JP2000064466A - 間仕切り装置 - Google Patents

間仕切り装置

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JP2000064466A
JP2000064466A JP10236984A JP23698498A JP2000064466A JP 2000064466 A JP2000064466 A JP 2000064466A JP 10236984 A JP10236984 A JP 10236984A JP 23698498 A JP23698498 A JP 23698498A JP 2000064466 A JP2000064466 A JP 2000064466A
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JP
Japan
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hanger rail
runner
rolling wheels
base
support
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Pending
Application number
JP10236984A
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English (en)
Inventor
Seiichi Goto
誠一 後藤
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Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd filed Critical Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10236984A priority Critical patent/JP2000064466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先頭ランナーに吊下支持された操作框を操作す
ることにより、可撓性を備えた間仕切り材の引き出し及
び畳み込みを行う間仕切り装置において、ハンガーレー
ルの高さ寸法を削減し、かつ操作框を傾動させることな
く同操作框の移動操作を行い得る間仕切り装置を提供す
る。 【解決手段】先頭ランナー13は、複数の転動輪26a
〜26dをランナーベース24a,24b,31,34
に対し水平方向に回転可能に支持するとともに、該転動
輪26a〜26dを先頭ランナー13の進行方向に対し
前後方向に位置させ、ハンガーレール11には転動輪2
6a〜26dを該ハンガーレール11の長手方向に沿っ
て案内するとともに、該転動輪を上下方向に移動不能に
支持する案内部30a,30bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジグザグ状に折
り畳み可能としたプリーツ生地等の可撓性を有する間仕
切り材を使用し、操作框の操作により間仕切り材の引き
出し操作あるいは畳み込み操作を行う間仕切り装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリーツ生地を使用した簡易間仕
切りは、ハンガーレールの一端側に固定框が配設され、
そのハンガーレールには先頭ランナーを介して操作框が
移動可能に支持されている。
【0003】前記固定框にはジグザグ状に折り畳み可能
としたプリーツ生地の基端縁が取着され、前記操作框に
はそのプリーツ生地の先端縁が取着されている。また、
ハンガーレールには複数の中間ランナーが移動可能に支
持されるとともに、プリーツ生地の上縁には複数の吊下
げ部材が等間隔に取着されている。そして、その吊下げ
部材が中間ランナーに吊下支持されている。
【0004】前記先頭ランナーは、図7に示すように、
ランナーベース1に対し回転軸が水平方向に支持され、
その回転軸に対し転動輪2がラジアルベアリングを介し
て回転可能に支持される。また、前記ランナーベース1
に操作框3が吊下支持される。
【0005】そして、操作框3をハンガーレール4に沿
って引き出せば、プリーツ生地が引き出されて室内空間
