JP2018024098A - 卓上カレンダーとそのホルダー - Google Patents

卓上カレンダーとそのホルダー Download PDF

Info

Publication number
JP2018024098A
JP2018024098A JP2016155126A JP2016155126A JP2018024098A JP 2018024098 A JP2018024098 A JP 2018024098A JP 2016155126 A JP2016155126 A JP 2016155126A JP 2016155126 A JP2016155126 A JP 2016155126A JP 2018024098 A JP2018024098 A JP 2018024098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding line
plate
back plate
line
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016155126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6664290B2 (ja
Inventor
光徳 山口
Mitsunori Yamaguchi
光徳 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Co Ltd
Original Assignee
Nissha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Co Ltd filed Critical Nissha Co Ltd
Priority to JP2016155126A priority Critical patent/JP6664290B2/ja
Publication of JP2018024098A publication Critical patent/JP2018024098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6664290B2 publication Critical patent/JP6664290B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】プラスチックシートの厚さを薄くしても、カレンダー片を保持するに足る強度を有し、かつ、カレンダー片の挟み持ち力が維持され、また、挟み持ち強度の調節が不必要なカレンダーホルダーを得る。【解決手段】矩形の背面板10と、背面板の対向する2の辺にそれぞれ連接された2の側板31、32と、2の側板にそれぞれ連接された2の表保持板41、42からなり、背面板と2の表保持板に挟まれたカレンダー片挿入用のカレンダー片収容部63を持つカレンダーホルダー6である。背面板に折筋11−16を付けた。折筋は背面板の裏面を谷折りするものであり、折筋は直線であり、折筋の長さをOLとし、折筋の両端を延長して背面板の辺と交わる点まで延ばした仮想延長線の長さをKLとしたとき、式(1)が成立する。1/2KL≦OL≦KL 式(1)【選択図】図1

Description

本発明は卓上カレンダーとそのホルダーに関するものである。
従来、各種の卓上カレンダーが使用されている。その一例は、矩形の背面板と背面板の対向する2の辺にそれぞれ連接された2つの側板と、2の側板にそれぞれ連接された2の表保持板からなるホルダーと、背面板と表保持板の間に配置された複数枚のカレンダー片からなる卓上カレンダーである。背面板と表保持板の間に在る空間がカレンダー片収容部である。
背面板にはホルダーを傾斜させて立て掛けた状態に保持する支持脚を有することが多い。また側板と表保持板は背面板の上辺と下辺に一対で付着していたり、背面板の右辺と左辺に一対で付着していたりする。このホルダーは通常、プラスチックシートで作られている。
ホルダーは、紙素材のカレンダー片を保持するために撓みや捻りに対する一定の強度が必要である。この強度を保持するために従来のホルダーは、一定の厚さのプラスチックシートを使用せざるを得なかった。
厚いプラスチックシートからなるホルダーは材料費が高くなり、また、輸送費も高くなる。
また従来のホルダーは紙素材カレンダー片の固定が十分でなかった。すなわちホルダーは、カレンダー片収容部を構成する背面板と表保持板の間でカレンダー片を挟み持つことによりカレンダー片を固定しているが、挟み持ち力が十分でなかった。したがって、ホルダーが保持板の無い方向に傾くと、カレンダー片収容部からカレンダー片がずれたり、抜け落ちたりした。
