JP2018030591A - ロール状物搬送容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロール状物の両端部に設けられる支持軸を支持しただけの状態でロール状物を搬送した場合にも、ロール状物が損傷することなく搬送可能な軽量化、及び、曲げ強さに優れたロール状物搬送容器を提供する。【解決手段】方形状のパレットと、パレットに載置され、方形状の筒状体を有するとともに、筒状体における相互に対向する一対の側壁に軸受溝を有するダンボール製の胴枠と、胴枠の上部を閉塞するダンボール製の蓋とを備え、胴枠は、軸受溝がロール状物の両端部に設けられる支持軸を支持してロール状物の重量を支え受けることにより、ロール状物を筒状体内に収納することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、各種シート等を軸芯の回りに巻回してなるロール状物を流通過程で搬送する際に使用されるロール状物搬送容器に関し、特に、ロール状物の両端部に設けられる支持軸を支持しただけの状態でロール状物を搬送した場合にも容器自体が変形しないため、収納されたロール状物を損傷することなく搬送可能なロール状物搬送容器に関するものである。
従来より、各種シート等を軸芯の回りに巻回してなるロール状物を搬送する際に使用される各種の容器が提案されている。
例えば、特開2013−193782号公報には、外装箱における箱部長尺方向の対向する一対の側壁にロール体の軸(ロール芯)を支えるための溝を形成し、かかる2つの溝にロール体の各軸を支持した状態でロール体を搬送するように構成されたロール体梱包箱が記載されている。
例えば、特開2013−193782号公報には、外装箱における箱部長尺方向の対向する一対の側壁にロール体の軸(ロール芯)を支えるための溝を形成し、かかる2つの溝にロール体の各軸を支持した状態でロール体を搬送するように構成されたロール体梱包箱が記載されている。
前記特許文献1に記載されたロール体梱包箱では、箱内に設置されロール体の全体を支える湾曲したダンボール製の吊り板及び吊り板とロール体との間におかれるシートを介して、輸送時におけるロール体の変形、破損を防止してロール体の表面を保護するものではある。
しかしながら、文献1は、梱包箱における箱部長尺方向の対向する一対の側壁にロール体の軸(ロール芯)を支えるための溝を形成し、かかる2つの溝にロール体の各軸を支持することによって、梱包箱の中にロール体を宙吊り状態で納める構成であり、梱包箱内において、梱包箱の底面とロール体との間にスペースが生じる。したがって、ロール体が比較的重量があると、搬送手段によっては、梱包箱が撓む等の変形によってロール体を破損させてしまう虞が存在する。
本発明は前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、ロール状物の両端部に設けられる支持軸を支持しただけの状態でロール状物を搬送した場合にも容器自体が変形しないため、収納されたロール状物を損傷することなく搬送可能なロール状物搬送容器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係るロール状物搬送容器は、方形状のパレットと、パレットに載置され、方形状の筒状体を有するとともに、筒状体における相互に対向する一対の側壁に軸受溝を有するダンボール製の胴枠と、胴枠の上部を閉塞するダンボール製の蓋とを備え、胴枠は、軸受溝がロール状物の両端部に設けられる支持軸を支持してロール状物の重量を支え受けることにより、ロール状物を筒状体内に収納することを特徴とする。
請求項2に係るロール状物搬送容器は、請求項1のロール状物搬送容器において、パレットは、持ち上げる際の力が作用するリフト当接面を有し、胴枠は、一対の側壁とは異なる他の一対の側壁において、少なくとも側端部からリフト当接面に至る間を補強する段ボール製の補強部材が配設されたことを特徴とする。
請求項3に係るロール状物搬送容器は、請求項2のロール状物搬送容器において、補強部材は、少なくとも側端部からリフト当接面に至る間において側壁に貼り合せられる補強板を備えることを特徴とする。
請求項4に係るロール状物搬送容器は、請求項3のロール状物搬送容器において、補強板は、他の一対の側壁の全面に貼り合せられることを特徴とする。
