JP2018066798A - アライメントマーク、アライメントマーク対、及びアライメント方法 - Google Patents

アライメントマーク、アライメントマーク対、及びアライメント方法 Download PDF

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Abstract

【課題】位置合わせ作業性を向上できるアライメントマークを提供する。【解決手段】アライメントマーク40は、メインパターン41と、メインパターン41の周囲に放射状に配されると共に、相互に離間して配された少なくとも二つのサブパターン42と、を含み、それぞれのサブパターン42は、メインパターン41の存在する方向を示す方向情報を含み、全てのサブパターン42の方向情報に基づいた方向に延在する仮想直線43同士の交点431は、メインパターン41と実質的に一致している。【選択図】 図3

Description

本発明は、アライメントマーク、アライメントマーク対、及びアライメント方法に関するものである。
基板との位置合わせを行うためのアライメントマークと、アライメントマークの周囲に設けられ、アライメントマークの位置の情報を含む位置情報マークとを有するフォトマスクが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−170144号公報
上記従来技術では、位置情報マークを複数回取得しなければ、アライメントマークの位置を検出できないため、位置合わせ作業性に劣る、という問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、位置合わせ作業性を向上できるアライメントマーク、アライメントマーク対、及びアライメント方法を提供することができる。
[1]本発明に係るアライメントマークは、メインパターンと、前記メインパターンの周囲に放射状に配されると共に、相互に離間して配された少なくとも二つのサブパターンと、を含み、それぞれの前記サブパターンは、前記メインパターンの存在する方向を示す方向情報を含み、全ての前記サブパターンの前記方向情報に基づいた方向に延在する仮想直線同士の交点は、前記メインパターンと実質的に一致しているアライメントマークである。
[2]上記発明において、前記サブパターンは、その形状が線対称となる対称軸を有し、前記サブパターンの前記方向情報は、前記サブパターンの前記対称軸の延在方向を含んでいてもよい。
[3]上記発明において、前記サブパターンは、前記対称軸を1つのみ有してもよい。
[4]上記発明において、全ての前記サブパターンの形状は、同一であってもよい。
[5]本発明に係るアライメントマーク対は、第1のアライメント対象物に形成された第1のアライメントマークと、前記第1のアライメントマークに重ねられた第2のアライメント対象物に形成された第2のアライメントマークと、を備え、前記第1のアライメントマークは、第1のメインパターンと、前記第1のメインパターンの周囲に放射状に配される共に、相互に離間して配された少なくとも二つの第1のサブパターンと、を含み、それぞれの前記第1のサブパターンは、前記第1のメインパターンの存在する方向を示す第1の方向情報を含み、全ての前記第1のサブパターンの前記第1の方向情報に基づいた方向に延在する第1の仮想直線同士の第1の交点は、前記第1のメインパターンと実質的に一致しており、前記第2のアライメントマークは、第2のメインパターンと、前記第2のメインパターンの周囲に放射状に配されると共に、相互に離間して配された少なくとも二つの第2のサブパターンと、を含み、それぞれの前記第2のサブパターンは、前記第2のメインパターンの存在する方向を示す第2の方向情報を含み、全ての前記第2のサブパターンの前記第2の方向情報に基づいた方向に延在する第2の仮想直線同士の第2の交点は、前記第2のメインパターンと実質的に一致しており、前記第1のメインパターンと、前記第2のメインパターンとは、相互に異なる形状を有し、前記第1のサブパターンと、前記第2のサブパターンとは、相互に異なる形状を有するアライメントマーク対である。
[6]本発明に係るアライメント方法は、上記アライメントマークを用いてアライメント対象物の位置合わせをするアライメント方法であり、少なくとも前記サブパターンを含む画像を取得する第1の工程と、前記画像に前記メインパターンが含まれるか否かを判定する第2の工程と、前記第2の工程で前記画像に前記メインパターンが含まれないと判定された場合に、前記画像に含まれる前記サブパターンから前記交点の位置を算出する第3の工程と、前記第3の工程で算出された前記交点の位置に基づいて、前記アライメント対象物を平面方向に移動させる第4の工程と、を備えるアライメント方法である。
[7]上記発明において、前記第2の工程で前記画像に前記メインパターンが含まれると判定された場合に、前記画像に含まれる前記メインパターンの位置に基づいて、前記アライメント対象物を平面方向に移動させる第5の工程を実行してもよい。
[8]上記発明において、複数の前記仮想直線は、前記画像において、相互にずれて配されていてもよい。
[9]本発明に係るアライメント方法は、上記アライメントマーク対を用いて前記第1及び前記第2のアライメント対象物の位置合わせをするアライメント方法であり、前記第1及び前記第2のアライメント対象物が重ねられた状態で、少なくとも前記第1のサブパターンを含む第1の画像を取得する第1の工程と、前記第1の画像に前記第1のメインパターンが含まれるか否かを判定する第2の工程と、前記第2の工程で前記第1の画像に前記第1のメインパターンが含まれないと判定された場合に、前記第1の画像に含まれる前記第1のサブパターンから前記第1の交点の位置を算出する第3の工程と、前記第3の工程で算出された前記第1の交点の位置に基づいて、前記第1のアライメント対象物を平面方向に移動させる第4の工程と、前記第1及び前記第2のアライメント対象物が重ねられた状態で、少なくとも前記第2のサブパターンを含む第2の画像を取得する第5の工程と、前記第2の画像に第2のメインパターンが含まれるか否かを判定する第6の工程と、前記第6の工程で前記第2の画像に前記第2のメインパターンが含まれないと判定された場合に、前記第2の画像に含まれる前記第2のサブパターンから前記第2の交点の位置を算出する第7の工程と、前記第7の工程で算出された前記第2の交点の位置に基づいて、前記第2のアライメント対象物を平面方向に移動させる第8の工程と、を備えるアライメント方法である。
