JP3230868U - スマートフォン用スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時にスマートフォンを縦または横置きにでき、非使用時にスマートフォンの縦横長さよりも小さくフラットであるスマートフォン用スタンドを提供する。【解決手段】長方形のシート基材10に、コの字状で底辺が長方形の短辺方向と平行であり、コの字の両先端が長方形前方の短辺に向く第1、2、3の切り込み11〜13を、長方形の長辺方向に長方形の前方の短辺から他方の短辺に向かって順に備える。さらに、第1、2、3の切り込みに囲まれたシート基材にそれぞれ形成された第1、2、3の舌片21〜23と、第1、2の切り込みの突端間の第1、2の舌片のそれぞれ下部に、長方形短辺と平行な第1、2折り線31、32と、第2の舌片以外のシート基材に、長方形長辺の長さの1/2の位置より前方側に、長方形短辺と平行な第3折り線33と、第2の舌片の後方側に、組み立て時に第3の舌片と係合する一以上のスリット40と、を備える。【選択図】図1
Description
本考案は折り畳み可能なスマートフォン用スタンドに関するものである。
従来、スマートフォンを机の上に置いて使用するため、スマートフォンを立てかけるか固定する、紙あるいはプラスチック製のスタンドがあった。
このようなスタンドとして、方形状の枠体の中央にコの字状の切り込みを設け、全切り込みの内側に形成された舌片状の押さえ部を有するものがある(特許文献1参照)。
このスタンドはスマートフォンを横置きで固定する場合、スマートフォンの横の長さより小さな横辺の方形大きさで作成可能であるが、スマートフォンを縦置きで固定する場合、縦置きとする従来、スマートフォンの縦の長さより大きな縦辺の大きさの方形大きさになってしまう。
外出先でスマートフォンを縦置きで使用しても、非使用時にはスマートフォンの縦横長さで決まる大きさよりも小さく、しかもフラットであることが好ましい。
使用時に、スマートフォンを縦あるいは横置きにでき、非使用時にはスマートフォンの縦横長さで決まる大きさよりも小さくフラットであるスマートフォン用スタンドを提供することを目的とする。
本考案は上記課題を解決するためになされたもので、本考案の請求項1に係る考案は、携行時・不使用時は、長方形の平坦なシート状であり、使用時に組みたてるスマートフォン用スタンドであって、前記長方形のシート基材に、コの字状でそのコの字の底辺が前記長方形の短辺方向と平行でありまたそのコの字の両先端が前記長方形前方の短辺に向く第1、2、3の切り込みを、前記長方形の長辺方向に前記長方形の前方の短辺から前記長方形の他方の短辺に向かって順に備え、さらに、前記第1、2、3の切り込みに囲まれたシート基材にそれぞれ形成された第1、2、3の舌片と、前記第1、2の切り込みの突端間の前記第1、2の舌片のそれぞれ下部に、前記長方形短辺と平行な第1、2折り線と、前記長方形のシート基材で前記第2の舌片以外のシート基材に、前記長方形長辺の長さの1/2の位置より前方側に、前記長方形短辺と平行な第3折り線と、前記第2の舌片の後方側に、組み立て時に第3の舌片と係合する、前記長方形の短辺方向と平行である長辺を持つ一以上のスリットと、を備え、使用時に、第3折り線から、前記長方形のシート基材を前方に折り曲げ、前記第2の舌片が、前記第3の切り込みに挿入され、前記第2の舌片のスリットに、前記第3の舌片が係合され、前記第2の舌片の面は傾斜し、前記第3折り線から折り曲げられた前記長方形のシート基材面の折り曲げ角度が、直角か鋭角になり、前記第3折り線から折り曲げられた前記長方形のシート基材面の先端がスマートフォンの背面支え部となり、前記第1の舌片が、前記第1の折り線から前方に曲げ立ち、スマートフォンの前面端部支え部となることを特徴とするスマートフォン用スタンドである。
使用時に、スマートフォンを縦あるいは横置きにでき、非使用時にはスマートフォンの縦横長さで決まる大きさよりも小さくフラットであるスマートフォン用スタンドを提供することが可能となった。
本考案の配線基板のスマートフォン用スタンドの実施形態を添付図面を参照して説明する。図1は本考案の実施形態における未使用時のスマートフォン用スタンドの模式的平面図である。
