JP2018030445A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型バッテリを安定的に支持できる車両後部構造を得る。【解決手段】平面視で、接合部36の直上を除くサイドメンバ20の内フランジ部22の一部及びクロスメンバ30の後フランジ部32の一部に、それぞれ一端部及び他端部がフロアパネル14を介して接合され、大型バッテリ60の第1脚部62が締結される第1締結部45を有する第1ブラケット40と、第1ブラケット40よりも車体前方外側に配置され、接合部36の直上を除くサイドメンバ20の内フランジ部22の一部とクロスメンバ30の前フランジ部34の一部に車幅方向内側端部がフロアパネル14を介して接合されるとともに、サイドメンバ20の外フランジ部24の一部に車幅方向外側端部がフロアパネル14を介して接合され、大型バッテリ60の第2脚部64が締結される第2締結部55を有する第2ブラケット50と、を備えた車両後部構造10とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
サイドメンバとクロスメンバとに締結され、サイドメンバとクロスメンバとの接合を補強するブラケット(補強板)を備えた車両用シャシフレーム構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。また、一対の脚部がそれぞれサイドメンバとクロスメンバとに締結されたブラケットの頂壁部にHVバッテリが締結された車両後部構造も、従来から知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−120004号公報 特開2015−063232号公報
ところで、クロスメンバは、その車幅方向両端部が、それぞれサイドメンバに接合されることで、サイドメンバを車幅方向に連結している。したがって、平面視で、サイドメンバにクロスメンバの車幅方向両端部が突き当てられて接合されている接合部では、車両の走行時に、サイドメンバ及びクロスメンバから荷重が伝達される。
そのため、その接合部の直上に、バッテリ、特に容量の大きい(重量が増加された)大型バッテリを支持するブラケットとサイドメンバ又はクロスメンバとの接合点(スポット溶接部)があると、その接合点は、上記荷重及び大型バッテリからの荷重が伝達されることにより、ブラケットにおける他の接合点よりも劣化が早くなるおそれがある。つまり、このような構成では、大型バッテリを安定的に支持することが困難になるおそれがある。
そこで、本発明は、大型バッテリを安定的に支持できる車両後部構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両後部構造は、車体前後方向に延在する断面ハット型形状に形成され、車幅方向内側の内フランジ部と車幅方向外側の外フランジ部とがフロアパネルの下面に接合された左右一対のサイドメンバと、車幅方向に延在する断面ハット型形状に形成され、車体後方側の後フランジ部と車体前方側の前フランジ部とが前記フロアパネルの下面に接合されるとともに、車幅方向外側端部がそれぞれ前記サイドメンバに接合された接合部とされて該サイドメンバを連結するクロスメンバと、平面視で、前記接合部の直上を除く前記内フランジ部の一部及び前記後フランジ部の一部に、それぞれ一端部及び他端部が前記フロアパネルを介して接合され、大型バッテリの第1脚部が締結される第1締結部を有する第1ブラケットと、平面視で、前記第1ブラケットよりも車体前方外側に配置され、前記接合部の直上を除く前記内フランジ部の一部と前記前フランジ部の一部に車幅方向内側端部が前記フロアパネルを介して接合されるとともに、前記外フランジ部の一部に車幅方向外側端部が前記フロアパネルを介して接合され、前記大型バッテリの第2脚部が締結される第2締結部を有する第2ブラケットと、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、平面視で、第1ブラケットの一端部及び他端部が、それぞれサイドメンバに対するクロスメンバの接合部の直上を除く、内フランジ部の一部と後フランジ部の一部とにフロアパネルを介して接合され、第2ブラケットの車幅方向内側端部及び外側端部が、それぞれサイドメンバに対するクロスメンバの接合部の直上を除く、内フランジ部の一部と前フランジ部の一部と外フランジ部の一部とにフロアパネルを介して接合されている。
つまり、サイドメンバに対するクロスメンバの接合部の直上には、第1ブラケット及び第2ブラケットをサイドメンバ又はクロスメンバに接合する接合点(スポット溶接部)が形成されていない。換言すれば、第1ブラケット及び第2ブラケットには、車両の走行時に、サイドメンバ及びクロスメンバからの荷重が伝わり易い接合点(スポット溶接部)が存在していない。したがって、第1ブラケット及び第2ブラケットにより、大型バッテリが安定的に支持される。
