JP2018038567A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】精算スイッチの長押しにより不用意な精算処理を防止できながら、タイミングのズレた予期せぬ精算処理がされてしまうのを回避する。
【解決手段】遊技制御用CPUのタイマ割込処理により、精算スイッチの連続オン時間を記録して所定値に達すると精算許可を出し、精算スイッチのオフにより連続オン時間をクリアする定時割込精算管理手段と、精算許可に基づいて精算処理を実行させる精算処理実行手段と、一遊技の開始時に、連続オン時間及び精算許可の記憶エリアをクリアする精算管理初期化手段とを設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、回胴式遊技機、その他のスロットマシン、アーケードゲーム機等の遊技機に関する。
特許文献1に、遊技メダルを50枚を上限に遊技機の内部に貯留し、ベットスイッチの操作により掛けメダルを引き落とすクレジット機能と、精算スイッチの操作によりクレジットに残るメダルを受皿に払出す精算機能を備える遊技機が記載されている。現在市場投入されているほぼ全機種はクレジット機能及び精算機能を持つ。
特開平5−76635号公報
精算スイッチは、遊技者がその遊技機での遊技を止めるときに操作することを想定しているため、頻繁に操作するベットボタン等よりも小型の押しボタンスイッチ等で構成されることが多い。しかし、それでも精算ボタンが不用意に操作されるとその都度メダルが精算されてしまうことから、所定時間オンが続く長押しにより精算処理が行われるようにするのがより良いと考えられ、タイマ割込処理により、精算スイッチの連続オン時間を記録して所定値に達すると精算許可を出し、精算スイッチのオフにより連続オン時間をクリアする仕様にすれば良いと考えられる。
ところが、これだけでは、連続オン時間計時用タイマは、オンされている限りタイマ割込処理による計時毎に計時値が積算されてしまうため、スタートレバーの操作によりリールが回転してストップボタンの操作によりリールが停止して一回の遊技の結果が導出されるまでの実際の遊技中は精算不可とするにしても、次遊技の開始直後に精算許可に基づいて精算処理が行われていまい、長押し効果が活かされないどころか、却ってタイミングのズレた予期せぬ精算処理がされてしまう恐れが生じる。
本発明の課題は、精算スイッチの長押しにより不用意な精算処理を防止できながら、タイミングのズレた予期せぬ精算処理がされてしまうのを回避できる遊技機を提供する点にある。
図面の符号を括弧内に付記して例示する。
遊技機の内部に貯留した遊技媒体を受皿(8G)に払出す精算処理を指令する精算スイッチ(精算ボタン4)を備える遊技機において、
遊技制御用CPU(メインCPU)のタイマ割込処理により、前記精算スイッチの連続オン時間を記録して所定値に達すると精算許可を出し、前記精算スイッチのオフにより前記連続オン時間をクリアする定時割込精算管理手段(41)と、
前記精算許可に基づいて精算処理を実行させる精算処理実行手段(42)と、
一遊技の開始時に、前記連続オン時間及び前記精算許可の記憶エリアをクリアする精算管理初期化手段(43)とを設けた。
これにより、精算スイッチの連続オン時間を記録して所定値に達すると精算許可を出し、精算スイッチのオフにより連続オン時間をクリアし、精算許可に基づいて精算処理を実行するため、不用意な精算処理を防止できる。それでいて、一遊技の開始時に、精算スイッチの連続オン時間及び精算許可の記憶エリアをクリアするため、オンされている限りタイマ割込処理による計時毎に連続オン時間が積算されて精算許可となり得ることから生じる遊技開始直後の精算処理といった予期せぬ精算処理がされてしまうのを未然に回避できる。
本発明遊技機の斜視図。 遊技機の制御装置のブロック図。 主制御装置での割込処理及び遊技メイン処理フロー。
