JP3149955U - パレット用収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬時に多少の揺れがあっても形状を保持し、位置ずれの生じにくいパレット用収容容器を提供すること。【解決手段】平行に対向配置される一対の第1の側壁2aと第1の側壁2aに対して直交して対向配置される一対の第2の側壁2bとによって平面視長方形形状に構成されその内側に収容空間を画定する周壁2と、両端が周壁2の下端位置に接続され前記収容空間の下方を塞ぐ底板3とから構成された収容部本体5を備え、収容部本体5は所定サイズのパレット上に載置された状態でそのパレットの所定の対向する縁からそれぞれ外方にはみ出る第1及び第2のはみ出し部を有し、第1及び第2のはみ出し部における底板3の外表面にはパレットの対向する縁の間隔より広い間隔でそれぞれストッパバー9a,9bが固着され、ストッパバー9a,9bは収容部本体5をパレット上に載置した際に縁に近接した位置に配置される。【選択図】 図2

Description

本考案はパレット上に載置されてパレットとともに搬送されるパレット用収容容器に関するものである。
フォークリフトのような搬送車両によってその上面に載置した荷物を運搬するパレットがある。このような荷物運搬用のパレットの一例として特許文献1〜3を示す。パレットは例えば特許文献3の図8に示すように荷Wはパレット45からはみ出ないように載置され、荷崩れしないように左右両側部材43,44が設けられている。しかし、荷物が必ずしも整然と積まれることがないことや、パレットからはみ出しながらもパレットとともに運搬できるようにという要請等から、図10及び図11に示すようなパレット用収容容器(以下、単に収容容器とする)50が従来から用いられている。収容容器50はパレット51から両側がはみ出すように交叉状にパレット51上に載置されて使用されるものである。このような収容容器50を使用することで、必ずしも大きさの同じではない荷物や整然と積載されない荷物をパレットに積載して搬送することが可能である。
収容容器50及びパレット51の構成について更に詳しく説明する。収容容器50は平面長方形形状となる周壁53と2枚の底蓋54から構成されている。周壁53は長辺となる一対の第1の側壁53aと短辺となる一対の第2の側壁53bから構成されている。2枚の底蓋54はそれぞれ第2の側壁53bの下端から延出されており、収容容器50がパレット51上に載置された状態で若干の隙間を空けて対向配置させられることとなる。例えばパレット51としては図14に示すような構成のものを一例として挙げることができる。パレット51は略方形のパレット本体55を備えている。パレット本体55上面は平面とされている。パレット本体55にはフォークリフトのフォークを挿入するためのスリット56が形成されている。パレット本体55の四隅には支柱57が立設されており一方向の2本の支柱57間にアーム58が懸架されてフレーム59が構築されている。支柱57の間隔は収容容器50の第2の側壁53bの横幅よりも若干大きめに取られている。
このような構成の収容容器50は図12に示すようにパレット51のほぼ中央にバランス良く第1の側壁53aがパレット51のフレーム59と平行となるように配置される。つまり、収容容器50は支柱57間に挟まれた状態で配置され、その際の位置関係としては第1の側壁53aはパレット51の縁60と直交することとなり、第2の側壁53bはパレット51の外方位置に配置されることとなる。また、各第2の側壁53bとパレット51の縁60との距離は左右ともほぼ均等となる。
特開2005−35634号公報 特開2004−99179号公報 特開2005−298003号公報
ところが、このように収容容器50をパレット51に載置し、実際に荷物を収容容器50内に収容して運搬をした場合に揺れが原因で荷崩れを起こし図12において矢印A方向に収容容器50を押す力がかかる場合がある。すると、収容容器50が容易に荷物に押されてパレット51上でスライド移動してしまい、図13のようにパレット51からずり落ちてしまうことがしばしば起きていた。また、周壁53は単に無端状に接続されているだけなので揺れによって荷物が当たることで容易に変形してしまい、それもずり落ちの原因の1つとなっていた。
