JP2018027902A - 液晶組成物、及び液晶組成物が配合された化粧料 - Google Patents

液晶組成物、及び液晶組成物が配合された化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】γ−オリザノールを高配合可能な成分の探索、及びγ−オリザノールを高配合可能な液晶組成物の提供。【解決手段】(A)γ−オリザノールが、3.0〜17.0質量%、好ましくは、4.0〜15.0質量%(B)ステロール系化合物が、1.0〜12.0質量%、好ましくは、1.0〜10.0質量%(C)油性成分が、液晶組成物の総量を100質量%とした際の残量を含み、前記(C)油性成分が、エステル類、脂肪酸類及び高級アルコール類から選択される少なくとも1種以上を含む、液晶組成物。【選択図】図1

Description

本発明は、液晶組成物、及び液晶組成物が配合された化粧料に関する。
γ−オリザノールは、米ぬか油、胚芽油等から作られ、米胚芽に含まれているオイルに溶ける性質を持った生理活性成分である。γ−オリザノールは、美白作用、抗酸化作用、荒れ肌改善作用等の効果を有することから、化粧品の原料として使用されている。しかし、γ−オリザノールは、油剤に対する溶解性が低く、また結晶化しやすいことから、多量に安定的に配合することは困難である。そのため、γ−オリザノールの溶解性を向上させる様々な試みがなされている。
例えば、γ−オリザノール、及び以下の一般式(1)で表される化合物を組み合わせることで、γ−オリザノールを0.2〜2質量%配合することができ、肌に適用した際に、べたつきがなく、みずみずしい等、肌感触が良好な皮膚外用剤を提供できることが知られている(特許文献1参照)。
(式(1)中、R1は炭素数7〜17の炭化水素基、R2及びR3はそれぞれ炭素数3〜30の炭化水素基であり、R2及びR3の少なくとも一方は、コレステリル基またはフィトステリル基である。)
また、
(a)γ−オリザノール、
(b)水素添加リン脂質、
(c)C8〜18の脂肪族有機酸から選ばれる1種または2種の有機酸と、2価アルコールとからなるジエステル、
を含有することで、γ−オリザノールを0.1〜5質量%配合することができ、肌に適用した際に、べたつきがなく、みずみずしい等、肌感触が良好な皮膚外用剤を提供できることも知られている(特許文献2参照)。
ところで、化粧料の分野において、セラミド類は結晶化しやすいことから、セラミド類、多価アルコール、及びステロール化合物を含有することで液晶組成物が製造され、セラミド類が結晶化しないことが知られている(特許文献3参照)。
特許第5043467号公報 特開2008−231087号公報 特開2008−208044号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている発明では、γ−オリザノールの配合量の上限は2質量%で、上記特許文献2に記載されている発明では、γ−オリザノールの配合量の上限は5質量%に過ぎないという問題がある。
また、特許文献3には、結晶化しやすい成分を含む組成物は、液晶組成物とすることで安定性が向上することが記載されている。しかしながら、特許文献3に記載されているのはセラミド類の安定化である。現在のところ、γ−オリザノールを高配合に含有させる方法は知られていない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされた発明で、γ−オリザノールを高配合可能な成分の探索を課題とする。そして、鋭意研究を行ったところ、(A)γ−オリザノール、(B)ステロール系化合物、及び(C)油性成分を、特定の配合比で配合し、且つ(C)油性成分として特定の種類の成分を少なくとも含むことで、γ−オリザノールを高配合可能な液晶組成物を作製できることを新たに見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の目的は、γ−オリザノールを高配合可能な液晶組成物、及び該液晶組成物が配合された化粧料を提供することである。
本発明は、以下に示す、液晶組成物、及び液晶組成物が配合された化粧料に関する。
(1)(A)γ−オリザノール 3.0〜17.0質量%
(B)ステロール系化合物 1.0〜12.0質量%
(C)油性成分 液晶組成物の総量を100質量%とした際の残量
を含み、
前記(C)油性成分が、エステル類、脂肪酸類及び高級アルコール類から選択される少なくとも1種以上を含む、