カレンダー片の固定力向上に関しては、ホルダーの背面板に枠内に突出する凸部を有する押え片を切り欠きにより形成する提案がなされている(例えば特許文献1)。しかし当該提案にかかるホルダーは押え片を起立させる手数が必要であり、どの程度まで起立させれば(角度90度引き起こすのか、60度か30度か)よいのか不明であった。
さらに押え片の起立状態を一定に維持するためには、厚いプラスチックシートを使うことが必要であり、上記した厚いプラスチックシート使用によって、他の問題点が生じるというジレンマがあり、十分な解決策となっていない。
特開平10−329449号公報
本発明は材料であるプラスチックシートの厚さを薄くしても、カレンダー片を保持するに足る強度を有するカレンダーホルダーを得ることを課題とする。本発明はさらに、材料であるプラスチックシートの厚さを薄くしても、カレンダー片の挟み持ち力が維持され、また、挟み持ち強度の調節が不必要であるカレンダーホルダーを得ることを課題とする。
また、本発明は、材料であるプラスチックシートの厚さを薄くしても、カレンダー片を保持するに足る強度を有するカレンダーホルダーとカレンダー片からなる卓上カレンダーを得ることを課題とする。
本発明はまた、材料であるプラスチックシートの厚さを薄くしても、カレンダー片の挟み持ち力が維持され、また、挟み持ち強度の調節が不必要であるカレンダーホルダーとカレンダー片からなる卓上カレンダーを得ることを課題とする。
本発明のその他の課題は、本発明の説明により明らかになる。
以下に課題を解決するための手段を述べる。理解を容易にするために、本発明の実施態様に対応する符号を付けて説明するが、本発明は当該実施態様に限定されるものではない。また、符号である数字は部品などを集合的に示す場合がある。
本発明の一の態様にかかるホルダーは、
矩形の背面板(10)と、前記背面板の対向する2の辺(35,36)にそれぞれ連接された2の側板(31,32)と、前記2の側板にそれぞれ連接された2の表保持板(41,42)と、前記背面板と2の表保持板に挟まれたカレンダー片挿入用のカレンダー片収容部(63)とを備え、
前記背面板は折筋(11-16)を有し、前記折筋は前記背面板の裏面を谷折りするものであり、前記折筋は直線であり、前記折筋の長さをOLとし、前記折筋の両端を延長して背面板の辺と交わる点まで延ばした仮想延長線の長さをKLとしたとき、式(1)が成立する。
1/2KL≦OL≦KL 式(1)
本発明の他の態様にかかるホルダーは、
支持脚(50)を有しかつ矩形の背面板(10)と、前記背面板の上辺と下辺にそれぞれ連接された上側板(31)と下側板(32)と、前記上側板に連接された上表保持板(41)と前記下側板に連接された下表保持板(42)と、前記背面板及び前記上表保持板と前記下表保持板に挟まれたカレンダー片挿入用のカレンダー片収容部(63)とを備え、
前記背面板は折筋(11-16)を有し、前記折筋は前記背面板の裏面を谷折りするものであり、前記折筋は直線であり、前記折筋の長さをOLとし、前記折筋の両端を延長して背面板の辺と交わる点まで延ばした仮想延長線の長さをKLとしたとき、式(1)が成立する。
1/2KL≦OL≦KL 式(1)
本発明の好ましい実施例にかかるホルダーは、
前記折筋が2本の折筋である右外折筋(12)と左外折筋(13)からなり、前記右外折筋と前記左外折筋はそれぞれが前記背面板の上辺と下辺を結ぶ直線であり、
前記右外折筋は前記背面板の右辺(37)から距離10mm以内かつ前記右辺と平行に位置付けられ、前記左外折筋は前記背面板の左辺(38)から距離10mm以内かつ前記左辺と平行に位置付けられている、本発明にかかるホルダーである。
本発明の他の好ましい実施例にかかるホルダーは、
前記折筋がさらに2本の前記折筋である右内折筋(14)と左内折筋(15)を含み、前記右内折筋と左内折筋は前記背面板の上辺と下辺を結ぶ直線であり、
前記右内折筋は前記背面板の右外折筋から左側に距離10mm以内かつ前記右辺と平行に位置付けられ、前記左内折筋は前記背面板の左外折筋から右側に距離10mm以内かつ前記左辺と平行に位置付けられている、上記に記載したホルダーである。
本発明の他の形態にかかる卓上カレンダーは、
本発明にかかるいずれかのホルダーとカレンダー片とを備えている。
以上説明した本発明、本発明の好ましい実施態様、これらに含まれる構成要素は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本発明にかかるホルダーは、背面板に一定長さの折筋を付けたので、その他の発明特定事項と互いに作用しあって、撓みや捻りなどに対抗してカレンダー片を保持する強度が向上する利点がある。また折筋に由来して、背面板が軽微な谷折り形状にくせ付られるから、カレンダー片収容部に適切な挟み持ち力が付与される。そして当該谷折り形状は人力等でくせ付ける必要が無く、折筋を形成することにより形状が付与される。さらに保持強度の向上と挟み持ち力の付与は、材料の厚さを厚くすることなく実現できる。