そのため、運搬時に多少の揺れがあっても形状を保持し、また位置ずれの生じにくいパレット用収容容器が求められていた。
本考案は上記課題を解決するためのものである。その目的は運搬時に多少の揺れがあっても形状を保持し、位置ずれの生じにくいパレット用収容容器を提供することにある。
上記課題を解決するために第1の手段では、無端状に接続されその包囲された内側に収容空間を画定する周壁と、両端が同周壁の下部位置に接続され前記収容空間の下方を塞ぐ底板とから構成された収容部本体を備え、同収容部本体は所定サイズのパレット上に載置された状態で同パレットの所定の対向する縁からそれぞれ外方にはみ出る第1及び第2のはみ出し部を有するパレット用収容容器において、前記第1及び第2のはみ出し部における前記底板の外表面には前記パレットの前記対向する縁の間隔より広い間隔でそれぞれストッパ部材が固着されるとともに、同各ストッパ部材は前記収容部本体を前記パレット上に載置した際に前記縁に近接した位置に配置されるようにしたことをその要旨とする。
このような構成とすることによってパレット用収容容器がパレット上に載置されることによってパレットからはみ出た底板の外表面に固着された各ストッパ部材がちょうどパレットの所定の対向する縁の近傍に配置されることとなる。そして、図8に示すようにパレット上のパレット用収容容器に前記両縁を結ぶX方向の揺れが生じた場合には各ストッパ部材が近傍側の縁に当接し、パレットの両縁と交差する方向(X方向)の進退動作が規制されることとなる。また、周壁はその下部位置で接続された収容空間の下方を塞ぐ底板を有しているため横方向の力がかかった場合にも型くずれしにくくなる。尚、図8はパレットとパレット用収容容器の位置関係を分かりやすくするために模式的に説明した図であって、パレットとパレット用収容容器の構成がこの図の構成に制限されるものではない。
また、第2の手段では第1の手段に加え、前記収容部本体の前記周壁は平行に対向配置される一対の第1の側壁と同第1の側壁に対して直交して対向配置される一対の第2の側壁とによって平面視方形形状に構成される一方、前記収容部本体を前記パレット上に載置した際に前記第1の側壁は前記パレットの前記所定の対向する縁と交差し、前記各第2の側壁は同縁の外方にそれぞれ前記第1及び第2のはみ出し部の一部として配置されるようにしたことをその要旨とする。
第2の手段は周壁の形状をより具体化し、平面視において周壁が方形となる場合について特定したものである。第2の側壁は第1及び第2のはみ出し部の最も外側位置に配置されることとなる。この時、第1及び第2のはみ出し部のパレットの所定の対向する縁からのはみ出し量は同等であることがパレット上でパレット用収容容器の配置バランス上好ましい。
また、第3の手段では第2の手段に加え、各ストッパ部材は前記底板の中央位置を基準に前記第2の側壁方向に向かって等距離に配置されていることをその要旨とする。
これによって、パレット上に載置されたパレット用収容容器はパレットの縁からの第1及び第2のはみ出し部の長さ(つまりはみ出し量)が均等になってバランスよくパレット上に載置されることとなる。
また、第4の手段では第2又は3の手段に加え、方形の角位置となる前記パレットの四隅には柱部材が立設されるとともに、同柱部材が前記第1の側壁よりも外方に配置されることをその要旨とする。
これによって、パレット用収容容器は図9に示すようにY方向への移動が規制されX方向のみの移動になり、パレット用収容容器の移動を規制するためにはこの移動可能な方向に対してのみストッパ部材を設ければよいこととなる。尚、図9はパレットとパレット用収容容器の位置関係を分かりやすくするために模式的に説明した図であって、パレットとパレット用収容容器の構成がこの図の構成に制限されるものではない。
また、第5の手段では第2〜4のいずれかの手段に加え、前記底板の両端は前記第2の側壁と接続されるとともに、同底板の側縁は前記第1の側壁と接続されておらず、同第1の側壁は前記第2の側壁寄り端部が接近する方向に折れ曲がるための第1の折り目を有し、同底板は前記第2の側壁寄り端部が接近する方向に折れ曲がるための第2の折り目を有することをその要旨とする。