本発明によれば、全てのサブパターンの方向情報に基づいた方向に延在する仮想直線同士の交点が、メインパターンと実質的に一致している。このため、一度のサブパターンの取得動作によって、メインパターンの位置を推定することができるため、位置合わせ作業性の向上を図ることができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るアライメント装置を示す概略側面図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る重ねられた第1及び第2の基板を上方から視た平面図である。 図3は、図2のIII部の部分拡大図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係るアライメントマークに仮想直線を図示した平面図である。 図5は、本発明の一実施の形態に係るアライメント方法を示すフローチャートである。 図6(A)は、図5のステップST11を示す図であり、複数のサブパターンが撮像部の撮像領域内に含まれている状態を示し、図6(B)は、図5のステップST13を示す図であり、二つのサブパターンに基づいて、二つの仮想直線の交点を算出している状態を示し、図6(C)は、図5のステップST16を示す図であり、メインパターンを撮像部の撮像領域の中心位置に移動させた状態を示す。 図7は、本発明の他の実施の形態に係るアライメント装置を示す概略側面図である。 図8は、本発明の他の実施の形態に係る第1及び第2の基板を示す斜視図である。 図9は、本発明の他の実施の形態に係るアライメントマーク対を上方から視た平面図である。 図10は、本発明の他の実施の形態に係る第2のアライメントマークを示す平面図である。 図11は、本発明の他の実施の形態に係るアライメント方法を示すフローチャートである。 図12は、図10のステップST111を示す図であり、複数の第1及び第2のサブパターンが撮像部の撮像領域内に含まれている状態を示す。 図13(A)は、図11のステップST117を示す図であり、複数の第2のサブパターンが撮像部の撮像領域内に含まれている状態を示し、図13(B)は、図11のステップST119を示す図であり、二つの第2のサブパターンに基づいて、二つの第2の仮想直線の第2の交点を算出している状態を示し、図13(C)は、図11のステップST122を示す図であり、第2のメインパターンを撮像部の撮像領域の中心位置に移動させた状態を示す。 図14は、本発明の他の実施の形態に係るアライメント対象物をアライメント装置に保持させた状態を示す概略側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るアライメント装置を示す概略側面図である。
図1に示すアライメント装置1は、第1及び第2の基板10、20(いずれも図2参照)を重ね合わせ接合させる装置である。このアライメント装置1は、対向配置された上下プレート3、2と、上下プレート3、2を平面方向(XYθ方向)に相対的に移動させる第1の移動部4と、上下プレート3、2をその並列方向(Z方向)に相対的に移動させる第2の移動部5と、第2の基板20を撮像する撮像部6と、第1及び第2の移動部4,5を制御する制御部7とを備えている。
下プレート2は、水平面に対して略平行となるように配された矩形状の板部材である。この下プレート2は、第1の基板10を保持可能な第1の保持面21を有している。この第1の保持面21には、複数の吸引口(不図示)が開口しており、第1の基板10を吸着固定することが可能となっている。
下プレート2には、下プレート2を上プレート3に対して平面方向(具体的には、X方向、Y方向、及び水平回転方向(θ方向))に相対的に移動させる第1の移動部4が接続されている。この第1の移動部4に組み込まれた各軸方向のモータ(不図示)による駆動制御により、下プレート2が上プレート3に対してXYθ方向に移動する。この第1の移動部4は、制御部7からの制御信号に基づいて動作する。
上プレート3は、水平面に対して略平行となるように配された矩形の板状部材である。この上プレート3は、第2の基板20を保持可能な第2の保持面31を有している。この第2の保持面31には、複数の吸引口(不図示)が開口しており、第2の基板20を吸着固定することが可能となっている。
上プレート3には、上プレート3を下プレート2に対して並列方向(Z方向)に相対的に移動させる第2の移動部5が接続されている。この第2の移動部5に組み込まれたZ軸方向のモータ(不図示)による駆動制御により、上プレート3がZ方向に移動して、上下プレート3、2が相互に接近又は離間する。この第2の移動部5は、制御部7からの制御信号に基づいて動作する。
本実施形態のアライメント装置1には、第1の基板10の対角の角部に対応して2つの撮像部6が設けられている。それぞれの撮像部6は、第1の基板10に形成されたアライメントマーク40(後述)を撮像するCCDカメラである。それぞれの撮像部6は、上下プレート3、2に対して略垂直な方向から、第1の基板10を撮像可能に配されている。この撮像部6は、第1の基板10を撮像し、その撮像結果(画像データ)を制御部7に出力する。なお、撮像部6の数や配置は、特に上述に限定されない。
撮像部6により撮像された撮像結果(画像データ)は、CPU,ROM,RAM,A/D変換器及び入出力インタフェースなどを含んで構成されるマイクロコンピュータからなる制御部7に入力される。制御部7は、撮像部6から送られる画像データに基づいて、第1及び第2の移動部4,5の動作を制御する。
具体的には、制御部7は、撮像部6により第1の基板10の画像を取得し、この画像に含まれるアライメントマーク40のパターン認識を行いながら、第1の移動部4により下プレート2の位置をXYθ方向に調整制御し、第1及び第2の基板10,20の位置合わせ(アライメント)を行う。そして、第1及び第2の基板10,20がアライメントされたら、制御部7は、第2の移動部5を駆動して、第1及び第2の基板10,20を相互に接近させる。これにより、第1及び第2の基板10,20が重ね合わされ接合される。
以上に説明したアライメント装置1に使用されるアライメントマーク40について、図2〜図4を参照しながら、詳細に説明する。図2は本発明の一実施の形態に係る重ねられた第1及び第2の基板を上方から視た平面図、図3は図2のIII部の部分拡大図、図4は本発明の一実施の形態に係るアライメントマークに仮想直線を図示した平面図である。
アライメントマーク40は、図2に示すように、第1の基板10の上面の対角の角部に対応して2つ形成されている。なお、アライメントマーク40の数や配置は、特に上述に限定されない。それぞれのアライメントマーク40は、図3及び図4に示すように、一つのメインパターン41と、複数のサブパターン42とを含んでいる。
メインパターン41は、第1及び第2の基板10,20をアライメントするために設けられている。本実施形態では、メインパターン41の中心411が、第1及び第2の基板10,20をアライメントするための基準点として設定されている。なお、本明細書において、「中心」とは、平面視における重心の位置を示す。また、「重心」とは、平面視における輪郭の内部を一様の質量で分布させたときの質量中心を意味する。