が適宜に区画され、操作框3を固定框に向かって移動さ
せると、プリーツ生地が固定框近傍に畳み込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような簡易間仕
切りの先頭ランナーでは、ラジアルベアリングで支持さ
れた転動輪2がハンガーレール4内で垂直方向に回転さ
れるため、ハンガーレール4の高さとして、転動輪2の
直径以上の寸法が必要となる。従って、ハンガーレール
4の高さ寸法が大きくなるため、同ハンガーレール4の
取付に要するスペースが大きくなるという問題点があ
る。
【0007】また、ラジアルベアリングを小径化するこ
とにより、転動輪2を小径化すれば、ハンガーレール4
の高さを低くすることはできる。しかし、ラジアルベア
リングを小型化すると、強度が低下するとともに、コス
トも上昇するという問題点がある。
【0008】一方、上記のような先頭ランナーでは、ラ
ンナーベース1が転動輪2に対し相対回動可能であるた
め、そのランナーベース1に吊下支持された操作框3
は、ランナーベース1に支持された回転軸を支点として
ハンガーレール4に沿って回動可能である。
【0009】従って、プリーツ生地の引き出し操作時あ
るいは畳み込み操作時に、操作框3がプリーツ生地の引
き出し方向あるいは畳み込み方向に傾動してしまい、そ
の操作が煩雑となるという問題点がある。
【0010】この発明の目的は、先頭ランナーに吊下支
持された操作框を操作することにより、可撓性を備えた
間仕切り材の引き出し及び畳み込みを行う間仕切り装置
において、ハンガーレールの高さ寸法を削減し、かつ操
作框を傾動させることなく同操作框の移動操作を行い得
る間仕切り装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1では、ハンガー
レールに先頭ランナーを移動可能に支持し、前記先頭ラ
ンナーから操作框を吊下支持し、その操作框をハンガー
レールに沿って移動操作することにより、可撓性を備え
た間仕切り材をハンガーレールに沿って引き出しあるい
は畳み込み可能とした間仕切り装置において、前記先頭
ランナーは、複数の転動輪をランナーベースに対し水平
方向に回転可能に支持するとともに、該転動輪を先頭ラ
ンナーの進行方向に対し前後方向に位置させ、前記ハン
ガーレールには前記転動輪を該ハンガーレールの長手方
向に沿って案内するとともに、該転動輪を上下方向に移
動不能に支持する案内部を設けた。
【0012】請求項2では、4個の前記転動輪を前記ラ
ンナーベースに回転可能に支持するとともに、前記ハン
ガーレールの内側面に向かって移動可能に支持し、前記
ハンガーレールの両内側面に前記案内部を形成し、前記
転動輪を付勢手段で2個ずつ前記案内部に圧接した。
【0013】請求項3では、前記ランナーベースは、一
対のベースアームの中央部に支軸を嵌挿して該ベースア
ームを互いに回転可能に連結し、前記ベースアームの先
端にそれぞれ転動輪を回転可能に支持し、前記ベースア
ーム間には該ベースアームの先端部を前記ハンガーレー
ルの内側面に向かって付勢する捩じりコイルスプリング
を配設して、各ベースアーム先端の転動輪を前記案内部
に圧接した。
【0014】請求項4では、前記ランナーベースは、前
記転動輪を前記案内部に向かって移動可能に支持するベ
ースプレートで構成し、前記ベースプレートには前記転
動輪を前記案内部に圧接するコイルスプリングを配設し
た。
【0015】請求項5では、前記案内部は、前記ハンガ
ーレールの内側面に支持溝を設けて構成し、前記支持溝
は底面に向かって幅狭となるように側面を斜面とし、前
記斜面に前記転動輪の外周縁を圧接した。
【0016】請求項6では、前記転動輪は、前記ランナ
ーベースに対しラジアルベアリングを介して回転可能に
支持した。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示す簡易間仕
切りは、天井面等にハンガーレール11が固定され、そ
のハンガーレール11の一端位置において、壁面等に固
定框12が固定されている。
【0018】前記ハンガーレール11には、一個の先頭
ランナー13と、例えば5個の中間ランナー14a〜1
4eが移動可能に支持されている。前記先頭ランナー1
3には吊下部材13aを介して操作框15が吊下支持さ
れている。従って、操作框15はハンガーレール11に
