JP2014198706A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】コレステリック液晶化粧料に用いたときにより発色がよくなり、且つ有効性の高い化粧料を提供する。【解決手段】カロチノイドとコレステリック液晶を化粧料に配合する。カロチノイドは、α−,β−,γ−,δ−カロチン、ビタミンA、ルティン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、フィサリエン、ビキシン、ノルビキシン、クロセチン、リコピン、カプサンチン、アスタキサンチン、カプソルビン、ビオラキサンチン、トルラロディン、カンタキサンチン、ミキソキサンチン、フコキサンチンから選択される1種以上か、これらを含む動植物由来の抽出物が選択される。さらに、セラミド類、油溶性ビタミン、油溶性抗炎症剤を配合。【選択図】なし
Description
本発明は、化粧料が継続して使用したくなるような外観を有し、且つ有効性も非常に高い化粧料に関する。
コレステリック液晶は皮膚に有効なコレステロール類で構成されており、有効性も高いのですが、その発色性を利用して美観を高めた製品がいくつか上梓されている。
有効性や発光性を高めるために様々な工夫がなされている。(特許文献1〜5)
有効性や発光性を高めるために様々な工夫がなされている。(特許文献1〜5)
本発明の目的は、コレステリック液晶化粧料に用いたときにより発色がよくなり、且つ有効性の高い製剤を得ることにある。
本発明者らが鋭意検討した結果、コレステリック液晶にカロチノイドを配合することによって目的を達することができた。
コレステリック液晶はステロールエステル類が主に利用される。(一部ステロールのハロゲン化物も利用される場合がある)
ステロールを例示すれば、コレステロール、コレスタノール、フィトステロール、ジヒドロコレステロール、コプロスタノール、カンプエステロール、β-シトステロール、スチグマステロール等が挙げられる。
エステル化に用いられる脂肪酸は特に限定はなく、炭素数2〜34の水酸基を置換基として有しても良い飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐、環含有の脂肪酸が挙げられ、例示すれば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、トリデカン酸、テトラデカン酸、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸、ヘプタデカン酸、オクタデカン酸、ノナデカン酸、イコサン酸、ドコサン酸、テトラコサン酸、イソブタン酸、イソペンタン酸、ネオペンタン酸、イソヘキサン酸、イソヘプタン酸、2−エチルヘキサン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、ジメチルオクタン酸、イソウンデカン酸、イソドデカン酸、2−ブチルオクタン酸、イソトリデカン酸、イソテトラデカン酸、イソペンタデカン酸、イソヘキサデカン酸、2−ヘキシルデカン酸、イソステアリン酸、イソノナデカン酸、イソイコサン酸、2−オクチルドデカン酸、2−ヘキサデシルイコサン酸、ラノリンから得られる長鎖分岐脂肪酸(12〜31)ウンデセン酸、ミリストオレイン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、イソオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エライジン酸、ガドレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、12-ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。上記のステロールと脂肪酸でステロールエステルが作られるが、ごく一部を例示するば、酢酸コレステリル、酪酸コレステリル、酪酸ジヒドロコレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸コレスタリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリルが挙げられる。
上記のステロールエステル類より発色性等を考慮して、1乃至2以上のステロールエステル類を選択する。
コレステリック液晶はステロールエステル類が主に利用される。(一部ステロールのハロゲン化物も利用される場合がある)
ステロールを例示すれば、コレステロール、コレスタノール、フィトステロール、ジヒドロコレステロール、コプロスタノール、カンプエステロール、β-シトステロール、スチグマステロール等が挙げられる。
エステル化に用いられる脂肪酸は特に限定はなく、炭素数2〜34の水酸基を置換基として有しても良い飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐、環含有の脂肪酸が挙げられ、例示すれば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、トリデカン酸、テトラデカン酸、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸、ヘプタデカン酸、オクタデカン酸、ノナデカン酸、イコサン酸、ドコサン酸、テトラコサン酸、イソブタン酸、イソペンタン酸、ネオペンタン酸、イソヘキサン酸、イソヘプタン酸、2−エチルヘキサン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、ジメチルオクタン酸、イソウンデカン酸、イソドデカン酸、2−ブチルオクタン酸、イソトリデカン酸、イソテトラデカン酸、イソペンタデカン酸、イソヘキサデカン酸、2−ヘキシルデカン酸、イソステアリン酸、イソノナデカン酸、イソイコサン酸、2−オクチルドデカン酸、2−ヘキサデシルイコサン酸、ラノリンから得られる長鎖分岐脂肪酸(12〜31)ウンデセン酸、ミリストオレイン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、イソオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エライジン酸、ガドレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、12-ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。