JP6662025B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

本発明は、ショーケースに関し、より詳細には、商品陳列棚に陳列された商品を少なくとも2つの温度に保持するショーケースに関するものである。
従来、商品陳列棚に陳列された商品を少なくとも2つの温度に保持するショーケースとして、次のようなものが知られている。
例えば、前面開口が形成されたケース本体の内部の収納室に複数の商品陳列棚が上下方向に沿って並ぶよう設けられており、それぞれの商品陳列棚に商品が載置されて陳列されている。
また、ケース本体の内部であって収納室外となる個所には、収納室下部の吸込口を通じて吸い込んだ空気が通過する空気風路が形成されている。この空気風路には、通過する空気を冷却する蒸発器が設置されており、この蒸発器で冷却された空気は、収納室上部の吹出口より吹き出される。
更に、ケース本体には中間ダクトが設けられている。中間ダクトは、空気風路を遮断する態様で収納室の任意の商品陳列棚に取り付けられている。この中間ダクトは、蒸発器で冷却された空気を後端部に設けられた導入口より導入して前端部に設けられた中間吹出口より吹き出すことにより、自身の下方域の前面にエアカーテンを形成する。
このようなショーケースでは、収納室における中間ダクトの上方域と下方域とを異なる温度域にすることができ、商品陳列棚に陳列された商品を2つの温度に保持することができる。
ところで、収納室の背面を構成する背面パネルは、下方に向かうに連れて漸次前方に傾斜しているのが一般的である。そのため、収納室の背面側の空気風路においては、上方側よりも下方側の方が前後方向の幅が大きくなる。これにより、空気風路の上方側と下方側とでは、該空気風路を遮断するための面積が異なっている。
そこで、収納室の背面側の空気風路において、背面パネルと平行に傾斜する当接板を設け、該空気風路を遮断するための面積を一定にしているショーケースが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4652100号公報
ところで、上述したショーケースでは、背面側の空気風路に当接板が設けられているので、該当接板が通過する空気、特に蒸発器で冷却された空気の障害となってしまい、空気の通過に不具合が生じていた。
このように空気風路での空気の通過に不具合が生ずると、中間吹出口から良好に冷却された空気が十分に吹き出されず、結果的に、商品陳列棚に陳列された商品を効率よく所望の温度に調整することが困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みて、商品陳列棚に陳列された商品を所望の温度に良好に調整することができるショーケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るショーケースは、ケース本体の内部に該ケース本体に形成された前面開口を臨む態様で設けられ、かつ背面を構成する背面パネルが下方に向かうに連れて漸次前方に傾斜している収納室と、前記ケース本体の内部に前記収納室と区画して設けられ、吸い込まれた前記収納室の内部空気が自身に配設された冷却手段で冷却されて前記収納室に吹き出されることで、前記収納室の前面にエアカーテンを形成する空気風路と、前記空気風路を遮断する態様で前記収納室に設けられたいずれかの商品陳列棚に取り付けられ、かつ前記冷却手段により冷却された空気を後端部に設けられた導入口より導入して前端部に設けられた中間吹出口より吹き出すことにより、自身の下方域の前面にエアカーテンを形成する中間ダクトとを備え、前記収納室における前記中間ダクトの上方域と下方域とを異なる温度域にするショーケースにおいて、前記中間ダクトは、前記商品陳列棚の構成要素に取り付けられ、かつ前端部に前記中間吹出口が形成されたダクト本体部と、前記ダクト本体部の後端開口部を通じて該ダクト本体部の内部に一部が進入した状態で前後方向に沿って移動可能に設けられ、下端部が前記導入口を構成する遮断部と、前記遮断部を後方に向けて付勢することにより前記空気風路を遮断させる付勢手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記付勢手段は、圧縮バネ部材により構成されることを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記付勢手段は、板バネ部材により構成されることを特徴とする。