液晶組成物。
(2)前記(A)γ−オリザノールが、4.0〜15.0質量%、
前記(B)ステロール系化合物が、1.0〜10.0質量%、
である、上記(1)に記載の液晶組成物。
(3)前記(A)γ−オリザノール及び前記(B)ステロール系化合物の質量比が、
(B)/(A)=0.10〜1.20
である、上記(1)又は(2)に記載の液晶組成物。
(4)前記(C)油性成分が、エステル類を少なくとも含む、
上記(1)〜(3)の何れか一に記載の液晶組成物。
(5)上記(1)〜(4)の何れか一に記載の液晶組成物を配合する、
化粧料。
本発明により、γ−オリザノールを高配合可能な液晶組成物を提供することができる。また、作製した液晶化合物を化粧料等に用いることができる。
図1は、図面代用写真で、図1(1)は実施例1で作製した試料(作製直後)の写真、図1(2)は比較例1で作製した試料(作製直後)の写真である。 図2は、図面代用写真で、図2(1)は実施例2で作製した試料(作製直後)の写真、図2(2)は実施例2で作製した試料(25℃で1か月保管後)の写真である。 図3は、図面代用写真で、図3(1)は実施例23で作製した試料(作製直後)の写真、図3(2)は実施例23で作製した試料(25℃で1か月保管後)の写真である。 図4は、図面代用写真で、図4(1)は作製直後の化粧料の偏光無しの写真、図4(2)は作製直後の化粧料の偏光有りの写真である。
以下に、本発明の液晶組成物、及び液晶組成物が配合された化粧料(以下、単に「化粧料」と記載することがある。)について詳しく説明する。
本発明の液晶組成物は、
(A)γ−オリザノール 3.0〜17.0質量%
(B)ステロール系化合物 1.0〜12.0質量%
(C)油性成分 液晶組成物の総量を100質量%とした際の残量
を含み、前記(C)が、エステル類、脂肪酸類及び高級アルコール類から選択される少なくとも1種以上を含むことを特徴としている。
γ−オリザノールは、米油、トウモロコシ油、その他の穀類の糠油中に存在する物質で、植物ステロールのフェルラ酸(3−メトキシ−4−ヒドロキシ桂皮酸)エステルの総称であり、遊離型トリテルペンアルコールと共存しているものである。ここで、植物ステロールとしては、上記トリテルペンアルコールや、トリテルペンアルコール以外の植物ステロール、例えば、α−シトステロール、β−シトステロール、スチグマステロール、カンペステロール、α−シトスタノール、β−シトスタノール、スチグマスタノール、カンペスタノール、ブラシカステロール、フコステロール、イソフコステロール、スピナステロール、アベナステロール等が挙げられる。γ−オリザノールは、単一化合物として用いることもできるし、混合物として用いることもできる。γ−オリザノールとしては、シクロアルテノ−ルフェルラ酸エステル、24−メチレンシクロアルタノールフェルラ酸エステル、シクロブラノールフェルラ酸エステル、シクロサドールフェルラ酸エステル、β−シトステロールフェルラ酸エステル、スチグマステロールフェルラ酸エステル及びカンペステロールフェルラ酸エステル等が挙げられる。本発明に用いるγ−オリザノールは、その由来については特に制限されず、イネ(Oryza sativa Linne)の種皮から公知の方法で抽出・精製して得られたもの、また、全部もしくは一部合成により得られたものであってもよい。また、市販品を使用しても勿論よい。
ステロール系化合物は、ステロール骨格を有し、水には溶解せず、油性成分にも溶解しにくい物質であり、動物ステロールや植物ステロール(フィトステロール)等が挙げられる。動物ステロールとしては、たとえば、コレステロール、コレスタノール、ラノステロール等が挙げられる。植物ステロール(フィトステロール)としては、たとえば、α−シトステロール、β−シトステロール、スチグマステロール、ブラシカステロール等が挙げられる。本発明では、いずれの天然物から精製されたステロール系化合物も利用することができる。勿論、市販品を使用してもよい。
上記のとおり、(C)油性成分としては、エステル類、脂肪酸類及び高級アルコール類から選択される少なくとも1種以上を含んでいればよく、前記成分を2種、3種等、組み合わせて用いてもよい。また、前記成分と他の油性成分とを組み合わせて用いてもよい。他の油性成分としては、例えば、炭化水素類、シリコーン類等が挙げられる。なお、液晶組成物が作製できるとの観点からは油性成分の融点は特に問題はないが、液晶組成物の形成性や保存安定性に優れるという面から、室温(25℃)で液状である油性成分がより好ましい。