図1に、本発明を適用する回胴式遊技機を示す。回胴式遊技機は、一般にパチスロと呼ばれ、遊技機規則、すなわち平成16年(2004年)1月30日の国家公安委員会規則第1での改正を経た昭和60年(1985年)2月12日の国家公安委員会規則第4「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」に適合するスロットマシンである。以下、用語及びその技術内容は現行の遊技機規則に準ずる。
遊技機筐体8Bは、ハニカムリアキャビネット8R及びキャビネット枠8W、扉状の上下フロントキャビネット8E,8Fを備える。上フロントキャビネット8Eには、動画等をフルカラーで表示する上部液晶表示装置71、サーチライト風のドットマトリクス表示装置73、各リール帯10L,10C,10Rの外周に全21コマ又は20コマの図柄を配した3本のリール1L,1C,1Rを表示窓80越しに臨ませるリールパネル8、展開及び収納可能な組ランプe1〜3をもつ左上可動ランプE1,同組ランプe4〜6をもつ右上可動ランプE2,同組ランプe7〜9をもつ左下可動ランプE3,同組ランプe10〜12をもつ右下可動ランプE4、左上ランプE5,右上ランプE6、リールパネル8を囲む門型ランプE7〜E11を備える。
下フロントキャビネット8Fには、操作部8S、演出用の下部液晶ボタンABを兼用し上部液晶表示装置71と協働した動画等を表示させる下部液晶表示装置72(可動式ビジョンATV)、両脇のサイドランプE12,E13を備える。91〜94はBGMや各種効果音等を出音するスピーカ、8Mはメダル払出口、8Gはメダル受皿である。筐体8Bの内部には、「ド、ド、ド、ドォー」等の重低音の再生により振動を発生させるウーハー90を内蔵している。
操作部8Sには、遊技媒体たるメダルの投入口2i、開始ボタンbi・上下左右の移動ボタンb1〜4・終了ボタンboをもつ実機カスタマイズ用の十字キーユニットBT、遊技媒体の電磁的記憶であるクレジットから一遊技に必要な規定数のメダルを一括して引き落とすマックスベット指令によりメダル投入処理の実行を指令する投入スイッチたるベットボタン3、クレジット等に残るメダルをメダル受皿8Gに払出す精算処理を指令する精算スイッチたる精算ボタン4、規定数のメダルの投入下、各リール1L,1C,1Rを回転させるリール始動処理の実行を指令するスタートスイッチたるスタートレバー5、対応するリールを個別に停止させるストップスイッチとなる左・中・右ストップボタン6L,6C,6R、投入メダル詰り時に押すリジェクトボタン2R、ドアキーの操作穴8Kを備える。なお、「規定数」とは、遊技の結果を一回得るために投入をする必要がある遊技メダル等の数として遊技の種類ごとに定められたものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ヘ)。
また、現時のクレジット数を表示させるクレジット表示器DL1、入賞による払出メダル枚数を表示させるペイアウト表示器DL2、充当掛けメダルが1枚、2枚、3枚になる毎に点灯させる1〜3枚ランプEL1〜3、掛けメダルが受付可能なとき点灯させるベットランプELb、スタートレバー5の操作が可能なとき点灯させるスタートランプELs、再遊技作動図柄の組合せが表示されて再遊技が作動した時に点灯させるリプレイランプELrを含む遊技基本ランプ類30を備える。
規定数は、本実施形態では、第二種特別役物に係る役物連続作動装置の作動時は2枚、これ以外は、第一種特別役物に係る役物連続作動装置の作動時を含めて3枚としている。ベットボタン3の一回の押圧操作により、クレジット残が規定数以上あるときは規定数のメダルを一括して掛けメダルに充当して規定数のメダル投入を満たし、クレジット残が規定数を下回るときはクレジット残を全て掛けメダルに充当して不足分のメダルが投入口2iから追投入されるのを待つ。
