JP7384659B2 - 運送用ボックスユニット - Google Patents

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Description

本発明は、運送用ボックスユニットに関する。
例えば、特許文献1には、荷物等を収容した状態で移動できると共に、トラックに積み込めるロールボックスパレット(かご台車などとも呼ばれる)が開示されている。
特開2017-81301号公報
ここで、特許文献1に開示されるロールボックスパレットは、金属製のパイプからなる枠により箱形を形成している。このようなロールボックスパレットにおいては、反復的使用を目的としており、日本全国で使用した場合どこにあるか管理が難しく、また運送先から運送元へ返送する際の返送費がかかることとなる。
本発明の目的は、組立を簡易にできると共に運送費を抑制することができる運送用ボックスユニットを提供することにある。また、運送先での使い捨てをすることにより、管理を不要とすることができる。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下の通りである。
(1)載置面と、前記載置面の第1辺から起立する第1壁と、前記第1辺に交差する前記載置面の第2辺から起立する第2壁と、を少なくとも含む載置台と、少なくとも前記第1壁に支持されて起立する第1側板と、少なくとも前記第2壁と前記第1側板に支持されて起立する第2側板と、を含み、前記第1側板、前記第2側板、及び前記第1壁はそれぞれ、それらが互いに重なる領域において、前記第1側板と前記第2側板と前記第1壁とを挟持する挟持具が嵌められる第1孔を有する、運送用ボックスユニット。
(2)(1)において、前記載置台は、前記第2辺に対向する前記載置面の第3辺から起立する第3壁と、前記第1辺に対向する前記載置面の第4辺から起立する第4壁とを含み、少なくとも前記第3壁に支持されて起立する第3側板と、少なくとも前記第4壁と前記第3側板に支持されて起立する第4側板と、を含み、前記第3側板、前記第4側板、及び前記第3壁はそれぞれ、それらが互いに重なる領域において、前記第3側板と前記第4側板と前記第3壁とを挟持する挟持具が嵌められる第2孔を有する、運送用ボックスユニット。
(3)(2)において、前記第1側板は、前記第1壁に沿う第1主板と、折れ目を介して前記第1主板と繋がっており、前記第2壁に沿うと共に前記第2側板の一部と重なる第1重畳板と、を含み、前記第2側板は、前記第2壁に沿う第1主板と、折れ目を介して前記第2主板と繋がっており、前記第3壁に沿うと共に前記第3側板の一部と重なる第2重畳板と、を含む、運送用ボックスユニット。
(4)(3)において、前記第1重畳板及び前記第2主板はそれぞれ、それらが互いに重なる領域において、前記第1孔と、前記第1重畳板及び前記第2主板を挟持する挟持具が嵌められる少なくとも1以上の第3孔を有する、運送用ボックスユニット。
(5)(4)において、前記第1重畳板は、前記第1孔及び前記第3孔が形成される幅厚領域と、該幅厚領域よりも幅の狭い幅狭領域とを含む、運送用ボックスユニット。
(6)(3)~(5)のいずれかにおいて、前記第1主板の幅は、前記第1重畳板の幅の8倍以上12倍以下である、運送用ボックスユニット。
(7)(1)~(6)のいずれかにおいて、前記載置台は、前記載置面を含む上部と、上板と、該上板の下面に固定される少なくとも2以上の支柱と、該支柱間に形成されるリフト爪挿入用の開口と、を有する下部と、を含み、前記上部及び前記下部はそれぞれ、前記上部と前記開口が重なる領域において、前記上部と前記上板とを挟持する挟持具が嵌められる第4孔を有する、運送用ボックスユニット。
(8)(7)において、前記第1側板の高さは、前記下部の高さの10倍以上18倍以下である、運送用ボックスユニット。
(9)(1)~(8)のいずれかにおいて、前記第1側板の高さは、1000mm以上1800mm以下である、運送用ボックスユニット。
(10)(1)~(9)のいずれかにおいて、少なくとも前記第1側板と前記第2側板は、略同じ外形である、運送用ボックスユニット。
(11)(1)~(10)のいずれかにおいて、前記第1側板、前記第2側板、及び前記第1壁はそれぞれ、前記第1孔に隣り合って形成される補助孔を有する、運送用ボックスユニット。
(12)(11)において、前記第1壁は、前記補助孔を塞ぐ閉位置と、前記補助孔を露出させる開位置と、の間で折り目を介して回動する開閉部を有する、運送用ボックスユニット。
(13)(1)~(12)のいずれかにおいて、少なくとも前記第1側板は、波状に成形される板紙の片面又は両面に板紙を貼り合わせてなる板材からなる、運送用ボックスユニット。
上記本発明の(1)~(13)の側面によれば、組立を簡易にできると共に運送費を抑制することができる運送用ボックスユニットを提供することができる。