請求項5に係るロール状物搬送容器は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一に記載のロール状物搬送容器において、筒状体の各軸受溝に支持されたロール状物の各支持軸を上方から押圧する軸押圧部を有し、筒状体の一対の側壁のそれぞれに配設される軸押さえ部材を備えたことを特徴とする。
請求項6に係るロール状物搬送容器は、請求項5に記載のロール状物搬送容器において、軸押さえ部材には、支持軸の上部及び軸受溝の上部を合わせた形状を有し、支持軸を上部から押圧するとともに軸受溝に嵌合される嵌合部が設けられていることを特徴とする。
請求項7に係るロール状物搬送容器は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一に記載のロール状物搬送容器において、筒状体の一対の側壁における外側に配設され、各軸受溝及びロール状物の支持軸を被覆する被覆部材を有することを特徴とする。
請求項1に係るロール状物搬送容器では、方形状のパレットに載置されるダンボール製の胴枠は、相互に対向する一対の側壁に軸受溝を有する方形状で、筒状体を有するため、軽量化、及び、曲げ強さ、剛性に優れており、筒状体内に収納されるロール状物を損傷させることなく搬送することが可能となる。
請求項2に係るロール状物搬送容器では、胴枠は、一対の側壁とは異なる他の一対の側壁において、少なくとも側端部からリフト当接面に至る間を補強する段ボール製の補強部材が配設されているため、ロール状物搬送容器をリフト当接面で持ち上げた際、胴枠の側端部からリフト当接面に至る間が補強され、ロール状物の自重による胴枠の変形や潰れなどを防止することができる。筒状体内に収納されるロール状物を損傷させることなく搬送することが可能となる。
請求項3に係るロール状物搬送容器では、補強部材は、少なくとも側端部からリフト当接面に至る間において側壁に貼り合せられる補強板を備えることで、ロール状物搬送容器をリフト当接面で持ち上げた際のロール状物の自重による胴枠の変形や潰れなどを防止することができる。
請求項4に係るロール状物搬送容器では、補強板は、一対の側壁とは異なる他の一対の側壁の全面に貼り合せられるため、さらに曲げ強さ、剛性に優れており、ロール状物搬送容器をリフト当接面で持ち上げた際の胴枠の変形や潰れなどを確実に防止することができる。
請求項5に係るロール状物搬送容器では、筒状体の各軸受溝に支持されたロール状物の各支持軸を上方から押圧する軸押圧部を有し、筒状体の一対の側壁のそれぞれに配設される軸押さえ部材を備えたので、ロール状物の両端部に設けられる支持軸を筒状体の軸受溝に支持しただけの状態でロール状物を搬送した場合にも、各支持軸は軸押さえ部材の軸押圧部により上方から押圧されるので、各軸受け溝内で支持軸が上下動することを確実に防止することができる。これにより、ロール状物を安定的に搬送することが可能となる。
請求項6に係るロール状物搬送容器では、軸押さえ部材にて、支持軸の上部及び軸受溝の上部を合わせた形状を有し、支持軸を上部から押圧するとともに軸受溝に嵌合される嵌合部が設けられているので、各軸受溝に支持される支持軸は、軸押さえ部材の嵌合部により上方から押圧され、各軸受け溝内で支持軸が上下動することをより確実に防止することができる。
請求項7に係るロール状物搬送容器では、筒状体の一対の側壁における外側に配設され、各軸受溝及びロール状物の支持軸を被覆する被覆部材を有するので、被覆部材により、胴枠を構成する筒状体の一対の側壁における各軸受溝やロール状物の各支持軸を被覆して外部より見えなくすることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態に基づき、本発明に係るロール状物搬送容器について説明する。
先ず、第1実施形態に係るロール状物搬送容器について、図1乃至図6に基づき説明する。
先ず、第1実施形態に係るロール状物搬送容器について、図1乃至図6に基づき説明する。
第1実施形態に係るロール状物搬送容器1は、図1乃至図6に示すように、基本的にパレット2、胴枠3、及び蓋4を備えて構成されており、これらのパレット2、胴枠3、蓋4は、段ボール製である。
ここに、パレット2は、所謂、フォークリフトにより搬送可能な構成を有し、パレット2の下部には、脚部2Aが設けられ、また、各脚部2Aの間にはフォークリフトのフォークが挿入されるフォーク孔2Bが設けられている。さらに、パレット2の上部には、箱状のトレイ2Cが設けられており、このトレイ2Cの下面を、リフト等で持ち上げる際の力が作用するリフト当接面2C1とする。