また、精算ボタン4の連続オン時間を記録して所定値例えば1秒に達すると、要するに1秒以上の長押しをすると、精算許可を出して精算処理を実行するが、ベットランプELbの点灯時、精算ボタン4を1秒未満の短時間についてオンにする短押しをすると、クレジットから1枚引き落として掛けメダル1枚を充当する1ベットボタンとして機能する。よって、本実施形態では、精算ボタン4は、メダル投入処理の実行を指令する投入スイッチを兼ねる。
精算ボタン4を指で押し込んでオンにすると、まず1ベットボタンとして機能して掛けメダルに1枚投入し、連続してオンし続け、1秒以上経過すると、クレジット残と共に掛けメダルを含め、遊技機の内部に貯留した全枚数のメダルが精算されて受皿8Gに払い出される。ただし、再遊技作動中は、自動投入された掛けメダルは精算対象でなく、必ず次遊技を行うことになる。
図2に示すように、遊技機筐体8Bの内部に組込む制御装置CNは、遊技を進行させる主遊技制御を実行する所謂メイン側の主基板に対応する主制御装置MCと、この主制御装置MCから一方向性通信仕様に従って送信する情報を受信し、遊技の進行に伴う演出制御を実行する所謂サブ側の周辺基板に対応する周辺制御装置SCとを含む。一方向性通信仕様とは、主基板に関して遊技機規則で規定する「周辺基板が送信する信号を受信することができるものでないこと」を満たす通信仕様をいう。
主制御装置MCは、ROM及びRWMを内蔵したメインCPUを備える。メインCPUは、Z80互換チップから成り、基本的なZ80仕様に所定の遊技機用拡張仕様を適用しており、例えば12MHzのシステムクロック動作環境下で使用している。入力ポートI1には、各リールのインデックスセンサ11L,11C,11R(IDs)、各ストップボタン6L,6C,6R、ベットボタン3、精算ボタン4、スタートレバー5、投入口2i下流のメダルセレクター2に設ける投入センサーSEN0及び通過センサーSEN1,2、メダルセレクター2からメダルを引き継ぐRシュートに設けるRシュートセンサーSEN3、メダル払出装置HPの出口に設ける払出センサーSEN4、フロントキャビネット8E,8Fの開放を検出するドア開閉スイッチSi1、内部抽せんでの当せん確率の組合せを高低6段階に設定する設定変更スイッチSi2等の各信号を入力している。
出力ポートO1から、LEDドライバDr0を介して各ストップボタンに内蔵する停止表示器61,62,63すなわち停止不可表示時に点灯させる赤LED61R,62R,63R及び停止可能表示時に点灯させる青LED61B,62B,63Bを、モータドライバDr1を介して各リールに駆動軸SHを直結させるステッピングモータ12L,12C,12R(SM)を、LEDドライバDr2を介して遊技基本ランプ類30を、ソレノイドドライバDr3を介してメダルセレクター2からメダルを離脱させるブロッカー爪部28を突出させるブロッカーソレノイド28sを、モータドライバDr4を介してメダル払出装置HPのメダル払出モータHPmを各制御している。
各インデックスセンサIDsは、各リールの内側に取付ける半円帯状のインデックスID(1Li,1Ci,1Ri)のオンエッジとオフエッジとを半周毎に検出し、最先のオンエッジ又はオフエッジの検出が定常回転状態下にある各リールについてされた後、停止表示器61,62,63の赤LED61R,62R,63Rの点灯を青LED61B,62B,63Bの点灯に変え、ストップボタン6L,6C,6Rの操作を受付可能にする。
各ステッピングモータSMは、鉄芯外周に多数のロータ小歯をもつ永久磁石内蔵式のロータRmと、磁極内周に複数のステータ小歯をもつ複数組の磁極にA相、B相、C相(Aバー相(Aの反転相))、D相(Bバー相(Bの反転相))の巻線を巻回したステータSwとを有し、定常回転時、一の巻線をオンにする1相励磁と、一の巻線及び隣接する他の巻線をオンにする2相励磁とを、一割込み時間例えばt=1.49ms毎に交互に繰返す1−2相励磁により、励磁パルスの1ステップ更新により半ステップ角(2ステップ更新により1ステップ角)ずつ変位させ、504のステップ更新で一回転させる。また、励磁パルスのステップ更新方向を変更することにより正転と逆転とを可能にしている。