上記のステロールと脂肪酸でステロールエステルが作られるが、ごく一部を例示するば、酢酸コレステリル、酪酸コレステリル、酪酸ジヒドロコレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸コレスタリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリルが挙げられる。
上記のステロールエステル類より発色性等を考慮して、1乃至2以上のステロールエステル類を選択する。
カロチノイドは、α−,β−,γ−,δ−カロチン、ビタミンA、ルティン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、フィサリエン、ビキシン、ノルビキシン、クロセチン、リコピン、カプサンチン、アスタキサンチン、カプソルビン、ビオラキサンチン、トルラロディン、カンタキサンチン、ミキソキサンチン、フコキサンチン等から選ばれる。
しかし、エビ、オキアミ、カニ、デュナリエラ、マリーゴールド、パプリカ、ヘマトコッカスプルビアリスの動植物よりカロチノイドを含んだ抽出物を配合しても何ら問題はない。これらを呈色する程度の量以上に配合する。動植物よりカロチノイドを含んだ抽出物はカロチノイドの含有量が低いときはステロールエステル類の呈色に問題ない程度にカロチノイドの含有量がなければならない。
また、上記のカロチノイド或いはカロチノイドを含有した抽出物を1以上配合するが、カロチノイドには種々の皮膚への有効性があり、目的によって、また、希望する発色によって選択する。
カロチノイドの種類によって大きく異なるが、カロチノイドとして化粧品(後述する水溶性部分を除く)の0.0001〜10%重量%、好ましくは0.001〜2.0%重量%を配合する。
しかし、エビ、オキアミ、カニ、デュナリエラ、マリーゴールド、パプリカ、ヘマトコッカスプルビアリスの動植物よりカロチノイドを含んだ抽出物を配合しても何ら問題はない。これらを呈色する程度の量以上に配合する。動植物よりカロチノイドを含んだ抽出物はカロチノイドの含有量が低いときはステロールエステル類の呈色に問題ない程度にカロチノイドの含有量がなければならない。
また、上記のカロチノイド或いはカロチノイドを含有した抽出物を1以上配合するが、カロチノイドには種々の皮膚への有効性があり、目的によって、また、希望する発色によって選択する。
カロチノイドの種類によって大きく異なるが、カロチノイドとして化粧品(後述する水溶性部分を除く)の0.0001〜10%重量%、好ましくは0.001〜2.0%重量%を配合する。
このほかの原料や油分を必要により加えるが、液晶の発色を保つ程度に配合する。
レチノール、レチナール、デヒドロレチナール、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、トコフェロール、トコトリエノール、酢酸トコフェロール、トコトリエノール、トコフェロール、(リノール酸/オレイン酸)トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール等の脂溶性ビタミン又はこれらの誘導体。
ジカプリル酸ピリドキシン、ジパルミチン酸ピリドキシン、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル等の水溶性ビタミンの脂溶性誘導体。
セラミド、グルコシルセラミド、ガラクトシルセラミド、セレブロシド、ホスファチジルグルコシルアシルグリセロール、N-オレオイルスフィンゴシン、N-(12-ヒドロキシオクタデカノイル)スフィンゴシン、N-(16-ヒドロキシヘキサデカノイル)スフィンゴシン、N-サリチロイルフィトスフィンゴシン、グリチルレチン酸ステアリル、ユビキノン、γーオリザノール、油溶性ヨクイニンエキス、油溶性ローズマリーエキス、油溶性甘草、オレンジ精油、シンナモン精油、シソ精油、シダーウッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャーグラス精油、スペアミント精油、西洋ハッカ精油、べルガモット精油、ユーカリ精油、ライム精油、ラベンダー精油、レモングラス精油、レモン精油、ローズマリー精油等の各種油溶性原料。
レチノール、レチナール、デヒドロレチナール、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、トコフェロール、トコトリエノール、酢酸トコフェロール、トコトリエノール、トコフェロール、(リノール酸/オレイン酸)トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール等の脂溶性ビタミン又はこれらの誘導体。
ジカプリル酸ピリドキシン、ジパルミチン酸ピリドキシン、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル等の水溶性ビタミンの脂溶性誘導体。
