JP2001063515A - バックル - Google Patents

バックル

Info

Publication number
JP2001063515A
JP2001063515A JP23964599A JP23964599A JP2001063515A JP 2001063515 A JP2001063515 A JP 2001063515A JP 23964599 A JP23964599 A JP 23964599A JP 23964599 A JP23964599 A JP 23964599A JP 2001063515 A JP2001063515 A JP 2001063515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
buckle
tongue
movement
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23964599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3844179B2 (ja
JP2001063515A5 (ja
Inventor
Yutaka Yamaguchi
山口豊
Akihiro Shioda
塩田晃大
Yoshihiko Kawai
河合良彦
Tadayuki Asako
浅子忠之
Takaaki Kimura
木村隆章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP23964599A priority Critical patent/JP3844179B2/ja
Priority to US09/642,468 priority patent/US6370742B1/en
Priority to DE10041783A priority patent/DE10041783B4/de
Publication of JP2001063515A publication Critical patent/JP2001063515A/ja
Publication of JP2001063515A5 publication Critical patent/JP2001063515A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3844179B2 publication Critical patent/JP3844179B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/2503Safety buckles
    • A44B11/2507Safety buckles actuated by a push-button
    • A44B11/2523Safety buckles actuated by a push-button acting parallel to the main plane of the buckle and in the same direction as the fastening action
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/45Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
    • Y10T24/45225Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
    • Y10T24/45602Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
    • Y10T24/45623Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/45Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
    • Y10T24/45225Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
    • Y10T24/45602Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
    • Y10T24/45623Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor
    • Y10T24/4566Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor including slidably connected and guided element on receiving member
    • Y10T24/45665Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor including slidably connected and guided element on receiving member for shifting pivotally connected interlocking component

Abstract

(57)【要約】 【課題】作動をより確実にして慣性抜けを効果的に防止
することのでき、しかも構造がより簡単なバックルを提
供する。 【解決手段】タングとバックル1とのラッチ状態では、
慣性レバー部材12のレバー12fがロックピン5の移
動通路に進出する。この状態で、バックルプリテンショ
ンナーによるバックル1の引込時には、慣性レバー部材
12が長手方向に移動し、被押圧部12dが回動阻止部
2m3に抑えられるので、慣性レバー部材12は回動し
なく、レバー12fがロックピン5の移動通路に保持さ
れる。また、バックル1の引込終了による底突き時に
は、質量体12bの重心Gに作用する慣性力によるモー
