JP2018080575A - 作業機の油圧システム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2の油圧システムは、作業機のライドコントロールを行う油圧システムである。ライドコントロールは、ブームシリンダの圧力変動を抑制することで作業機の走行振動を抑制する(機体の制振動作を行う)技術である。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、ライドコントロールが可能な油圧システムにおいて、ライドコントロール及びその他の動作を適正に作動させることができる作業機の油圧システムを提供することを目的とする。
作業機の油圧システムは、 第1油圧アクチュエータと、前記第1油圧アクチュエータとは異なる第2油圧アクチュエータと、前記第1油圧アクチュエータを制御する第1制御弁と、前記第2油圧アクチュエータを制御する第2制御弁と、前記第1油圧アクチュエータと前記第1制御弁とを接続する第1油路と、前記第2油圧アクチュエータと前記第2制御弁とを接続する第2油路と、前記第1油路及び第2油路に接続され、且つ、前記第2油圧アクチュエータの水平動作を行う水平制御部と、前記第1油圧アクチュエータに接続され、且つ、前記第1油圧アクチュエータの圧力変動を抑制する制振動作を行うライドコントロール装置と、前記ライドコントロール装置に接続され且つ当該ライドコントロール装置からの作動油を排出する排出油路と、を備え、前記ライドコントロール装置は、アキュムレータと、前記第1油圧アクチュエータの第1油室と前記アキュムレータとの連通を遮断し且つ前記第1油圧アクチュエータの第2油室と前記排出油路との連通を遮断して制振動作を停止する停止位置と、前記第1油室と前記アキュムレータとを連通し且つ前記第2油室と前記排出油路との連通を遮断して前記水平動作と前記制振動作との両方を作動可能にする第1作動位置と、前記第1油室と前記アキュムレータとを連通し且つ前記第2油室と前記排出油路とを連通して前記制振動作を作動可能にする第2作動位置とに切換可能なライドコントロール弁と、を有している。
[第1実施形態]
まず、作業機から説明する。
図8は、本発明に係る作業機1の側面図を示している。図8では、作業機1の一例として、スキッドステアローダを示している。但し、本発明に係る作業機1はスキッドステローダに限定されず、例えば、コンパクトトラックローダ等の他の種類のローダ作業機であってもよい。また、ローダ作業機以外の作業機であってもよい。
機体2上にはキャビン3が搭載されている。キャビン3内の後部には運転席8が設けられている。本発明の実施形態において、作業機1の運転席8に着座した運転者の前側(図8の左側)を前方、運転者の後側(図8の右側)を後方、運転者の左側(図8の手前側)を左方、運転者の右側(図8の奥側)を右方として説明する。また、前後の方向に直交する方向である水平方向を機体幅方向として説明する。機体2の中央部から右部或いは左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向であって、機体2から離れる方向である。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向であって、機体2に近づく方向である。
作業装置4は、ブーム10と、バケット11と、リフトリンク12、制御リンク13と、ブームシリンダ14と、バケットシリンダ17とを有する。ブーム10は、機体2の側方に設けられている。バケット11は、ブーム10の先端(前端)に設けられている。リフトリンク12及び制御リンク13は、ブーム10の基部(後部)を支持する。ブームシリンダ14は、ブーム10を上又は下に駆動する。
次に、スキッドステアローダ1に設けられた作業系油圧回路(作業系油圧システム)について説明する。
第1油圧ポンプP1は、原動機7の動力によって作動するポンプであって、定容量型のギヤポンプによって構成されている。第1油圧ポンプP1は、タンク(作動油タンク)15に貯留された作動油を吐出可能である。第2油圧ポンプP2は、原動機7の動力によって作動するポンプであって、定容量型のギヤポンプによって構成されている。第2油圧ポンプP2は、タンク(作動油タンク)15に貯留された作動油を吐出可能である。なお、第2油圧ポンプP2は、油圧システムにおいて、信号用の作動油、制御用の作動油を吐出する。信号用の作動油及び制御用の作動油のことをパイロット油という。