沿って移動可能に支持されている。
【0019】前記固定框12と操作框15の間にはプリ
ーツ生地16が配設されている。すなわち、プリーツ生
地16は不織布等にプリーツ(折り目)が形成されて、
ジグザグ状に折り畳み可能に構成され、その基端縁が前
記固定框12に取着され、先端縁が前記操作框15に取
着されている。
【0020】従って、操作框15をハンガーレール11
に沿って固定框12から離れる方向に移動させると、操
作框15とともにプリーツ生地16が引き出され、操作
框15を固定框12に向かって移動させると、プリーツ
生地16が固定框12側に畳み込まれる。
【0021】前記ハンガーレール11内には、前記中間
ランナー14a〜14eの最大間隔を設定するための間
隔保持コード17が張設され、その間隔保持コード17
には大きさの異なる係止球18a〜18eが所定間隔毎
に固着されている。また、前記係止球18a〜18e
は、固定框12から操作框15に向かってその径が順次
大きくなるように形成されている。
【0022】前記中間ランナー14a〜14eには、前
記間隔保持コード17を挿通するための挿通孔19a〜
19eがそれぞれ形成されている。中間ランナー14a
に形成された挿通孔19aは間隔保持コード17のみを
挿通可能とし、係止球18a〜18eを挿通不能とする
径で形成される。
【0023】中間ランナー14bに形成された挿通孔1
9bは、係止球18aを挿通可能とし、係止球18b〜
18eを挿通不能とする径で形成される。中間ランナー
14cに形成された挿通孔19cは、係止球18a,1
8bを挿通可能とし、係止球18c〜18eを挿通不能
とする径で形成される。
【0024】中間ランナー14dに形成された挿通孔1
9dは、係止球18a,18b,18cを挿通可能と
し、係止球18d,18eを挿通不能とする径で形成さ
れる。中間ランナー14eに形成された挿通孔19e
は、係止球18a〜18dを挿通可能とし、係止球18
eを挿通不能とする径で形成される。
【0025】前記プリーツ生地16の上部及び下部に
は、そのプリーツ生地16を上下方向に支持するための
支持コード20a,20bが水平方向に挿通されてい
る。前記支持コード20aは、その一端側が操作框15
内に案内され、同操作框15内で上下方向に伸縮可能に
支持されたコイルスプリング21の端部に取着されてい
る。
【0026】前記支持コード20aの他端側は、固定框
12内に支持された案内ローラ22aを介して上方へ案
内され、ハンガーレール11内に配設された案内ローラ
22bを介してハンガーレール11の他端側へ案内さ
れ、ハンガーレール11の他端に配設された案内ローラ
22cを介して先頭ランナー13に接続されている。
【0027】前記支持コード20bは、その一端側が操
作框15内に案内され、支持コード20aと同様に、操
作框15内で上下方向に伸縮可能に支持されたコイルス
プリング(図示しない)の端部に取着されている。
【0028】前記支持コード20bの他端側は、固定框
12内に支持された案内ローラ22dを介して上方へ案
内され、支持コード20aと同様に、案内ローラ22
b,22cを介して先頭ランナー13に接続されてい
る。
【0029】従って、支持コード20aはコイルスプリ
ング21の付勢力で緊張されるとともに、支持コード2
0bもコイルスプリングの付勢力で緊張され、その支持
コード20a,20bでプリーツ生地16が上下方向に
支持されている。
【0030】また、操作框15を固定框12から離間す
る方向に移動させると、プリーツ生地16に挿通されて
いる部分の支持コード20a,20bが、プリーツ生地
16に対し操作框15の移動方向と同方向、すなわち矢
印A方向に移動し、操作框15を固定框12に近づく方
向に移動させると、プリーツ生地16に挿通されている
部分の支持コード20a,20bが、プリーツ生地16
に対し矢印B方向に移動するようになっている。
【0031】前記中間ランナー14a〜14eには、薄
板状のコード支持具23がそれぞれ吊下支持され、その
コード支持具23の下端部に前記支持コード20aが挿
通されている。
【0032】すなわち、各コード支持具23の下端部に
は支持コード20aを挿通し得る挿通孔が形成され、そ
の挿通孔は割溝によりコード支持具23の端縁に開口さ
れ、支持コード20aはその割溝を経て挿通孔内に挿通