メインパターン41は、撮像部6の撮像領域に収まる大きさに形成されている。このメインパターン41は、平面視において、真円形状を有している。なお、メインパターン41の形状は、特に上述に限定されず、例えば、正三角形等の三角形でもよいし、正方形、菱型等の四角形でもよい。また、メインパターン41が、六角形、八角形、十二角形、二十角形等のn角形や、星型、十字形状などでもよい。このように、種々の図形単位をメインパターン41の形状として採用することができる。
複数のサブパターン42は、図3及び図4に示すように、メインパターン41の周囲に分散して配されており、メインパターン41の中心411を中心にして放射状に配されている。それぞれのサブパターン42は、メインパターン41と離間して配されており、それぞれのサブパターン42同士も、相互に離間して配されている。
それぞれのサブパターン42は、メインパターン41の形状と異なる形状を有している。また、全てのサブパターン42の形状は、同一となっている。それぞれのサブパターン42は、撮像部6による撮像領域に収まる大きさに形成されている。また、隣接するサブパターン42同士の間の間隔は、互いに最も隣接する二つのサブパターン42の全体が撮像部6の撮像領域に収まるように設定されている。隣接するサブパターン42は、等間隔で配されていてもよいし、異なる間隔が混在して配されていてもよい。
また、サブパターン42は、メインパターン41の中心411を中心とする放射方向に延在する長尺形状とされており、中心411に近づくに従い先細りとなる形状とされている。また、サブパターン42は、その形状が線対称となる対称軸421を一つのみ有している。この対称軸421の延在方向は、本実施形態では、サブパターン42の長手方向と実質的に一致しているが、長手方向と実質的に一致していなくてもよい。
本実施形態では、サブパターン42は、平面視において、二等辺三角形状を有している。それぞれのサブパターン42は、この二等辺三角形の等辺により構成される角部(本実施形態では、二等辺三角形のうち最も鋭角となる角部)が、メインパターン41の存在する方向を向いて配されている。
このようなアライメントマーク40において、全てのサブパターン42の対称軸421を延長した仮想直線43同士の交点431は、平面視において、メインパターン41(具体的には、中心411)と実質的に一致している。また、それぞれの仮想直線43は、互いに異なる角度に延在しており、全ての仮想直線43が、平面視において相互にずれている。すなわち、一つの仮想直線43を共有する二つ以上のサブパターン42は存在しないようになっている。なお、撮像部6の撮像領域内に、一つの仮想直線43を共有する二つ以上のサブパターン42が存在しなければ、撮像部6の撮像領域の内外に、一つの仮想直線43を共有する二つ以上のサブパターン42が存在していてもよい。
なお、サブパターン42は、メインパターン41の存在する方向を示す方向情報を含むものであれば、特に上述に限定されない。例えば、本実施形態では、方向情報は、サブパターン42の対称軸の延在方向を含む情報であったが、特にこれに限定されず、方向情報をサブパターン42の外形を含む情報とし、このサブパターン42の外形に基づいて、メインパターン41の存在する方向が示されていてもよい。例えば、特に図示しないが、その外形の一部に直線部が形成されたサブパターンを形成し、このサブパターンの直線部を延長した仮想直線が他のサブパターンの仮想直線と交わる交点を、メインパターンと実質的に一致させてもよい。
また、本実施形態では、対称軸421を一つのみ有する二等辺三角形状をサブパターン42の形状として採用しているが、対称軸421を一つのみ有する形状は特にこれに限定されず、例えば、等脚台形や矢印形状であってもよい。また、サブパターンの形状は、複数の対称軸を有する形状(但し、真円形状を除く。)であってもよい。また、サブパターンは、直線や曲線等の線状であってもよい。
次に、アライメントマーク40を使用した第1及び第2の基板10,20のアライメント方法について図5、図6(A)、図6(B)、及び図6(C)を参照しながら、詳細に説明する。図5は本発明の一実施の形態に係るアライメント方法を示すフローチャート、図6(A)は図5のステップST11を示す図であり、複数のサブパターンが撮像部の撮像領域内に含まれている状態を示す。図6(B)は図5のステップST13を示す図であり、二つのサブパターンに基づいて、二つの仮想直線の交点を算出している状態を示す。図6(C)は図5のステップST16を示す図であり、メインパターンを撮像部の撮像領域の中心位置に移動させた状態を示す。なお、図6(A)〜図6(C)では、一点鎖線の枠線がステップST11で撮像部6により取得した画像の輪郭線を表す。
まず、図5に示すステップST10において、第1の基板10を下プレート2に吸着保持させると共に、第2の基板20を上プレート3に吸着保持させる。これによって、第1及び第2の基板10,20が相互に対向して配されることとなる。なお、このステップST10では、第1及び第2の基板10,20を単にアライメント装置1に吸着保持させるだけであり、これらのアライメントを行う前では、当然に、第1及び第2の基板10,20の位置はずれている。
次に、ステップST11において、図6(A)に示すように、撮像部6により、少なくとも二つのサブパターン42が含まれる第1の基板10の画像を取得する。このような画像は、例えば、第1の基板10を下プレート2に保持させる際に、予め位置決めピンや位置決め用ワーク等の位置決め手段を用いて第1の基板10の仮アライメントを行うことで取得することができる。この場合、画像取得の作業性を向上する観点から、位置決め手段の位置決め精度のばらつき以上に大きな撮像範囲を有する撮像部6を用いることが好ましい。
次に、ステップST12において、ステップST11で取得した画像にメインパターン41が含まれるか否かを判定する。取得した画像にメインパターン41が含まれるか否かの判定は、制御部7によって行われる。具体的には、制御部7には、メインパターン41の形状を表す形状情報が予め記憶されており、この形状情報に基づく形状と、実際に取得した画像に含まれる形状とを比較して、取得した画像にメインパターン41が含まれるか否かを判定する。取得した画像にメインパターン41が含まれないと判定された場合には、ステップST13に進む。一方、取得した画像にメインパターン41が含まれると判定された場合には、ステップST15に進む。
