JP2018079056A - 便器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トイレ室の床面の視認性を向上させた便器装置を提供する。
【解決手段】トイレ室の床面から浮いた状態で支持される大便器と、前記大便器の上端よりも下方、かつ前記大便器の前端よりも後方において前記大便器の左右幅内に設けられ、前記大便器と前記床面との間の空間から前方に向けて光を照射し、前記床面を照らす照明部と、を備えたことを特徴とする便器装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、便器装置に関する。
腰掛け式の大便器を備えた便器装置がある。便器装置は、トイレ室に設置して使用される。トイレ室では、天井面に照明を設け、天井面から下方に向けて光を照射することが一般的である。この場合、大便器で影ができるなど、床面での明るさが不足し、床面の視認性が低下してしまう可能性がある。床面での明るさが不足していると、ゴミや埃などが見え難くなり、トイレ室の清掃性の低下を招いてしまう。また、夜間使用時などにおける安全性の低下も懸念される。
そこで、トイレ室において、トイレ室の照明とは別に照明を設けることにより、トイレ室の清掃性や安全性を向上させることが提案されている。例えば、特許文献1には、トイレ室の足元を照らす照明装置が開示されている。また、特許文献2には、トイレ室の床面を照らし、トイレ室の掃除をしやすくする掃除用の照明装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1、2では、トイレ室の一方の側壁に照明が設けられており、大便器によって光が遮られ、他方の側壁や大便器を挟んだ反対側の床面などが薄暗くなってしまう可能性がある。このように、トイレ室においては、床面の視認性において、検討の余地が残されていた。
特許第5024402号公報 特許第5035186号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、トイレ室の床面の視認性を向上させた便器装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、トイレ室の床面から浮いた状態で支持される大便器と、前記大便器の上端よりも下方、かつ前記大便器の前端よりも後方において前記大便器の左右幅内に設けられ、前記大便器と前記床面との間の空間から前方に向けて光を照射し、前記床面を照らす照明部と、を備えたことを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、照明部が、大便器と床面との間の空間から前方に向けて光を照射するので、大便器によって光が遮られることなく床面を照らすことができ、トイレ室の床面の視認性を向上させることができる。従って、トイレ室の清掃性や夜間使用時などにおける安全性を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記大便器は、底部から上方に向かって凹んだ凹部を有し、前記照明部の少なくとも一部は、前記大便器の下端よりも上方に位置することを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、大便器の前端付近まで床面を照らしやすくし、床面に影ができることをより抑制することができる。従って、床面の視認性をより向上させ、清掃性や安全性をより向上させることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記照明部は、前記大便器の前記凹部から着脱できることを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、大便器を取り外すなどの大掛かりな作業を必要とすることなく照明部を着脱することができ、照明部のメンテナンス性を向上させることができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか1つにおいて、前記照明部は、前記大便器の前後方向の中央よりも後方に設けられ、前記照明部の光軸は、前記大便器の前端と前記大便器の前後方向の中央との間において前記床面と交差することを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、大便器の前端と大便器の前後方向の中央との間において光軸が床面と交差するように、照明部が前方斜め下方に向けて光を照射する。これにより、大便器の下の床面に影ができることを、より抑制し、床面の視認性をより向上させることができる。また、照明部が前方斜め下方に向けて光を照射することにより、正面から見た際に、照明部の光が目に直接入射してしまうことを抑制することができる。床面の視認性を向上させつつ、使用者や清掃者などに不快な眩しさを与えてしまうことを抑制することができる。