メインCPUのROM上には、タイマ割込処理により、精算ボタン4の連続オン時間をRWM上に確保する計時用タイマにおいて記録し、その連続オン時間計時用タイマが所定値、本実施形態では1秒以上に達すると、RWM上に確保する精算許可フラグに1をセットして精算許可を出し、精算ボタン4のオフ(ボタンの押し込みの解除)により連続オン時間計時用タイマを0にクリアする定時割込精算管理手段41と、精算許可フラグ=1に基づいて精算処理を実行させる精算処理実行手段42と、一遊技の開始時に、連続オン時間及び精算許可の記憶エリアすなわちRWM上に確保する連続オン時間計時用タイマ及び精算許可フラグを0にクリアする精算管理初期化手段43とを設けている。
また、規定数のメダルを投入するメダル投入手段T、スタートレバー5の操作を契機に抽出する乱数値が、乱数範囲内において役に対応づけて区分した何れの当せんエリアに属するかに応じて、入賞、再遊技、役物(役物連続作動装置を含む)に係る何れかの当せん役又は不当せんを決定する内部抽せん手段K、スタートレバー5の操作後で且つ前遊技の開始から4.1秒経過後に全リールを正転側に加速して定常回転に到達させる回胴回転装置制御手段V1と、回転中の各リールを停止表示器61,62,63の青LED61B,62B,63Bの点灯下でする対応するストップボタン6L,6C,6Rの操作に基づいて個別に停止させる回転停止装置制御手段V2とを含むリール制御手段Vを設けている。
さらに、遊技結果が入賞なら所定配当数のメダルを払出すメダル払出手段M、遊技結果が再遊技の作動なら掛けメダルを自動投入するメダル自動投入手段N、遊技結果が再遊技の確率を変動させるリプレイタイムRTへの移行や役物作動中への移行等を伴うのなら遊技状態を移行させる遊技状態移行手段J、所定のフリーズ抽せんにより当せん役別に定めた所定確率により各リールを逆回転等させる所定の回胴演出の当否を決定するフリーズ抽せん手段W、その当せんに係る回胴演出を実行させる回胴演出実行手段Gを設けている。
さらにまた、アシストタイムATの作動を内部当せん役等と関連付けた所定作動条件下で決定するAT作動決定手段H1、アシストタイムATの作動を延長させることとなる継続ゲーム数等の上乗せを内部当せん役等と関連付けた所定上乗せ条件下で決定するAT上乗せ決定手段H2、アシストタイムATの作動決定から作動終了までを管理するAT継続管理手段H3、押し順小役についての正解押し順等のAT指示情報を主制御装置MCで管理するペイアウト表示器DL2の表示機能を借りて構築するメインモニタMAに出力させると共に周辺制御装置SCで管理する上部液晶表示装置71に出力させるAT指示情報出力手段H4を設けている。
周辺制御装置SCは、ROM及びRWMをもつサブCPUを備える。サブCPUは、32ビットRISC(Reduced Instruction Set Computer)チップマイコンから成り、例えば200MHzを超えるシステムクロック動作環境下で使用している。サブCPUは、リアルタイムオペレーティングシステムRTOS(Real−Time Operating System)の管理下、画像演出や音声演出等に関するタスクに割当てるCPU時間、優先順位を制御することにより、適切且つ効率的なタスクの並行処理を可能にしている。
サブCPUは、汎用ポート制御機能Po、調歩同期式シリアルUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)及びクロック同期式シリアルによるシリアル通信機能Sr、I2C(Inter−Integrated Circuit)コントロール機能Ii等の、入出力ポートI2/O2を介した通信制御機能と共に、演出制御の対象デバイス毎の専用制御機能を統合した統合チップSOC(System On a Chip)から成るマイクロプロセッサである。
