JP6850961B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器においては、誘導加熱調理器の安全性及び使い勝手を向上させるべく、複数の加熱調理器を同時に使用している場合であっても、1つの一括切入力手段の操作によって、全ての加熱調理器の電源を切ることができる構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、図5に示すように、従来の誘導加熱調理器は、調理物を加熱する加熱手段101と、加熱開始などの操作を行い、動作中の状態などを表示する操作表示部102と、加熱手段101や操作表示部102を制御する制御部103と、外部からの切信号により電源を切る切入力端子104と、を有する第1の加熱調理器105及び第2の加熱調理器106とを有している。また、従来の誘導加熱調理器は、第1の加熱調理器105の切入力端子104及び第2の加熱調理器106の切入力端子104に接続されており、第1の加熱調理器105の切入力端子104及び第2の加熱調理器106の切入力端子104に電源切の指示を同時に出す一括切入力手段107を有している。
そして、従来の誘導加熱調理器においては、第1の加熱調理器105及び第2の加熱調理器106の何れか一方または両方共に電源入り状態であるときに、使用者によって一括切入力手段107が操作されると、一括切入力手段107に接続された各々の切入力端子104に電源を切る指示である電源切信号が伝達され、各々の切入力端子104で受けた電源切信号が各々の操作表示部102に伝達される。各々の加熱調理器において操作表示部102が電源切信号を受けると、各々の制御部103は各々の加熱手段101の加熱動作を停止させ、第1の加熱調理器105及び第2の加熱調理器106の電源が切られる。
特開2009−270767号公報
しかしながら、上記従来の誘導加熱調理器においては、誘導加熱調理器の使い勝手を向上させるという観点からは未だ改善の余地があった。
すなわち、上記従来の誘導加熱調理器においては、一括切入力手段が操作されると、全ての加熱手段の加熱動作が停止され、電源が切られる構成である。そのため、例えば、グリル装置を有する誘導加熱調理器において、上記従来の誘導加熱調理器と同様に、トッププレートに載置された被加熱物を加熱する第1の加熱手段の加熱動作とグリル装置内に収容されたグリル皿を加熱する第2の加熱手段の加熱動作とを一括切入力手段で停止できるように構成した場合、第1の加熱手段及び第2の加熱手段の加熱動作中に一括切入力手段が操作されると、第1の加熱手段及び第2の加熱手段の加熱動作に関わらず、第1の加熱手段及び第2の加熱手段の両方の加熱動作が停止されることになる。
そのため、例えば、第1の加熱手段及び第2の加熱手段の加熱動作中に、トッププレートに載置された被加熱物に収容された調理物が吹きこぼれてしまい、使用者がトッププレートに吹きこぼれた調理物を掃除するために第1の加熱手段の加熱動作のみを停止させた
い場合であっても、一括切入力手段を操作すると第1の加熱手段及び第2の加熱手段の両方の加熱動作が停止されてしまう。すなわち、上記従来の加熱調理器においては、複数ある加熱手段の加熱動作中に、複数ある加熱手段のうちの1つの加熱手段の加熱動作のみを停止させ、他の加熱手段の加熱動作は継続させたい場合であっても、一括切入力手段が操作されると、加熱を継続させたい加熱手段の加熱動作まで停止されてしまい、使い勝手が悪くなる場合があった。
また、グリル装置内に収容された調理物を予め設定された加熱条件によって自動で調理する自動調理モードで調理している状態において、一括切入力手段が操作され、第2の加熱手段の加熱動作まで停止されてしまうと、グリル装置内に収容された調理物を再度自動調理モードで調理することができなくなってしまい、自動調理モードで調理されていた調理物が使用できなくなるなど、誘導加熱調理器の使い勝手が悪くなる場合があった。
そこで、上記従来技術の有する課題を解決するために、加熱手段の電源を切る切入力手段を複数の加熱手段に対応させてそれぞれ配置する構成が考えられるが、この構成では、誘導加熱調理器の構成が複雑化してしまい、使い勝手が悪くなる場合があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題を解決するために成されたものであり、誘導加熱調理器の構成を複雑化させることなく、第1の操作部の操作状態に応じて、第1の加熱物及び第2の加熱部の加熱動作を停止させることができ、使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、本体内に配置されており、トッププレートに載置された被加熱物を加熱する第1の加熱部と、本体内に配置された加熱庫と、本体内に配置されており、加熱庫内に収容されたグリル皿を加熱する第2の加熱部と、トッププレートに配置されており、第1の加熱部の加熱条件を設定する第1の操作部と、本体に第1の操作部とは別に配置されており、第2の加熱部の加熱条件を設定する第2の操作部と、本体に配置されており、第1の加熱部及び第2の加熱部に供給される電力を停止する主電源スイッチと、第1の操作部及び第2の操作部で設定された加熱条件に基づき、第1の加熱部及び第2の加熱部を制御する制御部と、を備え、制御部は、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、第1の操作部が通常の操作状態である場合には、主電源スイッチが操作されると、第1の加熱部及び第2の加熱部への電力供給を停止させるとともに、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、主電源スイッチが操作されると、第1の加熱部への電力供給のみを停止させる、誘導加熱調理器としたものである。
