JP2018066070A - 繊維処理剤 - Google Patents
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Abstract
Description
以下に本発明を詳述する。
なお、以下において記載する本発明の個々の好ましい形態を2つ以上組み合わせたものもまた、本発明の好ましい形態である。
繊維処理剤を繊維上で自己架橋させることにより、繊維を繊維処理剤でコーティングすることができる。これにより、繊維処理剤が有する吸湿性を繊維に付与することができる。更に、コーティングを形成する過程において、自己架橋により繊維処理剤が繊維に絡まり、固定されることによって、洗濯によっても繊維処理剤が脱落せずに、付与した吸湿性が充分に維持されることとなる。
上記繊維処理剤は、繊維処理剤に含まれる重合体等が有する2つの反応性官能基を縮合反応させることにより架橋構造を形成することができ、加熱処理を行って架橋構造を形成することが好ましい。上記反応性官能基としては、特に制限されないが、例えば、カルボキシル基、スルホン酸基及びこれらのエステルや塩;水酸基、アミノ基、イミノ基、オキサゾリン基、エポキシ基、カルボジイミド基等が挙げられる。反応性官能基として好ましくはカルボキシル基、水酸基、オキサゾリン基である。
本発明の繊維処理剤は、自己架橋以外に、繊維処理剤に含まれる成分とポリエステル等の繊維とで架橋構造を形成してもよい。
上記繊維処理剤に含まれる重合体は、スルホン酸(塩)基を有するものである。
本発明の繊維処理剤は、上記重合体がスルホン酸(塩)基を有することにより、繊維に対して吸湿性を付与することができる。また、上記重合体がスルホン酸(塩)基を有することにより、繊維に対して放湿性を付与することもできる。
上記スルホン酸(塩)基は、スルホン酸基又はその塩を意味し、塩としては、金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩等が挙げられ、より具体的には、金属塩としてはナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属の塩;マグネシウム塩、カルシウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類金属の塩;アルミニウム塩、鉄塩等の塩が挙げられる。有機アミン塩としては、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩;モノエチルアミン塩、ジエチルアミン塩、トリエチルアミン塩等のアルキルアミン塩;モルホリン塩等が挙げられる。これらの中でも、本発明の効果を十分に発現させるためには、スルホン酸基の塩としてはナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
上記スルホン酸(塩)基含有単量体(A)は、スルホン酸(塩)基とエチレン性不飽和炭化水素基を有するものであれば、特に制限されず、例えば、3−(メタ)アリルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、2−(メタ)アリルオキシエチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、p−スチレンスルホン酸、α−メチル−p−スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、ビニルスルファミン酸、(メタ)アリルスルホン酸、イソプレンスルホン酸、4−(アリルオキシ)ベンゼンスルホン酸、1−メチル−2−プロペン−1−スルホン酸、1,1−ジメチル−2−プロペン−1−スルホン酸、3−ブテン−1−スルホン酸、1−ブテン−3−スルホン酸、2−アクリルアミド−1−メチルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−ブタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−フェニルプロパンスルホン酸、2−((メタ)アクリロイルオキシ)エタンスルホン酸等の不飽和スルホン酸及びこれらの塩等が挙げられる。スルホン酸(塩)基含有単量体(A)としては下記式(1);
上記R0として、好ましくは水素原子である。
上記R1として、好ましくはCH2基である。R1がCH2基であれば、本発明の効果をより効果的に発現させることができる。
上記X、Yのいずれか一方は水酸基であり、もう一方はスルホン酸(塩)基であることが好ましい。より好ましくはXが水酸基であり、Yがスルホン酸(塩)基である。
上記重合体がスルホン酸(塩)基含有単量体(A)として上記式(1)で表される単量体由来の構造単位を有する場合、構造単位(a)を有することで、スルホン酸(塩)基と水酸基とを有するものとなるため、繊維への吸湿性に寄与するとともに、繊維処理剤の自己架橋をより充分に進行させることができる。
カルボキシル基は、他の反応性官能基との縮合反応に好適に用いられるため、重合体がカルボキシル基を有することにより、繊維処理剤の自己架橋がより充分に進行することとなる。
上記カルボキシル基含有単量体(B)としては、カルボキシル基とエチレン性不飽和炭化水素基(不飽和基)を有するものであれば、特に制限されないが、不飽和モノカルボン酸系単量体や不飽和ジカルボン酸系単量体等が挙げられる。