エステル類としては、化粧品の分野で一般的に用いられているモノエステル、ジエステル、トリエステル、植物由来または動物由来のエステルが挙げられる。
モノエステルは、化学式R−COOH(Rは2〜45個の炭素原子を有する、直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和アルキル、又はフェニルである)を有するモノカルボン酸と、化学式R−OH(Rは2〜30個の炭素原子を有する、直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和アルキル、又はフェニルである)を有するアルコールとの反応によって生成するエステルとして定義される。このアルコール及び酸は1以上のヒドロキシル基で置換されていてもよい。この酸又はアルコールのうちいずれか一方又は両方は、「脂肪」酸又は「脂肪」アルコールであってもよく、また、直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和形態で、約6〜30個の炭素原子、より好ましくは12、14、16、18又は22個の炭素原子を有していてもよい。本発明の組成物で使用し得るモノエステル油は、例えば、ラウリン酸ヘキシル、イソステアリン酸ブチル、イソステアリン酸ヘキサデシル、パルミチン酸セチル、ネオペンタン酸イソステアリル、ヘプタン酸ステアリル、イソノナン酸イソステアリル、乳酸ステアリル、オクタン酸ステアリル、ステアリン酸ステアリル、イソノナン酸イソノニル等が挙げられる。
ジエステルは、ジカルボン酸と脂肪族もしくは芳香族アルコールとの反応生成物、又は少なくとも2つの置換ヒドロキシル基を有する脂肪族もしくは芳香族アルコールとモノカルボン酸との反応生成物である。ジカルボン酸は2〜30個の炭素原子を含んでいてもよく、直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和形態であってもよい。ジカルボン酸は1以上のヒドロキシル基で置換されていてもよい。その脂肪族又は芳香族アルコールは、2〜30個の炭素原子を含んでいてもよく、直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和形態であってもよい。好ましくは、1以上のその酸又はアルコールは、脂肪酸又は脂肪アルコールであり、即ち、12〜22個の炭素原子を含む。そのジカルボン酸はアルファヒドロキシ酸であってもよい。そのエステルはダイマー又はトリマーの形態であってもよい。本発明の組成物で使用し得るジエステル油は、例えば、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、セバシン酸ジブチル、ジリノール酸ジセテアリルダイマー、アジピン酸ジセチル、アジピン酸ジイソセチル、アジピン酸ジイソノニル、ジリノール酸ジイソステアリルダイマー、フマル酸ジイソステアリル、リンゴ酸ジイソステアリル、リンゴ酸ジオクチル等が挙げられる。
トリエステルは、トリカルボン酸と脂肪族もしくは芳香族アルコールとの反応生成物、あるいは3以上の置換ヒドロキシル基を有する脂肪族もしくは芳香族アルコールとモノカルボン酸との反応生成物を含む。上記のモノエステルやジエステルと同様に、その酸及びアルコールは2〜30個の炭素原子を含み、飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖であってもよく、1以上のヒドロキシル基で置換されていてもよい。好ましくは、1以上のその酸又はアルコールは、12〜22個の炭素原子を含む脂肪酸又は脂肪アルコールである。トリエステルは、例えば、アラキドン酸、クエン酸又はベヘン酸のエステル、例えば、トリアラキジン、クエン酸トリブチル、クエン酸トリイソステアリル、クエン酸トリC12-13アルキル、トリカプリリン、クエン酸トリカプリリル、ベヘン酸トリデシル、クエン酸トリオクチルドデシル、ベヘン酸トリデシル;又はヤシ油脂肪酸トリデシル、イソノナン酸トリデシル等が挙げられる。
植物由来または動物由来のエステルとしては、ホホバ種子油、サフラワー油、大豆油、ブドウ種子油、ゴマ油、小麦胚芽油、アボガド油、オリーブ油、ヒマシ油、マカデミアナッツ油、メドフォーム油、ヤシ油、パーム核油、等の植物性油;ミンク油、タートル油、液状ラノリン、牛脂等の動物性油;等が挙げられる。