パレット2の上方には、胴枠3が配置される。胴枠3は、パレット2のトレイ2Cに嵌合載置される方形状の筒状体3Aを有している。かかる筒状体3Aは、1枚のダンボールから一体に形成され、方形形状を維持するように接着剤や針金等により強固に接合されている。
筒状体3Aにおいて、相互に対向する一対の側壁3Bには、軸受溝3Cが形成されている。各軸受溝3Cには、ロール状物6の両端部6Aに設けられる支持軸6Bが支持される。これにより、ロール状物6は、支持軸6Bが軸受溝3Cに支持されることにより、筒状体3A内で収納支持される。換言すると、胴枠3は、軸受溝3Cがロール状物6の両端部6Aに設けられる支持軸6Bを支持してロール状物6の重量を支え受けることにより、ロール状物6を筒状体3A内に収納する。
尚、胴枠3の筒状体3Aを形成する段ボール材料は、強度をアップするため複数枚の段ボール板を積層して使用してもよい。
次に、補強部材について説明する。
補強部材は、一対の側壁3Bとは異なる他の一対の側壁3Dにおいて、少なくとも側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間を補強するものである。すなわち、フォークリフトのフォークをパレット2の下部のフォーク孔2Bに挿入してロール状物搬送容器1を持ち上げた際、ロール状物6の自重が、フォークが当接するリフト当接面2C1と軸受溝3Cにかかる結果、他の一対の側壁3Dにおいて、側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間にかかる荷重を支えることができる。補強部材を配設する領域は、側壁3Dの全面に配設してもよいし、側壁3Dの一部であって側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間を含む領域にあってもよい。また、形状としては、板状の他、筋違状、格子状等、どのようなものであってもよい。要は、胴枠3の弱い部分、すなわち、側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間の他の一対の側壁3Dを補強することができればどのような領域に配設してもよいし、どのような形状であってもよい。
補強部材は、一対の側壁3Bとは異なる他の一対の側壁3Dにおいて、少なくとも側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間を補強するものである。すなわち、フォークリフトのフォークをパレット2の下部のフォーク孔2Bに挿入してロール状物搬送容器1を持ち上げた際、ロール状物6の自重が、フォークが当接するリフト当接面2C1と軸受溝3Cにかかる結果、他の一対の側壁3Dにおいて、側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間にかかる荷重を支えることができる。補強部材を配設する領域は、側壁3Dの全面に配設してもよいし、側壁3Dの一部であって側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間を含む領域にあってもよい。また、形状としては、板状の他、筋違状、格子状等、どのようなものであってもよい。要は、胴枠3の弱い部分、すなわち、側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間の他の一対の側壁3Dを補強することができればどのような領域に配設してもよいし、どのような形状であってもよい。
続いて補強部材の一例である補強板20について、図3を参照して説明する。
補強板20は、少なくとも側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間において、一対の側壁3Bとは異なる他の一対の側壁3Dに貼り合せられ、補強するものである。図3においては、他の一対の側壁3Dのうち一方の側壁3Dについてのみ図示されているが、反対側の側壁3Dについても同様に補強されるものである。補強板20を備える領域は、図3のように、側壁3Dの全面に配設してもよいし、図示しないが、側壁3Dの一部であって側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間を含む領域にあってもよい。また、形状としては、例えば、平面視略L字状とし、側壁3B及び側壁3Dを補強する形状であってもよい。要は、胴枠3の弱い部分を補強することができればどのような領域に配設してもよいし、どのような形状であってもよい。
