JP2018094373A - ショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】商品載置棚の数を減少させることなく種々の商品を見栄えよく陳列させること。【解決手段】ケース本体1の内部に互いに離隔する態様で前方に向けて配設された左右一対の支持ユニット20と、支持ユニット20間に架設された棚板支持部材30と、棚板支持部材30に支持され、上面が商品を載置する載置面を構成する棚板40とを備えた商品載置棚10を有するショーケースであって、商品載置棚10は、支持ユニット20の後端部間に架設された補助ガイド部材51と、補助ガイド部材51に後端部が係合されることにより支持ユニット20間において左右方向に沿って移動可能に設けられ、かつ支持ユニット20から離隔した個所に設置されて棚板40を棚板支持部材30とともに支持する補助支持部材52とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、ショーケースに関し、より詳細には、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗に設置され、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースに関するものである。
従来、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗に設置され、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースとして、次のようなものが知られている。
前面に開口を有したケース本体の収納室に複数の商品載置棚が上下方向に沿って複数段設けられており、それぞれの商品載置棚に商品が載置されている。また、ケース本体の内部であって収納室外となる個所には、吸込口を通じて吸い込んだ収納室の内部の空気を冷却する冷却器が設けられており、この冷却器で冷却された空気が吹出口から収納室に吹き出されることにより、商品載置棚に載置された商品が冷却されて所望の温度状態に調整される。かかるショーケースにおける商品載置棚は、ブラケット、棚板支持部材及び棚板を備えて構成されている。
ブラケットは、上記収納室を画成する背面パネルを支持するとともに上下方向に所定間隔で係止孔が形成された棚柱に対し、自身の係止片が所定の係止孔に挿入されることで該棚柱に支持される左右一対のものである。棚板支持部材は、枠状の形態を成しており、ブラケットのそれぞれに対して前後方向に沿って移動可能となる態様で係合手段を介して係合しており、自身の横フレーム部が左右のブラケット間に架け渡されるよう配設されている。棚板は、棚板支持部材に前端部、後端部、左端部及び右端部が支持されて設けられており、上面が収納対象である商品を載置するための商品載置面を構成している。
このような商品載置棚は、ブラケットの係止片が棚柱における所定の係止孔に挿入して該ブラケットが棚柱に支持されることで、上述したように上下方向に沿って複数段設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−299596号公報
上述したショーケースにおいては、商品載置棚のピッチ、すなわち上下に隣接する商品載置棚の離間距離は、商品の収納数の確保や見栄え等の観点より、下側の商品載置棚に載置される商品の高さよりも僅かに大きい程度であることが好ましい。
ところで、上述したショーケースの商品載置棚は、棚板を支持する棚板支持部材が、商品を載置する棚板が下方に凸となる態様で撓むことを抑制するために枠状の形態を成していることから、該棚板の前端部の下方に棚板支持部材の前端フレーム部分が左右方向に沿って延在している。
一方、収納する商品の多様化により、商品載置棚の一部の領域に他の領域に載置された商品よりも高さが大きい商品(以下、背高商品ともいう)を載置させる場合、上方の商品載置棚の棚板支持部材の前端フレーム部分の存在により、商品載置棚のピッチを背高商品に応じて決める必要があり、商品載置棚のピッチの増大を招来してしまう。このように商品載置棚のピッチが増大してしまうと、収納室の高さは決まっていることから、商品載置棚の数を減少させる虞れがあった。また、他の領域に載置された商品と上方の商品載置棚との離間距離が大きくなってしまい見栄えも好ましいとはいえなかった。
