端下端が単管パイプ挿入部12と単管パイプ20との隙間12bに係止される。
この手順で、平台車10の向かい合う短手方向の両側端に第一メッシュ枠30を垂直に立設して取り付けることで、メッシュ枠台車1の長手方向の2側面が形成される。なお、図5に示す第一メッシュ枠30を取り付けと図6に示す第二メッシュ枠40を取り付けでは、順序を逆にして、先に第二メッシュ枠40を取付けた後、第一メッシュ枠30を取付ける手順としてもよい。
以下、図7及び図8を参照して、本実施形態に係るメッシュ枠台車1の変形例を説明する。なお、以下の説明では、理解を容易とするために、上述した実施形態とは異なる構成のみを重点的に説明し、同じ構成の説明は省略する。
図7及び図8に示すように、変形例においては、第一メッシュ枠30の両側端の縦棒Kaの上端の連結部31にのみ単管パイプ20の上端近傍を挿通する挿通金具34が連結さられている。挿通金具34は、平台車10の四隅に垂直に立設された長手方向の2本の単管パイプ20の上部を挿入して、第一メッシュ枠30の上部を単管パイプ20に係止するためのものである。つまり、上述した実施形態とは異なり、第二メッシュ枠40の両側端の縦棒Kaの上端の連結部41には挿通金具43が連結されていない。
挿通金具34は、図7に示すように、薄板の鋼板(又は、アルミ板)で中央部に単管パイプ20の上部を挿通して係止する挿通口34aが設けられた平面視でく字状に形成され、く字状の一端に第一メッシュ枠30の連結部31連結する連結口34bが設けられ、他端には、第二メッシュ枠40の連結部41を挿入可能な長穴34cが設けられている。
そして、変形例においては、まず、第二メッシュ枠40を取付けた後、第一メッシュ枠30を取付ける。このとき、第二メッシュ枠40の連結部41は、挿通金具34の長穴34cに挿入される。そして、第二メッシュ枠40の連結部41には、キャップ41aが嵌め込まれる。このように、第二メッシュ枠40の連結部41を挿通金具34の長穴34cに挿入し、キャップ41aを嵌め込むことで、第二メッシュ枠40の連結部41を単管パイプ20の上部に係止するようにしている。
このため、この変形例における第二メッシュ枠40の両側端の縦棒Kaは、第二メッシュ枠40を構成する他の縦棒Kaよりも垂直上方に所定長さ(例えば、10mm)長い縦棒Kaが好適に用いられる。これにより、第二メッシュ枠40の両側端の縦棒Kaの連結部41は、第二メッシュ枠40を構成する縦棒Kaよりも垂直上方に所定長さ突出することになり、挿通金具34の長穴34cに挿入し易くすることができる。
この変形例によれば、第二メッシュ枠40の連結部41に挿通金具33が設けられておらず、第二メッシュ枠40の連結部41は、挿通金具34の長穴34cに挿入してキャップ41aにより長穴34cに固定されることで、例えば、長期使用による単管パイプ20の若干の変形や第二メッシュ枠40のゆがみ等を、挿通金具34の長穴34cで吸収することができる。
また、この変形例においては、第二メッシュ枠40の両側端下部に差込金具42a及び差込金具42b(図2参照)を設けず、第二メッシュ枠40を構成する縦棒Kaの下端を直接単管パイプ挿入部12と単管パイプ20との隙間12bに差し込むように構成することもできる。このため、第二メッシュ枠40の両側端の縦棒Kaは、下端が所定長さ(例えば、30〜40mm)第二メッシュ枠40の下端の横棒Kbよりも垂直下方に突出するように、第二メッシュ枠40を構成する他の縦棒Kaよりも垂直下方に長い縦棒Kaが好適に用いられる。
上述してきた各実施形態によれば、平台車10の上部に、4本の単管パイプ20、2面の第一メッシュ枠30、2面の第二メッシュ枠40からなる網かご2を形成することにより、容易に平台車10をメッシュ枠台車1とすることができる。また、上述した手順を逆に行うことで、メッシュ枠台車1から平台車10へ容易に解体することができる。すなわち、作業現場で必要となる台車(平台車10又はメッシュ枠台車1)を状況に応じて使い分けることが可能となる。これにより、平台車10の四側端上部に工具等を用いずに容易に第一メッシュ枠30及び第二メッシュ枠40を立設することができるため、運搬する荷物の種類や形状に応じて、選択的に平台車10又はメッシュ枠台車1として使用することができる。
また、平台車10の単管パイプ挿入部12に単管パイプ20のみを挿入した状態で、平台車10を操作容易な持ち手とすることもできる。さらに、単管パイプ挿入部に上部を連結した略逆U字状の手押し用のハンドルを、平台車10の四隅のうちの短手方向の片側(片袖)又は両側(両袖)の単管パイプ挿入部12に挿入することで、平台車10を手押し台車として使用することも可能である。
以上、上述した実施形態を通して本発明を説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、上述した各種効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 メッシュ枠台車
2 網かご
10 平台車
11 キャスター
12 単管パイプ挿入部
13 パイプ支持板
14 緩衝材
20 単管パイプ
30 第一メッシュ枠
31 連結部31
32a、33b 差込金具
33 挿通金具
40 第二メッシュ枠
41 連結部
42a、42b 差込金具
43 挿通金具

