JP2018079071A - シートベルトバックル装置 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、図8に示すシートベルトバックル装置BKは、タングプレート1がバックルに差し込まれたとき、タングプレート1のラッチ孔1aが、バックル内に設けられたラッチ部材5によって係止されることで、タングプレート1の固定が行われている。
(1) シートベルトに設けられたタングプレートを着脱可能に固定するシートベルトバックル装置であって、
前記タングプレートが挿入される外装ケースと、
前記外装ケース内に挿入されたタングプレートに連動し、前記タングプレートを係止するラッチ部材と、
前記外装ケースに対してスライド可能に装着され、外装ケースの内部方向へスライドするとき、前記タングプレートの前記ラッチ部材に対する係止状態を解除する解除ボタンと、
前記解除ボタンからの力を受けて回動するカウンタウェイトと、
を備え、
前記カウンタウェイトは、
前記外装ケースに対して該カウンタウェイトを回動可能に支持する回動軸と、
前記解除ボタンに形成された収容空間に配置され、該解除ボタンのスライドによって該カウンタウェイトを回動させる力を受ける作動部と、
を有し、
前記解除ボタンの前記収容空間の前記タングプレートの挿入方向と反対側の部分は、前記カウンタウェイトの作動部と当接できるように形成され、且つ、前記収容空間の前記カウンタウェイトの作動部に対して前記タングプレートの挿入方向側の部分は、開放されていることを特徴とするシートベルトバックル装置。
(2) 前記解除ボタンとカウンタウェイトとの間には、前記作動部が解除ボタンと当接する方向へ向けて常時付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする(1)記載のシートベルトバックル装置。
(3) 前記タングプレートから力を受けて該ラッチ部材を前記タングプレートに向かって回動させて掛け止めさせるロックバーをさらに備え、
前記カウンタウェイトは、前記ラッチ部材を前記タングプレートに掛け止めさせる位置の前記ロックバーを保持する保持部を有することを特徴とする(1)または(2)記載のシートベルトバックル装置。
(4) 前記解除ボタンの収容空間は、前記カウンタウェイトの作動部が離間して回動する際の前記作動部の下方を案内する案内面を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のシートベルトバックル装置。
これにより、大きな慣性力がカウンタウェイトに作用し、カウンタウェイトの作動部がタングプレートの挿入方向側へ回動したとしても、カウンタウェイトの上記回動はいわば空振り状態となり、結果として、解除ボタンは解除方向へはスライドしない。また、解除ボタンの慣性力は、該解除ボタンを初期位置に押し付けるように作用する。したがって、本発明によれば、設計上の制約を少なくでき、かつ、高い耐G性能が得られ、車両衝突時、タングプレートの係止状態が偶発解除されるのをより確実に防止できる。
つまり、収容空間96のタングプレートの挿入方向と反対側の部分は、カウンタウェイト60の作動部61と当接できるように形成され、且つ、収容空間96のカウンタウェイト60の作動部に対してタングプレートの挿入方向側の部分は、開放されている。
具体的に、収容空間96は、カウンタウェイト60の作動部61が当接可能で、上下方向に延出する当接面96bと、該当接面96bから図示Y1方向に延在し、カウンタウェイト60の作動部61が離間して回動する際の作動部61の下方を案内する案内面96cとを有する。なお、案内面96cのX方向中央部のY1側は、フレーム20の底壁20cに設けられた案内孔23の上方を開放するように開口部96dが形成されている。
一方、カウンタウェイト60自体が反時計回りに回動しても、作動部61はいわば空振り状態となり(図7)、結果として、解除ボタン90は解除方向(Y1方向)へはスライドしない。
(1)初期状態(非ラッチ状態=シートベルト非装着状態)
図5に示すように、タングプレート14(図1)がバックル本体11に装着されていない初期状態においては、イジェクタ40はイジェクタスプリング70の付勢力により開口12a側である図示Y2方向に移動させられている。またカンチレバー50は軸部52を中心に時計回りに回動させられ、カウンタウェイト60は、解除ボタン90のY2方向の位置に応じて回動軸63を中心に回動させられている。このとき、ロックバー80は案内孔27内の垂直方向の上端部に移動しており、カウンタウェイト60の保持部62による掛止を受けない状態にある。
次に、図6を参照してタングプレート14がバックル本体11に装着されたラッチ状態について説明する。
図6に示す状態から、解除ボタン90を図示Y1方向に押圧操作すると、解除ボタン90の当接面96bがカウンタウェイト60の作動部61を図示Y1方向に加圧するため、カウンタウェイト60が回動軸63回りに反時計回りに回動させられる。よって、カウンタウェイト60の保持部62によるロックバー80の掛止が解除される。