これにより、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、第1の操作部の操作状態が通常の操作状態である場合、使用者は主電源スイッチを操作するだけで第1の加熱部及び第2の加熱部の動作を停止させることができ、誘導加熱調理器の使い勝手を向上させることができる。また、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、例えば、トッププレートに載置された被加熱物に収容された調理物が吹きこぼれてしまい、被加熱物から吹きこぼれた調理物が第1の操作部にかかってしまうなど、第1の操作部の操作状態が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合、使用者は主電源スイッチを操作することで、第1の加熱部の動作のみを停止させることができる。そのため、被加熱物から吹きこぼれた調理物を掃除するために加熱動作を停止させたい第1の加熱部の動作のみを停止させることができるとともに、加熱動作を継続させたい第2の加熱部の動作を継続させることができるため、誘導加熱調理器の使い勝手を向上させることができる。
また、主電源スイッチによって、第1の加熱部及び第2の加熱部の両方の動作、または、第1の加熱部のみの動作を停止することができるため、誘導加熱調理器の構成が複雑化してしまうことを抑制することができる。
本発明の誘導加熱調理器によれば、誘導加熱調理器の構成を複雑化させることなく、第1の操作部の操作状態に応じて、第1の加熱物及び第2の加熱部の加熱動作を停止させることができ、使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の全体斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の分解斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の構成を示す概略図 従来の誘導加熱調理器を示すブロック図
第1の発明は、被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、本体内に配置されており、トッププレートに載置された被加熱物を加熱する第1の加熱部と、本体内に配置された加熱庫と、本体内に配置されており、加熱庫内に収容されたグリル皿を加熱する第2の加熱部と、トッププレートに配置されており、第1の加熱部の加熱条件を設定する第1の操作部と、本体に第1の操作部とは別に配置されており、第2の加熱部の加熱条件を設定する第2の操作部と、本体に配置されており、第1の加熱部及び第2の加熱部に供給される電力を停止する主電源スイッチと、第1の操作部及び第2の操作部で設定された加熱条件に基づき、第1の加熱部及び第2の加熱部を制御する制御部と、を備え、制御部は、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、第1の操作部が通常の操作状態である場合には、主電源スイッチが操作されると、第1の加熱部及び第2の加熱部への電力供給を停止させるとともに、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、主電源スイッチが操作されると、第1の加熱部への電力供給のみを停止させる、誘導加熱調理器としたものである。
これにより、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、第1の操作部が通常の操作状態である場合、使用者は主電源スイッチを操作するだけで第1の加熱部及び第2の加熱部の動作を停止させることができ、誘導加熱調理器の使い勝手を向上させることができる。また、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、例えば、トッププレートに載置された被加熱物に収容された調理物が吹きこぼれてしまい、被加熱物から吹きこぼれた調理物が第1の操作部にかかってしまうなど、第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合、使用者は主電源スイッチを操作することで、第1の加熱部の動作のみを停止させることができる。そのため、被加熱物から吹きこぼれた調理物を掃除するために第1の加熱部の動作のみを停止させるなど、加熱動作を停止させたい第1の加熱部の動作のみを停止させることができるとともに、加熱動作を継続させたい第2の加熱部の動作を継続させることができるため、誘導加熱調理器の使い勝手を向上させることができる。
また、主電源スイッチによって、第1の加熱部及び第2の加熱部の両方の動作、または、第1の加熱部のみの動作を停止することができるため、誘導加熱調理器の構成が複雑化してしまうことを抑制することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、主電源スイッチは、トッププレート上に配