第1制御弁20Aは、ブーム10を作動する油圧アクチュエータ(ブームシリンダ)14を制御する弁である。第1制御弁20Aは、直動スプール形3位置切換弁である。第1制御弁20Aは、中立位置20a3、中立位置20a3とは異なる第1位置20a1、中立位置20a3及び第1位置20a1とは異なる第2位置20a2に切り換わる。第1制御弁20Aにおいて、中立位置20a3、第1位置20a1及び第2位置20a2の切換は、操作部材の操作によりスプールを動かすことによって行う。なお、第1制御弁20Aの切換は、操作部材を手動操作することによってスプールを直接移動させることにより行っているが、スプールを油圧操作(パイロットバルブによる油圧操作、比例弁による油圧操作)で移動させてもよいし、電気操作(ソレノイドを励磁することによる電気操作)で移動させてもよいし、その他の方法で移動させてもよい。説明の便宜上、油圧アクチュエータ(ブームシリンダ)14のことを第1油圧アクチュエータ14ということがある。
詳しくは、第1油圧アクチュエータ(ブームシリンダ)14は、筒体14aと、筒体14a内に軸方向移動自在に設けられたピストン14cと、ピストン14cに連結されたロッド14bとを備えている。ピストン14cは、筒体(シリンダチューブ)14aの内部を第1油室14fと第2油室14gとに区画している。第1油室14fは、筒体14aのボトム側(ロッド14b側とは反対側)の油室である。第2油室14gは、筒体14aのロッド側の油室である。筒体14aの基端部(ロッド14b側とは反対側)には、作動油を給排するポートであって第1油室14fに連通する第1ポート14dが設けられている。筒体14aの先端(ロッド14b側)には、作動油を給排するポートであって第2油室14gに連通する第2ポート14eが設けられている。
したがって、第1制御弁20Aを第1位置20a1にすれば、第1供給路21aからブームシリンダ14の第1ポート14d(第1油室14f)に作動油を供給することができ
ると共に、ブームシリンダ14の第2ポート14e(第2油室14g)から第2供給路21bに作動油を排出することができる。これによって、ブームシリンダ14は伸長し、ブーム10は上昇する。第1制御弁20Aを第2位置20a2にすれば、第2供給路21bからブームシリンダ14の第2ポート14e(第2油室14g)に作動油を供給することができると共に、ブームシリンダ14の第1ポート14d(第1油室14f)から第1供給路21aに作動油を排出することができる。これによって、ブームシリンダ14は収縮し、ブーム10は下降する。
第2制御弁20Bは、バケット11を作動する油圧アクチュエータ(バケットシリンダ)17を制御する弁である。第2制御弁20Bは、直動スプール形3位置切換弁である。第2制御弁20Bは、中立位置20b3、中立位置20b3とは異なる第1位置20b1、中立位置20b3及び第1位置20b1とは異なる第2位置20b2に切り換わる。第2制御弁20Bにおいて、中立位置20b3、第1位置20b1及び第2位置20b2の切換は、操作部材の操作によりスプールを動かすことによって行う。なお、第2制御弁20Bの切換は、操作部材を手動操作することによってスプールを直接移動させることにより行っているが、スプールを油圧操作(パイロットバルブによる油圧操作、比例弁による油圧操作)で移動させてもよいし、電気操作(ソレノイドを励磁することによる電気操作)で移動させてもよいし、その他の方法で移動させてもよい。説明の便宜上、油圧アクチュエータ(バケットシリンダ)17のことを第2油圧アクチュエータ17ということがある。
したがって、第2制御弁20Bを第1位置20b1にすれば、第1供給路22aからバケットシリンダ17の第2ポート17e(第2油室17g)に作動油を供給することができると共に、バケットシリンダ17の第1ポート17d(第1油室17f)から第2供給路22bに作動油を排出することができる。これによって、バケットシリンダ17は収縮し、バケット11はスクイ動作する。第1制御弁20Aを第2位置20a2にすれば、第2供給路22bからバケットシリンダ17の第1ポート17d(第1油室17f)に作動油を供給することができると共に、バケットシリンダ17の第2ポート17e(第2油室17g)から第1供給路22aに作動油を排出することができる。これによって、バケットシリンダ17は伸長し、ダンプ動作する。