これによってパレット用収容容器は周壁側は第1の折り目によって第1の側壁が折れ曲がり第2の側壁と重複され、底板は第2の折り目によってやはり第2の側壁と重複されることとなりコンパクトに折り畳んで格納や運搬することが可能となる。第1の側壁は内側にも外側にも折り畳むことができるが、内側(つまり第1の側壁のそれぞれの第1の折り目が接近する側)に畳む方がよりコンパクトになって好ましい。
また、第6の手段では第5の手段に加え、前記底板の前記第2の折り目はそれぞれ平行となる3箇所に形成され、同底板はM字状に屈曲可能であることをその要旨とする。
これによって、折り畳みの際に第2の側壁がよりコンパクトに畳まれることとなる。
上記各請求項の考案のパレット用収容容器は、運搬時に多少の揺れがあっても周壁の下部位置で接続された収容空間の下方を塞ぐ底板を有しているため型くずれしにくく、かつストッパ部材によってによってによって移動が規制されるため位置ずれが生じにくくなっており、パレット上にパレットからはみ出して載置されて内部に荷物を収容するパレット用収容容器として非常に優れている。
本考案の一実施例のパレット用収容容器の上方から見た斜視図。 同じパレット用収容容器の下方から見た斜視図。 パレット用収容容器の平面図。 パレット上に同じパレット用収容容器を載置した状態の正面図。 (a)〜(d)は同じパレット用収容容器を折り畳んでいく過程の上下反転させて正面から見た状態を説明する一連の説明図。 (a)〜(c)は同じパレット用収容容器を折り畳んでいく過程における周壁の動きを説明する一連の説明図。 図5における(b)の状態の斜視図。 パレットと本発明のパレット用収容容器との平面視における位置関係を模式的に説明する説明図。 四隅に柱部材を有するパレットと本発明のパレット用収容容器との平面視における位置関係を模式的に説明する説明図。 従来のパレット用収容容器の上方から見た斜視図 。 従来のパレット用収容容器の下方から見た斜視図。 パレット上に従来のパレット用収容容器を載置した状態の正面図 。 パレット上の従来のパレット用収容容器が位置ずれしてパレットから落下した状態の正面図 。 パレットの一例の斜視図 。
以下、本考案のパレット用収容容器を具体化した実施例について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、パレット用収容容器(以下、単に収容容器とする)1は平面長方形形状となる周壁2と底板3から構成されている。周壁2と底板3によって収容部本体5が構成されている。本実施例の収容容器1の材質はポリプロピレン製の可撓性のあるシート体であって、同シート体は段ボールシートのように中芯を表裏からライナーで挟んで補強された多層構造とされている。本実施例では一枚のシート体を折り曲げて適宜のりしろ部分Wにおいて高周波溶着されて立体化されている。
周壁2は長辺となる一対の第1の側壁2aと短辺となる一対の第2の側壁2bから構成され、平面視において長方形形状をなしている。第1の側壁2aの上縁側長手方向中央位置には切り欠き6が形成されている。周壁2は同じ上下幅(切り欠き6部分を除き)の壁体を周回させて無端状に接続させた構造とされ、内部に収容空間が構成されている。
底板3は第2の側壁2bの下端間に接続されている。図2及び図3に示すように、底板3は第2の側壁2b寄りの同形状の一対の膨出部3aと、両膨出部3aを連結する連結部3bから構成されている。連結部3bは膨出部3aから中央に向かって若干先細りとなるように略鼓状の平面形状とされている。
図2及び図4に示すように、底板3の下面(裏面)にはストッパ部材としてのストッパバー9a,9bが高周波溶着によって固着されている。ストッパ9は長尺の板体であって、本実施例では収容容器1と同素材の厚手のシート体から構成されている。一方のストッパバー9aは図2において手前側の膨出部3a位置に第2の側壁2bに対して長手方向が平行となるように配設されている。他方のストッパバー9bは図2において奥側の膨出部3a位置に同じく第2の側壁2bに対して長手方向が平行となるように配設されている。奥側の膨出部3a位置ストッパバー9bは2本が直列となるように配置されている。これら2箇所のストッパバー9a,9bはそれぞれ底板3の中央から等距離に配置されている。本実施例ではストッパバー9a,9bの内面の間隔は図14のパレット本体55の両縁60の外面の間隔よりも若干広くなっている。