置されており、制御部は、第1の加熱部及び第2の加熱部が動作している状態において、第1の操作部及び主電源スイッチが通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、第1の加熱部への電力供給のみを停止させる構成としたものである。
これにより、第1の操作部4及び主電源スイッチ5の両方が通常とは異なる操作状態となった場合であっても、第1の加熱部2への電力供給のみを自動的に停止させることができるため、誘導加熱調理器の安全性を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の誘導加熱調理器の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の誘導加熱調理器の実施の形態1について、以下、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の全体斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の分解斜視図である。さらに、図3は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の断面図である。また、図4は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の構成を示す概略図である。
図1〜図3に示すように、本実施の形態における誘導加熱調理器100は、鍋などの被加熱物Hが載置されるトッププレート1bを有する本体1と、本体1の内部に配置されており、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hを誘導加熱する第1の加熱部2と、本体1の内部に配置された加熱庫3と、を有している。
本体1は、筐体1aと、筐体1aの上部に取り付けられたトッププレート1bとを有している。筐体1aは、上方に開口(図示せず)を有する箱状に形成されている。また、筐体1aは、金属材料により形成されている。トッププレート1bは、筐体1aの開口(図示せず)を覆うように筐体1aの上部に取り付けられている。また、トッププレート1bは、耐熱性の高いガラスによって形成されている。
トッププレート1b上には、調理物が収容された被加熱物Hが載置される複数の加熱領域Pが形成されている。加熱領域Pは、トッププレート1bの後方に形成された第1の加熱領域P1と、トッププレート1bの前方に形成された第2の加熱領域P2及び第3の加熱領域P3とから構成されている。
ここで、複数の加熱領域Pは、使用者がトッププレート1b上に被加熱物Hを載置する際に、被加熱物Hの載置位置が認識できるように形成されていればよく、例えば、トッププレート1bに円などの図形を印字することで加熱領域Pを表示させたり、LEDなどの照明手段を点灯させることで加熱領域Pを表示させたりしてもよい。
トッププレート1bの下方には、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hを誘導加熱する第1の加熱部2が配置されている。第1の加熱部2は、トッププレート1bに形成された複数の加熱領域Pに対応するように、筐体1a内に配置されている。なお、本実施の形態においては、第1の加熱部2が加熱コイルで構成されており、トッププレート1b上に形成された3つの加熱領域Pのそれぞれに対応するように、3つの加熱コイルが配置されている構成について説明する。
トッププレート1bの上面の前部には、使用者がトッププレート1b上に載置した被加
熱物Hを加熱する第1の加熱部2の加熱条件を設定する第1の操作部4が配置されている。第1の操作部4は、トッププレート1b上に形成された複数の加熱領域Pに対応して複数配置されている。なお、本実施の形態においては、トッププレート1b上に形成された3つの加熱領域Pのそれぞれに対応するように、3つの第1の操作部4が配置されている構成について説明する。
第1の操作部4には、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hを加熱する火力を設定する火力スイッチ(図示せず)、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hを加熱する時間を設定するタイマースイッチ(図示せず)、トッププレート1b上に載置された被加熱物の加熱を開始及び停止させる加熱入切スイッチ(図示せず)などが配置されており、使用者が第1の操作部4を操作して、第1の加熱部2の加熱条件を選択及び設定することで、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hの加熱を行うことができるように構成されている。
また、トッププレート1bの上面の前部には、第1の加熱部2及び後述する第2の加熱部8への電力供給を停止させる主電源スイッチ5が配置されている。
本体1の内部に配置された第1の加熱部2の下方には、肉や魚などの調理物を調理する加熱庫3が配置されている。
加熱庫3は、本体1の内部に配置された加熱庫本体6と、加熱庫本体6内に収容されるグリル皿7と、加熱庫本体6に収容されたグリル皿7及びグリル皿7に載置された調理物を加熱する第2の加熱部8と、加熱庫本体6の前面側に配置された加熱庫扉9と、を有している。
加熱庫本体6の内部には、肉や魚などの調理物が載置されるグリル皿7を収容する加熱室6aが形成されている。加熱室6aは、本体1の前面側に開口部6bを有する箱状に形成されている。また、加熱室6aの底面部6cは、耐熱性の高いガラスで形成されている。