水平制御部41は、第2油圧アクチュエータ(バケットシリンダ)17の水平動作(その他の動作)を行う水平制御弁である。水平制御部41は、作動部43と、第1制御部44と、第2制御部45とを有している。
例えば、水平動作を停止する第1位置43aと、水平動作を作動させる第2位置43bとに切換可能な二位置切換弁である。なお、作動部43は、切換弁でなくてもよく、比例弁であってもその他の弁であってもよい。作動部43は、本実施形態では、バネによって第1位置43aに切り換えられ、ソレノイド43cを励磁することで第2位置43bに切り換えられる電磁切換弁である。なお、作動部43は、手動等によって第1位置43aと第2位置43bとに切換可能な切換弁であってもよい。
アキュムレータ53は、第1油圧アクチュエータ(ブームシリンダ)14の第1油室14fの圧力変動を吸収する蓄圧装置である。
ライドコントロール弁54は、ライドコントロール装置52の動作を停止させる状態である停止状態(ライドコントロールを行わない状態)と、ライドコントロール装置52を作動させる状態である作動状態(ライドコントロールを行う状態)とに変更する切換弁である。ライドコントロール弁54は、ライドコントロール装置52を停止状態にする停止位置54aと、ライドコントロール装置52を作動状態にする作動位置54bとに切換可能な二位置切換弁である。また、ライドコントロール弁54は、本実施形態では、バネによって停止位置54aに切り換えられ、ソレノイド54cを励磁することで作動位置54bに切り換えられる電磁切換弁である。また、ライドコントロール弁54は、第1ポート54d、第2ポート54e、第3ポート54f、第4ポート54gを有する4ポート切換弁である。
また、作動位置54bでは、第1ポートと54dと第3ポート54fとが連通する。これにより、第1油圧アクチュエータ14(第1油室14f)とアキュムレータ53とが連通する。また、作動位置54bでは、第2ポート54eと第4ポート54gとが連通する。これにより、油路(第3油路)56dとタンク15とが連通する。
[第2実施形態]
図2は、第2実施形態を示す油圧システムを示している。第1実施形態と同様である部分は同様の符号を付して説明を省略する。第2実施形態では、主として、第1実施形態と異なる構造について説明する。
図2に示すように、ライドコントロール弁54は、ライドコントロール装置52を停止状態にする停止位置54aと、ライドコントロール装置52を第1作動状態にする第1作動位置54hと、ライドコントロール装置52を第2作動状態にする第2作動位置54iとに切換可能な三位置切換弁である。また、ライドコントロール弁54は、バネによって停止位置54aに切り換えられ、受圧部54jに供給される作動油(パイロット油)によって第1作動位置54h又は第2作動位置54iに切り換えられるパイロット操作切換弁である。また、ライドコントロール弁54は、第1ポート54d、第2ポート54e、第3ポート54f、第4ポート54gを有する4ポート切換弁である点は、第1実施形態と同様である。この第2実施形態では、第4ポート54gは、油路56eを介して第1油路21(第2供給路21b)における水平制御部41(作動部43)と第1油圧アクチュエータ14(第2油室14g)との間に接続されている。その他のポートの接続は、第1実施形態と同様である。
第1作動位置54hでは、第1ポートと54dと第3ポート54fとが連通する。これにより、第1油圧アクチュエータ14(の第1油室14f)とアキュムレータ53とが連通する。また、第1作動位置54hでは、第2ポート54eと第4ポート54gとの連通が遮断される。これにより、油路56eと油路56bとの連通が遮断されて第2油室14gとタンク15との連通が遮断される。
第2作動位置54iでは、第1ポートと54dと第3ポート54fとが連通し、且つ、第2ポート54eと第4ポート54gとが連通する。これにより、第1油室14fとアキュムレータ53とが連通し且つ第2油室14gとタンク15とが連通する。したがって、第2作動位置54iにすると、第1油室14fの圧力変動がアキュムレータ53によって吸収され、ライドコントロール装置52による制振動作(ライドコントロール)が行われる。