脂肪酸類としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸などが挙げられる。
高級アルコール類としては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、アラキルアルコール、バチルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、水添ラノリンアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルデカノール等が挙げられる。
炭化水素類としては、例えば、パラフィン炭化水素及びオレフィンであり、好ましくは、約20個よりも多い炭素原子を有するものである。このような炭化水素油は、例えば、C24-28オレフィン、C30-45オレフィン、C20-40イソパラフィン、水素化ポリイソブテン、ポリイソブテン、ポリデセン、水素化ポリデセン、ミネラルオイル、ペンタヒドロスクワレン、スクワレン、スクワラン、オゾケライト、セレシン、マイクロクリスタリンワックス及びそれらの混合物が挙げられる。
シリコーン類としては、例えば、シクロメチコン、シクロテトラシロキサン、シクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、ジメチコン等が挙げられる。
なお、上記のγ−オリザノール、ステロール系化合物、エステル類、脂肪酸類、高級アルコール類、炭化水素類、シリコーン類の例示は、各成分の好適な具体例の例示であって、本願発明の効果を奏するものであれば、例示されていない成分を用いてもよい。
液晶組成物中の各成分の割合は、
・(A)γ−オリザノールが3.0〜17.0質量%、
・(B)ステロール系化合物が1.0〜12.0質量%、
・(C)油性成分が液晶組成物の総量を100質量%とした際の残量、
とすることが好ましい。上記数値範囲を外れると、液晶が作製されにくくなるので好ましくない。
また、後述する実施例に示すとおり、上記(A)及び(B)の数値範囲を満たす場合であっても、作製した液晶組成物の保存安定性も考慮した場合には、液晶組成物中の(A)γ−オリザノールが4.0〜15.0質量%、(B)ステロール系化合物が1.0〜10.0質量%とすることが好ましい。また、(A)に対する(B)の割合が多くなると、作製した液晶組成物の保存安定性が悪くなることから、液晶組成物の作製の観点に加え、保存安定性の観点も考慮した場合は、(B)/(A)が、0.10〜1.20の範囲とすることが好ましい。
また、液晶組成物の作製との観点では、(C)油性成分として、エステル類、脂肪酸類及び高級アルコール類から選択される少なくとも1種以上を含んでいればよいが、作製した液晶組成物の保存安定性との観点を考慮した場合は、(C)油性成分としてエステル類を少なくとも含むことが好ましい。本発明では、上記(A)〜(C)成分を組み合わせることで、ラメラ構造(マルチコンセントリックラメラ)の液晶組成物を作製することができる。
本発明の液晶組成物は、上記(A)、(B)、(C)成分以外にも、液晶組成物を作製できる範囲内で、他の成分を加えてもよい。他の成分としては、保湿剤、界面活性剤、防腐剤、その他の添加剤等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール及びジグリセリンのような多価アルコール;ソルビトール、キシリトール、グルコース、マルトース、エリスリトール及びトレハロースのような糖類;ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンのような高分子化合物;グリシン、アスパラギン酸、及びアルギニンのようなアミノ酸;乳酸ナトリウム、尿素、及びピロリドンカルボン酸ナトリウムのような天然保湿因子;並びにカミツレエキス、ハマメリスエキス、チャエキス、及びシソエキスのような植物抽出エキスなどが挙げられる。保湿剤は、1種でも良いし、2種以上を組合せて用いてもよい。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグリコシド、ポリエーテル変性シリコーン、レシチン及び/又はその誘導体、などが挙げられる。界面活性剤は、1種でも良いし、2種以上を組合せて用いてもよい。