されている。そして、各コード支持具23は、プリーツ
生地15の各プリーツ間に配設されている。
【0033】前記コード支持具23は、プリーツ生地1
6の重量による支持コード20aの弛みを防止するもの
であり、プリーツ生地16の重量が支持コード20aを
介してコード支持具23に作用している。
【0034】従って、支持コード20aがプリーツ生地
16に対し移動しようとすると、各中間ランナー14a
〜14eが対応する係止球18a〜18eに係合してそ
の移動が阻止されるまでの範囲で、コード支持具23と
支持コード20aとの摩擦により、コード支持具23が
支持コード20aとともに移動し、コード支持具23の
移動にともなって中間ランナー14a〜14eが移動す
る。
【0035】前記ハンガーレール11に移動可能に支持
される先頭ランナー13の具体的構成を図2〜図4に従
って説明すると、先頭ランナー13は一対のベースアー
ム24a,24bの中央部に支軸25が回転可能に嵌挿
され、その支軸25が前記吊下部材13aの上端部に嵌
着固定されている。従って、ベースアーム24a,24
bは、支軸25に回転可能に支持されている。
【0036】前記ベースアーム24a,24bの両端部
には、転動輪26a〜26dが回転可能に支持されてい
る。前記転動輪26a〜26dは、ベースアーム24
a,24bの両端部に設けられた軸27a〜27dに対
し、ラジアルベアリングを介して水平方向に回転可能に
支持されている。前記転動輪26a〜26dは、上下方
向に同一平面上で回転可能に支持されている。
【0037】前記支軸25の外周部には、捩じりコイル
スプリング28が巻装されている。前記捩じりコイルス
プリング28の一端28aは、支軸25の軸方向に折り
曲げられて、一方のベースアーム24aに形成された係
止孔29aに嵌着され、他端28bは、同じく支軸25
の軸方向に折り曲げられて、他方のベースアーム24b
に形成された係止孔29bに嵌着されている。
【0038】従って、ベースアーム24a,24bは捩
じりコイルスプリング28の付勢力により、その係止孔
29a,29bが互いに離間する方向に付勢され、この
結果各転動輪26a〜26dがハンガーレール11の内
側面に向かって付勢される。
【0039】前記ハンガーレール11の内側面には、底
面に向かって幅狭となる支持溝30a,30bが形成さ
れ、前記転動輪26a,26bは支持溝30a内に向か
って付勢され、前記転動輪26c,26dは支持溝30
b内に向かって付勢されている。
【0040】すると、転動輪26a,26bの外周縁が
支持溝30aの側面を構成する斜面に圧接され、転動輪
26c,26dが支持溝30b内の斜面に圧接されて、
転動輪26a〜26dが支持溝30a,30bに計8個
所で支持される。
【0041】従って、先頭ランナー13はハンガーレー
ル11の支持溝30a,30bに沿って移動可能にかつ
傾動不能に支持される。次に、上記のように構成された
簡易間仕切りの動作を説明する。
【0042】操作框15をハンガーレール11に沿って
固定框12に近接する位置まで移動させると、吊下部材
13aに押されたプリーツ生地16によってコード支持
具23が固定框12に向かって押し戻され、プリーツ生
地16とコード支持具23の移動にともなって中間ラン
ナー14eが固定框12に向かって押し戻される。そし
て、、中間ランナー14eの移動にともなって各中間ラ
ンナー14d〜14aが固定框12に向かって順次押し
戻される。
【0043】すると、先頭ランナー13及び各中間ラン
ナー14a〜14eは固定框12近傍に移動され、プリ
ーツ生地16が操作框15と固定框12との間に畳み込
まれる。
【0044】この状態から、操作框15を固定框12か
ら離間する方向、すなわち矢印A方向に移動させると、
プリーツ生地16に挿通される支持コード20a,20
bが矢印A方向に移動される。
【0045】すると、支持コード20aとコード支持具
23との摩擦により、コード支持具23が支持コード2
0aと同方向に移動され、これにともなって中間ランナ
ー14a〜14eが同方向に移動される。
【0046】中間ランナー14a〜14eの移動にとも
なって、まず中間ランナー14aが係止球18aに係合
してそれ以上の移動が阻止され、次いで中間ランナー1
4bが係止球18bに係合してそれ以上の移動が阻止さ
れる。そして、このようにして中間ランナー14c〜1