従って、トイレ室の清掃性をより向上させることができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つにおいて、前記トイレ室に入室した人体を検知する第1検知部と、前記大便器に設けられた機能部と、をさらに備え、前記照明部は、前記第1検知部の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替え、前記機能部は、前記第1検知部又は前記第1検知部とは別の第2検知部による前記トイレ室に入室した人体の検知に応じて作動し、前記照明部が点灯及び消灯を切り替える距離は、前記機能部が作動する距離よりも長いことを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、照明部が、第1検知部の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替えることにより、使用者が切り替えの操作などを行う必要がなく、便器装置の利便性をより向上させることができる。また、照明部が点灯及び消灯を切り替える距離を、機能部が作動する距離よりも長くすることにより、入室時に機能部が作動する前に照明部を点灯させることができ、安全性をより向上させることができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれか1つにおいて、前記トイレ室に入室した人体を検知する検知部と、前記大便器の上に配置され使用者の着座を可能とする第1状態と、前記大便器から上方に退避し前記大便器の上端を露呈させる第2状態と、に回動可能な便座と、をさらに備え、前記照明部は、前記検知部の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替え、前記便座は、前記第1状態において前記大便器の一部を露呈させる開口部を有し、前記検知部は、前記第2状態にある前記便座の前記開口部と対向する位置に配置されたことを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、照明部が、検知部の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替えることにより、使用者が切り替えの操作などを行う必要がなく、便器装置の利便性をより向上させることができる。また、第2状態にある便座の開口部と対向する位置に検知部を配置することにより、便座などが検知部の検知精度に影響を及ぼすことを抑制し、人体の検知精度を向上させることができる。
本発明の態様によれば、トイレ室の床面の視認性を向上させた便器装置が提供される。
実施形態に係る便器装置を表す斜視図である。 実施形態に係る便器装置を表す断面図である。 実施形態に係るキャビネットを表す正面図である。 実施形態に係る照明部を拡大して表す部分断面図である。 実施形態に係る照明部を表すブロック図である。 実施形態に係る便座ユニットの一部を表すブロック図である。 実施形態に係る便器装置の変形例を表す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る便器装置を表す斜視図である。
図2は、実施形態に係る便器装置を表す断面図である。
図1及び図2に表したように、便器装置10は、大便器12と、キャビネット14と、支持部材16と、便座ユニット18と、タンク20と、を備える。便器装置10は、トイレ室2に設置して使用される。
キャビネット14は、トイレ室2の床面2aの上に設けられるとともに、トイレ室2の1つの壁面2bに取り付けられる。キャビネット14は、物品を収納可能な内部空間を有する略直方体の箱状である。キャビネット14の横幅は、例えば、トイレ室2の壁面2bの幅と実質的に同じである。キャビネット14は、前面パネル14fを有する。前面パネル14fは、トイレ室2の壁面2bと略平行に設置される。前面パネル14fの前面は、略垂直面である。
大便器12は、トイレ室2の床面2aから浮いた状態でキャビネット14の前面パネル14fの前面に取り付けられる。これにより、便器装置10では、使用者にスッキリとした印象を与え、高い意匠性を得ることができる。また、便器装置10では、大便器12を床面2aから浮かせることにより、大便器が床面2aの上に置かれている場合と比べて、床面2aを清掃し易くすることができる。
大便器12は、上部から下方に凹む凹状のボウル部12aを有する。使用者は、大便器12の上に腰掛けた状態で、ボウル部12aに尿や便などを排泄する。大便器12は、ボウル部12aにおいて使用者の尿や便などの排泄物を受ける。大便器12は、換言すれば、洋式腰掛便器である。
ここで、本願明細書においては、キャビネット14に背を向けて大便器12に腰掛けた使用者からみた上方、下方、前方、後方、右側方、及び左側方を、それぞれ「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、及び「左側方」とする。
