JP3239236U - スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトに配送することが可能であり、保護カバーの有無にかかわらず種々の携帯端末を自由に立て掛けることができるスタンドを提供する。【解決手段】スタンドは、所望の形状に裁断された一枚のシートを折り曲げて形成され、一枚のシートSは、横長の略矩形状の背もたれ板11と、細長の長方形状の台座板13と、凸状の正面板15と、略L字状の左側板17と、略L字状の右側板19と、横長の矩形状の連接板21と、を有する。一枚のシートSから各折れ線41~44に沿って折り曲げ、係止片55,55の切欠き57,57を左側板17及び右側板19に形成された切欠きスリット67,67のスリット67b,67bに係止すると共に、連接板21の切欠き59,59を左側板17及び右側板19に形成された切欠きスリット69,69のスリット69b,69bに係止することで、スタンドが組立てられる。このため、容易に組み立てることができる。また、スタンドのシートS状で配送することができるので、コンパクトに配送することができる。【選択図】図3
Description
本考案は、携帯端末を立て掛けるスタンドに関するものである。
従来、使用者が携帯電話、タブレット端末等の携帯端末を手に持たずに操作する又は画面を見ることができるように、携帯端末を立て掛けるスタンドが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1に記載のスタンドは、立体形状であるため、配送する場合、荷物が嵩張るので、コンパクトに配送することができるスタンドが望まれている。また、使用者によって、携帯端末に保護カバーを装着する又は装着しないことがあるので、保護カバーの有無にかかわらず、携帯端末を自由に立て掛けられるようにすることが望まれている。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、コンパクトに配送することが可能であり、保護カバーの有無にかかわらず携帯端末を自由に立て掛けることができるスタンドを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る考案は、矩形状の正面板と、該正面板の一方の長辺に連接された台座板と、前記正面板の左右側の辺に連接された左側板及び右側板と、前記台座板の、前記正面板が連接された前記辺の反対側の辺に連接された背もたれ板と、を有する一枚のシートを折り曲げて形成されるスタンドであって、前記台座板又は前記背もたれ板には、前記左側板及び前記右側板が前記正面板と連接される前記辺で折り曲げられた状態で、前記左側板及び前記右側板に係止するための係止片が形成されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る考案は、前記係止片は、前記背もたれ板と前記台座板とをつなぐ前記辺から前記台座板13側に突出するように形成され、前記台座板から切り起こされることを特徴とするものである。
請求項3に係る考案は、前記左側板及び前記右側板は、前記台座板を支持する、前記正面板側から後方に向かって斜め下方に傾斜する第1傾斜部と、前記背もたれ板を支持する、後方側に倒れるように傾斜される第2傾斜部と、を有することを特徴とするものである。
請求項4に係る考案は、前記正面板には、前記台座板と連接する前記辺側に滑り落ちを防止する、前記台座板から切り起こされるストッパーフラップが形成されていること特徴とするものである。
請求項2に係る考案は、前記係止片は、前記背もたれ板と前記台座板とをつなぐ前記辺から前記台座板13側に突出するように形成され、前記台座板から切り起こされることを特徴とするものである。
請求項3に係る考案は、前記左側板及び前記右側板は、前記台座板を支持する、前記正面板側から後方に向かって斜め下方に傾斜する第1傾斜部と、前記背もたれ板を支持する、後方側に倒れるように傾斜される第2傾斜部と、を有することを特徴とするものである。
請求項4に係る考案は、前記正面板には、前記台座板と連接する前記辺側に滑り落ちを防止する、前記台座板から切り起こされるストッパーフラップが形成されていること特徴とするものである。
本願考案のスタンドによれば、コンパクトに配送することが可能であり、保護カバーの有無にかかわらず携帯端末を自由に立て掛けることができる。
以下、本考案の一実施形態に係るスタンドの構成を図1~図3に基づいて詳細に説明する。
スタンド1は、図1及び図2に示すように、携帯電話(スマートフォン)、タブレット端末等の携帯端末3を立て掛けるためのものである。スタンド1は、一枚のシートS(図3参照)を折り曲げることで形成される。シートSは、所望の形状に裁断された厚手の紙材であり、その厚さは、組立てられた状態で、携帯端末3を支持することができる程度に任意に設定することができる。
スタンド1は、図1及び図2に示すように、携帯電話(スマートフォン)、タブレット端末等の携帯端末3を立て掛けるためのものである。スタンド1は、一枚のシートS(図3参照)を折り曲げることで形成される。シートSは、所望の形状に裁断された厚手の紙材であり、その厚さは、組立てられた状態で、携帯端末3を支持することができる程度に任意に設定することができる。
