JP2018079830A - グリルシャッターの取り付け構造 - Google Patents

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茂 松木
Shigeru Matsuki
茂 松木
雄一郎 宇野
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雄一郎 宇野
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Abstract

【課題】本発明の目的は、フロントグリルの開口部とグリルシャッター装置の開口部との相対位置がずれるのを抑制できて、フロントグリルの開口部から導入される空気を円滑に後方の冷却を必要とする装置に取り込むことができるグリルシャッターの取り付け構造を提供する。【解決手段】キャブ20をキャブマウントを介して車体フレーム10に支持している車両における、ラジエータ12の前側に配置しているグリルシャッター30の取り付け構造において、前記グリルシャッター30を、フロントグリル21を有する前記キャブ20側に取り付けて構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、走行風の導入を円滑に行うことができるグリルシャッターの取り付け構造に関する。
車両の冷却システムには、車両の前部に配置されるラジエータの前側にグリルシャッター装置を装着しているものがある。このグリルシャッター装置は、通常走行時には走行風をラジエータの前方に導入するための開口部を設けているが、エンジン暖機時などでラジエータやエンジンに走行風を与えたくない場合や、高速走行時などで、ラジエータによるエンジン冷却水への冷却効果を適切な範囲内に維持するとともに、エンジンルーム内に過剰な空気を吸い込んで空気抵抗を増加するのを防止する場合には、開口部を閉じるようになっている。
このグリルシャッター装置の前には、車両の外形の一部をなすフロントバンパ開口部に合わせて、グリルシャッターの開口部を配置し、複数のフラップの回転により開口部を開閉して、そのフラップの間の空間が開状態のときに、この空間がフロントグリルの開口部に対向するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−203157号公報
ところで、上記のトラックなどの車両においては、キャブをキャブマウントを介して車体フレームに支持しているが、フロントグリルがキャブ側に取り付けられているのに対して、グリルシャッター装置は、冷却システムを構成するラジエータ、コンデンサ、冷却ファンなどと共に車体フレーム側に支持されている。そのため、車両走行時などで、車両が上下振動すると、キャブマウントが介在しているために車体フレーム側の振動変位とキャブ側の振動変位の位相や振幅が必ずしも同じとならない。そのため、フロントグリルの開口部とグリルシャッター装置の開口部との相対位置のずれ量の変動が発生することになる。
本発明の目的は、フロントグリルの開口部とグリルシャッター装置の開口部との相対位置のずれ量の変動を抑制できて、フロントグリルから導入される空気を円滑に後方の冷却を必要としている装置に取り込むことができるグリルシャッターの取り付け構造を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明のグリルシャッター機構は、キャブをキャブマウントを介して車体フレームに支持している車両における、ラジエータの前側に配置しているグリルシャッターの取り付け構造において、前記グリルシャッターを、フロントグリルを有する前記キャブ側に取り付けることを特徴とする。
本発明のグリルシャッター取り付け構造によれば、グリルシャッターを車体フレーム側ではなく、フロントグリルと同じ側のキャブ側に取り付けているので、キャブが車体フレームに対して相対的な運動をしても、フロントグリルの開口部とグリルシャッター装置の開口部との相対位置がずれるのを抑制できて、フロントグリルから導入される空気を円滑に後方の冷却装置に取り込むことができる。
本発明に係る実施の形態のグリルシャッターの取り付け構造を示す車両左右方向から見た模式図である。 従来技術におけるグリルシャッターの取り付け構造を示す車両左右方向から見た模式図である。
以下、本発明に係る実施の形態のグリルシャッター取り付け構造について、図面を参照しながら説明する。この本発明に係る実施の形態のグリルシャッター取り付け構造は、エンジンの冷却システムの一部であるラジエータの前側に配置されて、フロントグリルを通過してラジエータに導入される空気の量を調整する機構である。このグリルシャッター取り付け構造は、キャブ(運転室)をキャブマウントを介して車体フレームに支持しているキャブオーバ型のトラックなどの車両に装備されるグリルシャッター取り付け構造である。