本発明によれば、前端部に中間吹出口が形成されたダクト本体部がいずれかの商品陳列棚の構成要素に取り付けられ、下端部が導入口を構成する遮断部がダクト本体部の後端開口部を通じて該ダクト本体部の内部に一部が進入した状態で前後方向に沿って移動可能に設けられ、付勢手段が遮断部を後方に向けて付勢することにより遮断部に空気風路を遮断させるので、空気風路の前後の幅に応じてダクト本体部の後端部から遮断部の後方への突出移動量を調整することができ、従来のような当接板が不要である。このように当接板が不要であるので、該当接板により冷却手段で冷却された空気の通過が阻害される虞れがない。これにより、中間吹出口から良好に冷却された空気が十分に吹き出すことができ、商品陳列棚に陳列された商品を所望の温度に良好に調整することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースを模式的に示す断面側面図である。 図2は、中間ダクトを任意の商品陳列棚とともに示す左側面図である。 図3は、中間ダクトを任意の商品陳列棚とともに後方側から示す斜視図である。 図4は、図2及び図3に示した中間ダクトを示す左側面図である。 図5は、図2〜図4に示した遮断部を示す斜視図である。 図6は、中間ダクトを構成する左方側の取付機構の構成を示す分解斜視図である。 図7は、本発明の実施の形態であるショーケースの変形例の要部を拡大して示す斜視図である。 図8は、図7に示した板バネ部材が撓んで変形することを示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースを模式的に示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、ケース本体10を備えている。
ケース本体10は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)11が形成された略直方状の断熱筐体であり、その内部には収納室12が形成されているとともに空気循環手段が設けてある。
収納室12は、上記前面開口11を臨む態様で形成された室であり、複数(図示の例では6つ)の商品陳列棚13が上下方向に沿って複数段並べて配設してある。この収納室12の背面を構成する背面パネル12aは、下方に向かうに連れて漸次前方に傾斜している。商品陳列棚13は、それぞれ棚板13aに商品を載置して陳列するものである。
空気循環手段は、空気風路20と循環ファン30とを備えて構成してある。空気風路20は、吸込口14から吹出口15に至る空気の通路である。ここで吸込口14は、収納室12の内部の空気を吸い込むための開口であり、左右方向に沿って延在するよう設けられた長尺状のものである。この吸込口14は、収納室12の下側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口11近傍の下部に設けてある。
吹出口15は、図示の例では2つ設けてあり、収納室12の内部に空気を吹き出すための開口である。これら吹出口15は、それぞれ左右方向に沿って延在するよう設けてあり、収納室12の上側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口11近傍の上部に前後に並ぶよう設けてある。
このような空気風路20は、収納室12の外部であってその下方にある下方ダクト21と、収納室12の外部であってその背面側にある背面ダクト22と、収納室12の外部であってその上方にある上方ダクト23とを互いに連通した状態で構成してある。また、空気風路20は、背面ダクト22から2つに分かれており、外方風路20aが一方の吹出口15(以下、前側吹出口15aともいう)に通じ、内方風路20bが他方の吹出口15(以下、後側吹出口15bともいう)に通じている。ここで、背面ダクト22において、外方風路20aと内方風路20bとを区画する区画パネル24は、上記背面パネル12aのように傾斜することなく上下方向に延在している。つまり、背面パネル12aと区画パネル24との前後幅は、上方よりも下方の方が大きくなっている。
循環ファン30は、空気を循環させるものであり、下方ダクト21の所定部位に設けてある。本実施の形態では、循環ファン30は、下方ダクト21の所定部位に設けてあるが、本発明では、循環ファン30の配設位置は特に限定されるものではなく、後述する循環ファン30の機能を発揮することができる個所であればどこに設けても構わない。
上記空気風路20の内方風路20bには、蒸発器(冷却手段)31が設けてある。蒸発器31は、図示せぬ圧縮機、凝縮器及び膨張機構と冷媒管路で接続されて冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成する。圧縮機は、冷媒を圧縮するものであり、凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。膨張機構は、凝縮器で凝縮された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にさせるものである。
