JP2018040544A - グリル加熱手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】庫内クリーニングの忘れる事を防止し、庫内のにおい残りを少なくし、キッチンの環境を良好に保つ。【解決手段】被加熱物を入れて調理する庫内と、該庫内に設け前記被加熱物を加熱するグリルヒータ302と、前記被加熱物の調理メニューを設定する操作キー10aと、操作キー10aの入力に応じてグリルヒータ302を制御する制御手段307と、を備え、制御手段307は、前記被加熱物の調理回数をカウントし、該カウント数が特定の回数に到達した時は、グリルヒータ302を制御して前記庫内に飛散した脂を焼き切ることを促すものである。【選択図】図4
Description
本発明は、グリル加熱手段の清掃に関するものである。
加熱調理器の調理では、魚や肉を焼いた際に、食材からでる油が加熱室に付着し、調理の回数を重ねるたびに庫内に油の蓄積が多くなり臭いが残るという問題があった。従来、この問題に対して、調理を5〜6回使用した後に、加熱室に付着した油の焼き切りを行う加熱室のクリーニングの実施を実施していた。
しかしながら、調理の回数を忘れてクリーニングの実施が行われなかったり、頻繁にクリーニングを行うと消費エネルギーが増えユーザーの経済的負荷が増えるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、被加熱物を入れて調理する庫内と、該庫内に設け前記被加熱物を加熱するグリルヒータと、前記被加熱物の調理メニューを設定する操作キーと、該操作キーの入力に応じて前記グリルヒータを制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記被加熱物の調理回数をカウントし、該カウント数が特定の回数に到達した時は、前記グリルヒータを制御して前記庫内に飛散した脂を焼き切ることを促すことを特徴とする。
本発明によれば、庫内クリーニングの忘れる事を防止し、庫内のにおい残りを少なくし、キッチンの環境を良好に保つ。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
まずは、図1および図2において、1は、誘導加熱調理器の本体である。2は、本体1の上面を覆うトッププレートで、耐熱性の高い素材、例えば、結晶化ガラス等が用いられ、その上面には鍋等の調理器具(被加熱物)が載置される。
3は、トッププレート枠であり、トッププレート2の周囲の端部を覆うもので、該トッププレート2の間にはシール材が充填されており、これによりトッププレート枠3はトッププレート2に固着されている。そして、トッププレート2の上に液体がこぼれても、シール材により本体1内部への水の浸入が防止され水密構造が実現される。
また、トッププレート枠3は本体1にも固定されていて、本体1をシステムキッチン13に組み込むときには、トッププレート枠3で本体1を吊り下げて設置される。
334、335,336は、鍋位置表示部であり、トッププレート2の上面に設けられ、鍋等の調理器具の載置場所を表示している。
324、325、326は、加熱コイルで、トッププレート2に略水平になるように鍋位置表示部334、335、336の下方の本体1内に設けられており、加熱コイル324、325、326に高周波電流を印加して高周波磁界を発生させ、トッププレート2に載置された鍋等の調理器具を誘導加熱する。
6は、グリル加熱手段であり、加熱コイル324、325、326の下方で本体1の左側または右側(本実施例では左側)の本体1前面部に設けられ、矩形状の箱体(庫内)で構成されていて、庫内に入れられた被加熱物を加熱するグリルヒータ302(図3)の加熱手段を有している。
7は、グリル加熱手段6の扉で、とって7aが設けられており、グリル加熱手段6の内部には扉7に伴って出し入れ可能な受け皿(図示せず)が収納されている。
8は、トッププレート枠3の後枠部に開口する吸気部であり、後記するインバータ回路や加熱コイル324、325、326等を冷却する空気を吸気する。
9は、トッププレート枠3の後枠部に開口する排気部であり、インバータ回路や加熱コイル324、325、326等を冷却した空気やグリル加熱手段6からの排煙を排気する。そして、吸気部8、及び排気部9は、トッププレート2上にこぼした液体が開口部から吸気部8や排気部9内に落下しても本体1内部のインバータ回路等に浸入しない構成となっている。
10は、開閉収納式の前面操作部で、主にグリル加熱手段6を操作するものであり、本実施例ではグリル加熱手段6の隣に位置するように本体1の前面右側に設けられている。
また、前面操作部10は、閉じているときに上部を本体1側に押すことによりロック装置(図示せず)が解除され、前面操作部10の上部が前面側にバネと制御装置(図示せず)により前面側にゆっくりと回動して飛び出すようになっており、逆に閉じるときは上部を本体1側に向かって押し込むことにより本体1に収納され、ロック装置により保持される構成となっている。
なお、図1は、前面操作部10が開いている状態を示し、図2は、前面操作部10が閉じている状態を示す。
前面操作部10の操作キー10aは、前記被加熱物の調理するメニューを設定するもので、操作キー10aで入力した内容は前面表示部10bで使用者に判り易く表示される。但し、前記操作キー10aは後述する上面操作部12の位置に設けても良い。
11は、電源切/入スイッチで、本体1前面に設けられ、本体1の主電源の入切を行う。
12は、上面操作部で、プレート枠3の前側に設けられており、夫々の加熱コイル324、325、326の出力等を調整する上面操作キー12aから構成されている。
図3は、本実施例における誘導加熱調理器の回路構成を説明するブロック図である。
図3において、301は、誘導加熱調理器に入力する商用の交流電源である。302は、グリル加熱手段6の内部に入れられた被加熱物を加熱するヒータである。304、305、306は、夫々の加熱コイル324、325、326の通電を制御するインバータ回路である。