本実施例の収容部本体5は折り畳んでの格納や運搬が可能なように折り目が設けられている。第1の側壁2aには長手方向において中央位置に垂直方向に第1の折り目7が設けられている。底板3には膨出部3aと連結部3bの境界部分と連結部3bの中央位置に平行に3本の第2の折り目8a〜8cが設けられている。第2の折り目8a〜8cは第2の側壁2bの延出方向とも平行となる。尚、本実施例では第1の折り目7及び第2の折り目8a〜8cを2点鎖線で表現している。
次に、このような収容容器1の使用方法について説明する。本実施例においても従来と同様に図14に示すパレット51を使用するものとする。収容容器1(収容部本体5)をパレット51のパレット本体55上面に載置する。まず、フレーム59に第1の側壁2aの外面が対面するように、つまりフレーム59の長手方向と第1の側壁2aの延出方向が一致するように収容容器1を置く。そして、パレット本体55上での底板3の位置を決めるため収容部本体5をフレーム59に沿った方向に行き来させ、底板3の2箇所のストッパバー9a,9bの内面がそれぞれパレット本体55の両縁60の外面に対面した近接位置となるように配置させる。図4はちょうどこのように配置させた状態である。収容容器1はパレット51の左右方向中央に配置される。収容容器1において両ストッパバー9a,9bの内面から外方にはみ出た部分がそれぞれ第1及び第2のはみ出し部11,12とされる。本実施例では第1及び第2のはみ出し部11,12の量は均等である。次いで作業者は図示しないロープをフレーム59を利用して収容容器1に巻き回し固定する。
次に、このような収容容器1の折り畳み工程について説明する。
図5に示すように、収容容器1(収容部本体5)を反転させ(反転させなくとも稼業は可能である)、第1の側壁2aを第1の折り目7を基準に内方に第1の折り目7部分が移動するように折り畳んでていく。つまり図6(a)〜(c)のように互いに対向する第1の側壁2aはそれぞれの第1の折り目7部分を対向する第1の側壁2a側に進出させながら重複されていくこととなる。一方、底板3の左右膨出部3aは第2の側壁2b側を基部として図5(b)のように徐々に立ち上がって行く。この時、底板3は第2の折り目8a〜8cを基準として折れ曲がるのであるが、中間の連結部3bは第1の側壁2aを折り畳んでいく途中における適当な段階で図5(b)のようにM字状とすればよく、例えば図5(b)〜(c)の段階ではまだ図5(b)の仮想線のように3つの第2の折り目8a〜8cの内の両側の第2の折り目8a,8cは折り畳んでなくとも構わない。また、収容容器1の材質は可撓性があるため、実際には折り畳み作業の途中段階で適宜撓ませながら折り畳んだ各片が干渉しないようにしている。図7は折り畳みの途中の状態の一例である。尚、収容容器1は複雑な構成ではなく基本的に可撓性のある平面部材からなる構造にすぎないため折り畳みの順序や折り畳んだ箇所の重なり具合はそれほどの精密性が要求されるものではない。
このように折り畳んだ収容容器1は使用の際には上記とは逆の工程で拡げ使用する。
上記実施例のように構成することにより、次のような効果が奏されることとなる。
(1)収容容器1をパレット51上に載置した際に、荷崩れや搬送機の操作ミス等で上記図4のようにA方向に収容容器1を移動させる力が作用した場合に、ストッパバー9a,9bがパレット本体55の両縁60に当接して移動が規制されることとなるため、収容容器1がパレット上で横ずれすることがなくなり、収容容器1に収容した荷物がパレット51から落ちにくくなる。また、荷崩れがあって周壁2が拡開されるような力が働いても底板3が収容部本体5の下部位置において型くずれを防止するため、やはり荷物がパレット51から落ちにくくなる。
