JP2018023750A - 収納装置 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、下記特許文献1には、箱体の間口方向中央部に前後方向に延びるように設けられたレール部と、収納体の収納状態における間口方向中央部に設けられ、レール部にガイドされるガイドローラーと、を備えた収納装置が開示されている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、設置された収納装置に開口側において対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。また、収納装置の収納体が図1〜図3に示すように箱体に収納された状態を基準として、同方向を原則的に説明する。
本実施形態に係る収納装置1は、図1〜図3に示すように、前後反転可能なように、収納体10を上下方向に沿う軸18,19回りに回転可能にかつ前後方向(収納奥行方向)に移動可能にガイドする上下の回転機構部20,21を備えている。また、この収納装置としての回転収納装置1は、これら上下の回転機構部20,21を、前方に開口する箱体2に設けた構成とされている。
この回転収納装置1は、靴等を収納する玄関収納装置として玄関土間や玄関フロアー等に設置されるものでもよい。また、当該回転収納装置1は、後記するように、収納体としての回転収納体10を下荷重型で保持する構成とされているので、上吊型と比べて高耐荷重となり、例えば、食器や食材、飲料品等を収納するパントリー状の収納庫としてキッチン等に設置されるものでもよい。また、当該回転収納装置1は、種々のディスク状の記録媒体や、書籍等を収納するラック状の収納庫としてリビング等に設置されるものでもよい。また、回転収納装置1は、このような住居内に設置されるものに限られず、種々の建物内に設置されるものでもよい。
なお、これら各面部3,4,5,6,6は、板材からなるものとしてもよく、また、箱体2は、木質系材料や金属系材料、合成樹脂系材料等から形成されたものとしてもよい。
また、箱体2の前方開口を開閉する扉を設けてもよい。また、回転収納体10の収納空間の上側や下側等に更に他の収納空間を設けた態様としてもよい。この場合は、横仕切板等によって上下の収納空間を区画するようにしてもよい。また、箱体2は、少なくとも前方に開口したものであればよく、前後両側に開口したものでもよい。また、図例では、底面部4を、両側の側面部6,6の下端よりも上側に位置するように上底状に設け、その下面側の間口方向(左右方向)中央部に、前後方向に延びる桟材を設けた例を示している。
枠体11は、上枠部12と下枠部13と左右一対の縦枠部14,14とを備えている。
この枠体11は、図2及び図3に示すように、回転収納体10が箱体2に収納された状態で、箱体2内の前後方向略中央部に配置される。
なお、この枠体11は、例えば、金属系材料等の剛性材料から形成されたものとしてもよい。
また、両側の縦枠部14,14の上端部に、上枠部12の長手方向両端部が固定され、両側の縦枠部14,14の下端部に、下枠部13の長手方向両端部が固定されている。
なお、これら上枠部12、下枠部13及び両側の縦枠部14,14からなる枠体11は、一体的に形成されたものでもよく、各枠部12,13,14,14の端部を適宜、ねじ等の止具や溶接等によって連結して形成されたものでもよい。
また、これら両側の縦枠部14,14間に、架け渡すように収納部16が設けられる。
この収納部16は、幅方向(間口方向)両側端部が両側の縦枠部14,14に適宜の固定具によって固定されたものでもよく、または、両側の縦枠部14,14に対して着脱可能に取り付けられる構成とされたものでもよい。図例では、両側の縦枠部14,14の互いに対向する内側面側に、収納部16の幅方向両側端部をそれぞれに保持する保持具を着脱可能に保持する係合保持部としての差込穴15を、上下方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けた例を示している。このような構成とすれば、収納部16の個数や配設する高さ位置を変更することができる。