本実施形態の運送用ボックスユニットを示す斜視図である。 本実施形態の側板を示す平面図である。 本実施形態の載置台を示す上面図である。 本実施形態の載置台を示す斜視図である。 本実施形態において、載置台に第1側板が置かれた状態を示す上面図である。 本実施形態において、載置台に第1側板が置かれた状態を示す斜視図である。 図5に示す状態から、載置台にさらに第2側板が置かれた状態を示す上面図である。 図6に示す状態から、載置台にさらに第2側板が置かれた状態を示す斜視図である。 図7に示す状態から、載置台にさらに第3側板が置かれた状態を示す上面図である。 図8に示す状態から、載置台にさらに第3側板が置かれた状態を示す斜視図である。 図9に示す状態から、載置台にさらに第4側板が置かれた状態を示す上面図である。 挟持具、及び載置台の壁に形成された孔を通る切断面における断面図である。 第1変形例の載置台の上部の展開図である。 第1変形例の載置台の上部を示す斜視図である。 第1変形例の載置台の下部の分解斜視図である。 第1変形例の載置台の下部を示す斜視図である。 第2変形例において、載置台に第1側板が置かれた状態を示す斜視図である。 第2変形例の側板を示す平面図である。 第3変形例の運送用ボックスユニットを示す上面図である。
以下、本発明の実施形態(以下、本実施形態という)について図面に基づき詳細に説明する。
[運送用ボックスユニットの概要]
まず、本実施形態の運送用ボックスユニット100の概要について説明する。図1は、本実施形態の運送用ボックスユニットを示す斜視図である。運送用ボックスユニット100は、載置台10と、4枚の側板20を含み、それらを用いて組み立てられるものである。図1においては、組み立てられた状態の運送用ボックスユニット100を示している。
運送用ボックスユニット100は、互いに独立する4枚の側板20を有する。具体的には、運送用ボックスユニット100は、第1側板20Aと、第2側板20Bと、第3側板20Cと、第4側板20Dとを有する。第1側板20A、第2側板20B、第3側板20C、第4側板20Dは同じ外形である。なお、本明細書において、各側板を区別するためA~Dの符号を付して表すが、特に区別して説明する必要のない場合は、単に「側板20」と表すこととする。側板20及び載置台10に含まれる各要素についても同様とする。
運送用ボックスユニット100は、組み立てられた状態において、荷物が収容される。荷物を受け取りに行く際においては、運送用ボックスユニット100は、分解されてトラック等の車両に積み込まれるとよい。すなわち、4枚の側板20を載置台10から取り外し、それらの面を互いに重ね合わせた状態でトラック等の車両に積み込まれるとよい。
従来の金属製のパイプからなる枠により箱形を形成するロールボックス(以下、従来のロールボックスという)においては、荷物を収容していない状態において折りたたみ可能なものも存在するが、トラック等の車両において、ある程度のスペースをとってしまう。本実施形態の運送用ボックスユニット100においては、従来のロールボックスと比較して、コンパクトに積み込むことができ、他の荷物と合わせて運送を行う場合であっても、他の荷物を積み込むのに十分なスペースを確保することが可能となる。
また、従来のロールボックスにおいては、運送先から返送する必要があり、また使用していない間に倉庫等に保存する必要がある。そのため、返送費や管理費等がかかり、その分運送費が高くなる。
本実施形態においては、側板20として、波状に成形される板紙(中芯などと呼ばれる)の片面又は両面に板紙(ライナーなどと呼ばれる)を貼り合わせてなる板材、すなわち、段ボールを採用した。載置台10についても、段ボールを折り曲げたり、貼り合わせたりしてなる構成を採用した。このように、安価な段ボールからなる構成を採用するため、運送用ボックスユニット100自体のコストを軽減することが可能となる。また、運送先で、運送用ボックスユニット100を構成する段ボールを処分したりリサイクルに出したりすることができるため、運送元への返送や、運送先での管理を行う必要がない。そのため、返送費及び管理費を軽減することができ、結果として、運送費を軽減することが可能となる。
また、ロールボックスパレットにより荷物を運ぶ場合において、荷物を透明のラップ等により保持することが一般的に行われている。その場合、引っ越し等の運送中において、収容される家財が外部から視認されてしまうこととなる。
図1に示すように、本実施形態の運送用ボックスユニット100が組み立てられた状態においては、家財等の荷物が収容される収容領域Hが形成される。収容領域Hは、周辺が側板20に囲まれる領域である。収容領域Hに収容された荷物は、収容領域Hが側板20に囲まれているため、外部から視認できない。そのため、引っ越し等の運送中において、家財を第三者に見られることがない。
また、ラップ等により保持された荷物の物量を把握することは困難であり、運送に関する料金設定が難しいという問題がある。本実施形態の運送用ボックスユニット100によると、収容領域Hの容積は一定であるため、使用する運送用ボックスユニット100の数に基づいて料金設定をすることができる。例えば、「○○○○円/1ボックス」等の料金表示を行うことができ、ユーザにとっても分かり易い料金設定となる。
