JP2001133619A - カラーフィルターの製造方法およびカラーフィルター製造用フォトマスクおよび露光装置 - Google Patents

カラーフィルターの製造方法およびカラーフィルター製造用フォトマスクおよび露光装置

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JP2001133619A
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offset
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英幸 小嶋
Takehiro Kakinuki
剛広 垣貫
Tetsuya Oku
徹也 奥
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  • Optical Filters (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブラックマトリックスと着色層の間に隙間がで
きたり、着色層同士の重なりが発生したりしないよう
な、良好な品質の液晶表示素子用カラーフィルターを得
ることが可能な液晶表示素子用カラーフィルターの製造
方法およびカラーフィルターの製造に使用されるフォト
マスクを提供する。 【解決手段】アライメントのねらいにオフセットをかけ
て露光することを特徴とするカラーフィルターの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子用カラ
ーフィルターの製造方法およびカラーフィルターの製造
に使用されるフォトマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶表示素子用カラーフィルター
は、光透過性基板上に形成された赤、緑、青の三原色の
着色層を一絵素として多数の絵素から構成されている。
そして、各着色層間には、表示コントラストを高めるた
めに遮光領域(画面上では、一般に黒色に見えることか
ら、ブラックマトリックスと称されている)が設けられ
ている。
【0003】ブラックマトリックスは、微細にパターン
ニングされた金属薄膜、あるいは遮光剤により黒く着色
された樹脂をパターンニングすることにより形成される
ことが多い。ブラックマトリクスに用いられている金属
薄膜としては、Cr、Ni、Al、及びこれらの酸化
物、窒化物との多層膜等があり、また樹脂としては、エ
ポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミドイミドを含
むポリイミド系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系
樹脂、ポリビニル系樹脂、ゼラチン等染色可能な動物性
タンパク樹脂などの感光性または非感光性の材料が用い
られることが多い。
【0004】着色層を形成する方法としては、フォトリ
ソグラフィ法を用いて形成した可染媒体を染色する方
法、感光性の顔料分散組成物を用いる方法、非感光性の
顔料分散組成物をエッチングする方法、パターニングし
た電極を利用した電着法などの他に、低コストの製造方
法として印刷法やインクジェット法で着色部分を形成す
る方法がある。一般的には信頼性や加工精度の点から顔
料分散組成物をフォトリソグラフィ法で加工する方法が
用いられている。
【0005】フォトリソグラフィ法で顔料分散樹脂の着
色層をパターニングする場合、ブラックマトリックスを
基板に加工してから、それに合わせて着色層をパターニ
ングするのが一般的である。この際、ブラックマトリッ
クス基板と着色層用フォトマスクの位置合わせを厳密に
行わなくてはならない。これがずれると、ブラックマト
リックスと着色層の間に隙間ができて色抜けの欠陥とな
る。また、着色層同士の重なりができて表面凹凸が大き
くなり、液晶表示素子の製造工程においてラビング不良
やセルギャップ不良などの欠陥が生じる可能性がある。
通常、基板と着色層パターニング用フォトマスクそれぞ
れに2カ所ずつアライメントマークが形成されており、
露光工程においてこのアライメントマーク同士を合わせ
ることによってブラックマトリックスと着色層の位置合
わせを行っている。また、ブラックマトリックスがない
