JP2007140117A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源部10と、マスク保持枠20と、ステージ30と、アライメントマークを読み取る撮像手段40と、読み取ったアライメントマークの画像処理を行う画像処理手段50と、光源部のオン、オフ及びステージの移動を制御する制御手段60と、アライメントマーク形状の比較・判定を行う比較・判定手段70とから構成されており、処理基板と前記露光マスクとの位置合わせを行った後、比較・判定手段70にて、処理基板及び露光マスク上のアライメントマーク形状と、予め登録されている処理基板及び露光マスクのアライメントマーク形状との比較・判定を行うようにしたものである。
【選択図】図1
Description
カラー液晶表示装置、カラープラズマディスプレイ及びカラーELディスプレイ等に用いられるカラーフィルタ基板は、透明基板上に、ブラックマトリックス、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタ等からなる着色フィルタ、柱状スペーサ等がフォトリソグラフィーを用いた各種のプロセスを経て形成される。
図5(a)〜(g)、図6(h)〜(l)及びず7(m)〜(p)は、カラー液晶ディスプレイパネル用のカラーフィルタ基板をフォトリソグラフィープロセスを用いて作製する製造方法の一例を示す部分模式構成断面図である。
まず、透明基板111上にアクリル系樹脂にカーボンブラックを分散した黒色の感光性樹脂をスピンナー等にて塗布し、黒色感光性樹脂層121を形成し(図5(a)参照)、透明基板112にブラックマトリクス用のパターンが形成された露光マスク120BLを用いてパターン露光し(図5(b)参照)、現像、ポストベーク等のパターニング処理を行って、透明基板111の所定位置にブラックマトリクス121aを形成する(図5(c)参照)。
具体的には、ブラックマトリクス121aを形成する際ブラックマトリクス121aと同時に透明基板111の周辺の所定位置にアライメントマークが形成される。
各色のカラーフィルタ形成時には、このアライメントマークと、各色の露光マスクに形成されたアライメントマークを位置合わせして、パターン露光して、現像等の一連のパターニング処理を行い、各色のフィルターを形成する。
トマークに異物等が付着した場合、アライメント完了後に処理基板と露光マスクのアライメントマークの比較・判定処理を行う露光方法及び露光装置を提供することを目的とする。
図1は、本発明の露光装置の一実施例を示す模式構成図である。
本発明の露光装置100は、図1に示すように、露光光を照射するための光源部10と、露光マスクを保持するマスク保持枠20と、処理基板を保持し、x、y、z、θ方向に移動制御できるステージ30と、アライメントマークを読み取る撮像手段40と、読み取ったアライメントマークの画像処理を行う画像処理手段50と、光源部のオン、オフ及びステージの移動を制御する制御手段60と、アライメントマーク形状の比較・判定を行う比較・判定手段70とから構成されており、前記処理基板と前記露光マスクとの位置合わせを行った後、比較・判定手段70にて、処理基板及び露光マスク上のアライメントマーク形状と、予め登録されている処理基板及び露光マスクのアライメントマーク形状との比較・判定を行うようにしたものである。
・判定手段70を設けることにより、オートアライメントで位置合わせ作業が行われた後に、露光マスク及び処理基板のアライメントマークが正常な状態で位置合わせされたかどうかの確認ができ、アライメント不良による処理基板の品質、製造歩留まり等の低下を防止することができる。
エラー信号が発生された時点で、露光マスク及び処理基板のアライメントマークの形状確認を行い、基板抜き取り(流出防止)、マーク付着異物除去(原因除去)を行う。
この時点で、処理基板に形成されたアライメントマーク「+」と露光マスクに形成されたアライメントマーク「♯」について、予め登録されたアライメントマーク「+」とアライメントマーク「♯」との線幅、形状判定を図1に示す比較・判定手段70にて行い、許容値以内で有れば、制御手段60にてパターン露光の信号が光源部10に送られ、パターン露光が行われる。
処理基板に形成されたアライメントマーク「+」に付着した異物により、アライメントマーク「+」の本来の中心がX方向にδx、Y方向にδyずれた状態で位置合わさせされ、アライメント機構上では位置合わせされたことになる。
ここで、処理基板に形成されたアライメントマーク「+」と露光マスクに形成されたアライメントマーク「♯」とについて、予め登録されたアライメントマーク「+」とアライメントマーク「♯」との線幅、形状判定を図1に示す比較・判定手段70にて行い、異物が付着したアライメントマーク「+」は、設定された許容値から外れているため、制御手段60にてエラー信号が発せられ、パターン露光は行われない。
また、上記の例では、処理基板に形成されたアライメントマーク「+」に付着した異物によりアライメント不良が発生した事例について説明したが、露光マスクに形成されたアライメントマーク「♯」に異物が付着した場合でも同様のアライメント不良が発生し、比較・判定手段70にて処理される内容は上記と同じなので、ここでは省略する。