これにより、カウンタウェイト60の保持部62によるロックバー80の掛止が一時的に解除されたとしても、ロックバー80が案内孔27内での位置が維持されるので、カンチレバー50によるロックバー80の係止が維持され、タングプレート14のラッチ状態が維持される。
したがって、高い耐G性能が得られ、車両衝突時にカウンタウェイト60に大きな慣性力が作用したとしても、タングプレート14の係止状態が偶発解除されるのを防止できる。
また、この構成によれば、カウンタウェイト60の設計上の制約を少なくでき、カウンタウェイト60の質量を解除ボタンの質量に依らず調整することができ、さらに、カウンタウェイト60のモーメントを大きくすることができる。
12、13 外装ケース
14 タングプレート
30 ラッチ部材
60 カウンタウェイト
61 作動部
61b タングプレートの挿入方向と反対側の部分
62 保持部
63 回動軸
71 付勢部材
80 ロックバー
90 解除ボタン
96 収容空間
96b 当接面
96c 案内面
Claims (4)
- シートベルトに設けられたタングプレートを着脱可能に固定するシートベルトバックル装置であって、
前記タングプレートが挿入される外装ケースと、
前記外装ケース内に挿入されたタングプレートに連動し、前記タングプレートを係止するラッチ部材と、
前記外装ケースに対してスライド可能に装着され、外装ケースの内部方向へスライドするとき、前記タングプレートの前記ラッチ部材に対する係止状態を解除する解除ボタンと、
前記解除ボタンからの力を受けて回動するカウンタウェイトと、
を備え、
前記カウンタウェイトは、
前記外装ケースに対して該カウンタウェイトを回動可能に支持する回動軸と、
前記解除ボタンに形成された収容空間に配置され、該解除ボタンのスライドによって該カウンタウェイトを回動させる力を受ける作動部と、
を有し、
前記解除ボタンの前記収容空間の前記タングプレートの挿入方向と反対側の部分は、前記カウンタウェイトの作動部と当接できるように形成され、且つ、前記収容空間の前記カウンタウェイトの作動部に対して前記タングプレートの挿入方向側の部分は、開放されていることを特徴とするシートベルトバックル装置。 - 前記解除ボタンとカウンタウェイトとの間には、前記作動部が解除ボタンと当接する方向へ向けて常時付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のシートベルトバックル装置。
- 前記タングプレートから力を受けて該ラッチ部材を前記タングプレートに向かって回動させて掛け止めさせるロックバーをさらに備え、
前記カウンタウェイトは、前記ラッチ部材を前記タングプレートに掛け止めさせる位置の前記ロックバーを保持する保持部を有することを特徴とする請求項1または2記載のシートベルトバックル装置。 - 前記解除ボタンの収容空間は、前記カウンタウェイトの作動部が離間して回動する際の前記作動部の下方を案内する案内面を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートベルトバックル装置。
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Citations (4)
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JPS59106412U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | バツクル装置 |
JP2000041709A (ja) * | 1998-07-27 | 2000-02-15 | Tokai Rika Co Ltd | バックル |
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WO2011108506A1 (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-09 | オートリブ ディベロップメント エービー | シートベルトバックル装置 |
-
2016
- 2016-11-16 JP JP2016223330A patent/JP6487893B2/ja active Active
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JPS59106412U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | バツクル装置 |
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US20100263176A1 (en) * | 2007-11-27 | 2010-10-21 | Samsong Industries, Ltd. | Seatbelt buckle with shock-proof device |
WO2011108506A1 (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-09 | オートリブ ディベロップメント エービー | シートベルトバックル装置 |
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