本発明にかかる卓上カレンダーは、これを構成するホルダーの背面板に一定長さの折筋を付けたので、その他の発明特定事項と互いに作用しあって、撓みや捻りなどに対抗してカレンダー片を保持する強度が向上して、安定感のある卓上カレンダーとなる利点がある。また折筋に由来して、背面板が軽微な谷折り形状にくせ付られるから、カレンダー片収容部に収容されたカレンダー片が背面板から押されて、表保持板に押し付けられる。よって、カレンダー片の挟み持ち力が向上する。そして当該谷折り形状は人力等でくせ付ける必要が無く、折筋を形成することにより形状が付与される。よって、不測の力が加わってもカレンダー片収容部からカレンダー片が外れたり、抜け落ちたりすることがない。さらに保持強度の向上と挟み持ち力の付与は、材料の厚さを厚くすることなく実現できる。
図1は第一の実施例にかかるカレンダー用ホルダーの正面図である。 図2は折り込む前のホルダーの平面図である。 図3は折筋の形成と折筋を説明するホルダー基材の断面説明図である。 図4は第二の実施例にかかる、折り込む前のカレンダー用ホルダーの平面図である。 図5は第一の実施例にかかる卓上カレンダーの正面図である。 図6は第一の実施例にかかる卓上カレンダーの側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例にかかる卓上カレンダーとホルダーをさらに説明する。本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするため、一部の構成要素を誇張して表すなど模式的に表しているものがある。このため、構成要素間の寸法や比率などは実物と異なっている場合がある。また、本発明の実施例に記載した部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は第一の実施例にかかるホルダーの一例を示す正面図である。正面図にあって、上表保持板41と下表保持板42は背面板10の上に重なるが、上表保持板41と下表保持板42の下側にある部材は、破線を用いて上下の関係を表現することなく、実線、一点鎖線で図示している。図5の正面図にあっても同様に図示している。
図2は折り込む前のホルダーの平面図である。当該平面図はホルダーの展開図に相当する。図5は第一の実施例にかかる卓上カレンダーの正面図である。図6は第一の実施例にかかる卓上カレンダーの側面図であり、図5におけるA−B線断面図である。
ホルダー6は背面板10と表保持板である上表保持板41と表保持板である下表保持板42を有する。背面板10は支持脚50を有している。
背面板10は矩形であり、上辺35、下辺36、右辺37と左辺38に囲まれている。ホルダー6は背面板10の上辺35に連接された上側板31と、上側板31に連接された上表保持板41を有する。上側板31は側板である。
背面板10と上側板31に挟まれる線は、上辺であるとともに上側板折目線35である。図1から図6にあって、折目線は一点鎖線で図示している。上側板31と上表保持板41に挟まれる線は上表保持板折目線45である。
また、ホルダー6は背面板10の下辺36に連接された下側板32と、下側板32に連接された下表保持板42を有する。下側板32は側板である。
背面板10と下側板32に挟まれる線は、下辺であるとともに下側板折目線36である。下側板32と下表保持板41に挟まれる線は下表保持板折目線46である。
上側板折目線35と下側板折目線36は、背面板の表面に谷折りの折目線である。背面板の表面とは、図2にあっては紙面の上側の面である。また、図6中に背面板10の表面側を矢印66で示している。
ホルダー基材7の上側板折目線35で上側板31を角度略90度に引き起こし、さらに、上表保持板折目線45で上表保持板41を角度略90度引き起こす。また、下側板折目線36で下側板32を角度略90度引き起こし、さらに、下表保持板折目線46で、下表保持板42を角度略90度引き起こす。
こうして、扁平な直方体空間であるカレンダー片収容部63を有するホルダー6が出来る。カレンダー片収容部63は背面板10、上側板31、下側板32、上表保持板41と下表保持板42に囲まれている。右辺37と左辺38に側板が無く、これらがカレンダー片の出し入れ口である。
背面板10は支持脚50を有する。図1、図2に示す実施例では、ホルダー基材7に切込み線と折目線を設けて支持脚50の部材としている。支持脚50の部材は、係止部52を持つ脚部51と支持部54である。