本発明は、上記実情に鑑みて、商品載置棚の数を減少させることなく種々の商品を見栄えよく陳列させることができるショーケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るショーケースは、ケース本体の内部に互いに離隔する態様で前方に向けて配設された左右一対の支持ユニットと、前記支持ユニット間に架設された棚板支持部材と、前記棚板支持部材に支持され、上面が商品を載置する載置面を構成する棚板とを備えた商品載置棚を有するショーケースであって、前記商品載置棚は、前記支持ユニットの後端部間に架設された補助ガイド部材と、前記補助ガイド部材に後端部が係合されることにより前記支持ユニット間において左右方向に沿って移動可能に設けられ、かつ前記支持ユニットから離隔した個所に設置されて前記棚板を前記棚板支持部材とともに支持する補助支持部材とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記棚板は、複数の棚板構成要素が左右に並設されて構成されたことを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記支持ユニットは、前記ケース本体の内部に前方に向けて配設されたブラケット部材と、前記ブラケット部材にスライド機構を介して取り付けられることにより該ブラケット部材に対して前後方向にスライド可能に設けられ、かつ前記棚板支持部材の側部を支持するスライド支持部材とを備えて構成されたことを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記補助ガイド部材に前方に向けて突出する態様で着脱可能に設けられたアタッチメント部材を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記アタッチメント部材は、ワイヤ形状を成し、かつ中央部分が湾曲するよう弾性変形した状態で一端部が前記補助ガイド部材の前面に形成された第1係止孔に前方から挿入して該補助ガイド部材に係止されるとともに、他端部が前記前面に形成された第2係止孔に前方から挿入して該補助ガイド部材に係止されることを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記棚板構成要素は、着脱可能に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、商品載置棚を構成する補助ガイド部材が、ケース本体の内部に互いに離隔する態様で前方に向けて配設された左右一対の支持ユニットの後端部間に架設され、補助ガイド部材に後端部が係合されることにより支持ユニット間において左右方向に沿って移動可能に設けられた補助支持部材が、支持ユニットから離隔した個所に設置されて商品を載置する棚板を棚板支持部材とともに支持するので、直下の商品載置棚の一部の領域にその他の領域に載置される商品よりも高さの大きい背高商品が載置される場合、該当する商品載置棚においては、棚板の大きさを小さくするだけで、上下に隣接する商品載置棚の離間距離であるピッチを変更することなく、背高商品を陳列させることができる。しかも、商品載置棚のピッチを変更する必要がなく、見栄えを良好に維持できる。従って、商品載置棚の数を減少させることなく種々の商品を見栄えよく陳列させることができる。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースの内部構造を左側から見た場合を示す断面側面図である。 図2は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図3は、図1に示した1つの商品載置棚を示す分解斜視図である。 図4は、図2及び図3に示した1つの支持ユニットを示す斜視図である。 図5は、図2及び図3に示した1つの支持ユニットを示す斜視図である。 図6は、図2及び図3に示した補助ユニットを示す斜視図である。 図7は、図2及び図3に示した補助ユニットを示す右側面図である。 図8は、図6及び図7に示した補助ガイド部材が図4及び図5に示されたブラケット部材に取り付けられる状態を示す斜視図である。 図9は、補助ユニットが支持ユニットに取り付けられた状態を示す斜視図である。 図10は、図1に示した1つの商品載置棚の正面図である。 図11は、図10に示した商品載置棚の1つの棚板構成部を取り外して1つの補助支持部材を左方にスライドさせた状態を示す正面図である。 図12は、図2に示した商品載置棚の変形例を示す斜視図である。 図13は、図12に示した商品載置棚の要部を拡大して示す斜視図であり、一部の構成要素を分解して示している。 図14は、図12に示した商品載置棚の変形例の正面図である。 図15は、棚板構成部の変形例を示す斜視図である。 図16は、棚板の変形例を示す模式図である。 図17は、図16に示した棚板を有した商品載置棚を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースの内部構造を左側から見た場合を示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗に設置されるもので、ケース本体1を備えている。