グリル皿7は、上方に開口(図示せず)を有する箱状に形成されている。また、グリル皿7の内側には、グリル皿7の底面から上方に向かって突出した複数の凸部(図示せず)が形成されている。複数の凸部(図示せず)は、その上端部がグリル皿7の開口(図示せず)よりも上方に突出しないように、グリル皿7の内側の左右幅に亘って形成されている。
また、グリル皿7は、少なくともアルミニウムとステンレス鋼とを含むクラッド材で形成されている。グリル皿7は、グリル皿7の上面側にアルミニウムが位置し、グリル皿7の底面側にステンレス鋼が位置するように、クラッド材をプレス加工して形成されている。
なお、本実施形態においては、アルミニウムとステンレス鋼とを含むクラッド材でグリル皿7が形成された構成について説明するが、グリル皿7は、少なくとも熱伝導性の高い金属と透磁率の高い金属とで形成されていればよい。
第2の加熱部8は、加熱室6aの下方に配置されており、加熱室6a内に収容されたグリル皿7を加熱する下加熱体8aと、加熱室6aの内部の上部に配置されており、加熱室6aに収容されたグリル皿7に載置された調理物を加熱する上加熱体8bと、から構成されている。
加熱庫本体6の下部には、下加熱体8aを保持する取付部材6dが取り付けられており、下加熱体8aは、取付部材6dに保持された状態で、加熱庫本体6の下部に取り付けられ、加熱室6aの下方に保持されている。なお、本実施の形態においては、下加熱体8aが加熱室6a内に収容されたグリル皿7を誘導加熱する加熱コイルで形成された構成について説明するが、下加熱体8aは、加熱室6a内に収容されたグリル皿7を加熱できる構成であればよく、例えば、電気抵抗式のヒータで形成されていてもよい。
上加熱体8bは、加熱室6aの前後方向に沿って複数配置されている。上加熱体8bの下方には、上加熱体8bを覆うカバー部材8cが配置されている。また、カバー部材8cには、上加熱体8bで発生された熱をグリル皿7に載置された調理物に伝達するための複数の開口(図示せず)が形成されている。なお、本実施の形態においては、上加熱体8bが電気抵抗式のヒータによって形成された構成について説明するが、上加熱体8bは、加熱室6a内に収容されたグリル皿7に載置された調理物を加熱できる構成であればよい。
加熱庫本体6の前面側には、加熱室6aの前面側に形成された開口部6bを開閉自在に覆う加熱庫扉9が配置されている。加熱庫3の下方には、加熱庫扉9を本体1に保持するレール部10が配置されている。レール部10は、本体1の前後方向に移動可能に形成されている。加熱庫扉9は、レール部10に取り付けられることで、加熱室6aの開口部6bを閉塞する閉位置と、本体1の前方側に移動され、加熱室6aの開口部6bを開放する開位置とを取り得るように構成されている。また、加熱庫扉9には、グリル皿7が加熱室6a内に載置された際に、グリル皿7と係合する係合部(図示せず)が形成されており、この係合部(図示せず)にグリル皿7が係合されることで、加熱庫扉9の前後方向への移動に連動してグリル皿7が加熱室6a内を前後方向に移動するように構成されている。
本体1の前面には、使用者が第2の加熱部8の加熱条件を設定する第2の操作部11が配置されている。第2の操作部11には、肉や魚などの調理物の調理方法に応じて予め設定された複数の自動調理コースが設定されており、使用者は、第2の操作部11に配置された自動調理コース選択スイッチ(図示せず)を操作することで、予め設定された複数の自動調理コースから調理物を調理する自動調理コースを選択することができるように構成されている。また、第2の操作部11には、加熱庫3内に収容された調理物を調理する火力を設定する火力スイッチ(図示せず)、加熱庫3内に収容された調理物を調理する時間を設定するタイマースイッチ(図示せず)、加熱庫3内に収容された調理物の加熱を開始及び停止させる加熱入切スイッチなどが配置されており、使用者が第2の操作部11を操作して、第2の加熱部8の加熱条件を選択及び設定することで、加熱庫3内に収容された調理物の加熱を行うことができるように構成されている。
図2〜図4に示すように、本体1の内部には、第1の加熱部2及び第2の加熱部8を制御する制御部12を有する制御基板13が配置されている。制御部12は、使用者が第1の操作部4及び第2の操作部11で設定した加熱条件に基づき、第1の加熱部2及び第2の加熱部8を制御し、トッププレート1b上に載置された被加熱物H、及び、加熱室6a内に収容されたグリル皿7を加熱している。
以上のように構成された誘導加熱調理器100について、以下、その動作、作用を説明する。
使用者が誘導加熱調理器100を用いて調理を行う場合、使用者は、トッププレート1b上に配置された主電源スイッチ5を操作する。使用者によって、主電源スイッチ5が操作されると、第1の加熱部2、第1の操作部4、第2の加熱部8、及び第2の操作部11への電力供給が開始され、第1の操作部4及び第2の操作部11にて加熱条件が設定できるようになる。
トッププレート1b上で調理を行う場合、使用者は、調理物を収容した鍋などの被加熱物Hをトッププレート1b上に形成された所定の加熱領域Pに載置する。ここで、本実施の形態においては、使用者がトッププレート1bの上面の前方に形成された加熱領域P2に調理物が収容された被加熱物Hを載置し、調理を行う場合について説明する。