この第2実施形態では、第2操作部材51をオンすると、制御装置42は、ソレノイド43cに励磁指令を送り、作動部43が第2位置43bに切り換わる。また、第2操作部材51をオフすると、ソレノイド43cが消磁され、第1位置43aに切り換わる。
図3に示すように、油圧システムは、ブームシリンダ(第1油圧アクチュエータ)14と、第2油圧アクチュエータ70とを備えている。第2油圧アクチュエータ70は、作業機における様々な動作を行う油圧機器である。第2油圧アクチュエータ70は、作動部71と、稼働部72とを有している。稼働部72は、伸縮、回転、傾動等様々な動作を行う部分である。作動部71は、稼働部72を停止させる状態(停止状態)と、稼働部72を作動可能とさせる状態とに変化する弁である。具体的には、作動部71は、オン-オフ弁
であって、例えば、第1位置71aと、第2位置71bとに切換可能な二位置切換弁である。なお、作動部71は、切換弁でなくてもよく、比例弁であってもその他の弁であってもよい。作動部71は、本実施形態では、バネによって第1位置71aに切り換えられ、ソレノイド71cを励磁することで第2位置71bに切り換えられる電磁切換弁である。
[第3実施形態]
図4は、ライドコントロール弁の内部構造を示している。油圧システム(油圧回路)は、第1実施形態又は第2実施形態と同様である部分は同様の符号を付して説明を省略する。第3実施形態では、主として、第1実施形態又は第2実施形態と異なる構造について説明する。ライドコントロール弁は、第1実施形態又は第2実施形態の油圧システムに適用可能である。また、ライドコントロール弁は、第1実施形態又は第2実施形態とは異なる油圧システムにも適用可能である。
第1接続流路101は、アキュムレータ53に接続された油路(接続油路)56aに連通する流路である。本体100の横方向の右部に第1ポート54dが設けられ、当該第1ポート54dに続いて第1接続流路101が形成されている。第1接続流路101は、少なくとも縦方向に延設している。第1接続流路101は、円筒状である。
第3接続流路103は、第1油圧アクチュエータ14の第1油室14fに連通する油路(第3接続油路)に連通する流路である。本体100の横方向の右部に第3ポート54fが設けられ、当該第3ポート54fに続いて第3接続流路103が形成されている。第3接続流路103は、少なくとも縦方向に延設している。なお、第3接続油路は、油路56cと第1供給路21aとを含んでいるが、第3ポート54fから第1油室14fに至る油路であれば、油路56c及び第1供給路21aに限定されない。第3接続流路103は、円筒状である。
さて、本体100には、当該本体100の横方向の一端(左端)から他端(右端)に延びる環状の壁部110(貫通孔110a)が形成されている。即ち、貫通孔110aは、円柱状に形成されたスプール120を挿入する直線状の孔である。貫通孔110aを構成する環状の壁部110には、第1接続流路101と、第2接続流路102と、第3接続流路103と、第4接続流路104が達している。第1接続流路101の端部101aが壁部110に達している。第2接続流路102の端部102aが壁部110に達している。第3接続流路103の端部103aが壁部110に達している。第4接続流路104の端部104aが壁部110に達している。端部101a、端部102a、端部103a、端部104aは、断面視で凹状である。また、端部101a、端部102a、端部103a、端部104aは、軸心を中心とした周壁と、周壁の横方向の両端部に設けられた側壁とで構成されている。
スプール120は、本体100の内部を移動することによって、第1接続流路101と、第2接続流路102と、第3接続流路103と、第4接続流路104の接続先を変更可能である。以下、スプール120について詳しく説明する。
図4に示すように、第2接続部152は、第2接続流路102と第4接続流路104とを接続可能である。具体的には、第2接続部152は、第2溝152aを含んでいる。第2溝152aは、スプール120の左部の外周面を環状に凹ますことにより形成した部分である。第2溝152aは断面視で矩形状の溝である。図5Aに示すように、第2溝152aを、第2接続流路102の端部102aと第4接続流路104の端部104aとに亘って重複(対応)させない、即ち、ライドコントロール弁54が停止位置54aである場合、第2溝152aは、第2接続流路102と第4接続流路104とを遮断している。