ケース本体1は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)1aを有した略直方状の断熱筐体であり、その内部には収納室2が画成されているとともに、空気循環手段3が設けられている。
収納室2は、上記前面開口1aを臨む態様で画成された室であり、複数(図示の例では5つ)の商品載置棚10が上下方向に沿って複数段並べて配設されている。これら商品載置棚10の構成については後述する。
空気循環手段3は、空気通路4と循環ファンFとを備えて構成されている。空気通路4は、ケース本体1の内部における収納室2の外部に形成したもので、吸込口5から吹出口6に至る空気の通路である。ここで吸込口5は、収納室2の内部の空気(内部雰囲気)を吸い込むための開口であり、収納室2の左右方向に沿って延設されている。この吸込口5は、収納室2の下側前方縁部、すなわちケース本体1の前面開口1a近傍の下部に配設されている。
吹出口6は、収納室2の内部に空気を吹き出すための開口である。この吹出口6は、収納室2の左右方向に沿って延設されていて、収納室2の上側前方縁部、すなわちケース本体1の前面開口1a近傍の上部に前後に並設されている。
このような空気通路4は、収納室2の下方にある下方ダクト4aと、収納室2の背面を構成する背面パネル7よりも後方側にある背面ダクト4bと、収納室2の上方にある上方ダクト4cとを互いに連通した態様で構成されている。
循環ファンFは、駆動する場合に空気を循環させるものであり、背面ダクト4bの所定部位に設置されている。本実施の形態においては、循環ファンFは背面ダクト4bの所定部位に設置されているが、本発明では、循環ファンFの設置個所は特に限定されるものではなく、後述する循環ファンFの機能を発揮することができる個所であればどこに設置しても構わない。
このような空気循環手段3は、循環ファンFが駆動することにより、吸込口5を通じて収納室2の内部の空気を吸い込み、この吸い込んだ空気が空気通路4を通過する態様で該空気を吹出口6まで送出し、吹出口6を通じて空気を収納室2の内部に吹き出すことにより、ケース本体1の前面開口1aにエアカーテンを形成しながら収納室2の内部と外部との間で空気を循環させるものである。
上記空気通路4の背面ダクト4bには蒸発器8が設けられている。蒸発器8は、図には明示しないが、圧縮機、凝縮器及び膨張機構とともに冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成する。圧縮機は、冷媒を圧縮するものであり、凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。膨張機構は、凝縮器で凝縮された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にさせるものである。
蒸発器8は、循環ファンFが駆動することにより背面ダクト4bを下方から上方に向けて通過する空気と、膨張機構で断熱膨張された冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、冷媒を蒸発させることにより背面ダクト4b(空気通路4)を通過する空気を冷却するものである。この蒸発器8で蒸発した冷媒は、再び圧縮機に吸引されて圧縮されることになる。
次に商品載置棚10について説明する。収納室2の各段の商品載置棚10は、同様の構成を有したものであるから、以下では1つの商品載置棚10について説明を行う。
図2及び図3は、それぞれ図1に示した1つの商品載置棚10を示すものであり、図2は斜視図、図3は分解斜視図である。これら図2及び図3に示すように、商品載置棚10は、支持ユニット20及び補助ユニット50を備えて構成されている。
支持ユニット20は、背面パネル7の左右両側の前面に取り付けられた棚柱(図示せず)から前方に突出するように配設されたものである。つまり、支持ユニット20は、ケース本体1の内部である収納室2に互いに離隔する態様で前方に向けて配設された左右一対のものである。
図4及び図5は、それぞれ図2及び図3に示した1つの支持ユニット20を示す斜視図である。ここで例示する支持ユニット20は、ブラケット部材21とスライド支持部材22とを有している。