メントが、操作ボタン6の慣性力が慣性レバー部材12
に作用することによるモーメントより大きく設定されて
いるので、慣性レバー部材12は回動しなく、レバー1
2fがロックピン5の移動通路に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車その他の
交通機関の座席に装備されるシートベルト装置等の安全
ベルト装置に用いられているバックルの技術分野に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術分野】現在、自動車を始めとする各種交通
機関の座席には、衝突等の緊急時に乗員を保護するため
にシートベルト装置が取付けられている。この種のシー
トベルト装置を簡易に着脱するために、通常はバックル
が設けられており、一般にこのバックルはタングをラッ
チするジョグル部を備えたラッチ部材をタングへのラッ
チ方向にばね付勢するようにして構成されている。
【0003】その場合、タングとバックルとの係合解除
時の操作力を軽減するためにラッチ部材に対するばね付
勢力を弱くすると、タングとラッチ部材とのラッチ力が
弱くなり、またタングとラッチ部材とのラッチ力を強く
するためにラッチ部材に対するばね付勢力を強くする
と、係合解除に必要な操作力が増大してしまう。そこ
で、バックルにロック部材を設け、このロック部材でラ
ッチ部材がタングとの係合中に変位するのを阻止するこ
とにより、ラッチ部材に対するばね付勢力を弱くして、
係合解除時の操作力を軽減することが、従来から行われ
ている。
【0004】一方、バックルにバックルプリテンショナ
ーが接続されたシートベルト装置が多々提案されてお
り、このバックルプリテンショナーは、車両衝突時等の
緊急時に作動してバックルを急速に引き込きみ、乗員を
シートベルトによって迅速に拘束するものである。そし
て、バックルにロック部材を設けるとともに、バックル
プリテンショナーを備えたシートベルト装置も種々提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ロック部材およびバックルプリテンショナーを備えた従
来のシートベルト装置では、バックルプリテンショナー
によるバックル引き込み終了時の底突き時に、大きな慣
性力によって、操作ボタンおよびロック部材がタングと
バックルとの係合を解除する位置へ移動することで、い
わゆる慣性抜けを生じるおそれがある。そこで、シート
ベルト装置に、このような大きな慣性力による操作ボタ
ンおよびロック部材の係合解除位置への移動を阻止する
移動阻止手段を備えて、このような慣性抜けを防止する
ことが行われている。しかしながら、従来のシートベル
ト装置におけるこのような移動阻止手段は、その構造が
複雑であるばかりでなく、その作動が必ずしも確実とは
いえないという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、作動をより確実にして慣性抜
けを効果的に防止することのでき、しかも構造がより簡
単なバックルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明は、両側壁を有するベースと、これらの側
壁に非ラッチ位置とラッチ位置との間で回動可能に支持
されるとともに前記ラッチ位置の方へ付勢され、タング
が所定位置に挿入されたときラッチ位置に回動してこの
タングに係合するラッチ部材と、ラッチ状態にある前記
タングと前記ラッチ部材とを解離するための操作部材
と、非ロック位置とロック位置との間に移動可能に設け
られ、前記タングと前記ラッチ部材とのラッチ時、前記
ロック位置に設定されて前記ラッチ部材を前記ラッチ位
置に保持させるとともに、前記タングと前記ラッチ部材
とのラッチを解除可能にする前記非ロック位置に前記操
作部材によって移動されるようになっているロック部材
と、前記操作部材および前記ロック部材が大慣性力を受
けて前記タングと前記ラッチ部材とのラッチを解除する
位置へ移動するのを阻止する移動阻止手段とを備えてい
るバックルにおいて、前記移動阻止手段が前記両側壁間
にバックルの長手方向に移動可能でかつ回動可能に設け
られているとともに、重心が前記移動阻止手段の回動軸
から偏心した位置に設定されている質量体と前記ロック
部材の非ロック位置に移動するのを阻止するレバーとを
備えており、前記レバーが、前記ロック部材が非ロック
位置に設定されたときは前記ロック部材の移動通路から
外れるとともに、前記ロック部材がロック位置に設定さ
れたときは前記ロック部材の移動通路に位置するように
されており、更に、前記タングと前記ラッチ部材とのラ
ッチを解除する方向と逆方向に慣性力が加えられたとき
に、前記移動阻止手段が長手方向に移動しかつ前記質量
体の前記重心に作用する前記慣性力で前記移動阻止手段
が回動するのを阻止され、また、前記タングと前記ラッ
チ部材とのラッチを解除する方向に慣性力が加えられた
ときには、前記レバーが前記ロック部材の移動通路に保
持される方向に前記移動阻止手段に作用する、前記質量
体の重心に作用する慣性力によるモーメントが、前記レ
バーが前記ロック部材の移動通路から外れる方向に前記
移動阻止手段に作用する、前記操作部材の慣性力による
モーメントより大きくなるように設定されていることを
特徴としている。
【0008】
【作用】このように構成された本発明に係るバックルに
おいては、バックルプリテンショナーのバックル引込時
に、その慣性力が質量体の重心に作用することで、レバ
ーがロック部材の移動通路から外れる方向に移動阻止手
段が回動するのが阻止される。また、バックルプリテン
ショナーのバックル引込終了時の底突き時には、質量体
の重心に作用する慣性力によるモーメントが移動阻止手
段に作用する、操作部材の慣性力によるモーメントより
大きく設定されているので、前記レバーがロック部材の
移動通路から外れる方向に移動阻止手段が回動するのが
阻止される。こうして、慣性抜けがより確実に防止され