図3に示すように、一枚のシートS(展開状態のスタンド1)は、横長の略矩形状の背もたれ板11と、細長の長方形状の台座板13と、凸状の正面板15と、略L字状の左側板17と、略L字状の右側板19と、横長の矩形状の連接板21と、を有する。これらの部位は、対応する折れ線を介して連接されている。
具体的には、図3において、正面板15の一方の辺31(上側の長辺)に第1折れ線41を介して台座板13が連接され、正面板15の左側の辺32に第2折れ線42を介して左側板17が連接され、正面板15の右側の辺33に第3折れ線43を介して右側板19が連接される。台座板13の、正面板15と連接される辺31の反対側の辺34に第4折れ線44を介して背もたれ板11が連接される。背もたれ板11の、台座板13と連接される辺34の反対側の辺35に第5折れ線45を介して連接板21が連接されている。このように各部位が第1~第5折れ線41~45を介して連接されることで、一枚のシートSとして構成される。第2~第4折れ線42~44は、折り曲げやすいように、断続的なスリット加工が施されている。なお、第1及び第5折れ線41,45にも、第2~第4折れ線42~44と同様に断続的なスリット加工を施してもよい。また、第1~第5折れ線41~45は、スジ入れ加工を施すようにしてもよい。
台座板13には、その両短辺近傍に、背もたれ板11と連接する辺34からその反対側の辺31に向かう略長方形状の第1切込み部51,51が形成され、また、正面板15と連接する辺31の中央に、辺31からその反対側の辺34に向かう略長方形状の第2切込み部53が形成されている。台座板13は、携帯端末3の保護カバーの有無にかかわらず異なる厚さの携帯端末3を載置することできる幅(組立て状態時の前後方向の寸法)に設定されている。
背もたれ板11は、背もたれ板11と台座板13とをつなぐ辺34から台座板13側に突出する、台座板13から第1切込み部51,51を切り取った部分である係止片55,55を有する。係止片55,55は、背もたれ板11及び台座板13を左側板17及び右側板19に連結するためのものであり、先端側(台座板13側)から基端側(辺34側)に向かって延びる切欠き57が形成されている。
連接板21には、その両短辺近傍に、左側板17及び右側板19に係止するための、背もたれ板11と連接する辺35の反対側の辺36から背もたれ板11側に延びる切欠き59,59が形成されている。
正面板15は、台座板13側に突出する、台座板13から第2切込み部53を切り取った部分であるストッパーフラップ61が形成されている。ストッパーフラップ61は、携帯端末3を台座板13に載置した際の滑り落ちを防止するためのものである。
左側板17及び右側板19は、同一の構造であり、背もたれ板11及び台座板13を支持するためのものである。左側板17及び右側板19の、背もたれ板11及び台座板13の裏面に対向する部分は、背もたれ板11及び台座板13を傾かせて支持できるように、第1傾斜部63及び第2傾斜部65となっている。具体的には、図1に示すように、第1傾斜部63は、前方側(正面板15側)から後方側に向かって斜め下方に傾斜されており、第2傾斜部65は、後方側に倒れるように傾斜されている。第1傾斜部63と第2傾斜部65との境界には、第2傾斜部65,65の傾斜に沿って延びる、背もたれ板11の係止片55,55の切欠き57,57と係止する切欠きスリット67,67が形成されている。第2傾斜部65,65の上部には、図3の左右方向斜め下方に延びる、連接板21の切欠き59,59と係止する切欠きスリット69,69が形成されている。それぞれの切欠きスリット67,69には、切欠き67a,69aと、この切欠き67a,69a先端から延びるスリット67b,69bと、を有する。第2傾斜部65は、正面板13と連接する辺32の反対側の辺37の略中央に、携帯端末3の充電コードの結束のための切込み部71,71が形成されている。
次に、本実施形態に係るスタンド1の組立てについて、図4を参照して説明する。
スタンド1のシートS(図3参照)から、まず、台座板13と正面板15とをつなぐ第1折れ線41を折り曲げると共に、台座板13と背もたれ板11とをつなぐ第4折れ線44を折り曲げる(図4(a)参照)。このとき、背もたれ板11の係止片55,55及び正面板15のストッパーフラップ61は、折り曲がらず、台座板13から切り起こされ、これにより、台座板13に第1切込み部51,51及び第2切込み部53が形成される。そして、左側板17及び右側板19と正面板15とをつなぐ第2及び第3折れ線42,43を折り曲げて、係止片55,55の切欠き57,57を左側板17及び右側板19の切欠きスリット67,67のスリット67b,67bに係止する(図4(b)参照)。そして、背もたれ板11と連接板21とをつなぐ第5折れ線45を折り曲げて、連接板21の切欠き59,59を左側板17及び右側板19の第2傾斜部65に形成される切欠きスリット69,69のスリット69b,69bに係止する(図4(c)参照)。このようにして、図1に示すスタンド1が組み立てられる。ここで、係止片55,55の切欠き57,57を切欠きスリット67,67のスリット67b,67bに係止すると共に、連接板21の切欠き59,59を切欠きスリット69,69のスリット69b,69bに係止することで、係止片55,55及び連接板21が抜けにくくなるため、スタンド1の組立て状態が維持される。第1~第5折れ線41~45を折り曲げる手順は、適宜変更することができる。