補強板20は、少なくとも側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間において、一対の側壁3Bとは異なる他の一対の側壁3Dに貼り合せられ、補強するものである。図3においては、他の一対の側壁3Dのうち一方の側壁3Dについてのみ図示されているが、反対側の側壁3Dについても同様に補強されるものである。補強板20を備える領域は、図3のように、側壁3Dの全面に配設してもよいし、図示しないが、側壁3Dの一部であって側端部3D1からリフト当接面2C1に至る間を含む領域にあってもよい。また、形状としては、例えば、平面視略L字状とし、側壁3B及び側壁3Dを補強する形状であってもよい。要は、胴枠3の弱い部分を補強することができればどのような領域に配設してもよいし、どのような形状であってもよい。
また、ロール状物6は中心に高強度の芯体を有しており、各支持軸6Bは、芯体の両側から突出しているのが一般的である。芯体の長さとロール状物の幅とが同一である場合には、支持軸6Bを形成するために、付属品を使用して芯体の両側に支持軸6Bを形成する。
蓋4は、胴枠3の上部を閉塞するものである。
蓋4は、胴枠3の上部を閉塞するものである。
続いて、軸押さえ部材5について図4、図5に基づき説明する。軸押さえ部材5は、筒状体3Aの一対の側壁3Bのそれぞれに配設されるものであり、各軸押さえ部材5は、筒状体3Aの各軸受溝3Cに支持されるロール状物6の各支持軸6Bを上方から押圧する軸押さえ部5Aを有する嵌合部5Bが設けられている。
ここに、軸押さえ部材5に設けられる嵌合部5Bは、図4に示すように、内面側(図4中左側)に突出するように、各側壁3Bの厚さに相当する厚さを有しており、支持軸6Bの上部(下向き湾曲状の軸押さえ部5Aに相当する)及び軸受溝3Cの上部を合わせた形状(図6参照)を有している。
このように構成される嵌合部5Bは、その厚さに基づき、軸押さえ部5Aにより支持軸6Bの上部を押圧しつつ、軸受溝3Cの上部に嵌合されるものである。
各軸押さえ部材5は、図4、図5に示すように、筒状体3Aの一対の側壁3Bのそれぞれに対して、外側に配設される。
以上説明したように、第1実施形態に係るロール状物搬送容器1では、筒状体3Aの各軸受溝3Cに支持されたロール状物6の各支持軸6Bを上方から押圧する軸押さえ部5Aを有し、筒状体3Aの一対の側壁3Bのそれぞれに配設される軸押さえ部材5を備えたので、ロール状物6の両端部6Aに設けられる支持軸6Bを筒状体3Aの軸受溝3Cに支持しただけの状態でロール状物6を搬送した場合にも、各支持軸6Bは軸押さえ部材5の軸押さえ部5Aにより上方から押圧されるので、各軸受溝3C内で支持軸6Bが上下動することを確実に防止することができる。これにより、ロール状物6を安定的に搬送することが可能となる。
また、軸押さえ部材5にて、支持軸6Bの上部及び軸受溝3Cの上部を合わせた形状を有し、支持軸6Bを上部から押圧するとともに軸受溝3Cに嵌合される嵌合部5Bが設けられているので、各軸受溝3Cに支持される支持軸6Bは、軸押さえ部材5の嵌合部5Bにより上方から押圧され、各軸受溝3C内で支持軸6Bが上下動することをより確実に防止することができる
更に、軸押さえ部材5は、筒状体3Aの1対の各側壁3Bにおける外側に配設されるので、軸押さえ部材5を介して、胴枠3を構成する筒状体3Aの一対の各側壁3Bにおける各軸受溝3Cやロール状物6の各支持軸6Bを被覆して外部より見えなくすることができる。
続いて、第2実施形態に係るロール状物搬送容器について図7乃至図9に基づき説明する。尚、以下において、前記した第1実施形態に係るロール状物搬送容器1と同一の構成要素・部材については同一の番号付して説明するとともに、第2実施形態に係るロール状物搬送容器に特徴的な構成に着目して説明することとする。
第2実施形態に係るロール状物搬送容器10では、図8及び図9に示すように、第1実施形態に係るロール状物搬送容器1とは異なり、軸押さえ部材15が筒状体3Aの各側壁3Bの内側に配設される。各軸押さえ部材15には、筒状体3Aの各軸受溝3Cに支持されるロール状物6の各支持軸6Bを上方から押圧する軸押さえ部15Aを有し、軸受溝3Cを上下反転した形状を有する押圧溝15Bが設けられている。
このように構成される軸押さえ部材15の押圧溝15Bは、図8に示すように、各側壁3Bの内側において、軸押さえ部15Aを介して上方から各支持軸6Bを押圧するように、各支持軸6Bに上方より係合される。