また、請求項2に記載の車両後部構造は、請求項1に記載の車両後部構造であって、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、それぞれ左右一対で設けられている。
請求項2に記載の発明によれば、第1ブラケット及び第2ブラケットが、それぞれ左右一対で設けられている。つまり、大型バッテリは、クロスメンバとほぼ同じ長さに形成されている。したがって、大型バッテリをクロスメンバと同等の車両骨格部材として活用可能となり、車両のボデー剛性が向上される。
請求項1に係る発明によれば、大型バッテリを安定的に支持することができる。
請求項2に係る発明によれば、車両のボデー剛性を向上させることができる。
本実施形態に係る車両後部構造を示す斜視図である。 本実施形態に係る車両後部構造を示す平面図である。 比較例に係る車両後部構造を示す平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印RHを車体右方向とする。また、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車体上下方向の上下、車体前後方向の前後、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両後部構造10を備えた車両12は、車室内の床を構成するフロアパネル14を有している。なお、フロアパネル14の後部には、図示しないスペアタイヤを収納する収納凹部16が形成されている。また、後述するように、フロアパネル14には、80kg以上の大型バッテリ60が搭載されるようになっている。
フロアパネル14の下面には、左右一対で車体前後方向に延在する車両骨格部材である断面ハット型形状のサイドメンバ20が接合されている。すなわち、サイドメンバ20の上端部で車幅方向内側へ折り曲げられた内フランジ部22と車幅方向外側へ折り曲げられた外フランジ部24とが、それぞれフロアパネル14の下面に溶接等によって接合されている。
また、フロアパネル14の下面には、車幅方向に延在する車両骨格部材である断面ハット型形状のクロスメンバ30が接合されている。すなわち、クロスメンバ30の上端部で車体後方側へ折り曲げられた後フランジ部32と車体前方側へ折り曲げられた前フランジ部34とが、それぞれフロアパネル14の下面に溶接等によって接合されている。
そして、図2に示されるように、クロスメンバ30の車幅方向外側端部には、例えば車体前方側及び車体後方側へそれぞれ折り曲げられたフランジ部(図示省略)が形成されており、そのフランジ部が、それぞれ左右一対のサイドメンバ20の側面26に突き当てられて溶接等によって接合されている。これにより、このクロスメンバ30は、左右一対のサイドメンバ20を車幅方向に連結している。
なお、クロスメンバ30の車幅方向外側端部における後フランジ部32及び前フランジ部34は、それぞれサイドメンバ20の内フランジ部22の一部に車体下方側から重ね合わされており、スポット溶接(「×」で示す)によって接合されている。本実施形態では、そのスポット溶接されている箇所をクロスメンバ30の車幅方向外側端部がサイドメンバ20に接合された接合部36とし、特に後側の接合部36を後側接合部36Aとする。
また、図1、図2に示されるように、サイドメンバ20の内フランジ部22の一部と、クロスメンバ30の後フランジ部32の一部との間には、平面視略三角形状とされた平板状の第1ブラケット40が架設されている。詳細に説明すると、第1ブラケット40の車幅方向外側における後端部(一端部)42が、サイドメンバ20の内フランジ部22の一部にフロアパネル14を介して前後2箇所のスポット溶接部46(×を○で囲って示す)によって接合されている。
そして、第1ブラケット40の前端部(他端部)44が、クロスメンバ30の後フランジ部32の一部にフロアパネル14を介して左右2箇所のスポット溶接部48(×を○で囲って示す)によって接合されている。なお、図示の通り、スポット溶接部46、48は、平面視で、共に接合部36の直上を除く位置となっている。そして、第1ブラケット40の後端部42と前端部44との間には、大型バッテリ60の後部に設けられた第1脚部62(図1参照)が締結される第1締結部としての第1孔部45が形成されている。
つまり、第1ブラケット40の下面には、第1孔部45と同軸的にウエルドナット(図示省略)が固着されており、大型バッテリ60の第1脚部62にも、第1孔部45と連通する貫通孔62Aが形成されている。したがって、第1脚部62の貫通孔62Aと第1孔部45に上方からボルト(図示省略)が挿入されてウエルドナットに螺合されることにより、第1脚部62が第1ブラケット40に固定されるようになっている。