(2)ストッパバー9a,9bの間隔はちょうどパレット本体55の両縁60の間隔に対応しており、なおかつ各ストッパバー9a,9bはそれぞれ底板3の中央位置、つまり真ん中の第2の折り目8bを基準に等距離にあるため、ストッパバー9a,9bの間にパレット本体55が嵌まるように収容容器1をパレット51上に載置すれば、ちょうど収容容器1がパレット51の中央位置に自動的に位置決めされることとなり、収容容器1の設置作業における作業性が向上する。
(3)収容容器1は第1の側壁2aが内側に折り畳まれるとともに、底板3もM字状に折り畳まれることから、折り畳んだ際に第2の側壁2bの幅より拡がらず、底板3も周壁2から大きくはみ出すこともなく非常にコンパクトになって格納や搬送に有利である。
(4)ストッパバー9a,9bの長手方向の直線状の面がやはり直線状のパレット本体55の縁60にぴったりと当接するため、載置した収容容器1の安定性がよい。
上記実施の形態は、以下のように具体化されてもよい。
・上記実施例では収容容器1と収容部本体5の構成は一致していたが、これに上蓋や仕切り板等を備えるようにして収容容器1を構成してもよい。
・上記実施例での周壁2形状は方形であったがこれに限定されるものではない。例えば、方形以外の多角形形状や円形であっても構わない。
・ストッパバー9a,9bの形状や位置や数も上記実施例に限定されない。
・第1及び第2のはみ出し部11,12のはみ出し量は均等でなくともよい。
・素材変更は自由である。
・畳み方は上記に限定されない。
・その他、本考案の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
1…パレット用収容容器、2…周壁、3…底板、5…収容部本体、9a,9b…ストッパ部材としてのストッパバー、11…第1のはみ出し部、12…第2のはみ出し部、50…パレット、60…縁。

Claims (6)

  1. 無端状に接続されその包囲された内側に収容空間を画定する周壁と、両端が同周壁の下部位置に接続され前記収容空間の下方を塞ぐ底板とから構成された収容部本体を備え、同収容部本体は所定サイズのパレット上に載置された状態で同パレットの所定の対向する縁からそれぞれ外方にはみ出る第1及び第2のはみ出し部を有するパレット用収容容器において、
    前記第1及び第2のはみ出し部における前記底板の外表面には前記パレットの前記対向する縁の間隔より広い間隔でそれぞれストッパ部材が固着されるとともに、同各ストッパ部材は前記収容部本体を前記パレット上に載置した際に前記縁に近接した位置に配置されることを特徴とするパレット用収容容器。
  2. 前記収容部本体の前記周壁は平行に対向配置される一対の第1の側壁と同第1の側壁に対して直交して対向配置される一対の第2の側壁とによって平面視方形形状に構成される一方、前記収容部本体を前記パレット上に載置した際に前記第1の側壁は前記パレットの前記所定の対向する縁と交差し、前記各第2の側壁は同縁の外方にそれぞれ前記第1及び第2のはみ出し部の一部として配置されることを特徴とする請求項1に記載のパレット用収容容器。
  3. 各ストッパ部材は前記底板の中央位置を基準に前記第2の側壁方向に向かって等距離に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のパレット用収容容器。
  4. 方形の角位置となる前記パレットの四隅には柱部材が立設されるとともに、同柱部材が前記第1の側壁よりも外方に配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載のパレット用収容容器。
  5. 前記底板の両端は前記第2の側壁と接続されるとともに、同底板の側縁は前記第1の側壁と接続されておらず、同第1の側壁は前記第2の側壁寄り端部が接近する方向に折れ曲がるための第1の折り目を有し、同底板は前記第2の側壁寄り端部が接近する方向に折れ曲がるための第2の折り目を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパレット用収容容器。
  6. 前記底板の前記第2の折り目はそれぞれ平行となる3箇所に形成され、同底板はM字状に屈曲可能であることを特徴とする請求項5に記載のパレット用収容容器。
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