4eの移動が係止球18c〜18eにより順次阻止され
て、図1に示す状態となる。
【0047】この状態では、各中間ランナー14a〜1
4eは固定框12と操作框15との間で等間隔に支持さ
れる。すると、コード支持具23が等間隔に吊下支持さ
れるため、各コード支持具23間のプリーツの伸び具合
が均等に維持される。
【0048】上記のように構成された簡易間仕切りで
は、次に示す作用効果を得ることができる。 (1)操作框15をハンガーレール11に沿って移動さ
せることにより、プリーツ生地16の引き出し及び畳み
込みを行うことができる。 (2)操作框15を引き出すことにより、中間ランナー
14a〜14eを係止球18a〜18eに係合させて、
等間隔に引き出すことができる。 (3)先頭ランナー13は、その転動輪26a〜26d
がハンガーレール11の支持溝30a,30bに支持さ
れているので、ハンガーレール11に対し移動可能にか
つ傾動不能に支持される。従って、先頭ランナー13か
ら吊下部材13aを介して吊下支持される操作框15の
傾動を防止することができる。 (4)操作框15の操作時に、同操作框15の傾動を防
止することができるので、プリーツ生地16の引き出し
操作及び畳み込み操作を円滑にかつ容易に行うことがで
きる。 (5)ラジアルベアリングを使用した転動輪26a〜2
6dに対し、操作框15の荷重がスラスト方向に作用す
るが、各転動輪26a〜26dが捩じりコイルスプリン
グ28の付勢力により支持溝30a,30bに圧接され
ているので、スラスト方向の荷重をラジアル方向に分散
させることができる。従って、スラスト方向の荷重に対
するラジアルベアリングの強度を確保することができ
る。 (6)転動輪26a〜26dを水平方向に回転させるの
で、転動輪26a〜26dの直径に関わらず、先頭ラン
ナー13の高さ方向の寸法を小さくすることができる。
従って、ハンガーレール11の高さ寸法を小さくするこ
とができる。 (第二の実施の形態)図5は、この発明を具体化した先
頭ランナーの第二の実施の形態を示す。この実施の形態
は、転動輪26a〜26dを捩じりコイルスプリングに
代えてコイルスプリング31a〜31dで付勢する構成
としたものである。
【0049】すなわち、先頭ランナー13のベースプレ
ート31には転動輪26a〜26dの軸27a〜27d
を移動可能に支持する長孔32a〜32dが形成され、
その長孔32a〜32dはハンガーレール11の支持溝
30a,30bに対し斜め45度方向に形成されてい
る。
【0050】そして、各軸27a〜27dとベースプレ
ート31の中心部との間にはコイルスプリング33がそ
れぞれ配設されて、各軸27a〜27dが支持溝30
a,30bに向かって付勢されている。従って、各転動
輪26a〜26dは支持溝30a,30bに対し斜め4
5度方向に圧接されている。
【0051】このような構成により、上記実施の形態と
同様な作用効果を得ることができる。 (第三の実施の形態)図6は、この発明を具体化した先
頭ランナーの第三の実施の形態を示す。この実施の形態
は、前記第二の実施の形態に対し、転動輪26a〜26
dの付勢方向を変更したものである。
【0052】すなわち、先頭ランナー13のベースプレ
ート34には転動輪26a〜26dの軸27a〜27d
を移動可能に支持する長孔35a〜35dが形成され、
その長孔35a〜35dはハンガーレール11の支持溝
30a,30bに対し直角方向に形成されている。
【0053】そして、各軸27a〜27dとベースプレ
ート31の中心部との間にはコイルスプリング33がそ
れぞれ配設されて、各軸27a〜27dが支持溝30
a,30bに向かって付勢されている。従って、各転動
輪26a〜26dは支持溝30a,30bに対し直角方
向に圧接されている。このような構成により、上記実施
の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0054】なお、上記実施の形態は次のような構成と
することもできる。 ・前記転動輪26a〜26dを、ネベースアーム24
a,24bあるいはベースプレート31,34に対し、
スラストベアリングを介して回転可能に支持してもよ
い。 ・ハンガーレールの内側面に凸条を設け、転動輪の外周
面に例えばV字型の溝を設け、その溝を凸条に係合させ
て、転動輪をハンガーレールに沿って移動可能にかつ上