図1に示す実施の形態のグリルシャッター取り付け構造1では、キャブ(運転室)20をキャブマウント(キャブサスペンション:図示しない)を介して車体フレーム10に支持している。このキャブマウントは、2つの前部マウントと2つの後部マウントによりキャブ20の4隅を支持して、このキャブマウントにより振動を吸収して、車体フレーム10の振動が直に伝達されないようにしている。また、車体フレーム10には、エンジンマウント10aを介してエンジン14が搭載されており、このエンジン14の冷却システムとして、インタークーラ11とラジエータ(放熱器)12と冷却ファン13がエンジンの車両前方に配置されている。これらの装置11,12,13はエンジン14側又は車体フレーム10側に固定されている。
一方、このインタークーラ11やラジエータ12の前方には、フロントグリル21が配置され、その後方のインタークーラ11やラジエータ12の前方にグリルシャッター30が配置されている。このフロントグリル21は、キャブ20の前面の格子状の部分であり、車両の前側のデザインに大きく関与する部分であるが、その機能としては、車両の前方から開口部21aを通して空気Aを取り入れて、後方の冷却を必要とするインタークーラ11やラジエータ12やエンジン14に空気Aを送るための走行風などの空気Aの取り込み口の役割を持っている。なお、このフロントグリル21の開口部21aは、通常固定のままで開閉はしない。
グリルシャッター30は、通常走行時には走行風をインタークーラ11やラジエータ12の前方に導入するための開口部30aを設けているが、エンジン暖機時などでインタークーラ11やラジエータ12やエンジン14に走行風を与えたくない場合や、高速走行時などで、ラジエータ12によるエンジン冷却水への冷却効果を適切な範囲内に維持するとともに、エンジンルーム内に過剰な空気を吸い込んで空気抵抗を増加するのを防止する場合には、開口部30aを閉じるようになっている。図1の構成では、フラップ30bを回転させて開口部30aを開閉する。
このグリルシャッター30を、フロントグリル21を有するキャブ20側に取り付け部材(ブラケット)31で取り付けている。この取り付け部材31は、グリルシャッター30の枠体若しくはこの枠体を囲む支持体を、キャブ20側に設置された取り付け部材31に固定している。
このグリルシャッターの取り付け構造1の効果をより分かり易くするために、図2の比較例について説明する。図2の比較例のグリルシャッターの取り付け構造1Xでは、グリルシャッター30を車体フレーム10側に取り付け部材32で取り付けている。そのため、グリルシャッター30は、車体フレーム10の振動に従って振動する。一方、フロントグリル21は、キャブマウントに支持されているキャブ20の振動に従って振動する。このキャブ20と車体フレーム10との間にキャブマウントが介在しているために、両者10,20の間の振動振幅や振動位相が異なってくるので、フロントグリル21の開口部21aとグリルシャッター30の開口部30aとが相対的に位置変化することになる。そのため、フロントグリル21の開口部21aから入った空気Aが円滑にグリルシャッター30の開口部30aに導入されなくなり、インタークーラ11やラジエータ12の冷却性能が変動し、適正な冷却を維持できないという問題が生じる。
これに対して、本発明に係る実施の形態のグリルシャッターの取り付け構造1によれば、グリルシャッター30を車体フレーム10側ではなく、フロントグリル21と同じ側のキャブ20側に取り付けているので、キャブ20が車体フレーム10に対して相対的な運動をしても、フロントグリル21の開口部とグリルシャッター30の開口部との相対位置がずれるのを抑制できて、フロントグリル21の開口部21aから導入される空気Aを円滑に後方の冷却を必要とするインタークーラ11、ラジエータ12、エンジン14等の装置に取り込むことができる。
1、1X グリルシャッターの取り付け構造
10 車体フレーム
10a エンジンマウント
11 インタークーラ
12 ラジエータ
13 冷却ファン
14 エンジン
20 キャブ
21 フロントグリル
21a 開口部
30 グリルシャッター
30a 開口部
30b フラップ
31 取り付け部材(キャブ側)
32 取り付け部材(車体フレーム側)
A 空気

Claims (2)

  1. キャブをキャブマウントを介して車体フレームに支持している車両における、ラジエータの前側に配置しているグリルシャッターの取り付け構造において、前記グリルシャッターを、フロントグリルを有する前記キャブ側に取り付けることを特徴とするグリルシャッター取り付け構造。
  2. 前記グリルシャッターの枠体若しくは前記枠体を囲む支持体をキャブ側に設置された取り付け部材に固定している請求項1に記載のグリルシャッターの取り付け構造。
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