また、運送用ボックスユニット100は、複数の荷主の荷物を積み合せて輸送する混載輸送に用いるのに適している。本実施形態においては、組み立てられた状態の運送用ボックスユニット100のサイズを、高さ約1700mm、幅及び奥行きを約1100mmとした。これは、荷台幅が2200mm~2300mm程度のトラック(例えば、4tトラック等の中型トラック)の幅方向に2つ並べられるサイズである。
ただし、運送用ボックスユニット100の用途は、混載輸送であることや、引っ越し等に限られない。運送用ボックスユニット100は、荷物を運ぶ運送全般に用いることができる。
[運送用ボックスユニットの構成の詳細]
図1~図3を参照して、運送用ボックスユニット100の構成の詳細について説明する。
図2において、Z1は上方を示しており、Z2は下方を示しており、X1は左方を示しており、X2は右方を示している。図1のX1、X2は、各側板を基準とした場合における、左右方向を示している。また、以下の説明において、側板20の左側の部分を左部、右側の部分を右部と呼ぶこととする。
なお、図1等の斜視図においては、図面が煩雑になることを避けるため、運送用ボックスユニット100を構成する段ボールの厚みを表していない。一方で、図3等の上面図においては、段ボールの厚みを表している。ただし、図3等で表す段ボールの厚みは模式的に示したものに過ぎず、それらの厚みは図示するものに限られるものではない。
[運送用ボックスユニットの構成の詳細:側板]
図2は、本実施形態の側板を示す平面図である。側板20は、主板21と、折り目Fを介して主板21と繋がっている重畳板22とを含む。図2に示すように、側板20の右部が重畳板22となっている。
本実施形態においては、側板20の高さL1を1600mm、主板21の幅L2を1070mm、重畳板22の幅L3を100mmとした。
側板20の高さL1を高くすることで、形成される収容領域Hの容積を大きくできる。一方で、高さL1が高すぎるとトラック等の車両に積み込めないおそれがあり、また、ユーザが取り扱いにくくなってしまう。そのため、側板20の高さL1は、1000mm以上であって、1800mm以下であると好ましい。
また、側板20は、重畳板22が折り目Fを介して折れ曲がり、L字形状を形成することにより、起立することができる。そのため、重畳板22の幅L3はある程度の大きさが必要である。一方で、重畳板22の幅L3が大き過ぎると、側板20のサイズが不要に大きくなり、ユーザが取り扱いにくくなってしまう。そのため、重畳板22の幅L3は、主板21の幅L2の12分の1以上であって8分の1以下であると好ましい。言い換えると、主板21の幅L2は、重畳板22の幅L3の8倍以上であって12倍以下であると好ましい。
主板21のうち重畳板22と繋がっている側の反対側、すなわち、側板20の左部には、主板21の上下方向に並んで3つの孔H1が形成されている。孔H1は貫通孔である。孔H1の形状や大きさは、図示するものに限られないが、後述の挟持具50が嵌るものであればよい。
また、主板21には、3つの孔H1のそれぞれに隣り合って補助孔h1が形成されている。具体的には、補助孔h1はそれぞれ、孔H1の右方に形成されている。補助孔h1は貫通孔である。側板20は、3つの補助孔h1のうち後述する載置台10の壁に側板20が支持された際に、壁と重ならない補助孔h1を塞ぐ閉位置と、当該補助孔h1を露出させる開位置との間で、折り目F1を介して回動する開閉部25を有する。ユーザが開閉部25を押すことにより、折り目F1を介して開閉部25は回動し、補助孔h1が露出することとなる。一方、3つの補助孔h1のうち、載置台10の壁と重なる補助孔h1(図2中において最も下方に形成される補助孔h1)は、開閉部25により塞がれていない。
なお、図2等においては、半円弧状の補助孔h1を形成した例について示すが、開閉部25が補助孔h1の開口を塞ぐものであればよく、その形状はこれに限られるものではない。なお、図2においては、折り目F1を破線で示すが、図面が煩雑になるのを避けるため、他の図においては実線で示し、符号を省略する。なお、図示の例においては、載置台10の壁と重なる補助孔h1と、重ならない補助孔h1との形状を異なるものとしたが、これに限られず、同じ形状であっても構わない。
重畳板22には、重畳板22の長手方向に並んで3つの孔H2が形成されている。孔H2は貫通孔である。3つの孔H2はそれぞれ、側板20の上下方向において、3つの孔H1と同じ位置に形成されている。また、孔H2は、孔H1と同じ形状であり、かつ同じ大きさであるとよい。
[運送用ボックスユニットの構成の詳細:載置台]
図3は、本実施形態の載置台を示す上面図である。図4は、本実施形態の載置台を示す斜視図である。載置台10は、図3、図4に示すように、載置面11aを含む上部11と、リフト爪挿入用の開口Oを有する下部12とを含む。本実施形態においては、上部11と下部12とは接着剤等により接着されている。