なお、図例では、上方側に向けて開口する薄型網籠状の収納部16及び薄型箱状の収納部16を上下の複数箇所に設けた例を示しているが、このような態様に限られない。平板状(棚板状)やトレー状、ボトル収納ラック状とされたものや、さらには棒状の引掛け部材等、被収納物の種類等に応じて種々の形状とされた収納部16の採用が可能である。また、当該回転収納装置1に収納される被収納物としては、靴等の履物や、衣類、傘、帽子等でもよく、その他、書籍や、装飾品、食器、食料品、ボトル、調味料、各種ディスク等の記録媒体等でもよい。
また、図例では、平面視して四隅を切除したような略八角形状とされた収納部16を例示しているが、このような態様に限られない。例えば、平面視した状態における四隅部にC面取り状やR面取り状の面取り部を設けた収納部16としてもよい。
なお、収納部16を保持する収納本体としては、上記のような枠体11に限られない。例えば、収納空間を前後に区分するような板状とされたものや、上下方向に沿う軸18,19と略同軸状とされた上下に延びる棒状とされたもの、収納状態において前後両側に開口する収納部を一体的に設けたもの等、種々の形状とされた収納本体11でもよい。
また、これら上下の中央ガイド体25,30は、収納状態における回転収納体10の間口方向中央部の上下両端部のそれぞれに設けられている。また、これら上下の中央ガイド体25,30は、当該回転収納体10の軸18,19の上下両側に位置するように設けられている。本実施形態では、図2に示すように、これら上下の中央ガイド体25,30のそれぞれに、前後方向に間隔を空けて複数のガイドローラー26,26,36,36を設けた構成としている。また、図5に示すように、上下のレール部40,45の両側の内側壁43,43,48,48のそれぞれに当接されるようにガイドローラー26,26,36,36を間口方向両側に設けた構成としている。
ガイド溝41は、下方側に向けて開口するように設けられ、下方側に向く溝底42と間口方向両側の内側壁43,43とによって区画されている。本実施形態では、この上側レール部40の内側壁43,43に、上下方向の一方側となる下方側に向かうに従い拡開するように傾斜する傾斜面43,43を設けた構成としている。つまり、ガイド溝41の溝幅が下方側に向かうに従い幅広になるように傾斜面43,43を設けた構成としている。また、この上側レール部40の内側壁43,43の略全体を、下方側に向かうに従い拡開するように傾斜する傾斜面43,43としている。
また、図例では、上側レール部40の両側の内側壁43,43の下端部に、互いに向き合う方向に突出するように突出片部を設けた例を示している。
また、図1及び図2に示すように、上側レール部40の前方側開口を覆う前端カバー44を設けた構成としている。
なお、この上側レール部40のガイド溝41の後端部等に、収納状態とされた回転収納体10の上端側の更なる後方側への移動を抑止するストッパー部や、上端側中央ガイド体25が当接される緩衝部材等を設けた構成としてもよい。
また、この保持部材27には、複数のガイドローラー26,26のそれぞれを回転自在に保持するローラー軸27a,27aが設けられている。本実施形態では、この保持部材27の前後左右(四隅)のそれぞれに、それぞれがガイドローラー26,26,26,26を回転自在に保持するローラー軸27a,27a,27a,27aを設けた構成としている。つまり、本実施形態では、上端側中央ガイド体25に、4つのガイドローラー26,26,26,26を設けた構成としている。また、これらローラー軸27a,27a,27a,27aを、軸方向を上下方向に沿わせるように、保持部材27の上面から上方側に向けて突出させた構成としている。
なお、各ガイドローラー26,26,26,26は、保持部材27に固定的に設けられたローラー軸27a,27a,27a,27aに固定された内輪に対して外輪が回転自在とされた金属製等の軸受部を含んだ構成とされたものでもよい。このようなガイドローラー26としては、外周面が低摩擦性の構成とされたものが好ましい。例えば、このようなガイドローラー26としては、金属製の外輪が外周面を構成するものでもよく、または外輪の外周側が樹脂等で被覆されたベアリングローラー等でもよい。この場合は、ガイドローラー26の外周側を、摺動性の良好なポリアセタール(POM)等の樹脂や、合成樹脂系材料に油を含有させた含油POMなどの含油プラスチックから形成されたものとしてもよい。