下方向に移動不能に支持するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は先頭ラ
ンナーに吊下支持された操作框を操作することにより、
可撓性を備えた間仕切り材の引き出し及び畳み込みを行
う間仕切り装置において、ハンガーレールの高さ寸法を
削減し、かつ操作框を傾動させることなく同操作框の移
動操作を行い得る先頭ランナーを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態の間仕切り装置を示す正面
図である。
【図2】 第一の実施の形態の先頭ランナーを示す正面
図である。
【図3】 第一の実施の形態の先頭ランナーを示す平面
図である。
【図4】 第一の実施の形態の先頭ランナーを示す側面
図である。
【図5】 第二の実施の形態の先頭ランナーを示す断面
図である。
【図6】 第三の実施の形態の先頭ランナーを示す断面
図である。
【図7】 従来の先頭ランナーを示す側面図である。
【符号の説明】
11 ハンガーレール 13 先頭ランナー 15 操作框 16 間仕切り材(プリーツ生地) 26a〜26d 転動輪 24a,24b ランナーベース(ベースアーム) 30a,30b 案内部(支持溝) 31,34 ランナーベース(ベースプレート)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガーレールに先頭ランナーを移動可
    能に支持し、前記先頭ランナーから操作框を吊下支持
    し、その操作框をハンガーレールに沿って移動操作する
    ことにより、可撓性を備えた間仕切り材をハンガーレー
    ルに沿って引き出しあるいは畳み込み可能とした間仕切
    り装置において、 前記先頭ランナーは、複数の転動輪をランナーベースに
    対し水平方向に回転可能に支持するとともに、該転動輪
    を先頭ランナーの進行方向に対し前後方向に位置させ、
    前記ハンガーレールには前記転動輪を該ハンガーレール
    の長手方向に沿って案内するとともに、該転動輪を上下
    方向に移動不能に支持する案内部を設けたことを特徴と
    する間仕切り装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも4個の前記転動輪を前記ラン
    ナーベースに回転可能に支持するとともに、前記ハンガ
    ーレールの内側面に向かって移動可能に支持し、前記ハ
    ンガーレールの両内側面に前記案内部を形成し、前記転
    動輪を付勢手段で少なくとも2個ずつ前記案内部に圧接
    したことを特徴とする請求項1記載の間仕切り装置。
  3. 【請求項3】 前記ランナーベースは、一対のベースア
    ームの中央部に支軸を嵌挿して該ベースアームを互いに
    回転可能に連結し、前記ベースアームの先端にそれぞれ
    転動輪を回転可能に支持し、前記ベースアーム間には該
    ベースアームの先端部を前記ハンガーレールの内側面に
    向かって付勢する捩じりコイルスプリングを配設して、
    各ベースアーム先端の転動輪を前記案内部に圧接したこ
    とを特徴とする請求項2記載の間仕切り装置。
  4. 【請求項4】 前記ランナーベースは、前記転動輪を前
    記案内部に向かって移動可能に支持するベースプレート
    で構成し、前記ベースプレートには前記転動輪を前記案
    内部に圧接するコイルスプリングを配設したことを特徴
    とする請求項2記載の間仕切り装置。
  5. 【請求項5】 前記案内部は、前記ハンガーレールの内
    側面に支持溝を設けて構成し、前記支持溝は底面に向か
    って幅狭となるように側面を斜面とし、前記斜面に前記
    転動輪の外周縁を圧接したことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の間仕切り装置。
  6. 【請求項6】 前記転動輪は、前記ランナーベースに対
    しラジアルベアリングを介して回転可能に支持したこと
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の間仕切
    り装置。
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