また、筒状体3Aの一対の各側壁3Bの外側には、被覆部材16が配設されている。かかる被覆部材16は、側壁3Bの下部に接合される接合部16A及び接合部16Aに対して回動可能に一体に形成されて側壁3Bの上部を被覆する被覆部16Bとから構成されている。
従って、被覆部材16の被覆部16Bを側壁3Bの上部に当接すると、図9に示すように、側壁3Bに形成された軸受溝3C及びロール状物6の支持軸6Bは被覆部16Bにより被覆される。
以上説明したように第2実施形態に係るロール状物搬送容器10では、軸押さえ部材15は筒状体3Aの1対の各側壁3Bにおける内側に配設されるものの、筒状体3Aの一対の各側壁3Bにおける外側に配設され、各軸受溝3C及びロール状物6の支持軸6Bを被覆する被覆部材16を有するので、被覆部材16を介して、胴枠3を構成する筒状体3Aの一対の各側壁3Bにおける各軸受溝3Cやロール状物6の各支持軸6Bを被覆して外部より見えなくすることができる。
尚、本発明は、前記各実施形態1及び2により限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、軸押さえ部材5に形成されて軸押さえ部5Aを有する嵌合部5Bの形状については各種の形状が可能であり、支持軸6Bの上部(下向き湾曲状の軸押さえ部5Aに相当する)及び軸受溝3Cの上部を合わせた形状であれば、側壁3Bに形成される軸受溝3Cの形状が図10に示すような形状であっても可能である。
例えば、軸押さえ部材5に形成されて軸押さえ部5Aを有する嵌合部5Bの形状については各種の形状が可能であり、支持軸6Bの上部(下向き湾曲状の軸押さえ部5Aに相当する)及び軸受溝3Cの上部を合わせた形状であれば、側壁3Bに形成される軸受溝3Cの形状が図10に示すような形状であっても可能である。
1、10 ロール状物搬送容器
2 パレット
2C トレイ
3 胴枠
3A 筒状体
3B 側壁
3C 軸受溝
3D 側壁
4 蓋
5 軸押さえ部材
5A 軸押さえ部
5B 嵌合部
6 ロール状物
6A 両端部
6B 支持軸
15 軸押さえ部材
15A 軸押さえ部
15B 押圧溝
16 被覆部材
2 パレット
2C トレイ
3 胴枠
3A 筒状体
3B 側壁
3C 軸受溝
3D 側壁
4 蓋
5 軸押さえ部材
5A 軸押さえ部
5B 嵌合部
6 ロール状物
6A 両端部
6B 支持軸
15 軸押さえ部材
15A 軸押さえ部
15B 押圧溝
16 被覆部材
Claims (7)
- 方形状のパレットと、
前記パレットに載置され、方形状の筒状体を有するとともに、前記筒状体における相互に対向する一対の側壁に軸受溝を有するダンボール製の胴枠と、
前記胴枠の上部を閉塞するダンボール製の蓋とを備え、
前記胴枠は、前記軸受溝がロール状物の両端部に設けられる支持軸を支持して前記ロール状物の重量を支え受けることにより、前記ロール状物を前記筒状体内に収納することを特徴とするロール状物搬送容器。 - 前記パレットは、持ち上げる際の力が作用するリフト当接面を有し、
前記胴枠は、前記一対の側壁とは異なる他の一対の側壁において、少なくとも側端部から前記リフト当接面に至る間を補強する段ボール製の補強部材が配設されたことを特徴とする請求項1に記載のロール状物搬送容器。 - 前記補強部材は、少なくとも側端部から前記リフト当接面に至る間において前記側壁に貼り合せられる補強板を備えることを特徴とする請求項2に記載のロール状物搬送容器。
- 前記補強板は、前記他の一対の側壁の全面に貼り合せられることを特徴とする請求項3に記載のロール状物搬送容器。
- 前記筒状体の各軸受溝に支持されたロール状物の各支持軸を上方から押圧する軸押圧部を有し、前記筒状体の一対の側壁のそれぞれに配設される軸押さえ部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一に記載のロール状物搬送容器。
- 前記軸押さえ部材には、前記支持軸の上部及び軸受溝の上部を合わせた形状を有し、支持軸を上部から押圧するとともに軸受溝に嵌合される嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のロール状物搬送容器。
- 前記筒状体の一対の側壁における外側に配設され、前記各軸受溝及びロール状物の支持軸を被覆する被覆部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一に記載のロール状物搬送容器。
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