スタンド1のシートS(図3参照)から、まず、台座板13と正面板15とをつなぐ第1折れ線41を折り曲げると共に、台座板13と背もたれ板11とをつなぐ第4折れ線44を折り曲げる(図4(a)参照)。このとき、背もたれ板11の係止片55,55及び正面板15のストッパーフラップ61は、折り曲がらず、台座板13から切り起こされ、これにより、台座板13に第1切込み部51,51及び第2切込み部53が形成される。そして、左側板17及び右側板19と正面板15とをつなぐ第2及び第3折れ線42,43を折り曲げて、係止片55,55の切欠き57,57を左側板17及び右側板19の切欠きスリット67,67のスリット67b,67bに係止する(図4(b)参照)。そして、背もたれ板11と連接板21とをつなぐ第5折れ線45を折り曲げて、連接板21の切欠き59,59を左側板17及び右側板19の第2傾斜部65に形成される切欠きスリット69,69のスリット69b,69bに係止する(図4(c)参照)。このようにして、図1に示すスタンド1が組み立てられる。ここで、係止片55,55の切欠き57,57を切欠きスリット67,67のスリット67b,67bに係止すると共に、連接板21の切欠き59,59を切欠きスリット69,69のスリット69b,69bに係止することで、係止片55,55及び連接板21が抜けにくくなるため、スタンド1の組立て状態が維持される。第1~第5折れ線41~45を折り曲げる手順は、適宜変更することができる。
以上のように構成された本実施形態に係るスタンド1によれば、次のような作用効果を得ることができる。
一枚のシートSから各折れ線41~45に沿って折り曲げ、係止片55,55の切欠き57,57を切欠きスリット67,67のスリット67b,67bに係止すると共に、連接板21の切欠き59,59を切欠きスリット69,69のスリット69b,69bに係止することで、スタンド1が組み立てられるので、容易に組み立てることができる。
一枚のシートSから各折れ線41~45に沿って折り曲げ、係止片55,55の切欠き57,57を切欠きスリット67,67のスリット67b,67bに係止すると共に、連接板21の切欠き59,59を切欠きスリット69,69のスリット69b,69bに係止することで、スタンド1が組み立てられるので、容易に組み立てることができる。
スタンド1を展開した状態(一枚のシートS)で配送することができるので、荷物が嵩張らず、コンパクトに配送することができる。
左側板17及び右側板19の第1傾斜部63及び第2傾斜部65によって、背もたれ板11が支持されているので、携帯端末3が斜めに立て掛けられた状態を維持することができる。
スタンド1の組立て状態時、正面板15のストッパーフラップ61が起立しているため、携帯端末3が前方方向に滑っても、ストッパーフラップ61に当接するので、携帯端末3の滑り落ちを防止することできる。このため、台座板13の幅より狭い携帯端末3、例えば、保護カバーを装着していない携帯端末3を立て掛けられるので、保護カバーの有無にかかわらず様々な携帯端末3を立て掛けることができる。
スタンド1は、紙製であるため、図柄、文字等を入れることができるので、宣伝広告等に供する際等において、利便性を高めることができる。また、コストを抑えることができる。
なお、本実施形態に係るスタンド1において、背もたれ板11は、第1切込み部51,51により台座板13から独立した係止片55,55を有しているが、第1切込み部51,51を背もたれ板11に形成して、背もたれ板11側に延びるように係止片55,55を台座板13に有するようにしてもよい。
1…スタンド、11…背もたれ板、13…台座板、15…正面板、17…左側板、19…右側板、31…辺(一方の長辺)、32…左側の辺、33…右側の辺、34…辺、55…係止片、S…シート
Claims (4)
- 矩形状の正面板と、該正面板の一方の長辺に連接された台座板と、前記正面板の左右側の辺に連接された左側板及び右側板と、前記台座板の、前記正面板が連接された前記辺の反対側の辺に連接された背もたれ板と、を有する一枚のシートを折り曲げて形成されるスタンドであって、
前記台座板又は前記背もたれ板には、前記左側板及び前記右側板が前記正面板と連接される前記辺で折り曲げられた状態で、前記左側板及び前記右側板に係止するための係止片が形成されていることを特徴とするスタンド。 - 前記係止片は、前記背もたれ板と前記台座板とをつなぐ前記辺から前記台座板13側に突出するように形成され、前記台座板から切り起こされることを特徴とする請求項1に記載のスタンド。
- 前記左側板及び前記右側板は、前記台座板を支持する、前記正面板側から後方に向かって斜め下方に傾斜する第1傾斜部と、前記背もたれ板を支持する、後方側に倒れるように傾斜される第2傾斜部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のスタンド。
- 前記正面板には、前記台座板と連接する前記辺側に滑り落ちを防止する、前記台座板から切り起こされるストッパーフラップが形成されていること特徴とする請求項1に記載のスタンド。
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