場合でも、1色目の着色層をブラックマトリックスに見
立てれば、全く同様の議論ができる。これは以下の記載
においても同様であり、本発明にブラックマトリックス
の存在は必須ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には露
光機の光学系の歪みや基板の歪みなどの影響により、ア
ライメントマーク位置でブラックマトリックスと着色層
がぴったり一致していても、基板全面で一致していると
は限らず、ずれが生じることがある。この影響でブラッ
クマトリックスと着色層の間に隙間ができて色抜けの欠
陥となったり、着色層同士の重なりができて表面凹凸が
大きくなるなどの欠陥が生じていた。この影響はブラッ
クマトリックスの線幅が、例えば20μm以下などの狭
い時に大きくなり、欠陥の発生率が上昇する。
【0007】本発明の目的は、上記のような問題を解決
し、ブラックマトリックスと着色層の間に隙間ができた
り、着色層同士の重なりが発生したりしないような、良
好な品質の液晶表示素子用カラーフィルターを得ること
が可能な液晶表示素子用カラーフィルターの製造方法お
よびカラーフィルターの製造に使用されるフォトマスク
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
アライメントのねらいにオフセットをかけて露光するこ
とを特徴とするカラーフィルターの製造方法、により達
成することができる。
【0009】オフセットの値を決定するのに、パターン
加工した基板から読みとることが好ましく、基板の4隅
のパターンから読みとることをがさらに好ましい。
【0010】ブラックマトリックスがある場合は、オフ
セットの値を基板4隅のブラックマトリックスと着色層
のパターンのずれから読みとることができる。また、基
板の4隅にあらかじめオフセット読みとり専用マークを
配置しておき、オフセットの値を、このマークから読み
とることもできる。オフセット読みとり専用マークはフ
ォトマスクに入れておけばよい。可能であれば、このマ
ークを、有効エリア外の基板4隅に配置することも有効
である。オフセットの値は各加工ロットで変化すること
も考えられるので、各加工ロット毎にオフセット値を算
出し、オフセットをかけて露光することも有効である。
また、3カ所以上でアライメントをとることを特徴とす
る露光装置、好ましくは基板の4隅でアライメントをと
ることを特徴とする露光装置により実現することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図4は、従来のアライメント方法
の説明図である。
【0012】また、図5は露光時の基板とフォトマスク
を示す断面図である。
【0013】フォトリソグラフィ法では、基板5とフォ
トマスク6それぞれに図4に示すようなアライメントマ
ークA1(図4(f))、A2(図4(b))(基板全
体図(図4(d))が形成されており、露光工程におい
てこのアライメントマーク同士を合わせることによっ
て、2層のパターンの位置合わせを行い露光している。
マーク位置は、図4(d)に示すように基板長辺の中央
に配置するタイプ以外に、短辺の中央に配置するタイプ
や斜めの2カ所に配置するタイプなど露光装置によって
様々である。位置合わせのねらいは、通常、マーク同士
の中心が重なるように設定する。
【0014】ところが、このような位置合わせを行って
も、露光機の光学系の歪みや基板の歪みなどの影響によ
り図4に示すポイント1(図4(g))、ポイント2
(図4(c))、ポイント3(図4(e))、ポイント
4(図4(a))のように2つの層がずれてしまうこと
がある。本発明は、このずれを補正するため、図1に示
すように、アライメントのねらい値を意図的にずらす、
すなわちオフセットをかけることに特徴を持つ。
【0015】図1は、本発明のアライメント方法の一例
を示す説明図である。
【0016】数式で表すと、下式のように、A1でのね
らい値(X1,Y1)からX方向にΔX1、Y方向にΔ
Y1オフセットをかけて(X1’,Y1’)(図1
(f))に、A2でのねらい値(X2,Y2)からX方
向にΔX2、Y方向にΔY2オフセットをかけて、(X
2’,Y2’)にする(図1(b))。
【0017】 X1’=X1+ΔX1 Y1’=Y1+ΔY1 X2’=X2+ΔX2 Y2’=Y2+ΔY2 パターンが理想の位置からずれる原因としては様々な理