るようになる。その場合、移動阻止手段は質量体とレバ
ーのみから構成されているので、その構造が簡単にな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係るバック
ルの実施の形態の一例を示す分解斜視図、図2はこの例
のバックルの、タングとの非ラッチ状態を示す断面図、
図3はこの例のバックルの、タングとのラッチ状態を示
す断面図、図4は、この例のベースの側壁に設けられた
ガイド孔、支持溝、およびガイド溝を示す図である。な
お、以下の説明に使用されている右、左は、図面におい
て右、左を表している。
【0010】図1ないし図4に示すように、この例のバ
ックル1は、両側壁2a,2bと底部2cとを有するU
字状フレームからなるベース2と、ベース2の両側壁2
a,2bに回動可能に支架され、タング3にラッチ可能
なラッチ部材4と、ベース2の両側壁2a,2bに移動
可能に設けられ、タング3とラッチ部材4とのラッチ時
にラッチ部材4のラッチ解除方向の移動を阻止するロッ
クピン5と、ベース2の両側壁2a,2bに長手方向に
移動可能に設けられた操作ボタン6と、ベース2の底部
2cにベース2の長手方向に摺動可能に設けられ、タン
グをバックル1から離脱させる方向に付勢可能なエジェ
クタ7と、ロックピン5を保持するロックピン保持部8
aを有するスライダ8と、このスライダ8とラッチ部材
4との間に縮設されてロックピン5がラッチ部材4の方
へ押圧されるようにスライダ8を常時付勢するスライダ
スプリング9と、操作ボタン6を常時付勢するボタンス
プリング10と、エジェクタ7を常時付勢するエジェク
タスプリング11と、ベース2の両側壁2a,2bに回
動可能にかつベース2の長手方向移動可能に支架され、
タング3とラッチ部材4とのラッチ時にロックピン5が
このラッチの解除位置に慣性移動するのを阻止する慣性
レバー部材12(本発明の移動阻止手段に相当する)
と、ベース2の両側壁2a,2bに支架されて固定され
たスプリングホルダ13と、慣性レバー部材12とスプ
リングホルダ13との間に張設されたレバースプリング
14と、これらの構成部品が組み付けられたベース2を
上下方向から覆って互いに係合するアッパーカバー15
およびロアカバー16とから構成されている。
【0011】ベース2の両側壁2a,2bには、それぞ
れ、ラッチ部材4の回動軸4a,4bを回動可能に支持
する支持溝2d,2eと、ロックピン5の両端部5a,5
bを支持しかつ案内する凸状のガイド孔2f,2gと、
エジェクタ7のガイド溝7a,7bが摺動可能に嵌合さ
れてエジェクタ7を長手方向に案内するガイドレール2
h(他の1つはガイドレール2hと長手方向軸に関して
対称に設けられているが不図示)と、一方の側壁2bに
設けられた、ボタンスプリング10の一端を支持するス
プリング支持部2iと、エジェクタスプリング11の一
端を支持するスプリング支持部2jと、慣性レバー部材
12の回転軸12a,12bを回動可能にかつ長手方向
に移動可能に支持するとともに、操作6ボタンに押圧さ
れることで慣性レバー部材12を作動位置から非作動位
置へ戻すための被押圧部12c,12dを収容するガイ
ド溝2k,2mと、スプリングホルダ13の取付部13
a,13bが嵌合されて着脱可能に取り付けられる取付
部2n,2oと、タング3の挿入時にこのタング3を案
内するガイド部2p,2qとを備えている。
【0012】側壁2bに形成された支持溝2e、凸状の
ガイド孔2g、およびガイド溝2mは、図4に示す形状
とされている。すなわち、支持溝2eはラッチ部材4の
回動軸4a,4bを回動可能に支持する軸支持部2e1
を有している。また、凸状のガイド孔2gは、長手方向
に延びる長手方向孔部2g1と、この長手方向孔部2g1
の中間から上下方向に延びる上下方向孔部2g2とから
なっている。長手方向孔部2g1の左端部の上部は、後
述するようにロックピン5がロック位置(図4に二点差
線で示す位置)にあるとき、このロックピン5を上方か
ら抑えてロックピン5の上方移動を阻止するロックピン
抑え部2g3となっている。また、上下方向孔部2g2
左端部は、後述するようにロックピン5が非ロック位置
(図4に一点差線で示す位置)からロック位置の方へ移
動するとき、あるいはその逆方向へ移動するときに、こ
のロックピン5を案内するガイド部2g4となってい
る。このガイド部2g4は長手方向孔部2g1から右方に
傾斜する傾斜面に形成されている。ロックピン抑え部2
3とガイド部2g4との接続部は円弧状のR部2g 5
されており、このR部2g5の径はできるだけ小さい方
が望ましい。
【0013】更に、ガイド溝2mは、慣性レバー部材1
2の回動軸12a,12bを支持する回動軸支持部2m1
と、非作動位置と作動位置のとの間の慣性レバー部材1
2の回動時、図4に一点鎖線で示すようにその被押圧部
12dが通過可能な開口部2m2と、慣性レバー部材1
2が慣性移動したとき、図4に二点鎖線で示すように被
押圧部12dが当接し、慣性レバー部材12の非作動位
置方向への回動を阻止する回動阻止部2m3とからなっ
ている。
【0014】なお、図4には示されていないが、側壁2
aに形成された支持溝2d、ガイド孔2f、およびガイ
ド溝2kも、それぞれ支持溝2e、ガイド孔2f、およ
びガイド溝2kと同じ形状に形成されており、以後の説
明においては、各符号を図面には用いないが、長手方向
孔部2f1、上下方向孔部2f2、ロックピン抑え部2f
3、ガイド部2f4、およびR部2f5と記載する。
【0015】ラッチ部材4は、タング3とラッチするジ
ョグル部4cと、操作ボタン6によるタング3とバック
ル1とのラッチ解除時に、操作ボタン6の操作端と反対
側の端部が当接してラッチ部材4がラッチ解除方向に押
圧される解除操作力支持部4d,4eと、スライダスプ
リング9の一端を支持するスプリング支持部4fとを更
に備えている。このラッチ部材4は、タング3とラッチ
しない非ラッチ位置とタング3とラッチするラッチ位置
とが設定されているとともに、この非ラッチ位置とラッ