取得した画像にメインパターン41が含まれないと判定された場合には、ステップST13において、取得した画像に含まれる二つのサブパターン42,42から、二つの仮想直線43,43を算出して、これらの交点431の位置を算出する。具体的には、制御部7には、サブパターン42の形状を表す形状情報が予め記憶されており、この形状情報に基づく形状と、実際に取得した画像に含まれる形状とを比較して、取得した画像に含まれるサブパターン42を認識する。そして、図6(B)に示すように、取得した画像に含まれるそれぞれのサブパターン42と、制御部7に記憶されたサブパターン42の形状情報に基づく形状とを比較して、画像に含まれる複数のサブパターン42のうち形状情報に基づく形状に対して相関値の高い二つのサブパターン42を選択する。なお、図6(B)では、選択されたサブパターン42を実線で表示し、その他のサブパターン42を破線で表示した。
そして、取得した画像の中心位置をXY座標の原点に設定し、選択された二つのサブパターン42のそれぞれの対称軸421を延長して下記(1)式及び(2)式で表される仮想直線43,43を算出する。そして、下記(1)式及び(2)式に基づいて、二つの仮想直線43,43同士の交点431の位置を算出する。
Y=aX+b … (1)
Y=aX+b … (2)
次に、ステップST14において、算出された交点431のX座標をX方向への移動量に設定し、交点431のY座標をY方向への移動量に設定し、ステップST16において、図6(C)に示すように、算出された交点431の位置に基づいて、第1の移動部4により、設定された移動量だけ下プレート2を平面方向に移動させる。これによって、撮像部6の撮像領域の中心位置にメインパターン41が移動して、メインパターン41が検出される。
なお、ステップST12において、取得した画像にメインパターン41が含まれると判定された場合には、ステップST15において、取得した画像に含まれているメインパターン41の中心411の位置を算出し、中心411のX座標をX方向への移動量に設定し、中心411のY座標をY方向への移動量に設定する。そして、ステップST16において、第1の移動部4により、これらの移動量だけ下プレート2を平面方向に移動させる。これによって、撮像部6の撮像領域の中心位置にメインパターン41が移動して、メインパターン41が検出される。
次に、ステップST17において、撮像部6に検出されたメインパターン41に基づいて、第1の基板10の位置を微調整して、第1及び第2の基板10,20を高精度にアライメントする。
次に、ステップST18において、第2の移動部5により上プレート3を下プレート2に接近させて、第1及び第2の基板10,20を重ね合わせ接合させる。以上により、アライメント装置1の処理を終了する。
本実施形態のアライメントマーク40及びアライメント方法は、以下の効果を奏する。
アライメントマークをCCDカメラ等の撮像手段に撮像・認識させて行う位置合わせ方法では、アライメントマークが撮像手段の撮像領域内に入っている必要があるため、光学倍率を下げて、撮像領域を広げた状態とするのが一般的である。しかしながら、このように撮像領域を広げた状態では、撮像手段により撮像するアライメントマークが撮像手段の分解能に対して小さくなり、高精度な位置合わせを行うことが困難となる。このため、従来では、低倍率の撮像手段を用いて粗い位置合わせを行った後、高倍率の他の撮像手段を用いて高精度の位置合わせを行っていた。この場合、複数の撮像手段を用いるため、コストが高くなると共に、位置合わせ方法も複雑化してしまう、という問題があった。
一方、上記従来技術では、位置合わせを行うためのアライメントマークと、アライメントマークの周囲に設けられ、アライメントマークの位置の情報を含む位置情報マークとを形成することで、低倍率の撮像手段であっても、位置情報マークを取得することで、アライメントマークを検出している。このため、低倍率の撮像手段とは別に高倍率の撮像手段を設ける必要はない。しかしながら、この上記従来技術では、位置情報マークが示す位置情報にアライメントマークの正確な位置情報が含まれていない。このため、一の位置情報マークに基づいて撮像手段を移動し、移動した先に存在する他の位置情報マークに基づいてさらに撮像手段を移動し、このような位置情報マークの取得動作を複数回に亘り繰り返してアライメントマークを検出する必要があり、位置合わせ作業性に劣る、という問題がある。
これに対して、本実施形態では、全てのサブパターン42の方向情報に基づいた方向に延在する仮想直線43同士の交点431が、メインパターン41と実質的に一致している。このため、一度のサブパターン42の取得動作によって、メインパターン41の位置を容易に推定することができるため、第1及び第2の基板10,20の位置合わせ作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、サブパターン42の方向情報は、サブパターン42の対称軸421の延在方向を含む情報とされている。このため、サブパターン42の外観から、メインパターン41の位置を推定し易くなっている。特に、本実施形態では、サブパターン42が対称軸421を一つのみ有していることで、メインパターン41の位置をより一層容易に推定することができる。
また、本実施形態のアライメント方法では、ステップST11で取得した画像に含まれる二つのサブパターン42,42から、二つの仮想直線43,43同士の交点431を算出し、算出した交点431に基づいて、第1の基板10を平面方向に移動させている。このため、撮像部6によりサブパターン42が撮像・認識できれば、撮像部6によりメインパターン41が撮像・認識されていなくとも、メインパターン41を正確且つ容易に検出することができる。これにより、第1及び第2の基板10,20の位置合わせ作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態のアライメント方法では、ステップST12において、取得した画像にメインパターン41が含まれていると判定された場合には、サブパターン42を使用することなく、メインパターン41に基づいて、第1の基板10を平面方向に移動させている。このため、第1及び第2の基板10,20の位置合わせ作業の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態のアライメント方法では、ステップST11において取得した画像に、一つの仮想直線43を共有する二つ以上のサブパターン42が存在しない。これにより、取得した画像に含まれるサブパターン42から得られる複数の仮想直線43は、相互にずれているため、仮想直線43,43同士の交点431を確実に算出することができる。
本実施形態における「第1の基板10」が本発明における「アライメント対象物」の一例に相当し、本実施形態における「アライメントマーク40」が本発明における「アライメントマーク」の一例に相当し、本実施形態における「メインパターン41」が本発明における「メインパターン」の一例に相当し、本実施形態における「サブパターン42」が本発明における「サブパターン」の一例に相当し、本実施形態における「対称軸421」が本発明における「対称軸」の一例に相当し、本実施形態における「仮想直線43」が本発明における「仮想直線」の一例に相当し、本実施形態における「交点431」が本発明における「交点」の一例に相当する。