尚、上述したように支持ユニット20は左右一対のものであるので、便宜上、2つの支持ユニット20において互いに近接した方向を内側と称し、互いに離反した方向を外側と称して説明する。
ブラケット部材21は、支持ユニット20のベースとなるもので、ブラケット基部21aと水平内延部21bとを一体に成形することによって形成されている。ブラケット基部21aは、前後方向が長手方向となる長尺板状部分であり、表面が外側を臨み、裏面が内側を臨むものである。このブラケット基部21aの後端部には、係合片211が設けられている。水平内延部21bは、ブラケット基部21aの上端縁部より内側に向けて延在する部分である。
このようなブラケット部材21は、係合片211が棚柱に形成された係合孔(図示せず)に挿入することで該棚柱に係合されて設けられている。
スライド支持部材22は、前後方向が長手方向となる長尺状部材であり、支持基部22aと支持壁部22bとを一体に成形することによって形成されている。支持基部22aは、ブラケット基部21aの内面(裏面)に対向する態様で配置され、上下方向の寸法がブラケット基部21aの上下方向の寸法より僅かに大きいものである。支持壁部22bは、支持基部22aの上端縁部より外側に向けて延在するものであり、水平内延部21bよりも上方に配置される。この支持壁部22bは、左右方向の寸法が水平内延部21bの左右方向の寸法より僅かに大きく、下面が水平内延部21bの上面に対向している。
このようなスライド支持部材22と、ブラケット部材21との間にはスライド機構23が介在している。スライド機構23は、ブラケット基部21aと支持基部22aとの間に収容配置されている。このスライド機構23は、従来公知のものであり、スライド支持部材22が、ブラケット部材21に対して前後方向にスライドすることを許容するものである。つまり、スライド支持部材22は、ブラケット部材21に対して前後方向にスライド可能に設けられている。尚、図4中の符号24は、ストッパ部材である。
そして、上記スライド支持部材22の支持壁部22bには、棚板支持部材30の側部31が取り付けられている。棚板支持部材30は、図2及び図3に示すように、前後方向に沿って延在する左右一対の側部31と、これら側部31の後端部を連結する連結部32とを一体に成形することにより形成された部材である。
かかる棚板支持部材30は、連結部32に形成された支持孔32aに、棚板40の後端部に形成された支持片40aが挿入することで該棚板40を支持するものである。棚板40は、上面が商品を載置する載置面を構成する略平板状の板材である。尚、本実施の形態においては、棚板40は、3つの棚板構成部41が左右に並設されて構成されており、それぞれが着脱可能に設けられている。
図6及び図7は、それぞれ図2及び図3に示した補助ユニット50を示すものであり、図6は斜視図、図7は右側面図である。これら図6及び図7に示すように、補助ユニット50は、補助ガイド部材51と補助支持部材52とを備えて構成されている。
補助ガイド部材51は、左右方向が長手方向となる長尺状部材であり、底壁部511と、前壁部512と、天壁部513とを一体に成形することによって形成されている。
底壁部511は、左右方向に沿って略水平に延在する部分であり、後端縁部が上方に屈曲している。この底壁部511の左右方向の長さは、左右一対の支持ユニット20におけるブラケット部材21同士の離間距離よりも大きいものである。また、底壁部511の左右両端部には、後方側部分に切欠を形成することにより、底壁取付片511aが形成されている。
前壁部512は、底壁部511の前端縁部より上方に向けて延在する部分である。この前壁部512の前面が補助ガイド部材51の前面を構成している。このような前壁部512は、左右方向の長さが底壁部511と一致している。また、前壁部512の左右両端部には、上方側部分に切欠を形成することにより、前壁取付片512aが形成されている。前壁取付片512aは、底壁取付片511aに連続しており、該底壁取付片511aとともにガイド取付片514を構成している。
天壁部513は、前壁部512の上端縁部より後方に向けて延在する部分であり、底壁部511に対向している。この天壁部513は、前後方向の長さが底壁部511の前後方向の長さと略一致しており、後端縁部が下方に屈曲している。
補助支持部材52は、複数(図示の例では2つ)設けられている。かかる補助支持部材52は、当接壁部521と側壁部522とを一体に成形することによって形成されている。