チ位置との間で、回動軸4a,4bを中心に回動可能と
されている。
【0016】ロックピン5は、その下端が常時ラッチ部
材4の上面に当接されており、スライダスプリング9の
ばね力で設定されて、凸状のガイド孔2f,2gの長手
方向孔部2f1,2g1に位置し、タング3とラッチ部材
4とのラッチ時にラッチ部材4をラッチ状態にロックす
る前述のロック位置と、操作ボタン6の解除操作力で設
定されて、凸状のガイド孔2f,2gの上下方向孔部2
2,2g2に位置し、ラッチ部材4をタング3とのラッ
チ解除状態にする、ロック位置より右方にある前述の非
ロック位置とが設定されている。また、このロックピン
5はその断面形状がほぼ矩形かまたは下辺が短いほぼ逆
台形状に形成されている。そして、ロックピン5の1つ
の角部5aが凸状のガイド孔2f,2gの各ガイド部2
4,2g4および各R部2f5,2g5に常時当接しながら移
動し、また、ロックピン5の上面5bが抑え部2f3,2
g3に当接しながら移動するようになっている。角部5a
はR部とされており、このR部の径はできるだけ小さい
方が望ましい。
【0017】操作ボタン6は、長手方向かつ幅方向に延
設された平板状部6aと、この平板状部6aの両側縁に
平板状部6aから折り曲げられて形成された両側壁6b
(他の1つは側壁6bと同様に設けられるが、不図示。
以下、説明の便宜上、符号6bで両側壁を表す)と、長
手方向中心から一側縁側寄りに偏心して設けられ、ボタ
ンスプリング10の他端を支持するスプリング支持部6
cを備えている。その場合、図2および図3に示すよう
に、操作ボタン6の平板状部6aおよび両側壁6bは横
断面がほぼコ字状に形成されていて、いずれも、慣性レ
バー部材12の回転軸12a,12bの位置より右方へ
延びて設けられている。更に、図1ないし図3には示さ
れていないが、操作ボタン6の両側壁6bの内側には、
慣性レバー部材12の被押圧部12c,12dを押圧し
て慣性レバー部材12を作動位置から非作動位置へ回動
させる、傾斜面からなる慣性レバー部材作動部が設けら
れている(図4に、慣性レバー部材作動部6dとして模
式的に示されている)。同様に図1ないし図3には示さ
れていないが、操作ボタン6の両側壁6bの内側には、
ロックピン5の両端部を押圧してこのロックピン5をロ
ック位置から非炉奥位置へ移動させる、垂直面からなる
ロックピン作動部が設けられている(同様に図4に、ロ
ックピン作動部6eとして模式的に示されている)。
【0018】そして、この例では、タング3とバックル
3とのラッチ状態からラッチ解除操作のために操作ボタ
ン6が解除操作されて右方へ移動したとき、まず、慣性
レバー部材作動部6dが慣性レバー部材12の被押圧部
12c,12dに当接してこれらの被押圧部12c,12
dを慣性レバー部材12の非作動位置の方へ押し上げ、
次いでロックピン作動部6eがロックピン5に当接して
このロックピン5をその非ロック位置の方へ移動するよ
うになっている。
【0019】エジェクタ7は、長手方向中心に設けら
れ、ラッチ部材4のジョグル部4cの底部が当接すると
きにほぼ点接触する突条7cと、エジェクタスプリング
11の他端を支持するスプリング支持部7dとを更に備
えている。スライダ8は、スライダスプリング9の他端
を支持するスプリング支持部8bを更に備えている。
【0020】慣性レバー部材12は、タング3とバック
ル2とのラッチ時に、慣性によるロックピン5および操
作ボタン6のラッチ解除位置への移動を阻止するショッ
クプルーフシステムを構成している。この慣性レバー部
材12は、レバー12e,12fと、重心Gがこれらの
レバー12e,12fとほぼ直交する位置に設定された
質量体12g,12hと、レバースプリング14の一端
を支持するスプリング支持部12iとを更に備えてい
る。その場合、質量体12g,12hの質量は、慣性に
より質量体12g,12hの重心Gに作用する慣性力に
よる回動軸12a,12bまわりのモーメントが操作ボ
タン6がラッチ解除方向に移動してその慣性レバー部材
作動部6dが慣性レバー部材12の被押圧部12c,1
2dを慣性レバー部材12の非作動位置の方へ押し上げ
る力による回動軸12a,12bまわりのモーメントよ
り大きくなるように設定されている。
【0021】スプリングホルダ13は、レバースプリン
グ14の他端を支持するスプリング支持部13cを更に
備えている。これらの部品のうち、操作ボタン6、エジ
ェクタ7、スライダ8、スプリングホルダ13、アッパ
ーカバー15、およびロアカバー16は、それぞれ樹脂
から製造されており、残りの他の部品はいずれも金属か
ら製造されている。
【0022】更に、バックル1のベース2には、図示し
ないが公知のバックルプリテンショナーが連結されてお
り、このバックルプリテンショナーは、車両衝突時等の
緊急時に作動してベース2を右方に急速に引き込きみ、
乗員をシートベルトによって迅速に拘束するようになっ
ている。
【0023】次に、このような構成をしたこの例のバッ
クル1のタング3とのラッチ作動および慣性レバー部材
12からなるショックプルーフシステムによる慣性抜け
防止作動について説明する。図5は、この例のバックル
のタングとのラッチ作動およびラッチ状態での慣性抜け
防止作動を説明し、(a)はタングがラッチされない非
ラッチ状態を示す図、(b)はタングがバックルにラッ
チされたラッチ状態を示す図、(c)はバックルプリテ
ンショナーによりバックルが引っ張られた時の状態を示
す図、および(d)はバックルプリテンショナーによる
バックルの引張りの底突き時の状態を示す図である。な
お、作動の説明の便宜上、図5においては、変則的に断
面をとってあるとともに、説明の直接関係ない構成要素
は一部図示を省略してある。
【0024】タング3がラッチされないバックル1の非
ラッチ状態では、図2および図5(a)に示すようにエ
ジェクタ7がエジェクタスプリング11のばね力で左限
位置に設定される。エジェクタ7のこの左限位置では、