また、本実施形態における「ステップST11」が本発明における「第1の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST12」が本発明における「第2の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST13」が本発明における「第3の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST16」が本発明における「第4の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST15」が本発明における「第5の工程」の一例に相当する。
図7は本発明の他の実施の形態に係るアライメント装置を示す概略側面図である。
図7に示すアライメント装置1Bは、第1の基板10と第2の基板20B(図8参照)とを重ね合わせ接合させるための装置であり、第2の移動部5Bを備える点、及び、撮像部6により第1及び第2の基板10,20Bを撮像する点で、上述のアライメント装置1と相違する。以下の説明では、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略して、上述の実施形態においてした説明を援用し、上述の実施形態と相違する点についてのみ、詳細に説明する。
第2の移動部5Bは、上プレート3に接続されている。この第2の移動部5Bには、Z軸方向のモータ(不図示)が組み込まれており、このモータによる駆動制御により、上プレート3がZ方向に移動して、上下プレート3,2が相互に接近又は離間することができる。また、第2の移動部5Bには、X軸方向、Y軸方向、及び水平回転軸方向のモータ(不図示)が組み込まれており、これらのモータによる駆動制御により、上プレート3が下プレート2に対してXYθ方向に移動することができる。この第2の移動部5Bは、制御部7からの制御信号に基づいて動作する。
本実施形態の撮像部6は、第1及び第2の基板10,20Bに形成されたアライメントマーク対30(後述)を撮像可能に配されている。この場合、撮像部6により、第1及び第2の基板10,20Bの上方からアライメントマーク対30を一度に撮像可能とするため、第2の基板20Bを構成する材料は、透明な材料が採用されている。
以上に説明したアライメント装置1Bに使用されるアライメントマーク対30について、図8〜図10を参照しながら、詳細に説明する。図8は本発明の他の実施の形態に係る第1及び第2の基板を示す斜視図、図9は本発明の他の実施の形態に係るアライメントマーク対を上方から視た平面図、図10は本発明の他の実施の形態に係る第2のアライメントマークを示す平面図である。
アライメントマーク対30は、図8及び図9に示すように、第1のアライメントマーク40と、第2のアライメントマーク50と、を備えている。第1及び第2のアライメントマーク40,50は、第1及び第2の基板10,20Bのアライメントがされた状態で、上下に重なる位置に配されている。
第1のアライメントマーク40は、第1の基板10に形成されている。この第1のアライメントマーク40は、上述の実施形態で説明したアライメントマーク40と同様の構成を有している。このため、第1のアライメントマーク40については、上述の実施形態と同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。
第2のアライメントマーク50は、第2の基板20Bの各角部に対応して形成されている。それぞれの第2のアライメントマーク50は、一つの第2のメインパターン51と、複数の第2のサブパターン52と、を含んでいる。第2のメインパターン51は、第1及び第2の基板10,20Bをアライメントするために設けられている。本実施形態では、第2のメインパターン51の中心511が、第1及び第2の基板10,20Bをアライメントするための基準点として設定されている。
この第2のメインパターン51は、図10に示すように、第1のメインパターン41と異なる形状を有している。具体的には、第2のメインパターン51は、平面視において、真円形状の外形を有する環状とされており、その内部に中心511と同心状に配された真円形状の開口512を有している。この開口512は、平面視において、第1のメインパターン41よりも大きく形成されている。
複数の第2のサブパターン52は、第1のサブパターン42と同様、第2のメインパターン51の周囲に分散して配されており、第2のメインパターン51の中心511を中心にして放射状に配されている。この第2のサブパターン52は、第1のサブパターン42と異なる形状を有している。具体的には、第2のサブパターン52は、平面視において、二等辺三角形状の外形を有し、その内部に第2のサブパターン52の外形と相似の外形を有する開口522を有している。この開口522は、平面視において、第1のメインパターン41よりも大きく形成されている。
この第2のアライメントマーク50においても、全ての第2のサブパターン52の対称軸521を延長した第2の仮想直線53同士の第2の交点531は、平面視において、第1のメインパターン51(具体的には、中心511)と実質的に一致している。なお、第2のアライメントマーク50においても、第2のサブパターン52は、第1のメインパターン51の存在する方向を示す方向情報を含むものであれば、特に上述に限定されない。
次に、アライメントマーク対30を使用した第1及び第2の基板10,20Bのアライメント方法について、図11、図12、及び図13(A)〜図13(C)を参照しながら、詳細に説明する。図11は本発明の他の実施の形態に係るアライメント方法を示すフローチャート、図12は図10のステップST111を示す図であり、複数の第1及び第2のサブパターンが撮像部の撮像領域内に含まれている状態を示す。図13(A)は図11のステップST117を示す図であり、複数の第2のサブパターンが撮像部の撮像領域内に含まれている状態を示す。図13(B)は図11のステップST119を示す図であり、二つの第2のサブパターンに基づいて、二つの第2の仮想直線の第2の交点を算出している状態を示す。図13(C)は図11のステップST122を示す図であり、第2のメインパターンを撮像部の撮像領域の中心位置に移動させた状態を示す。なお、図12では、一点鎖線の枠線がステップST111で撮像部6により取得した画像の輪郭線を表し、図13(A)〜図13(C)では、一点鎖線の枠線がステップST117で撮像部6により取得した画像の輪郭線を表す。
まず、図11に示すステップST110において、上述の実施形態と同様、第1及び第2の基板10,20Bをアライメント装置1に吸着保持させる。