由が考えられるため、ΔX1,ΔY1,ΔX2,ΔY2
は実際に加工した基板のブラックマトリックスパターン
と着色層パターンのずれから決定するのが好ましい。パ
ターンのずれを評価する時には、基板全体のずれを考慮
するために、基板の4隅のパターンのずれを評価するの
が好ましい。4隅とは、真に最外部のパターンでなくて
も良く、全体のパターンの歪みが評価できる程度に外部
であれば良い。
【0018】パターンずれの評価は、絵素の部分で行う
ことができるが、絵素の外側にパターンずれを評価する
ための、オフセット読みとり専用マークを形成して行っ
ても良い。
【0019】カラーフィルターの作成方法において、最
後に基板の端部を切断して基板サイズをユーザーの希望
サイズにして最終製品とする場合がある。このようなと
きには上記したオフセット読みとり専用マークを、有効
エリアの外、すなわち最終製品になる領域の外部に設置
することが有効である。これはLCDの作成工程に必要
な種々のユーザーマークに干渉させないためである。
【0020】アライメントオフセット読みとり用基板の
数は1枚でも良いが、枚数を多くした方がオフセット値
の算出精度が高くなるので好ましい。ただし、あまり多
くすると計測に時間がかかるため3〜10枚程度が適当
である。複数枚を加工した場合は、各基板のΔX1,Δ
X2を算出した後、枚数分の平均値をとって、ΔX1,
ΔX2として用いれば良い。また、1回のオフセットで
完全ではなかった場合、あらためてアライメントオフセ
ット用基板を作成して行えば良い。このとき、ΔX1,
ΔX2はオフセットの初期設定値に依存する相対的な値
なので1回目の値は使用できないが、X1’、X2’は
露光機に対する絶対的な値なので、1回目の値も平均し
て利用することができる。これは3回目以降も同様であ
り、繰り返すほど精度は高くなる。また、必要なオフセ
ットの値は各加工ロットで変化することも考えられるの
で、各加工ロット毎にオフセット値を算出し、オフセッ
トをかけて露光することも有効である。
【0021】また、以上のようにアライメントをする際
に基板から読みとったオフセット値でオフセットをかけ
るという方法は、実際の基板の全体で平均的なアライメ
ントを行う、ということと同じである。したがって、露
光装置のアライメント位置を現状の2カ所より多くし
て、できるだけ基板全体を代表するようにすることと同
等である。このような露光装置を用いれば、加工基板か
ら読みとるオフセット値を考慮しなくても、オフセット
をかけたのと同等の効果が得られる。この場合、アライ
メントの位置としては3カ所以上、好ましくは基板4隅
の4カ所が好ましい。
【0022】
【実施例】以下、好ましい実施態様を用いて本発明を更
に詳しく説明するが、用いた実施態様によって本発明の
効力はなんら制限されるものでない。 実施例1 (樹脂ブラックマトリクスの作成)3,3’,4,4’
−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、4、4’−ジ
アミノジフェニルエーテル、及び、ビス(3−アミノプ
ロピル)テトラメチルジシロキサンをN−メチル−2−
ピロリドンを溶媒として反応させ、ポリイミド前駆体
(ポリアミック酸)溶液を得た。
【0023】下記の組成を有するカーボンブラックミル
ベースをホモジナイザ−を用いて、7000rpmで3
0分分散し、ガラスビーズを濾過して、ブラックペース
トを調整した。
【0024】 カーボンブラックミルベース カーボンブラック (三菱化成(株)製“MA100”) 4.6部 ポリイミド前駆体溶液 24.0部 N−メチル−2−ピロリドン 61.4部 ガラスビーズ 90.0部 ガラス基板(コーニング製、“1737材”)に上記ブ
ラックペーストをカーテンフローコーターで塗布し、ホ
ットプレートで130℃、10分間乾燥し、黒色の樹脂
塗膜を形成した。ポジ型フォトレジスト(シプレー社
製、“SRC−100”)をリバースロールコーターで
塗布、ホットプレートで100℃、5分間プリベイク
し、大日本スクリーン(株)製露光機“XG−500
0”を用い、フォトマスクを介して100mj/cm2
紫外線照射して露光した後、2.25%のテトラメチル
アンモニウムヒドロキシド水溶液を用いて、フォトレジ
