JP3919793B2 - ブックエンド - Google Patents
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すなわち、上記特許文献1に記載のブックエンドを含め、従来のブックエンドでは、転倒のおそれがあるといった問題点や、使用した際に書籍に隠れてしまうため設置場所を認識しにくいといった問題点があり、使い勝手の悪いものとなっていた。
以下、図7を用いて従来のブックエンドの問題点を詳しく説明する。
ブックエンド31は、鉛直面上に拡がる直立板部32、ならびに、直立板部32の下端から水平方向に延びる第1脚部33および第2脚部34を備えている。
これにより、ブックエンド31は、第1脚部33および第2脚部34を設置面に置くことで、直立板部32が鉛直面上に位置する状態を保って自立することができる。
また、本発明は、書籍を立て掛けた場合においてその配置場所を認識することが容易な視認性の高いブックエンドを提供することを他の目的とする。
図1は、この発明の一実施形態にかかるブックエンドを示す斜視図であり、図2は、図1のブックエンドを異なる視点から見た状態を示す斜視図である。また、図3は、図1および図2に示すブックエンドの平面図であり、図4は、図1および図2に示すブックエンドの側面図である。
直立板部2は、鉛直面上に拡がる略矩形状の平板である。そして、直立板部2の幅L1は、たとえば、A4サイズの紙(書籍)の短手方向の長さとほぼ同程度である。
舌片3は、直立板部2の手前側の鉛直辺の上端に突出形成されていて、略半円形状の板状である。舌片3は、その板面と直立板部2の板面とが同一鉛直面上に位置するように、直立板部2と連続的に形成されている。なお、手前側とは、使用時に人に近い側をいう。
詳しくは、第3脚部6は、直立板部2の下縁部から直立板部2の板面と直交する方向に延びる略長方形状の長手の根元部61と、根元部61の先端から直立板部2の板面に沿う方向であって、平面視において舌片3が位置する側と反対側である奥方向に延びる略長方形状の先端部62とを備えている。
先端部62は、直立板部2の板面と直交する方向の長さがL2であるように形成されている。すなわち、先端部62の直立板部2と直交する方向の長さは、第1脚部4の長さと第2脚部5の長さとの差と同様の長さである。また、先端部62の奥側の辺と第1脚部4の奥側の辺とは、同一の直線である直線L3上に位置しており、直線L3は直立板部2の板面と直交している。
そして、第3脚部6は、全体として平面視形状が略L字形状となり、その先端が奥方向に向かって延びるように屈曲している。
ブックエンド1を形成する場合には、まず、図5(a)に示すように、所定の金属板を切断することにより、略長方形状であってその幅がL1であり、その一角から略半円形状の舌片3が突出した形状の板を形成する。そして、図5(b)に破線で示すように、その板に切れ込みを入れる。すなわち、板の端部であって、舌片3が位置する側と反対側の端部近傍に、板の縁までつづく直線上の切れ込みを2本と、略L字状の切れ込みを1本入れる。このとき略L字状の切れ込みの端部から板の縁までの距離がL2となるようにする。
上述のようにして形成されたブックエンド1は、第1脚部4〜第4脚部7を棚面等の設置面に置くことで、直立板部2が鉛直面上に位置する状態を保って自立する。このとき、ブックエンド1は、第1脚部4〜第2脚部7が直立板部2の板面と直交する方向に延びており、さらに、第3脚部6が略L字状に形成されているため(第3脚部6の先端部62が奥方向に延びているため)、平面視において直立板部2の板面と直交する方向のみならず板面に沿う方向に、特に奥方向においても安定性が向上し、転倒が防止される。そして、この状態のブックエンド1が、舌片3が手前側に位置するようにして使用される。
示すように、直立板部2が本Bによってほぼ隠れるが、舌片3が本Bの間から突出する。こ
のため、舌片3を目印として、ブックエンド1の配置場所を容易に認識することができる。よって、誤ってブックエンド1の配置場所に書籍を差し込むのを防ぐことができる。また、第3脚部6が略L字状に形成されているため、ブックエンド1に本Bが寄りかかっても、ブックエンド1が奥側に転倒しない。
また、ブックエンド1は略矩形状の平板の一部を切り起こすことにより形成されるので、ブックエンド1を容易に形成することができる。よって、簡素な構成でありながら安定性を高めることができる。
また、第1脚部4の奥側の辺と先端部62の奥側の辺とが同一の直線L3上に位置しているため、ブックエンド1の安定性がより一層向上する。
たとえば、ブックエンド1に設けられる脚部の本数は、複数本であればよく4本に限られない。
また、第3脚部6は、平面視において先端部62が直立板部2と直交する方向に対して交差する方向に延びていればよく、その形状は略L字状に限られない。たとえば、奥方向に向かって屈曲した形状や湾曲した形状であってもよい。
また、ブックエンド1は、平面視においてその先端部分が奥方向に延びている脚部を複数本備えていてもよい。
また、ブックエンド1は、木材やプラスチックにより構成されていてもよい。
2 直立板部
3 舌片
4 第1脚部
5 第2脚部
6 第3脚部
7 第4脚部
62 先端部
Claims (3)
- 鉛直面上に拡がる直立板部と、当該直立板部の下縁部から水平方向に延びる複数の脚部と、が一枚板から形成されたブックエンドであって、
略矩形状の平板の一部を切り起こすことにより上記直立板部および上記脚部を一体的に形成し、
上記複数の脚部は、上記直立板部の板面と直交する方向に延び出ており、かつ、平面視において上記直立板部を挟んで千鳥配列しており、
最奥の脚部に対して反対側に切り起こされた次の脚部は、平面視において略L字状に形成されていることを特徴とするブックエンド。 - 上記最奥の脚部の奥側の辺と上記略L字状に形成された脚部の奥側の辺とは、同一直線上に位置していることを特徴とする請求項1に記載のブックエンド。
- 上記直立板部の手前の鉛直辺に舌片を設けたとことを特徴とする請求項1または2に記載のブックエンド。
Priority Applications (1)
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JP2005125100A JP3919793B2 (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | ブックエンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005125100A JP3919793B2 (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | ブックエンド |
Publications (2)
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JP2006296849A JP2006296849A (ja) | 2006-11-02 |
JP3919793B2 true JP3919793B2 (ja) | 2007-05-30 |
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ID=37465661
Family Applications (1)
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JP2005125100A Expired - Fee Related JP3919793B2 (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | ブックエンド |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3919793B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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US10152902B2 (en) * | 2014-05-20 | 2018-12-11 | Daniel Irwin Stusser | Card that stands perpendicular to a horizontal surface |
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2005
- 2005-04-22 JP JP2005125100A patent/JP3919793B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006296849A (ja) | 2006-11-02 |
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