次に、ステップST111において、上述の実施形態で説明したステップST11と同様に、第1及び第2の基板10,20Bが重ねられた状態で、撮像部6により、少なくとも二つの第1のサブパターン42が含まれる第1及び第2の基板10,20Bの画像を取得する。そして、ステップST112において、取得した画像に第1のメインパターン41が含まれているか否かを判定する。そして、取得した画像に第1のメインパターン41が含まれない場合には、ステップST113において、取得した画像に含まれる二つの第1のサブパターン42,42から、第1の仮想直線43,43同士の第1の交点431の位置を算出する。
なお、ステップST111では、図12に示すように、第1及び第2のサブパターン42,52が混在する画像が取得されている。この場合、第1のサブパターン42と第2のサブパターン52とは、相互に異なる形状を有しているため、ステップST111で取得した画像に第1のサブパターン42が含まれるか否かを判定する際に、第2のサブパターン52を誤認識するおそれは低い。また、第2のサブパターン52は、第1のサブパターン42の外形よりも大きい開口522を有しているため、第1及び第2のサブパターン42,52が重なっても、第1のサブパターン42が第2のサブパターン52に遮られて、撮像部6に第1のサブパターン42が撮像されなくなるおそれは低い。
次に、ステップST114において、算出された第1の交点431のX座標をX方向への移動量に設定し、第1の交点431のY座標をY方向への移動量に設定し、ステップST116において、算出された第1の交点431の位置に基づいて、第1及び第2の移動部4、5により、設定された移動量だけ上下プレート3、2を平面方向に移動させる。これによって、第1及び第2の基板10,20Bの相対的な位置関係を維持したまま、撮像部6の撮像領域の中心位置に第1のメインパターン41が移動して、第1のメインパターン41が検出される。
なお、ステップST112において、取得した画像に第1のメインパターン41が含まれると判定された場合には、上述の実施形態と同様、ステップST115において、取得した画像に含まれている第1のメインパターン41の中心411の位置を算出し、中心411のX座標をX方向への移動量に設定し、中心411のY座標をY方向への移動量に設定する。そして、ステップST116において、中心411の位置に基づいて、第1及び第2の移動部4,5Bにより、設定された移動量だけ第1及び第2の基板10,20Bを平面方向に移動させる。これによって、第1のメインパターン41を撮像部6の撮像領域の中心位置に移動させ、第1のメインパターン41を検出する。
次に、ステップST117において、図13(A)に示すように、第1及び第2の基板10,20Bが重ねられた状態で、撮像部6により、少なくとも二つの第2のサブパターン52が含まれる第1及び第2の基板10,20Bの画像を取得する。
次に、ステップST118において、ステップST117で取得した画像に第2のメインパターン51が含まれるか否かを判定する。取得した画像に第2のメインパターン51が含まれるか否かの判定は、制御部7によって行われる。具体的には、制御部7には、第2のメインパターン51の形状を表す形状情報が予め記憶されており、この形状情報に基づく形状と、実際に取得した画像に含まれる形状とを比較して、取得した画像に第2のメインパターン51が含まれるか否かを判定する。取得した画像に第2のメインパターン51が含まれないと判定された場合には、ステップST119に進む。一方、取得した画像に第2のメインパターン51が含まれると判定された場合には、ステップST121に進む。
次に、ステップST119において、取得した画像に含まれる二つの第2のサブパターン52,52から、第2の仮想直線53,53同士の第2の交点531の位置を算出する。具体的には、制御部7には、第2のサブパターン52の形状を表す形状情報が予め記憶されており、この形状情報に基づく形状と、実際に取得した画像に含まれる形状とを比較して、取得した画像に含まれる第2のサブパターン52を認識する。そして、図13(B)に示すように、取得した画像に含まれるそれぞれの第2のサブパターン52と、制御部7に記憶された形状情報に基づく形状とを比較して、画像に含まれる第2のサブパターン52のうち形状情報に基づく形状に対して相関値の高い二つの第2のサブパターン52を選択する。なお、図13(B)では、選択された第2のサブパターン52を実線で表示し、その他の第2のサブパターン52を破線で表示した。
そして、選択された二つの第2のサブパターン52のそれぞれの対称軸521を延長して下記(3)式及び(4)式で表される第2の仮想直線53,53を算出する。そして、下記(3)式及び(4)式に基づいて、第2の仮想直線53,53同士の第2の交点531の位置を算出する。
Y=aX+b … (3)
Y=aX+b … (4)
次に、ステップST120において、ステップST119で算出された第2の交点531のX座標をX方向への移動量に設定し、第2の交点531のY座標をY方向への移動量に設定し、ステップST122において、図13(C)に示すように、算出された第2の交点531の位置に基づいて、第2の移動部5Bにより、設定された移動量だけ上プレート3を平面方向に移動させる。これによって、撮像部6の撮像領域の中心位置に第2のメインパターン51が移動して、撮像部6により第2のメインパターン51が検出される。
この場合、ステップST122において、撮像部6の撮像領域の中心位置には、既に第1のメインパターン41が配されており、第2のメインパターン51を撮像部6の領域の中心位置に移動させることで、第1及び第2のメインパターン41,51(具体的には、これらの中心411,511)が、平面視において、実質的に一致して配されることになる。
この場合、第1のメインパターン41と第2のメインパターン51とは、相互に異なる形状を有しているため、撮像部6の撮像領域内に第1及び第2のメインパターン41,51が存在しても、これらを誤認識するおそれは低い。また、第2のメインパターン51は、第1のメインパターン41の外形よりも大きい開口512を有しているため、第1及び第2のメインパターン41,51が重なっても、第1のメインパターン41が第2のメインパターン51に遮られて、撮像部6に第1のメインパターン41が撮像されなくなるおそれは低い。
なお、ステップST118において、取得した画像に第2のメインパターン51が含まれると判定された場合には、ステップST121において、取得した画像に含まれている第2のメインパターン51の中心511の位置を算出する。そして、中心511のX座標をX方向への移動量に設定し、中心511のY座標をY方向への移動量に設定し、ステップST122において、第2の移動部5Bにより、設定された移動量だけ上プレート3を平面方向に移動させる。これによって、撮像部6の撮像領域の中心位置に第2のメインパターン51が移動して、第2のメインパターン51が検出されると共に、第1及び第2のメインパターン41,51が、平面視において、実質的に一致して配されることとなる。