Claims (2)

  1. 平台車の下部四隅に設けられたキャスターと、
    前記平台車の四隅に設けられた直方体の単管パイプ挿入部と、
    前記平台車の長手方向の両側端に側面を形成する格子状の第一メッシュ枠と、
    前記平台車の短手方向の両側端に側面を形成する格子状の第二メッシュ枠と、を備え、
    前記第一メッシュ枠及び前記第二メッシュ枠は、
    両側端上端に前記単管パイプを挿通する挿通金具と、
    両側端下端に前記単管パイプ挿入部に差し込む差込金具と、を有し、
    前記単管パイプ挿入部に単管パイプの下端を挿入することで、当該単管パイプを前記平台車の四隅上部に垂直に立設し、前記挿通金具を前記単管パイプに挿入し、前記差込金具を前記単管パイプ挿入部に差し込むことで、前記第一メッシュ枠及び前記第二メッシュ枠により前記平台車の上部に網かごを形成することを特徴とする台車用メッシュ枠。
  2. 前記単管パイプ、前記第一メッシュ枠及び前記第二メッシュ枠は、前記平台車の上部に着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載の台車用メッシュ枠。
JP2020019109A 2020-02-06 2020-02-06 台車用メッシュ枠 Pending JP2021123266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020019109A JP2021123266A (ja) 2020-02-06 2020-02-06 台車用メッシュ枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020019109A JP2021123266A (ja) 2020-02-06 2020-02-06 台車用メッシュ枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021123266A true JP2021123266A (ja) 2021-08-30

Family

ID=77458805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020019109A Pending JP2021123266A (ja) 2020-02-06 2020-02-06 台車用メッシュ枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021123266A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS453954Y1 (ja) * 1965-06-05 1970-02-24
JP2007203953A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd 運搬車
JP2016150738A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 ジー・オー・ピー株式会社 運搬台車

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS453954Y1 (ja) * 1965-06-05 1970-02-24
JP2007203953A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd 運搬車
JP2016150738A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 ジー・オー・ピー株式会社 運搬台車

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
長谷川工業(株): "ハセガワ アルミ運搬車 イットン台車メッシュ囲い NACM-1275 ( NACM1275 ) 長谷川工業(株)", RAKUTEN, JPN6022012453, ISSN: 0004743364 *
長谷川工業, NACMイットン台車用メッシュ囲い, JPN6022012455, 23 June 2019 (2019-06-23), ISSN: 0004892967 *
長谷川工業, NACMイットン台車用メッシュ囲い, JPN6022012457, 23 March 2022 (2022-03-23), ISSN: 0004892966 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62287845A (ja) 殊に液体ならびに微粒状堆積物のための運搬−および/または貯蔵容器
JP6573822B2 (ja) 吊り台車
JP4208897B2 (ja) パレットコンテナ
JP2021123266A (ja) 台車用メッシュ枠
JP2010105691A (ja) 折り畳み式ラック
KR102086963B1 (ko) 조립식 파레트
JP4012555B2 (ja) 積み重ね可能な棚構造
JPH0711473U (ja) 組立式運搬車
JP5850622B2 (ja) 台車の連結装置
JP5160342B2 (ja) 台車システム及び台車用の床フレーム
JP6634213B2 (ja) 運搬台車
JP2019127280A (ja) パレット機能を有するラック及び保管システム
KR101465864B1 (ko) 조립식 파레트의 측벽 서포트 고정 클램프
JP2018095200A (ja) 台車
JP2931172B2 (ja) パレット
JPH0140842Y2 (ja)
JP6746809B1 (ja) 輸送用容器
JPH11301490A (ja) 緩衝台車
JPH082100Y2 (ja) 運搬用具
JP3884544B2 (ja) 運搬用台車
JPH0617768Y2 (ja) 可搬型格納ラック
JPH1178898A (ja) 保管運搬用具
JP3156559U (ja) パレットサポートセット
JP5049049B2 (ja) パレット段積み治具
JP2516813Y2 (ja) 足場等の部材連結装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221011

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20230721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20230721