専用制御機能として、上下の液晶表示装置71,72に動画等を表示させる液晶表示機能Sy1、スピーカ91〜94及び/又はウーハー90から効果音等を出力させる音声出力機能Sy2、各種ランプE1〜E13及び表示窓80に臨む9つの図柄をリール帯の背面から照明するリールバックランプBL1〜9を点灯等させる電飾制御機能Sy3、可動ランプE1〜E4の展開及び収納用のモータm1〜m4を駆動させるモータ制御機能Sy4等の各種機能を内蔵する。RTCは、二次電池Btでバックアップするリアルタイムクロックであり、遊技待機中、同一機種間で、下部液晶表示装置72から上部液晶表示装置71に一斉に蝶が舞い上がる統一演出等が行えるようにしている。
入力ポートI2には、主制御装置MCからの送信情報、メダル払出装置HPのバケット容量を超えて余剰に投入されたメダルを貯める補助収納庫に設けるオーバーフローセンサーSEN5、十字キーユニットBT、下部液晶ボタンABの信号を入力している。主制御装置MCからの送信情報には、メイン側初期化完了情報、ベットボタン3の操作情報を含むメダル投入情報、スタートレバー5の操作情報を含むリール始動情報、内部抽せんによる当せんフラグ情報、ストップボタン6L,6C,6Rの操作情報、遊技結果情報、遊技状態情報、フリーズ及び回胴演出情報、AT作動情報、AT指示情報、AT上乗せ情報、AT終了情報、エラー情報等、主制御装置MCで検出し又は決定若しくは実行する各種制御情報が含まれる。なお、オーバーフローセンサーSEN5は、主制御装置MCに入力させてもよい。
サブCPUによる演出制御の対象デバイスには、上下の液晶表示装置71,72の背後に配置する面光源ユニットであって、パルス幅変調PWMによるデューティ比の変更により輝度を調整可能としたLEDバックライトによるディスプレイ用バックライト71B,72Bも含む。各液晶表示装置71,72は、各LCDドライバDr5,6を介して制御し、各バックライト71B,72Bは、各LEDドライバDr7,8を介して制御している。
ドットマトリクス表示装置93は専用のLEDドライバDr9を介して制御している。各種ランプE1〜13及びリールバックランプBL1〜9は、I2C仕様のLEDドライバDr10〜14を介して制御している。スピーカ91〜94及びウーハー90は、デジタル/アナログ変換機能付きアンプDr15,16を介して制御している。下部液晶ボタンABをロックしてその押圧を禁止する下部液晶ボタンロッカーARは、ソレノイドドライバDr17を介して制御している。
サブCPUのROM上には、主制御装置MCから受信する主遊技制御の情報、及び/又は、周辺制御装置SCの現在の演出制御の情報に基づいて、サブ側の演出状態を管理する演出状態管理手段Zを設けている。この演出状態管理手段Zは、主遊技制御の情報及び/又は演出制御の情報に基づいて、演出対象とする複数のデバイスで協働した演出、或は、特定のデバイスによる単独の演出を実行させる演出メッセージを決定する演出メッセージ決定手段Yを含む。
演出状態管理手段Zの統括下、演出メッセージ決定手段Yでの決定等に基づいて作動する次の各手段を設けている。すなわち、上部液晶表示装置71にAT指示情報出力手段H4から出力するAT指示情報に従ったナビ例えば正解押し順が「左中右」ならストップボタン位置に対応させて「123」等を表示させる表示ナビ手段X1、この表示ナビに連動してスピーカ91〜94から操作すべきストップボタンが左か中か右かを音声で知らせる音声ナビ手段X2を設けている。
また、遊技状態、回胴演出、AT期間等に応じて液晶表示装置71,72及びドットマトリクス表示装置73に映し出す動画等を変更表示させる画像演出手段X3、これに連動して各種ランプE1〜13の点灯及び発光色を制御するランプ演出手段X4、スピーカ91〜94から効果音やBGMを出音させる音声演出手段X5、モータm1〜4により可動ランプE1〜E4の展開及び収納を制御するメカ演出手段X6、下部液晶ボタンABの押圧タイミング等に合わせてウーハー90を作動させる振動演出手段X7等を設けている。