上部11は、載置面11aと、載置面11aの第1辺EAから起立する第1壁WAと、載置面11aの第2辺EBから起立する第2壁WBと、載置面11aの第3辺ECから起立する第3壁WCと、載置面11aの第4辺EDから起立する第4壁WDとを含む。
第1辺EAは、第2辺EB及び第3辺ECに対して直交している。また、第4辺EDは、第1辺EAに対向する位置にあり、第2辺EB及び第3辺ECに対して直交している。
図3に示す例において、第1壁WAは、一部が屈曲すると共に、屈曲した部分が第3壁WCと重なって貼り合わされている。第2壁WBは、一部が屈曲すると共に、屈曲した部分が第1壁WAと重なって貼り合わされている。第3壁WCは、一部が屈曲すると共に、屈曲した部分が第4壁WDと重なって貼り合わされている。第4壁WDは、一部が屈曲すると共に、屈曲した部分が第2壁WBと重なって貼り合わされている。このように、載置台10の壁が互いに重なり合う部分を有することにより、強度が向上し、各壁を安定して起立させることができる。ただし、図3に示す構成は一例であり、これに限られず、載置台10の各壁は互いに重なっていなくてもよい。
図4に示すように、第1壁WA、第2壁WB、第3壁WC、及び第4壁WDにはそれぞれ、孔H3と、孔H3に隣り合う補助孔h2が形成されている。孔H3は、側板20に形成される孔H2と同じ形状であって、同じ大きさであるとよい。
補助孔h2は、補助孔h1と同様の構成であり、折り目を介して回動する開閉部125により塞がれている。
下部12は、第2辺EBに沿って延びる支柱121と、第4辺EDに沿って延びる支柱121と、それらの間に配置される支柱121とを有する。下部12は、互いに離間して配置される支柱121を3つ有しており、それらの間に、リフト爪挿入用の開口Oが形成されている。開口Oの大きさは、リフト爪の大きさに対応するものであるとよい。なお、支柱121及び開口Oの数は図示のものに限られない。例えば、支柱121を4つ設けることにより、開口Oを3つ形成してもよい。
運送用ボックスユニット100は、フォークリフト等の産業車両や手押し車等が有する爪が開口Oに挿通されて、当該爪に持ち上げられた状態で移動される。ただしこれに限られず、例えば、下部12に車輪が取り付けられており、ユーザに押されることで移動するものであってもよい。
また、本実施形態においては、載置台10の高さT1(上部11の高さT2と、下部12の高さT3の合計)を250mmとした。また、下部12の高さT3を100mmとした。これにより、載置台10の載置面11aに側板20を置いた状態における、運送用ボックスユニット100の高さは約1700mmとなる。ただし、これに限られず、下部12の高さT3は、側板20の高さL1の18分の1以上10分の1以下であるとよい。言い換えると、側板20の高さL1は、下部12の高さT3の10倍以上18倍以下であるとよい。
また、上部11の高さ、すなわち各壁の高さT2を150mmとした。ただし、これに限られるものではなく、各壁の高さT2は、少なくとも、側板20を支持可能な高さであるとよい。
[運送用ボックスユニットの組み立て工程]
次に、図1、図4~図11を参照して、運送用ボックスユニット100の組み立て工程について説明する。
図5は、本実施形態において、載置台に第1側板が置かれた状態を示す上面図である。図6は、本実施形態において、載置台に第1側板が置かれた状態を示す斜視図である。図7は、図5に示す状態から、載置台にさらに第2側板が置かれた状態を示す上面図である。図8は、図6に示す状態から、載置台にさらに第2側板が置かれた状態を示す斜視図である。図9は、図7に示す状態から、載置台にさらに第3側板が置かれた状態を示す上面図である。図10は、図8に示す状態から、載置台にさらに第3側板が置かれた状態を示す斜視図である。図11は、図9に示す状態から、載置台にさらに第4側板が置かれた状態を示す上面図である。
まず、図3、図4に示すように、載置台10を用意する。
次に、第1側板20Aを載置面11a上に置く。具体的には、図5、図6に示すように、第1側板20Aの主板21Aが第1壁WAに沿うと共に、重畳板22Aが第2壁WBに沿うように、第1側板20Aを載置面11a上に置く。これにより、主板21Aが第1壁WAにより支持され、第1側板20Aは載置面11a上で自立する。
さらに、第2側板20Bを載置面11a上に置く。具体的には、図7、図8に示すように、第1側板20Bの主板21Bが第2壁WBに沿うと共に、重畳板22Bが第4壁WDに沿うように、第2側板20Bを載置面11a上に置く。これにより、主板21Bが第2壁WBにより支持され、第2側板20Bは載置面11a上に自立する。
図7、図8に示す状態において、第1側板20Aの重畳板22Aに形成される孔H2Aと、第2側板20Bの主板21Bに形成される孔H1Bと、第2壁WBに形成される孔H3Bとが互いに重なることとなる。また、第2壁WBよりも上方においては、第1側板20Aの重畳板22Aに形成される孔H2Aと、第2側板20Bの主板21Bに形成される孔H1Bとが互いに重なることとなる。