セラミド、グルコシルセラミド、ガラクトシルセラミド、セレブロシド、ホスファチジルグルコシルアシルグリセロール、N-オレオイルスフィンゴシン、N-(12-ヒドロキシオクタデカノイル)スフィンゴシン、N-(16-ヒドロキシヘキサデカノイル)スフィンゴシン、N-サリチロイルフィトスフィンゴシン、グリチルレチン酸ステアリル、ユビキノン、γーオリザノール、油溶性ヨクイニンエキス、油溶性ローズマリーエキス、油溶性甘草、オレンジ精油、シンナモン精油、シソ精油、シダーウッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャーグラス精油、スペアミント精油、西洋ハッカ精油、べルガモット精油、ユーカリ精油、ライム精油、ラベンダー精油、レモングラス精油、レモン精油、ローズマリー精油等の各種油溶性原料。
上記のような有効性成分のみならず、油性原料も配合することも可能である。それを以下に例示する。
アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂、スクワレン、スクワラン、プリスタン又はこれら油脂類の水素添加物(硬化油等)等の各種油脂類。
ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス等のロウ類。
流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライド、セレシン、マイクロクリスタンワックス等の鉱物油。
アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂、スクワレン、スクワラン、プリスタン又はこれら油脂類の水素添加物(硬化油等)等の各種油脂類。
ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス等のロウ類。
流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライド、セレシン、マイクロクリスタンワックス等の鉱物油。
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸等の脂肪酸類。
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール等のエステル類。
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール等のエステル類。
水溶性成分も上記の成分に溶解する程度なら配合可能である。
上記のように作成した製剤をそのまま利用してもよいが、液晶化粧料と相溶性のない製剤(水溶性製剤)の中に上記の液晶化粧料を液晶の発色が視覚的に認識できる程度すなわち、0.1〜10mm程度に分散させて用いると、官能面での選択が増し、尚且つ、視覚的にも興味の引く製剤が作成できる。さらには、相溶性のない製剤の中に模様や文字などもこの液晶化粧料で表現でき、一層の付加価値を付けることができる。なお、この場合は液晶化粧料が相溶性のない製剤の中で安定になるように液晶化粧料と相溶性のない製剤の比重を同じ程度にすることや相溶性のない製剤に粘度できれば、降伏値のあるゲルにすると経時安定性が保たれる。
上記のように作成した製剤をそのまま利用してもよいが、液晶化粧料と相溶性のない製剤(水溶性製剤)の中に上記の液晶化粧料を液晶の発色が視覚的に認識できる程度すなわち、0.1〜10mm程度に分散させて用いると、官能面での選択が増し、尚且つ、視覚的にも興味の引く製剤が作成できる。さらには、相溶性のない製剤の中に模様や文字などもこの液晶化粧料で表現でき、一層の付加価値を付けることができる。なお、この場合は液晶化粧料が相溶性のない製剤の中で安定になるように液晶化粧料と相溶性のない製剤の比重を同じ程度にすることや相溶性のない製剤に粘度できれば、降伏値のあるゲルにすると経時安定性が保たれる。
次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。(なお、数字は重量部を表す)
実施例1
オレイン酸ジヒドロコレステリル 25.00
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 11.00
オレイン酸フィトステリル 5.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 15.00
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.00
α−トコフェロール 1.00
β−カロチン 0.50
アスタキサンチン 0.50
オレイン酸ジヒドロコレステリル 25.00
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 11.00
オレイン酸フィトステリル 5.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 15.00
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.00
α−トコフェロール 1.00
β−カロチン 0.50
アスタキサンチン 0.50
実施例2
オレイン酸ジヒドロコレステリル 27.50
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 10.00
オレイン酸フィトステリル 4.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 15.00
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.00
α−トコフェロール 0.50
カロットオイル 2.00
オレイン酸ジヒドロコレステリル 27.50
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 10.00