防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸エステル類(パラベン類)の他、安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、p−トルエンスルホン酸及びそれらの塩類、フェノキシエタノール等が挙げられる。パラオキシ安息香酸エステル類(パラベン類)は、炭素数1〜4のアルキル基を有する低級アルキルエステル類であって、パラオキシ安息香酸メチル(メチルパラベン)、パラオキシ安息香酸エチル(エチルパラベン)、パラオキシ安息香酸ブチル(ブチルパラベン)等が含まれる。安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、p−トルエンスルホン酸の塩類としては、アルカリ金属塩、特にナトリウム塩が挙げられる。防腐剤は、1種でも良いし、2種以上を組合せて用いてもよい。
その他の添加剤としては、例えば、エタノールなどの低級アルコール類;クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、水酸化ナトリウムなどのpH調整剤や緩衝剤;塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、乾燥炭酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等の無機塩類;メタリン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(エデト酸ナトリウム)などの安定化剤;ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、アスコルビン酸等の抗酸化剤;その他、色素、粉体類、血行促進剤、動植物由来の天然エキス類、アントシアニンなどのフラボノイド類およびその誘導体、ビタミン類及びその誘導体、ハッカ水、ローズ水などの清涼化剤又は芳香水、水膨潤性粘土鉱物以外の各種粉末や、顔料などが挙げられる。
本発明の液晶組成物は、液晶パネル等、液晶組成物を用いた製品に応用できるが、γ−オリザノールは、美白作用、抗酸化作用、荒れ肌改善作用等の効果を有する。そのため、頭髪用化粧料、皮膚用化粧料、仕上げ用化粧料等の化粧料の原料として有用である。ところで、角質層の細胞間には液晶構造が存在し、肌の水分を保持し、皮膚のバリア機能を担っている。したがって、本発明の液晶組成物は肌との親和性が期待できることから、特に皮膚化粧料の原料として好適に用いることができる。
本発明の液晶組成物を化粧料として用いる場合の含有量については、特に制限されず、化粧料の用途等に応じて好ましい範囲を決定することができる。例えば、液晶組成物をリップの原料として用いる場合は、ほぼ液晶組成物のみでリップを作製してもよい。また、化粧水の場合は、液晶組成物を少量添加すればよく、クリームや乳液の場合は液晶組成物を所期の範囲で添加すればよい。
本発明の化粧料は、公知の皮膚化粧料に液晶組成物に配合することで作製することができる。公知の皮膚化粧料の剤型としては、ジェル、乳液、クリーム、バーム、化粧水、噴霧用などが挙げられる。
皮膚化粧料に含まれる成分としては、皮膚化粧料の分野で通常用いられている成分であれば特に制限はなく、例えば、保湿剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、防腐剤、添加剤等が挙げられる。保湿剤、界面活性剤、防腐剤、添加剤は、液晶組成物で例示したものと同じでよい。
紫外線吸収剤としては、A波(320〜400nm)を吸収する紫外線吸収剤、B波(290〜320nm)を吸収する紫外線吸収剤、AB波を吸収する紫外線吸収剤が挙げられる。これら紫外線吸収剤は、公知のものを用いればよい。また、紫外線吸収剤は、皮膚化粧料に直接分散してもよいし、紫外線吸収剤をカプセル化し、カプセルを皮膚化粧料に分散してもよい。
紫外線散乱剤としては、例えば、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化セリウム、微粒子酸化鉄などが挙げられる。紫外線散乱剤は、単独の微粒子粉体として配合される以外に、例えば、雲母やタルク等の体質顔料粉体上に担持されたもの、ポリメチルメタクリレート等の球状有機粉体やシリカ等の球状無機粉体の表面に担持されたもの、または微粒子金属酸化物の格子欠陥中に鉄等の他の金属を導入したもの等と複合化された状態で用いることもできる。紫外線散乱剤は、1種でも良いし、2種以上を組合せて用いてもよい。