ボウル部12aは、排水トラップ管路12bに接続されている。排水トラップ管路12bは、排水ソケットなどの配管に接続される。キャビネット14の前面パネル14fは、大便器12と対向する位置に開口部14aを有する。排水トラップ管路12bに接続された配管は、開口部14aを介してキャビネット14内に挿通され、キャビネット14内において排水管に接続される。大便器12は、ボウル部12aに排泄された排泄物を、排水トラップ管路12bや配管などを介して排水管に流す。また、ボウル部12a及び排水トラップ管路12bは、非使用時において所定量の水をボウル部12a内に溜められるように形成されている。
大便器12は、底部から上方に向かって凹んだ凹部12cを有する。凹部12cは、大便器12の下方に開口するとともに、大便器12の後方に開口する。凹部12cは、前面パネル14fの開口部14aと対向し、開口部14aを介してキャビネット14の内部空間と連通する。
大便器12には、防露部材13が取り付けられている。防露部材13は、凹部12c内に設けられ、凹部12c内において大便器12の底面を覆う。大便器12には、例えば、陶磁器が用いられる。防露部材13には、例えば、発泡スチロールなどの断熱材が用いられる。防露部材13は、凹部12c内での大便器12の結露を抑制するとともに、大便器12の底面で結露した水が、床面2aに滴り落ちることを抑制する。
支持部材16は、キャビネット14内に設けられている。支持部材16の一部は、キャビネット14の前面パネル14fに設けられた開口部14aに挿通され、開口部14aを介して大便器12に接続される。これにより、支持部材16は、床面2aから浮いた状態で大便器12を支持する。支持部材16は、略矩形のフレーム状である。支持部材16の形状は、大便器12を支持可能な任意の形状でよい。例えば、キャビネット14の前面パネル14fで大便器12を適切に支持できる場合には、前面パネル14fを支持部材16として用いてもよい。
便座ユニット18は、大便器12の上に設けられる。便座ユニット18は、本体部30と、便座32と、便蓋34と、を有する。本体部30は、大便器12のボウル部12aよりも後方の部分の上に設けられる。本体部30は、便座32及び便蓋34を開閉可能に軸支する。
本体部30は、例えば、便座32に座った使用者の「おしり」などの身体局部を洗浄する身体洗浄機能や、便座32の座面を温める暖房便座機能などを有する。便座ユニット18は、換言すれば、衛生洗浄装置である。便座ユニット18は、例えば、身体洗浄機能を有しない暖房便座装置などでもよい。
便座32は、本体部30に軸支され、図1に表した第1状態と、図2に表した第2状態と、に回動する。第1状態は、大便器12の上に配置され、使用者の着座を可能とする状態である。第2状態は、大便器12から上方に退避し、大便器12の上端12uを露呈させる状態である。
便座32は、開口部32aを有する。開口部32aは、便座32の中央部に設けられ、第1状態において大便器12の一部を露呈させる。開口部32aは、第1状態において大便器12のボウル部12aの少なくとも一部を露呈させる。この例において、便座32は、O字型である。便座32は、U字型でもよい。
便座32は、例えば、大便器12で軸支してもよい。便座ユニット18は、必要に応じて設けられ、省略可能である。便器装置10は、少なくとも便座32を有していればよい。
タンク20は、キャビネット14内に設けられ、支持部材16の上に載置された状態で、支持部材16に支持される。タンク20は、開口部14aに挿通された洗浄管22を介して大便器12に接続される。また、タンク20は、給水管を介して水道管などの給水源に接続される。タンク20は、給水源から供給された水を内部に貯水し、使用者の操作に応じて貯水した水を洗浄水として大便器12に供給する。タンク20は、大便器12よりも上方に配置され、重力を利用して洗浄水を大便器12に供給する。大便器12は、タンク20からの洗浄水の供給により、ボウル部12aの排泄物などを排水管に流す。大便器12への給水は、タンク式に限ることなく、給水源から直接供給する直圧式としてもよい。タンク20は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
キャビネット14は、支持部材16及びタンク20を内部の空間に収納する。キャビネット14は、支持部材16及びタンク20を覆い隠す。キャビネット14は、換言すれば、ケーシングあるいはライニングである。また、キャビネット14は、例えば、トイレットペーパーや清掃用具などの物品を内部の空間に収納可能とする。これにより、便器装置10の利便性をより向上させることができる。
この例において、キャビネット14の高さは、トイレ室2の天井面までの高さよりも低い。キャビネット14の高さは、例えば、トイレ室2の高さ(床面2aから天井面までの高さ)と実質的に同じでもよい。便器装置10において、キャビネット14は、床面2aから天井面まで連続する壁面パネルに置き換えてもよい。換言すれば、床面2aから天井面まで連続する壁面パネルによって、大便器12の設置される空間と、支持部材16及びタンク20の設置される空間と、を仕切ってもよい。大便器12は、床面2aから天井面まで連続する壁面パネルに取り付けてもよい。例えば、床面2aから天井面まで連続する壁面パネルを支持部材16として用いてもよい。