また、図1、図2に示されるように、第1ブラケット40よりも車体前方外側には、平面視略四角形状とされた平板状の第2ブラケット50が配設されている。詳細に説明すると、第2ブラケット50の車幅方向内側における後端部52が、サイドメンバ20の内フランジ部22の一部にフロアパネル14を介して1箇所のスポット溶接部56(×を○で囲って示す)によって接合されている。
そして、第2ブラケット50の車幅方向内側における前端部54が、クロスメンバ30の前フランジ部34の一部とサイドメンバ20の内フランジ部22の一部に、それぞれフロアパネル14を介して1箇所のスポット溶接部58(×を○で囲って示す)と1箇所のスポット溶接部59(×を○で囲って示す)によって接合されている。なお、図示の通り、スポット溶接部56、58、59は、平面視で、共に接合部36の直上を除く位置となっている(スポット溶接部56とスポット溶接部59との間に接合部36がある)。
また、第2ブラケット50の車幅方向外側における後端部53が、サイドメンバ20の外フランジ部24の一部にフロアパネル14を介して1箇所のスポット溶接部57(×を○で囲って示す)によって接合されている。そして、第2ブラケット50の車幅方向内側端部と車幅方向外側端部との間、詳細にはスポット溶接部56とスポット溶接部57とスポット溶接部59とを直線で結んだ領域内に、大型バッテリ60の左右の側部に設けられた第2脚部64(図1参照)が締結される第2締結部としての第2孔部55が形成されている。
つまり、第2ブラケット50の下面には、第2孔部55と同軸的にウエルドナット(図示省略)が固着されており、大型バッテリ60の第2脚部64にも、第2孔部55と連通する貫通孔64Aが形成されている。したがって、第2脚部64の貫通孔64Aと第2孔部55に上方からボルト(図示省略)が挿入されてウエルドナットに螺合されることにより、第2脚部64が第2ブラケット50に固定されるようになっている。
なお、図1に示されるように、第1ブラケット40及び第2ブラケット50は、それぞれ左右一対で、かつ左右対称となる形状で設けられている。つまり、大型バッテリ60は、その車幅方向の長さが、クロスメンバ30とほぼ同じ長さとされた(車幅方向を長手方向とする)略矩形箱状に形成されている。そして、この大型バッテリ60は、クロスメンバ30の上方に配置されている。
以上のような構成とされた車両後部構造10において、次にその作用について説明する。
まず、図3に示される比較例に係るブラケット70について説明する。このブラケット70は、第1ブラケット40と第2ブラケット50とが一体化されたブラケットになっている。したがって、このブラケット70は、第1ブラケット40のスポット溶接部46、48と同じ箇所にスポット溶接部72、74があり、第2ブラケット50のスポット溶接部56、57、58、59と同じ箇所にスポット溶接部76、77、78、79がある。そして、このブラケット70にも第1孔部73及び第2孔部75がある。
また、このブラケット70には、平面視で、クロスメンバ30の車幅方向外側端部における後フランジ部32とサイドメンバ20の内フランジ部22の一部とを接合していた後側接合部36Aの直上にスポット溶接部80(×を□で囲って示す)がある。詳細に説明すると、内フランジ部22の一部には、車幅方向外側端部における後フランジ部32を許容する切欠部22Aが形成されており、その後フランジ部32とブラケット70とがフロアパネル14を介してスポット溶接されている。
つまり、このスポット溶接部80は、フロアパネル14を介して、車幅方向外側端部における後フランジ部32と内フランジ部22とをスポット溶接しているのではなく、車幅方向外側端部における後フランジ部32とブラケット70とをスポット溶接している。なお、クロスメンバ30の車幅方向外側端部における前フランジ部34は、サイドメンバ20の内フランジ部22の一部とスポット溶接されて接合部36を形成している。
ここで、クロスメンバ30の車幅方向外側端部における前フランジ部34とサイドメンバ20の内フランジ部22の一部とを接合する接合部36と、クロスメンバ30の車幅方向外側端部における後フランジ部32とブラケット70とを接合するスポット溶接部80には、車両12の走行時に、サイドメンバ20及びクロスメンバ30から荷重が伝達されるとともに、大型バッテリ60からも荷重が伝達される。
そのため、クロスメンバ30の車幅方向外側端部における後フランジ部32とブラケット70とを接合するスポット溶接部80は、ブラケット70における他のスポット溶接部72、74、76、77、78、79よりも劣化が早くなるおそれがある。つまり、車両12の走行時に、サイドメンバ20、クロスメンバ30及び大型バッテリ60から伝達された荷重により、スポット溶接部80からブラケット70が破断するおそれがあり、大型バッテリ60を安定的に支持することが困難になるおそれがある。