以下に実施例を掲げ、本発明を具体的に説明するが、この実施例は単に本発明の説明のため、その具体的な態様の参考のために提供されているものである。これらの例示は本発明の特定の具体的な態様を説明するためのものであるが、本願で開示する発明の範囲を限定、あるいは制限することを表すものではない。なお、配合量は全て、皮膚化粧料全量に対する質量%で表す。
<実施例1〜24、比較例1〜5>
[(A)〜(C)成分の比率の検討]
(試料の作製)
実施例1〜24及び比較例1〜5の各成分の配合割合(質量%)を表1に示す。実施例1〜24及び比較例1〜5の試料は以下の手順で作製した。
(1)(A)成分であるγ−オリザノールと、(B)成分(ステロール系化合物)であるコレステロールを、それぞれ別層にて(C)成分(油性成分)であるイソノナン酸イソノニルに混合し、加温溶解した。
(2)前記(1)で溶解した層を混合し、80℃まで撹拌冷却した。
(3)前記(2)を静置し、室温(25℃)まで冷却した。
表1に示す各成分は、以下の製品を用いた。
(A)成分
γ-オリザノール:オリザ油化株式会社製 γ−オリザノール
(B)成分(ステロール系化合物)
コレステロール:日本精化株式会社製 コレステロールJSQI
(C)成分(油性成分)
イソノナン酸イソノニル:日清オイリオグループ株式会社製 サラコス99 (エステル類)
(作製した試料の評価(液晶の有無))
実施例1〜24及び比較例1〜5で作製した試料は、以下に示す評価方法及び評価基準により評価した。
[液晶の有無の評価]
≪評価方法≫
作製した各試料を偏光顕微鏡にて観察し、以下の基準に従い評価した。
≪評価基準≫
○:光学異方性あり(青白く光っている)。
×:光学異方性なし(青白く光らない)。
[保存安定性の評価]
≪評価方法≫
上記評価にて液晶が確認された各試料を、5℃、25℃、40℃の条件下で1か月間保管した後目視にて外観を観察し、以下の基準に従い評価した。
≪評価基準≫
○:5℃、25℃、40℃のいずれか2点以上で、結晶の析出なし、またはあってもごく微量。
△:5℃、25℃、40℃のいずれか1点で、結晶の析出なし、またはあってもごく微量。
×:5℃、25℃、40℃のいずれの点においても結晶の析出があり。
実施例1〜24及び比較例1〜5で作製した液晶組成物の「液晶の有無」及び「保存安定性」についても、表1に併せて記載する。
図1(1)は実施例1で作製した試料(作製直後)の写真、図1(2)は比較例1で作製した試料(作製直後)の写真である。図2(1)は実施例2で作製した試料(作製直後)の写真、図2(2)は実施例2で作製した試料(25℃で1か月保管後)の写真である。また、図3(1)は実施例23で作製した試料(作製直後)の写真、図3(2)は実施例23で作製した試料(25℃で1か月保管後)の写真である。
表1及び図1(1)に示すように、(A)成分が3.0質量%(実施例1)〜17.0質量%(実施例24)、(B)成分が1.0質量%(実施例10)〜12.0質量%(実施例22)の範囲にあるとき、液晶組成物が作製されることを確認した。一方、(A)成分の割合が3.0質量%より少ない(比較例1及び2:1.0質量%)と液晶組成物は作製されず(図1(2)参照)、また、(A)成分の割合が17.0質量%より多い(比較例5:20.0質量%)場合も液晶組成物は作製されなかった。また、(B)成分の割合が1質量%より少ない(比較例4:0.5質量%)と液晶組成物は作製されず、また、(B)成分の割合が12.0質量%より多い(比較例3:15.0質量%)場合も液晶組成物は作製されなかった。
なお、実施例2(図2(1)及び図2(2)参照)のように、作製した液晶組成物を1か月保存した後でも液晶組成物の安定性が維持されている場合もあるが、実施例1、5、6、9、23(図3(1)及び図3(2)参照。図3(2)の矢印は結晶を表す。)、及び24では、液晶組成物は作製されたものの、保存安定性は×であった。まず、(A)成分の割合を検討する。実施例1、11及び14では、(B)成分の割合が3.0質量%で共通するが、実施例1では保存安定性は×であった。したがって、実施例1で保存安定性が×となったのは(A)成分の割合が原因と考えられる。実施例2で(A)成分の割合を4.0質量%とした時には、液晶組成物の保存安定性が○となったことから、保存安定性を考慮した場合には、(A)成分の割合を4.0質量%以上とした方が好ましい。