図3は、実施形態に係るキャビネットを表す正面図である。
図3では、便器装置10において大便器12や便座ユニット18などを便宜的に省略した状態を表している。
図2及び図3に表したように、便器装置10は、照明部24と、検知部26(第1検知部)と、をさらに備える。
照明部24は、大便器12の上端12uよりも下方、かつ大便器12の前端12fよりも後方において大便器12の左右幅内に設けられる。照明部24は、大便器12よりも側方に突出しない。照明部24は、大便器12と床面2aとの間の空間から前方に向けて光を照射し、床面2aを照らす。これにより、照明部24は、大便器12の下方に影ができることを抑制する。従って、トイレ室2の床面2aの視認性を向上させ、トイレ室2の清掃性や夜間使用時などにおける安全性を向上させることができる。
検知部26は、トイレ室2に入室した人体を検知する。検知部26は、例えば、トイレ室2に入室した人体を電磁波を用いて検知する。照明部24は、検知部26の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替える。照明部24は、例えば、検知部26の検知結果が非検知の状態から検知の状態に切り替わったことに応答して点灯し、検知部26の検知結果が検知の状態から非検知の状態に切り替わったことに応答して消灯する。これにより、便器装置10の利便性をより向上させることができる。例えば、照明部24の消し忘れにともなう無駄な電力の消費を抑制することができる。
検知部26は、第2状態にある便座32の開口部32aと対向する位置に配置される。検知部26は、例えば、前面パネル14fの裏面において、第2状態にある便座32の開口部32aと対向する位置に配置される。
検知部26には、例えば、マイクロ波(電磁波)を送信し、使用者などの物体で反射した反射波を受信し、送信波と受信波との位相差や周波数差を計測することにより、物体との距離や物体の移動速度などを検知するマイクロ波センサが用いられる。例えば、前面パネル14fに木材や樹脂材料を用い、検知部26にマイクロ波センサを用いた場合、検知部26を前面パネル14fの裏面に設けた場合にも、電磁波を透過させるための透過窓などを前面パネル14fに設ける必要がない。従って、便器装置10の意匠性を向上させることができる。
検知部26は、マイクロ波センサに限ることなく、例えば、赤外線測距センサや焦電センサなどでもよい。検知部26は、トイレ室2に入室した人体を検知可能な任意のセンサでよい。また、検知部26の位置は、上記に限ることなく、トイレ室2に入室した人体を検知可能な任意の位置でよい。検知部26は、例えば、大便器12やキャビネット14などと別体に設けてもよい。
図4は、実施形態に係る照明部を拡大して表す部分断面図である。
図4に表したように、照明部24は、基板40と、光源42と、ケース44と、光拡散板46と、を有する。
光源42は、基板40に実装されている。光源42には、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子が用いられる。光源42は、例えば、複数設けられる。各光源42は、基板40の表面に並べて配置される。光源42は、発光素子に限ることなく、電球や蛍光灯などでもよい。光源42の数は、複数に限ることなく、1つでもよい。
ケース44は、前方を開口させた開口箱状であり、内部の空間に基板40及び各光源42を収容する。換言すれば、ケース44は、各光源42の側方及び後方を覆う。ケース44には、例えば、アルミニウムなどの金属材料が用いられる。ケース44は、各光源42の照射する光に対して光反射性を有する。これにより、各光源42から照射された光が、意図しない方向に漏れることを抑制することができる。また、各光源42から照射された光を適切に前方に照射し、各光源42の光の利用効率を高めることができる。
光拡散板46は、ケース44の前方の開口を塞ぐ。光拡散板46は、各光源42の照射する光に対して光透過性と光拡散性とを有する。光拡散板46には、例えば、乳白色の樹脂材料が用いられる。光拡散板46は、例えば、各光源42の視認を抑制するとともに、各光源42のそれぞれから照射された光が、粒状に観察されてしまうことを抑制する。これにより、例えば、床面2aをより均一に照らすことができる。
支持部材16は、照明部24を支持する照明支持部16aを有する。照明部24の少なくとも一部は、開口部14aを介してキャビネット14内に収容され、支持部材16の照明支持部16aに取り付けられる。照明部24は、照明支持部16aに取り付けられた状態で、開口部14a及び大便器12の凹部12cを介して、大便器12と床面2aとの間の空間から前方に向けて光を照射する。