まず、透明基板111上にアクリル系樹脂にカーボンブラックを分散した黒色の感光性樹脂をスピンナー等にて塗布し、黒色感光性樹脂層121を形成し(図5(a)参照)、透明基板112にブラックマトリクス用のパターンが形成された露光マスク120BLを用いてパターン露光し(図5(b)参照)、現像、ポストベーク等のパターニング処理を行って、透明基板111の所定位置にブラックマトリクス121a及び図2(a)に示すアライメントマーク「+」が形成された処理基板140を作製する(図5(c)参照)。
さらに、処理基板160に形成されたアライメントマーク「+」と露光マスク120Gに形成されたアライメントマーク「♯」について、予め登録されたアライメントマーク「+」とアライメントマーク「♯」との線幅、形状判定を図1に示す比較・判定手段70にて行い、許容値以内であればパターン露光を、設定された許容値から外れていればエラー信号を発する。
さらに、処理基板170に形成されたアライメントマーク「+」と露光マスク120Bに形成されたアライメントマーク「♯」について、予め登録されたアライメントマーク「+」とアライメントマーク「♯」との線幅、形状判定を図1に示す比較・判定手段70にて行い、許容値以内であればパターン露光を、設定された許容値から外れていればエラー信号を発する。
さらに、処理基板180に形成されたアライメントマーク「+」と露光マスク120Sに形成されたアライメントマーク「♯」について、予め登録されたアライメントマーク「+」とアライメントマーク「♯」との線幅、形状判定を図1に示す比較・判定手段70にて行い、許容値以内であればパターン露光を、設定された許容値から外れていればエラー信
号を発する。
20……マスク枠
30……ステージ
40……撮像手段
41……ビームスプリッター
42……照明用光源
50……画像処理手段
60……制御手段
70……比較・判定手段
100……露光装置
111、112……透明基板
121……黒色感光性樹脂層
121a……ブラックマトリクス
130……着色フィルタ
131R……赤色感光性樹脂層
131R’……赤色フィルタ
132G……緑色感光性樹脂層
132G’……緑色フィルタ
133B……青色感光性樹脂層
133B’……青色フィルタ
141……透明電極
151……感光性樹脂層
151S……柱状スペーサ
200……カラーフィルタ基板
δx……X方向の中心移動量
δy……Y方向の中心移動量
Claims (3)
- 少なくとも露光マスクと、感光層が形成された処理基板とを位置合わせしてパターン露光を行う露光方法において、前記処理基板に形成されたアライメントマークと、露光マスクに形成されたアライメントマークとの位置合わせを行った後、処理基板及び露光マスクに形成されたアライメントマーク形状と、予め登録された処理基板及び露光マスクのアライメントマーク形状との比較・判定を行い、設定された許容値以内であればパターン露光を行い、設定された許容値から外れていればパターン露光しないでエラー信号を発するようにしたことを特徴とする露光方法。
- 前記処理基板用のアライメントマークとして「+」マークが、露光マスク用のアライメントマークとして「♯」マークが用いられていることを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
- 少なくとも露光光を照射するための光源部(10)と、露光マスクを保持するマスク保持枠(20)と、処理基板を保持し、x、y、z、θ方向に移動制御できるステージ(30)と、アライメントマークを読み取る撮像手段(40)と、読み取ったアライメントマークの画像処理を行う画像処理手段(50)と、光源部のオン、オフ及びステージの移動を制御する制御手段(60)と、アライメントマーク形状の比較・判定を行う比較・判定手段(70)とを有する露光装置であって、前記処理基板と前記露光マスクとの位置合わせを行った後、前記比較・判定手段(70)にて、処理基板及び露光マスク上のアライメントマーク形状と、予め登録されている処理基板及び露光マスクのアライメントマーク形状との比較・判定を行うことを特徴とする露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005333830A JP2007140117A (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 露光方法及び露光装置 |
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JP2005333830A JP2007140117A (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 露光方法及び露光装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-11-18 JP JP2005333830A patent/JP2007140117A/ja active Pending
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