一方、実施例2、16、23、24は、(B)成分の割合が4.0質量%で共通するが、実施例23及び24の保存安定性は×であった。したがって、実施例23及び24で保存安定性が×となったのは(A)成分の割合が原因と考えられる。実施例17〜21では、(A)成分の割合を15.0質量%とした時には液晶組成物の保存安定性が○となったことから、作製した液晶組成物の保存安定性を考慮した場合には、(A)成分の割合を15.0質量%以下とした方が好ましい。
次に、(B)成分の割合を検討する。実施例10及び比較例4に示すように、(B)成分の割合が1.0質量%以上であれば、液晶組成物を作製し且つ保存安定性も○となった。一方、実施例17〜22に示すように、(A)成分の割合は15.0質量%で共通するが、実施例22の保存安定性は△であった。したがって、実施例22で保存安定性が△となったのは、(B)成分の割合が原因と考えられる。そのため、保存安定性を考慮した場合には、(B)成分の割合を10.0質量%以下とした方が好ましい。
次に、実施例5、6及び9は、(A)成分の割合が4.0質量%〜15.0質量%、(B)成分の割合が1.0質量%〜10.0質量%の範囲内であるが、保存安定性は×であった。表1から明らかなように、実施例5、6及び9では、(A)成分より(B)成分の割合が多かったことから、(A)成分と(B)成分の割合が原因と考えられる。比較例4に示すとおり、(B)/(A)が0.10より小さいと液晶組成物が作製されなかったことから、液晶組成物の保存安定性を考慮した場合には、(B)/(A)は0.10(実施例10)〜1.20(実施例4)とすることが好ましい。
以上のとおり、実施例1〜24及び比較例1〜5から、(A)成分を3.0〜17.0質量%、(B)成分を1.0〜12.0質量%、液晶組成物の総量を100質量%とした際の残量として(C)成分を含むことで、液晶組成物を作製できることが明らかとなった。また、作製した液晶組成物の保存安定性を考慮した場合には、(A)成分を4.0〜15.0質量%、(B)成分を1.0〜10.0質量%、及び/又は、(B)/(A)を0.10〜1.20とすることが好ましいことが明らかとなった。
<実施例25〜44、比較例6〜9>
[(B)ステロール系化合物および(C)油性成分の種類の検討]
実施例25〜44及び比較例6〜9の各成分の配合割合(質量%)を表2に示す。各試料の作製、[液晶の有無の評価]、[保存安定性の評価]は、上記と同様である。
表2に示す(B)ステロール系化合物には、以下の製品を用いた。コレステロールは、上記と同様である。
・フィトステロール:理研ビタミン株式会社製 理研植物ステロール
表2に示す(C)油性成分には、以下の製品を用いた。
<エステル>
・エチルヘキサン酸セチル:日本精化株式会社製 NS−CIO
・ホホバ種子油:香栄興業株式会社製 精製ホホバ油
・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル:日清オイリオグループ株式会社製 O.D.O
・マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル:日本精化株式会社製 Plandool−MAS
・オリーブ油:クローダジャパン株式会社製 CROPURE OL
<脂肪酸>
・イソステアリン酸:高級アルコール工業株式会社製 イソステアリン酸EX
・オレイン酸:日油株式会社製 EXTRA OLEIN−80R
<高級アルコール>
・イソステアリルアルコール:高級アルコール工業株式会社製 リソノール18SP
・ヘキシルデカノール:高級アルコール工業株式会社製 リソノール16SP
・オレイルアルコール:高級アルコール工業株式会社製 オレイルアルコールVP
<炭化水素>
・スクワラン:株式会社マルハニチロ食品製 スクワラン
・ミネラルオイル:三光化学工業株式会社製 流動パラフィン350−S
<シリコーン>
・ジメチコン:信越化学工業株式会社製 KF−96A−10CS
・シクロペンタシロキサン:東レ・ダウコーニング株式会社製 DOW CORNING TORAY SH 245 FLUID
表2の実施例25に示すように、(B)成分(ステロール系化合物)として植物ステロールであるフィトステロールを用いた場合でも液晶組成物を作製することができ、保存安定性も○であることを確認した。
また、実施例26〜35に示すように、液晶組成物の作製との観点では、(C)成分(油性成分)として、エステル類、脂肪酸類、高級アルコール類を用いればよいが、液晶組成物の作製に加え、保存安定性の観点も考慮する場合は、エステル類が好ましいことが明らかとなった。一方、比較例6〜9に示すように、化粧料の分野において、(C)成分(油性成分)として一般的に使用されている炭化水素類、シリコーン類は、(B)成分(ステロール系化合物)とを組み合わせて、γ−オリザノールの液晶組成物を作製するとの観点では好ましくないことが明らかとなった。