図3に、主制御装置MCでするタイマ割込処理及び遊技メイン処理を示す。タイマ割込処理は、1.49msの定時間毎に実行する。タイマ割込が入ると(ステップS01)、使用しているメインCPUの内部レジスタをスタック領域に退避して保護する(S02)。続いて、入力ポートI1のポート0(入力ポート0)及びポート1(入力ポート1)の読込み処理(S03)をする。
入力ポート0には、左・中・右ストップボタン6L,6C,6Rのスイッチ信号、スタートレバー5のスイッチ信号、ベットボタン3のスイッチ信号、精算ボタン4のスイッチ信号、ドアキーのセンサー信号といった操作系の立ち下がりオンのエッジ信号を割付けている。入力ポート1には、メダルの通過センサーSEN1,2、投入センサーSEN0、RシュートセンサーSEN3の各信号、並びに、ドア開閉スイッチSi1信号、設定変更スイッチSi2信号、設定変更スイッチSi2と共に用いる設定キースイッチ信号、払出センサーSEN4信号といったセンサー系の立ち下がりオンのエッジ信号を割付けている。これらポート0,1は負論理である。
続いて、遊技基本ランプ類30の点灯処理(S04)、ステッピングモータSMのモータ制御処理(S05)、出力ポートO1の管理処理(S06)、周辺制御装置SCに送信するサブコマンド送信処理(S07)、ゴト行為等に対する所定の不正監視処理(S08)、外部端子板を介してホールコンピュータ等に特定信号を出力させる外部信号出力処理(S09)、オン状態が所定時間継続したか等、規定時間の経過を監視する精算ボタン4等の監視対象となるスイッチ及びセンサーの監視処理(S10)、各種内部タイマの更新処理(S11)等を順次実行し、スタック領域に退避した内部レジスタを復帰させ(S12)、割込みを許可して(S13)、割込み前の処理に戻る(S14)。
ステップS10のスイッチ及びセンサーの監視処理に含まれる処理1として、定時割込精算管理手段41を機能させる処理プログラムS100を設けており、精算ボタン4がオンされているか判定し(S101)、オンされている場合は、連続オン時間の計時用タイマをカウントアップし(S102)、オンされていないオフの場合は、連続オン時間の計時用タイマをクリアしてカウント値を0にする(S103)。ステップS102に続いて、連続オン時間の計時タイマが所定時間1秒を経過したか判定し(S104)、所定時間を経過した場合は、精算許可フラグに1をセットして(S105)、処理を終える(S106)。
遊技メイン処理(S20)では、一遊技毎に更新すべきRWMの所定ワーク領域のクリア処理を含む遊技開始時の初期化処理(S21)をする。この初期化処理では、精算管理初期化手段43を機能させる処理プログラムS210を設けており、精算ボタン4の連続オン時間の計時用タイマをクリアして0にし(S211)、精算許可フラグをクリアして0にし(S212)、処理を終える(S213)。これにより、オンされている限りタイマ割込処理による計時(カウントアップ)毎に連続オン時間の計時用タイマがカウントアップされて精算許可フラグが内部的にセットされていたり、連続オン時間の計時用タイマがタイムアップ寸前であったとしても、遊技開始直後に予期せずに精算処理が行われるのを未然に回避できる。
ステップS21に続いて、メダル投入処理(S22)、スタートレバー5の操作によるリール始動操作の受付判定処理(S23)をループするメダル投入待ち及び始動操作待ち状態とする。このループ中、ステップS22のメダル投入処理からサブルーチンコール等により呼び出し、精算処理実行手段42を機能させる精算ボタンチェック処理S220を設けており、精算許可フラグに1がセットされているか判定し(S221)、1がセットしている場合、精算処理を実行し(S222)、処理を終える(S223)。このメダル投入待ち及び始動操作待ち状態で呼び出す精算ボタンチェック処理前に、精算ボタン4の連続オン時間の計時用タイマ及び精算許可フラグをクリアしているため、オンから1秒以上の長押しにがされた場合に限り適切に精算処理が行われることになる。