当接壁部521は、前後方向に沿って略水平に延在する平板状部分である。この当接壁部521の後端縁部521aが下方に屈曲している。側壁部522は、当接壁部521の後方領域を除く領域の左右両側縁部から下方に向けて延在する部分である。
このような補助支持部材52においては、当接壁部521の後端縁部521aと、側壁部522の後端面522aとの離間距離が補助ガイド部材51の前後方向の長さよりも僅かに大きいものである。補助支持部材52は、当接壁部521の後方領域部分が補助ガイド部材51の天壁部513に載置された状態で、該当接壁部521の後端縁部521aが天壁部513の後端縁部に接しつつ、側壁部522の後端面522aが前壁部512の前面に接することで、補助ガイド部材51に係合される。そして、補助支持部材52は、補助ガイド部材51に係合した状態で左右方向に沿ってスライド可能である。つまり、補助支持部材52は、後端部が補助ガイド部材51に係合されることにより左右方向に沿って移動可能に設けられている。
補助ユニット50を構成する補助ガイド部材51は、図8に示すように、ガイド取付片514(底壁取付片511a及び前壁取付片512a)がブラケット基部21aの後端部に形成された異形状の取付孔212を内側より挿通し、かつ天壁部513の左右両端部が水平内延部21bに締結部材Nを介して締結されることにより、ブラケット部材21(支持ユニット20)の後端部間に架設されている。これにより、補助ユニット50は、図9に示すように、支持ユニット20間に設けられている。そして、補助ユニット50を構成する補助支持部材52は、補助ガイド部材51に後端部が係合されることにより支持ユニット20間において左右方向に沿って移動可能に設けられている。
以上のような構成を有するショーケースにおいては、補助支持部材52が支持ユニット20間において左右方向に沿って移動可能に設けられていることから、図10に示すように、補助支持部材52が支持ユニット20から離隔した個所に設置されて、当接壁部521が互いに隣り合う棚板構成部41の境界部分に当接することで棚板40を棚板支持部材30とともに支持することができ、商品を載置する棚板40が下方に凸となる態様で撓むことを抑制できる。
このように補助支持部材52が棚板40を棚板支持部材30とともに支持することができるので、棚板支持部材30については、従来のように枠状の形態にする必要がない。つまり、棚板支持部材30では棚板40の前端部を支持する必要がなく、該棚板40の前端部を支持する前端フレーム部分を必要としない。また、棚板40についても、1枚の板である必要はなく、上述したように、複数の棚板構成部41が左右に並設されて構成される分割構造とし、それぞれが着脱可能に設けられていてもよい。
そして、図11に示すように、直下の商品載置棚10の一部の領域(左方領域)にその他の領域に載置される商品(以下、通常商品ともいう)W1よりも高さの大きい背高商品W2が載置される場合、該当する商品載置棚10においては、左方の棚板構成部41を取り外して左側の補助支持部材52を左方に向けてスライドさせるだけで、上下に隣接する商品載置棚10の離間距離であるピッチを変更することなく、背高商品W2を陳列させることができる。しかも、商品載置棚10のピッチを通常商品W1に合わせた状態に維持することができるので、見栄えを良好に維持できる。
尚、例えばネギ等のように背高商品W2の高さが非常に大きい場合には、1つの商品載置棚10だけでなく複数の商品載置棚10における一部の棚板構成部41を取り外すことにより、上下に隣接する商品載置棚10の離間距離であるピッチを変更することなく、背高商品W2を良好に陳列させることができる。
従って、上記ショーケースによれば、商品載置棚10の数を減少させることなく種々の商品を見栄えよく陳列させることができる。
図12は、図2に示した商品載置棚10の変形例を示す斜視図である。この図12に示すように、補助ユニット50を構成する補助ガイド部材51には、アタッチメント部材60が着脱可能に設けられても良い。
アタッチメント部材60は、ワイヤ形状を成している。このアタッチメント部材60は、図13に示すように、中央部分60aが湾曲するよう弾性変形した状態で一端部60bが補助ガイド部材51の前壁部512に形成された第1係止孔515に前方から挿入して該補助ガイド部材51に係止されるとともに、他端部60cが前壁部512に形成された第2係止孔516に前方から挿入して該補助ガイド部材51に係止されることにより、着脱可能に設けられている。