しかしながら、本実施形態に係るブラケットは、図2に示されるように、第1ブラケット40と第2ブラケット50との2つに分割され、かつ第1ブラケット40及び第2ブラケット50には、クロスメンバ30の車幅方向外側端部における前フランジ部34及び後フランジ部32とサイドメンバ20の内フランジ部22の一部とを接合する接合部36(後側接合部36A)の直上に、サイドメンバ20及びクロスメンバ30とのスポット溶接部が形成されていない。
すなわち、第1ブラケット40及び第2ブラケット50には、車両12の走行時に、サイドメンバ20及びクロスメンバ30からの荷重が伝わり易いスポット溶接部が存在していない。したがって、第1ブラケット40及び第2ブラケット50により、大型バッテリ60を長期に亘って安定的に支持することができる。
また、車両12の走行時において、大型バッテリ60から第1ブラケット40及び第2ブラケット50に伝達された荷重は、その第1ブラケット40及び第2ブラケット50から、車両骨格部材であるサイドメンバ20と車両骨格部材であるクロスメンバ30とに分散される。したがって、効率よく車両12のボデー強度を確保することができ、補強部材(図示省略)を別途追加したとしても、その追加する補強部材を必要最小限に抑えることができる。
また、図1に示されるように、第1ブラケット40及び第2ブラケット50は、それぞれ左右一対で(左右対称形状で)設けられており、大型バッテリ60の車幅方向の長さが、クロスメンバ30とほぼ同じ長さとされている。そして、その大型バッテリ60は、クロスメンバ30の上方に配置されている。したがって、大型バッテリ60をクロスメンバ30と同等の車両骨格部材として活用することができ、車両12のボデー剛性を向上させることができる。
これにより、車両12の走行時(特にカーブを曲がるとき)において、水平方向の相対(角度)変位を抑制することができ、車両12の操縦安定性能を向上させることができる。また、車両12の後面衝突時にも、クロスメンバ30よりも車体後方側に配置された左右一対のサイドメンバ20が軸方向に圧縮変形することで、その衝突荷重を吸収することができるため、大型バッテリ60に衝突荷重が伝達されるのを抑制することができる。
以上、本実施形態に係る車両後部構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両後部構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、第1ブラケット40及び第2ブラケット50は、左右一対で(左右対称形状で)設けられる構成に限定されるものではない。
10 車両後部構造
12 車両
14 フロアパネル
20 サイドメンバ
22 内フランジ部
24 外フランジ部
30 クロスメンバ
32 後フランジ部
34 前フランジ部
36 接合部
40 第1ブラケット
45 第1孔部(第1締結部)
50 第2ブラケット
55 第2孔部(第2締結部)
60 大型バッテリ
62 第1脚部
64 第2脚部

Claims (2)

  1. 車体前後方向に延在する断面ハット型形状に形成され、車幅方向内側の内フランジ部と車幅方向外側の外フランジ部とがフロアパネルの下面に接合された左右一対のサイドメンバと、
    車幅方向に延在する断面ハット型形状に形成され、車体後方側の後フランジ部と車体前方側の前フランジ部とが前記フロアパネルの下面に接合されるとともに、車幅方向外側端部がそれぞれ前記サイドメンバに接合された接合部とされて該サイドメンバを連結するクロスメンバと、
    平面視で、前記接合部の直上を除く前記内フランジ部の一部及び前記後フランジ部の一部に、それぞれ一端部及び他端部が前記フロアパネルを介して接合され、大型バッテリの第1脚部が締結される第1締結部を有する第1ブラケットと、
    平面視で、前記第1ブラケットよりも車体前方外側に配置され、前記接合部の直上を除く前記内フランジ部の一部と前記前フランジ部の一部に車幅方向内側端部が前記フロアパネルを介して接合されるとともに、前記外フランジ部の一部に車幅方向外側端部が前記フロアパネルを介して接合され、前記大型バッテリの第2脚部が締結される第2締結部を有する第2ブラケットと、
    を備えた車両後部構造。
  2. 前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、それぞれ左右一対で設けられている請求項1に記載の車両後部構造。
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