脚部51を引き起こすよすがとなる脚部折目線53と、支持部54を引き起こすよすがとなる支持部折目線55、56は、背面板10の裏面から見て谷折りの折目線である。背面板10の裏面とは、図1における紙面の裏面であり、図6中に矢印67で示す向きである。
脚部折目線53を境にして、脚部51を引き起こす。引き起こしの角度は略140度である。また、支持部折目線55、56を境にして支持部54を引き起こす。引き起こしの角度は略40度である。支持部の先端58を係止部52の中に挿入して先端58を係止部52に係止する。こうして脚部51が起こされた状態で固定され、支持脚ができる。
ホルダー6は下辺36と脚部接地辺57が机表面等に接して自立する。当該支持脚の具体的な態様は図示して説明した態様に限られず、卓上カレンダー及びホルダーを立たせるための脚体として通常利用されているもののなかから適宜選択することができる。例えば、支持脚部材を別途製作し、背面板に接着、溶着等の手段で取り付ける態様であってもよい。
また、本発明にあって、「支持脚」には、卓上カレンダー吊り下げ用の吊り下げ取手をも包含する。吊り下げ取手は穴を有することがあり、また、鉤形状を有することもある。
ホルダー6は折筋である右外折筋12、折筋である右内折筋14、折筋である左外折筋13と折筋である左内折筋15を有する。図1から図6にあって、折筋は一点鎖線で図示した。
右外折筋12と右内折筋14は背面板10の右辺37と平行な直線であり、右辺37と等しい長さである。すなわち右外折筋12と右内折筋14のそれぞれの上端は上辺であって上側板折目線35と重なり、右外折筋12と右内折筋14のそれぞれの下端は下辺であって下側板折目線36と重なっている。もっとも折筋を形成する加工を行うことから、それぞれの上端、下端が上辺又は下辺と重なるとは、それぞれの上端、下端が上辺又は下辺と最大で2mmの間隔があることをも包含する意味である。
折筋はホルダー基材に折筋形成刃を圧入することにより形成する。図3は折筋形成の説明図であり、図3(a)は折筋形成刃圧入の説明図であり、図3(b)は折筋の断面説明図である。
図3(a)に図示したように、ホルダー基材7に折筋形成刃26を圧入する。こうして形成された折筋11は溝形状の凹部である。溝の深さgDの程度により、撓み、捻り等に対する強度と、谷折り状態への変形の角度が左右される。好ましいgDの値は試行錯誤により定めればよい。
溝の深さgDの目安としては、ホルダー基材7の厚さhDの1/2である。前記試行錯誤はgD=(1/2)hDから始めればよい。(1/2)hDは0.5hDと等しい。本実施例ではホルダー基材として厚さ(hD)0.4mmのPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂板を用いて、溝の深さ(gD)を0.2mmとした。
折筋形成は脚部折目線53、支持部折目線55、56の形成加工、場合によっては支持脚切込み線の切込み加工と同時に行うことができる。折筋形成は単独の加工手数を必要としない。
右外折筋12は右辺37からの距離が2mm以上10mm以下の範囲にあることが好ましい。同様に左外折筋13は左辺38からの距離が2mm以上10mm以下の範囲にあることが好ましい。この範囲にあれば背面板10の周辺部で強度が向上する結果、背面板10全体として強度が向上する。
右内折筋14は右外折筋12からの距離が2mm以上10mm以下の範囲にあることが好ましい。同様に左内折筋15は左外折筋13からの距離が2mm以上10mm以下の範囲にあることが好ましい。この範囲にあれば2本の折筋である外折筋と内折筋の強度向上作用が加算的に働く。
また折筋の方向は、扁平な矩形である表保持板の長手方向と直行する方向であることが好ましい。本実施例にあてはめると上表保持板41の長手方向は横である。下表保持板42の長手方向は横である。そして右外折筋12、左外折筋13、右内折筋14と左内折筋15はそれぞれが縦方向に延びる直線である。このようにすれば、背面板10の上下方向について折筋形成による強度向上が生じ、また、背面板10の左右方向について側板折目線と表保持板折目線などによる本来有している強度向上が働き、上下左右に強度が向上し、ホルダーが安定する。
さらに折筋を形成すれば、ホルダー基材は折筋を境にして、谷折りに軽度に変形する。こうして折筋を間に挟む区域で背面板10が表保持板に接近する状態の変形が生じて、カレンダー片の挟み持ち力が向上する。
折筋は背面板10の裏面側に溝を形成してもよく、背面板10の表面側に溝を形成してもよい。折筋は背面板10の裏面側に溝を形成することが好ましい。背面板10の裏面とは図1における紙面の裏側であり、また、図6中の矢印67で示す方向である。このようにすれば、右外折筋12と左外折筋13が裏面から見て谷折りに変形して右辺37と左辺38がそれぞれ表保持板(41、42)と間隔が大きくなる。従って右辺37は左辺38からカレンダー片収容部63へのカレンダー片61の出し入れが容易となる。