トッププレート1b上の加熱領域P2に被加熱物Hを載置した後、使用者は、加熱領域P2に対応する第1の操作部4を操作し、被加熱物Hに収容された調理物を加熱する火力や時間など、被加熱物Hに収容された調理物を加熱する加熱条件、すなわち、第1の加熱部2の加熱条件を設定する。使用者によって加熱領域P2に対応する第1の操作部4が操作され、被加熱物Hの加熱条件が設定されると、制御部12は、使用者によって設定された加熱条件に基づき、第1の加熱部2を制御し、加熱領域P2に載置された被加熱物Hを加熱することで、被加熱物Hに収容された調理物の加熱調理を行う。
加熱庫3を使用して調理を行う場合、使用者は調理物を載置したグリル皿7を加熱庫3内に載置する。このとき、加熱室6aの開口部6bが加熱庫扉9によって閉塞されている状態で、使用者が加熱室6aの開口部6bを覆う加熱庫扉9を前方、すなわち、使用者側へと引くことで、加熱庫扉9がレール部10とともに前方へと移動し、加熱室6aの開口部6bが開放される。その後、使用者が加熱室6aの開口部6bから加熱室6a内へ調理物が載置されたグリル皿7を投入し、加熱庫扉9を後方へと押し下げ、加熱室6aの開口部6bを加熱庫扉9によって閉塞することで、加熱庫3を使用して肉や魚などの調理物を調理できるようになる。
加熱庫3内に調理物を載置したグリル皿7を収容した後、使用者は、第2の操作部11を操作し、グリル皿7に載置した調理物を自動調理する自動調理コース、グリル皿7に載置した調理物を加熱する火力や時間など、グリル皿7に載置された調理物の加熱条件、すなわち、第2の加熱部8の加熱条件を設定する。使用者によって第2の操作部11が操作され、グリル皿7に載置された調理物の加熱条件が設定されると、制御部12は、使用者によって設定された加熱条件に基づき、第2の加熱部8である下加熱体8a及び上加熱体8bを制御し、加熱庫3内のグリル皿7及び調理物を加熱することで、グリル皿7に載置された調理物の加熱調理を行う。
以上のように、使用者がトッププレート1b上で鍋などの被加熱物H内に収容された調理物を調理し、加熱庫3でグリル皿7に載置された魚や肉などの調理物を調理する場合、使用者は、第1の操作部4を操作して第1の加熱部2の加熱条件を設定し、加熱を開始するとともに、第2の操作部11を操作して第2の加熱部8の加熱条件を設定し、加熱を開始することで、トッププレート1b上の被加熱物H内に収容された調理物及び加熱庫3内のグリル皿7に載置された調理物を調理することができる。
そして、トッププレート1b上の被加熱物H内に収容された調理物及び加熱庫3内のグリル皿7に載置された調理物の調理を停止する場合、使用者は、第1の操作部4に配置された加熱入切スイッチ(図示せず)、及び、第2の操作部11に配置された加熱入切スイッチ(図示せず)を操作することで、第1の加熱部2及び第2の加熱部8への電力供給を停止させ、トッププレート1b上の被加熱物H内に収容された調理物及び加熱庫3内のグリル皿7に載置された調理物の調理を停止させることができる。
上述のように、本実施の形態においては、第1の操作部4が通常の操作状態である場合、使用者は、第1の操作部4に配置された加熱入切スイッチ(図示せず)及び第2の操作部11に配置された加熱入切スイッチ(図示せず)を操作することで、第1の加熱部2の電力供給及び第2の加熱部8への電力供給を個別に停止させることができ、トッププレー
ト1b上の被加熱物H内に収容された調理物の調理及び加熱庫3内のグリル皿7に載置された調理物の調理を個別に停止させることができる。
ここで、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hから調理物が吹きこぼれてしまい、第1の操作部4が操作できなくなるなど、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態となる場合がある。
このような場合、従来の誘導加熱調理器においては、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させ、トッププレート1b上の鍋などの被加熱物H内に収容された調理物の調理のみを停止させことができず、第1の加熱部2への電力供給を停止させるためには、第1の加熱部2及び第2の加熱部8の両方への電力供給を停止させるしかなく、第2の加熱部8への電力供給を継続させ、加熱庫3内のグリル皿7に載置された調理物の調理を継続させることができなかった。
そこで、本実施の形態において、制御部12は、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合に、使用者によって主電源スイッチ5が操作されると、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させ、トッププレート1b上の被加熱物H内に収容された調理物の調理のみを停止させるとともに、第2の加熱部8への電力供給を継続させ、加熱庫3内のグリル皿7に載置された調理物の調理を継続させるように構成している。
この構成により、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合であっても、使用者は主電源スイッチ5を操作することで、第1の加熱部2の動作のみを停止させることができる。そのため、例えば、被加熱物Hから吹きこぼれた調理物を掃除するために第1の加熱部2への電力供給のみを停止させるなど、加熱動作を停止させたい第1の加熱部への電力供給のみを停止させることができるとともに、加熱動作を継続させたい第2の加熱部8の動作を継続させることができるため、誘導加熱調理器100の使い勝手を向上させることができる。