このようなアタッチメント部材60が設けられたショーケースでは、図14に示すように、直下の商品載置棚10に載置された背高商品W2をアタッチメント部材60で支持することができ、これにより、背高商品W2が左右方向に横倒姿勢となってしまうことを抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態及び変形例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した変形例では、アタッチメント部材60がワイヤ形状を有していたが、本発明においては、アタッチメント部材の形状は特に限定されるものではなく、補助ガイド部材に前方に向けて突出する態様で着脱可能に設けられるものであれば、どのような形態のものであってもよい。
本発明においては、棚板40を構成する棚板構成部41の下面には、図15に示すように、左右方向に沿って延在する滑り止め用の凸部41aが設けられていてもよい。これによれば、取り外した棚板構成部41を、上下反転させて直下の商品載置棚10を構成する棚板40の上面に配置させることにより、該棚板構成部41に背高商品を載置させて陳列させることができる。この際、凸部41aが背高商品の滑り止めとして機能させることができる。これによれば、取り外した棚板構成部41を収納するスペースを設ける必要がなく、しかも取り外した棚板構成部41を有効に活用することができる。
上述した実施の形態では、棚板40は、複数の棚板構成部41が左右に並設されて構成されたものであったが、本発明においては、図16に示すように、棚板40′の一部42が屈曲状態となって収納されるものでもよい。これによれば、直下の商品載置棚10に背高商品W2を載置させる場合に、図17に示すように、該当する棚板40′の一部42を屈曲状態にして収納させることにより、商品載置棚10のピッチを変更することなく、背高商品W2を良好に陳列させることができる。
1 ケース本体
1a 前面開口
2 収納室
3 空気循環手段
4 空気通路
7 背面パネル
8 蒸発器
10 商品載置棚
20 支持ユニット
21 ブラケット部材
22 スライド支持部材
23 スライド機構
30 棚板支持部材
40 棚板
41 棚板構成部
50 補助ユニット
51 補助ガイド部材
52 補助支持部材
511 底壁部
512 前壁部
513 天壁部
521 当接壁部
522 側壁部
60 アタッチメント部材
F 循環ファン

Claims (6)

  1. ケース本体の内部に互いに離隔する態様で前方に向けて配設された左右一対の支持ユニットと、
    前記支持ユニット間に架設された棚板支持部材と、
    前記棚板支持部材に支持され、上面が商品を載置する載置面を構成する棚板と
    を備えた商品載置棚を有するショーケースであって、
    前記商品載置棚は、
    前記支持ユニットの後端部間に架設された補助ガイド部材と、
    前記補助ガイド部材に後端部が係合されることにより前記支持ユニット間において左右方向に沿って移動可能に設けられ、かつ前記支持ユニットから離隔した個所に設置されて前記棚板を前記棚板支持部材とともに支持する補助支持部材と
    を備えたことを特徴とするショーケース。
  2. 前記棚板は、複数の棚板構成要素が左右に並設されて構成されたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記支持ユニットは、
    前記ケース本体の内部に前方に向けて配設されたブラケット部材と、
    前記ブラケット部材にスライド機構を介して取り付けられることにより該ブラケット部材に対して前後方向にスライド可能に設けられ、かつ前記棚板支持部材の側部を支持するスライド支持部材と
    を備えて構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のショーケース。
  4. 前記補助ガイド部材に前方に向けて突出する態様で着脱可能に設けられたアタッチメント部材を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のショーケース。
  5. 前記アタッチメント部材は、ワイヤ形状を成し、かつ中央部分が湾曲するよう弾性変形した状態で一端部が前記補助ガイド部材の前面に形成された第1係止孔に前方から挿入して該補助ガイド部材に係止されるとともに、他端部が前記前面に形成された第2係止孔に前方から挿入して該補助ガイド部材に係止されることを特徴とする請求項4に記載のショーケース。
  6. 前記棚板構成要素は、着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載のショーケース。
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