ホルダーの材質は、例えば、PET、ポリポロピレン、硬質塩ビなど合成樹脂、乳酸樹脂など生分解性樹脂を使用できる。
図5と図6を参照して、卓上カレンダー1はホルダー6とカレンダー片61からなる。カレンダー片61は複数枚である。用紙一枚の片面のみに各月のカレンダーを印刷して1年分で12枚(あるいは前年12月分および/又は翌年1月分を含めて13枚又は14枚)からなるカレンダー片とすることもでき、用紙一枚の両面にそれぞれ異なる月のカレンダーを印刷して合計6枚あるいは7枚のカレンダー片とすることもできる。
カレンダー片61をホルダー6に収めて卓上カレンダー1とする。ホルダー6にあって、カレンダー片61は背面板10と上表保持板41、下表保持板42に挟まれたカレンダー片収容部63に収容される。
最表面に位置付けられたカレンダー片(図5にあっては10月分)はその表面の大部分が露出している。露出部の大きさは任意に定められるが、予定や行事などの書き込みに利するように、通常は日日部分を露出するように定めている。ここで露出部とは下表保持板42の上辺と上表保持板41の下辺に挟まれる部分である。カレンダー片の大きさに特に制限はない。実用上B7以上A5以下の大きさに定められる。
第2の実施例にかかるホルダー6を説明する。図4は第2の実施例にかかる折り込み前のホルダーの平面図であり、当該平面図はホルダーの展開図と等しい。第2の実施例において第1の実施例にかかるホルダーと共通する部分、部材には同一の符号を付している。
ホルダー6は背面板10に折筋である斜行折筋16を有する。斜行折筋16は矩形の背面板10の上辺35に平行ではなく、また右辺37に平行ではない。斜行折筋16は右端点17と左端点18を結ぶ直線である。
斜行折筋16を右端点17から右に延長して右延長線19を描き、右延長線19が右辺37と交わる点を右交点21とする。斜行折筋16を左端点18から左に延長して左延長線20を描き、左延長線20が左辺38と交わる点を左交点22とする。
斜行折筋16の長さをOLとし、右交点21と左交点22の距離をKLとする。通常、OLは式(1)を満足する。
1/2KL≦OL≦KL 式(1)
より好ましくは、OLは式(2)を満足する。
2/3KL≦OL≦KL 式(2)
長さOLが上記範囲にある斜行折筋は、背面板の強度を向上させる効果を有する。またこのような斜行折筋はホルダー6におけるカレンダー片の挟み持ち力を向上させる。
斜行折筋16は単一のホルダー6中に1本以上あればよい。単一のホルダー6中の最大本数は特に制限はないが、実用上10本、より好ましくは6本、さらに好ましくは4本である。
また斜行折筋16は一般形態であり、その特定の形態が背面板の辺に平行に形成された折筋である。辺に平行な折筋についても式(1)は成立する。辺に平行な折筋の長さは、通常当該辺の長さの1/2以上、辺の長さ以下であり、より好ましくは当該辺の長さの2/3以上、辺の長さ以下である。
斜行折筋16の形成方法、溝が背面板の裏面に形成されることなどは実施例1における右外折筋他の折筋と同じである。
図4に図示した実施例2のホルダー6は下側板32と下表保持板42に加えて、右表保持板43、左表保持板44を有する。
すなわち、背面板10の右辺であって右側板折目線37に側板である右側板33が連接され、右側板33に右表保持板折目線47をはさんで表保持板である右表保持板43が連接されている。背面板10の左辺であって左側板折目線38に側板である左側板34が連接され、左側板34に左表保持板折目線48をはさんで表保持板である左表保持板44が連接されている。
ホルダー6におけるカレンダー片収容部は、背面板10と、右側板33と右表保持板43、左側板34と左表保持板44、下側板32と下表保持板42に挟まれた扁平な直方体である。カレンダー片は、カレンダー片収容部の上部側面から出し入れされる。
以上説明した、本発明にかかる卓上カレンダーの好ましい実施態様の一例は、以下の態様である。
本発明にかかる卓上カレンダーにおけるホルダーにあって、背面板が有する支持脚は、背面板が切断線で切り出され、係止部を有する脚部と、背面板が切断線で切り出された支持部から構成され、前記脚部を背面板から起立させて前記脚部を背面板から起立させて、前記係止部に支持部を係止してなる支持脚である。
また、本発明にかかる卓上カレンダーは以下に列記する項目(1)から(4)の態様で実施してもよい。
(1)矩形の背面板と、前記背面板の対向する2つの辺にそれぞれ連接された2の側板と、前記2の側板にそれぞれ連接された2の表保持板からなるホルダーと、前記背面板と2の表保持板の間に配置されたカレンダー片とを備え、