エジェクタ7はラッチ部材4のジョグル部4cを上方に
押し上げ、ラッチ部材4のジョグル部4cの底部4c 1
が、エジェクタ7の上面の突条7cにほぼ点接触で載っ
た状態となる。この状態では、ラッチ部材4はタング3
の挿入通路上からはずれ、タング3とラッチしない非ラ
ッチ位置に設定される。また、このとき、ロックピン5
はラッチ部材4の上面に当接してこのラッチ部材4によ
って押し上げられ、凸状のガイド孔2f,2gの上下方
向孔部2f2,2g2の非ロック位置に設定されている。
更に、バックル1の非ラッチ状態では、慣性レバー部材
12のレバー12e,12fがロックピン5の上に載っ
た状態となっており、したがってロックピン5が非ロッ
ク位置に押し上げられることで、慣性レバー部材12は
そのレバー12e,12fが図5(a)に点線で示す非
作動位置となるように設定されている。また、レバース
プリング14のばね力により右方へ引っ張られること
で、慣性レバー部材12の回動軸12a,12bが2m
1に当接した状態となっている。
【0025】この図2および図5(a)に示すバックル
1の非ラッチ状態から、バックル1の左端部のタング挿
入口1aからタング3が挿入されると、タング3の右端
がエジェクタ7の左端に当接し、エジェクタ7が右方へ
押圧される。すると、エジェクタ7は、タングの挿入に
応じてエジェクタスプリング11を縮小させながら右方
へ移動するため、エジェクタ7の突条7cに載っていた
ラッチ部材4のジョグル部4cがエジェクタ7から外れ
る。すると、スライダスプリング9のばね力によりスラ
イダ8を介してロックピン5が下方に押圧されていて、
このロックピン5がラッチ部材4のジョグル部4cを押
圧しているので、ラッチ部材4が回動軸4a,4bを中
心に図において反時計方向に回動する。このため、ラッ
チ部材4のジョグル部4cがタング3の移動通路上に進
入してタング3の係止孔3aに嵌入し、ラッチ部材4は
ラッチ位置となる。そして、タング3の挿入力を解除す
ると、エジェクタスプリング11のばね力でエジェクタ
7がタング3の右端を押圧し、タング3の係止孔3aの
右端部がジョグル部4cに係合してタング3がバックル
1にラッチされ、タング3とバックル1は図3および図
5(b)に示すラッチ状態となる。
【0026】このとき、スライダスプリング9のばね力
により、ロックピン5は傾斜面のガイド部2g4に案内
されて上下方向孔2g2を下方へ移動した後、長手方向
孔2g 1に進入して左方へ移動しロック位置となる。こ
のロックピン5のロック位置では、ロックピン5の上面
が抑え部2g3によって上方から抑えられるので、ロッ
クピン5の上方移動が阻止される。これにより、ロック
ピン5はラッチ部材4をラッチ位置に保持するので、ラ
ッチ部材4はタング3の係止孔3aから抜け出ることは
なく、タング3とバックル1とのラッチが堅固に保持さ
れる。
【0027】更に、このタング3とバックル1とのラッ
チ状態では、レバースプリング14のばね力で慣性レバ
ー部材12のスプリング支持部12iが引っ張られてい
るので、慣性レバー部材12が回動軸支持部2m1に支
持された回動軸12a,12bを中心に反時計方向に回
動する。このため、図5(b)に示すようにレバー12
e,12fの先端がロックピン5の非ロック位置への移
動通路上に位置するとともに、被押圧部12c,12d
が開口部2k2,2m2を通過可能な位置となっていて、
慣性レバー部材12は作動位置となっている。この慣性
レバー部材12の作動位置では、ロックピン5が非ロッ
ク位置へ移動しようとしてもレバー12e,12fに当
接するので、ロックピン5は非ロック位置への移動が阻
止される。こうして、タング3はバックル1に確実にラ
ッチされ、バックル1とタング3との解離が確実に防止
される。
【0028】タング3とバックル1とのラッチを解除す
るために、操作ボタン6を右方へ押すと、操作ボタン6
が右方へ移動して、前述のように、まずその慣性レバー
部材作動部6dが慣性レバー部材12の被押圧部12
c,12dを非作動位置の方へ押し上げるので、慣性レ
バー部材12は被押圧部12c,12dが開口部2k2,
2m2を通るようにしてその回動軸12a、12bを中
心に時計方向に回動する。このため、レバー12e,1
2fの先端がロックピン5の長手方向移動通路より上方
に移動する。
【0029】この状態で、更に操作ボタン6が右方へ移
動すると、ロックピン作動部6eがロックピン5を右方
へ移動する。ロックピン5が上下方向孔2g2へ移動可
能な位置までくると、ロックピン5は抑え部2g3によ
って抑えられなくなるので、ラッチ部材4は回動軸4
a,4bを中心として時計方向へ回動可能となる。この
とき、ロックピン5はレバー12e,12fの直下に位
置している。ロックピン5が抑え部2g3によって抑え
られなくなることで、そして、エジェクタスプリング1
1のばね力でエジェクタ7がラッチ解除方向に付勢され
ているので、エジェクタ7はラッチ部材4を上方にはね
上げ、ラッチ部材4は回動軸4a,4bを中心として時
計方向に回動し、ジョグル部4cがタング3の係止孔3
aから脱出すると同時に、タング3を左方向にプッシュ
アウトする。このとき、ロックピン5は、ラッチ部材4
の時計まわりの回動とともにこのラッチ部材4におり押
し上げられて上下方向孔2f,2g内に進入する。更
に、ロックピン5はレバー12e,12fを押し上げる
ので、慣性レバー12は回動軸12a、12bを中心に
時計方向に回動する。
【0030】そして、ラッチ部材4のジョグル部4cの
底部4c1がエジェクタ7の突条7cに載置し、最終的
に、エジェクタ7が左限位置となり、またラッチ部材4
が非ラッチ位置となり、更にロックピン5が非ロック位
置となり、更に慣性レバー部材12が非作動位置となっ
て、バックル1はタング3が解離した図2および図5
(a)に示す非ラッチ状態となる。
【0031】次に、慣性レバー部材12からなるショッ
クプルーフシステムの作動について説明する。ベルト装
着状態すなわち図3および図5(b)に示すバックル1