ストの現像と樹脂塗膜のエッチングを同時に行い、パタ
ーンを形成、メチルセロソルブアセテートでレジスト剥
離し、ホットプレートで300℃、10分間加熱するこ
とでイミド化させ、ブラックマトリクス層を形成した。
ブラックマトリクス層の膜厚を測定したところ、1.1
5μmであり、OD値は3.3であった。 (着色層形成用ペーストの作成)次に、赤、緑、青の顔
料として各々Color index No.65300 Pigment Red 177で
示されるジアントラキノン系顔料、Color index No.742
65 Pigment Green 36 で示されるフタロシアニングリー
ン系顔料、Color index No.74160 Pigment Blue15-4で
示されるフタロシアニンブルー系顔料を用意した。ポリ
イミド前駆体溶液に上記顔料を各々混合分散させて、
赤、緑、青の3種類の着色ペーストを得た。 (アライメントオフセット読みとり用基板の作成)次
に、樹脂ブラックマトリクス基板上に赤ペーストをカー
テンフローコータで塗布し、ホットプレートで130
℃、10分乾燥、赤色の樹脂塗膜を形成した。この後、
樹脂ブラックマトリックスの加工時と同様にポジ型レジ
ストを塗布し、ホットプレートで100℃、5分間プリ
ベイクした。その後、樹脂ブラックマトリックス加工時
と同様に露光を行った。このとき、アライメントオフセ
ット設定値:X1,X2をチェックしておく。その後、
2.25%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水
溶液を用いて、フォトレジストの現像と樹脂塗膜のエッ
チングを同時に行い、パターンを形成、メチルセロソル
ブアセテートでレジスト剥離し、ホットプレートで30
0℃、10分加熱することでイミド化させ、赤色着色層
を形成した。赤色着色層のブラックマトリクス開口部に
おける膜厚を測定したところ1.6μmであった。 (アライメントオフセット値の算出)アライメントマー
クは図4に示すように基板上下の中心にある。この場合
のΔX1、ΔY1、ΔX2、ΔY2の値を決定する方法
を以下に説明する。基板の4隅の、赤色着色層パターン
と樹脂ブラックマトリクス開口部とのずれ:α(n),β
(n) を下記のように算出した(図2参照、図2はポイン
トn (絵素部)のずれ量算出方法を示す説明図であ
る)。
【0025】 X方向:α(n) =(a(n) −b(n) )/2 [n=1〜4] Y方向:β(n) =(c(n) −d(n) )/2 [n=1〜4] nは図4、図1中の場所を示す。a(n),b(n) は測長機
能付き顕微鏡で測定した。これを使用して基板下辺のオ
フセット値:ΔX1, ΔY1および基板上辺のオフセッ
ト値:ΔX2, ΔY2を下式によって算出した。
【0026】 X方向:ΔX1=(α(1) +α(3) )/2 ΔX2=(α(2) +α(4) )/2 Y方向:ΔY1=(β(1) +β(2) +β(3) +β(4) )/4 ΔY2=(β(1) +β(2) +β(3) +β(4) )/4 これを基に、新しいアライメントオフセット値:X
1’,Y1’,X2’,Y2’を下式に従って算出し
た。
【0027】 (着色層の形成)新しいアライメントオフセット値を露
光機に設定した後、アライメントオフセット計測用基板
を作成したときと同様に赤ペースト塗布から300℃で
のイミド化までの工程を繰り返し、パターン化された赤
の着色層を形成した。アライメントオフセットをかけた
ことによりブラックマトリックスと赤色着色層パターン
の位置ずれがほとんど無い加工ができた。
【0028】水洗後、樹脂ブラックマトリクス上に赤色
着色層を形成した基板に緑ペーストを塗布し、赤色着色
層の時と同様にアライメントオフセットをかけてパター
ン加工して緑色着色層を形成した。ブラックマトリクス
開口部での膜厚を測定したところ1.65μmであっ
た。アライメントオフセットをかけたことによりブラッ
クマトリックスと緑パターンの位置ずれがほとんど無い
加工ができた。
【0029】さらに、水洗後、樹脂ブラックマトリクス
層上に赤、緑の着色層を形成した基板上に青ペーストを
塗布し、同様にアライメントオフセットをかけてパター
ン加工して青色着色層を形成した。青色着色層のブラッ
クマトリクス開口部における膜厚を測定したところ1.
