JP2018069098A5

JP2018069098A5 -

Info

Publication number: JP2018069098A5
Application number: JP2017250269A
Authority: JP
Filing date: 2017-12-26
Publication date: 2018-11-01
Anticipated expiration: 2023-04-23

Description

OSAの治療のためのnCPAPの応用は、サリバンによって米国特許第4,944,310号において教示されている。この米国特許をここに完全に援用する。OSAのｎCPAP治療では、加圧された空気あるいは他の呼吸可能なガスを大気圧よりも上に上げた圧力、典型的には４〜２０ｃｍＨ２Ｏで患者の気道入口に供給して、患者の上側の気道を押し開いて無呼吸を防ぐ。

他の利点は、患者に対するクッションの角度を封止効率に悪影響を及ぼすことなく変えることができるということである。例えば、クッションを患者の顔の形状に基づいて異なる角度で異なる患者に接触させてもよく、患者が眠っている時の動いている間は顔に対してクッションの角度を動かすことができる。密閉素子（例えば膜２０５）は、大きな実質的に反転した部分（大きな半径）を有しており、患者の顔に対するマスクのある程度の動きあるいは回転を可能にし、膜の遠い側の縁が患者の顔および／または鼻を刺激することを防ぐ。この密閉素子（例えば膜）は、鼻の側部で鼻梁の下側の部分の周りに適合することによって鼻に対してしっかりと密閉する。強固な密閉と膜の緊張／鼻を横切っての引き伸ばしとの間で妥協に達しなければならない。膜に、縁の堅固さなしで最大引き伸ばし距離を可能にするように切り込みを入れることもできる。引き伸ばしは、材料によっても実現され、例えばより柔らかい材料および／あるいはより薄い材料、例えばエラストマー、シリコーン、ポリウレタン、熱可塑性エラストマー、発泡性エラストマーおよび／あるいは混合物によって実現することができる。

Claims

呼吸可能なガスを患者に届ける呼吸用マスクアセンブリであって、
前記呼吸可能なガスを前記患者に導入するためのフレームの本体を通る円形開口を含むフレームと、
前記フレームに取り付け可能なクッションと、
スナップ作用接続を介して前記フレームに取り外し可能に結合する旋回エルボーアセンブリと、
を備え、
前記旋回エルボーアセンブリは、
複数のベント開口部を含む旋回エルボーと、
ベントカバーのボディを通って延びる少なくとも１つのベントカバー開口を有し、前記旋回エルボーに取り外し可能に取り付け可能であるベントカバーと、
を備える、呼吸用マスクアセンブリ。
前記ベントカバーは、複数のベントカバー開口を有する、請求項１に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記ベントカバーは、付加的な固定機構なしで前記旋回エルボーに接続可能である、請求項１または２に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記ベントカバーは、前記旋回エルボーにクリップ留めされる、請求項１から３の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記ベントカバーは、プラスチックである、請求項１から４の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記旋回エルボーアセンブリは、コネクタチューブに接続され、前記コネクタチューブは、ガス供給チューブに接続されるように適応されている、請求項１から５の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記クッションおよび前記フレームは、互いに繰り返し係合可能かつ離合可能である、請求項１から６の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記クッションは、一つの動きで、前記フレームに係合可能である、請求項１から７の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記フレームは、１つまたは２つ以上の位置合わせ用標識を有する、請求項１から８の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記１つの位置合わせ用標識、または前記２つ以上の位置合わせ用標識のそれぞれは、ダイヤモンド、線、色または矢印を有する、請求項９に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記呼吸用マスクアセンブリはさらに、前記クッションの表面に位置合わせ用標識を有する、請求項１から１０の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記クッションは、患者接触側から見て、概台形である、請求項１から１１の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記クッションは、前記クッションの鼻梁領域に成型されたノッチを有する、請求項１から１２の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記成型されたノッチは、略Ｕ字形状である、請求項１３に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記成型されたノッチは、１２〜２７ｍｍの範囲の深さを有している、請求項１３または１４に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記クッションは、使用時に、前記患者の上側の鼻梁領域への接触を避けるように構成された、請求項１から１５の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記クッションは、使用時に、前記患者の下側の鼻梁領域に接触する、請求項１から１６の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
支持および封止構造がクッションの一部分として提供される、請求項１から１７の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記クッションは、エラストマー系膜を備える、請求項１から１８の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記エラストマー系膜は、シリコーンで形成される、請求項１９に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記フレームは、一対のカーブしたサイドフレーム部材を有する、請求項１から２０の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
使用時に前記患者の頬領域と係合するための、それぞれのサイドフレーム部材の内側に位置するパッド構造を有する、請求項２１に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記呼吸用マスクアセンブリはさらに、ヘッドギアを備え、
前記ヘッドギアは、一対のリリース可能な留め具によって、前記サイドフレーム部材に接続される、請求項２１または２２に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記留め具のそれぞれは、フックを有する、請求項２３に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記ヘッドギアは２箇所のみで前記フレームに接続される、請求項２３または２４に記載の呼吸用マスクアセンブリ。
前記円形開口は、２００〜６００ｍｍ^２の範囲の面積を有している、請求項１から２５の何れか一項に記載の呼吸用マスクアセンブリ。