オレイン酸フィトステリル 4.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 15.00
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.00
α−トコフェロール 0.50
カロットオイル 2.00
実施例3
オレイン酸ジヒドロコレステリル 25.00
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 11.50
オレイン酸フィトステリル 5.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 15.00
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.00
ヘマトコッカスプルビアリス油 2.00
セラミド2 0.50
酢酸 dl−α−トコフェロール 0.50
ビサボロール 0.10
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.20
トリ2−ヘキシルデカン酸ピロドキシン 0.20
オレイン酸ジヒドロコレステリル 25.00
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 11.50
オレイン酸フィトステリル 5.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 15.00
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.00
ヘマトコッカスプルビアリス油 2.00
セラミド2 0.50
酢酸 dl−α−トコフェロール 0.50
ビサボロール 0.10
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.20
トリ2−ヘキシルデカン酸ピロドキシン 0.20
実施例4
オレイン酸ジヒドロコレステリル 2.00
ノナン酸コレステリル 20.00
酪酸コレステリル 20.00
オレイン酸フィトステリル 50.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 5.00
α−トコフェロール 0.50
アスタキサンチン 0.10
ヘマトコッカスプルビアリス油 1.00
カロットオイル 0.40
酢酸 dl−α−トコフェロール 1.00
オレイン酸ジヒドロコレステリル 2.00
ノナン酸コレステリル 20.00
酪酸コレステリル 20.00
オレイン酸フィトステリル 50.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 5.00
α−トコフェロール 0.50
アスタキサンチン 0.10
ヘマトコッカスプルビアリス油 1.00
カロットオイル 0.40
酢酸 dl−α−トコフェロール 1.00
実施例5
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 25.00
オレイン酸フィトステリル 25.00
イソステアリン酸コレステリル 17.50
分岐脂肪酸(C12−31)コレステリル 4.60
α−トコフェロール 0.50
β−カロチン 0.10
アスタキサンチン 0.10
10%リコピン−トウモロコシ油分散液 0.10
酢酸 dl−α−トコフェロール 2.00
パントテニルエチルエーテル 0.10
ノナン酸コレステリル 25.00
酪酸コレステリル 25.00
オレイン酸フィトステリル 25.00
イソステアリン酸コレステリル 17.50
分岐脂肪酸(C12−31)コレステリル 4.60
α−トコフェロール 0.50
β−カロチン 0.10
アスタキサンチン 0.10
10%リコピン−トウモロコシ油分散液 0.10
酢酸 dl−α−トコフェロール 2.00
パントテニルエチルエーテル 0.10
実施例6
オレイン酸ジヒドロコレステリル 20.00
ノナン酸コレステリル 20.00
酪酸コレステリル 20.00
酪酸ジヒドロコレステリル 10.00
オレイン酸フィトステリル 20.00
分岐脂肪酸(C12−31)コレステリル 5.00
α−トコフェロール 0.95
ヘマトコッカスプルビアリス油 2.00
カロットオイル 1.50
クロセチン 0.05
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.50
オレイン酸ジヒドロコレステリル 20.00
ノナン酸コレステリル 20.00
酪酸コレステリル 20.00
酪酸ジヒドロコレステリル 10.00
オレイン酸フィトステリル 20.00
分岐脂肪酸(C12−31)コレステリル 5.00
α−トコフェロール 0.95
ヘマトコッカスプルビアリス油 2.00
カロットオイル 1.50
クロセチン 0.05
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.50
実施例7
オレイン酸ジヒドロコレステリル 20.00
ノナン酸コレステリル 20.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 10.00
オレイン酸フィトステリル 10.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 10.70
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 5.00
分岐脂肪酸(C12−31)コレステリル 5.00
α−トコフェロール 0.50
アスタキサンチン 0.50
カロットオイル 2.00
セラミド2 0.20
酢酸 dl−α−トコフェロール 1.00