これら互いに重なる孔に挟持具50を挿通する。これにより、第1側板20Aの重畳板22Aと、第2側板20Bの主板21Bと、第2壁WBとを挟持具50により挟持する。第2壁WBよりも上方においては、第1側板20Aの重畳板22Aと、第2側板20Bの主板21Bとを挟持具50により挟持する。
以上の工程により、第1側板20A及び第2側板20Bは、載置台10に取り付けられる。なお、図1~図11においては、挟持具50の図示を省略している。挟持具50の詳細については後述することとする。
さらに、第3側板20Cを載置面11a上に置く。具体的には、図9、図10に示すように、第3側板20Cの主板21Cが第3壁WCに沿うと共に、重畳板22Cが第1壁WAに沿うように、第3側板20Cを載置面11a上に置く。これにより、主板21Cが第3壁WCにより支持され、第3側板20Cは載置面11a上に自立する。
図9、図10に示す状態において、第3側板20Cの重畳板22Cに形成される孔H2Cと、第1側板20Aの主板21Aに形成される孔H1Aと、第1壁WAに形成される孔H3Aとが互いに重なることとなる。また、第1壁WAよりも上方においては、第3側板20Cの重畳板22Cに形成される孔H2Cと、第1側板20Aの主板21Aに形成される孔H1Aとが互いに重なることとなる。
これら互いに重なる孔に挟持具50を挿通する。これにより、第3側板20Cの重畳板22Cと、第1側板20Aの主板21Aと、第1壁WAとを挟持具50により挟持する。第1壁WAよりも上部においては、第3側板20Cの重畳板22Cと、第1側板20Aの主板21Aとを挟持具50により挟持する。
以上の工程により、第3側板20Cは、載置台10に取り付けられる。
さらに、第4側板20Dを載置面11a上に置く。具体的には、図11、図1に示すように、第4側板20Dの主板21Dが第4壁WDに沿うと共に、重畳板22Dが第3壁WCに沿うように、第4側板20Dを載置面11a上に置く。これにより、主板21Dが第4壁WDにより支持され、第4側板20Dは載置面11a上に自立する。
図11、図1に示す状態において、第4側板20Dの重畳板22Dに形成される孔H2Dと、第3側板20Cの主板21Cに形成される孔H1Cと、第3壁WCに形成される孔H3Cとが互いに重なることとなる。また、第3壁WCよりも上方においては、第4側板20Dの重畳板22Dに形成される孔H2Dと、第3側板20Cの主板21Cに形成される孔H1Cとが互いに重なることとなる。
これら互いに重なる孔に挟持具50を挿通する。これにより、第4側板20Dの重畳板22Dと、第3側板20Cの主板21Cと、第3壁WCとを挟持具50により挟持する。第3壁WCよりも上方においては、第4側板20Dの重畳板22Dと、第3側板20Cの主板21Cとを挟持具50により挟持する。これにより、第4側板20Dは、載置台10に取り付けられる。
また、図11、図1に示す状態において、第4側板20Dの主板21Dに形成される孔H1Dと、第2側板20Bの重畳板22Bに形成される孔H2Bと、第4壁WDに形成される孔H3Dとが互いに重なることとなる。また、第4壁WDよりも上方においては、第4側板20Dの主板21Dに形成される孔H1Dと、第2側板20Bの重畳板22Bに形成される孔H2Bとが互いに重なることとなる。
これら互いに重なる孔に挟持具50を挿通する。これにより、第4側板20Dの主板21Dと、第2側板20Bの重畳板22Bと、第4壁WDとを挟持具50により挟持する。第4壁WDよりも上方においては、第4側板20Dの主板21Dと、第2側板20Bの重畳板22Bとを挟持具50により挟持する。
以上説明した組み立て工程を経ることにより、運送用ボックスユニット100は図1に示す組み立てられた状態となる。
なお、第1側板20A、第2側板20B、第3側板20C、及び第4側板20Dの外形は互いに同じであるため、載置台10に置く順番や、配置は上述の例に限られない。
[挟持具]
次に、図12を参照して、載置台10の各壁及び各側板を挟持する挟持具50について説明する。図12は、挟持具、及び載置台の壁に形成された孔を通る切断面における断面図である。なお、図12に示す断面図においては、図面が煩雑になるのを避けるためハッチングを省略して図示する。
挟持具50は、壁及び側板に形成される孔に嵌め込まれると共に、壁及び側板を挟み込んでそれらを互いに保持させる部材である。図12においては、上述の組み立て工程において用いられた挟持具50のうち、各壁に形成される孔H3A~H3Dに嵌め込まれた挟持具50を示している。
具体的には、図12においては、第1壁WAの孔H3A、第1側板20Aの孔H1A、及び第2側板20Bの孔H2Bに嵌められた挟持具50Aを示している。また、第2壁WBの孔H3B、第2側板20Bの孔H1B、及び第1側板20Aの孔H2Aに嵌められた挟持具50Bを示している。また、第3壁WCの孔H3C、第3側板20Cの孔H1C、及び第4側板20Dの孔H2Dに嵌められた挟持具50Cを示している。また、第4壁WDの孔H3D、第4側板20Dの孔H1D、及び第2側板20Bの孔H2Bに嵌められた挟持具50Dを示している。