なお、付勢機構29としては、上記のような圧縮コイルばねに限られず、引張コイルばねや、トーションばね、板ばね等、その他、種々のばね部材としてもよい。また、上記した連結軸28の上端部には、連結軸28からの保持部材27の上方側への抜けを抑止する鍔状の抜止部28aが設けられている。
ガイド溝46は、上方側に向けて開口するように設けられ、上方側に向く溝底47と間口方向両側の内側壁48,48とによって区画されている。また、これら内側壁48,48の上端部に、上下方向の一方側となる上方側に向かうに従い拡開するように傾斜する傾斜面48a,48aを設けた構成としている。つまり、ガイド溝46の溝幅が上方側に向かうに従い幅広になるように傾斜面48a,48aを設けた構成としている。これら傾斜面48a,48aの傾斜角度は、上側レール部40と同様とされている。
本実施形態では、この下端側中央ガイド体30に、上記と概ね同様、複数のガイドローラー36,36を回転自在に保持し、かつ付勢機構39によって付勢される保持部材37を設けた構成としている。
また、本実施形態では、この下端側中央ガイド体30に、ガイド溝46の溝底47上を転動する転動体31A,31B,31Bを設けた構成としている。また、下端側中央ガイド体30に、転動体31A,31B,31Bを回転自在に保持する下端保持部材34を設けた構成としている。また、この下端保持部材34に対して下端側軸19の軸受部23を固定的に設けた構成としている。また、この下端保持部材34に、複数のガイドローラー36,36を回転自在に保持する保持部材37に設けられた保持孔37bに挿通された連結軸38を設けた構成としている。なお、上記と概ね同様、下端保持部材34に対して下端側軸19を固定的に設け、下枠部13に下端側軸19を回転自在に保持する軸受部等を設けた態様としてもよい。
また、この保持部材37の前後左右(四隅)のそれぞれには、上記と概ね同様、それぞれがガイドローラー36,36,36,36を回転自在に保持するローラー軸37a,37a,37a,37aが設けられている。これらローラー軸37a,37a,37a,37aは、軸方向を上下方向に沿わせるように、保持部材37の上面から上方側に向けて突出するように設けられている。
また、本実施形態では、これら複数の転動体31A,31B,31Bを、間口方向に軸方向を沿わせたローラー軸31Aa,31Ba回りに回転自在とされたローラー状としている(図4(a)及び図6(b)も参照)。これらローラー軸31Aa,31Baは、下端保持部材34の両側の側壁部に架け渡されるように保持されている。また、これら転動体31A,31B,31Bは、互いに同寸同形状(同径状)とされている。
これら転動体31A,31B,31Bの外周面は、上記同様、金属製の外輪31cによって構成されたものでもよく、外輪31cを被覆するように外周側に設けられた樹脂等によって構成されたものでもよい。これら転動体31A,31B,31Bの軸受部は、内輪31bと外輪31cとの間に、保持器(リテーナ)に保持された複数の玉や円筒ころを介在させた転がり軸受とされている。また、これら転動体31A,31B,31Bの軸受部の内輪31bと外輪31cとの間には、グリース等の適宜の潤滑剤が封入され、軸受部の軸方向両側には内側空間を密封するように適宜の密封部材(シール部材)が設けられている。
これら吸着体32,32は、各ローラー軸31Aa,31Baが挿通される開口が設けられたリング状とされている。また、これら吸着体32,32は、ローラー軸31Aa,31Ba方向に沿う寸法が比較的に小とされた略円盤シート状(マット状)とされている。また、これら吸着体32,32としては、毛細管現象を利用した吸水性を有するフェルト(織フェルト)状のものや連続気泡状の多孔質状のもの(スポンジ)等、どのようなものでもよい。