次に、ステップST123において、検出された第1及び第2のメインパターン41,52に基づいて、第1及び第2の移動部4,5Bの少なくとも一方を動作させて、第1及び第2の基板10,20Bの位置を微調整し、第1及び第2の基板10,20Bを高精度にアライメントする。
次に、ステップST124において、第2の移動部5Bにより上プレート3を下プレート2に接近させて、第1及び第2の基板10,20Bを重ね合わせ接合させる。以上により、アライメント装置1Bの処理を終了する。
本実施形態のアライメントマーク対30及びアライメント方法は、以下の効果を奏する。
本実施形態のアライメントマーク対30を使用することで、第1及び第2の基板10,20Bのアライメントを行う際に、上述の実施形態で説明した作用・効果と同様の作用・効果を得ることができる。
また、本実施形態では、第1のメインパターン41と第2のメインパターン51とは、相互に異なる形状を有している。このため、撮像部6の撮像領域内に第1及び第2のメインパターン41,51が存在しても、これらを誤認識するおそれは低い。このため、第1及び第2の基板10,20Bの位置合わせ作業性の向上を図ることができる。
また、第2のメインパターン51は、第1のメインパターン41の外形よりも大きい開口512を有しているため、第1及び第2のメインパターン41,51が重なっても、第1のメインパターン41が第2のメインパターン51に遮られて、撮像部6に第1のメインパターン41が撮像されなくなるおそれは低い。このため、第1及び第2の基板10,20Bをより高精度に位置合わせすることができる。
また、本実施形態では、第1のサブパターン42と第2のサブパターン52とは、相互に異なる形状を有している。このため、ステップST117において取得した画像に第1のサブパターン42が含まれるか否かを判定する際に、第2のサブパターン52を誤認識するおそれは低い。このため、第1及び第2の基板10,20Bの位置合わせ作業性の向上を図ることができる。
また、第2のサブパターン52は、第1のサブパターン42の外形よりも大きい開口522を有しているため、第1及び第2のサブパターン41,52が重なっても、第1のサブパターン42が第2のサブパターン52に遮られて、撮像部6に第1のサブパターン42が撮像されなくなるおそれは低い。このため、第1及び第2の基板10,20Bをより高精度に位置合わせすることができる。
本実施形態における「第1の基板10」が本発明における「第1のアライメント対象物」の一例に相当し、本実施形態における「第2の基板20B」が本発明における「第2のアライメント対象物」の一例に相当し、本実施形態における「アライメントマーク対30」が本発明における「アライメントマーク対」の一例に相当し、本実施形態における「第1のアライメントマーク40」が本発明のおける「第1のアライメントマーク」の一例に相当し、本実施形態における「第1のメインパターン」が本発明における「第1のメインパターン」の一例に相当し、本実施形態における「第1のサブパターン」が本発明における「第1のサブパターン」の一例に相当し、本実施形態における「第1の仮想直線43」が本発明における「第1の仮想直線」の一例に相当し、本実施形態における「第2のアライメントマーク50」が本発明における「第2のアライメントマーク」の一例に相当し、本実施形態における「第2のメインパターン51」が本発明における「第2のメインパターン」の一例に相当し、本実施形態における「第2のサブパターン52」が本発明における「第2のサブパターン」の一例に相当し、本実施形態における「第2の仮想直線53」が本発明における「第2の仮想直線」の一例に相当する。
また、本実施形態における「ステップST111」が本発明における「第1の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST112」が本発明における「第2の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST113」が本発明における「第3の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST116」が本発明における「第4の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST117」が本発明における「第5の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST118」が本発明における「第6の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST119」が本発明における「第7の工程」の一例に相当し、本実施形態における「ステップST122」が本発明における「第8の工程」の一例に相当する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述の実施形態では、ステップST111〜ステップST116を実行した後に、ステップST117〜ステップST122を実行しているが、特にこれに限定されず、ステップST111〜ステップST116と、ステップST117〜ステップST122とを同時に実行してもよい。
また、例えば、上述の実施形態では、下プレート2及び上プレート3の両方のプレートを相互に独立して平面方向に移動可能なアライメント装置1Bを用いて、アライメントマーク対30を使用した第1及び第2の基板10,20Bのアライメントを行っていたが、特にこれに限定されず、下プレート2のみが平面方向に移動可能なアライメント装置1を用いてアライメントマーク対30を使用した第1及び第2の基板10,20Bのアライメントを行ってもよい。
具体的には、まず、第2の基板20Bを上プレート3に保持させず、第1及び第2の基板10,20Bを重ねた状態で下プレート2に吸着保持させる。そして、第2のアライメントマーク50(具体的には、第2のサブパターン52)に基づいて第1の移動部4を動作させ、下プレート2を平面方向に移動する。これにより、第2のアライメントマーク50の第2のメインパターン51が検出される。
そして、第2のメインパターン51を検出した状態で、第2の移動部5により上プレート3を下降させ、第2の基板20Bを上プレート3に吸着保持させる。そして、第1の移動部4を動作させ、下プレート2を平面方向に移動させる。この場合、第2の基板20Bは上プレート3に吸着保持されているため、第1の基板10のみが平面方向に移動する。そして、第1のアライメントマーク40(具体的には、第1のサブパターン42)に基づいて下プレート2を平面方向に移動させることで、第1のアライメントマーク40の第1のメインパターン41が検出される。以上により、第1及び第2のメインパターン41,52が実質的に一致した状態となる。