とタング3とのラッチ状態で、車両衝突時等の緊急時
に、バックルプリテンショナーが作動すると、ベース2
が右方に急速に引き込まれる。このため、バックル1に
は右向のきわめて大きな加速度が作用して、バックル1
は左向きの大きな慣性力を受けるようになる。このと
き、慣性レバー部材12は左方向の移動および時計方向
の回転が可能な状態となっている。したがって、バック
ルプリテンショナーによるバックル1の引き込み中は、
図5(c)に示すように慣性レバー部材12のみがその
重心Gに作用する慣性力によって左方に移動し、慣性レ
バー部材12の被押圧部12c,12dがすぐに回動阻
止部2m3の下に位置するようになる。このとき、質量
体12g,12hの重心Gに作用する慣性力で慣性レバ
ー部材12が時計まわりに回動しようとするが、被押圧
部12c,12dの先端が回動阻止部2m3にあたり、こ
の回動阻止部2m3によってその回動が阻止される。
【0032】この状態で、バックルプリテンショナーの
バックル引込終了による底突き時になると、大きな慣性
力がバックル1の引き込み中とは逆方向(すなわち、右
向き)に作用するようになる。このため、図5(d)に
示すように慣性レバー部材12が右方へ移動し、その回
動軸12a,12bが再び回動軸支持部2m1に当接支持
される。この状態で、操作ボタン6も慣性力により右方
へ移動し、その慣性レバー部材作動部6dが被押圧部1
2c,12dに当接して、その傾斜面でこれらの被押圧
部12c,12dを斜め上方に押圧する。このため、操
作ボタン6の慣性力により、慣性レバー部材12を時計
まわりに回動させようとするモーメントが発生する。し
かし、同時に、質量体12g,12hの重心Gに作用す
る慣性力で、慣性レバー部材12を反時計まわりに回動
させようとするモーメントも発生するが、前述のよう
に、この質量体12g,12hの慣性力による反時計ま
わりのモーメントが、操作ボタン6の慣性力による時計
まわりのモーメントより大きくなるように設定されてい
るので、慣性レバー部材12は回動しなく、レバー12
e,12fは、底突き時にロックピン5の長手方向移動通
路から抜け出ることが防止される。したがって、ロック
ピン5が底突き時の慣性力で右方すなわち非ロック位置
へ移動しようとしても、ロックピン5はレバー12e,1
2fの先端に当接して非ロック位置に移動することは阻
止される。こうして、タング3のバックルプリテンショ
ナー作動による慣性抜けが防止され、タング3とバック
ル1とのラッチは確実にかつ堅固に保持されるようにな
る。なお、前述の例では、バックルにバックルプリテン
ショナーを接続しているが、本発明はバックルプリテン
ショナーを備えていないシートベルト装置のバックルに
も適用できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のバックルによれば、バックルに大きな慣性力が加えら
れたときに、レバーがロック部材の移動通路から外れる
方向に移動阻止手段が回動するのを阻止するようにして
いるので、慣性抜けをより確実に防止できるようにな
る。その場合、移動阻止手段を質量体とレバーのみから
構成しているので、その構造が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバックルの実施の形態の一例を
示す分解斜視図である。
【図2】 この例のバックルの、タングとの非ラッチ状
態を示す断面図である。
【図3】 この例のバックルの、タングとのラッチ状態
を示す断面図である。
【図4】 この例のベースの側壁に設けられたガイド
孔、支持溝、およびガイド溝を示す図である。
【図5】 この例のバックルのタングとのラッチ作動お
よびラッチ状態での慣性抜け防止作動を説明し、(a)
はタングがラッチされない非ラッチ状態を示す図、
(b)はタングがバックルにラッチされたラッチ状態を
示す図、(c)はバックルプリテンショナーによりバッ
クルが引っ張られた時の状態を示す図、および(d)は
バックルプリテンショナーによるバックルの引張りの底
突き時の状態を示す図である。
【符号の説明】
1…バックル、2…ベース、2a,2b…側壁、2c…
底部、2d,2e…支持溝、2f,2g…ガイド孔、2i
…スプリング支持部、2k,2m…ガイド溝、3…タン
グ、3a…係止孔、4…ラッチ部材、4a,4b…回動
軸、4c…ジョグル部、5…ロックピン、6…操作ボタ
ン、6a…平板状部、6b…側壁、6c…スプリング支
持部、6d…慣性レバー部材作動部、6e…ロックピン
作動部、7…エジェクタ、8…スライダ、9…スライダ
スプリング、10…ボタンスプリング、11…エジェク
タスプリング、12…慣性レバー部材、12a,12b
…回動軸、12c,12d…被押圧部、12e,12f…
レバー、14…レバースプリング、15…アッパーカバ
ー、16…ロアカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合良彦 東京都港区六本木1丁目4番30号 タカタ 株式会社内 (72)発明者 浅子忠之 東京都港区六本木1丁目4番30号 タカタ 株式会社内 (72)発明者 木村隆章 東京都港区六本木1丁目4番30号 タカタ 株式会社内 Fターム(参考) 3B090 BC05 3D018 BA12 MA04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁を有するベースと、これらの側壁
    に非ラッチ位置とラッチ位置との間で回動可能に支持さ
    れるとともに前記ラッチ位置の方へ付勢され、タングが
    所定位置に挿入されたときラッチ位置に回動してこのタ
    ングに係合するラッチ部材と、ラッチ状態にある前記タ
    ングと前記ラッチ部材とを解離するための操作部材と、
    非ロック位置とロック位置との間に移動可能に設けら
    れ、前記タングと前記ラッチ部材とのラッチ時、前記ロ
    ック位置に設定されて前記ラッチ部材を前記ラッチ位置