トッププレート1b上の被加熱物H内に収容された調理物及び加熱庫3内のグリル皿7に載置された調理物の調理が終了し、誘導加熱調理器100での調理を終了する場合、使用者は、主電源スイッチ5を操作することで、第1の加熱部2、第2の加熱部8、第1の操作部4、及び第2の操作部11への電力供給が停止させ、誘導加熱調理器100の電源をオフすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、制御部12は、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態である場合には、使用者によって主電源スイッチ5が操作されると、第1の加熱部2及び第2の加熱部8への電力供給を停止させるとともに、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、使用者によって主電源スイッチ5が操作されると、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させるように構成されている。
これにより、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態である場合、使用者は主電源スイッチ5を操作するだけで第1の加熱部2及び第2の加熱部8の動作を停止させることができ、誘導加熱調理器100の使い勝手を向上させることができる。また、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、例えば、トッププレート1bに載置された被加熱物Hに収容された
調理物が吹きこぼれてしまい、第1の操作部4が操作できなくなるなど、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態となった場合であっても、使用者は主電源スイッチ5を操作することで、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させることができる。そのため、被加熱物Hから吹きこぼれた調理物を掃除するために第1の加熱部2の動作のみを停止させるなど、加熱動作を停止させたい第1の加熱部2の動作のみを停止させることができるとともに、加熱動作を継続させたい第2の加熱部8の動作を継続させることができるため、誘導加熱調理器100の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、第1の操作部4の操作状態に応じて、主電源スイッチ5によって、第1の加熱部2及び第2の加熱部8の両方への電力供給、または、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させることができるように構成している。
これにより、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態となった場合に第1の加熱部2への電力供給のみを停止させるためのスイッチを別途配置することなく、第1の操作部4の操作状態に応じて、主電源スイッチ5によって、第1の加熱部2及び第2の加熱部8の両方への電力供給、または、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させることができるため、誘導加熱調理器100の構成が複雑化してしまうことを抑制することができる。
以上、本発明の誘導加熱調理器の実施の形態1について説明したが、本発明の誘導加熱調理器は上述した実施の形態1の構成に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態1においては、第1の操作部4の通常の操作状態とは異なる操作状態として、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hから調理物が吹きこぼれ、第1の操作部4が操作できない状態を例示して説明したが、第1の操作部4の通常の操作状態とは異なる操作状態としては、例えば、第1の加熱部2が動作している状態において第1の操作部4の入力機能が故障してしまうなど、使用者が第1の操作部4を操作して第1の加熱部2の加熱条件を設定できない状態であればよい。このような状態においても、上述した実施の形態1と同様に、制御部12は、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、使用者によって主電源スイッチ5が操作されると、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させるようにすることで、上述した実施の形態1と同様の効果を奏することができ、誘導加熱調理器100の使い勝手を向上させることができる。
なお、トッププレート1b上に載置した被加熱物Hから調理物が吹きこぼれたことを検知する方法としては、例えば、第1の操作部4の周囲に吹きこぼれを検知するための電極を配置し、この電極の静電容量の変化から吹きこぼれを検知する方法や、スイッチが所定時間長押しされた場合に吹きこぼれが発生したと判断する方法や、複数のスイッチが同時に押された場合に吹きこぼれが発生したと判断する方法など、既知の方法を用いればよい。