照明支持部16aには、マグネット16bが設けられている。照明部24のケース44の後端面には、マグネット16bに対応する位置に鉄板などの磁性体が設けられている。照明支持部16aは、マグネット16bをケース44の磁性体に吸着させることにより、照明部24を着脱可能に支持する。照明支持部16aは、工具などを必要とすることなく、手動の操作のみで照明部24を着脱可能に支持する。照明部24は、照明支持部16aに対して、大便器12の凹部12cから着脱することができる。
図3及び図4に表したように、大便器12を前面パネル14fに取り付けた状態において、前方から見た大便器12の外形形状は、前面パネル14fの開口部14aの外形形状よりも大きい。大便器12を前面パネル14fに取り付けた状態において、大便器12は、前後方向において開口部14aを覆う。これにより、開口部14a及びキャビネット14の内部空間が、外側から見えてしまうことを抑制することができる。これにより、便器装置10の意匠性の低下を抑制することができる。
上述のように、照明部24は、キャビネット14内において支持部材16の照明支持部16aに取り付けられる。開口部14aの下端は、大便器12の下端12tよりも上方に位置し、照明部24の照明支持部16aへの取付箇所は、この開口部14aの下端よりも上方に位置する。すなわち、照明部24の少なくとも一部は、大便器12の下端12tよりも上方に位置する。この例では、照明部24の全体が、大便器12の下端12tよりも上方に位置する。これにより、前方から見た際などにも、照明部24の視認を抑制することができる。
例えば、ケース44の前端の下部など、照明部24の一部は、大便器12の下端12tよりも下方に位置してもよい。照明部24は、例えば、大便器12の正面に立った使用者から見て、視認できないように配置することが好ましい。換言すれば、照明部24は、大便器12の正面に立った使用者から見て、大便器12に隠れる位置に配置することが好ましい。
また、照明部24は、大便器12の前後方向の中央MP(図2参照)よりも後方に設けられている。この例において、照明部24の一部は、大便器12よりも後方に設けられている。例えば、各光源42は、大便器12よりも後方に設けられている。これにより、大便器12の下方の床面2aの全体を照らし易くすることができる。大便器12の下方に影ができることを、より適切に抑制することができる。
照明部24の光軸OAは、大便器12の前端12fと大便器12の前後方向の中央MPとの間の領域R1において、床面2aと交差する。照明部24の光軸OAは、例えば、大便器12の下端面の前端の直下において、床面2aと交差する。照明部24は、大便器12の下端12tよりも上方に設けられ、大便器12の凹部12cを介して斜め下方に向けて光を照射する。
照明部24の取付位置や光軸OAの向きは、上記に限定されるものではない。例えば、大便器12の下端12tよりも下方に照明部24を取り付け、略水平に光を照射してもよい。照明部24は、例えば、前面パネル14fや大便器12などに取り付けてもよい。換言すれば、照明部24を支持する照明支持部16aは、前面パネル14fや大便器12などに設けてもよい。また、照明部24は、マグネット16bに限ることなく、フックやマジックテープ(登録商標)などで照明支持部16aに着脱可能に取り付けてもよい。照明部24を取り付ける構成は、工具などを用いることなく、手動の操作で簡単に着脱することができる任意の構成でよい。
図5は、実施形態に係る照明部を表すブロック図である。
図5に表したように、照明部24は、制御回路48をさらに有する。制御回路48は、基板40に設けられている。制御回路48は、各光源42、検知部26、及び電源4と電気的に接続されている。電源4は、基板40に電力を供給する。電源4は、商用電源などの外部電源でもよいし、電池などの内部電源でもよい。検知部26は、トイレ室2に入室した人体の検知結果を制御回路48に入力する。
制御回路48は、例えば、検知部26の検知結果が非検知の状態から検知の状態に切り替わったことに応答して、電源4の電力を各光源42に供給することにより、各光源42を点灯させる。そして、制御回路48は、検知部26の検知結果が検知の状態から非検知の状態に切り替わったことに応答して、各光源42への電力の供給を停止させることにより、各光源42を消灯させる。
図6は、実施形態に係る便座ユニットの一部を表すブロック図である。
図6に表したように、便座32は、加熱部50と、温度検知センサ52と、を内蔵する。加熱部50は、便座32の内部に設けられる。加熱部50は、通電に応じて発熱することにより、便座32の着座面(使用者のおしりが接する面)を内側から加熱する。加熱部50は、いわゆるヒータである。加熱部50には、例えば、抵抗加熱手段や、電磁誘導によって加熱を行う誘導加熱手段などが用いられる。
加熱部50は、金属材料を含む。従って、上述のように、検知部26は、第2状態にある便座32の開口部32aと対向する位置に配置する。これにより、検知部26の電磁波が、便座32の加熱部50の金属部分で遮られることを抑制し、検知部26の検知精度を向上させることができる。