前記ホルダーは、前記背面板に折筋を付けたものであって、前記折筋は前記背面板の裏面を谷折りするものであり、前記折筋は直線であり、前記折筋の長さをOLとし、前記折筋の両端を延長して背面板の辺と交わる点まで延ばした仮想延長線の長さをKLとしたとき、式(1)が成立するホルダーである卓上カレンダー。
1/2KL≦OL≦KL 式(1)
(2)支持脚を有しかつ矩形の背面板と、前記背面板の上辺と下辺にそれぞれ連接された上側板と下側板と、前記上側板に連接された上表保持板と前記下側板に連接された下表保持板からなるホルダーと、前記背面板と上表保持板および下表保持板の間に配置されたカレンダー片とを備え、
前記ホルダーは、前記背面板に折筋を付けたものであって、前記折筋は前記背面板の裏面を谷折りするものであり、前記折筋は直線であり、前記折筋の長さをOLとし、前記折筋の両端を延長して背面板の辺と交わる点まで延ばした仮想延長線の長さをKLとしたとき、式(1)が成立するホルダーである卓上カレンダー。
1/2KL≦OL≦KL 式(1)
(3)前記ホルダーは、前記折筋が2本の折筋である右外折筋と左外折筋からなり、前記右外折筋と前記左外折筋がそれぞれが前記背面板の上辺と下辺を結ぶ直線であり、
前記右外折筋が前記背面板の右辺から距離10mm以内かつ前記右辺と平行に位置付けられ、前記左外折筋は前記背面板の左辺から距離10mm以内かつ前記左辺と平行に位置付けられているホルダーである上記(2)に記載した卓上カレンダー。
(4)前記ホルダーは、さらに2本の前記折筋である右内折筋と左内折筋を含み、前記右内折筋と左内折筋は前記背面板の上辺と下辺を結ぶ直線であり、
前記右内折筋が前記背面板の右外折筋から左側に距離10mm以内かつ前記右辺と平行に位置付けられ、前記左内折筋が前記背面板の左外折筋から右側に距離10mm以内かつ前記左辺と平行に位置付けられているホルダーである上記(3)に記載した卓上カレンダー。
以上本発明にかかる実施の形態について図面を参照して説明したが、具体的な構成例はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
1 卓上カレンダー
6 ホルダー
7 ホルダー基材
10 背面板
11 折筋
12 折筋である右外折筋
13 折筋である左外折筋
14 折筋である右内折筋
15 折筋である左内折筋
16 折筋である斜行折筋
17 右端点
18 左端点
19 右延長線
20 左延長線
21 右交点
22 左交点
26 折筋形成刃
31 側板である上側板
32 側板である下側板
33 側板である右側板
34 側板である左側板
35 上辺であって上側板折目線
36 下辺であって下側板折目線
37 右辺であって右側板折目線
38 左辺であって左側板折目線
41 表保持板である上表保持板
42 表保持板である下表保持板
43 表保持板である右表保持板
44 表保持板である左表保持板
45 上表保持板折目線
46 下表保持板折目線
47 右表保持板折目線
48 左表保持板折目線
50 支持脚
51 支持脚構成部分である脚部
52 係止部
53 脚部折目線
54 支持脚構成部分である支持部
55 支持部折目線
56 支持部折目線
57 脚部接地辺
58 先端
61 カレンダー片
63 カレンダー片収容部
66 背面板の表側を示す矢印
67 背面板の裏側を示す矢印

Claims (5)

  1. 矩形の背面板と、前記背面板の対向する2の辺にそれぞれ連接された2の側板と、前記2の側板にそれぞれ連接された2の表保持板と、前記背面板と2の表保持板に挟まれたカレンダー片挿入用のカレンダー片収容部とを備え、
    前記背面板は折筋を有し、前記折筋は前記背面板の裏面を谷折りするものであり、前記折筋は直線であり、前記折筋の長さをOLとし、前記折筋の両端を延長して背面板の辺と交わる点まで延ばした仮想延長線の長さをKLとしたとき、式(1)が成立する、ホルダー。
    1/2KL≦OL≦KL 式(1)
  2. 支持脚を有しかつ矩形の背面板と、前記背面板の上辺と下辺にそれぞれ連接された上側板と下側板と、前記上側板に連接された上表保持板と前記下側板に連接された下表保持板と、前記背面板及び前記上表保持板と前記下表保持板に挟まれたカレンダー片挿入用のカレンダー片収容部とを備え、
    前記背面板は折筋を有し、前記折筋は前記背面板の裏面を谷折りするものであり、前記折筋は直線であり、前記折筋の長さをOLとし、前記折筋の両端を延長して背面板の辺と交わる点まで延ばした仮想延長線の長さをKLとしたとき、式(1)が成立する、ホルダー。
    1/2KL≦OL≦KL 式(1)