本考案のスマートフォン用スタンド100は、前記長方形のシート基材10に、コの字状でそのコの字の底辺が前記長方形の前方Hzの短辺60方向と平行でありまたそのコの字の両先端が前記長方形前方Hzの短辺60に向く第1、2、3の切り込み11、12、13を、前記長方形の長辺50方向に前記長方形の前方Hzの短辺60から前記長方形の後方Hkの短辺に向かって順に備え、さらに、第1、2、3の切り込み11、12、13に囲まれたシート基材10にそれぞれ形成された第1、2、3の舌片21、22、23と、第1、2の切り込み11、12の突端間に、前記長方形の前方Hzの短辺60と平行な第1、2折り線31、32と、前記長方形のシート基材10で第2の舌片22以外のシート基材10に、前記長方形長辺50の長さの1/2の位置より前方Hz側に、前記長方形短辺60と平行な第3折り線33と、第2の舌片22の後方Hk側に、組み立て時に第3の舌片23と係合する、前記長方形の短辺60方向と平行である長辺を持つ一以上のスリット40とを備えている。
図1では、スリット40が3つある場合を想定した。
第1、2、3折り線31、32、33のシート基材10の裏面側では、折り線に沿って、削られており、第1、2、3折り線31、32、33において、シート基材10の表面側に折りやすくなっているのが好ましい。
また、スリット40は、角において直角ではなく、角を丸めていてもよい。
また、同様に、切り込み11、12、13、第1、2、3の舌片21、22、23は、角において直角ではなく、角を丸めていてもよい。
図2は、本考案の実施形態における使用時のスマートフォン用スタンドの模式的説明図であり、図2(a)は模式的斜視図であり、図2(b)は模式的側面図である。図3は図2のスマートフォン用スタンドに、スマートフォンを立てかけた時の状態を示す模式的説明図であり、図3(a)は斜視図であり、図3(b)は側面図である。
使用時に、第3折り線33から、前記長方形のシート基材10を前方Hzに折り曲げ、
第2の舌片22が、第3の切り込み13に挿入され、第2の舌片22のスリット40に、第3の舌片13が係合され、第2の舌片22の面は傾斜し、第3折り線33から折り曲げられた前記長方形のシート基材10面の折り曲げ角度θが、直角か鋭角になり、第3折り線33から折り曲げられた前記長方形のシート基材10面の先端70がスマートフォンの背面支え部となり、前記第1の舌片が、第1の折り線31から前方に曲げ立ち、スマートフォンSの前面端部支え部となる。
第2の舌片22が、第3の切り込み13に挿入され、第2の舌片22のスリット40に、第3の舌片13が係合され、第2の舌片22の面は傾斜し、第3折り線33から折り曲げられた前記長方形のシート基材10面の折り曲げ角度θが、直角か鋭角になり、第3折り線33から折り曲げられた前記長方形のシート基材10面の先端70がスマートフォンの背面支え部となり、前記第1の舌片が、第1の折り線31から前方に曲げ立ち、スマートフォンSの前面端部支え部となる。
第3の舌片13が係合する、第2の舌片22のスリット40の位置によって、第2の舌片22の面は傾斜角度が変り、第3折り線33から折り曲げられた前記長方形のシート基材10面の折り曲げ角度θも変わる。スマートフォンによって、適する折り曲げ角度θにし、第3折り線33から折り曲げられた前記長方形のシート基材10面の先端70がスマートフォンSの背面を支え、また、第1の舌片21が、第1の折り線31から前方に曲げ立ち、スマートフォンSの前面端部を支えることによって、スマートフォンSの縦置きが可能となる。もちろん横置きも可能である。
非使用時には、第2の舌片22のスリット40から第3の舌片13の係合を解き、第3折り線33から折り曲げられた前記長方形のシート基材10面の折り曲げ角度θを0度にし、また、第1の折り線31から前方に曲げ立っていた第1の舌片21を、曲げ立ちを解消することによって、スマートフォン用スタンド100をフラットに戻すことが簡易にできる。
使用時に、スマートフォンを縦あるいは横置きにでき、非使用時にはスマートフォンの縦横長さで決まる大きさよりも小さくフラットであるスマートフォン用スタンドを提供することが可能となった。スマートフォンとスマートフォン用スタンドを重ねて携行することができる。