なお、図12においては、孔よりも径の大きいフランジを両端に有する挟持具50について示すが、これに限られるものではない。挟持具50は、各孔に嵌め込むことが可能であって、各板の孔の縁を両側から挟み込むことが可能な構成であればよい。また、組み立てた状態から容易に分解ができるよう、挟持具50は容易に取り外せるものであると好ましい。また、挟持具50は、プラスチックからなるものであってもよいし、金属からなるものでもよい。
[補助孔]
次に、補助孔h1、h2について説明する。補助孔h1、h2は、ユーザが運送用ボックスユニット100を組み立てる工程において、挟持具50により各側板及び各壁を挟持させる作業を補助するためのものである。
ここで、図6、図8、図10に示す組み立て途中の状態であって、収容領域Hのいずれかの側が開放された状態においては、ユーザは運送用ボックスユニット100の外側からも内側からも、挟持具50にアクセスすることができる。すなわち、各孔に挟持具50を嵌め込む際に、挟持具50の両端にアクセスして嵌め込み作業を行うことができる。一方で、図1に示すように、収容領域Hが4枚の側板により囲まれた状態においては、ユーザは、運送用ボックスユニット100の内側にアクセスすることができず、挟持具50の嵌め込み作業が困難となる。
そこで、上述のように、本実施形態においては、側板20A~20Dの孔H1A~H1Dのそれぞれに隣り合うように補助孔h1A~h1Dを形成した。また、載置台10の壁WA~WDの孔H3A~H3Dのそれぞれに隣り合うように補助孔h2A~h2Dを形成した。
また、上述のように、各側板20は、3つの補助孔h1のうち載置台10の壁に支持された際に、壁と重ならない補助孔h1を塞ぐ閉位置と、当該補助孔h1を露出させる開位置との間で、折り目F1を介して回動する開閉部25を有する。
また、各壁は、補助孔h1及び補助孔h2を塞ぐ閉位置と、補助孔h1、補助孔h2を露出させる開位置との間で、折り目F2(図12参照)を介して回動する開閉部125を有する。
ユーザが外部から開閉部25を押すと、開閉部25が折り目F1を介して内側に移動し、補助孔h1が露出する。同様に、ユーザが外部から開閉部125を押すと、開閉部125が折り目F2を介して内側に移動し、補助孔h1、h2が外部に露出する。
それにより、ユーザは、補助孔h1、h2を通じて、自身の手や指を、運送用ボックスユニット100の内部(すなわち、収容領域H内)へ入れることができる。そのため、ユーザは、補助孔h1、h2に隣り合う孔H1、H2に嵌め込まれる挟持具50へ、運送用ボックスユニット100の内側からアクセスすることができる。それにより、側板20により収容領域Hが形成された状態においても、挟持具50を、外部からも内部からも取り扱うことができる。
図12においては、開閉部125A、125B、125Cが閉位置にあり、開閉部125Cが開位置にある様子を示している。図12に示すように、開閉部125Cがユーザに押されて内側に移動し、補助孔h1C、h2Cが露出した状態においては、ユーザは、孔H2Dに嵌め込まれる挟持具50Cの内側端部にアクセスすることができる。
なお、図12に示すように、開閉部125の内側に配置される側板20の補助孔h1は、補助孔h2よりも開口面積が大きいとよい。それにより、開閉部125が内側へ回動することが可能となる。
本実施形態においては、運送用ボックスユニット100が組み立てられた状態において、各補助孔h1、h2が、いずれかの開閉部25、125により塞がれる構成を採用した。例えば、第1側板20Aの下部に形成される補助孔h1Aは、第1壁WAに形成される開閉部125Aにより塞がれる。各補助孔h1、h2が、いずれかの開閉部25、125により塞がれていることより、補助孔h1、h2を介して、収容領域Hに収容される荷物が外部から視認されることがない。
[本実施形態のまとめ]
以上説明した本実施形態の運送用ボックスユニット100においては、分解して運ぶことができると共に、簡易に組み立てることができる。その結果、管理費や運送費等を含む運送費を抑制することができる。また、本実施形態の構成においては、四隅にそれぞれ配置される重畳板22A~22Dが、支柱の役割を果たす。そのため、簡易に組み立てが可能でありながらも、ある程度の安定性や強度を確保することができる。
なお、運送用ボックスユニット100は組み立てられた状態で、図1に示すように、上方が開口しているとよい。それにより、例えば、物干し竿等の長物であっても、収容領域Hに収容することができる。ただし、運送用ボックスユニット100の上方の開口を塞ぐ蓋を別途設けても構わない。
また、冷蔵庫等、重量が大きくかつ、床への接触面積が小さい足を有する家財を収容する場合、載置面11aへ大きな圧力がかかることとなる。そのため、載置台10の強度を増すために、載置面11a上に、段ボールや、プラスチック板等の他の板状部材を敷いてもよい。これにより、最大で500~700kg程度の荷物を、運送用ボックスユニット100に収容することができる。