  3. 前記折筋は2本の折筋である右外折筋と左外折筋からなり、前記右外折筋と前記左外折筋はそれぞれが前記背面板の上辺と下辺を結ぶ直線であり、
    前記右外折筋は前記背面板の右辺から距離10mm以内かつ前記右辺と平行に位置付けられ、前記左外折筋は前記背面板の左辺から距離10mm以内かつ前記左辺と平行に位置付けられている、請求項2に記載したホルダー。
  4. 前記折筋はさらに2本の前記折筋である右内折筋と左内折筋を含み、前記右内折筋と左内折筋は前記背面板の上辺と下辺を結ぶ直線であり、
    前記右内折筋は前記背面板の右外折筋から左側に距離10mm以内かつ前記右辺と平行に位置付けられ、前記左内折筋は前記背面板の左外折筋から右側に距離10mm以内かつ前記左辺と平行に位置付けられている、請求項3に記載したホルダー。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載したホルダーとカレンダー片とを備えた、卓上カレンダー。
JP2016155126A 2016-08-08 2016-08-08 卓上カレンダーとそのホルダー Active JP6664290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016155126A JP6664290B2 (ja) 2016-08-08 2016-08-08 卓上カレンダーとそのホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016155126A JP6664290B2 (ja) 2016-08-08 2016-08-08 卓上カレンダーとそのホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018024098A true JP2018024098A (ja) 2018-02-15
JP6664290B2 JP6664290B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=61193852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016155126A Active JP6664290B2 (ja) 2016-08-08 2016-08-08 卓上カレンダーとそのホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6664290B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6664290B2 (ja) 2020-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102155530B1 (ko) 탁상용 달력
JP2016034852A (ja) 包装材
JP2018024098A (ja) 卓上カレンダーとそのホルダー
JP3130881U (ja) パンフレット類用収容ケース
JP6070082B2 (ja) 紙製スタンド
JP6750297B2 (ja) 卓上表示具とそれを形成するためのブランク板
JP3181553U (ja) 紙葉類立て
JP3178245U (ja) 表示物支持台
WO2013035488A1 (ja) 展示台
JP6842297B2 (ja) 帳票類ラック用の補助支持具
JP6531270B2 (ja) 卓上カレンダーケース
JP3230868U (ja) スマートフォン用スタンド
JP3233569U (ja) シートセット
JP6505669B2 (ja) ファイル及びファイルノート
JP6523625B2 (ja) 収納箱
JP3159505U (ja) フック付紙製壁掛け兼用卓上カレンダーケース
JP2010194234A (ja) 保持板及び保持板の部品を提供する板紙
JP2011131480A (ja) ファイルスタンド
JP3215044U (ja) ティッシュペーパーホルダー
JP3210975U (ja) 自立型表示具
JP2021145712A (ja) 卓上式紙工品,印刷用紙及びその使用方法
JP4262354B2 (ja) カード型卓上カレンダー用ホルダー
JP3111706U (ja) 卓上綴込み表示具
JP2023082802A (ja) ホルダ、およびホルダと印刷物の組合体
JP2021039286A (ja) 情報掲示体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6664290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250