    に保持させるとともに、前記タングと前記ラッチ部材と
    のラッチを解除可能にする前記非ロック位置に前記操作
    部材によって移動されるようになっているロック部材
    と、前記操作部材および前記ロック部材が大慣性力を受
    けて前記タングと前記ラッチ部材とのラッチを解除する
    位置へ移動するのを阻止する移動阻止手段とを備えてい
    るバックルにおいて、 前記移動阻止手段は前記両側壁間にバックルの長手方向
    に移動可能でかつ回動可能に設けられているとともに、
    重心が前記移動阻止手段の回動軸から偏心した位置に設
    定されている質量体と前記ロック部材の非ロック位置に
    移動するのを阻止するレバーとを備えており、 前記レバーは、前記ロック部材が非ロック位置に設定さ
    れたときは前記ロック部材の移動通路から外れるととも
    に、前記ロック部材がロック位置に設定されたときは前
    記ロック部材の移動通路に位置するようにされており、 更に、前記タングと前記ラッチ部材とのラッチを解除す
    る方向と逆方向に慣性力が加えられたときに、前記移動
    阻止手段が長手方向に移動しかつ前記質量体の前記重心
    に作用する前記慣性力で前記移動阻止手段が回動するの
    を阻止され、また、前記タングと前記ラッチ部材とのラ
    ッチを解除する方向に慣性力が加えられたときには、前
    記レバーが前記ロック部材の移動通路に保持される方向
    に前記移動阻止手段に作用する、前記質量体の重心に作
    用する慣性力によるモーメントが、前記レバーが前記ロ
    ック部材の移動通路から外れる方向に前記移動阻止手段
    に作用する、前記操作部材の慣性力によるモーメントよ
    り大きくなるように設定されていることを特徴とするバ
    ックル。
JP23964599A 1999-08-26 1999-08-26 バックルおよびこれを備えたシートベルト装置 Expired - Fee Related JP3844179B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23964599A JP3844179B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
US09/642,468 US6370742B1 (en) 1999-08-26 2000-08-21 Buckle with movement prevention device
DE10041783A DE10041783B4 (de) 1999-08-26 2000-08-25 Verschluß, insbesondere Gurtschloß

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23964599A JP3844179B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 バックルおよびこれを備えたシートベルト装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001063515A true JP2001063515A (ja) 2001-03-13
JP2001063515A5 JP2001063515A5 (ja) 2005-04-28
JP3844179B2 JP3844179B2 (ja) 2006-11-08

Family

ID=17047804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23964599A Expired - Fee Related JP3844179B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 バックルおよびこれを備えたシートベルト装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6370742B1 (ja)
JP (1) JP3844179B2 (ja)
DE (1) DE10041783B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1597983A1 (en) * 2004-05-18 2005-11-23 Takata Corporation Buckle and seat belt apparatus employing the same

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7370393B2 (en) * 2004-09-20 2008-05-13 Delphi Technologies, Inc. Seat belt buckle for use with pretensioner
WO2006127375A1 (en) 2005-05-26 2006-11-30 Delphi Technologies, Inc. Seat belt buckle for use with pretensioner
US8429799B2 (en) * 2009-12-23 2013-04-30 Key Safety Systems, Inc Seat belt buckle
JP5653741B2 (ja) * 2010-12-15 2015-01-14 タカタ株式会社 バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
US9718427B2 (en) * 2013-07-19 2017-08-01 Shield Restraint Sytems, Inc. Latch device and anchor with swivel coupling
US9974365B2 (en) * 2014-11-07 2018-05-22 Ford Global Technologies, Llc Buckle guide