[第1変形例]
次に、図13~図16を参照して、第1変形例について説明する。図13は、第1変形例の載置台の上部の展開図である。図14は、第1変形例の載置台の上部を示す斜視図である。図15は、第1変形例の載置台の下部の分解斜視図である。図16は、第1変形例の載置台の下部を示す斜視図である。
図1~図12を参照して説明した上記本実施形態においては、載置台10から側板20を取り外し、トラック等の車両にコンパクトに積み込み可能な運送用ボックスユニット100について説明した。第1変形例においては、さらに、載置台10の一部を構成する上部11を板状の部材とし、トラック等の車両にコンパクトに積み込み可能な構成を採用した。なお、上記本実施形態で説明した構成と同じ構成については同じ符号を付して、その説明は省略する。
第1変形例においては、載置台10の上部11と下部12とを分離できる構成を採用する。図13は、下部から分離された上部11の展開図を示している。図13に示すように、上部11は、壁を起立させるための折り目(図13中の破線)や、隣り合う壁同士を互いに支持させるために形成される切り込みを有している。このような構成により、接着材等を用いることなく、図14に示すように、各壁を載置面11aから起立させることができる。また、起立した各壁を倒すことで、図13に示す展開状態にすることができる。すなわち、上部11を板状の部材とすることができる。
また、載置台10の下部12は、図15に示すように、上板12aと、下板12bと、それらに挟まれる3つの支柱121とを有する。上板12aと下板12bは、支柱121に対して接着材等を用いて固定されているとよい。
第1変形例においては、上部11は、載置面11aに形成される孔H4を有している。また、下部12の上板12aは、孔H5を有している。図13~図15においては、孔H4と孔H5がそれぞれ4つ形成される例について示す。
孔H5は、支柱121と重ならない位置に形成されている。すなわち、孔H5は、支柱121間に形成される開口Oと重なる位置に設けられている。
また、孔H4と孔H5は、下部12の上板12a上に、上部11を乗せた状態において、互いに重なる位置に形成されている。
孔H4と孔H5には、図12で示した挟持具50が嵌められる。挟持具50は、孔H4と孔H5に嵌められた状態において、下部12の上板12aと、上部11の載置面11aとを挟持する。それにより、上部11と下部12とが固定されることとなる。
第1変形例の構成においては、ユーザにより容易に載置台10の組み立て及び分解をすることができる。分解された載置台10のうち上部11は、板状の部材に展開され、側板20と重ね合わせてトラック等の車両に積み込まれるとよい。
[第1変形例:他の使用例]
近年、単身者による引っ越しが増加している。単身者にとって引っ越し先に何を持って行くか、特に大型の家財について問題となる。特に、ベッドは家財の中でもサイズが大きく、運送するには運送費がかかり、また、引っ越し先で新たに購入しても、その後の処分に困ることがある。
そこで、引っ越し完了後、上部11と分離された下部12を2つ繋げて簡易ベッドとして用いるとよい。上述のように、運送用ボックスユニット100は、中型トラックの幅方向に2つ並べて積み込めるのが好ましい。そのため、載置台10の幅及び奥行きを約1100mmとしている。載置台10を2つ並べると幅が約1100mm、奥行きが約2200mmとなり、一般的なシングルベッドと同等のサイズとなる。なお、簡易ベッドとして利用する際、2つの下部12を挟持具等を用いて適宜固定したり、下部12の下に支柱を固定したりしてもよい。下部12の下に支柱を設けて、空間を形成することで湿気対策となる。
[第2変形例]
次に、図17~図18を参照して、第2変形例について説明する。図17は、第2変形例において、載置台に第1側板が置かれた状態を示す斜視図である。図18は、第2変形例の側板を示す平面図である。なお、上記本実施形態で説明した構成と同じ構成については同じ符号を付して、その説明は省略する。
第2変形例において、側板20の重畳板22は、孔H2が形成される幅厚領域と、幅厚領域よりも幅の狭い幅狭領域とを含む。このように、側板20の左部と右部との形状を異ならせることにより、ユーザは側板20の向きを容易に把握することができる。そのため、ユーザは、載置台10に側板20を乗せる際に、側板20の置く向きを間違えにくくなる。また、幅狭領域が形成されることにより、側板20の軽量化を図ることができる。それにより、側板20を運ぶ際にユーザにかかる負荷が軽減される。また、ユーザは、幅厚領域を取手代わりに持つことができるため、側板20の持ち運び易さが向上する。
[第3変形例]
次に、図19を参照して、第3変形例について説明する。図19は、第3変形例の運送用ボックスユニットを示す上面図である。なお、上記本実施形態で説明した構成と同じ構成については同じ符号を付して、その説明は省略する。
上記本実施形態においては、4枚の側板20を用いた例について説明したが、第3変形例においては、2枚の側板20を用いた例について説明する。