また、各転動体31A,31B,31Bの軸受部の軸方向両側には、両側の吸着体32,32を保持する受部材33,33が設けられている。これら受部材33,33は、各ローラー軸31Aa,31Baが挿通される開口が設けられたリング状とされている。
なお、回転収納体10及びこれに収納された被収納物の荷重を受ける下端側中央ガイド体30の転動体31A,31B,31Bとしては、上記のような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。例えば、各転動体31A,31B,31Bの軸受部の軸方向両側に上記のような受部材33,33や吸着体32,32を設けていないものとしてもよい。また、転動体31A,31B,31Bを、ローラー状とした態様に代えて、ボール(球体)状とされたものとしてもよい。また、3つの転動体31A,31B,31Bを設けた態様に代えて、4つ以上または2つ以下の転動体31A,31B,31Bを設けた態様としてもよい。
また、移動抑制部49,49を下側レール部45に設けた態様に代えて、または加えて、上側レール部40に設けた構成としてもよい。この場合は、上端側中央ガイド体25の適所に係合部を設けた態様としてもよい。
上下の側部ガイド体24,24は、本実施形態では、互いに同様の構成とされている。これら側部ガイド体24,24は、平面視して互いに一致する位置となるように設けられている。これら側部ガイド体24,24は、後記するように、回転収納体10が上下の回転機構部20,21にガイドされて回転する際に、回転収納体10の上下の軸18,19を円心とする略円弧上を移動する構成とされている。
これら側部ガイドローラー24,24のローラー軸24a,24aは、互いに同軸状に設けられ、上枠部12及び下枠部13に、それぞれ上下方向外方側に向けて突出するように設けられている。なお、側部ガイドローラー24,24を、上枠部12及び下枠部13に固定されたローラー軸24a,24aに回転自在に保持させた態様に代えて、上枠部12及び下枠部13に、ローラー軸24a,24aを回転自在に保持する軸受部を設けた態様としてもよい。また、このような回転自在とされたものに代えて、ピン状やブロック状とされた側部ガイド体24,24としてもよい。
この湾曲ガイド溝51は、溝長手方向に見て略矩形状とされた略矩形溝状とされ、全長に亘って溝幅及び溝深さが略一様な寸法とされている(図4(a)参照)。また、この湾曲ガイド溝51の溝幅寸法は、上記した側部ガイドローラー24の外径に応じた寸法とされている。つまり、湾曲ガイド溝51の溝幅寸法を、側部ガイドローラー24の外周面が一方の溝側壁に当接して転動するように両溝側壁に僅かなクリアランスを隔てて近接対面するような寸法としている。なお、図例では、側部ガイドローラー24の一部を湾曲ガイド溝51外に露出させた態様としているが、側部ガイドローラー24の全体を湾曲ガイド溝51に収容させた態様としてもよい。
この湾曲溝部52は、図7(a)〜(c)に示すように、回転収納体10が回転される際に、最前方位置とされた状態の回転収納体10の上下の軸18,19を円心とする略円弧状とされている。この湾曲溝部52の中心角や曲率半径は、収納空間の奥行寸法や間口寸法、回転収納体10の収納部16の平面視形状等に応じて、回転収納体10が回転される際に箱体2に接触しないように、適宜、設定するようにすればよい。この湾曲溝部52の中心角は、例えば、60°〜120°程度としてもよい。また、この湾曲溝部52の曲率半径は、例えば、収納空間(回転収納体10)の奥行寸法に対する間口寸法の比が大きくなるに従い大きくするようにしてもよい。
これら両側の直線溝部53,53に、回転収納体10を収納させた状態並びに回転収納体10を回転させる際の初期及び終期の状態で、側部ガイドローラー24が位置する(図3及び図7(d)参照)。
上記構成とされた回転収納装置1は、図3及び図7に示すように、以下のように回転収納体10が回転されて前後反転される。