307は、マイクロコンピュータで構成された制御手段で、操作キー10aや、上面操作キー12aの入力した操作信号を入力し、前面表示部10bに表示信号を出力する。また、ヒータ302の通電を制御し、加熱コイル324、325、326の通電を制御するインバータ回路304、305、306に制御信号を出力する。
309は音声出力手段で制御手段307から制御信号を受信して音声またはブザー音を出力する。
図4は、本実施例におけるグリル調理後の自動清掃実施における動作を説明するフローチャートである。
工程100は、グリル調理の加熱開始を示す。
工程101は、グリル調理の加熱終了を示す。
工程102は、自動清掃実施条件の成立を確認する工程である。
グリル加熱手段6の庫内の油の焼き切りを行う庫内クリーニングは、グリル調理を5〜6回行った後に実施する事を取扱説明書では推奨している。
工程102では、制御手段307にグリル加熱手段6の調理の使用回数を記憶し、グリル加熱手段6を、例えば、6回使用した後に、工程103へ進んで前述した庫内クリーニングである自動清掃の実施を使用者に促すものである。グリル加熱手段6を使用回数が6回に達しない場合は工程104に進んで全フローを終了するものである。
自動清掃の実施条件は、グリル加熱手段6の調理の回数をカウントされ、前記清掃が実施されると前記回数はクリアされる。
自動清掃の実施の促し方は、前面表示部10bの表示または音声出力手段309により音声またはブザーを報知することで、使用者に自動清掃の実施を促す。
また、自動清掃を自動で実施する場合は、使用者に前面表示部10bの表示または音声出力手段309により音声またはブザーで注意を報知する。
また、自動清掃の実施を使用者に促したり、清掃へ自動で移行する機能は、操作キー10aまたは上面操作キー12aからの操作により設定することも可能である。
さらに、自動メニューを使用して調理が行われた時は、使用したメニューによっては食品からの脂などの飛び散りが少ないことが事前に推測する事が可能である。そのため調理するメニューに応じて清掃を判定する使用回数を設定する事も可能である。例えば、加熱時に脂の飛ぶ量が多い秋刀魚の調理が行われた時は、自動清掃を促す回数を4回と早い段階で使用者に知らせたり、もしくは秋刀魚の調理の時は毎回知らせても良い。ピザなどのパン料理はほとんど汚れないので、前記回数に含ませないことも可能である。
上記した本実施例によれば、庫内クリーニングの忘れる事を防止し、庫内のにおい残りを少なくし、キッチンの環境を良好に保つ。
1 本体
2 トッププレート
3 トッププレート枠
334〜336 鍋位置表示部
324、325、326 加熱コイル
6 グリル加熱手段
10 前面操作部
10a 操作キー
11 電源切/入スイッチ
12 上面操作部
302 グリルヒータ
304〜306 インバータ回路
307 制御手段
309 音声出力手段
2 トッププレート
3 トッププレート枠
334〜336 鍋位置表示部
324、325、326 加熱コイル
6 グリル加熱手段
10 前面操作部
10a 操作キー
11 電源切/入スイッチ
12 上面操作部
302 グリルヒータ
304〜306 インバータ回路
307 制御手段
309 音声出力手段
Claims (2)
- 被加熱物を入れて調理する庫内と、
該庫内に設け前記被加熱物を加熱するグリルヒータと、
前記被加熱物の調理メニューを設定する操作キーと、
該操作キーの入力に応じて前記グリルヒータを制御する制御手段と、を備え、
該制御手段は、
前記被加熱物の調理回数をカウントし、
該カウント数が特定の回数に到達した時は、
前記グリルヒータを制御して前記庫内に飛散した脂を焼き切る自動清掃を促すことを特徴とするグリル加熱手段。 - 前記自動清掃を実施するまでの前記特定の回数は、
前記被加熱物を加熱したときに入力した前記調理メニューに応じて設定し、
加熱時に脂の飛散が多い前記調理メニューを行った時は、
前記特定の回数を少なくすることを特徴とする請求項1記載のグリル加熱手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175182A JP2018040544A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | グリル加熱手段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175182A JP2018040544A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | グリル加熱手段 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018040544A true JP2018040544A (ja) | 2018-03-15 |
Family
ID=61625589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016175182A Pending JP2018040544A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | グリル加熱手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018040544A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019208342A1 (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
-
2016
- 2016-09-08 JP JP2016175182A patent/JP2018040544A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019208342A1 (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160909 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170120 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170126 |