不飽和モノカルボン酸系単量体としては、分子内に不飽和基とカルボアニオンを形成しうる基とを1つずつ有する単量体であればよく、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、チグリン酸、3−メチルクロトン酸、2−メチル−2−ペンテン酸、α−ヒドロキシアクリル酸等;これらの1価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩;下記不飽和ジカルボン酸系単量体と炭素数1〜22のアルコール又は炭素数2〜4のグリコールとのハーフエステル;不飽和ジカルボン酸系単量体と炭素数1〜22のアミンとのハーフアミド等が挙げられる。
不飽和ジカルボン酸系単量体としては、分子内に不飽和基を1つとカルボアニオンを形成しうる基を2つとを有する単量体であればよく、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、シトラコン酸、フマル酸等や、それらの1価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩及び有機アミン塩等、それらの無水物が挙げられる。
上記カルボキシル基含有単量体(B)としては、(メタ)アクリル酸(塩)、マレイン酸(塩)又は無水マレイン酸が好ましい。より好ましくは(メタ)アクリル酸(塩)である。すなわち、上記重合体が(メタ)アクリル酸(塩)由来の構造単位を有する繊維処理剤は、本発明の好ましい形態の1つである。カルボキシル基含有単量体(B)として最も好ましくはアクリル酸(塩)である。
上記重合体がカルボキシル基と水酸基とを有する場合には、重合体中のカルボキシル基と水酸基とにより架橋構造を形成することができ、本発明の繊維処理剤の自己架橋がより充分に進行することとなる。
上記重合体が水酸基を有する場合、上記スルホン酸(塩)基含有単量体(A)及び/又はカルボキシル基含有単量体(B)が水酸基を有していても、重合体が、スルホン酸(塩)基含有単量体(A)及びカルボキシル基含有単量体(B)以外の水酸基含有単量体(C)由来の構造単位(c)を有していてもよい。
上記重合体が水酸基含有単量体(C)由来の構造単位(c)を有する場合、繊維の風合い(手触りや肌触り)を向上させることができる。
水酸基含有単量体(C)として好ましくは不飽和アルコールのアルキレンオキシド付加物であり、より好ましくはイソプレノールのアルキレンオキシド付加物である。
なお、水酸基を有する単量体であっても、スルホン酸(塩)基、カルボキシル基又はその塩を有するものは、スルホン酸(塩)基含有単量体(A)又はカルボキシル基含有単量体(B)に分類するものとする。
その他の単量体(E)としては、特に制限されないが、例えば、N−ビニルピロリドン等のN−ビニルラクタム系単量体;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸iso−ノニル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸エステル類;(メタ)アクリルアミド、N−モノメチル(メタ)アクリルアミド、N−モノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド等のN置換若しくは無置換の(メタ)アクリルアミド;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、インデン、ビニルナフタレン、フェニルマレイミド、ビニルアニリン等のビニルアリール単量体;エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソブチレン、オクテン等のアルケン類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のカルボン酸ビニル類;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルエチレンカーボネート及びその誘導体;N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール及びこれらの塩またはこれらの4級化物等の不飽和アミン;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル系単量体等が挙げられる。
上記重合体はまた、水酸基の割合が、全構造単位100モル%に対して0〜40モル%であることが好ましい。重合体が有する水酸基の割合が0モル%よりも大きく、40モル%以下であれば、繊維処理剤の自己架橋をより充分に進行させることができる。上記水酸基の割合としてより好ましくは0〜30モル%であり、更に好ましくは0〜25モル%である。
重量平均分子量が200,000以下であれば、本発明の繊維処理剤で処理した繊維の肌触りがより向上することとなる。重量平均分子量としてより好ましくは10,000〜150,000であり、更に好ましくは10,000〜100,000であり、特に好ましくは20,000〜80,000である。
重合体の重量平均分子量は実施例に記載の方法により測定することができる。
本発明の繊維処理剤に含まれる重合体の製造方法は、特に制限されないが、単量体成分を重合することにより製造することができ、単量体成分の具体例及び好ましい例、並びに、各単量体の好ましい割合は、上述のとおりである。
上記重合体の製造方法は、スルホン酸(塩)基含有単量体(A)及びカルボキシル基含有単量体(B)を含む単量体成分を重合する工程(以下、「重合工程」ともいう)を含むことが好ましい。
上記重合工程において、重合開始剤を用いることが好ましい。