つまり、前後反転可能なように、回転収納体10を上下方向に沿う軸18,19回りに回転可能にかつ前後方向に移動可能にガイドする上下の回転機構部20,21を前方に開口する箱体2に設けた構成としている。従って、回転収納体10に効率的に被収納物を収納させたり、回転収納体10を回転させることで、被収納物を取り出し易くしたりすることができる。また、回転収納体10を、箱体2に対して前後方向に移動させながら上下方向に沿う軸18,19回りに回転させることができる。これにより、回転収納体10を回転させる際に、回転収納体10が箱体2に収納された状態よりも後方側に突出するようなことを防止することができる。つまり、箱体2に収納された状態の回転収納体10の奥側に必要となる回転収納体10の回転用の空間を小さくすることができ、回転収納体10の収納部16の奥行寸法を確保しながらも箱体2の奥行寸法を効率的に小さくすることができる。
また、本実施形態では、前後方向に間隔を空けて複数のガイドローラー26,26,36,36を設けた構成としている。従って、単一のガイドローラー26,36を設けたものと比べて、回転収納体10を安定的に前後方向に移動させることができる。
また、本実施形態では、レール部40,45の両側の内側壁(傾斜面)43,48(48a)のそれぞれに当接されるように間口方向両側にガイドローラー26,26,36,36を設けた構成としている。従って、間口方向一方の内側壁(傾斜面)43,48(48a)のみに当接されるガイドローラー26,36を設けたものと比べて、上下の回転機構部20,21の少なくとも一方側におけるがたつきやこれによる異音の発生をより効果的に抑制することができる。また、回転収納体10をより円滑にかつ安定的に前後方向に移動させることができる。
図8は、第2実施形態に係る収納装置としての回転収納装置の一例を模式的に示す図である。
なお、上記した第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態では、上下の中央ガイド体25A,30Aの各ガイドローラー26,36のローラー軸27Aa,37Aa方向を、上下のレール部40,45の内側壁43,48の傾斜面43,48aに平行状に設けた構成としている。つまり、各ガイドローラー26,36のローラー軸27Aa,37Aa方向を、前後方向に見て、傾斜面43,48aに平行状となるように傾斜状に設けた構成としている。また、本実施形態においても、間口方向両側に各ガイドローラー26,26,36,36を設けた構成としている。また、これら間口方向両側のガイドローラー26,26,36,36のローラー軸27Aa,27Aa,37Aa,37Aa方向を、対応する傾斜面43,43,48a,48aに平行状となるように傾斜状としている。これらガイドローラー26,26,36,36のローラー軸27Aa,27Aa,37Aa,37Aaは、前後方向に見て、対応する傾斜面43,43,48a,48aに平行状であればよく、間口方向に見て、上下方向に沿う方向や上下方向に対して傾斜状とされていてもよい。
図9及び図10は、第3実施形態に係る収納装置としての回転収納装置の一例を模式的に示す図である。
なお、上記した各実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態では、間口方向一方側に前後方向に間隔を空けて2つのガイドローラー26,26を設け、間口方向他方側に、前後方向でこれら2つのガイドローラーの間に位置するように1つのガイドローラー26を設けた構成としている。つまり、本実施形態では、上端側中央ガイド体25Bに、3つのガイドローラー26,26,26を設けた構成としている。これら3つのガイドローラー26,26,26は、平面視して(上下方向に沿う方向に見て)、三角形の頂点にそれぞれが位置するように設けられている。
また、本実施形態では、図10(a)、(b)に示すように、上端側中央ガイド体25Bに、保持部材27Aの保持孔27bに連通される保持孔25bが設けられた軸挿通部25aを設けた構成としている。この軸挿通部25aは、プレート状とされた保持部材27Aの厚さ方向一方側に固定されており、図例では、ブロック状とされている。また、この軸挿通部25aの保持孔25bは、保持部材27Aの保持孔27bと略同径状とされ、連結軸28の外径に応じた径とされている。また、この軸挿通部25aの保持孔25b及び保持部材27Aの保持孔27bに連結軸28が挿通され、保持部材27Aが連結軸28の軸方向に沿って移動自在に保持されている。