図19に示すように、第3変形例の運送用ボックスユニット100は、載置台10と、第1側板20Aと、第2側板20Bとを有する。第1側板20Aは、第1壁WA、第2壁WB、第4壁WDに沿うように載置台10に置かれる。第2側板20Bは、第4壁WD、第3壁WC、第1壁WAに沿うように載置台10に置かれる。すなわち、第1側板20Aと第2側板20Bは、上面視においてコの字状に折り曲げられる構成となっている。
なお、上記実施形態及びその変形例においては、運送用ボックスユニット100を構成する各部材を段ボールとしたが、これに限られるものではない。例えば、側板20を段ボールとし、載置台10を段ボール以外としてもよい。また、段ボールに限られず、安価かつ軽量であり、処分やリサイクルが容易な板材を用いてもよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、この実施形態に示した具体的な構成は一例として示したものであり、本発明の技術的範囲をこれに限定することは意図されていない。当業者は、これら開示された実施形態を適宜変形してもよく、本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。
10 載置台、11 上部、12 下部、20 側板、21 主板、22 重畳板、50 挟持具、 100 運送用ボックスユニット。

Claims (6)

  1. 載置面と、前記載置面の第1辺から起立する第1壁と、前記第1辺に交差する前記載置面の第2辺から起立する第2壁と、を少なくとも含む載置台と、
    少なくとも前記第1壁に支持されて起立する第1側板と、
    少なくとも前記第2壁と前記第1側板に支持されて起立する第2側板と、
    を含み、
    前記第1側板、前記第2側板、及び前記第1壁はそれぞれ、それらが互いに重なる領域において、前記第1側板と前記第2側板と前記第1壁とを挟持する挟持具が嵌められる第1孔を有し、
    前記載置台は、前記第2辺に対向する前記載置面の第3辺から起立する第3壁と、前記第1辺に対向する前記載置面の第4辺から起立する第4壁とを含み、
    少なくとも前記第3壁に支持されて起立する第3側板と、
    少なくとも前記第4壁と前記第3側板に支持されて起立する第4側板と、
    を含み、
    前記第3側板、前記第4側板、及び前記第3壁はそれぞれ、それらが互いに重なる領域において、前記第3側板と前記第4側板と前記第3壁とを挟持する挟持具が嵌められる第2孔を有し、
    前記第1側板は、前記第1壁に沿う第1主板と、折れ目を介して前記第1主板と繋がっており、前記第2壁に沿うと共に前記第2側板の一部と重なる第1重畳板と、を含み、
    前記第2側板は、前記第2壁に沿う第2主板と、折れ目を介して前記第2主板と繋がっており、前記第3壁に沿うと共に前記第3側板の一部と重なる第2重畳板と、を含む、
    送用ボックスユニット。
  2. 前記第1重畳板及び前記第2主板はそれぞれ、それらが互いに重なる領域において、前記第1孔と、前記第1重畳板及び前記第2主板を挟持する挟持具が嵌められる少なくとも1以上の第3孔を有する、
    請求項に記載の運送用ボックスユニット。
  3. 前記第1重畳板は、前記第1孔及び前記第3孔が形成される幅厚領域と、該幅厚領域よりも幅の狭い幅狭領域とを含む、
    請求項に記載の運送用ボックスユニット。
  4. 載置面と、前記載置面の第1辺から起立する第1壁と、前記第1辺に交差する前記載置面の第2辺から起立する第2壁と、を少なくとも含む載置台と、
    少なくとも前記第1壁に支持されて起立する第1側板と、
    少なくとも前記第2壁と前記第1側板に支持されて起立する第2側板と、
    を含み、
    前記第1側板、前記第2側板、及び前記第1壁はそれぞれ、それらが互いに重なる領域において、前記第1側板と前記第2側板と前記第1壁とを挟持する挟持具が嵌められる第1孔を有し、
    前記載置台は、
    前記載置面を含む上部と、
    上板と、該上板の下面に固定される少なくとも2以上の支柱と、該支柱間に形成されるリフト爪挿入用の開口と、を有する下部と、
    を含み、
    前記上部及び前記下部はそれぞれ、前記上部と前記開口が重なる領域において、前記上部と前記上板とを挟持する挟持具が嵌められる第4孔を有する、
    送用ボックスユニット。
  5. 前記第1側板、前記第2側板、及び前記第1壁はそれぞれ、前記第1孔に隣り合って形成される補助孔を有する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の運送用ボックスユニット。
  6. 前記第1壁は、前記補助孔を塞ぐ閉位置と、前記補助孔を露出させる開位置と、の間で折り目を介して回動する開閉部を有する、
    請求項に記載の運送用ボックスユニット。
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