上記重合開始剤としては、例えば、過酸化水素;過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−メチルプロパン)二塩酸塩等のアゾ系化合物;過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酢酸、ジ−t−ブチルパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物;アスコルビン酸と過酸化水素、過硫酸塩と金属塩等の、酸化剤と還元剤とを組み合わせてラジカルを発生させる酸化還元型開始剤等が好適である。これらの重合開始剤のうち、残存単量体が減少する傾向にあることから、過酸化水素、過硫酸塩、アゾ系化合物が好ましく、過硫酸塩が最も好ましい。これらの重合開始剤は、単独で使用されてもよく、2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。
連鎖移動剤の使用量としては、単量体(全単量体)の使用量1モルに対して、0g以上、20g以下であることが好ましく、0g以上、15g以下であることがより好ましい。
単量体の溶媒への溶解性向上のため、必要に応じて、重合に悪影響を及ぼさない範囲で、任意の適切な有機溶媒を適宜加えてもよい。このような有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等の低級ケトン類;ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類;ジメチルホルムアルデヒド等のアミド類等が挙げられる。これらの溶媒は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
溶媒の使用量としては、単量体100質量%に対して40〜300質量%が好ましい。
また、反応時間は、上記重合反応が完結するように、反応温度や、単量体成分、重合開始剤、及び、溶媒等の種類(性質)や組み合わせ、使用量等に応じて、適宜設定すればよい。
本発明の繊維処理剤は、オキサゾリン基を有する架橋剤を含むものであることが好ましい。上記繊維処理剤に含まれる重合体がカルボキシル基を有するものであって、繊維処理剤が上記架橋剤を含む場合、重合体が有するカルボキシル基と架橋剤が有するオキサゾリン基とで架橋構造を形成することができるため、繊維処理剤の自己架橋反応が短時間で充分に進行することとなる。
すなわち、オキサゾリン基を有する架橋剤を含み、上記重合体が、カルボキシル基又はその塩を有する繊維処理剤もまた本発明の好ましい形態の1つである。
上記オキサゾリン基含有重合体は、オキサゾリン基含有単量体由来の構造単位を有するものであることが好ましい。より好ましくは、オキサゾリン基含有単量体由来の構造単位とオキサゾリン基含有単量体以外のその他の単量体由来の構造単位とを有するものである。
上記(メタ)アクリル酸エステル類として好ましくは、脂肪族アルキル(メタ)アクリレートが好ましく、より好ましくは(メタ)アクリル酸メチルである。
上記ビニルアリール単量体として好ましくは、スチレン、α−メチルスチレンが好ましく、スチレンがより好ましい。
上記シアン化ビニル系単量体として好ましくは、アクリロニトリル、メタクリロニトリルが好ましく、アクリロニトリルがより好ましい。
架橋剤の重量平均分子量はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定することができる。
上記オキサゾリン基含有重合体は、単量体成分から製造したものを用いてもよく、市販の重合体を用いてもよい。
本発明の繊維処理剤は、架橋剤が有するオキサゾリン基の割合が、上記重合体が有するカルボキシル基又はその塩100モル%に対して0.5〜50モル%であることが好ましい。架橋剤が有するオキサゾリン基の割合が0.5モル%以上であれば、繊維処理剤の自己架橋反応をより充分に進行させることができ、50モル%以下であれば架橋反応の反応性が高くなりすぎることを抑制し、繊維処理剤のゲル化を抑制することができる。より好ましくは1〜30モル%であり、更に好ましくは1.5〜25モル%である。
本発明の繊維処理剤を用いた繊維の処理方法は、特に制限されないが、繊維に繊維処理剤を固定化する工程を含むものであることが好ましい。すなわち、本発明は、繊維に繊維処理剤を固定化する工程を含む繊維処理方法でもある。上記繊維処理方法としては、繊維生地を乾燥させる工程(前乾燥工程)と、乾燥した繊維生地を繊維処理剤の水溶液に浸漬させる工程(浸漬工程)と、繊維生地を脱水する工程(脱水工程)と、繊維生地に繊維処理剤を固定化する工程(固定化工程)とを含むことがより好ましい。
本発明はまた、本発明の繊維処理剤で処理されてなるセルロース繊維及び/又はポリエステル繊維でもある。
上記前乾燥工程の温度及び時間は特に制限されないが、8〜150℃で1〜180分間行うことが好ましい。
上記繊維処理剤の水溶液の繊維処理剤の濃度は、特に制限されないが、1〜15質量%であることが好ましい。
上記浸漬工程における浸漬時間は、1〜30分間が好ましい。
上記脱水工程においては、例えば、脱水機、マングルを用いて脱水を行うことが好ましい。
上記固定化工程は、例えば、繊維生地がセルロース繊維である場合、好ましくは100〜160℃において、1〜30分間行うことが好ましい。繊維生地がポリエステル繊維等の合成繊維である場合、好ましくは100〜220℃において、好ましくは1〜30分間行うことが好ましい。
装置:東ソー株式会社製 HLC−8320GPC
検出器:RI
カラム:昭和電工株式会社製 SHODEX Asahipak GF−310−HQ、
GF−710−HQ、GF−1G 7B
カラム温度:40℃
流速:0.5mL/min.