また、上記各実施形態では、複数のガイドローラー26,26,36,36を回転自在に保持する保持部材27,27A,37,37Aを付勢する付勢機構29,39を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。複数のガイドローラー26,26,36,36のそれぞれを付勢する付勢機構29,39を設けた態様としてもよい。
また、上記各実施形態では、上下のレール部40,45に傾斜面43,43,48a,48aを設けた例を示しているが、このような傾斜面43,43,48a,48aを設けていない構成としてもよい。この場合は、付勢機構29,39等を適宜、変形するようにすればよい。
また、上記各実施形態では、下側回転機構部21,21Aの下側レール部45が回転収納体10の荷重を受ける下荷重型とした例を示しているが、上側レール部40によって回転収納体10を吊り下げるように保持する上吊型としてもよい。この場合は、間口方向に振れ易くなる少なくとも下側回転機構部21,21Aを上記各実施形態のような構成としてもよい。また、この場合は、上下の回転機構部20,20A,20B,21,21Aの各部を必要に応じて変形するようにすればよい。
2 箱体
10 回転収納体(収納体)
18 上端側軸(上下方向に沿う軸)
19 下端側軸(上下方向に沿う軸)
20,20A,20B 上側回転機構部(回転機構部)
21,21A 下側回転機構部(回転機構部)
26,36 ガイドローラー
27,27A,37,37A 保持部材
27Aa,37Aa ローラー軸(ガイドローラーの軸)
29,39 付勢機構
40 上側レール部(レール部)
43 内側壁(傾斜面)
45 下側レール部(レール部)
48 内側壁
48a 傾斜面
Claims (7)
- 前後反転可能なように、収納体を上下方向に沿う軸回りに回転可能にかつ前後方向に移動可能にガイドする上下の回転機構部を前方に開口する箱体に設けた収納装置であって、
前記上下の回転機構部のうちの少なくとも一方は、前記箱体の間口方向中央部に前後方向に延びるように設けられたレール部と、前記収納体の収納状態における間口方向中央部に設けられ、前記レール部にガイドされるガイドローラーと、該ガイドローラーを前記レール部の内側壁に押し付けるように付勢する付勢機構と、を備えていることを特徴とする収納装置。 - 請求項1において、
前後方向に間隔を空けて複数の前記ガイドローラーを設けたことを特徴とする収納装置。 - 請求項1または2において、
前記レール部の両側の内側壁のそれぞれに当接されるように前記ガイドローラーを間口方向両側に設けたことを特徴とする収納装置。 - 請求項3において、
間口方向一方側に前後方向に間隔を空けて2つの前記ガイドローラーを設け、間口方向他方側に、前後方向でこれら2つのガイドローラーの間に位置するように1つの前記ガイドローラーを設けたことを特徴とする収納装置。 - 請求項3または4において、
前記レール部の両側の内側壁には、上下方向の一方側に向かうに従い拡開するように傾斜する傾斜面が設けられており、
前記付勢機構は、間口方向両側の各ガイドローラーが各内側壁の傾斜面に押し付けられるように、上下方向の他方側に向けて各ガイドローラーを付勢する構成とされていることを特徴とする収納装置。 - 請求項5において、
前記間口方向両側の各ガイドローラーの軸方向を、各内側壁の傾斜面に平行状に設けたことを特徴とする収納装置。 - 請求項2乃至6のいずれか1項において、
前記複数のガイドローラーを回転自在に保持する保持部材を備えており、
前記付勢機構は、前記複数のガイドローラーが前記レール部の内側壁に押し付けられるように、前記保持部材を付勢する構成とされていることを特徴とする収納装置。
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