このような空気循環手段は、循環ファン30が駆動することにより吸込口14を通じて収納室12の内部の空気を吸い込み、吸い込んだ空気が空気風路20を通過する態様で吹出口15まで送出し、吹出口15を通じて収納室12の内部に空気を吹き出すことにより、収納室12の前面開口11近傍にエアカーテンを形成し、収納室12の内部と外部との間で空気を循環させるものである。
蒸発器31は、循環ファン30が駆動することにより内方風路20bを下方から上方に向けて通過する空気と、膨張機構で低温低圧の状態にされた冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、低温低圧の冷媒を蒸発させることにより内方風路20bを通過する空気を冷却するものである。この蒸発器31で蒸発した冷媒は、圧縮機に吸引されて冷凍サイクルを循環することになる。
このようなショーケースにおいては、図2及び図3にも示すように、中間ダクト40が設けてある。これら図2及び図3は、それぞれ中間ダクト40を任意の商品陳列棚13とともに示すものであり、図2は左側面図であり、図3は後方側から示す斜視図である。また、図4は、図2及び図3に示した中間ダクト40を示す左側面図である。
以下においては、説明の便宜上、任意の商品陳列棚13を最上位から3段目の商品陳列棚(以下、対象商品陳列棚ともいう)13として中間ダクト40について説明する。尚、対象商品陳列棚13は、最上位から3段目の商品陳列棚13だけに限られないことはいうまでもない。
中間ダクト40は、全体として略平板状の形態を成しており、ダクト本体部40aと、遮断部40bと、取付機構40cとを有している。
ダクト本体部40aは、内部に風洞41が設けてある。風洞41は、前後方向に沿って延在するものであり、ダクト本体部40aの後端部の下部に形成された後端開口部42に連通するとともに、ダクト本体部40aの前方側下端部に形成された中間吹出口43に連通している。
このようなダクト本体部40aは、後端部における後端開口部42の上方側の左右両端部にマグネットを内蔵する吸着部44が設けてある。そして、これら吸着部44が、対象商品陳列棚13の左右一対のブラケット13bに架設された左右延在部材13cに設けられた金属製の取付板13dに磁力により吸着することで対象商品陳列棚13の棚板13aの下部に設けられている。つまり、ダクト本体部40aは、対象商品陳列棚13の構成要素に取り付けてある。
ダクト本体部40aの中間吹出口43は、前方側斜め下方に向けて開口しており、風洞41を通過する空気を吹き出すためのものである。かかるダクト本体部40aの前端部分は、対象商品陳列棚13の棚板13aの前端部分よりも後方側に配置している。
図5は、図2〜図4に示した遮断部40bを示す斜視図である。この図5も適宜用いて遮断部40bについて説明する。遮断部40bは、下面及び前面が開放した箱状の形態を成しており、前端部及び下端部に開口が形成してある。この遮断部40bの後端部には、例えばガスケット等のクッション材45が取り付けてある。
このような遮断部40bは、前端部分がダクト本体部40aの後端開口部42より風洞41に進入している。これにより遮断部40bの前端部の開口は風洞41に連通しており、遮断部40bの下端部の開口は、ダクト本体部40aの下部に一部が閉塞されており導入口46を構成している。これにより、遮断部40bの下端部は導入口46を構成している。導入口46は、下方に向けて開口しており、内方風路20bを通過する空気を導入するためのものである。
取付機構40cは、遮断部40bをダクト本体部40aに取り付けるためのものであり、図3及び図5に示すように左右一対となるように設けてある。
図6は、中間ダクト40を構成する左方側の取付機構40cの構成を示す分解斜視図である。尚、右方側の取付機構40cは、左方側の取付機構40cと同一の構成を有するので、以下においては、左方側の取付機構40cについて説明し、右方側の取付機構40cの説明を割愛する。
取付機構40cは、ロッド47と、圧縮バネ部材48と、段付きネジ49とを備えて構成してある。
ロッド47は、前後方向に沿って延在するものであり、遮断部40bの上端部の下面に図示せぬネジ等を介して取り付けられた遮断部側取付金50の第1貫通孔50a、並びにダクト本体部40aの下端部の上面に図示せぬネジ等を介して取り付けられたダクト本体部側取付金51の第2貫通孔51aを貫通している。ここでロッド47の後端部分47aは、第1貫通孔50aの内径よりも大きくしてある。これにより、遮断部40bは、前後方向に沿って移動可能である。