温度検知センサ52は、例えば、便座32の着座面の温度を検知する。着座面の温度は、温度検知センサ52によって直接的に検知してもよいし、温度検知センサ52の出力を基に計算によって求めてもよい。
本体部30は、機能部60を有する。機能部60は、例えば、制御部62と、着座検知センサ64と、人体検知センサ66(第2検知部)と、を有する。機能部60は、例えば、本体部30のケースカバーの内部空間に収容される。
着座検知センサ64は、使用者が便座32に着座する直前において便座32の上方に存在する人体や、便座32に着座した使用者を検知することができる。着座検知センサ64は、便座32に着座した使用者だけではなく、便座32の上方に存在する使用者を検知してもよい。このような着座検知センサ64としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサを用いることができる。着座検知センサ64は、使用者が着座した際の荷重によってON/OFFが行われるスイッチであってもよい。着座検知センサ64は、使用者の着座の検知に応答して、着座の検知を表す信号を制御部62に出力する。
人体検知センサ66は、トイレ室2に入室した人体を検知する。人体検知センサ66は、例えば、トイレ室2に入室した人体を電磁波を用いて検知する。このように、人体検知センサ66は、トイレ室2に入室した人体を検知する検知機能を有する。人体検知センサ66には、例えば、マイクロ波センサ、赤外線測距センサ、又は焦電センサなどが用いられる。人体検知センサ66は、トイレ室2に入室した人体を検知可能な任意のセンサでよい。人体検知センサ66は、人体の検知に応答して、人体の検知を表す信号を制御部62に出力する。
検知部26が人体を検知可能な距離は、機能部60の人体検知センサ66が人体を検知可能な距離よりも長い。検知部26は、例えば、前方からトイレ室2に入室した人体を即座に検知する。検知部26の検知可能な距離は、例えば、1600mmである。人体検知センサ66は、例えば、トイレ室2に入室して大便器12の前方に立った人体を検知する。人体検知センサ66の検知可能な距離は、例えば、500mmである。
制御部62は、着座検知センサ64及び人体検知センサ66と接続されるとともに、便座32の加熱部50及び温度検知センサ52と接続されている。制御部62は、温度検知センサ52からの検知信号に基づいて加熱部50への通電量を制御する。
制御部62は、例えば、非使用時には加熱部50への通電を停止または通電量を小さくして便座32の着座面を低めの温度に設定し、使用時には加熱部50への通電量を大きくして便座32の着座面を急速加熱することにより、着座面を適温に昇温させる即暖運転モードを実行する。
制御部62は、加熱部50への通電量を抑えた待機状態において、人体検知センサ66の検知結果を基に、使用者の検知を行う。制御部62は、人体検知センサ66によって使用者を検知すると、加熱部50への通電量を大きくし、予め設定された設定温度に便座32の着座面の温度を加熱する。
このように、機能部60は、人体検知センサ66によるトイレ室2に入室した人体の検知に応じて作動する。また、前述のように、検知部26が人体を検知可能な距離は、機能部60の人体検知センサ66が人体を検知可能な距離よりも長い。従って、照明部24が点灯及び消灯を切り替える距離は、機能部60が作動する距離よりも長い。この例では、機能部60が便座32の着座面の加熱を行うよりも前に、照明部24が点灯する。
制御部62においては、人体検知センサ66による使用者の検知から使用者が便座32に着座するまでの時間が、統計によって予め求められている。制御部62は、この時間よりも短い時間で設定温度までの加熱を完了させる。これにより、着座面の温度が低い状態のまま使用者が便座32に着座してしまうことを抑制することができる。待機状態の温度から設定温度への急速な加熱を使用者に体感させてしまうことを抑制することができる。
制御部62は、例えば、温度検知センサ52の検知結果を基に、着座面の温度が設定温度まで上昇したか否かを判定する。制御部62は、設定温度まで上昇したことを確認すると、着座面の温度が設定温度に実質的に一定となるように、加熱部50への通電量を制御する。すなわち、制御部62は、着座面の温度を設定温度まで上昇させた後、着座面の温度を設定温度に保温する制御を行う。これにより、快適な温度の便座32を使用者に提供することができる。
また、制御部62は、例えば、着座検知センサ64の検知結果を基に、使用者が便座32から離れたこと検知し、この検知に応答して、着座面の温度を設定温度から待機状態の温度に下げる。
制御部62は、即暖運転モードに限ることなく、例えば、着座面の温度を常に設定温度に保温する保温運転モードを行ってもよい。制御部62は、例えば、即暖運転モードや保温運転モードなどの複数の運転モードを切り替えられるようにしてもよい。