6μmであった。アライメントオフセットをかけたこと
によりブラックマトリックスと青パターンの位置ずれが
ほとんど無い加工ができた。 実施例2 実施例1においてアライメントオフセットを算出するた
めに着色層とブラックマトリックスのずれを計測する時
に、着色層パターンとブラックマトリクス開口部とのず
れではなく、図3に示す基板4隅のオフセット読みとり
専用マークを使用した(図3はオフセット読み取り専用
マークの一例を示す説明図である)。
【0030】このマークは絵素の外側に位置し、実質的
に図2と同等の役割を果たすマークである。マーク中に
a〜dの文字パターンをあらかじめ入れておけば、図2
の場合に比べてずれの評価が容易で間違いが無くなる。
【0031】その結果、ブラックマトリックスと着色層
とのずれがほとんど無いカラーフィルターを加工するこ
とができた。 実施例3 実施例1において基板4隅にアライメントマークを設け
たパターンで、基板4隅でアライメントを行う露光装置
で加工を行った。アライメントオフセットはかけていな
い。その結果、ブラックマトリックスと着色層のずれが
ほとんど無いカラーフィルターを加工することができ
た。 比較例1 実施例1においてアライメントオフセットをかけず、そ
の他は全く同一でカラーフィルターの加工を行った。こ
のとき、ブラックマトリクスと着色層のずれが大きく、
一部でブラックマトリックスの窓に色抜けが生じた。ま
た、一部で着色層同士の重なりが発生した。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、液晶表示素子用カラー
フィルターの製造において、アライメントのねらいにオ
フセットをかけて露光を行ったので、着色層同士が重な
ったり、色抜けが生じたりしない良好な品質の液晶表示
素子用カラーフィルターを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアライメント方法の一例を示す説明図
(平面図)である。
【図2】各ポイントでのずれ量の算出方法の説明図であ
る。
【図3】オフセット読み取り専用のマーク例である。
【図4】従来のアライメント方法の説明図である。
【図5】露光時の基板とフォトマスクの説明図(断面
図)である。
【符号の説明】
A1,A2:アライメントマーク X1,X2 :X方向のアライメントねらい値 Y1,Y2 :Y方向のアライメントねらい値 ΔX1,ΔX2:X方向アライメントオフセット値 ΔY1,ΔY2:Y方向アライメントオフセット値 X1’,X2’:オフセット後のX方向のアライメント
ねらい値 Y1’,Y2’:オフセット後のY方向のアライメント
ねらい値 α(n)[n=1 〜4]:ポイントnにおけるブラックマトリッ
クスと着色層のずれのX方向成分 β(n)[n=1 〜4]:ポイントnにおけるブラックマトリッ
クスと着色層のずれのY方向成分 1:ブラックマトリックスパターン(基板) 2:着色層パターン(フォトマスク) 3:ブラックマトリックスアライメントマーク(基板) 4:着色層アライメントマーク(フォトマスク) 5:基板 6:フォトマスク a(n),b(n),c(n) d(n) :ポイントnのブラックマト
リックスパターンと着色層のずれ値算出のための計測値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BA11 BA43 BA45 BA47 BA48 BB02 BB14 BB24 BB42 2H095 BA03 BA07 BB02 BB13 BB15 BB22 BB34 BC05 BC08 BC11 BD04 BD06 BE03 BE07 2H097 CA12 FA01 KA03 KA12 KA13 KA15 KA20 LA12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アライメントのねらいにオフセットをかけ
    て露光することを特徴とするカラーフィルターの製造方
    法。
  2. 【請求項2】オフセットの値を、パターン加工した基板
    から読みとることを特徴とする請求項1記載のカラーフ
    ィルターの製造方法。
  3. 【請求項3】オフセットの値を、基板の4隅のパターン
    から読みとることを特徴とする請求項1記載のカラーフ
    ィルターの製造方法。
  4. 【請求項4】オフセットの値を、基板の4隅のブラック
    マトリックスと着色層のパターンのずれから読みとるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラーフィルターの製造
    方法。
  5. 【請求項5】オフセットの値を、基板の4隅のオフセッ
    ト読みとり専用マークから読みとることを特徴とする請
    求項1記載のカラーフィルターの製造方法。
  6. 【請求項6】オフセットの値を、カラーフィルターの有
    効エリア外の基板4隅に配置されたオフセット読みとり
    専用マークから読みとることを特徴とする請求項1記載
    のカラーフィルターの製造方法。
  7. 【請求項7】各加工ロット毎にオフセット値を算出する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカ
    ラーフィルターの製造方法。
  8. 【請求項8】オフセット読みとり専用マークを有するこ
    とを特徴とするカラーフィルター製造用フォトマスク。
  9. 【請求項9】オフセット読みとり専用マークをカラーフ
    ィルターの有効エリア外に配置したことを特徴とする請
    求項8記載のカラーフィルター製造用フォトマスク。
  10. 【請求項10】3カ所以上でアライメントをとることを
    特徴とするカラーフィルター製造用露光装置。
  11. 【請求項11】基板の4隅でアライメントをとることを
    特徴とするカラーフィルター製造用露光装置。
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