また、上述した実施の形態1においては、主電源スイッチ5がトッププレート1bに配置されている構成について説明したが、主電源スイッチ5は、本体1の前面や第2の操作部11に配置されていてもよい。
(実施の形態2)
本発明の誘導加熱調理器の実施の形態2について、説明する。なお、上述した実施の形態1と同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
上述した実施の形態1においては、主電源スイッチ5がトッププレート1b上に配置さ
れており、制御部12は、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態である場合には、使用者によって主電源スイッチ5が操作されると、第1の加熱部2及び第2の加熱部8への電力供給を停止させるとともに、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、第1の操作部4が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、使用者によって主電源スイッチ5が操作されると、第1の加熱部2への電力供給のみを停止させる構成について説明したが、例えば、トッププレート1b上に載置した被加熱物Hから吹きこぼれた調理物が第1の操作部4及び主電源スイッチ5にかかってしまい、第1の操作部4及び主電源スイッチ5の両方が操作できなくなる場合がある。この場合、使用者は主電源スイッチ5を操作することができず、第1の加熱部2への電力供給のみを停止することができなくなる。
そこで、本実施の形態において、制御部12は、第1の加熱部2及び第2の加熱部8が動作している状態において、例えば、トッププレート1b上に載置された被加熱物Hから調理物が吹きこぼれ、第1の操作部4及び主電源スイッチ5が操作できなくなるなど、第1の操作部4及び主電源スイッチ5が通常の操作状態とは異なる操作状態となった場合には、第1の加熱部2への電力供給を停止させ、トッププレート1b上の被加熱物の加熱を停止させるように構成している。
これにより、第1の操作部4及び主電源スイッチ5の両方が通常とは異なる操作状態となった場合であっても、第1の加熱部2への電力供給のみを自動的に停止させることができるため、誘導加熱調理器100の安全性を向上させることができる。
本発明の誘導加熱調理器によれば、誘導加熱調理器の構成を複雑化させることなく、第1の操作部の操作状態に応じて、第1の加熱物及び第2の加熱部の加熱動作を停止させることができ、使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することが可能となるので、家庭用及び業務用の誘導加熱調理器の分野・用途に好適に適用することができる。
1 本体
1a 筐体
1b トッププレート
2 第1の加熱部
3 加熱庫
4 第1の操作部
5 主電源スイッチ
6 加熱庫本体
6a 加熱室
6b 開口部
6c 底面部
6d 取付部材
7 グリル皿
8 第2の加熱部
8a 下加熱体
8b 上加熱体
8c カバー部材
9 加熱庫扉
10 レール部
11 第2の操作部
12 制御部
13 制御基板
100 誘導加熱調理器

Claims (6)

  1. 被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、
    前記本体内に配置されており、前記トッププレートに載置された被加熱物を加熱する第1の加熱部と、
    前記本体内に配置された加熱庫と、
    前記本体内に配置されており、前記加熱庫内に収容されたグリル皿を加熱する第2の加熱部と、
    前記トッププレートに配置されており、前記第1の加熱部の加熱条件を設定する第1の操作部と、
    前記本体に前記第1の操作部とは別に配置されており、前記第2の加熱部の加熱条件を設定する第2の操作部と、
    前記本体に配置されており、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部に供給される電力を停止する主電源スイッチと、
    前記第1の操作部及び前記第2の操作部で設定された加熱条件に基づき、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部が通常の操作状態である場合には、前記主電源スイッチが操作されると、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部への電力供給を停止させるとともに、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、前記主電源スイッチが操作されると、前記第1の加熱部への電力供給のみを停止させ、
    前記第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態とは、前記第1の操作部が操作できない状態である、誘導加熱調理器。
  2. 被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、
    前記本体内に配置されており、前記トッププレートに載置された被加熱物を加熱する第1の加熱部と、
    前記本体内に配置された加熱庫と、
    前記本体内に配置されており、前記加熱庫内に収容されたグリル皿を加熱する第2の加熱部と、
    前記トッププレートに配置されており、前記第1の加熱部の加熱条件を設定する第1の操作部と、