トリ2−ヘキシルデカン酸ピロドキシン 0.10
オレイン酸ジヒドロコレステリル 20.00
ノナン酸コレステリル 20.00
酪酸コレステリル 15.00
酪酸ジヒドロコレステリル 10.00
オレイン酸フィトステリル 10.00
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 10.70
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 5.00
分岐脂肪酸(C12−31)コレステリル 5.00
α−トコフェロール 0.50
アスタキサンチン 0.50
カロットオイル 2.00
セラミド2 0.20
酢酸 dl−α−トコフェロール 1.00
トリ2−ヘキシルデカン酸ピロドキシン 0.10
実施例8
実施例1を以下に記載した水性ゲル中に、みづほ工業株式会社社製デザインフィラーDF−6Sを用いてらせん状に充填した。なお、水性ゲル100重量部に対して、実施例1を20重量部の割合とした。
水性ゲル
グリセリン 5.00
ジプロピレングリコール 5.00
1,3ブチレングリコール 5.00
1,2ペンタンジオール 3.00
フェノキシエタノール 0.20
5%加水分解コンキオリン水溶液 0.80
1%カルボキシビニルポリマー水溶液(pH6.5) 20.00
精製水 61.00
実施例1を以下に記載した水性ゲル中に、みづほ工業株式会社社製デザインフィラーDF−6Sを用いてらせん状に充填した。なお、水性ゲル100重量部に対して、実施例1を20重量部の割合とした。
水性ゲル
グリセリン 5.00
ジプロピレングリコール 5.00
1,3ブチレングリコール 5.00
1,2ペンタンジオール 3.00
フェノキシエタノール 0.20
5%加水分解コンキオリン水溶液 0.80
1%カルボキシビニルポリマー水溶液(pH6.5) 20.00
精製水 61.00
実施例1よりカロチノイド(β−カロチン、アスタキサンチン)を除いたもの比較例1−1、コレステリック液晶(オレイン酸ジヒドロコレステリル、ノナン酸コレステリル、酪酸コレステリル、酪酸ジヒドロコレステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル)に替えて、白色ワセリンでカロチノイドや他の原料を分散させた比較例1−2を作成した。
同様に、実施例2の比較として、比較例2−1、比較例2−2、実施例3の比較として、比較例3−1、比較例3−2を作成した。
これらについて実際に使用してもらい比較した。(3ヶ月1日2回使用左右半顔に実施例と比較例)
これを以下の基準で判定してもらい、その平均を表1に記載した。
比較例に比較して実施例の方が非常によい=5
比較例に比較して実施例の方がかなりよい=4
比較例に比較して実施例の方がよい=3
比較例に比較して実施例の方がややよい=2
比較例に比較して実施例の方が少しよい=1
比較例と実施例が同じ=0
実施例に比較して比較例の方が少しよい=−1
実施例に比較して比較例の方がややよい=−2
実施例に比較して比較例の方がよい=−3
実施例に比較して比較例の方がかなりよい=−4
実施例に比較して比較例の方が非常によい=−5
同様に、実施例2の比較として、比較例2−1、比較例2−2、実施例3の比較として、比較例3−1、比較例3−2を作成した。
これらについて実際に使用してもらい比較した。(3ヶ月1日2回使用左右半顔に実施例と比較例)
これを以下の基準で判定してもらい、その平均を表1に記載した。
比較例に比較して実施例の方が非常によい=5
比較例に比較して実施例の方がかなりよい=4
比較例に比較して実施例の方がよい=3
比較例に比較して実施例の方がややよい=2
比較例に比較して実施例の方が少しよい=1
比較例と実施例が同じ=0
実施例に比較して比較例の方が少しよい=−1
実施例に比較して比較例の方がややよい=−2
実施例に比較して比較例の方がよい=−3
実施例に比較して比較例の方がかなりよい=−4
実施例に比較して比較例の方が非常によい=−5
この結果をみると、カロチノイドとコレステリック液晶を組み合わせると、カロチノイドとコレステリック液晶、それぞれの有効性を超えた効果を生じていることがわかった。
本発明者は詳しい作用機序は解明していないが、カロチノイドとコレステリック液晶が相溶して経皮吸収の増大等が起こっていると考える。
勿論、カロチノイドとコレステリック液晶を組み合わせると非常に発色のよい製剤が得られたことは言うまでもない。
本発明者は詳しい作用機序は解明していないが、カロチノイドとコレステリック液晶が相溶して経皮吸収の増大等が起こっていると考える。
勿論、カロチノイドとコレステリック液晶を組み合わせると非常に発色のよい製剤が得られたことは言うまでもない。
Claims (4)
- カロチノイドとコレステリック液晶を配合した化粧料。
- カロチノイドがα−,β−,γ−,δ−カロチン、ビタミンA、ルティン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、フィサリエン、ビキシン、ノルビキシン、クロセチン、リコピン、カプサンチン、アスタキサンチン、カプソルビン、ビオラキサンチン、トルラロディン、カンタキサンチン、ミキソキサンチン、フコキサンチンの1種以上である請求項1の化粧料。
- カロチノイドを含む動植物由来の抽出物とコレステリック液晶を配合した請求項1乃至請求項2の化粧料。
- さらに、セラミド類、油溶性ビタミン、油溶性抗炎症剤を配合した請求項1乃至請求項3の化粧料。
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---|---|---|---|
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