検量線:創和科学株式会社製 ポリアクリル酸標準
溶離液:0.1N酢酸ナトリウム水溶液
重合反応が終了した時点での重合溶液1gを1gの脱イオン水で希釈して130℃で60分間乾燥させ、その蒸発残分を測定して、以下の計算式より求めた。
固形分(%)=〔乾燥後の蒸発残分(g)/乾燥前の重合溶液の質量(g)〕×100
10cm四方の再生セルロース(キュプラ)試験布を用意し、130℃、60分間の予備乾燥を行い、試験布の質量(X)を測定した。10質量%濃度に調整した繊維処理剤に試験布を浸漬し、試験布に残る繊維処理剤水溶液の量が布に対して150±10%となるように脱水を行い、130℃で15分間乾燥して、質量(Y)を測定した。
試験布に対して固定化された繊維処理剤の割合は以下の計算式より算出した。
固定化量(%)=〔(Y/X)−1〕×100
10cm四方のポリエステル試験布を用意し、130℃、60分間の予備乾燥を行い、試験布の質量(X)を測定した。10質量%濃度に調整した繊維処理剤に試験布を浸漬し、試験布に残る繊維処理剤水溶液の量が布に対して100±10%となるように脱水を行い、130℃で5分間乾燥した後に、さらに190℃で1分間乾燥して、質量(Y)を測定した。
試験布に対して固定化された繊維処理剤の割合は以下の計算式より算出した。
固定化量(%)=〔(Y/X)−1〕×100
繊維処理剤が固定化された試験布を1回洗濯した後に130℃で60分間乾燥して質量(Y’)を測定した。
洗濯後における試験布に対して固定化された繊維処理剤の割合は以下の計算式より算出した。
固定化量(%)=〔(Y’/X)−1〕×100
洗濯耐久性評価後の試験布(比較例については繊維処理していない試験布)を105℃で2時間乾燥し、質量(M)を測定した。続いて、試験布を秤量瓶に入れ、30℃、相対湿度90%の恒温槽にて保管し、24時間後に取り出して、吸湿後の質量(N)を測定した。吸湿率は以下の計算式で計算した。
吸湿率(%)=〔(N−M)/M〕×100
還流冷却器、攪拌機を備えた容量25LのSUS製反応容器に、40質量%3−アリルオキシ−2−ヒドロキシ−1−プロパンスルホン酸ナトリウム水溶液(以下、40%HAPSとも称する。)6024gを装入し、攪拌下で沸点還流状態まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の重合反応系中に、80質量%アクリル酸水溶液(以下、80%AAとも称する。)5670gと40%HAPS:6024g、15質量%過硫酸ナトリウム水溶液(以下、15%NaPSとも称する。)2128gを滴下した。80%AAの添加を開始する時点を基準(0分)として、80%AAを0分〜90分の間、40%HAPSを0分〜60分の間、それぞれ一定速度で滴下した。開始剤である15%NaPSは、添加速度9.7g/分で滴下し、開始55分で添加速度を3倍の29.1g/分に変更し、0分〜110分の間滴下した。次いで、脱イオン水(希釈水)4940gを50分〜90分の間、一定速度で滴下した。それぞれ別個のノズルから滴下し、反応液は、攪拌下、沸点還流状態に保った。
上記15%NaPSの滴下終了後、さらに30分間、上記反応液を沸点還流状態に保持(熟成)し、重合を完結させ、重合体Aの水溶液を得た。重合体Aの水溶液の固形分濃度は40質量%、残存単量体(残存HAPS)は固形分100質量%に対し0.9質量%であった。また重合体Aの重量平均分子量は140,000であった。
還流冷却器、攪拌機を備えた容量2.5LのSUS製反応容器に、脱イオン水231.2gを装入し、攪拌下で85℃まで昇温した。次いで攪拌下、85℃の重合反応系中に、80%AA:407.9g、40%HAPS:780.0g、15%NaPS:159.0g、45%次亜リン酸ナトリウム・1水和物水溶液(以下、45%SHPとも称する。)42.4gを滴下した。80%AAの添加を開始する時点を基準(0分)として、80%AAを0分〜180分の間、一定速度で滴下した。40%HAPSについては、0分〜30分の間を添加速度8.67g/分で滴下し、30分〜140分の間を4.73g/分の添加速度で滴下した。開始剤である15%NaPSは、0分〜130分の間を添加速度0.58g/分で滴下し、130分〜200分の間を1.19g/分の添加速度で滴下した。還元剤である45%SHPは0分〜180分の間一定速度で滴下した。それぞれ別個のノズルから滴下し、反応液は、攪拌下、85℃に保った。
上記15%NaPSの滴下終了後、さらに30分間、上記反応液を85℃に保持(熟成)し、重合を完結させ、重合体Bの水溶液を得た。重合体Bの水溶液の固形分濃度は45.4質量%、重量平均分子量は8,000であった。
還流冷却器、攪拌機を備えた容量2.5LのSUS製反応容器に、脱イオン水509.1gとモール塩0.03gを装入し、攪拌下で87℃まで昇温した。次いで攪拌下、87℃の重合反応系中に、80%AA:292.4g、40%HAPS:295.1g、イソプレノールのエチレンオキサイド10モル付加物(以下、IPN10とも称する。)285.2g、15%NaPS:202.2g、32.5%亜硫酸水素ナトリウム(以下、32.5%SBSと略す)16.0gを滴下した。80%AAの添加を開始する時点を基準(0分)として、80%AAを0分〜180分の間、40%HAPSについては0分〜40分の間、一定速度で滴下した。IPN10については0分〜170分の間一定速度で滴下した。開始剤である15%NaPSは、0分〜130分の間を添加速度0.73g/分で滴下し、130分〜200分の間を1.53g/分の添加速度で滴下した。還元剤である32.5%SBSは0分〜170分の間一定速度で滴下した。それぞれ別個のノズルから滴下し、反応液は、攪拌下、87℃に保った。