ステップS23でリール始動操作の受付を確認した後、内部抽せん処理(S24)、フリーズ抽せん処理(S25)を経て、4.1秒の遊技間隔タイマを確認し(S26)、そのタイムアップを待って(S27)、遊技間隔タイマの再度の計時を開始する(S28)。
続いて、各リール1L,1C,1Rを所定の加速シーケンスに従う励磁パルスによりステップ更新して毎分約80回転の定常回転に到達させるリール始動処理、内部抽せんの結果に基づいて後の停止制御に用いる停止候補検索データを初期作成する処理等を含み、回胴回転装置制御手段V1を機能させる回胴回転装置制御処理(S29)をする。
次に、各ストップボタン6L,6C,6Rの操作を受け付け、各操作から190ms以内等の規定時間内すなわち最大4コマ滑りの範囲内で停止候補検索データ及び/又は予めROM上に記憶させた停止テーブルにより内部抽せんの結果に応じた図柄の組合せを停止表示させる処理等を含み、回転停止装置制御手段V2を機能させる回転停止装置制御処理(S30)をする。
回転停止装置制御処理の後、表示窓80の中段等に定める有効ライン上に停止表示される図柄の組合せを判定する表示判定処理(S33)、その表示結果に応じて、入賞の場合はメダル払出手段Mを機能させるメダル払出処理(S34)、再遊技の場合は次遊技のメダル投入処理にてメダル自動投入手段Nを機能させる準備をすると共に役物の作動等の遊技状態の移行を伴う場合は遊技状態移行手段Jを機能させる準備をする次遊技準備処理(S35)を経て、1回の遊技を終える(S36)。
以上の実施形態では、精算ボタン4の短押しにより1ベット指令を出す仕様にしたが、専用の1ベットボタンや、2ベットボタンを設けても良い。また、1ベット指令等の仕様は省略し、遊技状態に応じた最大の規定数のメダルを一括投入させるマックスベットを指令するベットボタンのみを有する仕様にしてもよい。また、1.49msのタイマ割込処理毎に定時割込精算管理手段41をその都度機能させたが、タイマ割込処理の2回に1回、或は3回に1回、或は4回に1回等の、1.49msを整数倍した飛び飛びの定時間毎にステップS10,S100〜106を実行させて定時割込精算管理手段41を機能させてもよい。また、精算ボタン4の長押しにより、掛けメダルを含めて精算可能としたが、クレジット残のみを精算する仕様にしてもよい。
1L,1C,1R;リール
2i;メダル投入口、2;メダルセレクター
3;ベットボタン、4;精算ボタン、5;スタートレバー
6L,6C,6R;ストップボタン(ストップスイッチ)
71;上部液晶表示装置、72;下部液晶表示装置
73;ドットマトリクス表示装置
CN;制御装置、MC;主制御装置、SC;周辺制御装置
41;定時割込精算管理手段
42;精算処理実行手段
43;精算管理初期化手段

Claims (1)

  1. 遊技機の内部に貯留した遊技媒体を受皿に払出す精算処理を指令する精算スイッチを備える遊技機において、
    遊技制御用CPUのタイマ割込処理により、前記精算スイッチの連続オン時間を記録して所定値に達すると精算許可を出し、前記精算スイッチのオフにより前記連続オン時間をクリアする定時割込精算管理手段と、
    前記精算許可に基づいて精算処理を実行させる精算処理実行手段と、
    一遊技の開始時に、前記連続オン時間及び前記精算許可の記憶エリアをクリアする精算管理初期化手段とを設けたことを特徴とする遊技機。
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