また、例えば、上述の実施形態では、第1及び第2の基板10,20をアライメントした後に、上プレート3を下降させて、第1及び第2の基板10,20を重ね合わせているが、特に上述に限定されず、上プレート3を下降させて、第1及び第2の基板10,20を重ね合わせた後に、第1及び第2の基板10,20をアライメントしてもよい。この場合、図14に示すように、第1及び第2の基板10,20の間に未硬化の状態で流動性を有する樹脂材料60を介在させてもよい。本例では、未硬化の状態の樹脂材料60を介在させた状態で、第1及び第2の基板10,20を相互に平面方向に移動させて、これらのアライメントを行っている。
1,1B…アライメント装置
2…下プレート
21…第1の保持面
3…上プレート
31…第2の保持面
4…第1の移動部
5,5B…第2の移動部
6…撮像部
7…制御部
10…第1の基板
20,20B…第2の基板
30…アライメントマーク対
40…アライメントマーク(第1のアライメントマーク)
41…メインパターン(第1のメインパターン)
411…中心
42…サブパターン(第1のサブパターン)
421…対称軸
43…仮想直線(第1の仮想直線)
431…交点(第1の交点)
50…第2のアライメントマーク
51…第2のメインパターン
511…中心
512…開口
52…第2のサブパターン
521…対称軸
522…開口
53…第2の仮想直線
531…第2の交点
60…樹脂材料

Claims (9)

  1. メインパターンと、
    前記メインパターンの周囲に放射状に配されると共に、相互に離間して配された少なくとも二つのサブパターンと、を含み、
    それぞれの前記サブパターンは、前記メインパターンの存在する方向を示す方向情報を含み、
    全ての前記サブパターンの前記方向情報に基づいた方向に延在する仮想直線同士の交点は、前記メインパターンと実質的に一致しているアライメントマーク。
  2. 請求項1に記載のアライメントマークであって、
    前記サブパターンは、その形状が線対称となる対称軸を有し、
    前記サブパターンの前記方向情報は、前記サブパターンの前記対称軸の延在方向を含むアライメントマーク。
  3. 請求項2に記載のアライメントマークであって、
    前記サブパターンは、前記対称軸を一つのみ有するアライメントマーク。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のアライメントマークであって、
    全ての前記サブパターンの形状は、同一であるアライメントマーク。
  5. 第1のアライメント対象物に形成された第1のアライメントマークと、
    前記第1のアライメントマークに重ねられた第2のアライメント対象物に形成された第2のアライメントマークと、を備え、
    前記第1のアライメントマークは、
    第1のメインパターンと、
    前記第1のメインパターンの周囲に放射状に配される共に、相互に離間して配された少なくとも二つの第1のサブパターンと、を含み、
    それぞれの前記第1のサブパターンは、前記第1のメインパターンの存在する方向を示す第1の方向情報を含み、
    全ての前記第1のサブパターンの前記第1の方向情報に基づいた方向に延在する第1の仮想直線同士の第1の交点は、前記第1のメインパターンと実質的に一致しており、
    前記第2のアライメントマークは、
    第2のメインパターンと、
    前記第2のメインパターンの周囲に放射状に配されると共に、相互に離間して配された少なくとも二つの第2のサブパターンと、を含み、
    それぞれの前記第2のサブパターンは、前記第2のメインパターンの存在する方向を示す第2の方向情報を含み、
    全ての前記第2のサブパターンの前記第2の方向情報に基づいた方向に延在する第2の仮想直線同士の第2の交点は、前記第2のメインパターンと実質的に一致しており、
    前記第1のメインパターンと、前記第2のメインパターンとは、相互に異なる形状を有し、
    前記第1のサブパターンと、前記第2のサブパターンとは、相互に異なる形状を有するアライメントマーク対。
  6. 請求項1〜4の何れか1項に記載のアライメントマークを用いてアライメント対象物の位置合わせをするアライメント方法であって、
    少なくとも前記サブパターンを含む画像を取得する第1の工程と、
    前記画像に前記メインパターンが含まれるか否かを判定する第2の工程と、
    前記第2の工程で前記画像に前記メインパターンが含まれないと判定された場合に、前記画像に含まれる前記サブパターンから前記交点の位置を算出する第3の工程と、
    前記第3の工程で算出された前記交点の位置に基づいて、前記アライメント対象物を平面方向に移動させる第4の工程と、を備えるアライメント方法。
  7. 請求項6に記載のアライメント方法であって、
    前記第2の工程で前記画像に前記メインパターンが含まれると判定された場合に、前記画像に含まれる前記メインパターンの位置に基づいて、前記アライメント対象物を平面方向に移動させる第5の工程を実行するアライメント方法。
  8. 請求項6又は7に記載のアライメント方法であって、
    複数の前記仮想直線は、前記画像において、相互にずれて配されているアライメント方法。
  9. 請求項5に記載のアライメントマーク対を用いて前記第1及び前記第2のアライメント対象物の位置合わせをするアライメント方法であって、
    前記第1及び前記第2のアライメント対象物が重ねられた状態で、少なくとも前記第1のサブパターンを含む第1の画像を取得する第1の工程と、
    前記第1の画像に前記第1のメインパターンが含まれるか否かを判定する第2の工程と、
    前記第2の工程で前記第1の画像に前記第1のメインパターンが含まれないと判定された場合に、前記第1の画像に含まれる前記第1のサブパターンから前記第1の交点の位置を算出する第3の工程と、
    前記第3の工程で算出された前記第1の交点の位置に基づいて、前記第1のアライメント対象物を平面方向に移動させる第4の工程と、
    前記第1及び前記第2のアライメント対象物が重ねられた状態で、少なくとも前記第2のサブパターンを含む第2の画像を取得する第5の工程と、
    前記第2の画像に第2のメインパターンが含まれるか否かを判定する第6の工程と、
    前記第6の工程で前記第2の画像に前記第2のメインパターンが含まれないと判定された場合に、前記第2の画像に含まれる前記第2のサブパターンから前記第2の交点の位置を算出する第7の工程と、
    前記第7の工程で算出された前記第2の交点の位置に基づいて、前記第2のアライメント対象物を平面方向に移動させる第8の工程と、を備えるアライメント方法。
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