    前記本体に前記第1の操作部とは別に配置されており、前記第2の加熱部の加熱条件を設定する第2の操作部と、
    前記本体に配置されており、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部に供給される電力を停止する主電源スイッチと、
    前記第1の操作部及び前記第2の操作部で設定された加熱条件に基づき、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部が通常の操作状態である場合には、前記主電源スイッチが操作されると、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部への電力供給を停止させるとともに、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、前記主電源スイッチが操作されると、前記第1の加熱部への電力供給のみを停止させ、
    前記第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態とは、前記第1の操作部が前記第1の加熱部の加熱条件の設定を受け付けない状態である、誘導加熱調理器
  3. 被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、
    前記本体内に配置されており、前記トッププレートに載置された被加熱物を加熱する第1の加熱部と、
    前記本体内に配置された加熱庫と、
    前記本体内に配置されており、前記加熱庫内に収容されたグリル皿を加熱する第2の加熱部と、
    前記トッププレートに配置されており、前記第1の加熱部の加熱条件を設定する第1の操作部と、
    前記本体に前記第1の操作部とは別に配置されており、前記第2の加熱部の加熱条件を設定する第2の操作部と、
    前記本体に配置されており、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部に供給される電力を停止する主電源スイッチと、
    前記第1の操作部及び前記第2の操作部で設定された加熱条件に基づき、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部が通常の操作状態である場合には、前記主電源スイッチが操作されると、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部への電力供給を停止させるとともに、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、前記主電源スイッチが操作されると、前記第1の加熱部への電力供給のみを停止させ、
    前記第1の操作部が通常の操作状態とは異なる操作状態とは、前記制御部が、前記被加熱物の吹きこぼれを検知した場合の前記第1の操作部の操作状態である、誘導加熱調理器。
  4. 前記主電源スイッチは、前記トッププレート上に配置されており、
    前記制御部は、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部及び前記主電源スイッチが通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、前記第1の加熱部への電力供給のみを停止させ、
    前記第1の操作部及び前記主電源スイッチが通常の操作状態とは異なる操作状態とは、前記第1の操作部及び前記主電源スイッチが操作できない状態である、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記主電源スイッチは、前記トッププレート上に配置されており、
    前記制御部は、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部及び前記主電源スイッチが通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、前記第1の加熱部への電力供給のみを停止させ、
    前記第1の操作部及び前記主電源スイッチが通常の操作状態とは異なる操作状態とは、前記第1の操作部が前記第1加熱部の加熱条件の設定を受け付けない状態であり、かつ、前記主電源スイッチが操作できない状態である、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記主電源スイッチは、前記トッププレート上に配置されており、
    前記制御部は、前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部が動作している状態において、前記第1の操作部及び前記主電源スイッチが通常の操作状態とは異なる操作状態である場合には、前記第1の加熱部への電力供給のみを停止させ、
    前記第1の操作部及び前記主電源スイッチが通常の操作状態とは異なる操作状態とは、前記制御部が、前記被加熱物の吹きこぼれを検知した場合の前記第1の操作部および前記主電源スイッチの操作状態である、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の誘導加熱調理器。
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