このように、機能部60は、例えば、便座32の着座面を暖房する暖房便座機能を有する。機能部60は、例えば、便座32に座った使用者の「おしり」などに向けて水(お湯や冷水)を噴出し、使用者の「おしり」などを洗浄する衛生洗浄機能を有してもよい。さらには、便座32に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や「脱臭機能」や「室内暖房機能」などの各種の機能をさらに有してもよい。機能部60の機能は、上記に限ることなく、便座ユニット18において用いられる任意の機能でよい。
機能部60の人体検知機能は、便座32の暖房に限ることなく、他の用途に用いてもよい。例えば、便蓋34を開閉する便蓋開閉機構を設け、人体の検知結果に応じて便蓋34を自動的に開閉させてもよい。機能部60は、人体検知センサ66によるトイレ室2に入室した人体の検知に応じて作動する任意の機能を、少なくとも有していればよい。
以上、説明したように、本実施形態に係る便器装置10によれば、照明部24が、大便器12と床面2aとの間の空間から前方に向けて光を照射するので、大便器12によって光が遮られることなく床面2aを照らすことができ、トイレ室2の床面2aの視認性を向上させることができる。従って、トイレ室2の清掃性や夜間使用時などにおける安全性を向上させることができる。また、床面2aから浮いた状態で支持される大便器12の下に影ができることを抑制し、大便器12の浮遊感を向上させることもできる。これにより、便器装置10及びトイレ室2の意匠性を向上させることができる。
また、便器装置10では、大便器12が、底部から上方に向かって凹んだ凹部12cを有し、照明部24の少なくとも一部が、大便器12の下端12tよりも上方に位置する。これにより、大便器12の前端12f付近まで床面2aを照らしやすくし、床面2aに影ができることをより抑制することができる。従って、床面2aの視認性をより向上させ、清掃性や安全性をより向上させることができる。また、正面から見た際の照明部24の視認を抑制し、便器装置10及びトイレ室2の意匠性をより向上させることができる。さらには、モップなどの清掃用具を用いて大便器12の下の床面2aを清掃する際に、清掃用具が照明部24に当たり、照明部24が破損してしまうことを抑制することができる。
また、凹部12cを設けることにより、凹部12cによって照明部24から照射された光を乱反射させ、大便器12の周囲の床面2aを明るくしやすくすることができる。また、凹部12c内に防露部材13を設け、防露部材13の表面の色を白色に近い色とすることにより、照明部24から照射された光をより乱反射させやすくすることができる。また、照明部24を設けることにより、例えば、凹部12c内における大便器12の結露の状態や防露部材13の状態などを確認しやすくすることができ、便器装置10のメンテナンス性を向上させることもできる。
また、便器装置10では、照明部24が、大便器12の凹部12cから着脱することができる。これにより、大便器12を取り外すなどの大掛かりな作業を必要とすることなく照明部24を着脱することができ、照明部24のメンテナンス性を向上させることができる。
また、便器装置10では、照明部24の光軸OAが、大便器12の前端12fと大便器12の前後方向の中央MPとの間の領域R1において床面2aと交差する。これにより、大便器12の下の床面2aに影ができることを、より抑制し、床面2aの視認性をより向上させることができる。また、照明部24が前方斜め下方に向けて光を照射することにより、正面から見た際に、照明部24の光が目に直接入射してしまうことを抑制することができる。床面2aの視認性を向上させつつ、使用者や清掃者などに不快な眩しさを与えてしまうことを抑制することができる。従って、トイレ室2の清掃性をより向上させることができる。
また、便器装置10では、検知部26が、第2状態にある便座32の開口部32aと対向する位置に配置される。これにより、便座32及び加熱部50によって電磁波が遮られてしまうことを抑制し、人体の検知精度を向上させることができる。また、照明部24が、検知部26の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替えることにより、使用者が切り替えの操作などを行う必要がなく、便器装置10の利便性をより向上させることができる。
また、便器装置10では、照明部24が点灯及び消灯を切り替える距離を、機能部60が作動する距離よりも長くすることにより、入室時に機能部60が作動する前に照明部24を点灯させることができ、安全性をより向上させることができる。また、機能部60の検知機能とは別に検知部26を設けることにより、機能部60の動作と無関係に照明部24の点灯及び消灯を切り替えることができる。