ただし、上記の炭化水素類、シリコーン類は、エステル類と組合すことでγ−オリザノールの液晶組成物を作製することができ、且つ、保存安定性もよくなった。また、液晶組成物は作製できるものの、単独では作製した液晶組成物の保存安定性の悪かった脂肪酸類及び高級アルコール類も、エステル類と組合すことで保存安定性がよくなった。
なお、実施例30で保存安定性が×になったのは、エステルとして室温(25℃)では固体のマカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルを用いたため、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルが固化したためである。室温より高い状態で液晶組成物を使用する場合には特に問題はないが、室温付近で液晶組成物を使用する場合、(C)成分としては、室温で液状の油性成分を用いることが好ましい。
以上の結果より、液晶組成物の作製との観点からは、(C)油性成分として、エステル類、脂肪酸類及び高級アルコール類から選択される少なくとも1種以上を含むことが好ましく、液晶組成物の作製に加え、保存安定性の観点も考慮した場合は、(C)油性成分として、エステル類を含むことが望ましいことが明らかとなった。
<実施例45>
[化粧料の作製]
以下の手順で、化粧料を作製した。
(1)(A)成分であるγ−オリザノール(10.0質量%)と、(B)成分であるコレステロール(3.0質量%)を、それぞれ別層にて(C)成分であるイソノナン酸イソノニル(残量)に混合し、加温溶解した。
(2)前記(1)で溶解した層を混合し、80℃まで撹拌冷却することで液晶組成物(a)を作製した。
(3)前記(2)で作製した液晶組成物(a)を、以下の(b)〜(d)(あらかじめ80℃まで加温した)と混合した。
(4)前記(3)を静置し、室温(25℃)まで冷却することで、化粧料を作製した。
<成分>
(a)液晶組成物 3.0質量%
(b)カルボキシビニルポリマー 0.5質量%
(c)水酸化ナトリウム 適量
(d)水 残量
なお、(b)、(c)成分は、以下のものを用いた。
(b)カルボキシビニルポリマー:LUBRIZOL ADVANCED MATERIALS社製 CARBOPOL940
・水酸化ナトリウム:和光純薬工業株式会社製 水酸化ナトリウム(特級)
図4(1)は作製直後の化粧料の偏光無しの写真、図4(2)は作製直後の化粧料の偏光有りの写真である。図4から明らかなように、作製した液晶組成物を化粧料に配合することで、液晶組成物を配合した化粧料を提供できることが明らかとなった。
本発明の液晶組成物は、γ−オリザノールの液晶を含む。したがって、化粧料の原料として有用であり、液晶組成物の濃度が高い場合は、たとえばリップバームなど、液晶組成物を化粧料の一部に利用した場合には、水系、油系、乳化型など形態を問わず化粧水や乳液、クリーム、ヘアトリートメント等に応用ができる。

Claims (5)

  1. (A)γ−オリザノール 3.0〜17.0質量%
    (B)ステロール系化合物 1.0〜12.0質量%
    (C)油性成分 液晶組成物の総量を100質量%とした際の残量
    を含み、
    前記(C)油性成分が、エステル類、脂肪酸類及び高級アルコール類から選択される少なくとも1種以上を含む、
    液晶組成物。
  2. 前記(A)γ−オリザノールが、4.0〜15.0質量%、
    前記(B)ステロール系化合物が、1.0〜10.0質量%、
    である、請求項1に記載の液晶組成物。
  3. 前記(A)γ−オリザノール及び前記(B)ステロール系化合物の質量比が、
    (B)/(A)=0.10〜1.20
    である、請求項1又は2に記載の液晶組成物。
  4. 前記(C)油性成分が、エステル類を少なくとも含む、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の液晶組成物。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の液晶組成物を配合する、
    化粧料。
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