圧縮バネ部材48は、ロッド47を巻回する態様で設けてあり、一端が遮断部側取付金50の前面に係止し、他端がダクト本体部側取付金51の後面に係止している。この圧縮バネ部材48は、ダクト本体部側取付金51がダクト本体部40aに取り付けられており、ダクト本体部40aが対象商品陳列棚13の構成要素に取り付けてあるので、遮断部40bを後方に向けて付勢する付勢手段である。
段付きネジ49は、遮断部40bの上端部に形成された前後方向が長手方向となる長孔52を上方から貫通してダクト本体部側取付金51の上部に螺合するものである。この段付きネジ49は、遮断部40bが前後方向に沿って移動する場合に、長孔52を相対的に変位するものである。
このような構成を有する中間ダクト40は、ダクト本体部40aが対象商品陳列棚13の構成要素に取り付けられ、かつ取付機構40cが遮断部40bを前後方向に沿って移動可能にさせつつ圧縮バネ部材48により遮断部40bを後方に向けて付勢するので、遮断部40bのクッション材45が区画パネル24の前面に当接して内方風路20bを遮断することができる(図2参照)。
以上のような構成を有するショーケースにおいては、圧縮機が駆動するともに循環ファン30が駆動することにより、収納室12の内部の空気が次のように循環する。
吸込口14を通じて空気風路20の下方ダクト21に吸い込まれた収納室12の内部の空気は、該下方ダクト21を通過した後に、一部が外方風路20aを通過し、残りが内方風路20bを通過する。
外方風路20aを通過する空気は、前側吹出口15aに至った後に該前側吹出口15aを通じて収納室12に吹き出され、再び吸込口14を通じて空気風路20に吸い込まれることにより、収納室12の内部と外部とを循環する。これにより、収納室12の前面には、エアカーテンを形成することができる。
一方、内方風路20bを通過する空気は、蒸発器31で冷却される。蒸発器31で冷却された空気は、導入口46を通じて風洞41に導入され、該風洞41を通過し、中間吹出口43を通じて吹き出され、再び吸込口14を通じて空気風路20に吸い込まれることにより、収納室12の内部と外部とを循環する。これにより、収納室12における中間ダクト40の下方域の前面には、蒸発器31で冷却された空気によるエアカーテンを形成することができる。
このようにして収納室12の内部の空気を循環させることにより、前側吹出口15aより吹き出される空気により収納室12の前面にエアカーテンを形成するので、前面開口11を通じて収納室12の内部に外気が侵入することを抑制できる。
また、中間吹出口43より吹き出される空気(冷気)により中間ダクト40の下方域の前面にエアカーテンを形成するので、収納室12における中間ダクト40の下方域を、中間ダクト40の上方域よりも冷却することができる。これにより、収納室12における中間ダクト40の上方域と下方域とを異なる温度帯にすることができ、収納室12の商品を2つの温度に保持することができる。
以上説明したように、本実施の形態であるショーケースによれば、前端部に中間吹出口43が形成されたダクト本体部40aが対象商品陳列棚13の構成要素に取り付けられ、下端部が導入口46を構成する遮断部40bがダクト本体部40aの後端開口部42を通じて該ダクト本体部40aの内部に一部が進入した状態で前後方向に沿って移動可能に設けられ、圧縮バネ部材48が遮断部40bを後方に向けて付勢することにより遮断部40bに内方風路20bを遮断させるので、内方風路20bの前後の幅に応じてダクト本体部40aの後端部から遮断部40bの後方への突出移動量を調整することができ、従来のような当接板が不要である。このように当接板が不要であるので、蒸発器31で冷却された空気の通過を阻害する虞れがない。これにより、中間吹出口43から良好に冷却された空気が十分に吹き出すことができ、商品陳列棚13に陳列された商品を所望の温度に良好に調整することができる。
上記ショーケースによれば、取付機構40cを構成し、かつダクト本体部40aにダクト本体部側取付金51を介して取り付けられた段付きネジ49が遮断部40bに形成された長孔52の内部を該遮断部40bの移動に応じて変位することができ、これにより、段付きネジ49及び長孔52が遮断部40bの前後方向に沿っての移動を良好に案内することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、取付機構40cを構成する圧縮バネ部材48が遮断部40bを後方に向けて付勢していたが、本発明においては、次のような構成を採用することもできる。