上記実施形態では、検知部26とは別に人体検知センサ66を設け、人体検知センサ66の検知結果に応じて機能部60を作動させている。これに限ることなく、例えば、検知部26の検知結果に応じて機能部60を作動させてもよい。これとは反対に、便座ユニット18に設けられた人体検知センサ66の検知結果に応じて、照明部24の点灯及び消灯を切り替えてもよい。このように、1つの検知部によって照明部24の動作と機能部60の動作とを制御してもよい。
例えば、1つの検知部の検知信号の閾値を変化させることなどにより、1つの検知部の検知結果を基に、照明部24が点灯及び消灯を切り替える距離を、機能部60が作動する距離よりも長くしてもよい。例えば、使用者の入室時において、1つの検知部の検知結果が第1距離になった時に、照明部24を点灯させ、第1距離よりも短い第2距離になった時に、機能部60を作動させてもよい。
図7は、実施形態に係る便器装置の変形例を表す斜視図である。
この例において、上記実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は、省略する。
図7に表したように、便器装置100では、大便器112が、底部から上方に向かって凹んだ凹部(凹部12c)を有していない。大便器112は、左右方向の中央に下端112tを有する。このように、大便器112は、必ずしも凹部を有しなくてもよい。
便器装置100において、照明部124は、大便器112よりも下方に設けられる。大便器112が凹部を有さず、照明部124を大便器112の下方に設ける場合、図7に表したように、照明部124は、キャビネット14に埋め込むように設けることが好ましい。すなわち、照明部124の前面が、キャビネット14の前面パネル14fの前面と略面一になるようにする。これにより、例えば、清掃用具の接触にともなう照明部124の破損などを抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、便器装置10、100などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
2 トイレ室、 4 電源、 10、100 便器装置、 12、112 大便器、 13 防露部材、 14 キャビネット、 16 支持部材、 18 便座ユニット、 20 タンク、 22 洗浄管、 24、124 照明部、 26 検知部、 30 本体部、 32 便座、 34 便蓋、 40 基板、 42 光源、 44 ケース、 46 光拡散板、 48 制御回路、 50 加熱部、 52 温度検知センサ、 60 機能部、 62 制御部、 64 着座検知センサ、 66 人体検知センサ

Claims (6)

  1. トイレ室の床面から浮いた状態で支持される大便器と、
    前記大便器の上端よりも下方、かつ前記大便器の前端よりも後方において前記大便器の左右幅内に設けられ、前記大便器と前記床面との間の空間から前方に向けて光を照射し、前記床面を照らす照明部と、
    を備えたことを特徴とする便器装置。
  2. 前記大便器は、底部から上方に向かって凹んだ凹部を有し、
    前記照明部の少なくとも一部は、前記大便器の下端よりも上方に位置することを特徴とする請求項1記載の便器装置。
  3. 前記照明部は、前記大便器の前記凹部から着脱できることを特徴とする請求項2記載の便器装置。
  4. 前記照明部は、前記大便器の前後方向の中央よりも後方に設けられ、
    前記照明部の光軸は、前記大便器の前端と前記大便器の前後方向の中央との間において前記床面と交差することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の便器装置。
  5. 前記トイレ室に入室した人体を検知する第1検知部と、
    前記大便器に設けられた機能部と、
    をさらに備え、
    前記照明部は、前記第1検知部の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替え、
    前記機能部は、前記第1検知部又は前記第1検知部とは別の第2検知部による前記トイレ室に入室した人体の検知に応じて作動し、
    前記照明部が点灯及び消灯を切り替える距離は、前記機能部が作動する距離よりも長いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の便器装置。
  6. 前記トイレ室に入室した人体を検知する検知部と、
    前記大便器の上に配置され使用者の着座を可能とする第1状態と、前記大便器から上方に退避し前記大便器の上端を露呈させる第2状態と、に回動可能な便座と、
    をさらに備え、
    前記照明部は、前記検知部の検知結果に応じて点灯及び消灯を切り替え、
    前記便座は、前記第1状態において前記大便器の一部を露呈させる開口部を有し、
    前記検知部は、前記第2状態にある前記便座の前記開口部と対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の便器装置。
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