上記15%NaPSの滴下終了後、さらに30分間、上記反応液を87℃に保持(熟成)し、重合を完結させ、重合体Cの水溶液を得た。重合体Cの水溶液の固形分濃度は42.4質量%、重量平均分子量は20,300であった。
還流冷却器、攪拌機を備えた容量2.5LのSUS製反応容器に、脱イオン水220.8gを装入し、攪拌下で沸点還流状態まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の重合反応系中に、80%AA:151.0g、40%HAPS:152.4g、IPN10:147.3g、15%NaPS:97.0g、1%SHP:31.3gを滴下した。80%AAの添加を開始する時点を基準(0分)として、80%AAを0分〜180分の間、40%HAPSについては0分〜40分の間、一定速度で滴下した。IPN10については0分〜170分の間一定速度で滴下した。開始剤である15%NaPSは、0分〜130分の間を添加速度0.32g/分で滴下し、130分〜200分の間を0.79g/分の添加速度で滴下した。還元剤である1%SHPは0分〜170分の間一定速度で滴下した。それぞれ別個のノズルから滴下し、反応液は、攪拌下、沸点還流状態に保った。
上記15%NaPSの滴下終了後、さらに30分間、上記反応液を沸点還流状態に保持(熟成)し、重合を完結させ、重合体Dの水溶液を得た。重合体Dの水溶液の固形分濃度は44.1質量%、重量平均分子量は38,100であった。
製造例1で得られた重合体Aの水溶液10.00g、脱イオン水29.50g、オキサゾリン基を有する架橋剤としてエポクロスWS−300(株式会社日本触媒製、オキサゾリン基含有アクリル系重合体、オキサゾリン基量:7.7mmol/g、重量平均分子量:12×104、以下、「WS−300」とも称する。):0.66g(即ち、重合体Aに含まれるカルボキシル基100mol%に対し、オキサゾリン基を2mol%含有)をよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(1)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例1で得られた重合体Aの水溶液10.00g、脱イオン水29.50g、エポクロスWS−300:1.66g(即ち、重合体Aに含まれるカルボキシル基100mol%に対し、オキサゾリン基を5mol%含有)をよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(2)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例1で得られた重合体Aの水溶液10.00g、脱イオン水31.61g、エポクロスWS−500(株式会社日本触媒製、オキサゾリン基含有アクリル系重合体、オキサゾリン基量:4.5mmol/g、重量平均分子量:7×104、以下、「WS−500」とも称する。):0.73g(即ち、重合体Aに含まれるカルボキシル基100mol%に対し、オキサゾリン基を5mol%含有)をよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(3)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例1で得られた重合体Aの水溶液10.00g、脱イオン水31.21g、エポクロスWS−700(株式会社日本触媒製、オキサゾリン基含有アクリル系重合体、オキサゾリン基量:4.5mmol/g、重量平均分子量:4×104、以下、「WS−700」とも称する。):1.14g(即ち、重合体Aに含まれるカルボキシル基100mol%に対し、オキサゾリン基を5mol%含有)をよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(4)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例1で得られた重合体Aの水溶液10.00g、脱イオン水29.50gをよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(5)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例2で得られた重合体Bの水溶液10.00g、脱イオン水35.44g、エポクロスWS−300:1.91g(即ち、重合体Bに含まれるカルボキシル基100mol%に対し、オキサゾリン基を5mol%含有)をよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(6)