図7は、本発明の実施の形態であるショーケースの変形例の要部を拡大して示す斜視図である。尚、上述した実施の形態と同様の構成を有するものには同一の符号を付して重複した説明を省略する。
この図7に示すように、取付機構60は、段付きネジ49と板バネ部材61とを備えて構成してある。
段付きネジ49は、遮断部40bの上端部に形成された前後方向が長手方向となる長孔52を上方から貫通して、ダクト本体部40aの下端部の上面に図示せぬネジ等を介して取り付けられた第1取付金62の上部に螺合するものである。この段付きネジ49は、遮断部40bが前後方向に沿って移動する場合に、長孔52を相対的に変位するものである。
板バネ部材61は、一端が遮断部40bの上端部の下面に図示せぬネジ等で取り付けられた第2取付金63に取り付けられ、他端がダクト本体部40aの下端部の上面に図示せぬネジ等を介して取り付けられた第3取付金64に取り付けられている。このような板バネ部材61は、図8に示すように、撓んで変形することで、遮断部40bを後方に向けて付勢する付勢手段である。
このような構成を有する中間ダクト40は、ダクト本体部40aが対象商品陳列棚13の構成要素に取り付けられ、かつ取付機構60が遮断部40bを前後方向に沿って移動可能にさせつつ板バネ部材61により遮断部40bを後方に向けて付勢するので、遮断部40bの後端部のクッション材45が区画パネル24の前面に当接して内方風路20bを遮断することができる。
このような構成によっても、内方風路20bの前後の幅に応じてダクト本体部40aの後端部から遮断部40bの後方への突出移動量を調整することができ、従来のような当接板が不要である。このように当接板が不要であるので、蒸発器31で冷却された空気の通過を阻害する虞れがない。これにより、中間吹出口43から良好に冷却された空気が十分に吹き出すことができ、商品陳列棚13に陳列された商品を所望の温度に良好に調整することができる。
10 ケース本体
11 前面開口
12 収納室
12a 背面パネル
13 商品陳列棚
20 空気風路
20b 内方風路
30 循環ファン
31 蒸発器
40 中間ダクト
40a ダクト本体部
40b 遮断部
40c 取付機構
41 風洞
42 後端開口部
43 中間吹出口
44 吸着部
45 クッション材
46 導入口
47 ロッド
48 圧縮バネ部材
49 段付きネジ
50 遮断部側取付金
50a 第1貫通孔
51 ダクト本体部側取付金
51a 第2貫通孔
52 長孔

Claims (1)

  1. ケース本体の内部に該ケース本体に形成された前面開口を臨む態様で設けられ、かつ背面を構成する背面パネルが下方に向かうに連れて漸次前方に傾斜している収納室と、
    前記ケース本体の内部に前記収納室と区画して設けられ、吸い込まれた前記収納室の内部空気が自身に配設された冷却手段で冷却されて前記収納室に吹き出されることで、前記収納室の前面にエアカーテンを形成する空気風路と、
    前記空気風路を遮断する態様で前記収納室に設けられたいずれかの商品陳列棚に取り付けられ、かつ前記冷却手段により冷却された空気を後端部に設けられた導入口より導入して前端部に設けられた中間吹出口より吹き出すことにより、自身の下方域の前面にエアカーテンを形成する中間ダクトと
    を備え、前記収納室における前記中間ダクトの上方域と下方域とを異なる温度域にするショーケースにおいて、
    前記中間ダクトは、
    前記商品陳列棚の構成要素に取り付けられ、かつ前端部に前記中間吹出口が形成されたダクト本体部と、
    前記ダクト本体部の後端開口部を通じて該ダクト本体部の内部に一部が進入した状態で前後方向に沿って移動可能に設けられ、下端部が前記導入口を構成する遮断部と、
    前記遮断部を前記ダクト本体部に取り付けるための取付機構と
    を有し、
    前記取付機構は、
    前記遮断部に取り付けられた遮断部側取付金の貫通孔と、前記ダクト本体部に取り付けられたダクト本体部側取付金の貫通孔とを貫通する態様で前後方向に沿って延在するロッドと、
    前記ロッドを巻回する態様で設けられ、かつ一端が前記遮断部側取付金に係止し、他端が前記ダクト本体部側取付金に係止することにより、前記遮断部を後方に向けて付勢することにより前記空気風路を遮断させる圧縮バネ部材と、
    前記遮断部に形成された前後方向が長手方向となる長孔を貫通して前記ダクト本体部側取付金に螺合され、該遮断部が前後方向に沿って移動する場合に前記長孔を相対的に変位する段付きネジと
    を備えたことを特徴とするショーケース。
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