即ち、スプール120は、第1接続流路101と第3接続流路103との連通を開始する第1開始位置(第1開始位置)と、第2接続流路102と第4接続流路104との連通を開始する第2開始位置(第2開始位置)とが異なっている。
以上、ライドコントロール弁54によれば、第1接続流路101と第3接続流路103との接続によって、第1油圧アクチュエータ14の第1油室14fをアキュムレータ53に連通させると共に、第2接続流路102と第4接続流路104との接続によって、第1油圧アクチュエータ14の第2油室14gを排出油路56bに接続することができる。これに加えて、ライドコントロール弁54では、図5B等に示しているように、第1接続流路101と第3接続流路103とを連通し且つ第2接続流路102と第4接続流路104との連通を遮断することができる。ここで、スプール120は、第1接続流路101と第3接続流路103とを連通し且つ第2接続流路102と第4接続流路104との連通を遮断した状態で保持することが好ましい。
図7Aに示すように、第1溝151aは、一端(左端)から他端(右端)に行くにしたがって外径(軸心から壁部までの距離)が次第に大きくなっている。一方、第2溝152aは、一端(左端)から他端(右端)に行くにしたがって外径は同一である。なお、最短距離L1と最短距離L2とは同じである(距離L3と距離L4とは同じである)。
上述した実施形態では、作動油の排出は、作動油タンクにしていたが、その他の場所であってもよい。即ち、作動油を排出するための油路は、作動油タンク以外に接続されていてもよく、例えば、油圧ポンプの吸込部(作動油を吸い込む部分)に接続してもよいし、その他の個所に接続してもよい。
14 第1油圧アクチュエータ(ブームシリンダ)
17 第2油圧アクチュエータ(バケットシリンダ)
20A 第1制御弁
20B 第2制御弁
21 第1油路
22 第2油路
41 水平制御部
42 制御装置
71 作動部(第1切換部)
52 ライドコントロール装置
53 アキュムレータ
54 ライドコントロール弁
100 本体
101 第1接続流路
101a 端部
102 第2接続流路
102a 端部
103 第3接続流路
103a 端部
104 第4接続流路
104 端部
110 壁部
110a 貫通孔
120 スプール
151 第1接続部
151a 第1溝
152 第2接続部
152a 第2溝
Claims (1)
- 第1油圧アクチュエータと、
前記第1油圧アクチュエータとは異なる第2油圧アクチュエータと、
前記第1油圧アクチュエータを制御する第1制御弁と、
前記第2油圧アクチュエータを制御する第2制御弁と、
前記第1油圧アクチュエータと前記第1制御弁とを接続する第1油路と、
前記第2油圧アクチュエータと前記第2制御弁とを接続する第2油路と、
前記第1油路及び第2油路に接続され、且つ、前記第2油圧アクチュエータの水平動作を行う水平制御部と、
前記第1油圧アクチュエータに接続され、且つ、前記第1油圧アクチュエータの圧力変動を抑制する制振動作を行うライドコントロール装置と、
前記ライドコントロール装置に接続され且つ当該ライドコントロール装置からの作動油を排出する排出油路と、
を備え、
前記ライドコントロール装置は、
アキュムレータと、
前記第1油圧アクチュエータの第1油室と前記アキュムレータとの連通を遮断し且つ前記第1油圧アクチュエータの第2油室と前記排出油路との連通を遮断して制振動作を停止する停止位置と、前記第1油室と前記アキュムレータとを連通し且つ前記第2油室と前記排出油路との連通を遮断して前記水平動作と前記制振動作との両方を作動可能にする第1作動位置と、前記第1油室と前記アキュムレータとを連通し且つ前記第2油室と前記排出油路とを連通して前記制振動作を作動可能にする第2作動位置とに切換可能なライドコントロール弁と、
を有している作業機の油圧システム。
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