10・・・シート基材
11・・・第1の切り込み
12・・・第2の切り込み
13・・・第3の切り込み
21・・・第1の舌片
22・・・第2の舌片
23・・・第3の舌片
31・・・第1折り線
32・・・第2折り線
33・・・第3折り線
40・・・スリット
50・・・長辺
60・・・前方の短辺
70・・・シート基材面の先端
100・・・スマートフォン用スタンド
Hz・・・前方
Hk・・・後方
A・・・長辺の長さの1/2の位置
θ・・・第3折り線から折り曲げられた長方形のシート基材面の折り曲げ角度
S・・・スマートフォン
11・・・第1の切り込み
12・・・第2の切り込み
13・・・第3の切り込み
21・・・第1の舌片
22・・・第2の舌片
23・・・第3の舌片
31・・・第1折り線
32・・・第2折り線
33・・・第3折り線
40・・・スリット
50・・・長辺
60・・・前方の短辺
70・・・シート基材面の先端
100・・・スマートフォン用スタンド
Hz・・・前方
Hk・・・後方
A・・・長辺の長さの1/2の位置
θ・・・第3折り線から折り曲げられた長方形のシート基材面の折り曲げ角度
S・・・スマートフォン
Claims (1)
- 携行時・不使用時は、長方形の平坦なシート状であり、使用時に組みたてるスマートフォン用スタンドであって、
前記長方形のシート基材に、コの字状でそのコの字の底辺が前記長方形の前方の短辺方向と平行でありまたそのコの字の両先端が前記長方形前方の短辺に向く第1、2、3の切り込みを、前記長方形の長辺方向に前記長方形の前方の短辺から前記長方形の後方の短辺に向かって順に備え、さらに、
前記第1、2、3の切り込みに囲まれたシート基材にそれぞれ形成された第1、2、3の舌片と、
前記第1、2の切り込みの突端間に、前記長方形短辺と平行な第1、2折り線と、
前記長方形のシート基材で前記第2の舌片以外のシート基材に、前記長方形長辺の長さの1/2の位置より前方側に、前記長方形短辺と平行な第3折り線と、
前記第2の舌片の後方側に、組み立て時に第3の舌片と係合する、前記長方形の短辺方向と平行である長辺を持つ一以上のスリットと、
を備え、
使用時に、第3折り線から、前記長方形のシート基材を前方に折り曲げ、前記第2の舌片が、前記第3の切り込みに挿入され、前記第2の舌片のスリットに、前記第3の舌片が係合され、前記第2の舌片の面は傾斜し、前記第3折り線から折り曲げられた前記長方形のシート基材面の折り曲げ角度が、直角か鋭角になり、
前記第3折り線から折り曲げられた前記長方形のシート基材面の先端がスマートフォンの背面支え部となり、
前記第1の舌片が、前記第1の折り線から前方に曲げ立ち、スマートフォンの前面端部支え部となる
ことを特徴とするスマートフォン用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005386U JP3230868U (ja) | 2020-12-14 | 2020-12-14 | スマートフォン用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005386U JP3230868U (ja) | 2020-12-14 | 2020-12-14 | スマートフォン用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3230868U true JP3230868U (ja) | 2021-02-25 |
Family
ID=74661595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005386U Active JP3230868U (ja) | 2020-12-14 | 2020-12-14 | スマートフォン用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230868U (ja) |
-
2020
- 2020-12-14 JP JP2020005386U patent/JP3230868U/ja active Active
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