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2509969A1 (fr) 1981-07-27 1983-01-28 Klippan Nv Boucle de fermeture de ceinture de securite a loquet pivotant
DE3833483A1 (de) * 1988-10-01 1990-04-05 Autoflug Gmbh Gurtschloss mit massenausgleich
DE3842453A1 (de) 1988-12-16 1990-06-21 Autoliv Kolb Gmbh & Co Schloss fuer ein kraftfahrzeug-sicherheitsgurtsystem
US5054171A (en) * 1989-06-14 1991-10-08 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Buckle device
DE4021974A1 (de) 1990-07-10 1992-01-16 Autoflug Gmbh Sicherheitsgurtverschluss mit schocksicherung
DE4416138C2 (de) * 1994-05-06 2002-06-13 Trw Repa Gmbh Verschluß für Sicherheitsgurte
DE4427011A1 (de) * 1994-07-29 1996-02-01 Trw Repa Gmbh Verschluß für Sicherheitsgurte
DE19502416A1 (de) * 1995-01-26 1996-08-01 Trw Repa Gmbh Verschluß für Sicherheitsgurte
GB9607796D0 (en) * 1996-04-15 1996-06-19 Alliedsignal Ltd Seat belt buckle
GB9613761D0 (en) * 1996-07-01 1996-09-04 Alliedsignal Ltd Buckle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1597983A1 (en) * 2004-05-18 2005-11-23 Takata Corporation Buckle and seat belt apparatus employing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3844179B2 (ja) 2006-11-08
DE10041783B4 (de) 2009-06-10
US6370742B1 (en) 2002-04-16
DE10041783A1 (de) 2001-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2587877Y2 (ja) シートベルト用バックル装置
JP4609922B2 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JP3458351B2 (ja) バックル
JP4539961B2 (ja) バックルおよびこれを用いたシートベルト装置
JP2001063515A (ja) バックル
JP4301476B2 (ja) バックル
JP3886087B2 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JP4471340B2 (ja) バックル装置
JP3859401B2 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JP4101982B2 (ja) バックル装置
JP4593847B2 (ja) シートベルト装置
JP2001063515A5 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JP5653741B2 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JP2001063516A5 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JP2001080456A (ja) バックル
JP2001080462A5 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JPH11105667A (ja) バックル装置
JPH11206A (ja) バックル装置
JP3877259B2 (ja) バックル
JPH11103909A (ja) バックル装置
JPS6319103A (ja) 座席ベルトのバックル
JP2001080456A5 (ja) バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
JP2001030877A (ja) シートベルト装置
JP2000318575A (ja) シートベルト装置
JPH04120607U (ja) シートベルト用バツクル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040622

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060221

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060626

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3844179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees