JP2018054100A - スポンジローラ、スポンジローラの製造方法及び画像形成装置 - Google Patents

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秀隆 大柴
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拓弥 松本
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Abstract

【課題】本発明は、表面平滑性に優れ、熱膨張率が低く抑えられたスポンジローラ、このスポンジローラの製造方法、及びこのスポンジローラを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、軸体とその軸体の外周面に形成された弾性層とを有するスポンジローラであって、弾性層が、ミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤とから形成され、架橋剤が、有機過酸化物架橋剤のみであり、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤により形成されたセルの平均セル径が50μm以上250μm以下であり、スポンジローラを180℃に加熱した場合において、加熱開始10分後の熱膨張率と、加熱開始後60分経過後の熱膨張率の差は−3.0%以上+2.0%以下であることを特徴とするスポンジローラを提供する。
【選択図】図1

Description

この発明は、スポンジローラ、スポンジローラの製造方法、及び画像形成装置に関し、更に詳しくは、表面平滑性に優れ、熱膨張率が低く抑えられたスポンジローラ、このスポンジローラの製造方法、及びこのスポンジローラを備えた画像形成装置に関する。
多孔質構造を持つゴムスポンジは、例えば、画像形成装置用の各種ローラ、洗浄用スポンジ、水、油等の流体吸収用スポンジ、印材等に好適に利用されている。
このようなゴムスポンジは、例えば、発泡剤を用いる発泡成形法、中空微粒子等を用いる方法、予め混入された溶解性粒子を溶出させる溶出法等によって、製造することができる。例えば、画像形成装置用の画像転写ロールの導電性圧縮性層の成形方法として、特許文献1には圧縮性層を形成する合成ゴム配合物中に発泡剤を配合しておき、ゴムの加硫中に発泡させてセルを有する圧縮性層とする発泡成形法、発泡剤に代えて中空微小球を配合しておき、独立したセルを形成する中空微小球混入法、あるいは、水、メタノール等の溶出液に溶出可能な粉体、例えば、塩化ナトリウム、砂糖等を合成ゴム配合物中に配合しておき、加硫後に前記粉体を溶出させることによってセルを有する圧縮性層とする粉体溶出法等が知られていることが記載されている。
より具体的には、マイクロバルーンを用いる方法として、特許文献2には樹脂マイクロバルーンにより形成された空隙部を分散含有する弾性層を芯金の周囲に有する加圧ローラであって、該弾性層は、膨張せしめた樹脂マイクロバルーンを含む液状シリコーンゴムを芯金上で、該樹脂マイクロバルーンの軟化点よりも低い温度で加熱して該液状シリコーンゴムを硬化した後、該樹脂マイクロバルーンを破壊することによって該空隙部を生じさせたものであることを特徴とすることが記載されている。
また、特許文献3には、発泡現象を伴わずに均一な微細セル(気泡)を有するシリコーンエラストマー多孔質体を生成し得る油中水型エマルジョン組成物を用いて複写機、レーザプリンタ等の作像部品等に使用できる実質的に独立気泡型のシリコーンエラストマー多孔質体が記載されている。
画像形成装置用の各種ローラ以外にも、例えば印材としてのスポンジゴム印字体に関する特許文献4には、ゴム、水溶性微粉末、加硫剤、充填剤、及び、繊維長0.2mmから2mmとした有機系合成繊維のステープルを混練してマスターバッチとし、これを加硫したのち水溶性微粉末を洗除して得られる連続気泡を有するスポンジゴム印字体が記載されている。
特許文献5には、低分子量シリコーンゴムに既膨張樹脂マイクロバルーンを混合して得られたコンパウンドAに、高分子量シリコーンゴムを混合してなるシリコーンゴムコンパウンドを、前記樹脂マイクロバルーンの軟化点よりも低い温度で加熱してシリコーンゴムを硬化してなるシリコーンゴムスポンジが開示されている。
特開2005−24902号公報 特許第3658305号公報 特許第4638714号公報 特許第3647110号公報 再公表特許WO2013/005613号公報
本発明は、表面平滑性に優れ、熱膨張率が低く抑えられたスポンジローラ、このスポンジローラの製造方法、及びこのスポンジローラを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意研究を行った。その結果、ミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤とから形成される弾性層を有するスポンジローラにおいて、架橋剤を有機過酸化物架橋剤のみとし、セルの平均セル径及び熱膨張率を調整することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1)本発明の第1の態様は、軸体とその軸体の外周面に形成された弾性層とを有するスポンジローラであって、前記弾性層が、ミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤とから形成され、前記架橋剤が、有機過酸化物架橋剤のみであり、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤により形成されたセルの平均セル径が50μm以上250μm以下であり、スポンジローラを180℃に加熱した場合において、加熱開始10分後の熱膨張率と、加熱開始後60分経過後の熱膨張率の差は−3.0%以上+2.0%以下であることを特徴とするスポンジローラである。
(2)本発明の第2の態様は、ミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤と、を混合して混合物を調整し、前記混合物を、軸体の外側表面に押出成形し、次いで加熱硬化して、(1)に記載のスポンジローラを製造することを特徴とするスポンジローラの製造方法である。
(3)本発明の第3の態様は、(1)又は(2)に記載のスポンジローラを備えてなることを特徴とする画像形成装置である。
本発明のスポンジローラは、弾性層の形成に、ミラブル型シリコーンゴムと、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤と、を用いている。このため、形成されるセルの平均セル径が調整され、スポンジローラの表面平滑性が優れたものとなる。また、本発明のスポンジローラは、弾性層の形成に使用する架橋材が、有機過酸化物架橋剤のみである。このため、弾性層中のセルの連泡率が高くなり、スポンジローラの熱膨張率が好適なものとなる。以上より、本発明によれば、表面平滑性に優れ、熱による形状変化の抑えられたスポンジローラを提供することができる。
本発明の一実施例を示すスポンジローラを示す説明図である。 本発明の一実施例を示すスポンジローラを定着装置に組み込んでなる画像形成装置の一例を示す説明図である。
<スポンジローラ>
本発明の一例であるスポンジローラ1は、図1に示されるように、芯金とも称される軸体2と、その軸体の外周面に形成された弾性層3とを有する。4は、弾性層3の表面に必要に応じて形成されるフッ素樹脂層である。
前記軸体は、通常、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼、真鍮等で形成されたいわゆる芯金と称される長尺状円柱体である。軸体は装着される画像形成装置に応じて適切な直径及び軸線方向の長さに調整される。
画像形成装置にスポンジローラが組み込まれる場合、この軸体は通常5.0mm以上40mm以下の直径を有し、また、一端から他端までの軸長は、通常150mm以上1000mm以下である。
[弾性層]
弾性層は、ミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤と、で形成される。
(ミラブル型シリコーンゴム)
ミラブル型シリコーンゴムは、硬化する前の状態が天然ゴムや通常の合成ゴムの未加硫配合ゴムに類似していて、練りロール機あるいは密閉式の混合機等で可塑化・混合することができるシリコーンゴムコンパウンドである。
好適なミラブル型シリコーンゴムは、以下に示す成分(A)から成分(E)を含有してなる。
(A)下記平均組成式(I)で表される重合度が100以上のオルガノポリシロキサン
1 aSiO(4-a)/2 (I)
(式中、R1は同一又は異種の非置換若しくは置換の一価炭化水素基を示し、aは1.95〜2.05の正数である。)
(B)BET吸着法による比表面積が50m2/g以上の補強性シリカ
(C)下記一般式(II)で示されるアルコキシシラン
2mSi(OR34-m (II)
(式中、R2は独立に水素原子又は非置換若しくは置換の一価炭化水素基であり、R3は同
一又は異種の非置換若しくは置換のアルキル基であり、mは0,1,2又は3である。)
(D)水
(E)下記一般式(III)で示されるヘキサオルガノジシラザン
4 3SiNHSiR4 3 (III)
(式中、R4は同一又は異種の一価炭化水素基を示す。)
この発明におけるミラブル型シリコーンゴムとしては、具体的には、信越化学工業株式会社製のKE−571−U、KE−1571−U、KE−951−U、KE−541−U、KE−551−U、KE−561−U、KE−961T−U、KE−1541−U、KE−1551−U、KE−941−U、KE−971T−U等を使用することができる。
(架橋剤)
本発明のスポンジローラにおいては、弾性層の形成に、架橋剤を使用するが、この架橋剤が有機過酸化物架橋剤のみである。すなわち、本発明においては、ミラブル型シリコーンゴムに、この有機過酸化物架橋剤以外の架橋剤(例えば、付加反応架橋剤)を添加しないことを特徴としている。架橋剤として有機過酸化物架橋剤のみを使用することにより、有機過酸化物架橋剤によるミラブル型シリコーンゴムの架橋開始の前に、化学発泡剤の分解ガス、未膨張マイクロバルーンの揮発ガス、及び有機過酸化物架橋剤の分解残渣揮発物が発生するため、セル形成と同時にセル間に通気部が形成され、連泡性が良好な弾性層が形成されて、弾性層の熱膨張率が好適なものとなる。なお、有機過酸化物架橋剤の分解温度は、化学発泡剤の分解温度や、未膨張マイクロバルーンの発泡開始温度よりも高いものとすることが好ましい。
なお、一般に、有機過酸化物架橋剤を使用した場合、セル径が大きくなる傾向にあるものの、本発明においては、後述するように、微細なセルを形成する傾向にある未膨張マイクロバルーンを使用するため、弾性層に形成されるセルが、全体的に微細なものとなる。
有機過酸化物架橋剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ビス−2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン等を用いることができる。有機過酸化物架橋剤の配合量は、ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して1質量部以上5質量部以下であることが好ましい。有機過酸化物架橋剤は一種単独で、又は二種以上を混合して用いることができる。
(未膨張マイクロバルーン)
本発明のスポンジローラにおいては、弾性層の形成に未膨張マイクロバルーンを用いる。本発明における未膨張マイクロバルーンは、膨張していない樹脂マイクロバルーンを挙げることができる。
樹脂マイクロバルーンとしては、外殻に熱可塑性樹脂を用いたものが好ましく用いられる。外殻を構成する熱可塑性樹脂としては、塩化ビニリデン/アクリロニトリル共重合体、メチルメタクリレート/アクリロニトリル共重合体、メタアクリロニトリル/アクリロニトリル共重合体等を挙げることができる。液状シリコーンゴムの硬化温度に合わせて、外殻となる樹脂の軟化温度が適当な範囲内にある樹脂マイクロバルーンを用いることが好ましい。また、内包される蒸発性物質としては、ブタン、イソブタン等の炭化水素を挙げることができる。
この発明に好適な未膨張の樹脂マイクロバルーンは、「マツモトマイクロスフェアーFシリーズ」(松本油脂製薬社製)、「エクスパンセルシリーズ」(エクスパンセル社製)等として市販されている。
(化学発泡剤)
本発明のスポンジローラにおいては、弾性層の形成に化学発泡剤を用いる。本発明における化学発泡剤としては、従来、弾性層の形成に用いられる発泡剤であればよく、例えば、無機系発泡剤として、重炭酸ソーダ、炭酸アンモニウム等が挙げられ、有機系発泡剤として、ジアゾアミノ誘導体、アゾニトリル誘導体、アゾジカルボン酸誘導体等の有機アゾ化合物等が挙げられる。有機アゾ化合物の中でも、アゾジカルボン酸アミド、アゾビス−イソブチロニトリル等が好適に使用される。特に、アゾビス−イソブチロニトリルが好適に使用できる。
[セル面積比、平均セル径]
本発明のスポンジローラはミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤とから形成された弾性層を有する。この弾性層の中心軸線に直交する方向で弾性層を切断したときに現れる弾性層の断面は、未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤によって形成されたセルの面積比(未膨張マイクロバルーン:化学発泡剤)が、好ましくは95:5から10:90であり、より好ましくは90:10から50:50、更に好ましくは90:10から55:45である。セル面積比が前記範囲内にあると、未膨張マイクロバルーンの影響で化学発泡剤のセル径が過度に大きくならず、表面平滑性に優れた弾性層を得ることができる。
さらに、本発明においては、弾性層において、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤により形成されるセルの平均セル径が50μm以上250μm以下となる。上述のとおり、一般に、有機過酸化物架橋剤を用いている場合には、セル径が大きくなる傾向にあるが、未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤を併用することにより、全体的に、セル径が小さく抑えられる。これにより、表面平滑性に優れた弾性層を有するスポンジローラを得ることができる。
なお、弾性層は、未膨張マイクロバルーンによって形成された平均セル径が200μm以下、好ましくは200μm以上20μm以下、特に好ましくは150μm以下30μm以上であるセルと化学発泡剤によって形成された平均セル径が300μm以下、好ましくは250μm以下60μm以上、特に好ましくは250μm以下80μm以上であるセルとの複合セルとなっている。本発明においては、化学発泡剤により形成されたセルの平均セル径は未膨張マイクロバルーンにより形成されたセルの平均セル径よりも大きい。未膨張マイクロバルーンによる小径セルは繰り返し圧縮による硬度低下は小さいが、圧縮永久歪みが大きい。一方、化学発泡剤による大径セルは圧縮永久歪みは小さいが、繰り返し圧縮による硬度低下が大きい。未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤との混合比率を調整し前記セル面積比を最適にすることで、繰り返し圧縮による硬度低下と圧縮永久歪みの両方を小さくすることができる。
セル面積比は、弾性層の外表面において、又は任意の方向で切断したときの切断面において、光学顕微鏡で200倍に拡大したとき、マイクロバルーンによるセルの合計面積と、化学発泡剤によるセルの合計面積との比である。平均セル径は、弾性層の外表面において、又は任意の方向で切断したときの切断面において、光学顕微鏡で100倍から200倍に拡大したとき、ランダムに選んだセル10個の平均値である。未膨張マイクロバルーンによるセルの識別は、セル内部にマイクロバルーンの殻又は殻が収縮した残骸があることによって判断することができる。本発明において、この平均セル径は、弾性層を形成するためのミラブル型シリコーンゴム及び未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とを含む混合物に、有機過酸化物架橋剤を添加することにより、調整することができる。
なお、化学発泡剤を含有することにより化学発泡剤により生じたセルを有するが、未膨張マイクロバルーンを含有しないことにより未膨張マイクロバルーンによるセルを有していない弾性層は、セル径が大きくなり表面平滑性が低下する。この発明のスポンジローラにおける弾性層は、未膨張マイクロバルーン由来のセルによって化学発泡剤由来のセルが大きくなることを抑制しており、これによってスポンジローラの表面平滑性が向上している。
また、未膨張マイクロバルーンの配合量及び化学発泡剤の配合量を、この発明に係る製造方法の説明にて記載したような量に調節するのが好ましい。
[熱膨張率]
本発明においては、弾性層の連泡率が高く維持されるため、スポンジローラが熱を帯びた際に、セル内部の空気が外部に放出されやすく、加熱による熱膨張が抑えられる傾向にある。一般に、連泡率の低いスポンジローラは、加熱の初期に体積増加がみられるものの、シリコーンゴム自体の通気性により、この体積増加は時間の経過とともに解消する傾向にある。本発明のスポンジローラは、連泡性が高いため、加熱の初期に、弾性層の大幅な体積増加が少なく、熱膨張率が低く抑えられている。
より具体的には、スポンジローラを180℃に加熱した場合において、加熱開始10分後の熱膨張率と、加熱開始後60分経過後の熱膨張率の差は−5.0%以上+3.5%以下となっており、差は−3.0%以上+2.0%以下となることが好ましい。熱膨張率が上記の範囲内のものとなることにより、加熱による体積増加が少なく、画像形成装置の動作に影響の少ないスポンジローラを提供することができる。
[アスカーC硬度]
弾性層はそのアスカーC硬度が20以上60以下であるのが好ましい。この発明に係るスポンジローラでは、弾性層表面のアスカーC硬度が、軸方向において両端の差が1以下である。スポンジローラにおける弾性層のアスカーC硬度の差が小さいことは、加圧された弾性層が均一に変形し、応力分布の偏りが小さくなるという利点があって好ましい。
[弾性層の寸法等]
弾性層は、軸体の外周面に円柱状に形成され、弾性層の厚みは通常0.5mmから30mmであり、好ましくは1mmから15mmである。
[その他]
この弾性層には、この発明の課題を達成することができる限り、低分子シロキサンエステル、シラノール、例えば、ジフェニルシランジオール等の分散剤、酸化鉄、酸化セリウム、オクチル酸鉄等の耐熱性向上剤、接着性や成形加工性を向上させる各種カーボンファンクショナルシラン、難燃性を付与させるハロゲン化合物等をこの発明の目的を損なわない範囲で含有してもよい。
<スポンジローラの製造方法>
この発明に係るスポンジローラは、この発明に係る製造方法により製造することができる。
この発明に係る製造方法においては、まずミラブル型シリコーンゴムと、ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して未膨張マイクロバルーン0.5質量部以上5.0質量部以下と、ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して化学発泡剤0.05質量部以上1.0質量部以下と、架橋剤として有機過酸化物架橋剤とを配合する。
未膨張マイクロバルーン、有機過酸化物架橋剤、化学発泡剤の種類等については既に説明した。
混合する方法は特に限定されず、例えば、常温常圧下で、ミラブル型シリコーンゴムに未膨張マイクロバルーン、化学発泡剤、及び架橋剤を順次に、又は一挙に投入して攪拌機、混練器等で均一に混合させる方法等が挙げられる。このようにして混合物を調製する工程が完遂する。
混合物には、各種の添加剤を含めることができる。各種の添加剤として、例えば鎖延長剤等の助剤、触媒、分散剤、発泡剤、老化防止剤、酸化防止剤、充填材、顔料、着色剤、加工助剤、軟化剤、可塑剤、乳化剤、耐熱性向上剤、難燃性向上剤、受酸剤、熱伝導性向上剤、離型剤、溶剤等が挙げられる。これらの各種添加剤は、通常用いられる添加剤であってもよく、用途に応じて特別に用いられる添加剤であってもよい。
前記混合物は、二本ロール、三本ロール、ロールミル、バンバリーミキサ、ドウミキサ(ニーダー)等のゴム混練り機等を用いて、均一に混合されるまで、例えば、数分から数時間、好ましくは5分以上1時間以下にわたって常温又は加熱下で混練することにより、得ることができる。
次いで、得られた混合物を、スポンジローラを構成するための軸体の外周面に、押出成形による連続加熱成形、プレス、インジェクションによる型成形等によって、加熱成形する。
軸体の外側表面に混合物を円柱状に形成した後に、円柱状の混合物、換言すると、円柱状の成形体を、軸体ごと加熱して加硫する(加熱硬化)。この加熱加硫を行う際の条件例えば未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤の種類とその添加量、架橋剤の種類と添加量、加熱温度等によって発泡後の大径セルの平均セル径及び小径セルの平均セル径を所定の範囲に調整することができる。
成形体を加熱して加硫するに際しての加熱を以下のようにすると、特に好ましい。すなわち、一次加硫として、100℃から300℃、特に150℃から250℃に5分から30分間加熱し、次いで二次加硫として180℃から250℃、特に200℃から230℃に、1時間から10時間加熱するのがよい。このように複数の回数をもって加熱すると未膨張マイクロバルーンの膨張、化学発泡剤の分解、ミラブル型シリコーンゴムの硬化、残留する低分子シロキサンの排除、膨張したマイクロバルーンの熱収縮を必要に応じてコントロールすることが可能となって好ましい。このように複数回の加熱操作を行うことにより、未膨張マイクロバルーン由来の、平均セル径が150μm以下である小径のセルと、化学発泡剤由来の、平均セル径が300μm以下である大径のセルとを有する複合セルに調整することができる。なお、大径のセルの平均セル径が小径のセルの平均セル径よりも小さくなることはない。
加硫をするに必要な加熱は、赤外線加熱炉又は熱風炉等の加熱炉、乾燥機等の加熱機等で行うことができる。
このようにして得られるスポンジローラを更に研磨工程に供しても良い。研磨工程は、軸体の外周面に形成されたスポンジローラの形状を、軸体の軸線方向においてスポンジローラの厚みを軸体の中央に向かって徐々に増大させ、軸体の中央から軸体の先端に向かって徐々に減少させる形状、つまりクラウン形状、或いは軸体の中央から軸体の両端に向かってスポンジローラの厚み増加させる形状、つまり逆クラウン形状、或いはストレート形状に調整する工程である。
また、前記加硫によって得られたスポンジローラ、或いは研磨工程により所定の形状に調整されたスポンジローラの外表面を、チューブ、例えばフッ素樹脂チューブで被覆しても良い。フッ素樹脂チューブによる被覆は、例えば、加圧下でスポンジローラを圧縮してフッ素樹脂チューブに挿入する加圧挿入法、減圧下でフッ素樹脂チューブを圧縮してフッ素樹脂チューブに挿入する減圧挿入法、減圧下でフッ素樹脂チューブを半径方向に拡径させてスポンジローラをその内部に挿入する減圧拡径法等によって、行うことができる。
この発明に係るスポンジローラは画像形成装置の例えば定着装置に組み込むことができる。
次に、この発明に係るスポンジローラを備えた定着装置を内装する画像形成装置(以下、この発明に係る画像形成装置と称することがある。)の一例を、図3を参照して、説明する。
図2に示されるように、この発明に係る画像形成装置30は、静電潜像が形成される回転可能な像担持体31、例えば感光体と、前記像担持体31の周囲に配置された、帯電手段32、例えば帯電ローラ、露光手段33、現像手段40、転写手段34、例えば転写ローラ及びクリーニング手段37と、記録体の搬送方向下流側に定着手段35とを備えている。この現像手段40は、従来の現像手段と基本的に同様に形成され、具体的には、図3に示されるように、現像剤収納部41と、像担持体31に現像剤42を供給する現像剤担持体44と、現像剤担持体44に現像剤42を供給する現像剤供給手段43と、現像剤42を帯電させる現像剤規制部材45とを備えている。
画像形成装置における従来の定着装置は、通常、定着ローラを低硬度にし、加圧ローラを高硬度にしてニップ幅及びニップ圧を確保しているが、この発明における定着装置は、定着手段35のように、アスカーC硬度(荷重1.0Kg)は20から35の範囲にある低硬度の定着ローラ53と、低硬度の加圧ローラ56とを有する加熱定着装置である。すなわち、この定着手段35は、図3にその断面が示されるように、記録体36を通過させる開口52を有する筐体50内に、定着ローラ53と、定着ローラ53の近傍に配置された無端ベルト支持ローラ54と、定着ローラ53及び無端ベルト支持ローラ54に巻回された無端ベルト55と、無端ベルト55を介して定着ローラ53に圧接する加圧ローラ56と、無端ベルト55に非接触となるように配置され、無端ベルト55を介して外部から定着ローラ53を加熱する加熱手段57とを備え、無端ベルト55を介して定着ローラ53と加圧ローラ56とが互いに当接又は圧接するように回転自在に支持されてなる圧力熱定着装置である。
無端ベルト支持ローラ54は、画像形成装置に通常用いられるローラであればよく、例えば、弾性ローラ等が用いられる。無端ベルト55は、例えば、ポリアミド、ポリアミドイミド等の樹脂により、無端状に形成されたベルトであればよく、その厚さ等も適宜、定着手段35に適合するように調整することができる。加圧ローラ56はスプリング等の付勢手段(図示しない)によって無端ベルト55を介して定着ローラ53に圧接している。この定着手段35においてこの発明に係るスポンジローラが加圧ローラ56として装着されている。前記加熱手段57は、ハロゲンヒーター及び反射板等を用いた輻射加熱方法、加熱器等を直接接触させて加熱する直接接触加熱方法、並びに、誘導加熱方法等が採用される。この加熱手段57は、定着ローラ53における軸線方向の長さとほぼ同じ長さを有する部材であり、定着手段35のいずれに配置されてもよいが、図3に示されるように、定着ローラ53の表面より一定の間隔を隔てて定着ローラ53に略並行に配置されるのがよい。前記誘導加熱方法には加熱用コイルが用いられ、この加熱用コイルは、通常、フェライト等の強磁性体で、スイッチング電源用として用いられている代表的な形状であるI型、E型及びU型等に形成され、導線が巻かれてなる。無端ベルト55と加圧ローラ56との圧接された間を記録体36が通過することにより、加圧と同時に加熱され、記録体36に転写された現像剤42(静電潜像)を定着させることができる。
この発明に係る画像形成装置30は、次のように作用する。まず、画像形成装置30において、帯電手段32により像担持体31が一様に帯電され、露光手段33により像担持体31の表面に静電潜像が形成される。次いで、現像手段40から現像剤42が像担持体31に供給されて静電潜像が現像され、この現像剤像が像担持体31と転写手段34との間に搬送される記録体36上に転写される。この記録体36は定着手段35に搬送され、現像剤像が永久画像として記録体36に定着される。このようにして、記録体36に画像を形成することができる。
この定着手段35及びこの画像形成装置30は、加圧ローラ56としてこの発明に係るスポンジローラが採用されているから、現像剤を記録体に定着させる定着性に優れると共に消費電力が小さい。
この発明に係るスポンジローラ、及び画像形成装置は、以上の実施形態に限定されることはなく、この発明の目的を達成することができる範囲において、種々の変更が可能である。
例えば、スポンジローラ1において、弾性層3は、単層構造とされているが、この発明においては二層以上の複層構造とされてもよい。
画像形成装置30は、電子写真方式の画像形成装置とされているが、この発明において、画像形成装置は、電子写真方式には限定されず、例えば、静電方式の画像形成装置であってもよい。また、画像形成装置30は、現像手段40に単色の現像剤42のみを収容するモノクロ画像形成装置とされているが、この発明において、画像形成装置は、モノクロ画像形成装置に限定されず、カラー画像形成装置であってもよい。カラー画像形成装置としては、例えば、像担持体上に担持された現像剤像を中間転写体に順次一次転写を繰り返す4サイクル型カラー画像形成装置、各色の現像手段を備えた複数の像担持体を中間転写体や転写搬送ベルト上に直列に配置したタンデム型カラー画像形成装置等が挙げられる。画像形成装置30は、例えば、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置とされる。
また、定着手段35及び画像形成装置30において、現像剤42は、一成分系の現像剤が有利に用いられるが、トナーと、鉄、ニッケル等のキャリアとを含む二成分系の現像剤も使用することができる。
(実施例1から3、比較例1から2)
実施例1から3及び比較例1から2にあっては、表1に示されるベースゴム材料と、表1に示される有機過酸化物架橋剤と、表1に示される触媒と、表1に示される未膨張マイクロバルーンと、表1に示される化学発泡剤とを、表1に示される配合量をもって、二本ロールで十分に混練して混合物を得た。
なお、実施例1から3、及び比較例1から2で用いられたベースゴム材料は、信越化学工業株式会社製の商品名KE−551Uであるミラブル型シリコーンゴムであり、表1に記載された架橋剤は「パーオキサイド架橋」と記載された信越化学工業株式会社製のC−3であり、表1に記載された「触媒」は信越化学工業株式会社製の商品名C−25Aである白金触媒であり、表1に記載された「化学発泡剤」は大塚化学株式会社製の商品名AZOシリーズのAIBNである。表1に記載された未膨張マイクロバルーンは松本油脂製薬株式会社製の商品名マツモトマイクロスフェアーである。
なお、比較例1にあっては有機酸化物型架橋剤に加えて付加反応架橋剤を併用し、比較例2にあってはパーオキサイド架橋剤が配合されていない。
次いで、プライマー層を形成した軸体と前記混合物とを押出成形機にて一体分出し、実施例1から3及び比較例1から2にあっては、赤外線加熱炉(IR炉)を用いて前記混合物を225℃で17分間加熱することにより1次加硫し、その後、熱風乾燥炉で225℃で7時間にわたって2次加硫することにより発泡ローラ原体を作製した。この発泡ローラ原体の円周面を、金属砥石による高速研磨を株式会社水口製作所製の研磨機により行った。
実施例1から3及び比較例1から2にて得られたスポンジローラは、外径30mm及び軸線方向長さ340mmのストレート形状であった。
製造されたスポンジローラの平均セル径、熱膨張率、スポンジ比重、研磨後の弾性層の表面側及び軸体側の硬度(アスカーC硬度)を測定し、その結果を表1に示した。
Figure 2018054100
※熱膨張率について
加熱開始後一定時間での体積/加熱前の体積×100(%)
1 スポンジローラ
2 軸体
3 弾性層
4 フッ素樹脂層
6 セル
30 画像形成装置
31 像担持体
32 帯電手段
33 露光手段
34 転写手段
35 定着手段
36 記録体
37 クリーニング手段
40 現像手段
41 現像剤収納部
42 現像剤
43 現像剤供給手段
44 現像剤担持体
45 現像剤規制部材
50 筐体
52 開口
53 定着ローラ
54 無端ベルト支持ローラ
55 無端ベルト
56 加圧ローラ
57 加熱手段

Claims (3)

  1. 軸体とその軸体の外周面に形成された弾性層とを有するスポンジローラであって、
    前記弾性層が、ミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤とから形成され、
    前記架橋剤が、有機過酸化物架橋剤のみであり、
    未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤により形成されたセルの平均セル径が50μm以上250μm以下であり、
    スポンジローラを180℃に加熱した場合において、加熱開始10分後の熱膨張率と、加熱開始後60分経過後の熱膨張率の差は−3.0%以上+2.0%以下であることを特徴とするスポンジローラ。
  2. ミラブル型シリコーンゴムと、架橋剤と、未膨張マイクロバルーンと、化学発泡剤と、を混合して混合物を調整し、前記混合物を、軸体の外側表面に押出成形し、次いで加熱硬化して、請求項1に記載のスポンジローラを製造することを特徴とするスポンジローラの製造方法。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載のスポンジローラを備えてなることを特徴とする画像形成装置。
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