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例2で得られた重合体Bの水溶液10.00g、脱イオン水35.44gをよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(7)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例3で得られた重合体Cの水溶液10.00g、脱イオン水32.45g、エポクロスWS−300:1.39g(即ち、重合体Cに含まれるカルボキシル基100mol%に対し、オキサゾリン基を5mol%含有)をよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(8)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例3で得られた重合体Cの水溶液10.00g、脱イオン水32.45gをよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(9)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例4で得られた重合体Dの水溶液10.00g、脱イオン水34.06g、エポクロスWS−300:1.44g(即ち、重合体Cに含まれるカルボキシル基100mol%に対し、オキサゾリン基を5mol%含有)をよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(10)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
製造例4で得られた重合体Dの水溶液10.00g、脱イオン水34.06gをよく撹拌し、10質量%濃度の繊維処理剤(11)を得た。それを用いて、ポリエステル生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
10質量%濃度の繊維処理剤(2)を用いない以外は、実施例2と同様にし、ポリエステル生地についての洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表2に示した。
実施例2に記載した10質量%濃度の繊維処理剤(2)を用いて、再生セルロース生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
実施例5に記載した10質量%濃度の繊維処理剤(5)を用いて、再生セルロース生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
実施例6に記載した10質量%濃度の繊維処理剤(6)を用いて、再生セルロース生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
実施例8に記載した10質量%濃度の繊維処理剤(8)を用いて、再生セルロース生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
実施例9に記載した10質量%濃度の繊維処理剤(9)を用いて、再生セルロース生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
実施例10に記載した10質量%濃度の繊維処理剤(10)を用いて、再生セルロース生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
実施例11に記載した10質量%濃度の繊維処理剤(11)を用いて、再生セルロース生地に対する繊維処理を行い、洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
10質量%濃度の繊維処理剤(2)を用いない以外は、実施例12と同様にし、再生セルロース生地についての洗濯耐久性評価及び吸湿性評価を行った。結果を表3に示した。
Claims (7)
- 重合体を含む繊維処理剤であって、
該重合体は、スルホン酸(塩)基を有し、
該繊維処理剤は、自己架橋することを特徴とする繊維処理剤。 - 前記繊維処理剤は、オキサゾリン基を有する架橋剤を含み、
前記重合体は、カルボキシル基又はその塩を有することを特徴とする請求項1に記載の繊維処理剤。 - 前記重合体は、(メタ)アクリル酸(塩)由来の構造単位を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の繊維処理剤。
- 前記繊維処理剤は、架橋剤が有するオキサゾリン基の割合が、前記重合体が有するカルボキシル基又はその塩100モル%に対して0.5〜50モル%であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の繊維処理剤。
- 請求項1〜5に記載の繊維処理剤で処理されてなるセルロース繊維及び/又はポリエステル繊維。
- 繊維生地に請求項1〜5に記載の繊維処理剤を固定化する工程を含むことを特徴とする繊維処理方法。
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